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選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 7月26日(水)08時28分11秒
  ◯老年は往くのみの道雲の峰
ダグラス・マッカーサー。

◯報復の連鎖こんなにも昼顔
上戸彩。

◯書類上曽祖父として浮いてこい
安倍彪助。

◯箱書の文字はじいちやん月涼し
金田一耕助。

◯きゆりもみその了簡を叱るこゑ
吉永きゆり。

◯簡単に制服干され夏休み
ロミー・シュナイダー。

◯簡単服着て簡単な一日
櫂未知子。

◯いもうとの前に生まれて鳳仙花
小林麻耶。

◯サングラス少し浮かせて見る名刺
タモリ。

◯失われた時を求めて書を曝す
横井庄一・小野田寛郎。

◯大の字になる数分や冷房室
永井大。

◯頂に滑落跡やかき氷
植村直己。

◯夕立や頭の中の遠い森
高屋窓秋。
 
 

選句です。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 7月25日(火)17時30分34秒
編集済
  ○扇風機だけある古書の往来座
一本気な店主とご常連。

○持続力より復活力シャワー浴ぶ
何事もどつぼに嵌ったら一旦リセットがいいですね。

○復元の蔵の真つ白蝉時雨
ちょっとした空々しさに響く蝉しぐれ。

○復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む
いかにも挟まれそう。

○古書店の引き戸夕焼引き摺りぬ
味わい深き古書の町。

○図書室に効く冷房の淡きかな
長時間滞在者のためのに。。

○簡潔な断り文や百日紅
きっぱり感が百日紅とよく合う。

○簡単に別れたふりや心太
ふりが出来るようになったら上等。

○簡単に夕餉済ませて遠花火
幼き頃のわくわく感を思い出す。

○ががんぼの夜の母からの宅急便
いつまでもなんやかんやと送ってくれる母。

○帰省子のすぐ横になる畳かな
取りあえず畳に大の字ですね。

○川沿ひに連なつてゐる夜店の灯
夏の夜の川沿いって情緒ありますね。

○夕立や頭の中の遠い森
遠き記憶か、何故かしら頭の中に立ち上がる森の景。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 7月25日(火)11時24分6秒
  ◯サルビアや長々と書く既往症

いろいろあったのね。

◯往来のみるみる暗し竹夫人

うつくしいオブジェみたいな竹夫人。

◯扇風機だけある古書の往来座

手のり文鳥の籠もあります。

◯復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む

蚊も本望ですね。

◯急ぎゆゑ鮎は要らぬとメモ書に

鮎?要らないの?

◯古書店の引き戸夕焼引き摺りぬ

ゆっくりしか動かない古いガラス戸かな。

◯図書館の貸出カード日雷

こんなことあった気がする。

◯図書室に効く冷房の淡きかな

経費節減かな。

◯箱書の文字はじいちやん月涼し

そういえば箱書すきなばあちゃんっていない。


◯いもうとの前に生まれて鳳仙花

ご縁ですね。

◯帰省子のすぐ横になる畳かな

きもちよさそう。

◯水臭い鳳蘭より風蘭

そりゃ風蘭でしょ。

◯川沿ひに連なつてゐる夜店の灯

見たことある景色。
 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年 7月25日(火)04時52分58秒
  ○サルビアや長々と書く既往症
既往症、が良かったです。

○炎天を黒き往診鞄ゆく
黒き、が効いていますね。

○復元の蔵の真つ白蝉時雨
暑そう。

○復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む
ドグラ・マグラがいいです。

○万緑の復元力やケーブルカー
山火事跡でしょうか。

○書類焼く地下四階や明易し
地下4階というのがすごい。相当な秘密度。

○簡潔な断り文や百日紅
百日紅で強い余韻。

○簡単に制服干され夏休み
制服の夏休み。

○揚花火簡易トイレへ子を抱いて
母はたくましい。簡易トイレありがたい。

○いもうとの前に生まれて鳳仙花
ご縁というもの。

○サングラス少し浮かせて見る名刺
ふん、という感じでしょうか。

○帰省子のすぐ横になる畳かな
そのためにあります、畳。

○盆踊スマートホンを持ち替へて
自撮りも忘れずに。

https://ja-jp.facebook.com/PoponaTsukino/

 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 7月24日(月)22時53分12秒
  月犬さん、有難うございます。みなさま、ご無理の無いように。

○サルビアや長々と書く既往症
既往症は随分前のは書かないで良いそうなので、長々となると、お大事に、としか言いようがありません。サルビアの血の色など。

○往診の鞄と麦藁帽子かな
自転車でいらしたのかな。

○扇風機だけある古書の往来座
あと、猫。

○持続力より復活力シャワー浴ぶ
両方欲しいです。

○早朝に発って復路の大西日
明るいうちの日帰りとはいえ、お疲れ様。

○復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む
復刻版ですか。それならページに血が残ってもまあいいですか。

○万緑の復元力やケーブルカー
復元力とは、味のある。

○揚花火簡易トイレへ子を抱いて
行くのも帰るのも大変。一人ならともかく、です。

○ビールなう冷奴なう寂光土
手酌でしょうか、寂光土。。

○帰省子のすぐ横になる畳かな
ワンルームマンションからの帰宅。和室がある!

○失われた時を求めて書を曝す
物忘れの世界・・・。

○川沿ひに連なつてゐる夜店の灯
川沿いって風情がありますね。

○夕立や頭の中の遠い森
白い森でなく。遠い森って素敵ですね。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 7月24日(月)20時04分39秒
  サルビアや長々と書く既往症
 根治しているのが救い。

往来のみるみる暗し竹夫人
 夕立が近い。

ピアニカをすこし復習ひややつこ
 ひややっこ、渋くてなぜか滑稽。

蝉時雨修復されし女神像
 ああいうものはそのままにしておいて味わいが深まるものじゃないのかな。

復元の蔵の真つ白蝉時雨
 漆喰ね。左官屋さんが手練の職人技を。

短夜や俳句を書くといふ遊び
 遊ぼう遊ぼう。

率直に佐藤錦が欲しと書く
 じゃぁ私はでんすけ西瓜を。

ゆふぐれて簡単服でゆくお使い
 普段の心で。

簡潔な断り文や百日紅
 「申し訳ありませんがお断りします」とだけ。

簡単に夕餉済ませて遠花火
 待ちきれない。

帰省子のすぐ横になる畳かな
 あ、あのCMね。

夕立や頭の中の遠い森
 頭の中のって反則技。

輿入の列したたりて日の盛り
 なぜだか名古屋っぽく感じる。
 

投句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 7月24日(月)19時55分49秒
  ○「往々にして」で始まる夏芝居
なんか、下北沢の地下小劇場っぽい。

○復活へ頁を捲る夜の秋
はやる気持ちを抑えて。

○復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む
「蚊を挟む」の落とし方、いいなあ。これはドグラ・マグラ効いてます。

○バナナ昏れゆく物を書く音の中
全体の雰囲気がすき。

○古書店の引き戸夕焼引き摺りぬ
最期の「夕焼引き摺りぬ」で、神保町あたりの風情を一層感じました。

○ゆふぐれて簡単服でゆくお使い
小さい子どものはじめてのおつかいのよう。

○簡単に制服干され夏休み
いかにも夏休みって感じ。

○いもうとの前に生まれて鳳仙花
おねいちゃんは大変なのです。

○ががんぼの夜の母からの宅急便
これは息子視点のような気がしてしょうがない。

○帰省子のすぐ横になる畳かな
そうそう、なんだか転がるんですよね。

○盆踊スマートホンを持ち替へて
今の時代の盆踊りの風景。

○夕立や頭の中の遠い森
音がよく聞えてくる。いいなあ。

○輿入の列したたりて日の盛り
太陽の光がしたたるだけでなく、列までしたたるようで、
この世ならぬ輿入れ?

 

選句です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 7月24日(月)18時52分31秒
  今回の集計は百花さんです。できればお早めの選句よろしくお願いしますね。


◯炎天を黒き往診鞄ゆく
 黒い鞄に焦点を合わせたところがよいかと。鞄を持つ医者は志村喬か:笑

◯往生の物語ある夏の雲
 たぶんそんな物語はだれでもひとつくらいは抱えているのだと思う。

◯昆虫採集ふたり静かに立往生
 もう帰って来ません、この二人。

◯内縁の竹婦人往診は裏口から
 まあ、竹夫人だろうが生身の人間だろうが、ふたりがそれでよければ結構かと。

◯閣下!土用鰻ですと三度復唱
 きっと愛称なんだろうね。恰幅がよくて髭生やして、軍服が似合いそうなオヤヂ。

◯復員の夢さめぬまま南風吹く
 たいへんな思いで帰国されたのでしょうねえ。

◯報復の連鎖こんなにも昼顔
 よくわからぬが、可笑しいね。で、なおかつ危なげ。

◯急ぎゆゑ鮎は要らぬとメモ書に
 そんなもん、メモするかい?可笑しい。

◯率直に佐藤錦が欲しと書く
 佐藤錦ってさくらんぼのブランド名だったのか、知らなかった、貧乏人だから。

◯きゆりもみその了簡を叱るこゑ
 どんな了簡かなあ、手抜きしてるわけね。それともほかのオカズはなし?

