teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

 投稿者
  題名
  内容 入力補助画像・ファイル<IMG> youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年11月12日(日)16時36分43秒
  ○口中にいつまでも飴毛糸編む
無心で穏やかな時間。

○人形の睫毛密なり冬館
仏蘭西人形か市松人形か。どちらも合いますね。

○湯ざめして育毛剤を振つてゐる
どうぞたっぷりと。

○凩やドアは手動の両毛線
暖から寒へ。覚悟を決めて開けましょう。

○秋深し様方宛に手紙出す
俳人だと結構あるけど、普通はつまり居候状態の方へですね。

○僧侶はおくれる模様かれかまきり
どうしようもなく待つだけの時間。

○模様ごと麒麟は冬の首伸ばす
首の模様が見えてきます。

○様変はりしたる茶房や蔦枯るる
あの懐かしい喫茶店が変わってしまったのね。


○刑務所の体育館の日短か
映画の一場面を思い出すような。

○手袋の手に天体が触れている
冬の星座。

○二の酉の夜の体となりにけり
熊手市の明かりが寒さを呼んでくるんです。

○秘宝館解体工事冬銀河
減ってるんでしょうね、秘宝館。

○白さざんか筋肉質のホームレス
うちの近所にいます。

○返り花ひとつ職場へ戻りをり
頑張ろうというほどでもないけどの勤め人のこの気分。わかる。
 
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年11月12日(日)10時12分20秒
  ◎口中にいつまでも飴毛糸編む
飽きて来るもの飽きないものの対比が巧い。

◎三毛とトラ並んで餌を待つ冬日
じっと首上げて真剣にみつめられる。

◎秋深し様方宛に手紙出す
樣方宛の住所ってなにかいろいろ想像してしまいます。

◎僧侶はおくれる模様かれかまきり
すべての用意が整っていて、坊さんだけ待ちの手持無沙汰。

◎刑務所の体育館の日短か
ああ、また房に戻るか。

◎二の酉の夜の体となりにけり
一の酉の夜はまだ体できあがらず、三の酉の夜だと干上がっている。

◎短日や翌々日の筋肉痛
短日なのに。まさかの痛み。

◎白さざんか筋肉質のホームレス
いるいる。逞しい日焼け。

◎はやばやとコートに五割引の札
去年の売れ残り。

◎山茶花の花びらの影吹かれをり
落ちる落ちる。掃除が大変。

◎辞めてゆく人の私物や露深む
言い得て妙。

◎十分な高さのジャンプ冬の虹
トランポリン練習。

◎神無月バケツを置けば雨が鳴る
俳句なり。

◎斉唱に混じる裏声菊日和
倍音?
 

選句しました。

 投稿者:裕美  投稿日:2017年11月12日(日)07時54分4秒
  ○口中にいつまでも飴毛糸編む
ゆったりとした、いい時間。

○人形の睫毛密なり冬館
人形をじっと見るという行為が、こもりがちな冬ならではという感じです。

○凩やドアは手動の両毛線
そうなんです! 出発待ちの時はちゃんと閉めておかないと風がすごく寒いんです。

○当面は様子見といふ冬の蝿
蠅の緩慢な動きをユーモラスに表現。

○模様ごと麒麟は冬の首伸ばす
「模様ごと」、「冬の首」、キリンの普通の行動への見方と表し方が面白いです。

○手袋の手に天体が触れている
天球儀に触れているのか、それとも夜そのものを天体といっているのか。
どちらにしてもすてきです。

○体幹を鍛へてゐたり冬の虹
鍛えている途中。

○秘宝館解体工事冬銀河
展示物のひとつひとつが星になって、空でまたたく。

○並びゐて違ふ体格黄落期
小さい頃の体格はうつろいやすい。

○闇鍋の筋らしきもの噛んでゐる
本当に筋ならいいのですが。

○筋肉のごとく波打つさつまいも
さつまいもをこう表現するとは! 味はあまり甘くなさそうです。

○はやばやとコートに五割引の札
早い!

○加湿器のけむりほろほろ卵酒
風邪を引いてしまったのでしょうか。お大事に…。

○辞めてゆく人の私物や露深む
年数がたつほど私物も増えていきますよね。さみしいですね。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年11月12日(日)06時14分8秒
  ☆三毛とトラ並んで餌を待つ冬日
 飼い慣らされてしまった虎はなぜか切ない。

☆人形の睫毛密なり冬館
 睫毛をクローズアップするところ、俳人目線。

☆湯ざめして育毛剤を振つてゐる
 木の葉髪の人なのだろう。

☆二の腕の毛深きことも冬に入る
 男臭さむんむんで。

☆様様のひと思ひ出す燗の酒
 しんみりと。

☆刑務所の体育館の日短か
 本句会の連衆の中に、体験者がいるのだろうか。

☆二の酉の夜の体となりにけり
 きらきらと。

☆闇鍋の筋らしきもの噛んでゐる
 吐き出してはいけない。

☆筋肉のごとく波打つさつまいも
 あぁ、言われてみれば。

☆短日や翌々日の筋肉痛
 中年過ぎるとこの傾向が強い。

☆はやばやとコートに五割引の札
 あれ、昨日満額で買ったのに…。ちょっと悔しい。

☆枯芝を急ぐ一日署長かな
 襷をひらめかせて。

☆残る虫りりりるるると鳴き交し
 「交し」上手。

☆神無月バケツを置けば雨が鳴る
 家の中なのか外なのか、それが問題だ。
 

毛様体筋句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年11月12日(日)00時34分25秒
  投句一覧です。

【毛】
このあたり毛布上派の絶滅す
口中にいつまでも飴毛糸編む
三毛とトラ並んで餌を待つ冬日
人形の睫毛密なり冬館
人類は秋脱毛し増毛し
水際に羽毛遠くに浮寝鳥
冬うらら猫の毛の載る猫の舌
湯ざめして育毛剤を振つてゐる
湯豆腐や睫毛と眉毛濃かりけり
二の腕の毛深きことも冬に入る
発毛チャレンジ冬帽を買替へる
毛糸編む母二か所から灯されて
毛深きをトリマー往還したる寒
毛繕ひしてゐる猫や冬隣
凩やドアは手動の両毛線

【様】
靴箱の手紙は寒し名無し樣
枯蘆やここより恋の様変り
秋深し様方宛に手紙出す
小春日の乱視に辛き模様かな
先様へ届く頃なる冬の月
僧侶はおくれる模様かれかまきり
窓開けてする模様替へ月冴ゆる
殿様に続き小姓の踏む落葉
湯豆腐に昆布いちまいの様式美
当面は様子見といふ冬の蝿
模様ごと麒麟は冬の首伸ばす
毛糸編む宇宙の模様繰り返し
様変はりしたる茶房や蔦枯るる
様々なこと忘れたる紅葉かな
様様のひと思ひ出す燗の酒

【体】
チェリストの体のひみつ毛糸編む
牡蠣剥くやアドリア海の女体山
刑務所の体育館の日短か
検体の湯気こそ良けれ神の留守
手袋の手に天体が触れている
体育館裏でウルメを噛んだりし
体幹を鍛へてゐたり冬の虹
体裁を気にする案山子揚げにけり
二の酉の夜の体となりにけり
秘宝館解体工事冬銀河
並びゐて違ふ体格黄落期
蜜柑香る体となりて一人きり
明朝体とめはねはらい鶴来る
梟の鳴くや天体望遠鏡

【筋】
ひと筋の煙枯野はなほさみし
闇鍋の筋らしきもの噛んでゐる
牛乳が作る筋肉石蕗の花
筋切りの位置の違ひや薬喰
筋肉のごとく波打つさつまいも
筋肉の収縮弛緩冬紅葉
筋肉を伸ばしゐる猫花八手
自分だけ筋を通せば隙間風
室咲や不随意筋が縮んでゆく
寝落ちして筋肉緩み切る炬燵
大鍋の牛筋みんなジャンパーで
短日や翌々日の筋肉痛
白さざんか筋肉質のホームレス
裸木の筋骨うつくしき夜明け
凩の町筋ばつてきたりけり

【当季雑詠】
さざなみの光にまみれ浮寝鳥
はやばやとコートに五割引の札
加湿器のけむりほろほろ卵酒
枯芝を急ぐ一日署長かな
山茶花の花びらの影吹かれをり
残る虫りりりるるると鳴き交し
次に来るときは裸木散り急ぐ
辞めてゆく人の私物や露深む
秋灯を決して夜のまだらかな
十分な高さのジャンプ冬の虹
神の留守きのぼりしてる予告編
神無月バケツを置けば雨が鳴る
斉唱に混じる裏声菊日和
短日や人のかたちに人抜ける
福耳の男がかぶる鳥打帽
返り花ひとつ職場へ戻りをり

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:11月15日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

はじめまして。

 投稿者:裕美  投稿日:2017年11月 9日(木)08時30分44秒
  はじめまして、裕美です。
参加させていただきどうもありがとうございました!
普段あまり句会に出られないので、とても楽しかったです。
また、句もいろいろなタイプのものが出ており勉強になります。
今後とも、ぜひ参加させていただきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。
 

裕美さん、いらっしゃいませ

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年11月 9日(木)00時05分32秒
  初参加のご感想など頂けるとありがたいです。  

平身低頭句会

 投稿者:月犬  投稿日:2017年11月 8日(水)23時48分31秒
  結果発表です。間違いありましたら、ご一報ください。

金平糖触れ合つてゐる文化の日      裕美  苑七洋由
晩秋に卵の白身残されて         裕美  あ
低音の声の混ぢりし運動会        裕美  ぽゆ
饅頭の割られて乾く夜長かな       裕美  朝む苑ぽ七洋京けゆ亜
烏瓜墓に萎れし花ばかり         裕美  む月苑あ
ゆるやかに自転車秋の野となれり     裕美  百

