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選句です

 投稿者:由季  投稿日:2017年 6月 7日(水)12時29分6秒
  ○神楽坂赤銅色の夏の月
神楽坂と赤銅色、風情あります。

○アジア象も西郷隆盛像も上野
無季だけど暑そうです。量感が迫ってくる。

○現像のされぬフィルムよ蛍籠
そういうフィルムありそう。蛍籠のはかなさ。

○黒南風や書庫に無数の肖像画
飾られていなくて書庫にあるというところに何となく恐ろしさを感じます。

○欄干に曝せば哀れ阿修羅像
哀れまで言わない方がいいかもしれませんが、ヘナヘナ感が可笑しい。

○緑陰を欲しがつてゐるダビデ像
きっと欲しがっている。

○芸大と東大近し立葵
近いけど遠い。

○思うより人差し指の反る皐月
ばかばかしい発見、いいですね。

○人でなしも七割は水ところてん
そう思えば許せますか。

○人の顔大きくなりし日射病
たいへん。病院に行ってください。

○人の手に渡りし茶碗走り梅雨
未練がましいところが面白い。

○人間と人間の間の暑さかな
状況がわかるようなわからないような、ですがとにかく暑い。

○捕虫網自分の影へ挿してをり
上手いこと言ったなと思います。濃い影が見えます。
 
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 6月 7日(水)10時52分43秒
  ◯青銅(ブロンズ)の地獄の門へ蟻の列

ずっと見てたことあります。

◯前梅雨や十円玉の銅の色

そういえば十円玉ってじっと見たことない。

◯アジア象も西郷隆盛像も上野

上野ってカオス。

◯緑陰を欲しがつてゐるダビデ像

ダビデも暑いんです。

◯芸大と東大近し立葵

立葵がなんかしっくり。

◯水芸と熱湯芸が選べます

どっちもいやです。

◯どこまでも人文学部花梔子

どこまでも花梔子がいやされますね。

◯思うより人差し指の反る皐月

ひとりでそらしたりして感心してるのかしら。

◯人でなしも七割は水ところてん

シニカルで大人の態度。

◯竹婦人ほどけゆく夜の深さかな

ナイトクルージング。

◯郭公の声の留まる城址かな

きもちよさそう。おひがらもよく。

◯十薬の花の夜道も尽きにけり

さすがの十薬もちからつきたのかな。

◯六月の空気しゆうしゆうバランスボール

しゅうしゅう空気抜いてたたみたい。じゃまだもん。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 6月 7日(水)06時16分42秒
  ◯夏草の銅版画家の手をふる手
平泉-義経主従.藤原一族。

◯現像の途中のやうな幽霊来
壇ノ浦-平家一門。

◯石像の海を向きたる南風
須磨寺-熊谷直実.平敦盛。

◯涼しさや御仏像の鉈の跡
木津川畔-平重衡。

◯緑陰を欲しがつてゐるダビデ像
高館-武蔵坊弁慶。

◯色のいい茄子みみをすます愛人
屋島-那須与一。

◯人の顔大きくなりし日射病
八条河原口平盛国邸-平清盛。

◯人間と人間の間の暑さかな
安宅の関-冨樫泰家.武蔵坊弁慶。

◯人選のいささか妙な蛍狩
宇治川橋合戦(螢合戦)-源頼政。

◯佳き人の良き音たててシャワーかな
六動寺-巴御前。

◯郭公の声の留まる城址かな
紫宸殿階段-藤原頼長.源頼政。

◯干涸らびた蚯蚓に怒り遅刻する
堀川八条御堂-梶原景時。

◯日替りのトッピングあり冷奴
鳥羽離宮-白河法皇。
 

選句です。

 投稿者:松本てふこ  投稿日:2017年 6月 7日(水)02時58分24秒
  ◯紫陽花や雨に目覚める銅の樋
擬人化がまさかの爽やかさ。

◯神楽坂赤銅色の夏の月
ナルシスティックな香りが漂いますね。

◯青銅(ブロンズ)の地獄の門へ蟻の列
道具立てとか、どう考えても重厚にやりすぎなんですが、
清々しいなーと思って。

◯銅鑼の音のほはんほははん雲の峰
「風死す」を使いたくなるような
夏の真昼を連想しました。
雲の峰の正攻法な使い方が成功してますね。

◯現像のされぬフィルムよ蛍籠
フィルムと蛍籠の取り合わせの意図を
色々想像して楽しくなっています。
どちらもある意味、蔵するものですよね。

◯現像の途中のやうな幽霊来
うまいこと言った!
そういえば、幽霊の俳句って作ったことなかったな。
作りたくなりました。

◯黒南風や書庫に無数の肖像画
白南風ではなく黒南風なの、わかるなあ。
「無数」と言えるほど作品は多く残っていないけど、
ベラスケスの肖像画の不思議な陰影を思い出しました。

