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選句です

 投稿者:由季  投稿日:2017年 2月20日(月)19時50分49秒
  ○うつむくも起きるもありて菫かな
可憐ですね。起きてもさほど主張しない。

○起きるまで犬になめられ春の夢
体験は無いがあるあるな気がします。

○起床即春愁のおしよせてくる
これはきついね。よくわかる。

○飯蛸をゆすり起こしてゐたりけり
飯蛸のふにゃふにゃ感がでています。

○鞭毛の忙しそうな春の水
顕微鏡でみたのでしょうか。

○毛利氏が心の支え春浅し
地元愛?渋いですね。

○春の旅ましろき富士を素通りす
素通りに納得感あり。

○材質の違ひを述べて春の服
淡々と説明されていて可笑しい。

○資材課のふたりがをらぬ梅見茶屋
うわさのふたりですか。

○東風吹きて材木店に人をらず
材木の小売店を良く知りませんがきっと人はいないでしょう。

○どかどかと農夫レンゲを踏み歩む
単なる肥料なので・・・。

○ふらここや順番待ちといふ習ひ
最初の試練。

○春眠し急須の口を見てをれば
あのかたちはそんな気がします。

○仲春や街のひらひらしてきたる
ひらひら、してきますね。
 
 

選句しました

 投稿者:らくだ  投稿日:2017年 2月20日(月)15時52分2秒
  ◯うつむくも起きるもありて菫かな
 控えめな菫もいるのです。

◯遠くより火の起きあがる野焼かな
 野焼きの壮大な景。渋い。

◯起床即春愁のおしよせてくる
 あらら、気の毒に。ずっと寝ていられればいいですけどね、そうもいかない。

◯飯蛸をゆすり起こしてゐたりけり
 にゅる~っと動かして、じーっと観察して、最後は料理して食べちゃう。

◯春昼の毛繕ひして猿と猿
 のどか。猿もぼーっとしている。

◯春眠の手足となりて毛が生える
 春眠の夢の話なのか、春眠から目覚める感覚なのか、どちらとも取れる気がしますが「毛が生える」のが可笑しい。

◯羊の毛刈つて名刺を交換す
 なんか、刈られた羊が名刺交換しているような可笑しさが好き。

◯涅槃西風もう毛のことは気にするな
 彼岸に行けばもう誰も気にしない。という心で、此岸でも気にしない。

◯まんさくの花を素どほりしてきたり
 派手さのない花ですから。他に目立つ花に目が行っちゃえばどこにあった?というところ。

◯材質の違ひを述べて春の服
 春ですから、やわらかくてかるくてすべすべした感じのがいい。そうなるとお高いですが^^;

◯材木の一つに蜃気楼の梁
 むむ、蜃気楼の梁とは壮大な。材木と言うことでなんだか蜃気楼に重さが出る気がしました。

◯春の闇緩衝材としてありぬ
 何とも言えない密度、決して嫌な感じではなく。

◯さわらびの水の匂ひを摘みにゆく
 清々しい。まだ冷たさの残る感じがいい。

◯仲春や街のひらひらしてきたる
 なるほど、着膨れていたら「ひらひら」はしないですからね。だんだん花木も咲いてきてそこらへんも「ひらひら」。春らしい。
 

選句しました。

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月20日(月)11時54分24秒
  ◯うつむくも起きるもありて菫かな
 うつむいた菫が好きだけど、毅然とした菫もいいですね。

◯遠くより火の起きあがる野焼かな
 遠くにちらちら見える炎、なんだか夢幻的な光景。

◯起床即春愁のおしよせてくる
 憂鬱というより、なんだかおかしな一日になりそうですね。

◯自動起床装置の後の菠薐草
 辺見庸さんですか、若かりし頃の。

◯春昼の毛繕ひして猿と猿
 ただそれだけのことなのに、なんとも可笑しい。

◯涅槃西風もう毛のことは気にするな
 自分に言い聞かせているのか、それとも誰かに説いているのか。

◯ぶつかけの素うどんでつせ梅日和
 おお、梅日和と素うどんの出会いの妙。「でつせ」で繋いだところが絶妙。

◯春昼やぢいぢの好きな味の素
 味の素舐める子どももいたなあ、それだけではおいしくもないのに。

◯素うどんを腹へ納める針供養
 またしても素うどん登場。なんか乗せたらどうなのよ。

◯素魚の生き急ぎたるかたちかな
 たしかにそんな気もする。

◯暗きより春炬燵見え石材店
 たしかに石材店って、なんとなく暗い感じがするね。墓石扱っているせいばかりではないような。

◯夢のごと材木屋ある日永かな
 最近材木屋って見ないなあ。昔はけっこう見かけたものだけど。たしかに夢のごと、ですねえ。

◯春眠し急須の口を見てをれば
 おかしなもの見てるのね、そりゃあ眠くもなりますな。

◯身体回復す草餅が食へるまで
 よかったね。食欲が健康のバロメーター。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 2月20日(月)09時03分5秒
  ◎起きるまで犬になめられ春の夢
よき朝。

◎起業家の放つ風船太平洋
景気はいいが、この人失敗しそう。

◎起上り小法師の揺れて梅見茶屋
見えます。

◎手で探る勃起の角度余寒なほ
アチャー。朝立ちは小便までの命かななんだけど、あれ俳句にするか?

◎春の旅ましろき富士を素通りす
うん、よくする。

◎春昼やぢいぢの好きな味の素
昭和の昼餉。

◎風花や小脇に素十全句集
永田書房。

◎あらせいとう材木座から裏のはう
ふむ海岸から入った脇道ね。

◎暗きより春炬燵見え石材店
この石屋知ってる。

◎資材課のふたりがをらぬ梅見茶屋
また、あの二人か。

◎春闘の人の立ち寄る画材店
いいね、デモの途中の寄り道。

◎東風吹きて材木店に人をらず
そういえば人がいるのを見たことない。

◎夢のごと材木屋ある日永かな
よきかな。

◎冴返る回転展望レストラン
閑散、不味そう。潰れそう。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 2月19日(日)21時20分13秒
  〇起業家の放つ風船太平洋
風船爆弾。トランプさんには負けますね。

〇起床即春愁のおしよせてくる
朝寝ができない現役さん。

〇春昼の毛繕ひして猿と猿
自分の生活を振り返ると、なんだか猿が羨ましいときも。

〇ときどきは素にもどりつつ猫の恋
ときどき、、、ねえ。

〇春の旅ましろき富士を素通りす
素通りと言いつつ、しっかり見ている。

〇北窓を開いて酸素足しにけり
そんな効果が目的ではありませんが。ありそう。。。

〇印材に鶏の血の色夜半の春
鶏血石ですか。本物? すごいな。寝られませんね。

〇春の闇緩衝材としてありぬ
その柔らかさが決め手。

〇春一番取材撮影お断り
俳人はいい?

〇さわらびの水の匂ひを摘みにゆく
さわらび、と読んだだけで「石走る垂水の上の」が出て来る、やまひ。

〇どかどかと農夫レンゲを踏み歩む
地に漉き込む仕事を始めるのですね。

〇ふらここや順番待ちといふ習ひ
小さいときから、確かに。

〇春眠し急須の口を見てをれば
なんで急須の口を見ているのか知らないけど、この句を読んで眠くなる。

〇青空を余寒と思ふ日向かな
まだ冬青空の感じが残るのですね。風が寒いとか。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 2月19日(日)17時58分35秒
  ☆起床即春愁のおしよせてくる
 そんな朝もありんす。

☆飯蛸をゆすり起こしてゐたりけり
 ご無体な。

☆春眠し毛羽立つてゐる通学路
 毛羽立っているのは作者の心持だったりする。

☆涅槃西風もう毛のことは気にするな
 当人にとってはなかなか無理な話。

☆ときどきは素にもどりつつ猫の恋
 素に戻ったときちょいと恥ずかしそう。

☆春の旅ましろき富士を素通りす
 素通りは勿体ないね。

☆素うどんを腹へ納める針供養
 針供養、渋いなぁ。

☆暗きより春炬燵見え石材店
 妙なリアリティー。

☆材木の一つに蜃気楼の梁
 しっかり支える。

☆春の闇緩衝材としてありぬ
 痛まぬように。

☆さわらびの水の匂ひを摘みにゆく
 俳句的措辞のよろしさ。

☆どかどかと農夫レンゲを踏み歩む
 農作には邪魔なのね。

☆冴返る回転展望レストラン
 あぁ、昭和の薫り。

☆身体回復す草餅が食へるまで
 よかったよかった。次はステーキが食べられるまで。
 

起毛素材句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月19日(日)16時00分42秒
  たいへんお待たせしました。投句一覧です。

【起】
うつむくも起きるもありて菫かな
遠くより火の起きあがる野焼かな
起きなさい春の夢なら電車で見よ
起きるまで犬になめられ春の夢
起き上がれ春風今や吹き渡り
起業家の放つ風船太平洋
起床即春愁のおしよせてくる
起上り小法師に梅の日和あり
起上り小法師の揺れて梅見茶屋
自動起床装置の後の菠薐草
手で探る勃起の角度余寒なほ
春起動して賑やかな田畑かな
白梅紅梅起きるにはまだ早い
飯蛸をゆすり起こしてゐたりけり

【毛】
きはやかに命毛の跡雛の眉
ふとければ手穴のおほき春炬燵
汚れたる毛のまま眠る恋猫よ
花さんしゅゆ読んだことない赤毛のアン
三毛猫に雄はまれなりしゃぼん玉
春昼の毛繕ひして猿と猿
春眠し毛羽立つてゐる通学路
春眠の手足となりて毛が生える
卒業や毛玉にまみれぬひぐるみ
鞭毛の忙しそうな春の水
北窓開く鶏小屋に羽毛舞ふ
毛繕ひしてゐる猫や水温む
毛利氏が心の支え春浅し
羊の毛刈つて名刺を交換す
涅槃西風もう毛のことは気にするな