平べつたい懐炉ずれゆき尾てい骨     なむ  洋由
半身浴聖者のごとき夜長かな       なむ  七あ由京け
志低きぼくらの山眠る          なむ  朝百苑七あ由
頭頂の枯野肛門火事現場         なむ  裕七京
立冬のレールに柩滑り入る        なむ  月百苑

冬の蜂平面ばかり行きにけり       朝比古 ぽ七由ゆ
マネキンの八頭身の毛皮かな       朝比古 あ
冬帝の足音低く来たりけり        朝比古 百
山眠る辺に白き頭痛薬          朝比古 むけ
留守番の窓のぼんやり花八手       朝比古 月百ぽ洋由

晩秋の雨に平らな故郷かな        月犬  朝京
身のうちに父の父の血肌寒し       月犬  む百裕京ゆ
背の低い女を包む毛布かな        月犬  朝苑洋京けゆ
この蛇は未だ路頭に迷ひをり       月犬  苑洋由
頭痛の身平らに冬の低気圧        月犬  む

日向ぼこ平らになってくる思考      ぽぽな 朝月百苑七あ由けゆ亜
焼芋の細身を選び街の人         ぽぽな 京
背信の言い訳のあと低く咳く       ぽぽな 月
鶏頭の芯までとどく雨の針        ぽぽな 朝む百苑由け亜
トイレットペーパーやわらかき良夜    ぽぽな 洋あ由京亜

短日や声高くして「平和(ピンフ)のみ」 京急
移動車の身体検査乳首凍つ        京急  ゆ
冬の暮日に愛されし低き屋根       京急  朝む苑
立冬の亀頭真北を指してをり       京急  朝月
ドア開けばパチンコの音褞袍出づ     京急  七亜

ひよんの笛鳴りて源平合戦図       由季  む苑京亜
身を伏せて写真撮る人薄紅葉       由季  ぽ七ゆ
藁塚の上を低空飛行せり         由季  月あ
冬日あふるるダヴィンチの頭蓋骨     由季  裕
平服の人の集まる文化の日        由季  ぽあゆ

紅葉から雨つぶ平家物語         苑を  あ
立冬や捨て身の猫の目の燃ゆる      苑を  洋
低音の男が独り言つ夜寒         苑を
頭から尻尾まで喰ひ冬に入る       苑を  ぽ七あゆ
秋落暉関東平野かヾやかす        苑を  百

雪平のなかのいちじく煮つむべし     洋子
秋思あり黄身と白身をわけてたり     洋子
石焼いも低体温のポメラニアン      洋子  裕あ
ゐのこづちすすり泣いてる山頭火     洋子  月
鯛焼買へり夜の吹奏楽部         洋子  朝あけゆ亜

新米に平らかに張る山の水        百花  裕亜
柿の葉や身も世もありてもみぢせり    百花
背の低い方が男かハロウィーン      百花  月裕洋由
蘆刈の頭のうごく蘆の丈         百花  月苑ぽゆ
口中にこころ残れる夜寒かな       百花

平積みにされる歳時記暮の秋       七   ぽ
残る虫明かるきところ身に合わず     七   ぽ洋京
秋の蠅低空飛行きそけふも        七
頭痛薬一錠増えてうそ寒し        七   苑
柿熟れて空き店舗また空き店舗      七   裕ぽ洋亜
冬隣見知らぬ人の影拾う         七   月裕あ由け亜

夜学子の平たき声で別れをり       あんこ 朝む月百ぽ由
鶴渡る半身浴の薄き肩          あんこ 月亜
秋灯下タロットカードへ低き声      あんこ 朝むけ
頭部なきギリシャ彫刻蔦かづら      あんこ 朝む苑裕ぽ京け
はろばろと紅葉したる川面かな      あんこ 裕洋

平穏にへちまの糸になる日まで      けんじ む洋ゆ
全身をまづほぐされし秋刀魚かな     けんじ むゆ
低血圧の男かなかな鳴いてゐる      けんじ 七洋
鶏頭の膨らんでゐし前頭葉        けんじ
夜なべして毛玉をなべて取り尽くす    けんじ 月百裕ぽ七亜

紅葉且つ散る目標は平均点        亜紀  朝百由け
平らかに土を均して秋惜しむ       亜紀  百裕け
秋麗や身軽になつてゆく歩幅       亜紀  け
重低音みぬちに響く夜長かな       亜紀  む裕京ゆ
幼子の頭撫でたる菊日和         亜紀  朝
おのが手の著るき節々露寒し       亜紀  京
バケットの固きを齧る後の月       亜紀  洋
アルペジオ途切れ途切れに木の実降る   亜紀  七

冬めくや立平幾三郎教諭         ゆかり 月
鵙去りて平均律の第二巻         ゆかり ぽ
身辺のつるつるにして冬に入る      ゆかり 裕七け
最低の次のもの買ふ小春かな       ゆかり 百苑裕七あけ
案山子から頭脳流出してゐたる      ゆかり 朝む百由
 

毛様体筋句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年11月 8日(水)23時19分35秒
   サーバ停止の影響でまだ選句がお済みでないかたもいらっしゃいますが、
先に出題しておきます。選句は引き続きお願いします。

【毛】
【様】
【体】
【筋】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:11月11日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

選句です。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年11月 8日(水)22時40分22秒
  〇ひよんの笛鳴りて源平合戦図
闘いの始まりを告げるように。

〇新米に平らかに張る山の水
山の水で炊いた新米、美味しそう。

〇日向ぼこ平らになってくる思考
凸凹が均されて癒されてゆく。

〇鶴渡る半身浴の薄き肩
薄き肩の妙齢な女性、大正ロマンチック。

〇鶏頭の芯までとどく雨の針
結構な雨にさすがの鶏頭も。

〇頭痛薬一錠増えてうそ寒し
気圧の微妙な変化に体調も反応。。

〇饅頭の割られて乾く夜長かな
饅頭よりも熱中してしまったことがあるのね。

〇ドア開けばパチンコの音褞袍出づ
ドアが開いたときの一瞬の別世界。

〇トイレットペーパーやわらかき良夜
柔らかいのが心地良し。

〇柿熟れて空き店舗また空き店舗
柿の熟れるのと正反対に閑古鳥。

〇鯛焼買へり夜の吹奏楽部
買い出し班がいますね~。

〇冬隣見知らぬ人の影拾う
下五の影拾うが面白い。

〇頭痛の身平らに冬の低気圧
なるべく横になって安静に。

〇平服の人の集まる文化の日
いろんなところに集まります。

〇夜なべして毛玉をなべて取り尽くす
やり出したらやりきるまで止まらない。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年11月 8日(水)22時31分35秒
  ○冬の蜂平面ばかり行きにけり
 飛ばないということをこう描写したわけですね。

○日向ぼこ平らになってくる思考
 感情は平らになった方がいいけど、思考もなっちゃうのですね。

○平穏にへちまの糸になる日まで
 いいですね。

○移動車の身体検査乳首凍つ
 寒いとそうなります。

○身のうちに父の父の血肌寒し
 父の血のことを聞くと「ちっちっち、父の父の血」とか言われそうです。

○身を伏せて写真撮る人薄紅葉
 地面の小動物とか水鳥とかを撮ろうとしているのでしょうね。

○全身をまづほぐされし秋刀魚かな
 普通の人はそんなことしないので、子どもとか老人とかに与えるのでしょうか。

○重低音みぬちに響く夜長かな
 いいなあ、完全防音のオーディオ・ルーム。

○低音の声の混ぢりし運動会
 お父さんの参加が少なくて目立ってしまうのでしょうか。

○背の低い女を包む毛布かな
 背の低い女、生きてるんでしょうか。

○頭から尻尾まで喰ひ冬に入る
 なにを食ったのか書かれていないのですが、質素で原始的な暮らしをしている感があります。

○蘆刈の頭のうごく蘆の丈
 すごい、山本健吉の『現代俳句』とかに載ってそう。

○饅頭の割られて乾く夜長かな
 これは饅頭を宵に割ってからの乾き具合で夜の長さを表現しているのですね。

○鯛焼買へり夜の吹奏楽部
 でっかい楽器を持った高校生が迷惑を顧みず並んで、しかもひとりずつ会計しているんですね。

○平服の人の集まる文化の日
 示し合わせたわけでもなくみんな平服で集まったことが感慨になるような、微妙なパーティーだったのですね。
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年11月 8日(水)22時02分41秒
  ◯紅葉且つ散る目標は平均点
究極の処世術。