◯仏像に凭れてゐたるビキニかな
軽みがいい。

◯文芸に忖度のいろ蓮浮葉
時事ネタ!w
蓮浮葉を取り合わせたところに相当な意地の悪さを感じます。
文芸はこうでなければ。

◯人でなしも七割は水ところてん
皮肉と虚無。
ところてんのちょっとなげやりに見えるセレクトがいいですね。

◯水無月の人工島の灯りゐる
夜に、島ではないところから島を見ている。
あの島は、作られた島。
水無月がいいんですよね、この句。

◯竹婦人ほどけゆく夜の深さかな
巧い。

◯佳き人の良き音たててシャワーかな
音がいい、ってなかなかユニークかつスケベな発想だなと思います。
褒めてます。
 

ふ~む

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 6月 7日(水)01時31分58秒
  今回皆さん選句ゆっくりですねえ:泣
よろしく。
 

選句しました

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 6月 6日(火)19時04分24秒
  〇青銅(ブロンズ)の地獄の門へ蟻の列
静謐な蟻の列、静けさが怖いほど。

〇銅製の様な蜥蜴を遠見する
あまりに精巧で動き出しそう。

〇現像のされぬフィルムよ蛍籠
そのままお蔵入りは寂しい。。

〇黒南風や書庫に無数の肖像画
仕舞いこんである無数の顔顔顔。

〇芸ひとつ見せて去りけり夏燕
手ぶらで帰らないところがいい。

〇芸大と東大近し立葵
両巨頭はご近所だった。

〇人間と人間の間の暑さかな
ちょっとした間が暑苦しいのです。

〇竹婦人ほどけゆく夜の深さかな
深い眠りを誘う竹婦人。

〇佳き人の良き音たててシャワーかな
水もしたたる、ですね。

〇我が身鳴る青水無月のらんどせる
我が身鳴るが、うきうきと楽しそう。

〇十薬の花の夜道も尽きにけり
日常の中のちょっとした非日常。

〇突として夏めく渋谷モヤイ像
突としてがなんとなく面白い。

〇捕虫網自分の影へ挿してをり
真似でもなんでも実感が欲しいのです。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 6月 6日(火)09時08分2秒
  ○夏草の銅版画家の手をふる手
遠ざかってゆく映像の中、手の揺れと夏草の響きあい。
銅版画家というのが不思議によい。

○現像のされぬフィルムよ蛍籠
蛍籠に眠っている映像のようです。

○緑陰を欲しがつてゐるダビデ像
大らかな筋肉美だけど、つらいのかも。面白い。

○芸ひとつ見せて去りけり夏燕
飄々とした感じがよい。

○芸大と東大近し立葵
なるほど。言われてみるとという点と季語がよい。

○人間と人間の間の暑さかな
体感以外にも確かにね。

○水無月の人工島の灯りゐる
水無月、人工島。二つの三文字の漢字が
お互いに照らし合っているかのよう。
さらに無機質な感じを受けます。

○竹婦人ほどけゆく夜の深さかな
人で竹婦人は思いつかなかったなあ。
眠りが深くなっていくような、気持ちよさと
そこはかとない艶っぽさを思います。

○羽蟻ゆく我が掌の結婚線
短いのか? でも、線は変わるというし。

○我が身鳴る青水無月のらんどせる
青水無月のらんどせる、が好きです。
我が身鳴るといって何が? と思ったら、
中七下五の飛び方。当たり前のことかもしれないけど、
表記も含めてこう詠まれると一気に想像が膨らみます。

○千里眼のそこが隅つこ蟻の穴
千里眼がそこでおしまい。これもまた一つの不思議な光景。

○突として夏めく渋谷モヤイ像
暑いけど華やかな渋谷。再開発で昔ほどうるさくない? そうでもないかな。

○六月の空気しゆうしゆうバランスボール
そのうちバランス崩しそうな。早く空気入れて~。
六月の曖昧感が意外とあっていると思いました。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 6月 4日(日)16時54分53秒
編集済
  ○たこやきの銅板並べ夕薄暑
 じつはこの句に出会うまで、たこ焼き器に銅板のものがあることを知りませんでした。「並べ」というのは開店前の店支度なのでしょうか。銅板の色や質感がよい具合に季語と響き合っていると感じます。

○紫陽花や雨に目覚める銅の樋
 「目覚める」の擬人法がいささかいやったらしいけど、濡れて光沢を放つ銅の樋の存在感があります。

○銅製の額縁錆びて青葡萄の香り
 額縁は古びるけど、中の絵は今も描かれたときの新鮮さを放っている、ということを言っているわけですね。

○銅銭の穴投げ四万六千日
 穴だけ投げるような不思議な措辞がすてきです。

○どの像も姿勢つらさう梅雨の天
 いや、そもそも同じ姿勢でいることが問題で、人間も一晩に25回寝返りを打たないと腰痛になるのです。「梅雨の天」がいかにもつらそうです。

○仏像に凭れてゐたるビキニかな
 仏をも畏れぬ行為ですね。でもそんなグラビア写真、ありそうです。

○芸ひとつ見せて去りけり夏燕
 つ・ば・め・が・え・し、ですか。

○芸大と東大近し立葵
 これ、地理的な距離の話のようでもあるし、そうでないようでもあるし、立葵がアカデミズムの対極であるかのようにひらひらしていて面白いですね。

○人の手に渡りし茶碗走り梅雨
 こう書かれると「人の手に渡りし」が慣用句の意味合いではないようにも感じられ、面白いですね。

○竹婦人ほどけゆく夜の深さかな
 眠りに落ちるほどに身体になじむ/身体がなじむさまを「ほどけゆく」と詠んだのだと思いますが、前につながるようで「ほどけゆく夜の…」と後ろにつながる措辞のありようが絶妙だと思います。これを「観音開き」とか、つまらない基準で切り捨ててはいけません。