【素】
ときどきは素にもどりつつ猫の恋
ぶつかけの素うどんでつせ梅日和
ベテランも素人もゐて種を蒔く
まんさくの花を素どほりしてきたり
雨水かな買ひこんできて水素水
穴を出た蛇の素直な眼と合ひぬ
春の旅ましろき富士を素通りす
春昼やぢいぢの好きな味の素
素うどんを腹へ納める針供養
素魚の生き急ぎたるかたちかな
素心より大志が湧けり春の雪
蝶と蛾の違ひ素振と空振ほど
風花や小脇に素十全句集
北窓を開いて酸素足しにけり

【材】
あらせいとう材木座から裏のはう
グラタンは心材を成し木の芽かな
暗きより春炬燵見え石材店
印材に鶏の血の色夜半の春
材質の違ひを述べて春の服
材木の一つに蜃気楼の梁
山毛欅芽吹く心材失せし淋しさに
資材課のふたりがをらぬ梅見茶屋
春の闇緩衝材としてありぬ
春一番取材撮影お断り
春闘の人の立ち寄る画材店
人材派遣亀鳴く昼のベンチかな
東風吹きて材木店に人をらず
夢のごと材木屋ある日永かな

【当季雑詠】
グラタンや春光今や大望に
さわらびの水の匂ひを摘みにゆく
ぜんまいの綿から糸を紡ぎましょう
そのなかに起承転結春の夢
どかどかと農夫レンゲを踏み歩む
ふらここや順番待ちといふ習ひ
むめと読む梅の一字名うららけし
リラ冷えの服を着せあふ更衣室
軽トラの荷台うつすら霾れる
冴返る回転展望レストラン
春眠し急須の口を見てをれば
身体回復す草餅が食へるまで
青空を余寒と思ふ日向かな
仲春や街のひらひらしてきたる
土地土地のお国言葉やあたたかし
湧水に春を喜ぶ音ありぬ

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:2月22日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

修正

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月15日(水)23時46分47秒
  集計に間違いがありましたので、
直しています。
申し訳ありませんでした。
 

起毛素材句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月15日(水)21時27分55秒
  出題です。

【起】
【毛】
【素】
【材】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:2月18日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

結果発表

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月15日(水)21時23分0秒
編集済
  点滴静注句会結果発表です。早めの選句ありがとうございました。
間違いありましたら、ご一報ください。

点々と梅点々と傘の人         なむ  らあ由ゆ洋
梅の夜の和紙一滴の筆を噛む      なむ  海苑七
獺祭のあと静寂に戻る病室       なむ
薄氷にぼーっと注ぐ暁の闇       なむ  月
薔薇の芽の第二関節ほどの距離     なむ  海あ七

点したき灯のありぬ雛かな       朝比古 け
薄氷を包みてゆける滴かな       朝比古
うすらひの傷み静かに増えゆきぬ    朝比古
針の無き注射器並ぶ余寒かな      朝比古 月むらゆ亜洋七け
立呑の店に立ちたる朧かな       朝比古 月あ洋

点描の尖塔に春揺らぎをり       苑を  亜
水滴のグラスに春の兆しあり      苑を  朝ら百
春月や静かの海に砂あらし       苑を
正座してをり特注の蕨餅        苑を  朝
アネモネの癖に元気を出しなさい    苑を  月むら海由ゆ亜洋

重機濡れ春は名のみの氷点下      らくだ 月む
一滴ですまぬ目薬よなぐもり      らくだ 朝百苑由洋け
朧夜は静かにまわる洗濯機       らくだ 朝あ由亜洋七け
注文と違う品来て鳥帰る        らくだ 朝海洋
流氷の旅のおわりの海の色       らくだ 朝百苑あゆけ

点描の春の日傘の婦人かな       月犬  朝百由ゆ洋
一滴の血からはじまる謝肉祭      月犬  海七
春の雪ページ静かに繰る女       月犬  あ由亜七け
注文の多い女と木の芽和        月犬  朝百由亜洋七
スー族の踊りで春を迎へけり      月犬  海由ゆ洋

きだちるりそう蜜蝋点す夜なりけり   洋子  月七
一滴のユーカリオイル鳥ぐもり     洋子  朝由亜
青饅の鳴りを静める暮らしかな     洋子
ちりめん雑魚注目されてゐたりけり   洋子
すかんぽ噛むサイモン&ガーファンクル 洋子  ら海苑あ

点眼の前に挿木がルーティーン     海太
春灯の滴一滴と湖水化す        海太
静脈は菠薐草で水脈は妻        海太  らゆ七
きみの足厳重注意春炬燵        海太  月苑
三鬼忌と虚子忌のあはひオカマの日   海太

点すごと歌ひはじむる卒業生      あんこ む
一滴のたちまち春の雨となり      あんこ け
春寒やドアノブ走る静電気       あんこ け
注がれては注ぐ繰り返す春の昼     あんこ
銭湯ののれんの白字春ゆふべ      あんこ 月む百苑け

濁点の少し混ざりし初音かな      けんじ 月らゆ七
始まりはいつも一滴春の水       けんじ
静かなる海も満るか春の月       けんじ 苑
注釈のアスタリスクよ春時雨      けんじ 月ら海
末黒の芒なにかかばつていたやうな   けんじ 百あ由亜七

講堂に点呼の声や忘れ霜        亜紀  苑
一滴に集約したる春の川        亜紀
静止画となつてしまひし春の雪     亜紀  朝ら由ゆ
高きより注ぐ紅茶や春の宵       亜紀  むらあ由ゆ
特別な注文はせず春炬燵        亜紀  海百苑
物干しの雨粒ひかる二月尽       亜紀  むあ
佐保姫の発声練習ラララララ      亜紀
抽斗の中の混沌木の芽時        亜紀  ら由洋

春の夢はるかに点る俳句の火      百花
一滴のつくる薄墨西行忌        百花  むらゆ
チケットの割引二人静かな       百花  海
均等に注ぐ煎茶や椿餅         百花  苑け
佐保姫のゑくぼへ蒔くや花の種     百花  海あゆ亜

春寒のバレエ支点と作用点       由季  ゆ亜
雪の果一滴垂らすブランデー      由季  朝む海苑亜七け
しやぼんだま中に静かな人のゐる    由季  朝あ洋
野遊びに注意事項のひとつだけ     由季  朝ら百洋
大試験ひとり静かに挙手をせり     由季  朝月む百苑

朝練の点呼するたび鷽の声       七   海百け
一滴の墨垂らし入れ朧月        七   百ゆ
湊町静潟に棲む猫の恋         七   む
春めくや幸福論を受注する       七   月
うららかや鳥語の人とお茶をする    七   むら百苑洋

一点を見つめて春のゆまりかな     ゆかり む海亜七
一滴のきけんな液や春の闇       ゆかり 月
静脈の隆起してゐる余寒かな      ゆかり む百苑亜け
三人に注目される春炬燵        ゆかり 月あ由け
読みやすき頁のやうに梅しろし     ゆかり あ亜七
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年 2月15日(水)20時47分9秒
  ◯朝練の点呼するたび鷽の声
いつも何人か多くカウントされます。

◯点したき灯のありぬ雛かな
豪華な雛段なのでしょう。あるいは暗いと怖いのか。

◯一滴ですまぬ目薬よなぐもり
よくわかる。電車の中とかでも目薬がさせる人がうらやましい。

◯一滴のたちまち春の雨となり
降り始めの一瞬の描写がいい。

◯雪の果一滴垂らすブランデー
隠し味として必需品。余っても飲まないように。

◯春の雪ページ静かに繰る女
雪女なのか佐保姫なのか。

◯春寒やドアノブ走る静電気
乾燥が続きますので。もう少しの辛抱です。

◯静脈の隆起してゐる余寒かな
誰か温めてあげてください。

◯朧夜は静かにまわる洗濯機
もしかして怪奇現象とか。

◯均等に注ぐ煎茶や椿餅
濃過ぎず薄すぎずが重要。

◯三人に注目される春炬燵
四人いて男が一人でなんか落ち着かない。あるいはその逆。

◯針の無き注射器並ぶ余寒かな
針がなくても怖いものは怖い。

◯銭湯ののれんの白字春ゆふべ
なぜかほっとする。

◯流氷の旅のおわりの海の色
巨大な海流の循環。いつかまた新たな旅路へ。
 

選句しました。

 投稿者:  投稿日:2017年 2月15日(水)19時41分40秒
  ○きだちるりそう蜜蝋点す夜なりけり
なんとも、濃厚でミステリアス。

○一点を見つめて春のゆまりかな
村山 槐多の「尿する僧」と言う絵があったな。

○濁点の少し混ざりし初音かな
練習してるのです。

○一滴の血からはじまる謝肉祭
ジビエ料理に舌鼓。

○雪の果一滴垂らすブランデー
寒い日にはこれ、ブランデ-に火を点して。

○梅の夜の和紙一滴の筆を噛む
緊張する世界だなあ。

○春の雪ページ静かに繰る女
試験の最中でしょうか。

○静脈は菠薐草で水脈は妻
よくわからないけど、蒼ざめた関係なのですか。

○朧夜は静かにまわる洗濯機
ほかの夜は不協和音をがなり立てるのか。

○針の無き注射器並ぶ余寒かな
ん-!怖い。

○注文の多い女と木の芽和
可愛い女なんじゃないの。

○読みやすき頁のやうに梅しろし
的皪、ってやつですね。

○末黒の芒なにかかばつていたやうな
そうだったのか、芒、えらいね。

○薔薇の芽の第二関節ほどの距離
うつくしい距離かも。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 2月15日(水)12時53分51秒
  ◯点々と梅点々と傘の人