◯日向ぼこ平らになってくる思考
怒っていたこととかどうでもよくなります。

◯平らかに土を均して秋惜しむ
しばらく野草が食べられないので食糧難とか。

◯秋麗や身軽になつてゆく歩幅
幅の広過ぎず狭過ぎず適度に。

◯身辺のつるつるにして冬に入る
これで大掃除は楽になるでしょう。

◯半身浴聖者のごとき夜長かな
半身浴のフォルムがそれっぽい。

◯最低の次のもの買ふ小春かな
やっぱり最安値だと物が悪そう。でも買ってますが。

◯秋灯下タロットカードへ低き声
高い声だと感じが出ません。

◯背の低い女を包む毛布かな
せめて自分より背が低くないと様にならないですね。

◯鶏頭の芯までとどく雨の針
すごく痛そう。

◯山眠る辺に白き頭痛薬
冬眠しない程度飲みましょう。

◯頭部なきギリシャ彫刻蔦かづら
身体つきからいってたぶんイケメンとか。

◯饅頭の割られて乾く夜長かな
あのポソポソ感が何とも残念。

◯鯛焼買へり夜の吹奏楽部
結構練習で遅くなりますから。大判焼きもいいです。

◯冬隣見知らぬ人の影拾う
そこの方、落としましたよ。
 

選句します。

 投稿者:京急  投稿日:2017年11月 8日(水)21時51分5秒
編集済
  ◯ひよんの笛鳴りて源平合戦図
   平氏がエロい。
◯晩秋の雨に平らな故郷かな
   確かに、故郷は平ら、確実に。
◯残る虫明るきところ身に合わず
   そう思った。
◯焼芋の細身を選び街の人
    エロ有段者
◯身のうちに父の父の血肌寒し
   これには参ります。
◯半身浴聖者のごとき夜長かな
   ナルシス
◯重低音みぬちに響く夜長かな
   何の音?
◯背の低い女を包む毛布かな
   エロい。川上宗薫好み。
◯頭頂の枯野肛門火事現場
   肛門でいただき。
◯饅頭の割られて乾く夜長かな
   乾くエロ
◯頭部なきギリシア彫刻蔦かづら
   ギリギリ
◯おのが手の著るき節々露寒し
    わかる。
◯トイレットペーパーやわらかき良夜
    上品なエロス
 

選句しました

 投稿者:由季  投稿日:2017年11月 8日(水)20時45分57秒
  ○金平糖触れ合つてゐる文化の日
尖がったもの同士触れ合っているのは趣深いです。

○紅葉且つ散る目標は平均点
それが中々難しい。

○冬の蜂平面ばかり行きにけり
平面を行くのは蜂にとって楽なのでしょうか。

○日向ぼこ平らになってくる思考
平らに、なりますね。

○平べつたい懐炉ずれゆき尾てい骨
わざわざ平べったいと言ったのが可笑しい。

○夜学子の平たき声で別れをり
少し大人びた声。

○半身浴聖者のごとき夜長かな
奥さんは白鳥のように入浴するのでしょうか。

○志低きぼくらの山眠る
高ければよいというものでもないですね。

○背の低い方が男かハロウィーン
いろいろな組み合わせが想像されます。

○この蛇は未だ路頭に迷ひをり
迷いすぎです。

○案山子から頭脳流出してゐたる
良いボケ具合。

○鶏頭の芯までとどく雨の針
鶏頭が痛そうです。

○トイレットペーパーやわらかき良夜
柔らかいのはよいことです。

○冬隣見知らぬ人の影拾う
大変なものを拾いました。

○留守番の窓のぼんやり花八手
留守番感がでています。

 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年11月 8日(水)19時11分29秒
  〇紅葉から雨つぶ平家物語
栄華と没落が紅葉と雨粒から感じられます。絵物語みたいです。

〇日向ぼこ平らになってくる思考
そうそう、平らがぴったりです。

〇マネキンの八頭身の毛皮かな
で、妙に細くてくびれてるんですよね、きーっ

〇半身浴聖者のごとき夜長かな
聖者のごとき、にやられました。夜長かなの下五へゆったりと展開していて、静かで気持ちよい。

〇晩秋に卵の白身残されて
黄身だけ使ったのかな、食べたのかな。晩秋が白い色と合ってます。

〇最低の次のもの買ふ小春かな
小春で救われましたな。意外な展開がほほえましい。

〇志低きぼくらの山眠る
不思議な青春性。こういう山眠るの句、みたことない。いい。

〇石焼いも低体温のポメラニアン
中七下五にやられました。季語の関係なさ加減がとぼけてていいです。

〇藁塚の上を低空飛行せり
空も低くなってくる。冬というかんじ。

〇頭から尻尾まで喰ひ冬に入る
何を、が書いてないからいろいろ想像でき楽しい。

〇トイレットペーパーやわらかき良夜
笑ってしまいました。こういう把握好きです。

〇烏瓜墓に萎れし花ばかり
そうなんですよね、お墓って。烏瓜で荒れてる墓所と思いました。

〇鯛焼買へり夜の吹奏楽部
部活帰りか。練習後の数人の話し声が聞こえてくる。

〇冬隣見知らぬ人の影拾う
冬ではなく、冬隣だから中七下五が生きたと思う。

〇平服の人の集まる文化の日
文化の日だねえ。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年11月 8日(水)15時37分2秒
  ◯金平糖触れ合つてゐる文化の日
 金平糖って文化のにおい。

◯平べつたい懐炉ずれゆき尾てい骨
 ひらべったい尾てい骨だし。

◯平穏にへちまの糸になる日まで
 アクシデントのない糸瓜。

◯残る虫明かるきところ身に合わず
 ふつうにそうかも。

◯立冬や捨て身の猫の目の燃ゆる
 いる。

◯低血圧の男かなかな鳴いてゐ
 いい雰囲気。

◯背の低い女を包む毛布かな
 背の低い女って得してる。

◯背の低い方が男かハロウィーン
 背の低い男ってなにかと得してる。

◯この蛇は未だ路頭に迷ひをり
 路頭に迷うという自由を選択。

◯饅頭の割られて乾く夜長かな
 わざと食べのこす癖ってわかる。

◯トイレットペーパーやわらかき良夜
 じんわりうれしい。

◯バケットの固きを齧る後の月
 つよい歯です。

◯はろばろと紅葉したる川面かな
 こんなところでぼんやりしたい。

◯柿熟れて空き店舗また空き店舗
 コントラストきいてます。

◯留守番の窓のぼんやり花八手
 ぼんやり。
 

選句しました。

 投稿者:  投稿日:2017年11月 8日(水)14時36分54秒
  ○金平糖触れ合つてゐる文化の日
地縁血縁甘み少しを注ぐ秋の日

○冬の蜂平面ばかり行きにけり
棘折れて上昇志向も忘れけり

○日向ぼこ平らになってくる思考
曲がる反る老老の身ひとつ日向にはただひたすらに地上に近く

○身を伏せて写真撮る人薄紅葉
焦点は匍匐前進プロっぽく

○身辺のつるつるにして冬に入る
なにもかも捨てて寒しいミニマルや

○半身浴聖者のごとき夜長かな
修行だと乾布摩擦の秋の夜

○最低の次のもの買ふ小春かな
買い物病終わりつつある小春凪

○志低きぼくらの山眠る
横たわる観音に似る妻ふて寝

○低血圧の男かなかな鳴いてゐる
青ざめた馬と綽名の猛き人

○頭から尻尾まで喰ひ冬に入る
ウロボロスド-ナツの穴残しけり

○頭頂の枯野肛門火事現場
戻ろうとおもうた穴があまりにも狭くてついに火を点ける

○饅頭の割られて乾く夜長かな
饅頭の幾つも割られ認知症

○アルペジオ途切れ途切れに木の実降る
告白の途切れ途切れの寒い夜

○ドア開けばパチンコの音褞袍出づ
替わり玉金平糖出るパチンコ店

○夜なべして毛玉をなべて取り尽くす
このくらい日常的な偏執狂
 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年11月 8日(水)09時37分32秒
  ○冬の蜂平面ばかり行きにけり
エネルギーを大事に大事に。

○平積みにされる歳時記暮の秋
本棚がゴールとするとまずは平積み、ですよね。

○夜学子の平たき声で別れをり
残った力で。

○鵙去りて平均律の第二巻
やっと集中できますか。

○残る虫明かるきところ身に合わず
所在無げ感がありますね。

○身を伏せて写真撮る人薄紅葉
たまに見ます!

○低音の声の混ぢりし運動会
お父さんかな、おじさんかな。

○頭から尻尾まで喰ひ冬に入る
しっかり薬食いってください。

○頭部なきギリシャ彫刻蔦かづら
サモトラケかな。

○蘆刈の頭のうごく蘆の丈
いい感じ。音も聞こえてきそう。

○饅頭の割られて乾く夜長かな
食べるのは半分だけにしておいたのかな。

○柿熟れて空き店舗また空き店舗
植物は元気な光景ありますよね。

○平服の人の集まる文化の日
「平服」が新鮮。

○夜なべして毛玉をなべて取り尽くす
入り込んでしまいましたね。毛玉って限りありそうで取り始めると結構無限感。

○留守番の窓のぼんやり花八手
待つってぼんやりですよね。八手の強さがちょうどいいです。

ありがとうございました。

https://ja-jp.facebook.com/PoponaTsukino/

 

選句しました。

 投稿者:裕美  投稿日:2017年11月 8日(水)07時00分24秒
  選句させていただきました。
どうぞよろしくお願いします。

新米に平らかに張る山の水
おいしそうです!!