◯簡素化はできずのうぜんかづらかな
 たしかにできぬな。

◯ビールなう冷奴なう寂光土
 ハイハイ。今日も一日暑かったからね。

◯帰省子のすぐ横になる畳かな
 ああ、この畳に横になりたくて帰って来たんだよ~~、なんて言ってるのかな。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年 7月24日(月)18時00分13秒
  ○サルビアや長々と書く既往症
サルビアが目に滲みる。

○町村を跨ぐ往診麦の秋
ご苦労様です。

○持続力より復活力シャワー浴ぶ
説得されました。

○早朝に発って復路の大西日
お仕事ご苦労さんな感じ。

○復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む
バカバカしくてよし。

○バナナ昏れゆく物を書く音の中
バナナが匂います。

○古書店の引き戸夕焼引き摺りぬ
俳句っぽくて古臭くてよい光景。

○図書館の貸出カード日雷
図書館と日雷は年歳関係なく青春性。

○簡単服着て簡単な一日
のんびりとした昭和な一日

○揚花火簡易トイレへ子を抱いて
ご苦労様。幸せな時間だったといつか思います。

○いもうとの前に生まれて鳳仙花
鳳仙花がよろしい塩梅。

○帰省子のすぐ横になる畳かな
故郷っていいですね。

○川沿ひに連なつてゐる夜店の灯
既視感にしみじみ。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 7月23日(日)21時33分40秒
  ○往来のみるみる暗し竹夫人
往来はなんとなく見るもの。みるみる暗し、がいい。

○復員の夢さめぬまま南風吹く
この心的経験に一票。

○復元の蔵の真つ白蝉時雨
うん、白すぎるよね。

○万緑の復元力やケーブルカー
これは巧い。

○降りしきる書斎に薔薇の鎮魂歌
遺したのは医学書と美術書。

○箱書の文字はじいちやん月涼し
じいちゃん、いいね。

○率直に佐藤錦が欲しと書く
そりゃ書いたほうがいい。

○簡単に制服干され夏休み
ハンガーに掛けてささっと風通し。

○簡便なかたち蚯蚓もくちなはも
たしかに簡便。

○サングラス少し浮かせて見る名刺
不動産屋か芸能プロか。

○帰省子のすぐ横になる畳かな
なるなる。

○失われた時を求めて書を曝す
可笑しい。

○盆踊スマートホンを持ち替へて
踊りの振りのように左右の手で交互に。
 

往復書簡句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月23日(日)20時06分56秒
  たいへんお待たせしました。投句一覧です。

【往】
「往々にして」で始まる夏芝居
サルビアや長々と書く既往症
安ければ透けます往年の水着
炎天を黒き往診鞄ゆく
往診の鞄と麦藁帽子かな
往生の物語ある夏の雲
往年と言へば昭和といふ端居
往来のみるみる暗し竹夫人
昆虫採集ふたり静かに立往生
蝉時雨往々にして眠る猫
扇風機だけある古書の往来座
町村を跨ぐ往診麦の秋
内縁の竹婦人往診は裏口から
倍々ゲーム往き着くところ雲海に
泡と出てこの世往還してラムネ
老年は往くのみの道雲の峰

【復】
ピアニカをすこし復習ひややつこ
めざましき電池復活夜の秋
閣下!土用鰻ですと三度復唱
山蟻の列の復刻版めきて
支店から支店夏つばめの復路
持続力より復活力シャワー浴ぶ
蝉時雨修復されし女神像
早朝に発って復路の大西日
復員の夢さめぬまま南風吹く
復活へ頁を捲る夜の秋
復元の蔵の真つ白蝉時雨
復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む
復唱の一文字違ふ閑古鳥
報復の連鎖こんなにも昼顔
万緑の復元力やケーブルカー

【書】
バナナ昏れゆく物を書く音の中
急ぎゆゑ鮎は要らぬとメモ書に
古書店の引き戸夕焼引き摺りぬ
古書店へ往きかふひとのゐて涼し
降りしきる書斎に薔薇の鎮魂歌
三伏の書店にBGMうつすら
書類焼く地下四階や明易し
書類上曽祖父として浮いてこい
図書館の貸出カード日雷
図書室に効く冷房の淡きかな
短夜や俳句を書くといふ遊び
日盛りに部屋の書棚の暗さかな
箱書の文字はじいちやん月涼し
物書きといふひと水羊羹を食ぶ
夕立を抜けて書店の新刊本
率直に佐藤錦が欲しと書く

【簡】
きゆりもみその了簡を叱るこゑ
ぺらぺらな簡易書留朝曇
ゆふぐれて簡単服でゆくお使い
下級生諸君焼酎で簡単に済まそ
簡潔な断り文や百日紅
簡素化はできずのうぜんかづらかな
簡単に制服干され夏休み
簡単に別れたふりや心太
簡単に夕餉済ませて遠花火
簡単服着て簡単な一日
簡便なかたち蚯蚓もくちなはも
危険日なの簡単でいいから梅干
険しい顔で蛍袋を簡略化
複雑な心をかくす簡単服
揚花火簡易トイレへ子を抱いて
両腕を上げし婦人へ簡単服

【当季雑詠】
いもうとの前に生まれて鳳仙花
ががんぼの夜の母からの宅急便
サングラス少し浮かせて見る名刺
ねぶのはな僕はゆつくり映画が見たい
ビールなう冷奴なう寂光土
域内にある蛍火をありつたけ
帰省子のすぐ横になる畳かな
失われた時を求めて書を曝す
水臭い鳳蘭より風蘭
川沿ひに連なつてゐる夜店の灯
大の字になる数分や冷房室
頂に滑落跡やかき氷
盆踊スマートホンを持ち替へて
夕立や頭の中の遠い森
輿入の列したたりて日の盛り

(以上)

13句選(特選、逆選なし)
選句締切:7月26日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

すみません

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月23日(日)01時28分36秒
  ちょっと取り込んでおりまして、投句一覧を公開するのが18:00くらいになりそうです。まだの方も、よろしくお願いします。  

往復書簡句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月20日(木)00時15分42秒
  出題です。

【往】
【復】
【書】
【簡】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:7月22日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

渡辺直美句会結果発表

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 7月19日(水)21時55分2秒
  早めの選句ありがとうございました。
結果です。間違いありましたら、ご一報ください。

南風吹く元渡し場に老船頭        海太
在りし日の渡瀬恒彦水喧嘩        海太
白南風が吹くぞ関係者渡航        海太  月
辺張の七万で栄和(ロン)三光鳥     海太
蟻の塔の天辺に立つ足二本        海太
底辺掛ける高さ割る二雲海        海太
垂直に降り水となる翡翠よ        海太
ニニンガシニサンガロク計算づくの尺取虫 海太
直美とは鉄砲百合が縁でした       海太  亞由ゆ
飴細工米国美国虎が雨          海太
瑠璃蜥蜴の肉体美より精神美       海太
尾張から美濃へとアロハシャツを着て   海太  由ゆ
滴りや和音和音和音和音無音       海太  亜
同窓会とは人生の片蔭          海太
土用鰻の日そ損な金なでうふふ      海太

すずしさやバリスタの声ゆき渡る     ぽぽな
短夜のスマートフォンに辺四つ      ぽぽな
参道の一直線の蝉時雨          ぽぽな む朝百亜亞由
日焼の子語尾美しく去りにけり      ぽぽな む百亜洋
砂日傘しばらくはボサノバでいい     ぽぽな む朝亜由

ゆらゆらと日暮里渡る夏の月       亞子  洋
白くともる愛の岸辺の冷奴        亞子  月
カンナ立つ直情型と言われても      亞子  海
鬼百合の鬼であること美しく       亞子  百海ゆ
蚊遣火や日に三回のイルカショー     亞子  海ゆ

生活を渡つてゆける蟻の列        朝比古 百亜ぽ
天辺をくづさぬやうにかき氷       朝比古 む月亞ぽ
よく唸る宿直室の冷蔵庫         朝比古 む百亞由ぽゆ
美しく水の打たれて蔵の町        朝比古
純喫茶近藤の宇治金時ぞ         朝比古 洋