梅の点傘の点雨粒の点。それぞれの点々がチャーミング。

◯点描の春の日傘の婦人かな

あたたかそうな点々色。

◯一滴ですまぬ目薬よなぐもり

ついつい。

◯しやぼんだま中に静かな人のゐる

静かなひとはどこにいても静かなのか。

◯朧夜は静かにまわる洗濯機

あ!また回ってる。

◯針の無き注射器並ぶ余寒かな

針がついてない。ほ。

◯注文と違う品来て鳥帰る

鳥帰るがとぼけてる。

◯注文の多い女と木の芽和

無駄な抵抗はしない。

◯野遊びに注意事項のひとつだけ

ハイヒール禁止。

◯アネモネの癖に元気を出しなさい

ふはぁーい。

◯うららかや鳥語の人とお茶をする

頭は鳥で胴体が英国紳士のようなみなり人がやってくるよ。

◯スー族の踊りで春を迎へけり

鳥の羽根の冠とフリンジふりふりシャツ!いいことありそう。

◯抽斗の中の混沌木の芽時

そういえば各部屋に混沌とした抽斗がある。

◯立呑の店に立ちたる朧かな

赤羽あたりの朝から湯気がたってるおでん立呑屋。
夜勤あけのおじさんがほっとするところ。
 

選句しました。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 2月14日(火)23時21分20秒
  ○一点を見つめて春のゆまりかな
どこを見るともなく見て。

○春寒のバレエ支点と作用点
まずは基礎練習。

○点描の尖塔に春揺らぎをり
点描の根気良き点々。

○一滴のユーカリオイル鳥ぐもり
一滴でもすぐわかる効果。

○雪の果一滴垂らすブランデー
紅茶でまったりと。

○春の雪ページ静かに繰る女
美しい人は所作もまた。

○静脈の隆起してゐる余寒かな
筋張った感じが実は好み。

○朧夜は静かにまわる洗濯機
邪魔しない音って大事。

○針の無き注射器並ぶ余寒かな
ずらりと並んでいるとやはり余寒かな

○注文の多い女と木の芽和
甲斐甲斐しいのだけれど、ね。

○アネモネの癖に元気を出しなさい
たまにはそういうことも。。

○佐保姫のゑくぼへ蒔くや花の種
えくぼの窪みとは!面白い。


○読みやすき頁のやうに梅しろし
梅の花の白さが美しい。

○末黒の芒なにかかばつていたやうな
その姿かたちがいじらしい。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月14日(火)22時06分10秒
  ○春寒のバレエ支点と作用点
 読みながらバレエの動きをどんなのだったか頭の中で考えさせられます。梃子の動きになっているか分からないけど、支点は間違いなくありますね。春寒がなんだかぎこちなさを想起させます。

○濁点の少し混ざりし初音かな
 ノイズが乗っているのですね。

○点々と梅点々と傘の人
 点描だとは書いてないけど、梅からインスパイアされたような気がします。

○点描の春の日傘の婦人かな
 こちらは点描だと書いてありますね。

○一滴のつくる薄墨西行忌
 西行忌が効いているのか付きすぎなのか迷うのですが、頂きました。

○一滴の墨垂らし入れ朧月
 季語の離れ具合がいいですね。

○静止画となつてしまひし春の雪
 止んだんでしょうか。

○静脈は菠薐草で水脈は妻
 前半は菠薐草で鉄分を取るイメージでしょうか。後半は勢いだと思います。

○高きより注ぐ紅茶や春の宵
 紅茶とミルクを同時に高くから注いで自然に攪拌する、あれでしょうか。

○針の無き注射器並ぶ余寒かな
 映画のワンシーンのようです。

○アネモネの癖に元気を出しなさい
 すみません。

○スー族の踊りで春を迎へけり
 春なのでラン族とミキ族も踊りそうです。

○佐保姫のゑくぼへ蒔くや花の種
 からだじゅうから発芽するのですね。

○流氷の旅のおわりの海の色
 ガリンコ号の帰還でしょうか。

 

選句しました。

 投稿者:由季  投稿日:2017年 2月14日(火)21時01分21秒
  ○点々と梅点々と傘の人
まだ梅見には少し早かった。

○点描の春の日傘の婦人かな
全体に柔らかな感じ。

○一滴ですまぬ目薬よなぐもり
外したりたくさん出てしまったり。

○一滴のユーカリオイル鳥ぐもり
あの香りは嫌いじゃない。

○春の雪ページ静かに繰る女
それが絵になる人であって欲しい。

○静止画となつてしまひし春の雪
止んだ後の雪景色?

○朧夜は静かにまわる洗濯機
そうであって欲しいように思います。

○高きより注ぐ紅茶や春の宵
ビジュアルが肝心。

○三人に注目される春炬燵
爆弾発言でもしたか。

○注文の多い女と木の芽和
木の芽和ならば許せてしまう気も。

○アネモネの癖に元気を出しなさい
好きでアネモネに生まれたわけではないのです。

○スー族の踊りで春を迎へけり
youtubeで探しました。

○抽斗の中の混沌木の芽時
いつも混沌ですが、木の芽時にはさらに。

○末黒の芒なにかかばつていたやうな
健気な芒です。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 2月14日(火)17時57分55秒
  ○点々と梅点々と傘の人
句に出ていない雨が静かに描かれて、梅と人が美しく見えてきます。

○しやぼんだま中に静かな人のゐる
不思議、かつ面白い発想。

○春の雪ページ静かに繰る女
静けさゆえに本に気持ちが入り込んでいるようです。

○朧夜は静かにまわる洗濯機
朧夜をこう形容したのは面白い。

○高きより注ぐ紅茶や春の宵
右京さんだ~!

○三人に注目される春炬燵
な、なに?? アタシ??!

○すかんぽ噛むサイモン&ガーファンクル
サイモン&ガーファンクがなんともいい。

○佐保姫のゑくぼへ蒔くや花の種
佐保姫のゑくぼ、といったところが
ユニークでかつ大らか。

○読みやすき頁のやうに梅しろし
白梅をこう言われるとそうかも、と思える。

○物干しの雨粒ひかる二月尽
物干しの雨粒という何気ないところの観察眼が光っています。
二月ならではの光が見えてきます。

○末黒の芒なにかかばつていたやうな
季語の導入がなんだかおもしろい表現を引き出している。
それで、妙に胸に響く。

○立呑の店に立ちたる朧かな
立呑の店と朧の合わせ方がいいなあ。独特な朧感。

○流氷の旅のおわりの海の色
この海の色は静かで深いのだろうなあ。

○薔薇の芽の第二関節ほどの距離
第二関節という語の選択がリアルっぽく感じさせます。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年 2月14日(火)11時54分9秒
  ○講堂に点呼の声や忘れ霜
学校という郷愁。

○一滴ですまぬ目薬よなぐもり
二滴、三滴でもすまなそう。

○雪の果一滴垂らすブランデー
紅茶のよい香り。寒いけど春。

○梅の夜の和紙一滴の筆を噛む
そう、噛むんですよね。

○静かなる海も満るか春の月
春が満るのですね。

○静脈の隆起してゐる余寒かな
年取るととみに。寒さもとみに。

○きみの足厳重注意春炬燵
この性もなさが春炬燵。

○均等に注ぐ煎茶や椿餅
手つきが見えます。

○うららかや鳥語の人とお茶をする
いかにも春の午後。

○すかんぽ噛むサイモン&ガーファンクル
すかんぽの響きで「Scarborough Fair」が流れ始め、ダスティ・フォフマンが。。。

○銭湯ののれんの白字春ゆふべ
春宵のはじまり。

○大試験ひとり静かに挙手をせり
受験会場という特別な空気感が効果的。

○特別な注文はせず春炬燵
まったり。

○流氷の旅のおわりの海の色
春の海へと変わるのですね。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 2月12日(日)23時49分17秒
  〇朝練の点呼するたび鷽の声
鷽と嘘を掛けたのかもしれないけれど、森の奥でのトレーニングに励む学生が居るのね。

〇点描の春の日傘の婦人かな
点描画ではないけれど、モネの「パラソルを差す女」を思い浮かべました。

〇一滴ですまぬ目薬よなぐもり
下手ネ。入れてあげようか?