平らかに土を均して秋惜しむ
収穫の時期は終わり。また次の植物へ。

身のうちに父の父の血肌寒し
「ち」のリズムが好きです

身辺のつるつるにして冬に入る
つるつるの意外性。

最低の次のもの買ふ小春かな
最低までは妥協したくないんですよね。

重低音みぬちに響く夜長かな
一人で起きている夜は自分の体の音まで気になってしまう。

石焼いも低体温のポメラニアン
あたたまってくださいー。

背の低い方が男かハロウィーン
「か」がいい。相当仮装していますね。

冬日あふるるダヴィンチの頭蓋骨
ダヴィンチは冬に合う。

頭頂の枯野肛門火事現場
笑っちゃいました。

頭部なきギリシャ彫刻蔦かづら
季語が上手い。

はろばろと紅葉したる川面かな
川面に視点を持っていかせるところがいい。

柿熟れて空き店舗また空き店舗
柿は鈴なりなのに…。対比が○

冬隣見知らぬ人の影拾う
寒い日のあたたかさ。

夜なべして毛玉をなべて取り尽くす
次の日大変なのについついやってしまう。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年11月 8日(水)06時06分52秒
  メンテ終了のようですね。
管理者殿、いろいろご連絡有難うございました。

○ひよんの笛鳴りて源平合戦図
ひよんの笛がいいですね。

○金平糖触れ合つてゐる文化の日
こんなことに着目したことに一票。

○日向ぼこ平らになってくる思考
巧いなァ。わかるなァ。

○最低の次のもの買ふ小春かな
小市民的でなにが悪い。

○志低きぼくらの山眠る
志低きぼくらへの共感がすべて。

○冬の暮日に愛されし低き屋根
屋根瓦が連なって。

○背の低い女を包む毛布かな
毛布の愛しいようなかたちが見えるのです。

○この蛇は未だ路頭に迷ひをり
やせ蛙・・を思い出し・・。

○鶏頭の芯までとどく雨の針
針まで言ったところがいいですね。

○頭痛薬一錠増えてうそ寒し
だんだん効かなくのですよね。わかるなァ。

○頭部なきギリシャ彫刻蔦かづら
蔓系をなにに絡ませるが勝負、なんちゃって。

○蘆刈の頭のうごく蘆の丈
見えますねェ。

○饅頭の割られて乾く夜長かな
食いかけのまま放置されたお饅頭。あ~あ。

○烏瓜墓に萎れし花ばかり
だからこそ烏瓜が鮮やかに。

○立冬のレールに柩滑り入る
あの時間・・・。

 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年11月 5日(日)17時58分59秒
  〇紅葉且つ散る目標は平均点
平均点て、意外とむずかしい。目立たないようにする変な努力。

〇日向ぼこ平らになってくる思考
なんだか、あれもこれもどうでもいいような気分に。

〇平らかに土を均して秋惜しむ
春・夏・秋・いろいろあったけれど、人生の冬に入る前にすることといったら、これなのね。

〇夜学子の平たき声で別れをり
世間を知った人たち。

〇身のうちに父の父の血肌寒し
話にしか聞いていない「父の父」のこと。いつの間にか、自分の言動がそれになっていて。

〇最低の次のもの買ふ小春かな
せめてもの中流感。

〇志低きぼくらの山眠る
「ぼくら」に共感。

〇冬帝の足音低く来たりけり
気が付かないうちに来る。来たと気づいたときには風邪を引いている。

〇案山子から頭脳流出してゐたる
案山子だと思われていた彼が! 頭脳流出したのですか。(から=順番)

〇鶏頭の芯までとどく雨の針
秋も終りのころ。

〇ゆるやかに自転車秋の野となれり
青い山脈ではなくて。

〇秋落暉関東平野かヾやかす
一面に、落暉の色の関東平野。

〇夜なべして毛玉をなべて取り尽くす
取り始めると、大きな毛玉からだんだん小さな毛玉が気になって、とうとう夜なべ。

〇立冬のレールに柩滑り入る
火葬の窯へのレール・・。上手に焼いていただかなきゃ。

〇留守番の窓のぼんやり花八手
窓が、ぼんやりしているの。全くの留守なのね。

 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2017年11月 5日(日)15時14分29秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯冬めくや立平幾三郎教諭
 誰だろう。なんだか強引な句:笑

◯日向ぼこ平らになってくる思考
 そうだね。とんがった考えは消えてゆく。

◯夜学子の平たき声で別れをり
 平たき声がいい。抑揚のない声、疲れているんだ。

◯鶴渡る半身浴の薄き肩
 薄き肩にほのかなエロチシズム。

◯背の低い方が男かハロウィーン
 うむ、最近の若い女は背が高い。

◯背信の言い訳のあと低く咳く
 ごまかしね。

◯藁塚の上を低空飛行せり
 カラス?雀?それともドローン?

◯ゐのこづちすすり泣いてる山頭火
 すすり泣く山頭火がよいかと。

◯立冬の亀頭真北を指してをり
 まったく:笑。磁石の針か。

◯蘆刈の頭のうごく蘆の丈
 頭だけしか見えない。

◯烏瓜墓に萎れし花ばかり
 だいたいそうね。

◯冬隣見知らぬ人の影拾う
 あ、拾っちゃいましたか。あぶないかもね。

◯夜なべして毛玉をなべて取り尽くす
 ごくろうさま。でも少々偏執気味。

◯立冬のレールに柩滑り入る
 諸行無常。柩を釜に入れるレールに着目したところがよろしいかと。

◯留守番の窓のぼんやり花八手
 静けさがよいね。不安感もグー。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年11月 5日(日)10時42分27秒
  ◎ひよんの笛鳴りて源平合戦図
六曲一双なんていう立派な屏風絵よりもヨレヨレの一枚物がいい。

◎平穏にへちまの糸になる日まで
おたがいこんな人生生きたいですな。

◎夜学子の平たき声で別れをり
感情を出さない別れ、いいね。

◎身のうちに父の父の血肌寒し
隔世遺伝。

◎全身をまづほぐされし秋刀魚かな
上手に食べてね。

◎秋灯下タロットカードへ低き声
毛布をはおった猫背の妖しい婆さんが見えます。

◎重低音みぬちに響く夜長かな
凝り過ぎたオーディオ。

◎冬の暮日に愛されし低き屋根
優しい。

◎案山子から頭脳流出してゐたる
はみ出てるのね。頭脳流出の意味の取り違えがいい。

◎鶏頭の芯までとどく雨の針
痛いよ。

◎山眠る辺に白き頭痛薬
巧い。

◎頭部なきギリシャ彫刻蔦かづら
あるね。

◎饅頭の割られて乾く夜長かな
割ったら責任持って全部食べなさい。

◎烏瓜墓に萎れし花ばかり
彼岸の頃のまんま、ほったらかし。

◎頭痛の身平らに冬の低気圧
平身低頭の題を全部詠み込んだ労作。偉い。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年11月 5日(日)06時33分32秒
  ☆紅葉且つ散る目標は平均点
 そんな弱気な。でも健全な思考。

☆日向ぼこ平らになってくる思考
 だんだんリラックスしてくる。

☆晩秋の雨に平らな故郷かな
 おだやかな心持。

☆夜学子の平たき声で別れをり
 そういうものなのかな。

☆志低きぼくらの山眠る
 志は低くとも、平穏であれば十分。

☆秋灯下タロットカードへ低き声
 占いなんて信じることはない。

☆冬の暮日に愛されし低き屋根
 何かにつけて愛されるということはうれしいもの。

☆背の低い女を包む毛布かな
 なんとなく艶っぽい。

☆案山子から頭脳流出してゐたる
 ちゃんと治してあげて。

☆鶏頭の芯までとどく雨の針
 濡れそぼつ鶏頭の哀感。

☆頭部なきギリシャ彫刻蔦かづら
 頭部は無くとも、筋骨隆々。

☆幼子の頭撫でたる菊日和
 撫でたくなるねぇ。

☆立冬の亀頭真北を指してをり
 お元気で何より。

☆饅頭の割られて乾く夜長かな
 温泉土産。

☆鯛焼買へり夜の吹奏楽部
 練習の合間の夜食。指先を温めながら。

 

平身低頭句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年11月 5日(日)01時41分49秒
  投句一覧です。

【平】
ひよんの笛鳴りて源平合戦図
金平糖触れ合つてゐる文化の日
紅葉から雨つぶ平家物語
紅葉且つ散る目標は平均点
新米に平らかに張る山の水
雪平のなかのいちじく煮つむべし
短日や声高くして「平和(ピンフ)のみ」
冬の蜂平面ばかり行きにけり
冬めくや立平幾三郎教諭
日向ぼこ平らになってくる思考
晩秋の雨に平らな故郷かな
平べつたい懐炉ずれゆき尾てい骨
平らかに土を均して秋惜しむ
平穏にへちまの糸になる日まで
平積みにされる歳時記暮の秋
夜学子の平たき声で別れをり
鵙去りて平均律の第二巻

【身】
マネキンの八頭身の毛皮かな
移動車の身体検査乳首凍つ
柿の葉や身も世もありてもみぢせり
残る虫明かるきところ身に合わず
秋思あり黄身と白身をわけてたり
秋麗や身軽になつてゆく歩幅
焼芋の細身を選び街の人
身のうちに父の父の血肌寒し
身を伏せて写真撮る人薄紅葉
身辺のつるつるにして冬に入る
全身をまづほぐされし秋刀魚かな
鶴渡る半身浴の薄き肩
半身浴聖者のごとき夜長かな
晩秋に卵の白身残されて
立冬や捨て身の猫の目の燃ゆる

【低】
最低の次のもの買ふ小春かな
志低きぼくらの山眠る
秋の蠅低空飛行きそけふも
秋灯下タロットカードへ低き声
重低音みぬちに響く夜長かな
石焼いも低体温のポメラニアン
低音の声の混ぢりし運動会
低音の男が独り言つ夜寒
低血圧の男かなかな鳴いてゐる
冬の暮日に愛されし低き屋根
冬帝の足音低く来たりけり
背の低い女を包む毛布かな
背の低い方が男かハロウィーン
背信の言い訳のあと低く咳く
藁塚の上を低空飛行せり

【頭】
この蛇は未だ路頭に迷ひをり
ゐのこづちすすり泣いてる山頭火
案山子から頭脳流出してゐたる
鶏頭の芯までとどく雨の針
鶏頭の膨らんでゐし前頭葉
山眠る辺に白き頭痛薬
冬日あふるるダヴィンチの頭蓋骨
頭から尻尾まで喰ひ冬に入る
頭頂の枯野肛門火事現場
頭痛薬一錠増えてうそ寒し
頭部なきギリシャ彫刻蔦かづら
幼子の頭撫でたる菊日和
立冬の亀頭真北を指してをり
蘆刈の頭のうごく蘆の丈
饅頭の割られて乾く夜長かな