除草機の渡る三叉路葛飾区        なむ  百
避暑地とは名ばかりでしてただ辺鄙    なむ  亜月
冷房の強と直交して瞑る         なむ  洋
後厄の女子美の人と納涼舟        なむ  朝洋ゆ
捕虫網勝つてくるぞと板橋区       なむ  洋ゆ

順番に蛇を手渡す遊びかな        月犬  朝亜海亞由ぽゆ
その辺りすこし怪しい蝸牛        月犬  朝洋由
驟雨あと少年素直な目となりぬ      月犬  朝ぽ
夏の月少女の鼻緒美しき         月犬
炎天を腹わた重く歩きけり        月犬  朝由

軽鳧の子と渡る横断歩道の横       百花
一辺の光年夏の大三角          百花  海月ぽ
直ぐ失せる初恋の味かき氷        百花  月由
美味しいといへばまた出る砂糖水     百花  海ぽ
七夕の月皓々と寝間へ入る        百花

恐竜の折りがみ渡す夏休み        洋子  む亜月亞
ふうりんや岸辺シローのこゑ古り     洋子  亞
吉右衛門ま直にみてる玉の汗       洋子
日焼けして炎症にあふ美少年       洋子
水虫の足フランスから郵便        洋子  ゆ

徒歩でゆく渡月橋なり夏の月       亜紀  百
風死して矢切の渡しまで歩く       亜紀  朝海亞由ぽ
神田駅周辺のカフェ大夕立        亜紀  洋
はしごして選び直してゐる水着      亜紀  朝百
虹の橋つなぎ直してゐる手と手      亜紀  海
水打つて美しきゆふぐれ神楽坂      亜紀  む海ぽ
虹の橋架かりしところ観覧車       亜紀  む朝
ガラクタの山高々と蝉の声        亜紀  亞

夏帽のふたり何かを受け渡し       由季  む朝月洋ゆ
夾竹桃身辺調査来たらしく        由季  月ぽ
次々と直立をして花蓮          由季  百
冷房に美容部員の微笑みぬ        由季  亜亞
まくなぎの辺縁系に棲んでゐる      由季  ゆ
完成の箱庭更に橋を足す         由季  百月洋亞

炎昼を渡る世間の発条秤         ゆかり む亜海
身辺を整理してゐる夏の雲        ゆかり 百亜由ぽ
親友よ直線距離の茄子畑         ゆかり 月
百足虫だつてげじげじだつて美美美美   ゆかり 洋
夏雲やモンゴル力士勢唄ふ        ゆかり む海
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月19日(水)21時36分48秒
  ○夏帽のふたり何かを受け渡し
 腹心の友なのでしょうね。秘密の手紙か。

○順番に蛇を手渡す遊びかな
 手づかみできないと、どんな仕打ちが待っているのでしょう。

○よく唸る宿直室の冷蔵庫
 臨場感がありますね。もちろん宿直は仕事だから、冷蔵庫にビールなどなく…。

○鬼百合の鬼であること美しく
 人間だって鬼は美しいような気もします。

○後厄の女子美の人と納涼舟
 そう言って面白がっているけど、じつは後厄であることも女子美であることもなんとも思っていない生活感がいいですね。

○直美とは鉄砲百合が縁でした
 なんだか勝ち気な凜とした姐御肌を感じます。

○尾張から美濃へとアロハシャツを着て
 ドンバのビータでしょうか。

○まくなぎの辺縁系に棲んでゐる
 メニエール病かなにかだと思います。

○蚊遣火や日に三回のイルカショー
 ショーの合間のイルカがくつろいでいる様子が感じられます。

○水虫の足フランスから郵便
 すごい取り合わせですね。日本固有の湿度を感じます。

○捕虫網勝つてくるぞと板橋区
 「露営の歌」の替え歌なんぞが今なお出てくる世相なのでしょうか。

 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年 7月19日(水)06時53分53秒
  ご無沙汰しております。どうぞよろしくお願いいたします。

○順番に蛇を手渡す遊びかな
この前公園で見ました。

○生活を渡つてゆける蟻の列
生活を、が良かったです。

○風死して矢切の渡しまで歩く
いいところですよね。

○一辺の光年夏の大三角
一辺の光年が良かったです。

○身辺を整理してゐる夏の雲
雲の様とも自分とも。

○天辺をくづさぬやうにかき氷
ゆっくり食べられて良いかもです。

○夾竹桃身辺調査来たらしく
赤が効いています。

○よく唸る宿直室の冷蔵庫
宿直の退屈さ。

○驟雨あと少年素直な目となりぬ
自然と一体ですね。

○水打つて美しきゆふぐれ神楽坂
うう、美しいですね。

○美味しいといへばまた出る砂糖水
コールアンドリスポンスいいですね。

https://ja-jp.facebook.com/PoponaTsukino/

 

選句しました。

 投稿者:由季  投稿日:2017年 7月18日(火)22時49分39秒
  ○順番に蛇を手渡す遊びかな
危ない遊びは面白いのです。

○風死して矢切の渡しまで歩く
地名に説得力あり。

○その辺りすこし怪しい蝸牛
蝸牛は知らん顔していますが。

○身辺を整理してゐる夏の雲
そういう時期があってもよいです。

○よく唸る宿直室の冷蔵庫
無駄に電力を消費していそう。

○参道の一直線の蝉時雨
両側から聞こえてきて増幅される。

○直ぐ失せる初恋の味かき氷
カルピスかき氷でしょうか。

○直美とは鉄砲百合が縁でした
「鉄砲」の字が案外効いているのでは。

○尾張から美濃へとアロハシャツを着て
旧国名の渋さとアロハシャツの派手さのギャップ。

○炎天を腹わた重く歩きけり
夏バテでしょうか。

○砂日傘しばらくはボサノバでいい
よいと思います!
 

選句です。

 投稿者:亞子  投稿日:2017年 7月18日(火)11時15分39秒
  ◯恐竜の折りがみ渡す夏休み
夏休みですよね恐竜は。

◯順番に蛇を手渡す遊びかな
不気味のような、楽しいような。

◯風死して矢切の渡しまで歩く
リアル感あり。

◯ふうりんや岸辺シローのこゑ古り
ああ何もかもが古ります・・・。

◯天辺をくづさぬやうにかき氷
最近のかき氷はすごいことになっているらしい。

◯よく唸る宿直室の冷蔵庫
年季。

◯参道の一直線の蝉時雨
音を一直線と捉えたところが。

◯直美とは鉄砲百合が縁でした
むむむ、世の中にはそんなご縁もね。

◯冷房に美容部員の微笑みぬ
デパートの主に一階の、笑顔あふるる怖いエリア。

◯ガラクタの山高々と蝉の声
呆然感に?の声がシンクロ。

◯完成の箱庭更に橋を足す
引くより足したくなるものなのかも。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 7月17日(月)22時32分54秒
  ◯ゆらゆらと日暮里渡る夏の月

あのお団子屋さんまだあるかなぁ。

◯夏帽のふたり何かを受け渡し

礼儀ただしくてシャイな空気。

◯その辺りすこし怪しい蝸牛

においます。

◯神田駅周辺のカフェ大夕立

じみーに純喫茶「近藤」とかもありそう。

◯冷房の強と直交して瞑る

しばしオアシス。

◯後厄の女子美の人と納涼舟

なんか大人っぽい女子美。

◯日焼の子語尾美しく去りにけり

さわやか。

◯百足虫だつてげじげじだつて美美美美

あのビビビビですか?

