teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]


新着順:34/2265 記事一覧表示 | 《前のページ | 次のページ》

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 6月14日(水)22時15分57秒
  通報 編集済
  ○灼けてをる十円玉の平等院
 平等院は焼け落ちたことはあったんでしたっけ。炎天下の十円玉から思いを馳せたものでしょう。

○短夜の東十条あたりかな
 地名が効いていますね。

○まだゐるよ瀧を眺めるあの二人
 これ、「まだゐるよ」と言っている人の方が「あの二人」よりずっといる訳ですよね。茶屋の従業員かなにかがそろそろ心中を疑い始めた頃合いなのでしょう。

○包帯のとれて術後の虹二重
 「どうですか、見えますか」「あのう、先生、なんか二重に見えるんですけど…」

○密やかに二階はありて炎天下
 一階は店でてんやわんやなのかも知れません。

○アロハシャツ勝鬨橋に連なりて
 「連なりて」というのは横並びではありませんね。勝鬨橋の歩道は狭くて、縦に連なるしかないのです。

○ワンピース敗れてしまふ熱帯夜
 「破れて」ではないので着衣のことではないのでしょう。

○敗北に北の字ありて帰省かな
 海鳴りだけを聞いているのでしょうか。

○薔薇どれも腐敗してゆく気配あり
 美しいものは腐敗するのです。

○ふたりして事後の蜜豆三丁目
 「蜜豆」が淫靡ですね。「蜜豆三丁目」という連なりも淫靡です。

○紫陽花や風呂で大きな音が鳴る
 放屁でしょうか。

○夕暮のメモにまみれて冷蔵庫
 これは冷蔵庫が季語だった時代ではなくて、現代でしょう。

○冷奴もめんを好む男なり
 かっこいいですね。
 
 
》記事一覧表示

新着順:34/2265 《前のページ | 次のページ》
/2265