○佳き人の良き音たててシャワーかな
 白鳥夫人の句に比べればずいぶん即物的ですが、じつは頭韻を揃え漢字表記を使い分け入念な句だと思います。

○五月忌読み方覚えて自足する
 なんだっけ、この忌みがあけないと髪を洗うことさえできなくて、だから「髪洗ふ」が夏の季語なんだ、というもっともらしい説明をネットのどこかで読んだことがあります。そんなあやしげな蘊蓄は無視して、読み方を覚えて自足するくらいのスタンスで臨みたいものです。

○捕虫網自分の影へ挿してをり
 すばらしいですね。暑くてやりきれず太陽に背を向けていて、だから自分の前に影があって、それも夏だからとても影が短くて…。そんな絵が見えてきます。

 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 6月 4日(日)16時49分58秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯乾坤へ銅貨一擲滝不動
 勢いがある。

◯紫陽花や雨に目覚める銅の樋
 からからに乾いた銅の樋が雨で生き返ったかのように鈍く光っている。

◯神楽坂赤銅色の夏の月
 あまり縁のない町だけど、なんとなく了解。

◯銅製の額縁錆びて青葡萄の香り
 青葡萄と錆びて緑青をふいた額縁の対比。ぐー。

◯アジア象も西郷隆盛像も上野
 アジア象があじわい深い。

◯ベラを釣りずつと悲しいピン芸人
 ベラは釣れるんだよね。まあ、きれいだからいいとしよう、ピン芸人さみしそう。

◯現像の途中のやうな幽霊来
 現像終わると足あるね。

◯仏像に凭れてゐたるビキニかな
 コラコラ:笑

◯欄干に曝せば哀れ阿修羅像
 けっこう痩せてるしね、阿修羅さん。

◯悪人はなほもてもんじゃ焼く旱
 まったく!

◯色のいい茄子みみをすます愛人
 なんだかなあ:笑

◯老境も人並といふ夏の草
 人並みで十分。以下でもかまわないけど。

◯干涸らびた蚯蚓に怒り遅刻する
 この前干涸びた蝦蟇みて、せっかく穴から出てきたのになあ、とかわいそうでしたが。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 6月 4日(日)09時49分53秒
  ◎たこやきの銅板並べ夕薄暑
さあ、たこ焼き祭りのはじまりだ。

◎青銅(ブロンズ)の地獄の門へ蟻の列
ダンテ⇒ロダン⇒蟻。すごい。

◎銅鑼の音のほはんほははん雲の峰
銅鑼というより銅鑼焼。

◎現像のされぬフィルムよ蛍籠
古い旅行鞄のポケットからそんなフィルムが出てきたことがあります。

◎黒南風や書庫に無数の肖像画
おもしろい家ですね。

◎涼しさや御仏像の鉈の跡
円空。

◎夏の宵演芸場の灯のこぼれ
似合うなあ。

◎芸ひとつ見せて去りけり夏燕
いいものを見ましたね。

◎芸大と東大近し立葵
徒歩10分ぐらい。

◎無芸よし老いたる父の冷やし酒
よき父像。

◎どこまでも人文学部花梔子
文学史学心理学から社会学まで。

◎人間と人間の間の暑さかな
にんげん、にんかん=世間。

◎捕虫網自分の影へ挿してをり
よき観察。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 6月 4日(日)06時29分52秒
  ☆神楽坂赤銅色の夏の月
 神楽坂なら納得できる不思議。

☆銅座町では買ひ放題のカステラ
 買い放題?そりゃ客の自由のような気もするけど。

☆どの像も姿勢つらさう梅雨の天
 普通の姿勢だと多分芸術にならないのだろう。

☆現像のされぬフィルムよ蛍籠
 銀塩カメラ時代の残像。

☆現像の途中のやうな幽霊来
 ぼやっと。

☆黒南風や書庫に無数の肖像画
 なにやらどんよりとした感じ。

☆緑陰を欲しがつてゐるダビデ像
 炎天下は像もつらい。

☆夏の宵演芸場の灯のこぼれ
 この風情、いいですなぁ。浴衣のご婦人なぞが歩いていたりして。

☆水芸と熱湯芸が選べます
 熱湯芸、聞いてないよ~。

☆風鈴に指先触るる芸者かな
 ふとした立居振る舞いに艶やかさ。

☆水無月の人工島の灯りゐる
 無機質な灯り。

☆竹婦人ほどけゆく夜の深さかな
 気品ある竹婦人句。佳句と思う。

☆捕虫網自分の影へ挿してをり
 ちょっと休憩中。
 

銅像芸人句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 6月 4日(日)01時52分0秒
  投句一覧です。