〇一滴の墨垂らし入れ朧月
月の形に蝋で囲みをつくり、中に朱墨をたらして朧月。

〇水滴のグラスに春の兆しあり
水滴にも暖かさが。

〇静脈の隆起してゐる余寒かな
心臓より下へあるとき目立つのです。

〇注文の多い女と木の芽和
愛していればこそ嬉しい注文の多さ。

〇野遊びに注意事項のひとつだけ
ひとつ。指定の時刻に集まること。

〇うららかや鳥語の人とお茶をする
ピーチク・パーチク、良くしゃべる方なのね。

〇銭湯ののれんの白字春ゆふべ
夕方から夜にかけての時間帯にゆったり感。

〇大試験ひとり静かに挙手をせり
静かに、静かに。

〇特別な注文はせず春炬燵
一緒に居てくれるだけでいい春炬燵。甘いなあ・・・。

〇末黒の芒なにかかばつていたやうな
虫も沢山死んだでしょうし。

〇流氷の旅のおわりの海の色
春の色でしょうか。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 2月12日(日)19時11分26秒
編集済
  ◯一点を見つめて春のゆまりかな
一点豪華主義。

◯朝練の点呼するたび鷽の声
軍国主義。

◯一滴の血からはじまる謝肉祭
肉食主義。

◯雪の果一滴垂らすブランデー
耽美主義。

◯梅の夜の和紙一滴の筆を噛む
国粋主義。

◯チケットの割引二人静かな
吝嗇主義。

◯注釈のアスタリスクよ春時雨
スターリン主義。

◯注文と違う品来て鳥帰る
射精×写生主義。

◯アネモネの癖に元気を出しなさい
印象主義。

◯スー族の踊りで春を迎へけり
国際主義。

◯すかんぽ噛むサイモン&ガーファンクル
菜食主義。

◯佐保姫のゑくぼへ蒔くや花の種
妄想主義。

◯特別な注文はせず春炬燵
事勿れ主義。

◯薔薇の芽の第二関節ほどの距離
男色主義。
 

選句しました

 投稿者:らくだ  投稿日:2017年 2月12日(日)18時33分57秒
  ◯濁点の少し混ざりし初音かな
 まだまだ春が浅いから。もう少ししたらきれいになります。

◯点々と梅点々と傘の人
 雨の梅見はちょっと寒そうですが、梅らしい趣。

◯一滴のつくる薄墨西行忌
 渋い。しんとした和室、姿勢の良い背中、墨の匂いがただよう。

◯水滴のグラスに春の兆しあり
 春の訪れとともに、グラスの中身の味わいにも変化があるかも。

◯静止画となつてしまひし春の雪
 ところによってはしっかり積もっちゃいましたね。

◯静脈は菠薐草で水脈は妻
 なんだか分からない可笑しさ。水脈というからには主導権は妻にあり、でしょうか。

◯高きより注ぐ紅茶や春の宵
 相棒の杉下右京かも。

◯針の無き注射器並ぶ余寒かな
 これはまさしく「余寒」。

◯注釈のアスタリスクよ春時雨
 その度に本文からそれるので頭に入らなくなる。

◯野遊びに注意事項のひとつだけ
 おやつは500円まで(笑)

◯アネモネの癖に元気を出しなさい
 あはは、いいなぁ、こういう励まし方。

◯うららかや鳥語の人とお茶をする
 うらやましい、鳥語の人。なんともうららか。

◯すかんぽ噛むサイモン&ガーファンクル
 にが酸っぱい感じが合っていると思う。

◯抽斗の中の混沌木の芽時
 整理しようとは思っているんですけどね。木の芽時の気だるい感じがして好き。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 2月12日(日)16時30分33秒
編集済
  ◎一点を見つめて春のゆまりかな
当たり所、男だと見つめます。

◎重機濡れ春は名のみの氷点下
重機のでかさが見えます。

◎点すごと歌ひはじむる卒業生
ぽつりぽつりと歌いだし、やがて大合唱となるあの課題曲。

◎一滴のつくる薄墨西行忌
よきかな。

◎雪の果一滴垂らすブランデー
ゲレンデから帰ってきてロッジの暖炉前の紅茶。

◎静脈の隆起してゐる余寒かな
加齢による現象です。

◎湊町静潟に棲む猫の恋
猪苗代、会津若松! こりゃ採るしかない。

◎高きより注ぐ紅茶や春の宵
よきかな。

◎針の無き注射器並ぶ余寒かな
まさに余寒。

◎アネモネの癖に元気を出しなさい
アネモネ感あり。

◎銭湯ののれんの白字春ゆふべ
「ゆ」だけか、あるいは「男」「女」か。

◎うららかや鳥語の人とお茶をする
いいなあ、紹介してほしい。

◎大試験ひとり静かに挙手をせり
こういう状況、なにか覚えがあるような。

◎物干しの雨粒ひかる二月尽
「四季の雨」という古い古い大正期の唱歌を思い出しました。
 

選句しましたよ

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月12日(日)11時32分36秒
  ◯きだちるりそう蜜蝋点す夜なりけり
 きだちるりそう、ってなんだろうと思って調べた。木立瑠璃草と書くのか。ヘリオトロープなんだ。蜜蝋点す夜というのが素敵かと。

◯重機濡れ春は名のみの氷点下
 なんだかあちこち散らばったような句だけど、それが魅力か。

◯濁点の少し混ざりし初音かな
 まだ下手なんです、そのうち濁点混ざらなくなります。

◯一滴のきけんな液や春の闇
 ありゃ、魔ゼルな規犬でしょうか。

◯きみの足厳重注意春炬燵
 行儀の悪いヤツが混じっておるのか。そりゃ厳重注意やね:笑

◯三人に注目される春炬燵
 厳重注意されたヤツか。

◯春めくや幸福論を受注する
 ●●の科学なんぞに入会しないようにね。

◯針の無き注射器並ぶ余寒かな
 冷え冷えとステンレスのトレーの上に置かれているのね、針があったら余寒ではすまない寒さ。

◯注釈のアスタリスクよ春時雨
 注釈の多い本は好きではないなあ、アスタリスクうるさいね。

◯薄氷にぼーっと注ぐ暁の闇
 「ぼーっと注ぐ」でいいのか悪いのか、ちょっと悩んだ末いただきます。

◯アネモネの癖に元気を出しなさい
 だよね、と答えてくれるかもね。ホント、元気出せよ。

◯銭湯ののれんの白字春ゆふべ
 週2回、リハビリかねて行ってます。ゆふべじゃなくて、開店そうそう、けっこう混んでいる。

◯大試験ひとり静かに挙手をせり
 お!大胆やね。

◯立呑の店に立ちたる朧かな
 あまりはやらない店。朧が呑んでおるよ、いい感じ。
 

文字化けの件

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月12日(日)08時58分57秒
  蜜蠟(みつろう)です。
蝋燭のロウです。

とのことです。よろしくお願いします。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 2月12日(日)08時16分28秒
  ☆点描の春の日傘の婦人かな
 細密に。なぜだか艶っぽい。

☆一滴ですまぬ目薬よなぐもり
 両目に入れるから、あるいは下手で何度も。

☆一滴のユーカリオイル鳥ぐもり
 花粉症の季節。

☆水滴のグラスに春の兆しあり
 朧げに。

☆雪の果一滴垂らすブランデー
 春待つ隠し味。

☆しやぼんだま中に静かな人のゐる
 七彩にくるくると。上質のファンタジー。

☆静止画となつてしまひし春の雪
 おおぶりの雪。

☆朧夜は静かにまわる洗濯機
 その代わり脱水機は激しく。

☆正座してをり特注の蕨餅
 特注の蕨餅、ご相伴に預かりたい。

☆注文と違う品来て鳥帰る
 発注主が間違えていることも。

☆注文の多い女と木の芽和
 意外と可愛かったりする。

☆野遊びに注意事項のひとつだけ
 遊びは鷹揚に。

☆大試験ひとり静かに挙手をせり
 緊張と静寂。用を足すにも慎重な所作で。

☆流氷の旅のおわりの海の色
 旅情。「遠くへ行きたい」的映像。
 

点滴静注句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月12日(日)00時27分46秒
  投句一覧です。
【点】一句目に文字化けがあり問い合わせ中ですが、取り急ぎ公開します。

【点】
きだちるりそう蜜?点す夜なりけり
一点を見つめて春のゆまりかな
講堂に点呼の声や忘れ霜
重機濡れ春は名のみの氷点下
春の夢はるかに点る俳句の火
春寒のバレエ支点と作用点
濁点の少し混ざりし初音かな
朝練の点呼するたび鷽の声
点したき灯のありぬ雛かな
点すごと歌ひはじむる卒業生
点眼の前に挿木がルーティーン
点々と梅点々と傘の人
点描の春の日傘の婦人かな
点描の尖塔に春揺らぎをり

【滴】
一滴ですまぬ目薬よなぐもり
一滴に集約したる春の川
一滴のきけんな液や春の闇
一滴のたちまち春の雨となり
一滴のつくる薄墨西行忌
一滴のユーカリオイル鳥ぐもり
一滴の血からはじまる謝肉祭
一滴の墨垂らし入れ朧月
始まりはいつも一滴春の水
春灯の滴一滴と湖水化す
水滴のグラスに春の兆しあり
雪の果一滴垂らすブランデー
梅の夜の和紙一滴の筆を噛む
薄氷を包みてゆける滴かな

【静】
うすらひの傷み静かに増えゆきぬ
しやぼんだま中に静かな人のゐる
チケットの割引二人静かな
春の雪ページ静かに繰る女
春寒やドアノブ走る静電気
春月や静かの海に砂あらし
青饅の鳴りを静める暮らしかな
静かなる海も満るか春の月
静止画となつてしまひし春の雪
静脈の隆起してゐる余寒かな
静脈は菠薐草で水脈は妻
湊町静潟に棲む猫の恋
朧夜は静かにまわる洗濯機
獺祭のあと静寂に戻る病室

【注】
きみの足厳重注意春炬燵
ちりめん雑魚注目されてゐたりけり
均等に注ぐ煎茶や椿餅
高きより注ぐ紅茶や春の宵
三人に注目される春炬燵
春めくや幸福論を受注する
針の無き注射器並ぶ余寒かな
正座してをり特注の蕨餅
注がれては注ぐ繰り返す春の昼
注釈のアスタリスクよ春時雨
注文と違う品来て鳥帰る
注文の多い女と木の芽和
薄氷にぼーっと注ぐ暁の闇
野遊びに注意事項のひとつだけ

【当季雑詠】
アネモネの癖に元気を出しなさい
うららかや鳥語の人とお茶をする
スー族の踊りで春を迎へけり
すかんぽ噛むサイモン&ガーファンクル
佐保姫のゑくぼへ蒔くや花の種
佐保姫の発声練習ラララララ
三鬼忌と虚子忌のあはひオカマの日
銭湯ののれんの白字春ゆふべ
大試験ひとり静かに挙手をせり
抽斗の中の混沌木の芽時
特別な注文はせず春炬燵
読みやすき頁のやうに梅しろし
物干しの雨粒ひかる二月尽
末黒の芒なにかかばつていたやうな
立呑の店に立ちたる朧かな
流氷の旅のおわりの海の色
薔薇の芽の第二関節ほどの距離