【当季雑詠】
アルペジオ途切れ途切れに木の実降る
おのが手の著るき節々露寒し
ドア開けばパチンコの音褞袍出づ
トイレットペーパーやわらかき良夜
バケットの固きを齧る後の月
はろばろと紅葉したる川面かな
ゆるやかに自転車秋の野となれり
烏瓜墓に萎れし花ばかり
柿熟れて空き店舗また空き店舗
口中にこころ残れる夜寒かな
秋落暉関東平野かヾやかす
鯛焼買へり夜の吹奏楽部
冬隣見知らぬ人の影拾う
頭痛の身平らに冬の低気圧
平服の人の集まる文化の日
夜なべして毛玉をなべて取り尽くす
立冬のレールに柩滑り入る
留守番の窓のぼんやり花八手

(以上)

15句選(特選、逆選なし)
選句締切:11月8日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

平身低頭句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年11月 1日(水)23時03分34秒
   次回(今回?)のお題は苑をさんから頂きました。

【平】
【身】
【低】
【頭】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:11月4日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

平身低頭

 投稿者:苑を  投稿日:2017年11月 1日(水)21時04分47秒
編集済
  すみません。多く選句してしまいました。
しかーし、いまさら減らすわけにはいきませぬ。
賑やかしということで御容赦。
 

興味本位句会・作者発表

 投稿者:百花  投稿日:2017年11月 1日(水)20時26分40秒
編集済
  興味本位句会・作者発表です。
間違いありましたら、お知らせください。
早めの選句のご協力、ありがとうございました。


興行の幟の誤字や天高し         京急   む百ぽけ亜亞
塩味の和人が遊ぶ良夜かな        京急
図書本をそっと戻しぬ運動会       京急   洋
明治節体位崩して水含む         京急   む月
藁塚の香に擦り寄りし下半身       京急   月

うめもどきつるうめもどき興亡史     なむ   ゆ由苑亞
母の伝香り松茸味しめぢ         なむ
身の芯を一斉千本の芒          なむ   月
瓢箪の位の低い方の顔          なむ   七
落花生としていくたび割られをる     なむ   百け七

色鳥や行基瓦の元興寺          百花   月由
薄味の珈琲に慣れ柿羊羹         百花   洋
本尊は秘仏や廻す秋日傘         百花   むぽけ
菊人形一位のなみだ注がるる       百花
麦とろや三寸二分の弥勒仏        百花

遊興費減らして秋刀魚焼いてをり     朝比古  ゆ海洋
秋の朝蓋のあかあか味の素        朝比古  月京亜由
ふしだらな本焼べてゐる焚火かな     朝比古  ゆ月京海苑亞七
深秋の薄闇に立つ位牌かな        朝比古  む京ぽ亜苑
蓑虫の青空拒むかたちかな        朝比古  月苑

もはや興湧かぬ手中の胡桃かな      月犬   朝ゆ洋由苑亞
味うすき宿の味噌汁秋時雨        月犬   むぽけ苑亞七
本当にさみしい峠の赤とんぼ       月犬
部位示す牛の絵ありてやや寒し      月犬   朝ゆむ京百ぽ洋け由苑亞
半島の白磁の壺や冬遠音         月犬   京百亞

冬に入る火を興しては亡ぼして      ぽぽな  月海亜由
朝寒し味見するとき目を瞑る       ぽぽな  朝京
本ひらく夜長へ船出するごとく      ぽぽな  朝京海亜
一位の実ともし鎮守の杜昏れる      ぽぽな  月海
その中に寡黙な小鳥いる日向       ぽぽな  朝ゆ海洋け亜苑七

山椒の実一粒ほどの興奮         海太   月七
焼海苔派味付海苔派一葉落つ       海太   朝洋苑
敬老の日や本人確認がとれぬ       海太   け
落穂拾ひヘルメット位は被れ       海太
八千草を妣に供へてすぐ帰る       海太   百

鵯わたる興ののらない遊園地       洋子
十月の味つけ海苔を囲いこむ       洋子   け
鶴来るカレーライスのある絵本      洋子   百由亞
一位の実黙つていれば舐められる     洋子
ぼんやりと七人姉妹朱欒抱く       洋子

宵闇の甕に鎮まる紹興酒         亞子   朝ゆむ京ぽ洋け由苑
三味の音のかすかに乗りし秋の風     亞子   京ぽ七
横長の絵本めくれば流れ星        亞子   月京百ぽ苑
長き夜の俎の位置鍋の位置        亞子   ゆむ京百亜苑
秋一夜鉛筆削る音のする         亞子   京百ぽけ

種採りのだんだん興に乗つてきし     由季   朝ゆ百海洋け亜苑亞
長き夜にたつぷり七味唐辛子       由季   苑
本堂にことさら響く秋の声        由季   け亜
コスモスの位置情報を受信する      由季   朝亜
興行の無かつたやうな芒原        由季   朝京海洋亜七
朝市の定位置の店赤とんぼ        由季   むけ

即興で作る鼻唄星月夜          けんじ  京苑七
酸味から始まる歯痛十三夜        けんじ  ゆむ海亞七
本体は鏡の向こう花カンナ        けんじ  ゆ月百海亜由七
秋の昼三位の旗のやや低く        けんじ  ゆ
弾かるる角度にありし葡萄の実      けんじ  海ぽ

かりがねの声がきらいで興ざめる     七
味見する役目が回る芋煮会        七    朝む百海洋け亜由亞
不本意なM嬢といる秋の暮        七
在位歴五十年妻秋深し          七    ゆむ月百亜
朝寒や過ぎし日の夢湯で戻す       七    百
ぶらさがり健康器濡れ秋時雨       七    朝京

興味薄るる新聞記事や冬に入る      亜紀
草の絮興行チケット渡さるる       亜紀
味見して足せる塩味冬近し        亜紀   朝七
屋根裏の本の山々秋深む         亜紀   ぽ
位置情報うやむやにして銀杏散る     亜紀   ゆ洋由
冬立ちぬべつこう飴の明るさに      亜紀   ぽ由苑亞
抽斗に金具の取つ手露寒し        亜紀
銭湯の富士は快晴文化の日        亜紀   朝む百洋由苑亞七

即興のテナーサックス紅葉散る      苑を   ぽ
賞味期限切れの秋刀魚を焼きはじむ    苑を   洋
古本屋から秋蝶の出てゆきぬ       苑を   月海亜由亞七
頭蓋骨位の南瓜だと思ふ         苑を   朝ゆむ海ぽ洋け由亞七
ハロウィン前夜見たことのない路地がある 苑を   海

解説は大木正興秋ふかむ         ゆかり  ぽ
味覚てふ報酬ありて天高し        ゆかり
ひとり坐す本寸法の夜長かな       ゆかり  む
ものあれば位置あり竜田姫おはす     ゆかり  月
長編の揃へる秋の整骨院         ゆかり
 

選句しました。

 投稿者:  投稿日:2017年11月 1日(水)18時46分57秒
  ○興行の無かつたやうな芒原
唐突に消えてしまった感じ。

○山椒の実一粒ほどの興奮
あ、もうこのくらいで満足。

○即興で作る鼻唄星月夜
気分がいいのね。

○三味の音のかすかに乗りし秋の風
かすかなら許せる音。

○酸味から始まる歯痛十三夜
痛覚過敏気味。

○味うすき宿の味噌汁秋時雨
わびさびの精神を楽しみせう。

○味見して足せる塩味冬近し
ちょっと疲れてます。

○ふしだらな本焼べてゐる焚火かな
焼き芋を焼いたらどんな味だろう。

○古本屋から秋蝶の出てゆきぬ
出来過ぎる情景。

○本体は鏡の向こう花カンナ
実体には棘があります。

○頭蓋骨位の南瓜だと思ふ
かなり重いですね、この例え。

○瓢箪の位の低い方の顔
ハタ坊っぽい顔。

○その中に寡黙な小鳥いる日向
けっこうこわい。

○銭湯の富士は快晴文化の日
文化の日は何故か快晴。今年はどうかな。

○落花生としていくたび割られをる
ブラックユ-モアな人生。
 

選句です。

 投稿者:亞子  投稿日:2017年11月 1日(水)11時52分23秒
  ◯うめもどきつるうめもどき興亡史
科が違うのですね。

◯もはや興湧かぬ手中の胡桃かな
どれだけ手の中に……。

◯興行の幟の誤字や天高し
誤植は場所・大小にかかわらず永遠です。

◯種採りのだんだん興に乗つてきし
わかるわかる。

◯酸味から始まる歯痛十三夜
なんかわかる。

◯味うすき宿の味噌汁秋時雨
宿の質素感が……。

◯味見する役目が回る芋煮会
外ごはんいいです。

◯ふしだらな本焼べてゐる焚火かな
焚火もできない世の中になってしまった。

◯古本屋から秋蝶の出てゆきぬ
象蝶度が高い(笑)。

◯鶴来るカレーライスのある絵本
絵本はなんでもあり。

◯頭蓋骨位の南瓜だと思ふ
頭ではなく頭蓋骨。ハロウィーン!

◯部位示す牛の絵ありてやや寒し
蓋も鶏も!

