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選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年10月17日(火)10時30分23秒
  ◯胃から声このどぶろくは生きてゐる
希少価値のある一杯。

◯花野より生命体のざわざわと
望観すれば鳥や獣そして人間。

◯星月夜生体反応ある廃墟
のんびりと寝転がっている酔っ払い。

◯生ですか燻製ですか鵙の贄
党人派ですか官僚派ですか自民党。

◯生意気な少女の好きな野菊かな
代わりに差し出す便所菊。

◯境涯を語ることなき案山子かな
表面上 は案山子、裏面はタワシ。

◯風巡る花野の涯は崖である
小石に躓いて風と共に去りぬ。

◯一対の耳現はるる月夜かな
池袋サンシャインシティプリンスホテル。

◯市役所の公孫樹激しく揺さぶりぬ
百千の銀杏に撃たれて糞死。

◯真夜中の役入れ替わる菊人形
合体と離反を毎夜繰り返し。

◯風役の子が駆けてゆく秋うらら
子供は風の子、大人は茸。

◯ゆく秋の雨の音する食洗機
東芝食洗機は生産終了。

◯銀杏にほふ夜へ夜へ引つぱらる
京都の夜は花見小路から。

◯秋霖やしづかに錆びてゆくナイフ
都会の片隅の何気ない景。

◯紐の色違ふ紐靴草の絮
知ったことか!

??東京に瓦斯火は赤し秋刀魚焼く
事が収まらなかったので失礼(狂言回しです)。
 
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年10月16日(月)18時59分35秒
  ○赤まんま生まれながらの楽天家
結構いつも頭にきそうだけど、なんだか離れないタイプの人かも。

○鶇来る映画のなかの双生児
シュールな映画を想像しました。

○生涯はごくごくふつう万年青の実
万年青の実、の地味ながら存在感を感じさせて、
そんなに悪いもんじゃない、人生と思っている感じがします、このお方。

○天涯に友ありと立つ稲光
この友はもうおられないのかな。もしくは寓話?
どっちにせよ稲光でいろいろ広げられていい。

○一対の耳現はるる月夜かな
耳が特徴的なんですね。月の光の中。どんな人か想像が楽しい。

○現金は持ち歩かぬときりぎりす
だから、アリに負けるのでは?

○山霧の深き現場から中継
そのまま、レポーターは行方不明に…?

○秋深き現像液の匂ひかな
秋の澄んだ空気が感じられます。

○チョイ役でラッパーの役ピーナッツ
こないだ、ドラマで中山美穂がラップ歌っててビックリした。
カタカナの軽快なちりばめ方がラップっぽい句。

○役終わり乗ってみるかな鰯雲
解放感。私も乗りたい。

○ゆく秋の雨の音する食洗機
しんみりと秋の風情。

○銀杏散るタイムスリップする途中
タイムスリップとは、なるほど。

○掃きながら降りる階段十三夜
動作が見えますね。

○鉄柵のどの出口にもゐのこづち
地味だけど味わい深い句。

○房総に雲の流るる茸狩
のどけし~。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年10月15日(日)21時12分30秒
  〇星月夜生体反応ある廃墟
まだ埋まっています、と救助犬。

〇生意気な少女の好きな野菊かな
そんな少女がチャーミングな女性に。

〇境涯を語ることなき案山子かな
お役目を果たすことだけを命に。

〇竜淵に潜み天涯がらんどう
竜の大きさに関わらず、納得。

〇一対の耳現はるる月夜かな
ウサギの耳を付けた子供さん。

〇芒原点滅をする現在地
こんなところにも電光地図が。

〇真夜中の役入れ替わる菊人形
首だけ入れ替えて。

〇長き夜の特殊メイクの役者たち
それ、毎回落としてから帰宅するのでしょうか。

〇風役の子が駆けてゆく秋うらら
袖にひらひらするものを付けて。

〇モノクロの夢の境に竈馬
なぜか物陰という物の境目に。

〇ゆく秋の雨の音する食洗機
時雨でしょうか、どしゃぶりでしょうか。

〇秋霖やしづかに錆びてゆくナイフ
夏の使用後の手入れを怠っていそう。

〇掃きながら降りる階段十三夜
空拭きの僧は駆けるように登っていきますが。

〇紐の色違ふ紐靴草の絮
昔はしょうがなく、今はおしゃれで。

〇墓墓墓墓墓墓基墓墓参
公園墓地ですね。墓ならぬ、ちょっと変わった基があったりして。
 

選句です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年10月15日(日)17時38分24秒
  ゆかりさん、ファイルよろしくね。

◯生ですか燻製ですか鵙の贄
 干物だと思う、天日干しの。

◯赤まんま生まれながらの楽天家
 楽天家がいちばん。悩んでもしょうがないことばっかり。

◯涯ててなるかと蟷螂の斧水涯
 悲壮じゃね。がんばれカマキリくん。

◯境涯を語ることなき案山子かな
 じっと耐えるのみ。

◯行く秋の境涯などとふと浮かぶ
 境涯俳句か。

◯知床の地の涯ホテル真雁が来
 そんな名前のホテルあるんかなあ、あるのだったら泊まってみたいが。心中客ばかりだったりして。

◯深秋や黒光る魔羅現前に
 立派なモノをお持ちなんですね。

◯チョイ役でラッパーの役ピーナッツ
 チョイパーピー。可笑しい。

◯真夜中の役入れ替わる菊人形
 人目のないところでね、ちょっと飽きたのかもしれない。

◯漸寒や役の行者といふ地酒
 本当にそんな地酒あるんかなあ、あったら呑んでみたいものです。

◯配役のうまくはまらず烏瓜
 キャスティングミス。もうどうにもならぬ。

◯役所広司名演の蛇穴に入る役
 これも可笑しい。熱演じゃないところがグー。

◯ゆく秋の雨の音する食洗機
 食洗機って?食器洗浄機の略なの?初めて聞いた。まあ、うちにはないからね。ゆく秋の雨が素敵。

◯秋灯の酒家に土器作家と土器と
 ドキドキ。

◯掃きながら降りる階段十三夜
 登りながらではなかなか難しいと思う。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年10月15日(日)15時41分0秒
  ○胃から声このどぶろくは生きてゐる
 「生きて腸まで届くどぶろく」なんて惹句でコンビニに売ってそうですね。なにしろ火入れをしていないので、体内に入ってからも発酵し続けてげっぷが出るのです。

○花野より生命体のざわざわと
 地球外生命かも知れないし、ただの猫かも知れないのですが、思わせぶりな書き方が楽しいです。

○星月夜生体反応ある廃墟
 災害時には72時間ラインというのが生死の境となりますが、廃墟なので別のものでしょう。これまた思わせぶりです。

○生殖の仕組みのページ秋ともし
 百科事典のそこのページだけ手垢で黒くなったりするんですよね。「秋ともし」がなんとも淫靡です。

○鶇来る映画のなかの双生児
 どきっとすることばだけでできあがっていますね。

○おんおんと花野の涯に鬼泣きぬ
 「おんおんと」というオノマトペがよいですね。

○風巡る花野の涯は崖である
 じつは私も「涯」と「崖」の類似でなにかできないかと試みたのですが、あきらめました。「花野の涯は崖である」、いいですね。「風巡る」も。コスモスが揺れている感じがします。

○一対の耳現はるる月夜かな
 兎だとちょっと陳腐ですが、何がと言うのを読者に委ねていてよいですね。

○芒原点滅をする現在地
 最近のハイテクについては疎いのですが、なにかしらのGPS画面でしょうか。「を」に字数合わせのゆるさをちょっと感じます。

○蝗取り超現実主義者こゑ甘し
 中七はルビがないけど「シュルレアリスト」と読むのでしょうか。ともすると実在しない感がある超現実主義者について「こゑ甘し」で実在感を与えていていいですね。

○真夜中の役入れ替わる菊人形
 ファンタジーですね。

○風役の子が駆けてゆく秋うらら
 幼稚園の劇の一シーンと現実が交錯してすごくいいです。

○ゆく秋の雨の音する食洗機
 まあ、水ですから。

○鉄柵のどの出口にもゐのこづち
 鉄柵の錆び具合まで見えそうです。

○紐の色違ふ紐靴草の絮
 左足がピンクの蛍光色の紐で、右足が黄緑の蛍光色の紐みたいなサイケなジョギング・シューズ、ありますよね。

 

選k

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年10月15日(日)07時05分37秒
  ☆胃から声このどぶろくは生きてゐる
 密造酒だろうか。でも旨そう。

☆星月夜生体反応ある廃墟
 髪の毛の伸びるこけしとか…

☆生意気な少女の好きな野菊かな
 ツンデレってやつか。

☆最涯ての煙突見えてくる秋野
 煙突って人工物なんだけど、なんとなく愛おしい。

☆一対の耳現はるる月夜かな
 片方の耳だけだと恐ろしい。

☆山に入り現地調達する茸
 毒茸に当たらないように。

☆鳥渡る現代文の角張りて
 書体の問題かも。

☆長き夜の特殊メイクの役者たち
 長い時間かけてメイクして、待ち時間も長くて。でも出番はちゃちゃっと終わったりする。

☆風役の子が駆けてゆく秋うらら
 北風と太陽かな。

☆役人の役の役者と秋刀魚焼く
 もってまわった言い振りがちょっと面白い。

☆仮装する人と行き合ふ暮の秋
 ハロウィーンだろうか。個人的にはあまり好みじゃない風俗。

☆秋霖やしづかに錆びてゆくナイフ
 黄金時代の日活映画。

☆小鳥来る卓のメニューに顔寄せて
 高原のテラス席。

☆房総に雲の流るる茸狩
 ゆったりと。こんな茸狩なら行きたいな
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年10月15日(日)06時05分30秒
編集済
  ◎秋紅葉王手に羽生の指震へ
いつの間にか癖になったみたいですね。