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:2月15日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

点滴静注句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月 8日(水)23時36分48秒
  出題です。

【点】
【滴】
【静】
【注】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:2月11日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

対決姿勢句会結果発表

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月 8日(水)23時25分42秒
  結果です。集計に間違いありましたらご一報ください。

中出しは絶対あかん種浸し      海太
華麗なる決め技鶯の谷渡り      海太
人間に勃ち姿あり亀の鳴く      海太  て月
民法婚姻とは勢のある種選み     海太
共白髪対面座位で囀りぬ       海太  て
和服昆布巻決まり手は春炬燵     海太
国の補助金で剪定容姿端麗に     海太
習ふより挿れろ勢で芋植ゑよ     海太
近くの蜆より対岸の蛤        海太  月七
平和に決め手朝顔を蒔きなはれ    海太
主人は早いのよ遅梅の姿見習つて   海太
席同じく威勢よく君と鞦韆      海太

一機上昇地対空初雲雀        なむ  百七亜
地下鉄に東風決戦は金曜日      なむ  海ゆ
やや小首傾ぐ姿や内裏雛       なむ  朝百七
薄氷や伊勢別宮に我ひとり      なむ
キャンディが三粒もうすぐ春ですね  なむ  月海苑せ

梅咲いてやっと対々和三暗刻     らくだ 朝月む海
同着の決勝写真ひこばえる      らくだ 海
姿見に見せびらかす春のコート    らくだ
さえずりの狭き庭にも勢力図     らくだ むけせ
三寒四温ギプスの下で濃くなる毛   らくだ てむ

対岸に春が溢れてゐてひとり     苑を  朝百むら海由亜ゆけ
決断のできない蛇が穴の中      苑を  朝月ら海由亜せ
さつきまで姿見にゐた雪女郎     苑を  月むら洋由ゆけせ
威勢よき声に売られて栄螺馬刀    苑を
頬ふくらませ風船のふくらんで    苑を

一対の雉鳩寄り添ふ雪解川      月犬  せ
春近し採決近し猫会議        月犬  む七ゆ
立春の夜の姿見濡れてをり      月犬  朝て百むら苑洋亜ゆ
地勢図のところどころに梅咲きぬ   月犬  百海由
飴玉の真つ赤な嘘や春隣       月犬  け

対岸に母置去りに春の月       朝比古 て月百亜ゆせ
会ふ時を決めて別るるマスクかな   朝比古 て百七由ゆ
姿見の裏の閑けさ春浅し       朝比古 て百む苑洋亜ゆ
勢ひのなくなつてきし鬼やらひ    朝比古 け
息入れて紙風船の軽さかな      朝比古 む苑洋七亜ゆ

対人恐怖症ほうれん草おいしい    洋子  朝月苑七由け
うたたねや鶯まつと決めてゐる    洋子  七
きさらぎの髪編む姿いとおしき    洋子
また痩せて伊勢丹裏の猫の恋     洋子  てむら苑七ゆ
いぬふぐり曇つてしまふ眼鏡かな   洋子  朝て苑由

鬼やらひ対面すればあつけなく    由季
ヒーローの決めポーズして豆撒く子  由季  朝百海亜
竈猫姿見えぬと思つたら       由季  月洋
立春の侯教室の勢力図        由季  む亜
魚氷に上る勢ひで結婚す       由季  てむら海苑
対戦相手春光の逆光に        由季  朝

立春大吉対岸のひと笑ふ       亜紀  海
決裁の箱に入りたる年の豆      亜紀  朝百らけ
姿見の代はりの玻璃戸春近し     亜紀  七けせ
勢力の均衡保ちつつ蒲公英      亜紀  月七由け
スーパーマンのマントなびくよ春の空 亜紀  朝洋七
大幅に違ふ方針春北風        亜紀
雨止んで茶筅の立つる春のいろ    亜紀

投了で終わる対局はだら雪      けんじ て百ら海苑ゆせ
白梅の決めかねてゐる暗さかな    けんじ て月百海苑洋由ゆせ
半身の姿のままに卒業す       けんじ
勢いと惰性の日々よ春の鹿      けんじ せ
春寒やファスナー硬く閉めらるる   けんじ 苑

一対の雛人形に父母ゐます      百花  月洋
決定打一本春の甲子園        百花
姿良き鶯餅のひとくち目       百花  朝ら七亜
運勢の良き年といふ花種蒔く     百花  朝てら由
甘さうな写真の顔の春苺       百花  せ
対案は肉食いホルモン食って雪    せせい

立春やお好み焼きに決定し      せせい け
節分や旅行行く姉の姿かな      せせい
情勢はビビンバに成る春立つ日    せせい
悲愴聴き詩の投稿の春を待つ     せせい

亀鳴けば対岸にいる魚の啼く     七   海洋
決断のなかなか出来ず猫の恋     七   朝せ
姿見に細身に映る妻の笑み      七
囀りや勢いの良い奴一羽二羽     七
宇治山と云う人の来てかぎろへり   七   てら海苑洋ゆ
記念写真はいチ-ズして冴返る    七   百け

対岸の橋のたもとの春着かな     てふこ 月海亜
決選投票前の沈丁花が匂ふ      てふこ け
寒明の寝姿はまだ人めきて      てふこ 百ゆ
立春のお伊勢参りをせむといふ    てふこ せ
回りつつ浮くレコードや梅日和    てふこ む苑洋由亜ゆ

春なので一対一で逢つてみる     ゆかり てら由亜けせ
早春や決め手はまたもヒラメ筋    ゆかり ら洋由亜
姿見を布で覆ひて春の留守      ゆかり む洋せ
勢といふ字に似たる春の犬      ゆかり 朝月む苑洋七由亜
何もせぬ鉢にも春のつぼみかな    ゆかり 月百ら苑洋七由け
 

選をします

 投稿者:せせい  投稿日:2017年 2月 8日(水)22時58分36秒
  ○一対の雉鳩寄り添ふ雪解川
季語は「雪解川」。「一対」に意味の重みが。

○春なので一対一で逢つてみる
季語は「春」。「春なので」にむしろ理屈では割り切れぬ思いが。

○対岸に母置去りに春の月
季語は「春の月」。ちょっとしたことを大袈裟に詠んで居るのかもしれません。

○投了で終わる対局はだら雪
季語は「はだら雪」。将棋の投了図などが思い浮かびます。素人目にはどうして終わったのかわからない事も。

○決断のできない蛇が穴の中
何ともユーモラス。秋に穴に入った蛇がまだ穴の中と言う事でしょうか。「冬眠」と言う季語が思い浮かびました。

○決断のなかなか出来ず猫の恋
季語は「猫の恋」。優柔不断さは猫のせい?

○白梅の決めかねてゐる暗さかな
季語は「白梅」。「暗さ」にイメージの幅が読み手によってあると思いました。

○さつきまで姿見にゐた雪女郎
季語は「雪女郎」。ユーモラスですね。雪女郎とて人の子なのかもしれません。

○姿見の代はりの玻璃戸春近し
季語は「春近し」。鏡など無くとも代用物さえあれば、そして春は近い。

○姿見を布で覆ひて春の留守
季語は「春」。何があったのかと空想を刺激する句。

○さえずりの狭き庭にも勢力図
季語は「さえずり」。同じ鳥の間でもありそうで、違う鳥ならなおさら・・

○勢いと惰性の日々よ春の鹿
季語は「春の鹿」。忙しない日々に動物の慰安。

○立春のお伊勢参りをせむといふ
季語は「立春」。いい日旅立ちですね。

○キャンディが三粒もうすぐ春ですね
季語は「春近し」。キャンディーズの歌詞が思い浮かんで来ました。

○甘さうな写真の顔の春苺
季語は「春苺」。写真にうっとり。
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年 2月 8日(水)20時28分39秒
  ◯春なので一対一で逢つてみる
はじめの一歩には春がいいです。

◯対岸に春が溢れてゐてひとり
もうすぐこちらにも春が訪れます。

◯対人恐怖症ほうれん草おいしい
そのうちポパイになれるといいですね。

◯決裁の箱に入りたる年の豆
全て食べなくてもいいんですよ。おなか壊さないように。

◯決選投票前の沈丁花が匂ふ
不穏なのか、不正があるのか。

◯立春やお好み焼きに決定し
恵方巻きを食べすぎました。

◯さつきまで姿見にゐた雪女郎
また冬になったら現れますよ。ほほほ。

◯姿見の代はりの玻璃戸春近し
時間がないので。とりあえず髪を整えます。

◯姿見を布で覆ひて春の留守
姿見が留守番している感じが面白い。

◯さえずりの狭き庭にも勢力図
本能ですからね。困ったものです。

◯勢ひのなくなつてきし鬼やらひ
はじめに張り切りすぎました。

◯勢力の均衡保ちつつ蒲公英
外来種が多いですが。

◯飴玉の真つ赤な嘘や春隣
合成着色料がたっぷり入ってます。舌も真っ赤。

◯何もせぬ鉢にも春のつぼみかな
素晴らしき生命力。

◯記念写真はいチ-ズして冴返る
何かまずいものが写ったようです。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月 8日(水)20時20分37秒
  ○対岸に春が溢れてゐてひとり
 春愁にして孤愁ですね。

○対岸に母置去りに春の月
 お月様は見ている。

○投了で終わる対局はだら雪
 緊張が最後に解けた感があります。

○会ふ時を決めて別るるマスクかな
 いま会っている人と次に会う約束をして「じゃね」とか云うと読むのが普通ですが、「もう会わない」というためにもう一回だけ会うような気もします。マスクの下の本心は残酷です。