◯完成の箱庭更に橋を足す

地味にたのしそう。

◯純喫茶近藤の宇治金時ぞ

刻がとまっていそう。

◯捕虫網勝つてくるぞと板橋区

けなげな板橋区。
 

選句です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 7月17日(月)10時59分5秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯夏帽のふたり何かを受け渡し
 怪しいものではないだろう。夏帽かぶっているのだから。

◯恐竜の折りがみ渡す夏休み
 ね、折紙だったんだよ。

◯白南風が吹くぞ関係者渡航
 なんの関係者だよ。こちらは怪しいかも。

◯一辺の光年夏の大三角
 大きいなあ、大きすぎて手におえぬ。

◯天辺をくづさぬやうにかき氷
 あれ、まず天辺を崩すんじゃないのかなあ、そうか遊んでいるのか。

◯白くともる愛の岸辺の冷奴
 ハイハイ、そうですか。

◯避暑地とは名ばかりでしてただ辺鄙
 辺鄙なところがよろしいかと。避暑地はきらい。

◯夾竹桃身辺調査来たらしく
 ヤバいね:笑

◯親友よ直線距離の茄子畑
 なんのことやら。可笑しさ充満。

◯直ぐ失せる初恋の味かき氷
 あ、カルピスけちったのね。

◯完成の箱庭更に橋を足す
 あ、だめだめ。それをやると全体のバランスが崩れます。なにか少し足りない感じの方がいいのさ。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 7月17日(月)10時02分39秒
  ◯炎昼を渡る世間の発条秤
角野卓造&近藤春菜。

◯順番に蛇を手渡す遊びかな
毒蝮三太夫&田中邦衛(青大将)。

◯風死して矢切の渡しまで歩く
ちあきなおみ&細川たかし。

◯一辺の光年夏の大三角
福田赳夫&中曽根康弘。

◯カンナ立つ直情型と言われても
神津カンナ&菅直人(?)。

◯虹の橋つなぎ直してゐる手と手
清川虹子&橋幸夫。

◯鬼百合の鬼であること美しく
小池&吉高&宮本(?)。

◯水打つて美しきゆふぐれ神楽坂
はん子&浮子。

◯美味しいといへばまた出る砂糖水
佐藤江梨子&さとう珠緒&佐藤かよ(?)。

◯夏雲やモンゴル力士勢唄ふ
白鵬&日馬富士&鶴竜(休場不戦敗)。

◯蚊遣火や日に三回のイルカショー
神部としえ&蘇我入鹿。
 

選句しました。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 7月16日(日)20時19分22秒
  〇炎昼を渡る世間の発条秤
発条秤が良い味出しています。

〇恐竜の折りがみ渡す夏休み
帰省先での出会いと別れ。

〇順番に蛇を手渡す遊びかな
言い出しっぺは誰だ!

〇生活を渡つてゆける蟻の列
生活、でいろいろな場面が見える。

〇身辺を整理してゐる夏の雲
夏の雲で次へのステップへ。

〇避暑地とは名ばかりでしてただ辺鄙
甘い言葉にご注意。

〇参道の一直線の蝉時雨
蝉時雨がサラウンドで迫力。

〇日焼の子語尾美しく去りにけり
素朴で健康的なくりくり坊主頭の少年。

〇冷房に美容部員の微笑みぬ
営業スマイルを崩さずに。

〇砂日傘しばらくはボサノバでいい
アンニュイな気分でいたい午後。

〇滴りや和音和音和音和音無音
最後の無音で一気に余韻が。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 7月16日(日)12時49分31秒
  ○除草機の渡る三叉路葛飾区
葛飾や桃の籬も水田べり・の頃からの三叉路かしら?

○生活を渡つてゆける蟻の列
以前は生活そのものの台所に蟻の列でしたが、最近は蟻を見ません。どうしちゃったのでしょうね。

○徒歩でゆく渡月橋なり夏の月
徒歩でこそ。時空を超えて。

○身辺を整理してゐる夏の雲
あ、それでスッキリしているのですね、雲の峰。

○はしごして選び直してゐる水着
しかも試着もやり直し??

○よく唸る宿直室の冷蔵庫
便利なように置いてあるのだけれど。その度に目覚めてしまいそう。

○参道の一直線の蝉時雨
一直線の参道に蝉時雨が一直線に。気持ち良いです。

○次々と直立をして花蓮
直立ですね、ほんとに。

○鬼百合の鬼であること美しく
すてき。気品を感じます。

○日焼の子語尾美しく去りにけり
お育ちの良いお子さん。見習わねば。

○完成の箱庭更に橋を足す
完成だったはずが。でも橋がかかって良かったですね。未来が開けますよう。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 7月16日(日)09時46分1秒
  ☆夏帽のふたり何かを受け渡し
 何か、気になる。たぶん健康的な代物かと想像。

☆順番に蛇を手渡す遊びかな
 だめな子はだめだろうな。こういう遊びでガキ大将が決まったりする。

☆風死して矢切の渡しまで歩く
 当方これ実際に経験あり。柴又からぶらぶらと、暑かったなぁ。途中に旨い蕎麦屋があったような記憶。

☆その辺りすこし怪しい蝸牛
 蝸牛による捜索、ありそう。

☆はしごして選び直してゐる水着
 結局同じようなものに落ち着く。

☆参道の一直線の蝉時雨
 お暑い盛り。

☆驟雨あと少年素直な目となりぬ
 きらきら輝いて。こちらがはっとしたりする。

☆後厄の女子美の人と納涼舟
 女性の後厄、数えで20・34・38・62才ということらしい。女子美術大學は1900年創設だから、いずれの年齢の方も可能性あり。以上、プロファイリング完了。

☆炎天を腹わた重く歩きけり
 あぁ、この感じ嫌だねぇ。水中だろうか。

☆砂日傘しばらくはボサノバでいい
 リゾート気分にはボサノバがよく似合う。

☆虹の橋架かりしところ観覧車
 グッドタイミング。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 7月16日(日)08時08分20秒
  ○炎昼を渡る世間の発条秤
ばねばかり、巧い。「世間は」のほうがいいかも。

○夏帽のふたり何かを受け渡し
怪しい。薬物かそれともカブトムシか。

○恐竜の折りがみ渡す夏休み
ステゴザウルス。

○天辺をくづさぬやうにかき氷
うん、サイドから攻めるね。

○よく唸る宿直室の冷蔵庫
巧い。廊下まで聞こえる。

○参道の一直線の蝉時雨
いっそ気持がいい。

○水打つて美しきゆふぐれ神楽坂
デキスギの景だが、ここまであっけらかんに言えばそれも妙。

○日焼の子語尾美しく去りにけり
いい子に会いましたね。うらやましい。

○夏雲やモンゴル力士勢唄ふ
なんというか牧歌的な大きさがある。

○砂日傘しばらくはボサノバでいい
うん、いい。

○虹の橋架かりしところ観覧車
デキスギの景だが、ここまでカマトトに言えばそれも妙。
 

渡辺直美句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月16日(日)00時19分1秒
  投句一覧です。

【渡】
すずしさやバリスタの声ゆき渡る
ゆらゆらと日暮里渡る夏の月
炎昼を渡る世間の発条秤
夏帽のふたり何かを受け渡し
恐竜の折りがみ渡す夏休み
軽鳧の子と渡る横断歩道の横
在りし日の渡瀬恒彦水喧嘩
順番に蛇を手渡す遊びかな
除草機の渡る三叉路葛飾区
生活を渡つてゆける蟻の列
徒歩でゆく渡月橋なり夏の月
南風吹く元渡し場に老船頭
白南風が吹くぞ関係者渡航
風死して矢切の渡しまで歩く

【辺】
その辺りすこし怪しい蝸牛
ふうりんや岸辺シローのこゑ古り
一辺の光年夏の大三角
蟻の塔の天辺に立つ足二本
神田駅周辺のカフェ大夕立
身辺を整理してゐる夏の雲
短夜のスマートフォンに辺四つ
底辺掛ける高さ割る二雲海
天辺をくづさぬやうにかき氷
白くともる愛の岸辺の冷奴
避暑地とは名ばかりでしてただ辺鄙
辺張の七万で栄和(ロン)三光鳥
夾竹桃身辺調査来たらしく

【直】
カンナ立つ直情型と言われても
はしごして選び直してゐる水着
よく唸る宿直室の冷蔵庫
吉右衛門ま直にみてる玉の汗
参道の一直線の蝉時雨
次々と直立をして花蓮
親友よ直線距離の茄子畑
垂直に降り水となる翡翠よ
直ぐ失せる初恋の味かき氷
虹の橋つなぎ直してゐる手と手
冷房の強と直交して瞑る
驟雨あと少年素直な目となりぬ

【美】
飴細工米国美国虎が雨
夏の月少女の鼻緒美しき
鬼百合の鬼であること美しく
後厄の女子美の人と納涼舟
水打つて美しきゆふぐれ神楽坂
直美とは鉄砲百合が縁でした
日焼けして炎症にあふ美少年
日焼の子語尾美しく去りにけり
尾張から美濃へとアロハシャツを着て
美しく水の打たれて蔵の町
美味しいといへばまた出る砂糖水
百足虫だつてげじげじだつて美美美美
瑠璃蜥蜴の肉体美より精神美
冷房に美容部員の微笑みぬ

【当季雑詠】
ガラクタの山高々と蝉の声
ニニンガシニサンガロク計算づくの尺取虫
まくなぎの辺縁系に棲んでゐる
炎天を腹わた重く歩きけり
夏雲やモンゴル力士勢唄ふ
蚊遣火や日に三回のイルカショー
完成の箱庭更に橋を足す
砂日傘しばらくはボサノバでいい
七夕の月皓々と寝間へ入る
純喫茶近藤の宇治金時ぞ
水虫の足フランスから郵便
滴りや和音和音和音和音無音
土用鰻の日そ損な金なでうふふ
同窓会とは人生の片蔭
虹の橋架かりしところ観覧車
捕虫網勝つてくるぞと板橋区