◎生殖の仕組みのページ秋ともし
ひとりでそっと開くページ。

◎おんおんと花野の涯に鬼泣きぬ
絵本の絵が見えてくるよう。

◎風巡る花野の涯は崖である
そんな感じ。

◎竜淵に潜み天涯がらんどう
確かに。

◎一対の耳現はるる月夜かな
あいつまた来たか。

◎表現にはにかみありて菊膾
はにかみと膾、ぴったり。

◎風役の子が駆けてゆく秋うらら
この役いいな、スカート捲っても風だし。

◎役終へて裸の楽屋鳥兜
顔はどぎついメイクのままの裸がずらり。

◎役人の役の役者と秋刀魚焼く
やく×4。老婆心ながら、くれぐれもヤクには手を出さないでね。

◎ゆく秋の雨の音する食洗機
つい笑わされました。

◎小鳥来る卓のメニューに顔寄せて
日比谷公園松本楼外テーブルの実景。

◎青蜜柑地下霊場の寝釈迦かな
威圧感を青蜜柑が救ってくださっております。

◎掃きながら降りる階段十三夜
よきかな。

◎紐の色違ふ紐靴草の絮
お洒落なテニス選手。
 

生涯現役句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年10月15日(日)03時58分50秒
  投句一覧です。

【生】
胃から声このどぶろくは生きてゐる
花野より生命体のざわざわと
角帽の書生の父や柿の秋
秋の暮生活のにほひ無き女
秋紅葉王手に羽生の指震へ
星月夜生体反応ある廃墟
生コンの滴つてゐる秋麗
生ですか燻製ですか鵙の贄
生なまと鶴の声のみ残りけり
生意気な少女の好きな野菊かな
生死そは薄皮いちまい落花生
生殖の仕組みのページ秋ともし
生姜きざむ話の続き気になつて
赤まんま生まれながらの楽天家
鶇来る映画のなかの双生児

【涯】
おんおんと花野の涯に鬼泣きぬ
涯しないものがたりにがて飛ぶ蝗
涯ててなるかと蟷螂の斧水涯
境涯を語ることなき案山子かな
行く秋の境涯などとふと浮かぶ
最涯ての煙突見えてくる秋野
秋霖の夜の涯より近づけり
生涯はごくごくふつう万年青の実
知床の地の涯ホテル真雁が来
天涯に友ありと立つ稲光
天涯の深き空洞小鳥来る
天涯孤独どの瓜坊も瓜坊も
二百十日みづと崩るる水の涯
風巡る花野の涯は崖である
竜淵に潜み天涯がらんどう

【現】
あなまどひ現身としてのたりかな
一対の耳現はるる月夜かな
現金は持ち歩かぬときりぎりす
現場監督が白粉花になり出現
現状を色に留めて烏瓜
現前精霊落鮎は列なして浮く
山に入り現地調達する茸
山霧の深き現場から中継
秋深き現像液の匂ひかな
深秋や黒光る魔羅現前に
鳥渡る現代文の角張りて
表現にはにかみありて菊膾
木の実落つ現を一つ切り取りて
芒原点滅をする現在地
蝗取り超現実主義者こゑ甘し

【役】
チョイ役でラッパーの役ピーナッツ
市役所の公孫樹激しく揺さぶりぬ
手の中の胡桃脇役のセリフ
真夜中の役入れ替わる菊人形
漸寒や役の行者といふ地酒
長き夜の特殊メイクの役者たち
配役のうまくはまらず烏瓜
風役の子が駆けてゆく秋うらら
木守柿その大役を青空に
役者から役者へ秋の時雨かな
役終へて裸の楽屋鳥兜
役終わり乗ってみるかな鰯雲
役所広司名演の蛇穴に入る役
役人の役の役者と秋刀魚焼く

【当季雑詠】
ばいの傷たしかめてより打ちにけり
モノクロの夢の境に竈馬
ゆく秋の雨の音する食洗機
仮装する人と行き合ふ暮の秋
銀杏にほふ夜へ夜へ引つぱらる
銀杏散るタイムスリップする途中
月読や雲の奥より差すひかり
行く秋のフリーハンドで描く地球
秋灯の酒家に土器作家と土器と
秋落暉橋梁影を深く濃く
秋霖やしづかに錆びてゆくナイフ
小鳥来る卓のメニューに顔寄せて
青蜜柑地下霊場の寝釈迦かな
掃きながら降りる階段十三夜
鉄柵のどの出口にもゐのこづち
紐の色違ふ紐靴草の絮
墓墓墓墓墓墓基墓墓参
房総に雲の流るる茸狩
木犀は己が香りの中に散り

(以上)

15句選(特選、逆選なし)
選句締切:10月18日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

生涯現役句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年10月11日(水)22時49分2秒
  出題です。

【生】
【涯】
【現】
【役】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:10月14日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

北側斜線句会

 投稿者:月犬  投稿日:2017年10月11日(水)22時17分14秒
  集計です。間違いありましたら、ご一報ください。

崖線を一路北上秋時雨       なむ
側道を降りて根岸へ十三夜     なむ  ぽ亜
残されたのはどんぐりと斜視の猫  なむ  月
榛のこの路地までが旧青線     なむ
鶏頭と糸瓜のつぴきならぬ家    なむ  朝百由洋苑ゆ京

北斎の波北斎の空澄めり      ぽぽな 朝月百ゆ
助手席はいつも窓側秋の空     ぽぽな 百亜ゆけ
赤い羽根胸の斜面に震えおり    ぽぽな
稲の秋ゆらす新幹線の風      ぽぽな 朝
秋の日は暮れる頁をめくる度    ぽぽな 百苑

霊園の北十三区劃蚯蚓鳴く     月犬  ぽ洋
蛇惑ひつつ側溝を進みをり     月犬  朝ぽ百由苑
裏切りの斜面と云うふは草雲雀   月犬  海
柘榴には柘榴の放物線のあり    月犬  朝由洋苑ゆ
秋蝶の骸必死に弾くバッハ     月犬  京

北といふ字に似てゐたる芒かな   朝比古 む由洋
側転の臍の見えたる花野かな    朝比古 月むぽ海百由亜ゆ
蟷螂のなべて斜めに立にちけり   朝比古 月む百由亜け
白線の掠れし舗道ねこじやらし   朝比古 ぽけ
菜単の表紙くれなゐ夜半の秋    朝比古 京

西向けば魔羅は北向く芒の野    京急  む
根釣る側女人の貝へリコーダー   京急
斜めからまた射し入れて宵の月   京急  月
秋夕日スイング多き京急線     京急  海亜苑
心経に無の洪水や素十の忌     京急  む

どうにでもしてよと秋の金魚北へ  海太  月洋
縁側に義父とアタクシ西鶴忌    海太  朝月百洋苑ゆ
鶏頭やベストセラーは斜め読み   海太  ぽ
千草敷かれをり廃線の軌道跡    海太

鳥渡る北の脅威のさびしかり    苑を  ゆ
側溝に溜まる黄葉へと黄葉     苑を  むけ
こころもち斜視の女ととろろ汁   苑を  月ぽ海あ洋ゆ
伏線として曼珠沙華燃えてをり   苑を  朝月由亜洋ゆ
きちかうの割れては空を大きくす  苑を  ぽ京

青北風や高速道路延びてゆく    あんこ
紅葉かつ散る側転の三拍子     あんこ む海由
鹿の声むらさき色の斜面より    あんこ 朝亜け
点線のやがて街なり霧襖      あんこ む百亜
種採の油断してゐる膝小僧     あんこ 朝由苑け京

赤い羽根ゆつくりゆつくり北千住  洋子  あ苑
鶇来るブリキ絵の側しづかなり   洋子  亜
鵙の贄カズオイシグロ斜め読み   洋子  ぽ海あ亜ゆけ
十月のふりつもる線きえる線    洋子  海あ
有耶無耶をおほきくひろげ牛膝   洋子  由京

上野から北関東へ澄める秋     亜紀  由ゆ
来た道を北へ折れたる金木犀    亜紀  け
窓側の壁に凭るる猫じやらし    亜紀  洋け
斜め斜めに坂上り行く秋日かな   亜紀  百
動かざる秋思の人や線描画     亜紀  ゆけ
大部屋のマジックショーや秋灯し  亜紀  む海あ苑京
秋の夜のミルクに浸すビスケット  亜紀  朝むぽ由あ洋け京
通行証の紐の色だけ暮の秋     亜紀  京
草紅葉犬にはぐれてしまひけり   亜紀  ぽ海由あ苑京

天高く北の翁の息子かな      百花  む
側用人なにがしの夢菊枕      百花  月海
敗荷や斜めななめの浮き沈み    百花
線にあと一ミリでイン秋の汗    百花  海
昼昏しぶなの朽木の月夜茸     百花  月京

秋祭北の方より音の来る      由季  海百け
側転の視界のなかの赤とんぼ    由季  朝あ亜苑ゆ
新聞のインクの匂ふ斜め読み    由季  あけ
野分晴新幹線の顔並ぶ       由季  朝月む百洋
ため池の一辺に沿ひ秋祭      由季  む百苑京