【銅】
たこやきの銅板並べ夕薄暑
夏草の銅版画家の手をふる手
乾坤へ銅貨一擲滝不動
紫陽花や雨に目覚める銅の樋
神楽坂赤銅色の夏の月
青銅(ブロンズ)の地獄の門へ蟻の列
前梅雨や十円玉の銅の色
銅座町では買ひ放題のカステラ
銅製の額縁錆びて青葡萄の香り
銅製の様な蜥蜴を遠見する
銅線の低音ぎらと夏の宵
銅銭の穴投げ四万六千日
銅鑼の音のほはんほははん雲の峰

【像】
アジア象も西郷隆盛像も上野
どの像も姿勢つらさう梅雨の天
ピカソ見て想像力に青嵐
ベラを釣りずつと悲しいピン芸人
現像のされぬフィルムよ蛍籠
現像の途中のやうな幽霊来
黒南風や書庫に無数の肖像画
実像の中の虚像や薔薇の花
石像の海を向きたる南風
仏像に凭れてゐたるビキニかな
欄干に曝せば哀れ阿修羅像
涼しさや御仏像の鉈の跡
緑陰を欲しがつてゐるダビデ像

【芸】
映像のなかの映像いととんぼ
夏の宵演芸場の灯のこぼれ
芸ひとつ見せて去りけり夏燕
芸域をますます深めゆく実梅
芸術が走梅雨より発生す
芸大と東大近し立葵
芸達者揃へて芸者達呼ばず
水芸と熱湯芸が選べます
生ま身なり安芸夕焼けの海ゆかば
浮くことは芸のひとつや浮いてこい
風鈴に指先触るる芸者かな
文芸に忖度のいろ蓮浮葉
無芸よし老いたる父の冷やし酒

【人】
どこまでも人文学部花梔子
悪人はなほもてもんじゃ焼く旱
蟻葬や人間みんな一括り
思うより人差し指の反る皐月
色のいい茄子みみをすます愛人
人でなしも七割は水ところてん
人の顔大きくなりし日射病
人の手に渡りし茶碗走り梅雨
人間と人間の間の暑さかな
人選のいささか妙な蛍狩
人等混み電車の中に初夏の風
水無月の人工島の灯りゐる
竹婦人ほどけゆく夜の深さかな
老境も人並といふ夏の草

【当季雑詠】
羽蟻ゆく我が掌の結婚線
佳き人の良き音たててシャワーかな
我が身鳴る青水無月のらんどせる
郭公の声の留まる城址かな
乾草のにほひ水音だけきろく
干涸らびた蚯蚓に怒り遅刻する
薫風が運動会を運びをり
五月忌読み方覚えて自足する
十薬の花の夜道も尽きにけり
紳士諸君夏は天下の回りもの
千里眼のそこが隅つこ蟻の穴
突として夏めく渋谷モヤイ像
日替りのトッピングあり冷奴
捕虫網自分の影へ挿してをり
牧神の朝天道虫の午後
六月の空気しゆうしゆうバランスボール

(以上)

13句選(特選、逆選なし)
選句締切:6月7日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

銅像芸人句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 5月31日(水)23時16分43秒
  出題です。

【銅】
【像】
【芸】
【人】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:6月3日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

中空糸膜句会・作者発表

 投稿者:百花  投稿日:2017年 5月31日(水)23時08分58秒
  中空糸膜句会・作者発表です。


このたびは中有の祭囃子かな     なむ   海
闇に脱ぎ抛れば虚空白浴衣      なむ   月海
湖沼学語り尽くして糸蚯蚓      なむ   月洋ゆ由
青蘆や虚実皮膜の恋愛論       なむ
黙し来てずぶりと抉る真桑瓜     なむ   あてゆ

哀しみは中位なりサングラス     海太   せ
緋目高に分相応の空ありぬ      海太   月
香水に辿り着きたる赤い糸      海太
緑蔭のふたりを分かつ薄き膜     海太   ゆけ
二合半や感極まつて流す汗      海太

中華街路地裏深く金魚売       月犬   海あ亜由苑けせ
雲の峰いつそう空を大きくす     月犬   朝百てゆ苑せ
羽化終えて風が攫ひし糸蜻蛉     月犬   せ
夜振火に粘膜騒ぐふたりかな     月犬   海
小博打に負け釣堀に来てをりぬ    月犬   朝む海てゆ苑せ

白々とまなぶた閉ぢし水中り     朝比古
青空を仰ぎて浴ぶるシャワーかな   朝比古  む
やさぐれて吹かれてゐたり蜘蛛の糸  朝比古  む百
ひきがへる横隔膜のありさうな    朝比古  月百あ洋亜
自転車の巡査へ茅花流しかな     朝比古

あまがえる中原中也あふれてる    洋子   百あ
鳰の巣へ円空仏のやうなもの     洋子   む月百由せ
糸からまる足踏みミシンゆすらうめ  洋子   亜苑
行行子かたいそざいの鼓膜かな    洋子   せ
夏闇へ灰皿なげてゐたりけり     洋子   けせ

恋遠し冷し中華に紅生姜       苑を   む海ゆ
空想科学読本虹の架かりをり     苑を   朝月け
梅雨寒や錦糸卵を散りばめる     苑を   月百て
水中花ゆつくりひらく鼓膜に穴    苑を   あ亜
しばらくは蛍袋に閉ぢ籠もる     苑を   朝月海百あて洋ゆ亜由