(以上)

11句選(特選、逆選なし)
選句締切:7月19日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

渡辺直美句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月12日(水)22時22分8秒
  出題です。

【渡】
【辺】
【直】
【美】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:7月15日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

白百日紅句会結果

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 7月12日(水)18時02分55秒
編集済
  早めの選句ありがとうございました。
結果発表です。間違いありましたら、ご一報ください。

夏草の婚家夜な夜な白蛇伝      なむ  ゆ
ジオラマの八百八町大西日      なむ  ゆ百由亞
向日葵の列に敬礼して去りぬ     なむ  月ゆけ由海亞亜
夏富士や皿に由々しき紅生姜     なむ  け
王族に生まれて死んで大蚯蚓     なむ  あ苑亞

白くなるまで夜濯ぎを繰返す     苑を  月ゆけ由海
一匹の鱏百匹の熱帯魚        苑を  百
日々草きのふはきのふけふは晴れ   苑を
金魚掬ふちひさき背に紅の帯     苑を  む百
縁側に立て掛けられてゐる日傘    苑を  朝洋あ

一行の一人白靴白過ぎて       朝比古 ゆ桃苑け由海亜
百匹を叩きし後の蠅叩        朝比古 月ゆむ桃洋百苑由海
日直の名前を消して夏休       朝比古 月むあ苑け
紅の天鵞絨の椅子さみだるる     朝比古 ゆ
がつくりと仕舞はれてゆく扇風機   朝比古 む桃苑け由亞

白靴で鬼ヶ島から来たと言う     亞子  朝由海亜
片かげり百閒の声猫の声       亞子
淡々と日日草の日々過ごす      亞子
紅見せて水なまめかす夏の鯉     亞子  ゆ百亜
炎昼を割って岡持遠ざかる      亞子  朝月ゆむ百あ苑由亜

慣れきったかもめのような白Tシャツ 桃子  洋け
百数える途中にひらく網戸かな    桃子  百け亜
日曜日ミニトマトの数蔕の数     桃子  月け
口紅の蓋に馬づら梅雨の雷      桃子  ゆ
右腕のほくろの軌跡青すだれ     桃子  ゆあ

七月の夕暮白い母の声        月犬  朝洋海亞
百余年生きて遠くの花火かな     月犬  朝あ亞
月涼し今日は昨日へ終列車      月犬
紅い花食ふて山椒魚静か       月犬  む桃洋亞亜
愚図愚図と沈むなさつさと浮いて来い 月犬  桃亞

白一重くれなゐ一重野ばらの日    百花
七夕や御百度石のやうに月      百花  桃亜
病葉と青柿を掃く日課かな      百花  ゆ
捩花の紅うすければ甘い巻き     百花
小蠅ほらほらと叩くに老眼鏡     百花  むけ

白じらと嘘 だつて七夕なんだもん  海太
百物語九十九話までは聴けた     海太  月あ
尺取の一歩目まづは日本橋      海太
血を吸ひ過ぎて紅孔雀となる藪蚊   海太  月桃洋
蛞蝓のまなこできみを見つめたら   海太  桃洋

白靴がブックオフのやうなにほひ   洋子  桃
石工のねむれずにゐる百日草     洋子
西日濃き屋根裏部屋のある映画    洋子  月
百日紅こだわりのないぬいぐるみ   洋子  あけ
七夕や畳屋そつときてゐたり     洋子  由亞

白髪のまた増えてゐる冷し酒     亜紀  月ゆ海
百会押すことを習うて夕端居     亜紀
百円玉一つで足らぬ雲の峰      亜紀  桃苑け
日日草取り壊されてゆく校舎     亜紀  朝む海
グラジオラス注がれてゆく紅茶かな  亜紀  洋百あ由
地下鉄の入口出口虹二重       亜紀
黒揚羽知りつつ変はる世代かな    亜紀

萍や東の空の白々と         あんこ
朝顔の百の迷路となりにけり     あんこ 月亜
ががんぼや日付の変はる頃の雨    あんこ 朝桃洋苑由亜
紅の座蒲団並び夏料理        あんこ 朝桃洋百苑け亜
短夜やソースざぶざぶかけてゐる   あんこ 朝桃洋百苑由海亜

白きもの横切つて行く熱帯夜     けんじ 月ゆむ百苑海亞
仏法僧鳴く百一手目の王手      けんじ む海
日盛や腕にまとわりつく粘り     けんじ 百
口紅の艶の残りて梅雨晴間      けんじ 海
きりきりと天牛虫のいる木陰     けんじ あ亞亜

白靴の巡つてゐたるワイナリー    由季  む百あ
炎昼の百葉箱に辿りつく       由季  朝亞
うず高きチョコレートパフェ日雷   由季  朝む桃苑海亞亜
人形に刷く頬紅や夕薄暑       由季  苑海
乗り捨ててゆくレンタカー紅の花   由季  朝あけ
合歓の花明日の予報はずつと雨    由季  月洋

白黒のホッピー天然色の夏      ゆかり 月
落人の里なれば百物語        ゆかり 朝
向日葵に親子あるらしバスを待つ   ゆかり む百あ
紅生姜色のルージュや夏の雲     ゆかり 朝洋由亞
冷房と黄色い籠のマーケット     ゆかり む洋あ苑由
 

選句です。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 7月12日(水)17時32分2秒
編集済
  ○一行の一人白靴白過ぎて
おニュー感で一際目立ってしまった。

○白靴で鬼ヶ島から来たと言う
不思議ちゃんここにあり。

○七夕や御百度石のやうに月
まろやかな丸み。

○朝顔の百の迷路となりにけり
つるが絡まってしまひけり。

○百数える途中にひらく網戸かな
え~っというガックリ感。

○うず高きチョコレートパフェ日雷
非日常の高揚感。

○ががんぼや日付の変はる頃の雨
静かに進む時計の針と。

○向日葵の列に敬礼して去りぬ
きびきびとした所作が美しい。

○紅い花食ふて山椒魚静か
なんでも血肉にしてしまう。

○紅の座蒲団並び夏料理
紅の色が夏の緑によく映える。

○紅見せて水なまめかす夏の鯉
ちらっと感がなまめかしい。

○きりきりと天牛虫のいる木陰
木陰の天牛虫の臨戦態勢。

○炎昼を割って岡持遠ざかる
炎昼を割って・・といふ詩的寂寥感。

○短夜やソースざぶざぶかけてゐる
残業あとの空腹感。
 

選句です。

 投稿者:亞子  投稿日:2017年 7月12日(水)13時40分8秒
  ◯七月の夕暮白い母の声
白い母の声に共感。

◯白きもの横切つて行く熱帯夜
ぎょぎょっ。今日も熱帯夜になりそう。

◯ジオラマの八百八町大西日
八百八町と大きく出たところに一票。

◯炎昼の百葉箱に辿りつく
校舎のうしろにひっそりとありましたね、百葉箱。

◯百余年生きて遠くの花火かな
あっぱれというべきでしょう。

◯うず高きチョコレートパフェ日雷
季語がいいと思う。

◯向日葵の列に敬礼して去りぬ
向日葵への畏怖の念。

◯紅い花食ふて山椒魚静か
そして身ぬちが赤く染まっている。

◯紅生姜色のルージュや夏の雲
紅ショウガ色としか飛べないような赤、ありますね。

◯がつくりと仕舞はれてゆく扇風機
感じ感じ。

◯きりきりと天牛虫のいる木陰
かみきりきりきり。

◯王族に生まれて死んで大蚯蚓
ここは蚯蚓の王族と読みたい。

◯愚図愚図と沈むなさつさと浮いて来い
気持ち、わかります。

◯七夕や畳屋そつときてゐたり
職人とは。いつのまにか、そしてさっさと作業を済ませる。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 7月12日(水)08時01分21秒
編集済
  ◯一行の一人白靴白過ぎて
白々しい。