秋時雨止み北口のロータリー    けんじ む
薬局のすぐ側にゐし鉦叩      けんじ ぽ海由あ洋苑
一本は斜めにありし曼珠沙華    けんじ 朝あ洋苑ゆ
白線の終点始まりの新松子     けんじ 海
無月かな赤提灯のゆらゆらす    けんじ あ洋京

北窓をおほきく鰯雲流る      ゆかり 月亜け
側溝に白球秋の水ふくらむ     ゆかり
斜向きといふ年寄りや鶏頭花    ゆかり 月
秋麗をG線上のアリアかな     ゆかり ぽあ亜
大窓に映る踊りと見る人と     ゆかり ぽ百あ亜京
 

選句

 投稿者:京急  投稿日:2017年10月11日(水)21時57分47秒
  ○きちかうの割れては空を大きくす
   秋晴れが美しく
◯ため池の一辺に沿ひ秋祭
   満濃池
○鶏頭と糸瓜のっぴきならぬ家
  こわい家
○菜単の表紙くれなゐ夜半の秋
   いい感じ
○種採の油断してゐる膝小僧
   膝小僧はなかなか出来ません
○秋の夜のミルクに浸すビスケット
   見える景
○秋蝶の粒必死に弾くバッハ
   バッハを必死とは
○草紅葉犬にはぐれてしまひけり
  犬にさえも感が漂う
○大窓に映る踊りと見る人と
   離人感覚
○大部屋のマジックショーや秋灯し
  小部屋ではエロい
○昼昏しぶなの朽木の月夜茸
  昼間の夜中
○通行証の紐の色だけ暮の秋
  繊細な日常
○無月かな赤提灯のゆらゆらす
  月に吠える人
○有耶無耶をおほきく広げ牛膝
  小さくではない
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年10月11日(水)20時45分54秒
  ◯秋祭北の方より音の来る
わくわく感が伝わります。

◯北窓をおほきく鰯雲流る
季節の移ろいを感じます。

◯来た道を北へ折れたる金木犀
目印として金木犀は最適。

◯助手席はいつも窓側秋の空
運転手はシカト。

◯窓側の壁に凭るる猫じやらし
猫じやらしも楽したいんです。

◯側溝に溜まる黄葉へと黄葉
容赦なく分解されます。

◯鹿の声むらさき色の斜面より
これからお告げをいたします。

◯新聞のインクの匂ふ斜め読み
興味を持った記事はあとでスマホで。

◯蟷螂のなべて斜めに立にちけり
スリラー?

◯鵙の贄カズオイシグロ斜め読み
「わたしを離さないで」的。直視しがたい部分も。

◯動かざる秋思の人や線描画
そろそろこっちに戻ってきてください。

◯白線の掠れし舗道ねこじやらし
根性ねこじゃらしがいっぱい。

◯種採の油断してゐる膝小僧
後でキレイにしましょうね。

◯秋の夜のミルクに浸すビスケット
美味しいけど浸し過ぎに注意。

 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年10月11日(水)19時51分21秒
  ○上野から北関東へ澄める秋
 空というのは北の方が澄んでいるんです。

○鳥渡る北の脅威のさびしかり
 ずいぶん抒情的な「北の脅威」ですね。

○北斎の波北斎の空澄めり
 リフレインによって作品の数々が思い出せるしくみになっています。

○縁側に義父とアタクシ西鶴忌
 ううむ、義父と情を通じてしまいそうな「西鶴忌」を必死に打ち消し平常を装おうとしている「アタクシ」の表記が秀逸です。

○助手席はいつも窓側秋の空
 運転席だっていつも窓側なので、まじめに考えると変なんだけど、なんとも俳句的なダマシを感じます。

○側転の視界のなかの赤とんぼ
 「視界のなかの」という沈着冷静な措辞が面白いです。

○側転の臍の見えたる花野かな
 大人の肉づきではない少女だと思います。

○こころもち斜視の女ととろろ汁
 ただならぬ緊迫感がありますね。

○一本は斜めにありし曼珠沙華
 急に花茎が伸びるので、気がつくと素っ頓狂なのが一本くらいありますよね。

○鵙の贄カズオイシグロ斜め読み
 ただならぬ寄宿舎の雰囲気がありますね。

○柘榴には柘榴の放物線のあり
 異形感があります。

○動かざる秋思の人や線描画
 人が動かないのとともに、一途な秋思が動かないのですね。

○伏線として曼珠沙華燃えてをり
 あらゆる二物衝撃は伏線でもあるわけだけど、それをわざわざ俳句に仕立てているところが面白いですね。

○鶏頭と糸瓜のつぴきならぬ家
 仏になりつつある人のことなどお構いなしに十四五本の鶏頭と糸瓜の花がある訳ですね。

 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年10月11日(水)17時57分37秒
  ○赤い羽根ゆつくりゆつくり北千住
中八の間のびが赤い羽根と北千住によく似合うのです。

○縁側に義父とアタクシ西鶴忌
西鶴忌の妖しい二人。

○蛇惑ひつつ側溝を進みをり
側溝を進む。あるある。

○側転の視界のなかの赤とんぼ
幻影かもしれず。赤とんぼは見えるんです。

○薬局のすぐ側にゐし鉦叩
鉦叩はすぐ側にいるんです。

○一本は斜めにありし曼珠沙華
群生の中の一本。目立ちます。

○秋夕日スイング多き京急線
スイングと言われると京急線のレトロ感が引き立ちます。

○柘榴には柘榴の放物線のあり
実の重さに枝のしなりは大きくなっていくのです。

○ため池の一辺に沿ひ秋祭
地元感溢れる小さな祭の屋台の列。よいなァ。

○鶏頭と糸瓜のつぴきならぬ家
のっぴきならぬに一票。

○種採の油断してゐる膝小僧
夢中になった後、立ち上がれないのです。

○秋の日は暮れる頁をめくる度
頁返しに日が暮れる。

○草紅葉犬にはぐれてしまひけり
草紅葉が赤いです。おーい。


○大部屋のマジックショーや秋灯し
秋灯のさびしさ。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年10月10日(火)22時37分24秒
  ◯どうにでもしてよと秋の金魚北へ

こまたのきれあがった金魚。

◯北といふ字に似てゐたる芒かな

そう言われればそうかも。

◯霊園の北十三区劃蚯蚓鳴く

蚯蚓鳴くなんて渋い。

◯縁側に義父とアタクシ西鶴忌

なんともあやしい空気。

◯窓側の壁に凭るる猫じやらし

猫じゃらしのふてぶてしさ目にあまる。

◯薬局のすぐ側にゐし鉦叩

薬を買いに来たみたいで可笑しい。

◯こころもち斜視の女ととろろ汁

大人っぽい色っぽい。

◯一本は斜めにありし曼珠沙華

けっこうどさーっと倒れてる。

◯柘榴には柘榴の放物線のあり

重厚な放物線。

◯伏線として曼珠沙華燃えてをり

やっぱり何か匂いますね。

◯野分晴新幹線の顔並ぶ

東京駅かな。

◯鶏頭と糸瓜のつぴきならぬ家

これはのつぴきならぬ。

◯秋の夜のミルクに浸すビスケット

子規だったらカステラかなきっとビスケットも好きそう。

◯無月かな赤提灯のゆらゆらす

どの町にもこういう小道がありそう。

 

選句です。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年10月10日(火)21時19分39秒
  〇北窓をおほきく鰯雲流る
窓から大河を見るやうに。

〇助手席はいつも窓側秋の空
そう、いつも窓側なんですよね。

〇側転の視界のなかの赤とんぼ
側転しながら、あっいう瞬間ですね。

〇側転の臍の見えたる花野かな
軽々と美しき体躯。

〇側道を降りて根岸へ十三夜
路地裏のひんやり感。

〇鶇来るブリキ絵の側しづかなり
ブリキ絵があったかくて癒される。

〇鹿の声むらさき色の斜面より
暮れなずむ景。

〇蟷螂のなべて斜めに立にちけり
なべて斜めと言われると可笑しい。

〇鵙の贄カズオイシグロ斜め読み
話題には敏感。

〇秋夕日スイング多き京急線
スイングとは言いえて妙。

〇秋麗をG線上のアリアかな
秋麗が良いですね。

〇点線のやがて街なり霧襖
だんだんと明らかに。

〇伏線として曼珠沙華燃えてをり
火曜サスペンス。

〇大窓に映る踊りと見る人と
大窓で躍動感とライブ感。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年10月10日(火)17時14分58秒
  ○赤い羽根ゆつくりゆつくり北千住
秋の時間とともに。赤い羽根、毎年見るのになんだか懐かしい。

○側転の視界のなかの赤とんぼ
回っている自分の体を感じる。

○薬局のすぐ側にゐし鉦叩
あの声というか音とというかは薬局っぽいなあ、確かに。

○こころもち斜視の女ととろろ汁
なかなか色っぽい時間。

○一本は斜めにありし曼珠沙華
頑固そうだ。

○新聞のインクの匂ふ斜め読み
秋っぽい季感、アリ。

○鵙の贄カズオイシグロ斜め読み
『私を離さないで』のテーマと鵙の贄がつきすぎな感じもしますけど、
祝ノーベル賞ということで。

○秋麗をG線上のアリアかな
あの優雅な旋律は秋麗ですな。

○十月のふりつもる線きえる線
なんだろう、光と影かな。面白い。

○秋の夜のミルクに浸すビスケット
少し肌寒く、いい時間。

○草紅葉犬にはぐれてしまひけり
犬が、じゃないんですね。草紅葉が散歩の様子を上手く演出しています。

○大窓に映る踊りと見る人と
どちらもお祭感いっぱい、楽しい夜。

○大部屋のマジックショーや秋灯し
ちょっとチープな感じもまたよし。

○無月かな赤提灯のゆらゆらす
赤提灯がリアル。
 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2017年10月10日(火)17時06分9秒
  ○上野から北関東へ澄める秋
そんな小旅行に行きたいです。

○北といふ字に似てゐたる芒かな
実際は似ていないかもしれないけれど雰囲気似ている。

○紅葉かつ散る側転の三拍子
リズムが大切なんでしょうかね。

○蛇惑ひつつ側溝を進みをり
側溝で納得。

○側転の臍の見えたる花野かな
健康的な感じがしました。

○薬局のすぐ側にゐし鉦叩
「おだいじに」と鳴いているよう。

○蟷螂のなべて斜めに立にちけり
それは見る側の問題かもしれません。

○柘榴には柘榴の放物線のあり
ちょっと歪んでいるのかも?