土曜日の冷し中華の酸つぱくて    あんこ  朝てゆ
薄暑光空つぽの部屋契約す      あんこ  朝月てゆ由苑け
麦の秋体操着から垂れる糸      あんこ  朝む洋亜由苑け
昼寝覚からだに膜の残りたる     あんこ  朝月百て洋ゆ由け
水音の速きへ蔦の茂りけり      あんこ  洋
釣堀や加藤一二三のやうな雲     あんこ  朝むて洋ゆ由け

中盤の長き中座よ五月闇       けんじ  む
空欄の消えぬ消し跡草苺       けんじ
一本の糸引き抜きて初浴衣      けんじ  む亜苑
薄膜を壊さぬやうに田水沸く     けんじ  百亜由
十分に乾ひてゐたり蟻地獄      けんじ  百ゆ亜由苑

梅雨兆すウルトラマンの中の人    亜紀   朝あ洋苑
空席のすぐになくなる夏の雲     亜紀   由苑
糸屑を拾ひ集めて閑古鳥       亜紀
牛乳の被膜のやうや夏霞       亜紀
キャラメルの一粒重し蟻の列     亜紀   む月百
麦の秋かつての職場仲間かな     亜紀   朝あ苑
中華飯店までの坂道緑さす      亜紀   む
夏帽子旧街道を行く一行       亜紀   海

海中の都も梅雨に入るころか     百花   海て
初夏の空間知覚あしのうら      百花
しつけ糸ゆつくり引いて更衣     百花   む
鼓膜からつながるこの世蝉丸忌    百花   月海あて亜
緑蔭の三・三・二・一・昼餉どき   百花

雷にピクリともせず読書中      由季   けせ
空欄を埋めんと蜘蛛の子の生るる   由季   洋けせ
夕さりの縦糸として枇杷の雨     由季   あてゆ亜苑せ
角膜の覚えてゐたるダリヤの?    由季
にせものの空本物の揚羽蝶      由季   海百ゆ

中に居るゴリラが笑ふ夏の雨     せせい
空が落ち滅ぶ妄想風薫る       せせい  海
糸電話夏を購買する程か       せせい
膜出来て清涼飲料水を飲む      せせい
薫風や土に気配をデッサンす     せせい

経理部の中山さんと著莪の花     てふこ  朝海洋
空つぽの水筒の中夏めきて      てふこ  むあ洋亜
糸通しすぐにこはれて薄暑光     てふこ  亜由け
前梅雨や我のどこかに横隔膜     てふこ
短夜に辣油一滴落としけり      てふこ  あ洋亜け

ここからが中野サンプラザの日陰   ゆかり  朝むて洋由苑
上空に北京から来た暑さゐて     ゆかり  月百あて由
糸が出て壊れ始める薄暑光      ゆかり  洋けせ
半透膜ありし記憶や夏の空      ゆかり  けせ
怖ろしき生き物のゐる夜店かな    ゆかり  朝月海百あ苑せ
 

選句します

 投稿者:せせい  投稿日:2017年 5月31日(水)22時55分0秒
  ○哀しみは中位なりサングラス
季語は「サングラス」。どうしても小林一茶の句を思い出しますね。

○中華街路地裏深く金魚売
季語は「金魚売」。珍しいですね今どき。

○雷にピクリともせず読書中
季語は「雷」。すごい集中力、将来はノーベル賞か。

○雲の峰いつそう空を大きくす
季語は「雲の峰」。壮大な句ですね。

○空欄を埋めんと蜘蛛の子の生るる
季語は「蜘蛛の子」。蜘蛛の子の役割、自然の摂理。

○鳰の巣へ円空仏のやうなもの
季語は「鳰の巣」。円空さんの魂の木彫り。

○羽化終えて風が攫いし糸蜻蛉
季語は「糸蜻蛉」。風流な句だと思いました。

○糸が出て壊れ始める薄暑光
季語は「薄暑光」。壊れ始めるものがある。

○夕さりの縦糸として枇杷の雨
季語は「枇杷」。枇杷の実がたわわな中、縦糸として降る雨。

○行行子かたいそじの鼓膜かな
季語は「行行子」。硬い素材が印象的でした。

○半透膜ありし記憶や夏の空
季語は「夏の空」。記憶にハッとする。

○夏闇へ灰皿なげゐたりけり
季語は「夏闇」。蜷川さん?でしょうか。虚子の黄金虫の句も思い出しました。「黄金虫投げうつ闇の深さかな 虚子」

○小博打に負け釣堀に来てをりぬ
季語は「釣堀」。ギャンブルの憂さを釣りで解消できるでしょうか。

○怖ろしき生き物ゐる夜店かな
季語は「夜店」。イグアナとかコモドオオトカゲでしょうか。想像力を掻き立てます。
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年 5月31日(水)19時19分0秒
  ◯中華街路地裏深く金魚売
店に入るとさらにディープな世界が