◯七月の夕暮白い母の声
嘘々しい。

◯白きもの横切つて行く熱帯夜
おどろおどろしい。

◯白くなるまで夜濯ぎを繰返す
甲斐甲斐しい。

◯白靴で鬼ヶ島から来たと言う
桃太郎らしい。

◯白髪のまた増えてゐる冷し酒
特異体質らしい。

◯百匹を叩きし後の蠅叩
汚らしい。

◯仏法僧鳴く百一手目の王手
迷人らしい。

◯うず高きチョコレートパフェ日雷
糖尿予備軍らしい。

◯向日葵の列に敬礼して去りぬ
元警察官らしい。

◯日日草取り壊されてゆく校舎
関係ないらしい。

◯口紅の艶の残りて梅雨晴間
事後らしい。

◯人形に刷く頬紅や夕薄暑
オタクらしい。

◯短夜やソースざぶざぶかけてゐる
脳溢血予備軍らしい。
 

選句しました

 投稿者:由季  投稿日:2017年 7月11日(火)23時29分42秒
  ○一行の一人白靴白過ぎて
悪目立ちしてしまう。キャラクターが見える。

○白くなるまで夜濯ぎを繰返す
洗濯物ではなく自分が白くなるのですね。

○白靴で鬼ヶ島から来たと言う
白靴は法螺も堂々と言うのです。

○ジオラマの八百八町大西日
ジオラマの八百八町はいいですね。

○百匹を叩きし後の蠅叩
嫌だけれどありそうでもあり。

○ががんぼや日付の変はる頃の雨
この静かな感じ、良いですね。

○向日葵の列に敬礼して去りぬ
こんな映像見たような気がします。

○グラジオラス注がれてゆく紅茶かな
なんとなく優雅な感じですね。

○紅生姜色のルージュや夏の雲
安そうなところが夏らしい。

○がつくりと仕舞はれてゆく扇風機
首をつかまれてがっくりと。

○炎昼を割って岡持遠ざかる
割って、が巧みです。

○七夕や畳屋そつときてゐたり
畳屋はきっとそっと来るのでしょう。

○短夜やソースざぶざぶかけてゐる
ヘルシー志向と対極に。

○冷房と黄色い籠のマーケット
即物的な捉え方が上手いです。
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年 7月11日(火)23時29分21秒
  ◯一行の一人白靴白過ぎて
気合が入ってます。エナメルとか。

◯慣れきったかもめのような白Tシャツ
もはやこれを着ていないと誰かわかりません。

◯白くなるまで夜濯ぎを繰返す
漂白の字のごとし。

◯百円玉一つで足らぬ雲の峰
3枚くらいで一雨来ます。

◯百数える途中にひらく網戸かな
気が短い。実は英語だったり。

◯向日葵の列に敬礼して去りぬ
戦時中かと思ったらただの酔っ払いとか。

◯日直の名前を消して夏休
黒板の真ん中にデカデカと「夏休みだ、やった」の文字。

◯日曜日ミニトマトの数蔕の数
つまみ食いするとすぐにバレるということか。

◯夏富士や皿に由々しき紅生姜
むむっ。あれほど嫌いといったのに。

◯紅の座蒲団並び夏料理
還暦祝いです。

◯乗り捨ててゆくレンタカー紅の花
恋多き女優の人生みたい、とか。

◯百日紅こだわりのないぬいぐるみ
どんなポーズでも喜んで。

◯がつくりと仕舞はれてゆく扇風機
そうそう、首のあたりがきつそう。

◯小蠅ほらほらと叩くに老眼鏡
無心であれば見えずとも気合で落とします。エイ。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年 7月11日(火)21時56分5秒
  ○一行の一人白靴白過ぎて
下ろしたてかな。妙に目立つんですよね。

○白きもの横切つて行く熱帯夜
熱帯夜にはなにかが通りますが確認できません。

○百円玉一つで足らぬ雲の峰
自販機かな。

○百匹を叩きし後の蠅叩
かなり草臥れてますね。

○うず高きチョコレートパフェ日雷
日雷で懐かしい光景と重なります。

○ががんぼや日付の変はる頃の雨
降ってきたんだなーとぼんやり。

○日直の名前を消して夏休
いまもあるんですか。日直。

○紅の座蒲団並び夏料理
小さめな座布団がずらっと。

○人形に刷く頬紅や夕薄暑
和人形でしょうか。職人さんかな。

○がつくりと仕舞はれてゆく扇風機
このがつくり、いいですね。

○炎昼を割って岡持遠ざかる
見えますね。時間の向こうにと深読みもしたくなる。

○王族に生まれて死んで大蚯蚓
大仰な言い方で乾涸らびた大蚯蚓が見えてきます。

○短夜やソースざぶざぶかけてゐる
チープそうな感じが好きです。

○冷房と黄色い籠のマーケット
ぎんぎんに冷えていそう。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 7月11日(火)21時38分20秒
  ○白靴の巡つてゐたるワイナリー
楽しい旅のほろ酔い加減。

○百物語九十九話までは聴けた
白石加代子の声でしょうか。

○百余年生きて遠くの花火かな
この花火は感慨深い。

○向日葵に親子あるらしバスを待つ
向日葵に親子があるという発想がいいです。

○日直の名前を消して夏休
懐かしい風景。

○グラジオラス注がれてゆく紅茶かな
静かないい時間。

○乗り捨ててゆくレンタカー紅の花
ここから歩いていくのでしょうか。紅の花がいい。

○百日紅こだわりのないぬいぐるみ
百日紅のつるんとした幹と夥しい花、
そこに即物的なぬいぐるみが響いています。

○きりきりと天牛虫のいる木陰
長い触角が見える。

○右腕のほくろの軌跡青すだれ
腕だけが見えているような、少しドキッとします。

○炎昼を割って岡持遠ざかる
炎昼を割って、がいいなあ。

○縁側に立て掛けられてゐる日傘
近所の人がちょっとお邪魔している感じ。

○王族に生まれて死んで大蚯蚓
面白い発想。

○冷房と黄色い籠のマーケット
普通のスーパーにも読めるし、東南アジアの小さなうらぶれた市場のようにも見える。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 7月11日(火)21時09分37秒
  ○白きもの横切つて行く熱帯夜
ゆめうつつ。

○白靴の巡つてゐたるワイナリー
男とはかぎらないのです。

○ジオラマの八百八町大西日
昼間から大西日を覗く暑さ。

○一匹の鱏百匹の熱帯魚
客の前のガラスに鱏が張り付いてる水族館。

○百数える途中にひらく網戸かな
開かないでも出入りできるモノだったら怖い。

○百匹を叩きし後の蠅叩
数えたの!

○向日葵に親子あるらしバスを待つ
随分待たされているのね。

○日盛や腕にまとわりつく粘り
暑さ130パーセント。

○グラジオラス注がれてゆく紅茶かな
同じ色のような紅茶。

○金魚掬ふちひさき背に紅の帯
角隠しをするころを背から想像してる父親。

○紅の座蒲団並び夏料理
冷房が効いて厚めのざぶとん。

○紅見せて水なまめかす夏の鯉
黒もなかなかよ。

○炎昼を割って岡持遠ざかる
家が頼んだのではないけれど。見ている。

○短夜やソースざぶざぶかけてゐる
徹夜。そんな時刻になんの料理を。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 7月11日(火)12時34分52秒
  ◯慣れきったかもめのような白Tシャツ

かもめのようなと言いつつちょっとシニカル。

◯七月の夕暮白い母の声

七夕がせつない。

◯百匹を叩きし後の蠅叩

ぎもちわるー。

◯ががんぼや日付の変はる頃の雨

ががんぼ。

◯グラジオラス注がれてゆく紅茶かな

合羽橋の蝋細工のような感触。

◯血を吸ひ過ぎて紅孔雀となる藪蚊

薮蚊の妄想たのしい。

◯紅い花食ふて山椒魚静か

キクチサヨコ山をおりたらどうじゃ。

◯紅の座蒲団並び夏料理

シンプルな抽象画のような座布団。

◯紅生姜色のルージュや夏の雲

唇がたこ焼きに見えてくる。

◯縁側に立て掛けられてゐる日傘

どんな日傘だろう。

◯合歓の花明日の予報はずつと雨

しずかにずつと降っていてほしい。

◯短夜やソースざぶざぶかけてゐる

さっきはなんだかむきになってしまった。

◯冷房と黄色い籠のマーケット

腕とか鳥肌。黄色い籠に肉片。たぶん牛。

◯蛞蝓のまなこできみを見つめたら

サイコパスか。
 

選句しました

 投稿者:桃子  投稿日:2017年 7月11日(火)08時28分0秒
  お久しぶりです。久々なのでトチ狂っていますが、よろしくお願いします。

・一行の一人白靴白過ぎて
全部言っちゃっているような気もしますが、あえてこの場面設定で白靴に着目したのが面白いです。

・白靴がブックオフのやうなにほひ
白靴は新品!と仮定すると、真新しい革の匂いから、ブックオフ独特の、消毒の匂い、かくしきれない古くさい匂い、蛍光灯の白々した照明、フローリングなどが浮かびます。

・百円玉一つで足らぬ雲の峰
100円玉を入れて、この人は雲の峰を作ってるんでしょうか。

・百匹を叩きし後の蠅叩
チープなプラスチックの蠅叩が、深淵な雰囲気を纏って、そのギャップがたまりません。

・うず高きチョコレートパフェ日雷
サクランボがてっぺんに乗ってるような、昔風の喫茶店のチョコパフェかな。日雷がわざとらしくなく、それでいて甘いムードをいい感じに冷ましています。