○伏線として曼珠沙華燃えてをり
色の使い方が上手い。

○鶏頭と糸瓜のつぴきならぬ家
のっぴきならぬ、で取らされてしまいました。

○種採の油断してゐる膝小僧
確かに油断していそう。

○秋の夜のミルクに浸すビスケット
この食べ方はしたことないですが、美味しいのかも。

○草紅葉犬にはぐれてしまひけり
犬のほうは迷いなし。

○有耶無耶をおほきくひろげ牛膝
あまりよくわからなかったけれど、ひろげるまで言ったところが面白かった。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年10月 9日(月)13時59分26秒
  〇秋祭北の方より音の来る
秋は北から。

〇北斎の波北斎の空澄めり
北斎、いいですね。

〇縁側に義父とアタクシ西鶴忌
アテクシと義父ですか。

〇蛇惑ひつつ側溝を進みをり
出たいんだけど出られない。

〇助手席はいつも窓側秋の空
景色を堪能させてもらってます。

〇側転の臍の見えたる花野かな
男の子よね。

〇斜め斜めに坂上り行く秋日かな
いろは坂!

〇蟷螂のなべて斜めに立にちけり
正になべて斜め。

〇点線のやがて街なり霧襖
ホッとしますね。

〇野分晴新幹線の顔並ぶ
運休解除。いつものように東京駅に揃いました。

〇ため池の一辺に沿ひ秋祭
小さな村の秋祭らしく。

〇鶏頭と糸瓜のつぴきならぬ家
どうしても子規庵を考えます。

〇秋の日は暮れる頁をめくる度
もう夕食の支度をしなきゃ、と。。

〇大窓に映る踊りと見る人と
攫われたり騙されたりして売春させられてる女性達が、問題提起のために大窓で踊るユーチューブがありましたね。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年10月 9日(月)07時37分44秒
  ◯秋祭北の方より音の来る
北政所。

◯紅葉かつ散る側転の三拍子
白井健三。

◯側転の臍の見えたる花野かな
村上茉愛。

◯側用人なにがしの夢菊枕
柳沢吉保。

◯薬局のすぐ側にゐし鉦叩
松本清。

◯こころもち斜視の女ととろろ汁
優香。

◯裏切りの斜面と云うふは草雲雀
小早川秀秋。

◯鵙の贄カズオイシグロ斜め読み
村上春樹。

◯秋夕日スイング多き京急線
稲村亜美。

◯十月のふりつもる線きえる線
豊田真由子ー山尾志桜里ー上西小百合ー稲田朋美。

◯線にあと一ミリでイン秋の汗
アン・シネ。

◯白線の終点始まりの新松子
中谷美紀。

◯草紅葉犬にはぐれてしまひけり
みやぞん。

◯大部屋のマジックショーや秋灯し
ショパン猪狩。
 

月犬さん

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年10月 9日(月)06時51分39秒
  ありがとうございます。今修正してみました。

https://ja-jp.facebook.com/PoponaTsukino/

 

ぽぽなさん

 投稿者:月犬  投稿日:2017年10月 9日(月)01時16分51秒
  15句選になっています。このままでいいですか?
選評がない「霊園の」の句、外してもいいですけど。
 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年10月 9日(月)00時34分13秒
編集済
  ○霊園の北十三区劃蚯蚓鳴く
霊園というのが良かったです。

○蛇惑ひつつ側溝を進みをり
ありそです。

○側転の臍の見えたる花野かな
きゅん。

○側道を降りて根岸へ十三夜
あの辺り好き。

○薬局のすぐ側にゐし鉦叩
哀感あります。

○こころもち斜視の女ととろろ汁
いとおし。

○鶏頭やベストセラーは斜め読み
鶏頭っぽい。

○鵙の贄カズオイシグロ斜め読み
タイムリー!

○秋麗をG線上のアリアかな
美しすぎるのも時にいいですね。

○白線の掠れし舗道ねこじやらし
原郷。

○きちかうの割れては空を大きくす
展開楽し。

○秋の夜のミルクに浸すビスケット
上高地ビスケット、今は無くなってしまったそうですが、これがそれはそれは美味しかった。

○草紅葉犬にはぐれてしまひけり
犬が頼り、というところ乙。

○大窓に映る踊りと見る人と
ちょっと神視線。

ありがとうございました。

https://ja-jp.facebook.com/PoponaTsukino/

 

そうそう

 投稿者:月犬  投稿日:2017年10月 8日(日)18時54分4秒
  なむさんもいつも早くの選句ありがとうございます。
助かります。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年10月 8日(日)12時31分22秒
  ◎秋時雨止み北口のロータリー
不意に視界が広がる。

◎西向けば魔羅は北向く芒の野
ズボン右派ね。

◎天高く北の翁の息子かな
北にいるんだね。

◎北といふ字に似てゐたる芒かな
そういえばそんな気もする。

◎紅葉かつ散る側転の三拍子
ブンチャッチャ。あれはワルツでするものか。

◎側溝に溜まる黄葉へと黄葉
もうすぐギッチギチに詰まってしまう。

◎側転の臍の見えたる花野かな
ああ、見えるねえ。

◎蟷螂のなべて斜めに立にちけり
そういわれればそんな気がする。

◎点線のやがて街なり霧襖
ドライブ感あり。

◎野分晴新幹線の顔並ぶ
おお並んだか。壮観。

◎ため池の一辺に沿ひ秋祭
ちょっと寂しいお祭り。

◎秋の夜のミルクに浸すビスケット
ダンク!

◎心経に無の洪水や素十の忌
無ばっかりです。

◎大部屋のマジックショーや秋灯し
笑い声や歓声が聞こえてきます。大部屋がいい。
 

選句です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年10月 8日(日)12時29分0秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。
朝比古さん、いつも早い選句ありがとうございます。

◯どうにでもしてよと秋の金魚北へ
 あわれ金魚(芸者の名)も売られて北国へ。

◯北斎の波北斎の空澄めり
 北斎いいですね。波も空も。でも澄んでいるかどうか。

◯北窓をおほきく鰯雲流る
 塞ごうとして、つい目に入ったところ。

◯縁側に義父とアタクシ西鶴忌
 山村聰と原節子。成瀬巳喜男監督、川端康成原作「山の音」。

◯側転の臍の見えたる花野かな
 はは、可笑しい。臍見えたのかああ。

◯側用人なにがしの夢菊枕
 側用人とはまた、古い。よく思いつきましたね。なにがしもグー。

◯こころもち斜視の女ととろろ汁
 こころもちね。ちょっと色っぽいかも。

◯残されたのはどんぐりと斜視の猫
 斜視また登場。斜視の猫とどんぐりの取り合わせが童話風。

◯斜めからまた射し入れて宵の月
 ったくう。あ、月光が射し込んできたのね。そういうことにしておきます。

◯斜向きといふ年寄りや鶏頭花
 はい、年寄りは斜めへ進みます。

◯蟷螂のなべて斜めに立にちけり
 言われてみるとたしかに。

◯伏線として曼珠沙華燃えてをり
 ミステリー小説の導入部でしょうか。

◯野分晴新幹線の顔並ぶ
 最近いろんな顔がありますね。昔はモスラの幼虫のような顔ばかりでしたが。

◯昼昏しぶなの朽木の月夜茸
 昼間も暗い森のなかの月夜茸があやしい雰囲気。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年10月 8日(日)06時30分0秒
  ☆北斎の波北斎の空澄めり
 北斎のリフレイン、コクがある。

☆縁側に義父とアタクシ西鶴忌
 義父とは微妙な。

☆蛇惑ひつつ側溝を進みをり
 迷い込んできて惑う。

☆側転の視界のなかの赤とんぼ
 癒し効果あり。

☆一本は斜めにありし曼珠沙華
 本意を捉えたような品位ある一句。

☆鹿の声むらさき色の斜面より
 鹿らしき風情。

☆稲の秋ゆらす新幹線の風
 俳句的虚構と壮言のよろしさ。

☆柘榴には柘榴の放物線のあり
 確かに柘榴は独特の放物線を描くような気がする。

☆伏線として曼珠沙華燃えてをり
 なんか恐ろしいことが起きそう。

☆野分晴新幹線の顔並ぶ
 大阪はたまた大井。いずれにしてもきらきらしていそう。

☆鶏頭と糸瓜のつぴきならぬ家
 こういうときにのっぴきならぬを使うのだなぁ。

☆種採の油断してゐる膝小僧
 膝小僧、油断の象徴のよう。

☆秋の夜のミルクに浸すビスケット
 これ美味しいよね。

☆無月かな赤提灯のゆらゆらす
 ひと際煌々と。誘われてしまう。
 

北側斜線句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年10月 8日(日)01時14分42秒
  投句一覧です。