○春近し採決近し猫会議
 敢えて三段切れにしているところに緊迫感がありますね。

○地下鉄に東風決戦は金曜日
 わざわざ地下鉄にしなくてもいいような内容なので、理に落ちず面白いです。

○白梅の決めかねてゐる暗さかな
 白梅感が横溢しています。

○さつきまで姿見にゐた雪女郎
 テレポーテーションですね。

○寒明の寝姿はまだ人めきて
 猫かなにかでしょうか。

○姿見の裏の閑けさ春浅し
 湿り気なども感じられます。

○立春の夜の姿見濡れてをり
 妖気がありますね。

○また痩せて伊勢丹裏の猫の恋
 二世代前の新宿ピットインあたりを思い出します。

○宇治山と云う人の来てかぎろへり
  「世をうぢ山と人はいふなり」を「余をうぢ山と人はいふなり」だと間違えて覚えているような可笑しさがありますね。

○回りつつ浮くレコードや梅日和
 反っているのですね。

○息入れて紙風船の軽さかな
 はい、体積のわりに軽くなります。

 

選句します

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 2月 8日(水)17時22分35秒
  ○一機上昇地対空初雲雀
ホバリングが上手。

○春なので一対一で逢つてみる
ぜひぜひ。

○対岸に春が溢れてゐてひとり
対岸は賑やかそう。

○対岸に母置去りに春の月
せつない景。

○対岸の橋のたもとの春着かな
お洒落してお出かけ。

○ヒーローの決めポーズして豆撒く子
風呂敷のマントひる返し、昭和感。

○決断のできない蛇が穴の中
優柔不断感。

○早春や決め手はまたもヒラメ筋
鍛え加減が大事。

○姿見の裏の閑けさ春浅し
すらっと感がまだ寒々しい。

○姿良き鶯餅のひとくち目
二口目からはぐだぐだ。

○立春の夜の姿見濡れてをり
立春の夜だから特別。

○勢といふ字に似たる春の犬
落ち着きのなさ加減が春の犬なのだ。

○立春の侯教室の勢力図
あるある、しばらくいるとわかる。

○回りつつ浮くレコードや梅日和
浮く、の措辞がうまい。写生が効いている。

○息入れて紙風船の軽さかな
息を吹き入れて完成。
 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2017年 2月 8日(水)13時13分28秒
  ○春なので一対一で逢つてみる
とりあえず合ってみる所から。

○対岸に春が溢れてゐてひとり
このひとりは心地よいのです。

○対人恐怖症ほうれん草おいしい
赤いところの甘さに癒されます。

○会ふ時を決めて別るるマスクかな
安定した関係。

○決断のできない蛇が穴の中
自己を投影しているのでしょうか。

○早春や決め手はまたもヒラメ筋
ヒラメ筋の語感が効いています。

○白梅の決めかねてゐる暗さかな
微妙に暗いですね。

○さつきまで姿見にゐた雪女郎
怖。

○運勢の良き年といふ花種蒔く
良い花が咲きますように。

○勢といふ字に似たる春の犬
ジャックラッセルテリアっぽい。

○勢力の均衡保ちつつ蒲公英
間隔の空き方がそんなかんじ。

○地勢図のところどころに梅咲きぬ
地勢図が渋いです。

○いぬふぐり曇つてしまふ眼鏡かな
何をしても曇ってしまうのです。

○何もせぬ鉢にも春のつぼみかな
楽しみですね。何が咲くのかな。

○回りつつ浮くレコードや梅日和
浮くが春っぽくてよいですね。
 

選句しました。

 投稿者:  投稿日:2017年 2月 8日(水)12時20分46秒
  ○一機上昇地対空初雲雀
美しき声を残して揚げ雲雀

○近くの蜆より対岸の蛤
まあそんなもんかなちょい高望み

○対人恐怖症ほうれん草おいしい
菠薐草食べればもしやキン肉マン

○うたたねや鶯まつと決めてゐる
あこがれの楽隠居してみんとてさ

○会ふ時を決めて別るるマスクかな
口と鼻少しいじってみましたの

○春近し採決近し猫会議
猫語通訳募集中春の夜

○やや小首傾ぐ姿や内裏雛
百年の孤独やれやれ首痛し

○姿見の代はりの玻璃戸春近し
ガラス戸に映るたれかのドッペルゲンガ-

○姿良き鶯餅のひとくち目
桜餅鶯餅に猪子餅

○また痩せて伊勢丹裏の猫の恋
痩せ薬変身薬惚れ薬

○勢といふ字に似たる春の犬
獣婚法成立確定春夕べ

○勢力の均衡保ちつつ蒲公英
たんぽぽのぽぽのあたりがクオ-タ-

○スーパーマンのマントなびくよ春の空
遠くから一反木綿飛んでくる

○何もせぬ鉢にも春のつぼみかな
宅鉢のバイトの僧に鷽の声

○息入れて紙風船の軽さかな
空気抜く抱き人形の重さかな
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 2月 7日(火)22時17分46秒
  ◯一対の雛人形に父母ゐます

ひさびさに押入れの奥からお雛様だしてきた。

◯亀鳴けば対岸にいる魚の啼く

ひそかに交信してるのか。

◯早春や決め手はまたもヒラメ筋

ヒラメ筋!きたえてます。

◯白梅の決めかねてゐる暗さかな

白梅のニュアンス。

◯さつきまで姿見にゐた雪女郎

雪女郎っていろいろ出没するんですね。

◯姿見の裏の閑けさ春浅し

なにかうっすら積もっています。

◯姿見を布で覆ひて春の留守

そう。布かける。留守にするんですから。

◯立春の夜の姿見濡れてをり

気配ありますね。

◯竈猫姿見えぬと思つたら

あら。あら。

◯勢といふ字に似たる春の犬

そういえば。

◯スーパーマンのマントなびくよ春の空

赤いマントのスパーマンのブローチ所有してます。

◯宇治山と云う人の来てかぎろへり

へんなひと来た。

◯何もせぬ鉢にも春のつぼみかな

ごろごろ~ごろごろ~

◯回りつつ浮くレコードや梅日和

丘をぉ~越えてぇ~行こう~。

◯息入れて紙風船の軽さかな

ひそかな多幸感。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年 2月 7日(火)15時44分34秒
  ○対人恐怖症ほうれん草おいしい
菠薐草の青臭い食感。

○投了で終わる対局はだら雪
明るくて清々しくて淋しい。

○白梅の決めかねてゐる暗さかな
紅梅になくて白梅にある。

○姿見の裏の閑けさ春浅し
浅春の空気感。

○立春の夜の姿見濡れてをり
濡れてます。

○また痩せて伊勢丹裏の猫の恋
日が当たらないのですよね。あの辺り。

○魚氷に上る勢ひで結婚す
そんなもんです。

○勢といふ字に似たる春の犬
似てます。

○いぬふぐり曇つてしまふ眼鏡かな
巧い季語。

○キャンディが三粒もうすぐ春ですね
ばかばかしさがいのち。

○宇治山と云う人の来てかぎろへ
春の揺らぎ。

○何もせぬ鉢にも春のつぼみかな
あるある。

○回りつつ浮くレコードや梅日和
梅日和のレトロ感。

○春寒やファスナー硬く閉めらるる
噛まないように気をつけましょう。

○息入れて紙風船の軽さかな
これぞ紙風船ですね。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 2月 7日(火)11時18分16秒
  ◯亀鳴けば対岸にいる魚の啼く
亀井静香VS田村魚菜。

◯対岸に春が溢れてゐてひとり
春日局+杉村春子+三波春夫+角川春樹+春やすこ・けいこ+村上春樹+春風亭昇太VS劇団ひとり。

◯対岸の橋のたもとの春着かな
橋下徹VS橋本崇戴。

◯投了で終わる対局はだら雪
●加藤一二三VS◯藤井聡太。

◯梅咲いてやっと対々和三暗刻
坊や哲VS出目徳。

◯立春大吉対岸のひと笑ふ
立川談春VS寺内大吉。

◯ヒーローの決めポーズして豆撒く子
日色ともゑVSチャンドラ・ボース。

◯決断のできない蛇が穴の中
ショパン猪狩VS毒蝮三太夫。

◯地下鉄に東風決戦は金曜日
東国原英夫VSFRIDAY。

◯同着の決勝写真ひこばえる
アパパネVSサンテミリオン。

◯白梅の決めかねてゐる暗さかな
お蔦VS早瀬主税。

◯魚氷に上る勢ひで結婚す
山口優夢HW江渡華子。

◯地勢図のところどころに梅咲きぬ
宍戸梅軒VS穴山梅雪。

◯キャンディが三粒もうすぐ春ですね
正司歌江+照枝+花江VSグリコ三人。

◯宇治山と云う人の来てかぎろへり
喜撰法師VS宇治原史規+宇治みさ子。
 

選句しました

 投稿者:らくだ  投稿日:2017年 2月 5日(日)18時33分46秒
  ◯春なので一対一で逢つてみる
 なぜ、と聞いてはいけない、春はそういう季節なのです。

◯対岸に春が溢れてゐてひとり
 なんてさびしい。でも主体は対岸の春を見てしあわせなのかもしれない。

◯投了で終わる対局はだら雪
 負けた側の心理、はだら雪だと「疲れた」か。悔しい感じでもなく、かといって清々しているわけでもなく。そんな気がしました。

◯決裁の箱に入りたる年の豆
 会社で豆まき、めずらしいですね。自営業の仕事場かな。次の日仕事が始まって初めて発見される豆。

◯決断のできない蛇が穴の中
 寒がりなんでしょう。こたつむりの人間みたいなもので^^;

