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選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 6月 6日(火)09時08分2秒
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  ○夏草の銅版画家の手をふる手
遠ざかってゆく映像の中、手の揺れと夏草の響きあい。
銅版画家というのが不思議によい。

○現像のされぬフィルムよ蛍籠
蛍籠に眠っている映像のようです。

○緑陰を欲しがつてゐるダビデ像
大らかな筋肉美だけど、つらいのかも。面白い。

○芸ひとつ見せて去りけり夏燕
飄々とした感じがよい。

○芸大と東大近し立葵
なるほど。言われてみるとという点と季語がよい。

○人間と人間の間の暑さかな
体感以外にも確かにね。

○水無月の人工島の灯りゐる
水無月、人工島。二つの三文字の漢字が
お互いに照らし合っているかのよう。
さらに無機質な感じを受けます。

○竹婦人ほどけゆく夜の深さかな
人で竹婦人は思いつかなかったなあ。
眠りが深くなっていくような、気持ちよさと
そこはかとない艶っぽさを思います。

○羽蟻ゆく我が掌の結婚線
短いのか? でも、線は変わるというし。

○我が身鳴る青水無月のらんどせる
青水無月のらんどせる、が好きです。
我が身鳴るといって何が? と思ったら、
中七下五の飛び方。当たり前のことかもしれないけど、
表記も含めてこう詠まれると一気に想像が膨らみます。

○千里眼のそこが隅つこ蟻の穴
千里眼がそこでおしまい。これもまた一つの不思議な光景。

○突として夏めく渋谷モヤイ像
暑いけど華やかな渋谷。再開発で昔ほどうるさくない? そうでもないかな。

○六月の空気しゆうしゆうバランスボール
そのうちバランス崩しそうな。早く空気入れて~。
六月の曖昧感が意外とあっていると思いました。
 
 
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