【北】
どうにでもしてよと秋の金魚北へ
崖線を一路北上秋時雨
秋祭北の方より音の来る
秋時雨止み北口のロータリー
上野から北関東へ澄める秋
西向けば魔羅は北向く芒の野
青北風や高速道路延びてゆく
赤い羽根ゆつくりゆつくり北千住
鳥渡る北の脅威のさびしかり
天高く北の翁の息子かな
北といふ字に似てゐたる芒かな
北斎の波北斎の空澄めり
北窓をおほきく鰯雲流る
来た道を北へ折れたる金木犀
霊園の北十三区劃蚯蚓鳴く

【側】
縁側に義父とアタクシ西鶴忌
紅葉かつ散る側転の三拍子
根釣る側女人の貝へリコーダー
蛇惑ひつつ側溝を進みをり
助手席はいつも窓側秋の空
窓側の壁に凭るる猫じやらし
側溝に白球秋の水ふくらむ
側溝に溜まる黄葉へと黄葉
側転の視界のなかの赤とんぼ
側転の臍の見えたる花野かな
側道を降りて根岸へ十三夜
側用人なにがしの夢菊枕
薬局のすぐ側にゐし鉦叩
鶇来るブリキ絵の側しづかなり

【斜】
こころもち斜視の女ととろろ汁
一本は斜めにありし曼珠沙華
鶏頭やベストセラーは斜め読み
残されたのはどんぐりと斜視の猫
鹿の声むらさき色の斜面より
斜めからまた射し入れて宵の月
斜め斜めに坂上り行く秋日かな
斜向きといふ年寄りや鶏頭花
新聞のインクの匂ふ斜め読み
赤い羽根胸の斜面に震えおり
敗荷や斜めななめの浮き沈み
裏切りの斜面と云うふは草雲雀
蟷螂のなべて斜めに立にちけり
鵙の贄カズオイシグロ斜め読み

【線】
稲の秋ゆらす新幹線の風
秋夕日スイング多き京急線
秋麗をG線上のアリアかな
十月のふりつもる線きえる線
榛のこの路地までが旧青線
千草敷かれをり廃線の軌道跡
線にあと一ミリでイン秋の汗
柘榴には柘榴の放物線のあり
点線のやがて街なり霧襖
動かざる秋思の人や線描画
白線の終点始まりの新松子
白線の掠れし舗道ねこじやらし
伏線として曼珠沙華燃えてをり
野分晴新幹線の顔並ぶ

【当季雑詠】
きちかうの割れては空を大きくす
ため池の一辺に沿ひ秋祭
鶏頭と糸瓜のつぴきならぬ家
菜単の表紙くれなゐ夜半の秋
種採の油断してゐる膝小僧
秋の日は暮れる頁をめくる度
秋の夜のミルクに浸すビスケット
秋蝶の骸必死に弾くバッハ
心経に無の洪水や素十の忌
草紅葉犬にはぐれてしまひけり
大窓に映る踊りと見る人と
大部屋のマジックショーや秋灯し
昼昏しぶなの朽木の月夜茸
通行証の紐の色だけ暮の秋
無月かな赤提灯のゆらゆらす
有耶無耶をおほきくひろげ牛膝

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:10月4日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

北側斜線句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年10月 5日(木)00時47分55秒
  出題です。

【北】
【側】
【斜】
【線】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:10月7日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

金色夜叉句会

 投稿者:月犬  投稿日:2017年10月 4日(水)23時05分22秒
  名月も雲に隠れて待ち疲れ  待犬

集計です。間違いありましたら、ご一報ください。


黄金の花野へ順に身を投げる      なむ  月海京ゆ
はんなりと色素抜けゆく秋の蝶     なむ  朝海
秋の夜の星取表のややややや      なむ  朝洋百京亞
不吉な交番三叉路の曼珠沙華      なむ  月海
天高し腸に空調あるごとし       なむ  あ

しつかりと秋めいてきし金曜日     朝比古 由
新涼や色よどみなく砂時計       朝比古 百
虫の夜のばらりばらりと製氷機     朝比古 亜京
三叉路の一本細し実南天        朝比古 ぽ由百亞けゆ
猫の位置ずれてだらだら祭かな     朝比古 洋け

純金の湯舟夜霧の歌謡曲        月犬
色白き女とくだる紅葉渓        月犬  ぽ百京
薄情が取り柄夜中の菊人形       月犬  亜洋亞
三叉路に出逢ふ月夜の土不踏      月犬
南京町更けて霧笛と人攫ひ       月犬  む海

熱かしら秋思かしらと金曜日      海太  朝むあ由け
海がサファイアなら草紅葉は金     海太
のぼる負けるな金之助勝て運動会    海太
海岸はリアス式秋の金魚はオギノ式   海太  月京
岸ばかり見てゐて秋思黄金色      海太  洋
散るは美し今日は伊勢丹色鳥来     海太  月
歩いても歩いても色落ちしない七竈   海太  洋
するんでしよだつて目の色吾亦紅    海太  月
るんるんと真理子が寝言いふ夜長    海太  京
貫いてこその数珠玉夜も更けて     海太
一夜妻と呼ばれ川原撫子の       海太
お酒とは今夜限りね蚯蚓鳴く      海太  由け
宮崎の叉焼麺の黄落期         海太
のの字を書いて叉の字を書いて菊日和  海太  む
二叉は罰点二又は丸秋のソケット    海太
人生の交叉点にも貝割菜        海太
連絡なら雁の棹へと付けておけ     海太
れれれのおじさん蓑虫鳴いてレレレ   海太  あ

長き夜の三方金の金ひらく       ぽぽな 亞
色で人呼び分けらるるそぞろ寒     ぽぽな む亜由百けゆ
永遠に夜よ鶏頭花の奥は        ぽぽな 海亞
音叉聴く秋の羽音を聴くように     ぽぽな 朝む亜亞け
クレジットカードの硬さ秋の星     ぽぽな あゆ

ちんちろりん店主出てこぬ金物屋    亞子  朝む海亜由洋百京
鳥渡る色紙の裏はさみしくて      亞子  朝海由
夜半の秋陰謀論を知ったふり      亞子
フォークダンスいくども交叉してゆく秋 亞子  月あ由ゆ
鹿を聞く夜に背中のひろがりぬ     亞子  朝海洋ゆ

パンプスの金箔の瑕疵秋の風      京急  朝む海亜ゆ
秋色がわからぬままにぺンキ塗る    京急
明日思ふ夜に近づく虫の声       京急  あ
秋日射す叉焼麺のサンプルに      京急  亞
釣瓶落し証明写真の箱を出で      京急  朝ぽ亜あ由

馬術部の厩うかうかと金柑       洋子
褐色脂肪細胞とほくに鵙        洋子  月
ゆつくり立つゆつくり座る夜寒かな   洋子  海ぽ亜百け
どんぐりと叉肉だけはわたしたい    洋子
おほかたはとほい目をして零余子飯   洋子  月海由

秋光や紫金の卵かけごはん       百花  け
雲ややに色づく釣瓶落しかな      百花  亜
カップ麺のハッピーバースデー夜食かな 百花
日展のあと濃厚な叉焼麺        百花  あ洋京
柚子坊の二十余回の輪廻の木      百花

てのひらは金色の風龍田姫       あんこ ぽ百
声色の魔女となりけり草の絮      あんこ む由
階段にもたれ夜業のパン職人      あんこ 月ぽ由洋亞ゆ
ラーメンを覆ふ叉焼秋ともし      あんこ むぽ百け
虫の声大きくなりし行き止まり     あんこ む月亜由京亞けゆ

金属に触れて扉の開く秋        けんじ 朝洋亞
釣瓶落とし色鉛筆のすぐ折れて     けんじ 月ぽ亜
秋の夜蛇口をきつく閉める音      けんじ ぽ京亞
秋あかね音叉の鈍く光りをり      けんじ 亞
足早に初紅葉とすれ違ふ        けんじ

そぞろ寒半紙の文字の金釘流      亜紀  京
駄菓子屋に色のちらばる秋の暮     亜紀  朝海ぽあ由亞
長き夜や東京ドーム一個分       亜紀
叉焼の一枚多き後の月         亜紀
バス停の近づく釣瓶落しかな      亜紀  あ百
秋夕焼け郵便局にあるポスト      亜紀  月ゆ
膨らますバランスボール秋の宵     亜紀  朝ぽあ京
露草の増えて隣家のあはひかな     亜紀  ぽ洋ゆ

身体から金属外し月を待つ       由季  月ぽ亜洋ゆ
色数のどんどんと減り芒原       由季  百け
うつかりと夜の案山子を照らしけり   由季  朝む海亜あ洋百けゆ
露の世や音叉を止める指二本      由季  むぽ亞け
虫の夜の空気たくさん吸うてをり    由季  海京ゆ

脳に秋ゐて血栓の金曜日        ゆかり 月洋
色欲に秋なし一本は無料        ゆかり 京
ときどきは声の聞こえる夜長かな    ゆかり あ百
三叉路にかつて橋あり鰯雲       ゆかり 朝む亜あ百け
とりどりの便器の模型九月尽      ゆかり
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年10月 4日(水)22時56分57秒
編集済
  ○パンプスの金箔の瑕疵秋の風
 往年のバブル時代がなんだか頭をよぎります。