◯早春や決め手はまたもヒラメ筋
 ヒラメ筋!何の決め手か分かりませんが、とにかくヒラメ筋!歩くにも運動するにも立ちっぱなしの仕事にもヒラメ筋は大事。「またも」というのが微妙に可笑しい。

◯さつきまで姿見にゐた雪女郎
 春が来たので消えてしまったんですね。

◯姿良き鶯餅のひとくち目
 食べるのがもったいないと思う和菓子の世界。持ち上げるだけで形変わるし粉は落ちるし。でももちろん、パクっと食べます。ああ、食べたくなってきた。

◯立春の夜の姿見濡れてをり
 前出の「雪女郎」の句とセットみたい^^;床でなく姿見が濡れているのは怖い。

◯また痩せて伊勢丹裏の猫の恋
 毎夜、凄絶な戦いを繰り広げているんでしょうか。それとも振られまくっているのか。

◯運勢の良き年といふ花種蒔く
 花を育てることで更に運気が上がります。

◯魚氷に上る勢ひで結婚す
 なるほど、そして氷上で待ち構えている相手に捕まっちゃうのですね^^;

◯宇治山と云う人の来てかぎろへり
 山が訪ねてきたみたいな可笑しさと、「かぎろへり」からくる妖しさ。

◯何もせぬ鉢にも春のつぼみかな
 はい、世話もろくにしないのにちゃんと芽が出て花が咲く、ありがたいです。

◯息入れて紙風船の軽さかな
 はかない感じが伝わってきて、好きです。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 2月 5日(日)17時32分5秒
  ◎対岸に春が溢れてゐてひとり
優しい孤独。

◎梅咲いてやっと対々和三暗刻
文句いわない。和了れればよしとしたもんだ。

◎春近し採決近し猫会議
ついに例のあのことを決めるのね。

◎さつきまで姿見にゐた雪女郎
いたかも。

◎姿見の裏の閑けさ春浅し
春の畳が冷えている。

◎姿見を布で覆ひて春の留守
春の留守って。。。なんか可笑しい。

◎立春の夜の姿見濡れてをり
怖さがいい。

◎さえずりの狭き庭にも勢力図
獰猛なヒヨドリが陣取ってメジロとか追っ払う。

◎また痩せて伊勢丹裏の猫の恋
昔ピットインの前あたりに猫いたなあ。

◎魚氷に上る勢ひで結婚す
勢いというより諦観。

◎勢といふ字に似たる春の犬
あ、あの犬だ。知ってる知ってる。

◎立春の侯教室の勢力図
軟派、硬派、ガリ勉系そして静かに麻雀派。

◎回りつつ浮くレコードや梅日和
浮くってことは反ってるってこと。

◎三寒四温ギプスの下で濃くなる毛
骨折も長引くと痒い。

◎息入れて紙風船の軽さかな
巧い。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 2月 5日(日)14時59分50秒
  〇一機上昇地対空初雲雀
落雲雀はまず揚雲雀。下五の雲雀のけなげさ。

〇対岸に春が溢れてゐてひとり
これ私でしょうか。

〇対岸に母置去りに春の月
やっぱり私らしい・・。

〇投了で終わる対局はだら雪
囲碁ですね。

〇ヒーローの決めポーズして豆撒く子
この子が鬼の歴史的意味を知るのを待ちます。

〇会ふ時を決めて別るるマスクかな
凄いセールス術。これ、必須。

〇決裁の箱に入りたる年の豆
おつかれさま。

〇白梅の決めかねてゐる暗さかな
日中の梅の暗さ。夜間の梅の明るさ。

〇やや小首傾ぐ姿や内裏雛
やや、入れ損ねたのを買ってしまった。。

〇寒明の寝姿はまだ人めきて
眠る山から笑う山へ、切り替えがちょっとできずに。

〇姿見の裏の閑けさ春浅し
鏡の側はいろいろ賑やかですが。

〇立春の夜の姿見濡れてをり
鏡も夜は布を掛けてあげてください。

〇地勢図のところどころに梅咲きぬ
日本のところどころにある神社。

〇何もせぬ鉢にも春のつぼみかな
かわいいですね。なんの花だっけ、って。

〇記念写真はいチ-ズして冴返る
取り終わったその一瞬が情緒不安のいっとき。
 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月 5日(日)10時39分45秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯一対の雛人形に父母ゐます
 なんだか泣ける。

◯近くの蜆より対岸の蛤
 蜆でも私はいいよ。蛤高いね。あ、蜆もけっこう高いな。

◯対岸に母置去りに春の月
 置き去りにするのかよ、すごいね。

◯対岸の橋のたもとの春着かな
 その橋渡っちゃえば?

◯対人恐怖症ほうれん草おいしい
 ほうれん草食べ過ぎてもよくないらしいけど。

◯梅咲いてやっと対々和三暗刻
 なんで自摸るまで待てないのかなあ:笑

◯決断のできない蛇が穴の中
 まだ寒いと思う。もう少し寝てなさい。

◯白梅の決めかねてゐる暗さかな
 そんな感じもする。

◯さつきまで姿見にゐた雪女郎
 たしかにゐたね。

◯人間に勃ち姿あり亀の鳴く
 まったく:笑。なんだかバレ句多いなあ。春だからか。

◯竈猫姿見えぬと思つたら
 竈猫から恋猫へ。

◯勢といふ字に似たる春の犬
 そう言われればそんな気もするから不思議。

◯勢力の均衡保ちつつ蒲公英
 そんな感じするね。

◯キャンディが三粒もうすぐ春ですね
 はは、キャンディーズ。スーちゃん逝って残る二粒。

◯何もせぬ鉢にも春のつぼみかな
 なんにもしなくても蕾をつける、手がかからなくていいですね。
 

選句です

 投稿者:松本てふこ  投稿日:2017年 2月 5日(日)06時34分41秒
  ◯共白髪対面座位で囀りぬ
私は意気地がないので、「対」で最初に考えたのは
「対面座位」だったのに別の単語で作ってしまいました。
さらっとバレ句なのがいいですね。老いと性。

◯春なので一対一で逢つてみる
川柳っぽいのですが、季感はあるんですよね。
そんなに深く考えないで、楽しそうだから逢ってみようかな、
くらいのテンションで判断しているところがいいと思います。

◯対岸に母置去りに春の月
姥捨て…?民話のワンシーンのように出てくる春の月が
この句に逆説的なリアリティを与えています。

◯投了で終わる対局はだら雪
春先に将棋のA級順位戦の最終戦があるので、説得力がありますね。

◯会ふ時を決めて別るるマスクかな
次会う時は春、次会う時はマスクを外しているはず、
みたいな、今とは違う未来の姿を思い描きつつ別れる関係性って
恋愛未満のようで素敵だなと思います。

◯白梅の決めかねてゐる暗さかな
色々説明をすっ飛ばして感覚だけで押し切ってる。
親切ではないけれど、その感覚が推せるなーと思って。


◯姿見の裏の閑けさ春浅し
「浅し」が渋い。

◯人間に勃ち姿あり亀の鳴く
下ネタのスケールを大きくしたことが面白さの要因か。
二句切れ上等、と「亀鳴けり」で収めますね。

◯立春の夜の姿見濡れてをり
こわっ!

◯また痩せて伊勢丹裏の猫の恋
百貨店裏のロケーションが妙にせつない。都会の恋猫。

◯運勢の良き年といふ花種蒔く
運試しみたいですね。

◯魚氷に上る勢ひで結婚す
山口優夢の結婚句を思い起こさせますが、
「自然な流れで…」というコメントのような
不自然さがある山口句とは違い(まあそこが面白いのですが)
不自然さを引き受けつつ進んでいく強さを感じます。

◯いぬふぐり曇つてしまふ眼鏡かな
中七はちょっと甘い気がするのですが取り合わせの妙に惹かれました。

◯宇治山と云う人の来てかぎろへり
名字が宇治山なのかな?
そんなに深刻な用事ではなさそう。

◯三寒四温ギプスの下で濃くなる毛
ぎくしゃくした構成と発想の妙のハーモニーのおかしみ。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 2月 5日(日)05時27分27秒
  ☆対岸に春が溢れてゐてひとり
 春愁感横溢。なぜか菜の花畑が目に浮かんできた。

☆対人恐怖症ほうれん草おいしい
 何とも言えないシュール感。

☆対戦相手春光の逆光に
 青春やね。

☆梅咲いてやっと対々和三暗刻
 まぁ、満貫あれば御の字。

☆ヒーローの決めポーズして豆撒く子
 男の子やね。

☆決裁の箱に入りたる年の豆
 既決か未決かが問題だ。

☆決断のできない蛇が穴の中
 うじうじと。

☆決断のなかなか出来ず猫の恋
 優柔不断。

☆やや小首傾ぐ姿や内裏雛
 姫君へ。

☆姿良き鶯餅のひとくち目
 粉がはらりと落ちて。

☆立春の夜の姿見濡れてをり
 有体に言ってしまえば結露だけれど、艶っぽいね。

☆運勢の良き年といふ花種蒔く
 いい花が咲きそう。

☆勢といふ字に似たる春の犬
 なぜかフレンチブルドックの顔が浮かんできた。

☆いぬふぐり曇つてしまふ眼鏡かな
 よいお湿り。

☆スーパーマンのマントなびくよ春の空
 待ってました。
 

対決姿勢句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月 5日(日)01時25分41秒
  投句一覧です。