◯銭湯の富士は快晴文化の日
明るい明るい。

◯冬立ちぬべつこう飴の明るさに
質感が冬。

◯半島の白磁の壺や冬遠音
音にもっていったところが綺麗。
 

選句しました。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年11月 1日(水)09時50分51秒
  ○うめもどきつるうめもどき興亡史
興亡史がなかなか。

○もはや興湧かぬ手中の胡桃かな
胡桃の手触りが伝わります。

○種採りのだんだん興に乗つてきし
そういうものなのですよね。

○宵闇の甕に鎮まる紹興酒
どんどん美味しくなっていきそうな。

○即興で作る鼻唄星月夜
いい夜なんですね。

○焼海苔派味付海苔派一葉落つ
どうでもいいようなこと差異が味わいというものです。

○長き夜にたつぷり七味唐辛子
一味ではなく七味でなくいはね。

○味うすき宿の味噌汁秋時雨
旅先ならではのしみじみ感。

○ふしだらな本焼べてゐる焚火かな
めらめらと燃えてゆくのが見えます。

○横長の絵本めくれば流れ星
絵本から流れてゆくようなメルヘン。

○深秋の薄闇に立つ位牌かな
静かです。

○長き夜の俎の位置鍋の位置
こちらも静かです。決まった位地に収まっている。

○部位示す牛の絵ありてやや寒し
この絵はお馴染みですね。やや寒というので焼肉屋ではなく肉屋の前かな。

○その中に寡黙な小鳥いる日向
寡黙なで穏やかな秋の日を思います。

○銭湯の富士は快晴文化の日
文化の日はこれですね。

○冬立ちぬべつこう飴の明るさに
明るい明るい。

○蓑虫の青空拒むかたちかな
そうだったのか。そういえばそうですね。

 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2017年10月31日(火)23時48分36秒
  ○うめもどきつるうめもどき興亡史
上五中七まで同じ句をいくつか見たことありますが、興亡史はなかなか。

○もはや興湧かぬ手中の胡桃かな
飽きた、というのと興が湧かないというのでは随分ニュアンスが違いますね。

○宵闇の甕に鎮まる紹興酒
暗いものを重ねたところ。

○色鳥や行基瓦の元興寺
行基瓦がどのようなものか知りませんが、なにやら渋い。

○冬に入る火を興しては亡ぼして
「亡ぼして」がちょっといいと思いました。

○秋の朝蓋のあかあか味の素
味の素、最近見かけません。

○味見する役目が回る芋煮会
役目というよりは、共感を得たくて。

○古本屋から秋蝶の出てゆきぬ
出て行くところに着目したのが味わい。

○鶴来るカレーライスのある絵本
不思議な明るさのある取り合わせ。

○本体は鏡の向こう花カンナ
鏡には映っていない?

○位置情報うやむやにして銀杏散る
散る感じがそういえば。

○頭蓋骨位の南瓜だと思ふ
ハロウィンですし。

○部位示す牛の絵ありてやや寒し
説明的な言い方がかえって味わいに。

○銭湯の富士は快晴文化の日
文化の日に銭湯と言うのもなかなか味わい深い。

○冬立ちぬべつこう飴の明るさに
すっきり納得。
 

選句します

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年10月31日(火)23時19分22秒
  〇興行の無かつたやうな芒原
撤収風のように速し

〇興行の幟の誤字や天高し
やってしまった、、

〇種採りのだんだん興に乗つてきし
調子に乗り出すと楽し

〇冬に入る火を興しては亡ぼして
亡ぼして、に独自性

〇秋の朝蓋のあかあか味の素
昭和の食卓に赤い蓋のボトル

〇味見する役目が回る芋煮会
世話役の極み

〇古本屋から秋蝶の出てゆきぬ
掘り出し物を求めて

〇本ひらく夜長へ船出するごとく
今宵も良き船旅に

〇本体は鏡の向こう花カンナ
夢とうつつの境界

〇本堂にことさら響く秋の声
高き天井といふ空間

〇コスモスの位置情報を受信する
コスモスの花は宇宙と交信

〇在位歴五十年妻秋深し
この秋深しの貴重な希少価値

〇深秋の薄闇に立つ位牌かな
大切なものの佇まい

〇長き夜の俎の位置鍋の位置
寸分たがわぬやうに置く

〇その中に寡黙な小鳥いる日向
その日向がある、おかげさま
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年10月31日(火)21時44分34秒
  ○興行の幟の誤字や天高し
気づかなかったことにしてください。

○種採りのだんだん興に乗つてきし
そのうち踊りだしそうです。

○宵闇の甕に鎮まる紹興酒
すごくうまそう。

○十月の味つけ海苔を囲いこむ
あとは食べないと。

○味うすき宿の味噌汁秋時雨
上品なお味で。

○味見する役目が回る芋煮会
嬉しいのか恐怖なのか。

○敬老の日や本人確認がとれぬ
名簿には載ってますが。実話っぽい。

○本尊は秘仏や廻す秋日傘
秘仏だからこそ本尊。雰囲気を楽しみましょう。

○本堂にことさら響く秋の声
土足厳禁私語厳禁。

○朝市の定位置の店赤とんぼ
今日もいつもの買います。

○頭蓋骨位の南瓜だと思ふ
ハロウィンか遺体鑑定か。

○部位示す牛の絵ありてやや寒し
人間は何でも食べます。恐ろしや。

○その中に寡黙な小鳥いる日向
少し心配になります。

○秋一夜鉛筆削る音のする
ギリっ。ぎりっ。

○落花生としていくたび割られをる
転生しても落花生。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年10月31日(火)18時57分33秒
  ◯もはや興湧かぬ手中の胡桃かな
 あきちゃった。

◯興行の無かつたやうな芒原
 ちょっとまえまで赤いテントあったのに。

◯種採りのだんだん興に乗つてきし
 このかんじよくわかる。

◯宵闇の甕に鎮まる紹興酒
 ぷつぷつと美味しくなっていそう。

◯遊興費減らして秋刀魚焼いてをり
 秋刀魚オイシいです。

◯焼海苔派味付海苔派一葉落つ
 焼海苔派。

◯賞味期限切れの秋刀魚を焼きはじむ
 ちょっと冒険。

◯薄味の珈琲に慣れ柿羊羹
 濃いの駄目なのかな。

◯味見する役目が回る芋煮会
 ラッキー。

◯図書本をそっと戻しぬ運動会
 ちょっと秘密ぽい。

◯位置情報うやむやにして銀杏散る
 ふだんは把握されているのかな。

◯頭蓋骨位の南瓜だと思ふ
 なるほど。

◯部位示す牛の絵ありてやや寒し
 このイラスト好みます。

◯その中に寡黙な小鳥いる日向
 以外とふだんは寡黙かも。

◯銭湯の富士は快晴文化の日
 晴れてないと富士山見えない。
 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年10月31日(火)06時38分44秒
  ○解説は大木正興秋ふかむ
大木正興!音楽はいいね。

○興行の幟の誤字や天高し
とほほ感がいいですね。あっけらかんと気持ちよし。

○宵闇の甕に鎮まる紹興酒
紹興酒!がストライクですね。

○即興のテナーサックス紅葉散る
紅葉もインプロで散りにけり。

○三味の音のかすかに乗りし秋の風
乗ったのが良かったです。

○味うすき宿の味噌汁秋時雨
この薄味が妙に旅情だったりします。

○横長の絵本めくれば流れ星
横長!がいいね。スローモーションで見えて来ます。

○屋根裏の本の山々秋深む
山々が良かったです。

○本尊は秘仏や廻す秋日傘
前立を拝んで帰ります。

○深秋の薄闇に立つ位牌かな
ありがとうございます。

○頭蓋骨位の南瓜だと思ふ
ジャックオランタン感がいいです。

○部位示す牛の絵ありてやや寒し
目の付け所にグッと来ます。

○秋一夜鉛筆削る音のする
独特の音です。

○弾かるる角度にありし葡萄の実
角度、が非凡。

○冬立ちぬべつこう飴の明るさに
冬は甘いものが嬉しいですね。

ありがとうございました。

https://ja-jp.facebook.com/PoponaTsukino/

 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年10月30日(月)04時47分50秒
  ◯興行の無かつたやうな芒原
龔。

◯種採りのだんだん興に乗つてきし
鵾。

◯冬に入る火を興しては亡ぼして
緡。

◯遊興費減らして秋刀魚焼いてをり
褰。

◯酸味から始まる歯痛十三夜
閫。

◯味見する役目が回る芋煮会
餛。

◯ふしだらな本焼べてゐる焚火かな
琿。

◯古本屋から秋蝶の出てゆきぬ
蠱。

◯本ひらく夜長へ船出するごとく
鯀。

◯本体は鏡の向こう花カンナ
髠。

◯一位の実ともし鎮守の杜昏れる
俒。

◯頭蓋骨位の南瓜だと思ふ
惛。

◯その中に寡黙な小鳥いる日向
鶤。

◯ハロウィン前夜見たことのない路地がある
跟。

◯弾かるる角度にありし葡萄の実
慁。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年10月29日(日)23時43分56秒
  〇興行の幟の誤字や天高し
ときどきありますね、興ざめですが。