○黄金の花野へ順に身を投げる
 五体投地でしょうか。

○身体から金属外し月を待つ
 これ、最後に身につけていたネックレスとかブレスレットとかアンクレットとか指輪とかを外したのだと思います。エロい。

○色で人呼び分けらるるそぞろ寒
 赤い小池、緑の小池ですね。今度の選挙はどうなるのでしょうね。

○うつかりと夜の案山子を照らしけり
 これは怖いです。

○階段にもたれ夜業のパン職人
 間取りと職業的な動作が完全に一体となっている感じがいいですね。

○フォークダンスいくども交叉してゆく秋
 フォークダンスの本質を感じます。

○三叉路の一本細し実南天
 さびしげです。

○クレジットカードの硬さ秋の星
 ポイントカードやスタンプカードにまじって、クレジットカードはたしかに硬いです。秋の星もなんだか硬質さにおいて絶妙です。

○鹿を聞く夜に背中のひろがりぬ
 「背中のひろがりぬ」がなんともエロいですね。

○秋夕焼け郵便局にあるポスト
 「郵便局にあるポスト」って、営業時間に郵便局に行く人にとってはなんとも違和感があるのですよね。存在意義とか、職員が歩いてきて郵便物を回収するのだろうかとか。そして「秋夕焼け」の郷愁がじつにいいですね。

○虫の声大きくなりし行き止まり
 サウイフ行キ止マリニ私ハナリタイ。

○虫の夜の空気たくさん吸うてをり
 夜露の旨さを感じます。

○露草の増えて隣家のあはひかな
 俳句のよしあしの尺度に郷愁の強度ってあると思います。

 

今宵は

 投稿者:月犬  投稿日:2017年10月 4日(水)21時41分49秒
  仲秋の名月。ベランダで一杯やりながら、のんびりお持ちしております。  

とりあえず

 投稿者:月犬  投稿日:2017年10月 4日(水)20時41分44秒
  23時までまちますね。ゆかりさん。  

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年10月 4日(水)20時14分44秒
  〇秋光や紫金の卵かけごはん
うん、うまい。しばしの贅沢。

〇熱かしら秋思かしらと金曜日
恋かもね。うふふ。

〇色で人呼び分けらるるそぞろ寒
運動会のクラスごとに色分けとか。

〇色数のどんどんと減り芒原
水墨画の世界へ。

〇うつかりと夜の案山子を照らしけり
顔がないとか足がないとか。

〇お酒とは今夜限りね蚯蚓鳴く
これを毎日言ってますね。

〇ゆつくり立つゆつくり座る夜寒かな
腰痛持ちか強化型スクワット。

〇ラーメンを覆ふ叉焼秋ともし
ありがたみがあるようなないような。

〇音叉聴く秋の羽音を聴くように
耳を近づける感じがいいです。

〇三叉路にかつて橋あり鰯雲
今は暗渠。

〇三叉路の一本細し実南天
世の不公平の象徴か。

〇露の世や音叉を止める指二本
ハウリングしないようにうまく止めましょう。

〇虫の声大きくなりし行き止まり
深い深い藪が広がってます。

〇猫の位置ずれてだらだら祭かな
のどかな風景。猫にとってはお構いなし。

 

選句です。

 投稿者:亞子  投稿日:2017年10月 4日(水)20時12分41秒
  ??金属に触れて扉の開く秋
金属の抽象性がいい雰囲気に。

??長き夜の三方金の金ひらく
今や希少な本。ゴージャス。

??駄菓子屋に色のちらばる秋の暮
散らばってます。

??永遠に夜よ鶏頭花の奥は
おっしゃる通り。

??階段にもたれ夜業のパン職人
この階段リアリティあり。

??秋の夜の星取表のややややや
今場所は「や」ばかりでした。

??秋の夜蛇口をきつく閉める音
ククっとね。

??薄情が取り柄夜中の菊人形
夜中の菊人形という怪しさ。

??音叉聴く秋の羽音を聴くように
秋の音とは。

??三叉路の一本細し実南天
この当たり前のよろしさ。

??秋あかね音叉の鈍く光りをり
秋あかねの音が音叉の音とシンクロ。

??秋日射す叉焼麺のサンプルに
サンプルの埃まで見えます。

??露の世や音叉を止める指二本
音叉の二本と指の二本が交叉して。

??虫の声大きくなりし行き止まり
実感のある声のうねり。
 

選句

 投稿者:京急  投稿日:2017年10月 4日(水)20時06分9秒
  ○そぞろ寒半紙の文字の金釘流
   寺山修司のノンセクシュアルが逆エロい。
○ちんちろりん店主出てこぬ金物屋
   音、エロい。
○海岸はリアス式秋の金魚はオギノ式
   常思う。オギノのカタカナ表記がエロい。
○黄金の花野へ順に身を投げる
   花野を黄金と説く集団性交の信仰がエロい。
○色欲に秋なし一本は無料
   人間は年中無休発情期。外連味なくエロい。
○色白き女とくだる紅葉渓
    舟中に不意の顔面紅潮の予感がエロい。
○秋の夜の星取表のややややや
    夜の愛人相撲。6日目がエロい。
○秋の夜蛇口をきつく閉める音
    イテッ。
○るんるんと真理子の寝言いふ夜長
    やはり真理子が一番ですね。
○虫の夜の空気たくさん吸うてをり
    過呼吸症の身として実感エロい。
○虫の夜のぱらりぱらりと製氷機
     秋に氷の使用は格別エロい。
○日展のあと濃厚な叉焼麺
     日展で何を見たのかをエロく思う。
○虫の声大きくなりし行き止まり
     危険なエロの予兆。
○膨らますバランスボール秋の宵
     不安定な体位がエロい。










 

すみません

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年10月 4日(水)20時03分34秒
  ドツボにはまっておりまして、23時までに選句できないかも知れません。  

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年10月 4日(水)14時36分7秒
  〇ちんちろりん店主出てこぬ金物屋
ほこりを被った金物たち。

〇てのひらは金色の風龍田姫
龍田姫の施無畏印から出る、金色のビーム。

〇色で人呼び分けらるるそぞろ寒
最近よく目にする、緑の〇〇〇、赤の○○〇・・。

〇色数のどんどんと減り芒原
花野から芒原へ。

〇色白き女とくだる紅葉渓
当節、小麦色の肌は魅力無く、老いも若きも色白に。

〇新涼や色よどみなく砂時計
砂にもいろいろな色が付いていて、小さな子供さんには楽しいおもちゃ。

〇うつかりと夜の案山子を照らしけり
うっとり、では怪しい人に。

〇ときどきは声の聞こえる夜長かな
独り言ではありませんが。しずか。

〇ゆつくり立つゆつくり座る夜寒かな
両手を同員して。こころは夜寒。

〇秋の夜の星取表のややややや
九月場所は ヤヤヤ?でしたね。

〇ラーメンを覆ふ叉焼秋ともし
見本より大きな叉焼 ♪

〇三叉路にかつて橋あり鰯雲
ブラタモリ・・。

〇三叉路の一本細し実南天
なんとなく、行ったことのある風景です。

〇バス停の近づく釣瓶落しかな
一時間に一本のバスを逃してはならない季節になりました。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年10月 3日(火)22時24分35秒
  ◯ちんちろりん店主出てこぬ金物屋

むかしむかしの風情かな。

◯岸ばかり見てゐて秋思黄金色

やってれば。

◯金属に触れて扉の開く秋

たしかにひんやり。

◯身体から金属外し月を待つ

月光浴するんでしょうか。

◯脳に秋ゐて血栓の金曜日

そうなんだ。

◯歩いても歩いても色落ちしない七竈

因果のとりあつかいが可笑しい。

◯うつかりと夜の案山子を照らしけり

案山子でよかった。

◯階段にもたれ夜業のパン職人

無口な佇まい。

◯秋の夜の星取表のややややや

ややややや。

◯薄情が取り柄夜中の菊人形

熱いひとがにがて。

◯日展のあと濃厚な叉焼麺

日展でなぜか気持ち悪いこってり感増幅。

◯鹿を聞く夜に背中のひろがりぬ

背中のひろがるようすが奇妙。

◯猫の位置ずれてだらだら祭かな

ひっそり空気よむ猫。

◯露草の増えて隣家のあはひかな

エレガント。
 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2017年10月 3日(火)21時03分52秒
  ○しつかりと秋めいてきし金曜日
週末への期待が膨らみます。

○ちんちろりん店主出てこぬ金物屋
金物屋の薄暗い感じ。

○熱かしら秋思かしらと金曜日
両方かもしれません。

○色で人呼び分けらるるそぞろ寒
どういう場面かわかりませんが、秋を感じます。

○声色の魔女となりけり草の絮
みんなだんんだんそうなっていきます。

○駄菓子屋に色のちらばる秋の暮
懐かしい色が散らばります。

○鳥渡る色紙の裏はさみしくて
さみしいとあえていったところ。

○お酒とは今夜限りね蚯蚓鳴く
今夜限りが何回もあるのでしょう。

○階段にもたれ夜業のパン職人
演劇の一場面のようです。

○フォークダンスいくども交叉してゆく秋
影の重なる感じが秋らしいです。

○三叉路の一本細し実南天
この感じわかります。実南天がいかにも。

○おほかたはとほい目をして零余子飯
そんなにはっきりした味のものでもないので、こんな感じかも。

○虫の声大きくなりし行き止まり
これは実感あります。

○釣瓶落し証明写真の箱を出で
季語が絶妙ですね。

 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年10月 3日(火)19時16分23秒
  ○熱かしら秋思かしらと金曜日
そして土曜日。いろいろ思いながらお休み。