・ががんぼや日付の変はる頃の雨
日付の変はる頃の雨 が、詩的。

・紅い花食ふて山椒魚静か
山椒魚は小動物を食べるので、花なんて食べないだろうけど、この山椒魚は赤い花を食べた。間違って口に入った感じじゃなくて、自ら食べた。なぜかはわかりませんが。そこに神秘的なムードがあります。そのあと黙っちゃったから、ほんとに花だけ食べたことになります。花を食べる山椒魚。土っぽい色の山椒魚に、赤い花が鮮烈です。

・紅の座蒲団並び夏料理
なんとなく、親戚の集い。

・がつくりと仕舞はれてゆく扇風機
夏の時は散々使って、扇風機も首を上げていることが多いですが。秋めいてくると、下向いてることが多くなりますね。仕舞われるまでの扇風機のストーリーがうかびます。

・愚図愚図と沈むなさつさと浮いて来い
小さい頃、お風呂でよく、こういう気持ちでした。

・短夜やソースざぶざぶかけてゐる
短夜とソースが合うったら。

・蛞蝓のまなこできみを見つめたら
最後が思わせぶりなのが少し残念ですが、蛞蝓のまなこで見るという視点が好きです。

・七夕や御百度石のやうに月
七夕が合いすぎちゃっている気がしますが、お百度石のように月 は面白い。

・血を吸ひ過ぎて紅孔雀となる藪蚊
ごちゃごちゃで説明過多だけど、ここまでくるとおもしろいですね。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 7月10日(月)15時07分56秒
  ◎白きもの横切つて行く熱帯夜
こわい。

◎白靴の巡つてゐたるワイナリー
御一緒したい。

◎百匹を叩きし後の蠅叩
そろそろ研ぎに出さねば。

◎仏法僧鳴く百一手目の王手
御名御璽。

◎うず高きチョコレートパフェ日雷
目の前にくると少し後悔します。季語がいい。

◎向日葵に親子あるらしバスを待つ
高低があるだけで確か親子関係はないと思います。

◎日直の名前を消して夏休
1学期の最後の日直の名前が9月まで残っていたことあったなあ。

◎日日草取り壊されてゆく校舎
ものがなしい。

◎金魚掬ふちひさき背に紅の帶
かわいい浴衣のの女の子。

◎紅い花食ふて山椒魚静か
つげ性むんむん。

◎がつくりと仕舞はれてゆく扇風機
巧い。

◎炎昼を割って岡持遠ざかる
元気な出前。よきかな。

◎小蠅ほらほらと叩くに老眼鏡
御同病。

◎冷房と黄色い籠のマーケット
端的なとらえかた、いいですね。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月 9日(日)13時41分56秒
  ○一行の一人白靴白過ぎて
 それがゼミの教授だったりします。

○夏草の婚家夜な夜な白蛇伝
 異種婚姻譚でしょうか。

○白きもの横切つて行く熱帯夜
 「熱帯夜」が最近の言葉なので、「白きもの」が幽霊とか古風なものではないような気がして…。ナースかな。

○白くなるまで夜濯ぎを繰返す
 夜が白んで来たのでしょうか。

○白髪のまた増えてゐる冷し酒
 こんどご一緒にいかがでしょう。

○ジオラマの八百八町大西日
 江戸東京博物館とかでしょうか。

○百匹を叩きし後の蠅叩
 数えたんでしょうか。

○向日葵の列に敬礼して去りぬ
 八月になるとそんなドラマをやっているような…。

○病葉と青柿を掃く日課かな
 ご苦労様です。

○口紅の蓋に馬づら梅雨の雷
 そういえば昔、多湖輝の『頭の体操』の表紙だったか挿絵だったかに、口紅の蓋を立てて見るとなんだか分かる絵がありましたよね。

○紅の天鵞絨の椅子さみだるる
 季語が醸し出すしっとり感がいいですね。

○紅見せて水なまめかす夏の鯉
 「水なまめかす」が眼目ですね。濃厚に水のにおいを感じます。

○右腕のほくろの軌跡青すだれ
 それ、いぼかも知れません。

○炎昼を割って岡持遠ざかる
 いいなあ。
 

選句です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 7月 9日(日)11時43分46秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯白きもの横切つて行く熱帯夜
 亡霊か、それともなにか脳と身体の不調か。

◯白くなるまで夜濯ぎを繰返す
 そのうちボロボロになりそう。

◯白黒のホッピー天然色の夏
 最近ホッピー飲まなくなったなあ。

◯白髪のまた増えてゐる冷し酒
 冷で日本酒ばかり飲んでおる。たしかに白髪も増えた。

◯朝顔の百の迷路となりにけり
 朝顔市か、行ったことないけど迷路っぽいのかなあ。

◯百匹を叩きし後の蠅叩
 なんだか汚い気もするけど、案外10000匹くらい叩きつぶして、黒光りしているのかもしれぬ、やだなあ。

◯百物語九十九話までは聴けた
 そこで止めたのはエラいのか、臆病なのか。

◯向日葵の列に敬礼して去りぬ
 そういえば敬礼したくなるなあ。

◯西日濃き屋根裏部屋のある映画
 なんの映画だろう、当然邦画だとは思うが、気になる:笑

◯日直の名前を消して夏休
 わかる。

◯日曜日ミニトマトの数蔕の数
 同数。

◯血を吸ひ過ぎて紅孔雀となる藪蚊
 そんなことはないけど、おおげさ感がいいね。

◯炎昼を割って岡持遠ざかる
 炎昼を割るのか、いい表現だと思う。

◯合歓の花明日の予報はずつと雨
 なんだか静かでいいなあ。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 7月 9日(日)06時41分14秒
  ☆七月の夕暮白い母の声
 夕暮も母の声も白いのだろう。なぜだか切ない風情。

☆白靴で鬼ヶ島から来たと言う
 ハイカラに変身した桃太郎。

☆炎昼の百葉箱に辿りつく
 百葉箱の中は比較的涼しいらしい。

☆百余年生きて遠くの花火かな
 めでたいね。

☆落人の里なれば百物語
 二三聴いてみたい。

☆うず高きチョコレートパフェ日雷
 ドラマティックパフェ。

☆ががんぼや日付の変はる頃の雨
 鬱々と。

☆日日草取り壊されてゆく校舎
 母校が取り壊されるのは結構つらい感慨。

☆紅の座蒲団並び夏料理
 屋形船っぽい風情。

☆紅生姜色のルージュや夏の雲
 紅生姜色かぁ。CMのキャッチコピーには絶対ならないだろう、艶っぽくない言い振りが可笑しい。

☆乗り捨ててゆくレンタカー紅の花
 旅のお供。

☆炎昼を割って岡持遠ざかる
 ホンダスーパーカブの後部座席に揺れている。

☆縁側に立て掛けられてゐる日傘
 縁側からの出入りって身内の人っぽくてイイね。

☆短夜やソースざぶざぶかけてゐる
 ウスターソースかソイソースか。個人的にはこれはアジフライ。
 

白百日紅句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月 9日(日)00時39分7秒
編集済
  投句一覧です。一部文字化けがありましたが、秘密裡に直してあります。

【白】
一行の一人白靴白過ぎて
夏草の婚家夜な夜な白蛇伝
慣れきったかもめのような白Tシャツ
七月の夕暮白い母の声
白きもの横切つて行く熱帯夜
白くなるまで夜濯ぎを繰返す
白じらと嘘 だつて七夕なんだもん
白一重くれなゐ一重野ばらの日
白靴がブックオフのやうなにほひ
白靴で鬼ヶ島から来たと言う
白靴の巡つてゐたるワイナリー
白黒のホッピー天然色の夏
白髪のまた増えてゐる冷し酒
萍や東の空の白々と

【百】
ジオラマの八百八町大西日
一匹の鱏百匹の熱帯魚
炎昼の百葉箱に辿りつく
七夕や御百度石のやうに月
石工のねむれずにゐる百日草
朝顔の百の迷路となりにけり
百円玉一つで足らぬ雲の峰
百会押すことを習うて夕端居
百数える途中にひらく網戸かな
百匹を叩きし後の蠅叩
百物語九十九話までは聴けた
百余年生きて遠くの花火かな
仏法僧鳴く百一手目の王手
片かげり百閒の声猫の声
落人の里なれば百物語