〇種採りのだんだん興に乗つてきし
なんだか宗教的陶酔のようなアブナサ。

〇味見する役目が回る芋煮会
役目が回る、とはありそうな。

〇横長の絵本めくれば流れ星
流れ星の長く引く線が見えてきます。

〇鶴来るカレーライスのある絵本
鶴とカレーライスが逆なような気がして立ち止まった句。

〇本体は鏡の向こう花カンナ
どこの世界でしょうか。

〇在位歴五十年妻秋深し
在位歴五十年夫秋深し。

〇長き夜の俎の位置鍋の位置
主婦には何とも言えない秋思観。

〇部位示す牛の絵ありてやや寒し
食べられるために生きている牛さん。美味しくてごめんなさい。

〇秋一夜鉛筆削る音のする
ナイフじゃない、フッ。

〇銭湯の富士は快晴文化の日
みごとな日本晴。これぞ日本。

〇朝寒や過ぎし日の夢湯で戻す
それ、出来たらいいなあぁぁぁぁ。

〇八千草を妣に供へてすぐ帰る
すぐ帰りましょう。

〇半島の白磁の壺や冬遠音
半島の有意な白磁の壺。

〇落花生としていくたび割られをる
輪廻を繰り返してまた落花生・・・・悲し。
 

あ、

 投稿者:月犬  投稿日:2017年10月29日(日)23時03分57秒
  今回も集計は百花さんがやってくれます。
前回同様、早めに選句していただけるといいですね。
よろしくお願いいたします。
 

選句致します

 投稿者:京急  投稿日:2017年10月29日(日)21時27分53秒
編集済
  ○興行の無かったやうな芒原
 佐藤信の黒テント。

○宵闇の甕に鎮まる紹興酒
 エロさほのかに。

○即興で作る鼻唄星月夜
 いける宇多田と思ひがち。

○三味の音のかすかに乗りし秋の風
 猫逃げてかなりエロ度が高い風。

○秋の朝蓋のあかあか味の素
 アンディ―・ウイリアムスの良き時代。

○長き夜にたつぷり七味唐辛子
 それぞれにサインがあるかとも思ふ。

○ふしだらな本焼べてゐる焚火かな
 ふしだらでない本こそがエロいかも。

○横長の絵本めくれば流れ星
 縦長ですといけません。

○本ひらく夜長へ船出するごとく
 本は体の一部です。

○深秋の薄闇に立つ位牌かな
 サスペンス・エロ

○長き夜の俎の位置鍋の位置
 存在感ある台所

○部位示す牛の絵ありてやや寒し
 部位の言葉にエロがある

○ぶらさがり健康器濡れ秋時雨
 ああ濡れてゐる

○秋一夜鉛筆削る音のする
 耳敏きエロ

○半島の白磁の壺や冬遠音
 エロスの匂ひ
 
 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2017年10月29日(日)15時57分53秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯山椒の実一粒ほどの興奮
 それが大事だと思う。

◯色鳥や行基瓦の元興寺
 ああ、あれを行基瓦というのか。

◯冬に入る火を興しては亡ぼして
 火の興亡。よろしいね。

◯秋の朝蓋のあかあか味の素
 あの赤。「あ」の畳み掛けもよし。

◯ふしだらな本焼べてゐる焚火かな
 ふしだらな本がグー。

◯横長の絵本めくれば流れ星
 流れ星の旅を描いた絵本か。たしかに横長がぴったり。

◯古本屋から秋蝶の出てゆきぬ
 出来過ぎな句。

◯身の芯を一斉千本の芒
 う~む、難しいこと言いますね。

◯本体は鏡の向こう花カンナ
 うまい、と思う。

◯ものあれば位置あり竜田姫おはす
 たしかに、とは言え強引にもってきた竜田姫が可笑しい。

◯一位の実ともし鎮守の杜昏れる
 これもうまいと思う。

◯在位歴五十年妻秋深し
 妻の在位歴がなんとも可笑しい。

◯明治節体位崩して水含む
 明治節バレ句、不敬罪:笑

◯蓑虫の青空拒むかたちかな
 そうも見える。

◯藁塚の香に擦り寄りし下半身
 なんとなく自然にそうなるのはまだ若いからか。藁塚フェチ:笑
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年10月29日(日)14時27分39秒
  ◎興行の幟の誤字や天高し
ありそう。意識的な誤字もありそう。

◎宵闇の甕に鎮まる紹興酒
これはそうとう旨そう。

◎酸味から始まる歯痛十三夜
いやだなあ。辛そう。

◎味うすき宿の味噌汁秋時雨
そのうえぬるかったりして。こんな宿はいやだ。

◎味見する役目が回る芋煮会
責任重大。

◎ひとり坐す本寸法の夜長かな
なぜか志ん朝を思い出します。

◎本尊は秘仏や廻す秋日傘
回す秋日傘が、いい。

◎在位歴五十年妻秋深し
金婚式。漬物石のように素晴らしい。

◎深秋の薄闇に立つ位牌かな
合掌。

◎朝市の定位置の店赤とんぼ
安心します。

◎長き夜の俎の位置鍋の位置
巧い。

◎頭蓋骨位の南瓜だと思ふ
そう思ったのなら仕方ありません。

◎部位示す牛の絵ありてやや寒し
あれあると、じっと見てしまいます。

◎明治節体位崩して水含む
明治節がいい。おからだ御自愛いただきたい。

◎銭湯の富士は快晴文化の日
あけっぴろげに明るいなあ。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年10月29日(日)14時02分20秒
  ○うめもどきつるうめもどき興亡史
 両方とも落葉木なので、枯れるまでいろいろと興亡があったのでしょう。上五中七のなんだか雑然としたひらがな表記が効いています。

○もはや興湧かぬ手中の胡桃かな
 ツボの刺激ってたまにやるからいいんでしょうね。

○種採りのだんだん興に乗つてきし
 めんどくさいなあ、と思っていた大抵のものは、うかつにも楽しくなってしまうのですよね。

○宵闇の甕に鎮まる紹興酒
 これから飲まれる時間がやってくるのですね。「宵闇」が効いています。

○遊興費減らして秋刀魚焼いてをり
 グリルの手入れがめんどくさいので焼魚には手を出していなかったのですが、ついにそんなことになっていたのですか。

○酸味から始まる歯痛十三夜
 歯を磨いても気持ち悪いあの感じですね。

○ふしだらな本焼べてゐる焚火かな
 いつの日か「焚火」が歳時記から消えるんじゃないかとも思うのですが、昔はこうでした。

○本体は鏡の向こう花カンナ
 鏡の手前のものはなかったことにするのですね(^^);

○位置情報うやむやにして銀杏散る
 「いちじょうほう」「いちょう」と音韻的に似たものを重ねて面白い効果があります。

○在位歴五十年妻秋深し
 引退する機会を逸してしまったのでしょうね。いえ、おめでたい限りです。

○秋の昼三位の旗のやや低く
 運動会って、変なことが最後まで気になったりしますよね。

○長き夜の俎の位置鍋の位置
 変わらないことが重要なのです。

○頭蓋骨位の南瓜だと思ふ
 人間のだとはどこにも書いてないけど、でかかったんでしょう。

○部位示す牛の絵ありてやや寒し
 食べ物としての肉ではなく、動物を食べていることを強制的に思い出さされるので、嫌な人はいやでしょうね。「やや寒し」に気分が。

○その中に寡黙な小鳥いる日向
 秋の鳥は鳴く鳥が多いので、寡黙な小鳥がいるとはっとしますよね。

 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年10月29日(日)05時43分21秒
  ☆もはや興湧かぬ手中の胡桃かな
 ずっと弄んできたのだろう。確かに飽きてくるけど、やっぱりまた掌中に戻したりする。

☆興行の無かつたやうな芒原
 夏までは、サーカスのテントがあったのに。

☆種採りのだんだん興に乗つてきし
 こうなると、作業効率もどんどん上がってくる。

☆宵闇の甕に鎮まる紹興酒
 興、紹興酒があったかぁ…といった感慨。「鎮まる」上手。

☆焼海苔派味付海苔派一葉落つ
 個人的には断然焼海苔派。

☆朝寒し味見するとき目を瞑る
 この感じ、中山秀征氏タイプ。

☆味見して足せる塩味冬近し
 最後に味を調える。最後にまた味見してから器に。

☆味見する役目が回る芋煮会
 うれしくもあり、不安もあり。よっぽどのことが無い限り「美味しい」と言うのが大人の対応。

☆本ひらく夜長へ船出するごとく
 良き船旅を。

☆コスモスの位置情報を受信する
 カーナビに導かれて、コスモス街道をゆく。

☆頭蓋骨位の南瓜だと思ふ
 普通に煮炊きに使う大きさの南瓜、言われてみれば。

☆部位示す牛の絵ありてやや寒し
 お肉屋さんか、焼肉屋さんか。私的には牛はランプ辺りが好き。

☆その中に寡黙な小鳥いる日向
 寡黙な小鳥って発見かも。

☆ぶらさがり健康器濡れ秋時雨
 無造作に置かれているのだろう。でもぶらさがり健康器で健康になった人いるのかな。

☆銭湯の富士は快晴文化の日
 文化の日って晴れの特異日だから、付き過ぎっちゃ付き過ぎなんだけど、快晴が気持ちよい。

 

興味本位句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年10月29日(日)04時48分59秒
  投句一覧です。

【興】
うめもどきつるうめもどき興亡史
かりがねの声がきらいで興ざめる
もはや興湧かぬ手中の胡桃かな
解説は大木正興秋ふかむ
興行の無かつたやうな芒原
興行の幟の誤字や天高し
興味薄るる新聞記事や冬に入る
山椒の実一粒ほどの興奮
種採りのだんだん興に乗つてきし
宵闇の甕に鎮まる紹興酒
色鳥や行基瓦の元興寺
草の絮興行チケット渡さるる
即興で作る鼻唄星月夜
即興のテナーサックス紅葉散る
冬に入る火を興しては亡ぼして
遊興費減らして秋刀魚焼いてをり
鵯わたる興ののらない遊園地