◯雷にピクリともせず読書中
本当は昼寝しているとか。

◯空想科学読本虹の架かりをり
虹の橋を渡る、は空想の産物。

◯空欄を埋めんと蜘蛛の子の生るる
何もないと寂しいので。

◯薄暑光空つぽの部屋契約す
ここから新しい生活が始まります。

◯糸が出て壊れ始める薄暑光
はじめは小さな綻びから。

◯糸通しすぐにこはれて薄暑光
百均でかったからです。

◯麦の秋体操着から垂れる糸
気になる子をガン見してましたね。

◯昼寝覚からだに膜の残りたる
すぐに起きると膜が破れて偏頭痛になります。

◯半透膜ありし記憶や夏の空
不都合な記憶は透過せずそのままに。

◯緑蔭のふたりを分かつ薄き膜
つまりATフィールド。

◯夏闇へ灰皿なげてゐたりけり
悪夢でもみましたか。

◯短夜に辣油一滴落としけり
もう眠れないので起きてます。

◯釣堀や加藤一二三のやうな雲
まだお元気なのに。

 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年 5月31日(水)18時14分57秒
  ○ここからが中野サンプラザの日陰
どこから入ろうと日陰。

○中華街路地裏深く金魚売
摂津句を思い、こんなところまでと。

○梅雨兆すウルトラマンの中の人
ご苦労様。

○雲の峰いつそう空を大きくす
素直で気持ちのよい夏空。

○空席のすぐになくなる夏の雲
なんのイベントでしょう。いかにも夏。

○薄暑光空つぽの部屋契約す
そりゃそうでしょうけど、可笑しいような哀しいような。

○一本の糸引き抜きて初浴衣
スッと抜けたんでしょうね。勢いが若々しい。

○糸からまる足踏みミシンゆすらうめ
レトロ感横溢。ゆすらうめ効果かな。

○麦の秋体操着から垂れる糸
体操着の青春性と麦の秋がよいつき具合。

○夕さりの縦糸として枇杷の雨
美しい。

○十分に乾ひてゐたり蟻地獄
目に見えます。

○小博打に負け釣堀に来てをりぬ
いるいる。

○麦の秋かつての職場仲間かな
なんだか「ひまわり」予告編。

○怖ろしき生き物のゐる夜店かな
夜店のドキドキ感。そうこなくっちゃ、
 

選句しました。

 投稿者:由季  投稿日:2017年 5月31日(水)12時31分30秒
  ○ここからが中野サンプラザの日陰
あのあたり、日陰が少なそうなのでありがたいですよね。
解体されるとはしりませんでした。

○中華街路地裏深く金魚売
金魚と中華街がつきすぎとも言えるほどで可笑しい。

○空席のすぐになくなる夏の雲
活動が活発になっている感じが前向き。

○上空に北京から来た暑さゐて
気象学的に合っているかわからないのですが、いかにも暑そうです。

○薄暑光空つぽの部屋契約す
確かに借りるときも空っぽ。

○鳰の巣へ円空仏のやうなもの
鳰にとって邪魔なものではないのでしょうか。

○湖沼学語り尽くして糸蚯蚓
湖沼学の言葉の響きに魅力を感じました。

○糸通しすぐにこはれて薄暑光
裁縫セットに入っているあれ、確かにすぐ壊れますね。
薄暑のもやもや感に通じます。

○麦の秋体操着から垂れる糸
だいぶくたびれてきている体操着。

○昼寝覚からだに膜の残りたる
確かにそういう感じですね。

○薄膜を壊さぬやうに田水沸く
新鮮な捉え方でした。暑そうです。

○しばらくは蛍袋に閉ぢ籠もる
しばらく閉じ篭るには居心地よさそうです。

○十分に乾ひてゐたり蟻地獄
乾くまでずっと蟻地獄は待っているのでしょうか。

○釣堀や加藤一二三のやうな雲
加藤一二三を上手く詠みこんでいます。
 

選句しました

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 5月31日(水)08時24分8秒
  〇中華街路地裏深く金魚売
路地裏の隅から隅まで熟知しているのです。

〇空つぽの水筒の中夏めきて
覗けばわっと夏の音が。

〇一本の糸引き抜きて初浴衣
新品の浴衣に袖を通すわくわく感。

〇糸からまる足踏みミシンゆすらうめ
庭のある昭和の家に懐かしさを覚えました。

〇糸通しすぐにこはれて薄暑光
そうなんですよね。便利なんですが。

〇麦の秋体操着から垂れる糸
リアルなのに溢れる郷愁。

〇夕さりの縦糸として枇杷の雨
美しい言の葉と景色に癒されて。

〇ひきがへる横隔膜のありさうな
あの声はまさにです。

〇鼓膜からつながるこの世蝉丸忌
あの世との接点が鼓膜だったとは。

〇水中花ゆつくりひらく鼓膜に穴
関係性のない関係が妖しい。

〇薄膜を壊さぬやうに田水沸く
この薄膜表現は巧み。

〇しばらくは蛍袋に閉ぢ籠もる
充電期間も必要さ。

〇十分に乾ひてゐたり蟻地獄
準備万端な感じが怖い。

〇短夜に辣油一滴落としけり
一滴のラー油でよりぴりっと
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 5月31日(水)00時10分32秒
  ○土曜日の冷し中華の酸つぱくて
 そしてテレビでは上沼恵美子の法螺話がとどまるところを知らず…。なんだかすごく土曜日の昼感が横溢していて、タイム・リープしそうです。