○駄菓子屋に色のちらばる秋の暮
小さくてバラバラした駄菓子の包み紙。

○うつかりと夜の案山子を照らしけり
ヘッドライトでしょうか。夜の暗さを思います。

○ときどきは声の聞こえる夜長かな
そう、夜長ってこんな側面ある。

○明日思ふ夜に近づく虫の声
何か明日あるんでしょうか。いや、特に何もないのかな。
ふっと物思いの中に聞こえる虫の声がいい。

○フォークダンスいくども交叉してゆく秋
文化祭とか運動会とか、いろいろ含んでの最後の秋の落とし込みがいい。

○三叉路にかつて橋あり鰯雲
しみじみと景色を時間を振り返る。

○日展のあと濃厚な叉焼麺
たっぷり見た後、美味しいよ。

○クレジットカードの硬さ秋の星
面白いこというなあ。冬でなくて秋の星ってのがいいですね。

○バス停の近づく釣瓶落しかな
早く帰りたい~。

○れれれのおじさん蓑虫鳴いてレレレ
笑ってしまった。調子の良さ、好きです。

○釣瓶落し証明写真の箱を出で
普通の景なんですけど、なんだか異界っぽいのは証明写真の箱→釣瓶落しという場面転換が鮮やかだから。

○天高し腸に空調あるごとし
深呼吸したんでしょうか。空調は言いえて妙。

○膨らますバランスボール秋の宵
食欲の秋でもあるので、骨盤内転筋を鍛えましょう。
 

選句します。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年10月 3日(火)18時40分28秒
  ○ちんちろりん店主出てこぬ金物屋
あるあるの共感句。金物屋が良いなあ。

○パンプスの金箔の瑕疵秋の風
お気に入りに限って。。

○身体から金属外し月を待つ
解放感とわくわく感。

○雲ややに色づく釣瓶落しかな
夕焼けの余韻を残し。

○色で人呼び分けらるるそぞろ寒
上から目線が解せない。

○釣瓶落とし色鉛筆のすぐ折れて
削るそばから折れるんですよね。

○うつかりと夜の案山子を照らしけり
見てはいけない時間帯だったのに。

○ゆつくり立つゆつくり座る夜寒かな
優雅に夜寒をやり過ごす。

○虫の夜のばらりばらりと製氷機
予期せぬ時に予期せぬ音。

○薄情が取り柄夜中の菊人形
それで救われるのです。

○音叉聴く秋の羽音を聴くように
音叉の振動の伝わりかたがメルヘン。

○三叉路にかつて橋あり鰯雲
ブラタモリ通。今は暗渠に。

○虫の声大きくなりし行き止まり
虫は何でも知っている。

○釣瓶落し証明写真の箱を出で
時間の経過を上手く読み込んだ。
 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年10月 2日(月)23時21分26秒
  ○てのひらは金色の風龍田姫
そうだと思います。

○身体から金属外し月を待つ
儀式が始まる予感。

○色白き女とくだる紅葉渓
嵯峨野の恋。

○駄菓子屋に色のちらばる秋の暮
わくわくしますね。秋の暮でノスタルジックな趣に。

○釣瓶落とし色鉛筆のすぐ折れて
大人の塗り絵今も流行ってますか。

○ゆつくり立つゆつくり座る夜寒かな
体と語り合いながら。

○階段にもたれ夜業のパン職人
お疲れです。

○秋の夜蛇口をきつく閉める音
聞こえました。

○ラーメンを覆ふ叉焼秋ともし
ウーーーーー美味しそう!

○三叉路の一本細し実南天
これ、一つの原風景ですね。

○露の世や音叉を止める指二本
露の世がうまい。

○釣瓶落し証明写真の箱を出で
箱がいいです。

○膨らますバランスボール秋の宵
夜長をウェルネスに!

○露草の増えて隣家のあはひかな
これも原風景。

https://ja-jp.facebook.com/PoponaTsukino/

 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年10月 2日(月)14時29分12秒
編集済
  ◯ちんちろりん店主出てこぬ金物屋
来 客は松虫。

◯パンプスの金箔の瑕疵秋の風
年の 初めに買ったばかりなのに。

◯黄金の花野へ順に身を投げる
今 世紀最大の花野集団自殺。

◯はんなりと色素抜けゆく秋の蝶
月 光に染められましょう。

◯駄菓子屋に色のちらばる秋の暮
今 子ども達は知らない金平糖、変わり玉。

◯鳥渡る色紙の裏はさみしくて
夜の 来ない朝はない。

◯うつかりと夜の案山子を照らしけり
この 景は送り火に照らされた案山子を思い出す。

◯ゆつくり立つゆつくり座る夜寒かな
月を 見ているうちに風邪をひいた。

◯永遠に夜よ鶏頭花の奥は
僕の 脳内も永遠に闇。

◯不吉な交番三叉路の曼珠沙華
涙で 怨念でいっぱいの凶景。

◯おほかたはとほい目をして零余子飯
曇 天の日はなお遠い目をして松茸飯。

◯鹿を聞く夜に背中のひろがりぬ
らせ ん状に広がっていく野原。

◯虫の夜の空気たくさん吸うてをり
てみ やげにするつもりで出来るだけたくさん。

◯南京町更けて霧笛と人攫ひ
せる させる、霧笛聴かせる、人攫わせる。
 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2017年10月 2日(月)11時51分24秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯黄金の花野へ順に身を投げる
 何人でそういう遊びをやっているのかなあ、100人くらいで、ギネス記録。

◯海岸はリアス式秋の金魚はオギノ式
 ワタシは採るよこの手の句は。リアス式??オギノ式という連想の単純さがよいね。

◯身体から金属外し月を待つ
 メガネじゃないね、月が見えなくなるし。なんだろう。

◯脳に秋ゐて血栓の金曜日
 血栓が決戦に読めて可笑しい。

◯するんでしよだつて目の色吾亦紅
 しょうがないなあ、でもいただく。

◯褐色脂肪細胞とほくに鵙
 褐色脂肪細胞が力強い:笑。とほくの鵙と共鳴している、よし。

◯散るは美し今日は伊勢丹色鳥来
 調子が魅力。

◯釣瓶落とし色鉛筆のすぐ折れて
 100円ショップで買うからそういうことになる。

◯階段にもたれ夜業のパン職人
 やってられないなあ、などと考えながら。でも根が真面目だからね、きっと。

◯フォークダンスいくども交叉してゆく秋
 昔々の運動会。今でもフォークダンスやっているのかな。「いくども交叉して」に詩の匂い。

◯不吉な交番三叉路の曼珠沙華
 怖い。灯りがポツンと点る無人の古い交番。

◯おほかたはとほい目をして零余子飯
 たしかにとほい目して食べるような気がする、零余子飯って。

◯秋夕焼け郵便局にあるポスト
 あるよ、郵便局なんだからポストくらい。当たり前のこと詠んだだけなのに惹かれる句。不思議。

◯虫の声大きくなりし行き止まり
 こういうことあったなあ。昔田舎で。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年10月 1日(日)14時55分10秒
  ◎ちんちろりん店主出てこぬ金物屋
店主どころか誰も出てこない。

◎パンプスの金箔の瑕疵秋の風
残念。

◎熱かしら秋思かしらと金曜日
言い得て妙。

◎色で人呼び分けらるるそぞろ寒
黄色の人こっち。

◎声色の魔女となりけり草の絮
しわがれ声。

◎うつかりと夜の案山子を照らしけり
一瞬の恐怖。

◎のの字を書いて叉の字を書いて菊日和
の叉の叉の叉。

◎ラーメンを覆ふ叉焼秋ともし
それはもはやチャーシュー麺。

◎音叉聴く秋の羽音を聴くように
ふむ、感じがあります。

◎三叉路にかつて橋あり鰯雲
あったあった。

◎露の世や音叉を止める指二本
止めるにもいろんな流儀がある。

◎クレジットカードの硬さ秋の星
硬くもないあの硬さ。

◎虫の声大きくなりし行き止まり
吹き溜りだから。

◎南京町更けて霧笛と人攫ひ
大正から昭和へ、よき更け方。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年10月 1日(日)09時23分43秒
  ☆ちんちろりん店主出てこぬ金物屋
 金物屋に妙なリアリティ。

☆パンプスの金箔の瑕疵秋の風
 こういうところを詠うのが俳句実作者視点。

☆金属に触れて扉の開く秋
 ドアノブを金属と言い換えただけなのだけど、感興あり。

☆熱かしら秋思かしらと金曜日
 花金って古い?