【味】
塩味の和人が遊ぶ良夜かな
三味の音のかすかに乗りし秋の風
酸味から始まる歯痛十三夜
秋の朝蓋のあかあか味の素
十月の味つけ海苔を囲いこむ
焼海苔派味付海苔派一葉落つ
賞味期限切れの秋刀魚を焼きはじむ
朝寒し味見するとき目を瞑る
長き夜にたつぷり七味唐辛子
薄味の珈琲に慣れ柿羊羹
母の伝香り松茸味しめぢ
味うすき宿の味噌汁秋時雨
味覚てふ報酬ありて天高し
味見して足せる塩味冬近し
味見する役目が回る芋煮会

【本】
ひとり坐す本寸法の夜長かな
ふしだらな本焼べてゐる焚火かな
横長の絵本めくれば流れ星
屋根裏の本の山々秋深む
敬老の日や本人確認がとれぬ
古本屋から秋蝶の出てゆきぬ
身の芯を一斉千本の芒
図書本をそっと戻しぬ運動会
鶴来るカレーライスのある絵本
不本意なM嬢といる秋の暮
本ひらく夜長へ船出するごとく
本尊は秘仏や廻す秋日傘
本体は鏡の向こう花カンナ
本当にさみしい峠の赤とんぼ
本堂にことさら響く秋の声

【位】
コスモスの位置情報を受信する
ものあれば位置あり竜田姫おはす
位置情報うやむやにして銀杏散る
一位の実ともし鎮守の杜昏れる
一位の実黙つていれば舐められる
菊人形一位のなみだ注がるる
在位歴五十年妻秋深し
秋の昼三位の旗のやや低く
深秋の薄闇に立つ位牌かな
朝市の定位置の店赤とんぼ
長き夜の俎の位置鍋の位置
頭蓋骨位の南瓜だと思ふ
瓢箪の位の低い方の顔
部位示す牛の絵ありてやや寒し
明治節体位崩して水含む
落穂拾ひヘルメット位は被れ

【当季雑詠】
その中に寡黙な小鳥いる日向
ハロウィン前夜見たことのない路地がある
ぶらさがり健康器濡れ秋時雨
ぼんやりと七人姉妹朱欒抱く
秋一夜鉛筆削る音のする
銭湯の富士は快晴文化の日
弾かるる角度にありし葡萄の実
抽斗に金具の取つ手露寒し
朝寒や過ぎし日の夢湯で戻す
長編の揃へる秋の整骨院
冬立ちぬべつこう飴の明るさに
麦とろや三寸二分の弥勒仏
八千草を妣に供へてすぐ帰る
半島の白磁の壺や冬遠音
蓑虫の青空拒むかたちかな
落花生としていくたび割られをる
藁塚の香に擦り寄りし下半身

(以上)

15句選(特選、逆選なし)
選句締切:11月1日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

興味本位句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年10月25日(水)21時45分14秒
  出題です。

【興】
【味】
【本】
【位】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:10月28日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

おおお

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年10月25日(水)21時42分14秒
   百花さんは完全試合達成ですね。何度目でしょうか。
「高点句に名句なし」とはしばしば言われるところですが、句会で採られるような句を作っているうちはまだまだですよね。
 

五体投地句会・作者発表

 投稿者:百花  投稿日:2017年10月25日(水)14時00分21秒
  五体投地句会・作者発表です。
久しぶりの集計です。間違いがありましたらお知らせください。
早めの選句、ありがとうございました。

霧に濡れた五つの銅貨地蔵堂     なむ
単体の南瓜と団体の葡萄       なむ    朝海ぽ百洋七
このこつまなんきんサブマリン投法  なむ    ゆ
地の塩に生きて色なき風に死す    なむ    月
メンソレータムの兄弟秋の湖     なむ    ゆあ洋七

菊五本程もて治す菊人形       朝比古   ゆむ亜百由
口元に飯粒ひとつ体育の日      朝比古   ぽ七
秋澄むや蹴られ続けて投手板     朝比古   京
天と地と人のあはひの澄みにけり   朝比古
薄紙のやうな哀しさ芒原       朝比古   ゆ

五線譜のやがて星月夜となりぬ    ぽぽな   亜七
紅葉かつ散る労働の体格に      ぽぽな   朝海亜由
一投が倒す全ピン秋高し       ぽぽな   京あ七
長き夜のスマートフォンの地図に指  ぽぽな   あ由
障子貼るスペシャリストと障子貼る  ぽぽな   京

五人来て三人眠る虫の宿       月犬    ゆ亜ぽ百洋由
組体操ゆつくり崩れゆく真昼     月犬    む京亜百洋七
投擲の柘榴ひとつの行方かな     月犬
泣く男ゐて十月の路地の奥      月犬    朝海む洋七
冬近し軒に魔除けの紅い襤褸     月犬    百

五感から性感引けば馬肥ゆる     海太    ゆ京七
四十八も体位があれば菊枕      海太    月
犬の秋放尿病に匙投げる       海太    月洋七
地の果てへ行つたつもりの女郎花   海太    月

五輌車の二輌目が好き白木槿     京急    む亜ぽ
腰痛の予兆の体位夜長かな      京急    月
土残る投手板より秋暮れる      京急    ぽ
地に入る虫の如くに頭部から     京急    百
手淫てふ独学の妙薄紅葉       京急    月

五本指ソックス茹であがる馬鈴薯   洋子    む京あ
落葉焚き体にわるい私生活      洋子    朝海ゆむあ由
大根干す丸投げされてゐたりけり   洋子    朝海亜
おでん屋が依怙地タモリ倶楽部みてる 洋子    朝海京あ
長新太のライオンのゐる囲炉裏かな  洋子    むぽ七

小鳥来てゐるをちこちの五番街    由季    む亜
白菊の傍に体側伸ばしゐる      由季    月洋
投函を済ませて身軽女郎花      由季
地上絵の鳥らしきもの秋澄めり    由季    ぽあ
長き夜の変体仮名を連ねけり     由季    亜百あ七
秋寒の勝利投手の口ごもる      由季    京百

虫集く五百羅漢の寺の中       七     むぽ百
秋時雨人体模型泣いている      七     朝海亜洋
長月のたましひ投げる遊びかな    七     ゆ月百あ
露時雨地衣類図鑑めくる指      七     ゆ月百
やや寒やド-ナツの穴売りに行く   七     ゆ

柿食うて五重の塔と映りけり     亜紀    京由
鵙高音サンドバックに体当てて    亜紀    あ
投影の指で遊べる十三夜       亜紀    月ぽ七
蓮の実の飛んで音する投句箱     亜紀
秋晴の応援団の地声かな       亜紀    朝海京ぽ百洋
舞浜で降りる集団十月尽       亜紀    朝海ゆあ由
露の夜届く木箱を解きにけり     亜紀    月洋
すぐ点かぬテレビ画面や冬近し    亜紀    朝海あ

秋澄むや神社の岩の五芒星      あんこ   む月ぽ
文体の異なる人と栗ごはん      あんこ   朝海ゆ洋由
投了のこゑ逆光の蘆の花       あんこ   む亜
月明の天地無用の箱開ける      あんこ   ぽ七
驚きしかたちに割るる石榴かな    あんこ   朝海ゆ京亜ぽ由

新米や玄米すすぐ指五本       百花
稲雀ならで穂を噛む体躯かな     百花
投げてをるわけではないが渋皮煮   百花
地平よりも水平親し月の海      百花
秋の雨五日こもりて六日の飯     百花

五時からの男とをんな仏手柑     ゆかり   月
体毛の集まつてゐる芋煮会      ゆかり   朝海京洋由
腕多き投手の魔球秋深し       ゆかり   百由
地下街に喫煙具店菊日和       ゆかり   む由
半袖の外人夫婦秋黴雨        ゆかり   む京亜あ洋由
 

選句しました。

 投稿者:  投稿日:2017年10月25日(水)12時41分14秒
  ○五感から性感引けば馬肥ゆる
残るは食欲ばかりなり。

○五線譜のやがて星月夜となりぬ
美しい旋律。

○口元に飯粒ひとつ体育の日
楽しそう。

○組体操ゆつくり崩れゆく真昼
スロ-モ-ションを見るよう。

○単体の南瓜と団体の葡萄
おもしろい。

○一投が倒す全ピン秋高し
気持ちよさそう。

○犬の秋放尿病に匙投げる
匙を投げないで下さい。

○投影の指で遊べる十三夜
鳩よ、より狐か。

○泣く男ゐて十月の路地の奥
男は背中で泣く。

○月明の天地無用の箱開ける
おお、光よ。

○メンソレータムの兄弟秋の湖
冷ややかな関係。

○長き夜の変体仮名を連ねけり
夜が長いとこう言うことをしたくなります。

○長新太のライオンのゐる囲炉裏かな
あたたかそう。
 

選句しました

 投稿者:由季  投稿日:2017年10月24日(火)22時00分21秒
  ○柿食うて五重の塔と映りけり
奈良を満喫。

○菊五本程もて治す菊人形
期間中手直しも必要。職人の手つき。

○五人来て三人眠る虫の宿
残る二人が意味深ですね。

○紅葉かつ散る労働の体格に
屋外労働も心地よい季節です。

○体毛の集まつてゐる芋煮会
人間関係も濃そう。

○文体の異なる人と栗ごはん
俳句ではよくあります。

○落葉焚き体にわるい私生活
たまにはアウトドアしてみる都会人。

○腕多き投手の魔球秋深し
劇画的表現。

○地下街に喫煙具店菊日和
このお店はみたことがあります。

○長き夜のスマートフォンの地図に指
スマホに指は当たり前ですが、ぴったりはまっている。

○驚きしかたちに割るる石榴かな
そう見えてきました。

○半袖の外人夫婦秋黴雨
全然寒そうではないのが不思議です。

○舞浜で降りる集団十月尽
カラフルな集団が見えます。
 

レンタル掲示板
/62