○恋遠し冷し中華に紅生姜
 二物衝撃ですね。冷し中華が似合う恋に方針転換すればよいのだと思います。

○雲の峰いつそう空を大きくす
 ここの句会とは思えぬ、オーソドックスな叙景句ですね。

○薄暑光空つぽの部屋契約す
 空つぽの部屋にあふれる薄暑光の感じがいいですね。契約したくなります。

○湖沼学語り尽くして糸蚯蚓
 蘊蓄は釣り餌に及ぶわけですね。俳句界隈ではあまり見かけない「湖沼学」がいいですね。

○夕さりの縦糸として枇杷の雨
 雨を縦糸に見立てているわけですが、枇杷の葉の色の濃さが見えるようです。

○昼寝覚からだに膜の残りたる
 昼寝覚の現実に戻れない感じをうまく詠んでいると思います。

○緑蔭のふたりを分かつ薄き膜
 0.01とか0.02とかそういうものではなくて、これは心理描写ですね。

○しばらくは蛍袋に閉ぢ籠もる
 そういう気持ちなのでしょうけれど、快適でも安全でもなさそうです。

○にせものの空本物の揚羽蝶
 こういう、もっともらしい形式を借用した意味のない句、大好きです。

○十分に乾ひてゐたり蟻地獄
 客観写生ですね。

○小博打に負け釣堀に来てをりぬ
 釣れるとよいですね。

○釣堀や加藤一二三のやうな雲
 「朝イチ」に出ていたのかなあ。先日初めてしゃべっている姿を拝見しました。せわしない話し方と特異なルックスが印象的な方ですよね。そういう雲、ありそうです。

○黙し来てずぶりと抉る真桑瓜
 映画のワンシーンのようですね。


 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 5月30日(火)20時16分13秒
  ◯ここからが中野サンプラザの日陰

美しい図形のようです。

◯経理部の中山さんと著莪の花

経理部の中山さん!やっぱりうす青いうわっぱり着てるのかな。

◯梅雨兆すウルトラマンの中の人

中の人!しづかにぬれているんだろうか。

◯空つぽの水筒の中夏めきて

さて遠足いこう。

◯空欄を埋めんと蜘蛛の子の生るる

そうか。空欄を埋めようとしていたのか。

◯湖沼学語り尽くして糸蚯蚓

湖沼学者!渋い。

◯糸が出て壊れ始める薄暑光

だらーっとほつれていく黄昏感。

◯麦の秋体操着から垂れる糸

垂れる糸!ってなんだか官能的。

◯ひきがへる横隔膜のありさうな

あれ?あると思っていたけどないんだ。

◯昼寝覚からだに膜の残りたる

半透明のうすーい膜でやっかい。

◯しばらくは蛍袋に閉ぢ籠もる

ずっとやってればいいよ。

◯水音の速きへ蔦の茂りけり

蔦!元気。

◯短夜に辣油一滴落としけり

オイシくなります。

◯釣堀や加藤一二三のやうな雲

たしかに雲のようなおじさん。
 

選句(漏れ分)

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 5月30日(火)06時21分17秒
  ☆ここからが中野サンプラザの日陰
 近い将来味わえなくなってしまう陰。竣工当時は斬新なデザインと機能だったから名残り惜しいけれど。
 

選句です

 投稿者:松本てふこ  投稿日:2017年 5月30日(火)00時06分1秒
  ◯ここからが中野サンプラザの日陰
この感覚は関東圏ローカルなのかもしれないですが、
サンプラザの斡旋が絶妙です。
大衆性とサブカルを両方背負っているコンサートホールで
「境界」を詠んでいる。

◯海中の都も梅雨に入るころか
壇ノ浦いつだったっけ?と思ってググりました。
新暦に換算すると四月の終わりだったようなので
ちょっと時間が経過してるところがいいですね。

◯土曜日の冷し中華の酸つぱくて
ああー、わかる…。
小学校高学年くらいにこういう昼ご飯を
食べたことがある気がしてしまう。

◯雲の峰いつそう空を大きくす
ああーそうねそうね、とうなずいてしまう。
素直に詠むことで読む人も素直にさせる句。
ちょっと類想あるかもという気がしますが。

◯上空に北京から来た暑さゐて
こちらも固有名詞の斡旋の勝利。
「ゐて」が最適なのかな?という迷いがあるんですが、
この存在感は「ゐて」だからこそなのかも…。

◯薄暑光空つぽの部屋契約す
当たり前のことだけれど、言われてみればちょっと変。
射し込む光の明るさと、
これからどんな時間をこの部屋で過ごすのかなという期待が
嫌みない爽やかさをもたらしていますね。

◯梅雨寒や錦糸卵を散りばめる
「散りばめる」は若干再考の余地ありと思いますが、
(『や』ではなく『に』でもう少しゆるく切って、
『散らしたる』ではだめかなーなどと)
取り合わせに感じる詩情と面白さをより買いました。

◯夕さりの縦糸として枇杷の雨
「夕さり」の響き、つつましい枇杷の存在感、
作者の美学を感じます。

◯鼓膜からつながるこの世蝉丸忌
中七から下五への流れが悪いのが気になってしまうのですが、
感覚が独特で取りたくなりました。評が難しい!