☆はんなりと色素抜けゆく秋の蝶
 色素という無機質な言い振りがなんとなくよろしき風情。

☆駄菓子屋に色のちらばる秋の暮
 あぁ、あれは確かに散らばっている。

☆鳥渡る色紙の裏はさみしくて
 有名人のサインか、寄せ書きか。

☆うつかりと夜の案山子を照らしけり
 ちょっと怖い。

☆秋の夜の星取表のややややや
 最近多いな。特に上位陣。

☆音叉聴く秋の羽音を聴くように
 秋の羽音のやさしさよ。

☆三叉路にかつて橋あり鰯雲
 一本は暗渠にしちゃったのね。

☆鹿を聞く夜に背中のひろがりぬ
 背中が広がるって感覚的。

☆釣瓶落し証明写真の箱を出で
 写真が出てくるまでにどんどん。

☆膨らますバランスボール秋の宵
 夜になったら体幹を鍛えるのだ。
 

金色夜叉句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年10月 1日(日)02時50分43秒
  投句一覧です。

【金】
しつかりと秋めいてきし金曜日
そぞろ寒半紙の文字の金釘流
ちんちろりん店主出てこぬ金物屋
てのひらは金色の風龍田姫
のぼる負けるな金之助勝て運動会
パンプスの金箔の瑕疵秋の風
黄金の花野へ順に身を投げる
海がサファイアなら草紅葉は金
海岸はリアス式秋の金魚はオギノ式
岸ばかり見てゐて秋思黄金色
金属に触れて扉の開く秋
秋光や紫金の卵かけごはん
純金の湯舟夜霧の歌謡曲
身体から金属外し月を待つ
長き夜の三方金の金ひらく
熱かしら秋思かしらと金曜日
脳に秋ゐて血栓の金曜日
馬術部の厩うかうかと金柑

【色】
するんでしよだつて目の色吾亦紅
はんなりと色素抜けゆく秋の蝶
雲ややに色づく釣瓶落しかな
褐色脂肪細胞とほくに鵙
散るは美し今日は伊勢丹色鳥来
秋色がわからぬままにぺンキ塗る
色で人呼び分けらるるそぞろ寒
色数のどんどんと減り芒原
色白き女とくだる紅葉渓
色欲に秋なし一本は無料
新涼や色よどみなく砂時計
声色の魔女となりけり草の絮
駄菓子屋に色のちらばる秋の暮
鳥渡る色紙の裏はさみしくて
釣瓶落とし色鉛筆のすぐ折れて
歩いても歩いても色落ちしない七竈

【夜】
うつかりと夜の案山子を照らしけり
お酒とは今夜限りね蚯蚓鳴く
カップ麺のハッピーバースデー夜食かな
ときどきは声の聞こえる夜長かな
ゆつくり立つゆつくり座る夜寒かな
るんるんと真理子が寝言いふ夜長
一夜妻と呼ばれ川原撫子の
永遠に夜よ鶏頭花の奥は
階段にもたれ夜業のパン職人
貫いてこその数珠玉夜も更けて
秋の夜の星取表のややややや
秋の夜蛇口をきつく閉める音
虫の夜のばらりばらりと製氷機
長き夜や東京ドーム一個分
薄情が取り柄夜中の菊人形
明日思ふ夜に近づく虫の声
夜半の秋陰謀論を知ったふり

【叉】
どんぐりと叉肉だけはわたしたい
のの字を書いて叉の字を書いて菊日和
フォークダンスいくども交叉してゆく秋
ラーメンを覆ふ叉焼秋ともし
音叉聴く秋の羽音を聴くように
宮崎の叉焼麺の黄落期
叉焼の一枚多き後の月
三叉路にかつて橋あり鰯雲
三叉路に出逢ふ月夜の土不踏
三叉路の一本細し実南天
秋あかね音叉の鈍く光りをり
秋日射す叉焼麺のサンプルに
人生の交叉点にも貝割菜
二叉は罰点二又は丸秋のソケット
日展のあと濃厚な叉焼麺
不吉な交番三叉路の曼珠沙華
露の世や音叉を止める指二本

【当季雑詠】
おほかたはとほい目をして零余子飯
クレジットカードの硬さ秋の星
とりどりの便器の模型九月尽
バス停の近づく釣瓶落しかな
れれれのおじさん蓑虫鳴いてレレレ
鹿を聞く夜に背中のひろがりぬ
秋夕焼け郵便局にあるポスト
足早に初紅葉とすれ違ふ
虫の声大きくなりし行き止まり
虫の夜の空気たくさん吸うてをり
釣瓶落し証明写真の箱を出で
天高し腸に空調あるごとし
南京町更けて霧笛と人攫ひ
猫の位置ずれてだらだら祭かな
膨らますバランスボール秋の宵
柚子坊の二十余回の輪廻の木
連絡なら雁の棹へと付けておけ
露草の増えて隣家のあはひかな

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:10月4日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

金色夜叉句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 9月27日(水)22時11分55秒
  出題です。

【金】
【色】
【夜】
【叉】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:9月30日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

大日如来句会

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 9月27日(水)22時05分3秒
  結果発表です。間違いありましたら、ご一報ください。

極大の骨拾ふ夫秋夕焼         京急  海月
秋の日の芯に三つ児の我を入れ     京急  桃
如意棒てふ男の悩み轡虫        京急
来る来ると勿体ぶつて秋の潮      京急
秋場所や右手をシャイにがぶり寄り   京急

爽籟や仲見世に吊る大首絵       なむ  亞
天高くありし過日の体重計       なむ  亜
如才なく咲く女郎花男郎花       なむ  海
秋灯し箱から阿弥陀来迎図       なむ  ぽ百
鶏頭の揺れては当たるなまこ壁     なむ  月亞ゆ

無茶は馬滅茶は鹿苦茶は大仏      海太  京
相生へ秋の裸を大人一枚        海太  月
のの字を書いて晩秋の大阪へ      海太
法は法として芒はどうする日本の    海太  桃
身分相応の日銭出てゆく夜長      海太  朝
とうさんは日かあさんは曰蛇穴に    海太
無所属の豊田は秋の禿の如       海太
二は親鸞三は蓮如や四は鰡       海太
無線飲食無罪松茸狩る如し       海太
別府から来やした秋の湯は要らんか   海太
なんぼでもやる潮来の秋の花嫁に    海太  む月
りえからメール秋のサンタフェに来て  海太

大阪のおばちやんがゆく空高し     苑を  む朝亜亞百
村一つ日暮れて柿の実の暮れて     苑を  むゆ
糸瓜棚権謀術策練る如し        苑を  ゆ
茸狩だよ来たかつたら来ていいよ    苑を  洋桃由
毬栗のぽたんと落ちる雨の中      苑を  朝洋桃亞百

実石榴裂けて大戦はもういらない    ぽぽな 京海
熊谷に青空つどう誕生日        ぽぽな む苑
秋光に置けば如雨露の中は波      ぽぽな むゆ
よく止まるピアノ練習小鳥来る     ぽぽな 朝京海亜苑由亞百ゆ
人形の手に兵器ある夜寒かな      ぽぽな む京百

霧割れて東北訛りの大きな背      月犬  海亜ゆ
蓑虫に薄日あたりて山も見ゆ      月犬  海苑
突如鹿現はれ夜の乱れけり       月犬  むぽ苑洋由ゆ
露草や明け方に来て帰る人       月犬  亜ゆ
一葉落ち檻に静かなゴリラかな     月犬  む京亜苑洋桃由百ゆ

大好きといふ子の笑顔葡萄狩      百花
日没の前のさよなら猫じやらし     百花  京ぽ亜桃由
如是と言ひ我聞と続く夜長かな     百花  む
来年のこと気にしだす九月尽      百花
然り然り否否つるべ落しかな      百花

鹿鳴いて集まつてゐる大人かな     朝比古 ぽ月亜洋桃由ゆ
本日は無為に過ごさむ鰯雲       朝比古 月
深秋や祈る如くにピアニスト      朝比古 ぽ
来し方を戻つてゆける時雨かな     朝比古 亜由
やはらかく暮れゆく水面秋彼岸     朝比古

鮭大群婚姻色は血の色か        亞子
秋の日や黒ずんでいる木槌の柄     亞子  む苑百ゆ
月光の届く如雨露のありにけり     亞子  む朝海亜苑桃由ゆ
秋麗を来て鈍色の基地の街       亞子  海ぽ月亜苑
草の花いつも右足靴擦れて       亞子  朝ぽ苑洋

大根は蒔いたボートは濡れてゐる    洋子  月
船長をはなれる黙を青三日月      洋子  桃
茱萸甘し絵画の如し死の如し      洋子  む京
月白にクマガイモリカズ来てをりぬ   洋子  桃亞
曼珠沙華ダンス教室包囲かな      洋子  京苑

大福の粉つきし指初嵐         由季  朝亞
移動日の窓にときどき蕎麦の花     由季  朝亜
色変へぬ松優しさの欠如して      由季  海
来客のあると鶏頭ざはざはす      由季  む朝京海ぽ亜苑洋桃亞百ゆ
大安で午後から暇で鰡飛んで      由季  月亞ゆ

大花野エレベーターを降りたれば    亜紀  朝京海ぽ苑百
秋晴や大仏殿を仰ぎつつ        亜紀  朝百
大磯の海岸線を行く秋日        亜紀  京苑
如雨露へと水ほとばしる九月かな    亜紀
来し方へ道標ひとつ吾亦紅       亜紀
小説のカバーをはづし後の月      亜紀  洋桃由百
黒板の消し後釣瓶落しかな       亜紀  むぽ亞百
秋爽のグランドピアノに映る顔     亜紀  京ぽ月
道なりにどんどん行くよ赤まんま    亜紀  月洋百
纏まらぬ考へ湧いてくるコスモス    亜紀  ぽ洋桃由亞

大きな手がそっと獲りたるつくつくし  桃子  京ぽ
栗めしをかき混ぜるたび日の途切れ   桃子  由
ひぐらしや文鎮の如く父座る      桃子  朝京ぽ亜洋亞百
飛行機の近づいて来る草の花      桃子  苑亞
鉛筆を舐めたり突いて秋きたる     桃子  海月

大型で強い野分を見つめけり      ゆかり 洋由
日曜は駄目よとろろを食べるから    ゆかり 朝海月桃由
登高の如意棒にある尿意かな      ゆかり 海
色鳥に囲まれ研ぎ師来てゐたる     ゆかり 朝月洋由亞
相槌のなくて九月の独り言       ゆかり 洋
 

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