【日】
うず高きチョコレートパフェ日雷
ががんぼや日付の変はる頃の雨
月涼し今日は昨日へ終列車
向日葵に親子あるらしバスを待つ
向日葵の列に敬礼して去りぬ
尺取の一歩目まづは日本橋
西日濃き屋根裏部屋のある映画
淡々と日日草の日々過ごす
日盛や腕にまとわりつく粘り
日直の名前を消して夏休
日々草きのふはきのふけふは晴れ
日日草取り壊されてゆく校舎
日曜日ミニトマトの数蔕の数
病葉と青柿を掃く日課かな

【紅】
グラジオラス注がれてゆく紅茶かな
夏富士や皿に由々しき紅生姜
金魚掬ふちひさき背に紅の帯
血を吸ひ過ぎて紅孔雀となる藪蚊
口紅の艶の残りて梅雨晴間
口紅の蓋に馬づら梅雨の雷
紅い花食ふて山椒魚静か
紅の座蒲団並び夏料理
紅の天鵞絨の椅子さみだるる
紅見せて水なまめかす夏の鯉
紅生姜色のルージュや夏の雲
乗り捨ててゆくレンタカー紅の花
人形に刷く頬紅や夕薄暑
百日紅こだわりのないぬいぐるみ
捩花の紅うすければ甘い巻き

【当季雑詠】
がつくりと仕舞はれてゆく扇風機
きりきりと天牛虫のいる木陰
右腕のほくろの軌跡青すだれ
炎昼を割って岡持遠ざかる
縁側に立て掛けられてゐる日傘
王族に生まれて死んで大蚯蚓
愚図愚図と沈むなさつさと浮いて来い
合歓の花明日の予報はずつと雨
黒揚羽知りつつ変はる世代かな
七夕や畳屋そつときてゐたり
小蠅ほらほらと叩くに老眼鏡
短夜やソースざぶざぶかけてゐる
地下鉄の入口出口虹二重
冷房と黄色い籠のマーケット
蛞蝓のまなこできみを見つめたら

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:7月12日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

白百日紅句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月 6日(木)00時45分57秒
  出題です。

【白】
【百】
【日】
【紅】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:7月8日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

往生要集句会結果発表

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 7月 5日(水)23時42分36秒
  結果です。間違いありましたら、ご一報ください。

路地を割る夜汽車金魚に既往症    なむ  月亞海ゆ
剥いて剥いて生の玉葱ほどの夜叉   なむ  月洋海
注意書に要返却とあるトマト     なむ  け海みゆ
蚊遣火を集めて終る路地の通夜    なむ  百月由
少年よ寸志を抱け冷奴        なむ  百ゆ

往来を癒して風鈴売行けり      朝比古 月け
水虫の足生きてゐる感じかな     朝比古 月亞亜み
アロハシャツ着て口癖は「要するに」 朝比古 百む亜ゆ
蝿帳の卓に集めし小鉢かな      朝比古 け亞
扇風機軋みて首の戻り来し      朝比古 あ亜み

往診の歯医者来てをり立葵      由季  百むけ海
梅雨湿り生薬之図の細密に      由季  百
要員の余つてゐたるブールかな    由季  け洋ゆ
くぐるとき風の集まる茅の輪かな   由季  百む月け亞亜
ゐたはずの集合写真柚子の花     由季  むあけ洋亜

カンナ燃える道往診の医師急ぐ    月犬  亞洋み
梅雨寒や寄生虫館に灯が点る     月犬  むあ洋み
遠くからサイレン夏雲要町      月犬
やはらかく拍つ手に緋鯉集まりぬ   月犬  亞
寄り添ひて猿は夕焼け見てをりぬ   月犬  朝むあ洋由亜海

往来に水を打っては立ちつくす    亞子  朝月け洋由亜み
透けるべく生ハム削がれ小暑かな   亞子  けゆ
要件は一行で済み蝉しぐれ      亞子  朝海
熱帯魚電気のごとく集散す      亞子  百あ海ゆ
蟻の道往路を行けば復路あり     亞子  百月由

結果往来!道に迷うて蛍火に     海太  むゆ
慎ましき性生活に添へて薔薇     海太  朝むゆ
君が必要蛍袋に詰めてでも      海太  百あけみ
水知らずの人集ひをり滝壺に     海太  む
仰臥して被せてもらふ木下闇     海太  洋み

七月の往復ハガキ鰐がゐる      洋子  あ亞海
昼寝覚めカナリアほしい双生児    洋子  朝あ亞
夏痩せてウタダヒカリが要るといふ  洋子
花茣座の集合写真痩せてゐる     洋子  あ
油照り壊れてゐてもかまいません   洋子  月ゆ

往路雨復路大雨かたつむり      亜紀  む月亞み
学生の街の食堂梅雨明くる      亜紀  朝あ
ひとつづつ探る要因サングラス    亜紀  海
要点を列挙してゆく夏帽子      亜紀  朝洋
ファンらしき人の集結雲の峰     亜紀  あ由み
路地裏を走つて来たる虹の橋     亜紀
パレードの為に陣取るかき氷     亜紀
マスキングテープに記す冷蔵庫    亜紀  ゆ

往信の印字の滲み夏薊        あんこ
二の鳥居くぐる花嫁半夏生      あんこ 百月け亞
ポンポンダリア要約すれば君が好き  あんこ 百由亜
つやつやとプールサイドへ集まりぬ  あんこ 百朝亞洋由亜み
ウクレレを抱へてゐたる夕端居    あんこ 朝む月亞由亜海ゆ

往来の中に紛れしサングラス     けんじ 朝由亜
叔母の注ぐ泡の絶妙生ビール     けんじ 由み
羽蟻来し重要事項説明書       けんじ
草いきれ集団下校の最後尾      けんじ 朝むあ洋由亜
届かない高さに竹の皮光り      けんじ 朝

筒鳥や往復はがきへ切手二枚     百花
生ビールちびりちびりと古希の昼   百花  海
隠れ喪や要ゆるびし扇子の香     百花
来いといへばすぐに集まる鰻の日   百花  けみ
冷し瓜はんぶんこしてスプーンで   百花

住職の娘嫁ぐや冷し瓜        みやさと 百朝む由海
生協のひとと駆け落ち夏の果て    みやさと 月け亞由
蛍狩り要らざるものを捨てざりき   みやさと
集合体恐怖症的走馬燈        みやさと
昼顔やフランケンシュタインの恋   みやさと あゆ
鴎外忌百年前のティーカップ     みやさと 洋

往年の歌ビストロの梅雨晴間     ゆかり
空梅雨の星空といふ生命体      ゆかり
必要も母も要らない夏の浜      ゆかり 海
梅雨晴や忘れがちなる収集日     ゆかり
順繰りに直すものあり梅雨晴間    ゆかり 洋亜
 

では

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 7月 5日(水)23時29分0秒
  あと30分ほどお待ち下さい。  

せせいさん

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月 5日(水)23時20分58秒
  すみませんが、これ以上こちらの句会の雰囲気をかき乱さないで下さい。

月犬さん、せせいさんの選は数えなくてよいです。悪しからず。
 

よくわからない

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 7月 5日(水)23時07分57秒
  ことになりました。
私が判断することではないかとも思いますので、
集計発表は明日ということでお願いします。
ゆかりさん、よろしくお願いします。
 

ふむ

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 7月 5日(水)22時53分46秒
  なんだかやっかいなことになりにけり。
集計しばらくおまちください。
 

選句します

 投稿者:せせい  投稿日:2017年 7月 5日(水)22時50分35秒
  〇往信の印字の滲み夏薊
季語は「夏薊」。滲みに俳味が。

〇筒鳥や往復はがきへ切手二枚
季語は「ツツドリ」。最近の官製はがき値上がりを想いました。

〇空梅雨の星空といふ生命体
季語は「空梅雨」。生命体の壮大さ。

〇生協のひとと駆け落ち夏の果て
季語は「夏の果て」。ロマンチックな考え方。

〇アロハシャツ着て口癖は「要するに」
季語は「アロハシャツ」。インナワード「要するに」。

〇夏痩せてウタダヒカリが要るといふ
季語は「夏痩せ」。宇多田ヒカルの跋扈。

〇蛍狩り要らざるものを捨てざりき
季語は「蛍狩り」。捨てられないのが俳句的な様な気がしました。

〇つやつやとプールサイドへ集まりぬ
季語は「プール」。何か人間が美化し始める夏。

〇集合体恐怖症的走馬燈
季語は「走馬灯」。毒菌の凝集見たいな。

〇草いきれ集団下校の最後尾
季語は「草いきれ」。ラストには副班長がいるのでしょうか。

〇鴎外忌百年前のティーカップ
季語は「鴎外忌」。アンティークの魅力。

〇少年よ寸志を抱け冷奴
季語は「冷奴」。大志ではなくて寸志。そこがユーモラスですね。

〇届かない高さに竹の皮光り
季語は「竹の皮」。届かない高さに俳句的ロマンがある様な。
 

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