【対】
一機上昇地対空初雲雀
一対の雛人形に父母ゐます
一対の雉鳩寄り添ふ雪解川
鬼やらひ対面すればあつけなく
亀鳴けば対岸にいる魚の啼く
共白髪対面座位で囀りぬ
近くの蜆より対岸の蛤
春なので一対一で逢つてみる
対案は肉食いホルモン食って雪
対岸に春が溢れてゐてひとり
対岸に母置去りに春の月
対岸の橋のたもとの春着かな
対人恐怖症ほうれん草おいしい
対戦相手春光の逆光に
中出しは絶対あかん種浸し
投了で終わる対局はだら雪
梅咲いてやっと対々和三暗刻
立春大吉対岸のひと笑ふ

【決】
うたたねや鶯まつと決めてゐる
ヒーローの決めポーズして豆撒く子
華麗なる決め技鶯の谷渡り
会ふ時を決めて別るるマスクかな
決裁の箱に入りたる年の豆
決選投票前の沈丁花が匂ふ
決断のできない蛇が穴の中
決断のなかなか出来ず猫の恋
決定打一本春の甲子園
春近し採決近し猫会議
早春や決め手はまたもヒラメ筋
地下鉄に東風決戦は金曜日
同着の決勝写真ひこばえる
白梅の決めかねてゐる暗さかな
平和に決め手朝顔を蒔きなはれ
立春やお好み焼きに決定し
和服昆布巻決まり手は春炬燵

【姿】
きさらぎの髪編む姿いとおしき
さつきまで姿見にゐた雪女郎
やや小首傾ぐ姿や内裏雛
寒明の寝姿はまだ人めきて
国の補助金で剪定容姿端麗に
姿見に見せびらかす春のコート
姿見に細身に映る妻の笑み
姿見の代はりの玻璃戸春近し
姿見の裏の閑けさ春浅し
姿見を布で覆ひて春の留守
姿良き鶯餅のひとくち目
主人は早いのよ遅梅の姿見習つて
人間に勃ち姿あり亀の鳴く
節分や旅行行く姉の姿かな
半身の姿のままに卒業す
立春の夜の姿見濡れてをり
竈猫姿見えぬと思つたら

【勢】
さえずりの狭き庭にも勢力図
また痩せて伊勢丹裏の猫の恋
威勢よき声に売られて栄螺馬刀
運勢の良き年といふ花種蒔く
魚氷に上る勢ひで結婚す
習ふより挿れろ勢で芋植ゑよ
情勢はビビンバに成る春立つ日
勢いと惰性の日々よ春の鹿
勢といふ字に似たる春の犬
勢ひのなくなつてきし鬼やらひ
勢力の均衡保ちつつ蒲公英
席同じく威勢よく君と鞦韆
地勢図のところどころに梅咲きぬ
薄氷や伊勢別宮に我ひとり
民法婚姻とは勢のある種選み
立春のお伊勢参りをせむといふ
立春の侯教室の勢力図
囀りや勢いの良い奴一羽二羽

【当季雑詠】
いぬふぐり曇つてしまふ眼鏡かな
キャンディが三粒もうすぐ春ですね
スーパーマンのマントなびくよ春の空
飴玉の真つ赤な嘘や春隣
宇治山と云う人の来てかぎろへり
雨止んで茶筅の立つる春のいろ
何もせぬ鉢にも春のつぼみかな
回りつつ浮くレコードや梅日和
甘さうな写真の顔の春苺
記念写真はいチ-ズして冴返る
三寒四温ギプスの下で濃くなる毛
春寒やファスナー硬く閉めらるる
息入れて紙風船の軽さかな
大幅に違ふ方針春北風
悲愴聴き詩の投稿の春を待つ
頬ふくらませ風船のふくらんで

(以上)

15句選(特選、逆選なし)
選句締切:2月8日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

ううむ

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月 2日(木)20時09分43秒
  「愛称走る」ぢやだめでせう。
と一点しか入らなかつたゆかりが云ふ。
 

貴婦人という愛称

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月 2日(木)11時46分26秒
  は、国鉄の蒸気機関車C57のことでしたか!
 

対決姿勢句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月 2日(木)00時15分56秒
  出題です。

【対】
【決】
【姿】
【勢】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:2月4日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

うわっ

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月 1日(水)23時33分27秒
  不調だ…。  

仮面夫婦句会まとめです

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月 1日(水)23時30分3秒
  おまたせしました。
結果発表です。間違いありましたらご一報ください。

その動機仮に雑魚寝にあるとする    なむ
雪女急募齢不問委細面談        なむ  百洋
銀盤の掃除夫華麗なる滑走       なむ  百月苑
百号の裸婦並び春遠からじ       なむ  てら由亜洋せ
年内立春寒雷居士と樹氷女史      なむ  海百せ

船長は仮性包茎なれど鶴        海太  て
越後にて面接月と竹馬と        海太  洋
英雄は夫を好む酢海鼠も        海太
一婦悪妻転じてヒップ白菜       海太  月
郎郎郎より闇鍋の下駄とふ仮説     海太
松の木にしかめつ面の梟が       海太
居合抜習ひし夫や綿虫斬る       海太  けせ
一介の寡婦や雪折堪忍やで       海太
代々の位牌に隙間風供へる       海太  らあ

重ね着や仮の世の恩なんぞ多き     百花  月
福豆を食うとき外す鬼の面       百花  て海む苑あ由けゆ
避寒宿ひらがなで読む夫木抄      百花
婦人誌の色あざやかに春を待つ     百花  朝
鴨の陣一羽はばたき散会す       百花  月ら苑由け

凍鶴の仮縫されてゐるごとし      朝比古 む月あ亜ゆ
春近し人形焼の面崩れ         朝比古 あ亜せ
待春の不二夫の描きし治虫かな     朝比古 て苑ゆ
情婦より娼婦よろしき障子かな     朝比古 てむ
大寒の砂を濡らして鎮めけり      朝比古

仮病にも上手下手あり日向ぼこ     らくだ 海む百苑由亜ゆせ
B面てなんですかとは鬼やらい     らくだ 海苑由け
犬橇で来て馬橇で帰るデヴィ夫人    らくだ 月
たいやきと焼き芋で夫婦喧嘩      らくだ せ
みかん置くベランダバードウォッチング らくだ せ

仮に名を春と呼びたる猫不明      月犬  むら苑けゆせ
面一本二月の空の堅さかな       月犬  苑
鱶擲たれ水夫ひとりに鎮まる眼     月犬
蝶凍てて婦人は爪を紅く塗る      月犬  朝あ洋
寝返りうてばもうすでに春の闇     月犬  朝てらあ亜

雪だるま仮縫ひ室のしずかなり     洋子  む亜ゆ
冬のばら画面のくらいテレビかな    洋子  月苑
寒月に赤塚不二夫思ふかな       洋子  海月あ由
雪折れのさくら婦人体温計       洋子  せ
やぶかうじあたらしき靴魔女めきて   洋子  百月あ

マネキンに仮縫ひの服冬の夜      あんこ む百ら由亜洋ゆ
氷面鏡足の先まで光かな        あんこ ら
手袋の夫の手大きくハンドルへ     あんこ け
セーターを潜りて主婦の顔となり    あんこ む由亜ゆ
寒梅へ強き風来し表門         あんこ け

仮りに君が蝶だとしても放たずおく   苑を  朝て海ゆ
鍋を覗けば顔面に湯気 熱ッ!     苑を   海月
つまり夫れは霜の声だと思ふのです   苑を  むら洋
婦人靴売場で消えし雪をんな      苑を  てむ由洋けゆ
夜といふ隠れ家のあり葱を焼く     苑を  朝海む百らあ由亜洋ゆ

仮の名を明かさぬままに雪女      亜紀  朝海
雪といふひとつの仮説積もりけり    亜紀  朝て百ら洋
面の皮厚くなりたる枯野かな      亜紀  海百
夫婦仲良き隣人や水仙花        亜紀  朝百苑由
貴婦人の愛称走る冬銀河        亜紀  あ
肘掛に肘のやすらふ春隣        亜紀  百らあ
勧告は三段階に空つ風         亜紀  て百由け
北風や動物園の檻の外         亜紀  海

平仮名で記名されたる雪女       けんじ ゆせ
鯛焼のまづ断面の作られり       けんじ て百せ
玄関で夫待つてゐし兎かな       けんじ 朝て月苑亜洋せ
冬草の天婦羅食べたから平気      けんじ 月洋
かんじきの浮力をしかと受け止むる   けんじ 朝百

蝋梅の坂の上なる仮住まひ       由季  て海ら苑亜洋ゆ
譜面台二人にひとつ春近し       由季  てむ月ら苑あ亜け
壁越しにパンダの夫婦日脚伸ぶ     由季  むせ
寒禽の鳴く婦人科の待ち時間      由季  朝あ洋ゆ
春を待つ仮パスワードパスワード    由季  てら苑亜ゆせ

仮定法過去はさびしえ大寒裡      せせい
面識は無けれど気が合ふ冬林檎     せせい 朝由けせ
夫からのメールを受ける大寒裡     せせい
婦人から色よい返事大寒裡       せせい
歯が欠けて冬の鼠を夢想する      せせい 海む洋

待春の仮名で人と逢つてゐる      てふこ 朝海らけ
面接の窓に早梅探しをり        てふこ 朝月由亜洋
冬暁の小高き山として夫        てふこ 海百け
大寒や職業欄に主婦と書く       てふこ むけ
淡々と怒り続けて根深汁        てふこ 朝苑由亜け

仮縫ひのやうにまつすぐ日脚伸ぶ    ゆかり
水鳥をあつめて水面ひかり増す     ゆかり 月
同伴の夫人の話題日脚伸ぶ       ゆかり
春を待つ婦人雑誌の付録かな      ゆかり
照り返すひかりも春を待つ日暮     ゆかり
 

しばしお待ち下さい

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月 1日(水)23時07分43秒
  ちょっと確認したいことがあり、
集計少し遅れます。
 

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