◯昼寝覚からだに膜の残りたる
どこか色っぽさもあり。

◯しばらくは蛍袋に閉ぢ籠もる
仮住まいの儚さは蛍袋だからこそ出せるのかなと。

◯小博打に負け釣堀に来てをりぬ
しょうもない、ひたすらしょうもない。

◯釣堀や加藤一二三のやうな雲
ひふみん…!(指さない、ほぼ指せない将棋ファンです)
釣堀で句を作ったことがないのですが、
こういう意外性と妙な説得力のある比喩は目を惹きますね。

○黙し来てずぶりと抉る真桑瓜
動詞の主張の激しさが目を引きました。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 5月29日(月)21時07分36秒
  ○あまがえる中原中也あふれてる
中也っぽいちょっと道化た哀しみ。

○中華街路地裏深く金魚売
打って変わった静けさ。

○梅雨兆すウルトラマンの中の人
暑そう。外気を隔てた正義の人。

○空つぽの水筒の中夏めきて
なんとなく青春。

○上空に北京から来た暑さゐて
北京から来た暑さがいい。暑そう。

○夕さりの縦糸として枇杷の雨
枇杷の雨、響きます。

○ひきがへる横隔膜のありさうな
ありそうですよね。動きが見えそう。

○鼓膜からつながるこの世蝉丸忌
蝉丸忌への不思議なつながりと展開。心地よい跳び方。

○水中花ゆつくりひらく鼓膜に穴
綺麗に花開いて恐いものになってゆく。

○しばらくは蛍袋に閉ぢ籠もる
わたしが、ね。

○短夜に辣油一滴落としけり
深夜の中華料理屋。

○麦の秋かつての職場仲間かな
近いけど少し遠い再会。

○怖ろしき生き物のゐる夜店かな
江戸川乱歩の世界。

○黙し来てずぶりと抉る真桑瓜
まるで映画の1シーンのよう。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 5月28日(日)21時38分27秒
  〇あまがえる中原中也あふれてる
え~? アル中ですか~? 詩人て多いですね、そういうの。

〇雲の峰いつそう空を大きくす
形あるものと比較するからかしらん?

〇上空に北京から来た暑さゐて
おもてなしを・・・

〇鳰の巣へ円空仏のやうなもの
信心深い、鳰。

〇やさぐれて吹かれてゐたり蜘蛛の糸
なかなかお客さんが来てくれないのですね。

〇梅雨寒や錦糸卵を散りばめる
家に籠らねばならないときはコレ。

〇ひきがへる横隔膜のありさうな
んなはずは無いのですが。

〇昼寝覚からだに膜の残りたる
輪廻して羊膜を被ったまま生まれた赤ちゃんに。

〇薄膜を壊さぬやうに田水沸く
薄膜にしては厚い。

〇キャラメルの一粒重し蟻の列
御神輿みたい。

〇しばらくは蛍袋に閉ぢ籠もる
敦盛草もいいな・・・。

〇にせものの空本物の揚羽蝶
アゲハチョウはピンで留められ背景に空の写真。

〇十分に乾ひてゐたり蟻地獄
さらさらと音が聞こえそう。

〇怖ろしき生き物のゐる夜店かな
生き物は恐ろしいですね。


★朝比古さん、14句選ですので、あと一句お願いします!!
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 5月28日(日)19時07分14秒
  ◯このたびは中有の祭囃子かな
比叡山の荒法師。

◯海中の都も梅雨に入るころか
二位尼(平時子)。

◯経理部の中山さんと著莪の花
堀河内大臣(中山忠親)。

◯中華街路地裏深く金魚売
金売吉次。

◯恋遠し冷し中華に紅生姜
滝口入道(斎藤時頼)・横笛。

◯闇に脱ぎ抛れば虚空白浴衣
祇王・祇女・仏御前。

◯空が落ち滅ぶ妄想風薫る
平清盛。

◯鼓膜からつながるこの世蝉丸忌
琵琶法師。

◯夜振火に粘膜騒ぐふたりかな
藤原信頼・源義朝。

◯しばらくは蛍袋に閉ぢ籠もる
源頼朝。

◯にせものの空本物の揚羽蝶
富樫左衛門・武蔵坊弁慶。

◯夏帽子旧街道を行く一行
源義経・武蔵坊弁慶・片岡八郎・亀井六郎・鷲尾三郎。

◯小博打に負け釣堀に来てをりぬ
雅仁(後白河天皇)。

◯怖ろしき生き物のゐる夜店かな
白河天皇。
 

選句です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 5月28日(日)12時03分27秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯闇に脱ぎ抛れば虚空白浴衣
 ふっと消える白。夏の闇の深さ。

◯空想科学読本虹の架かりをり
 空想科学と虹の出会い

◯上空に北京から来た暑さゐて
 そりゃ暑いわ。

◯薄暑光空つぽの部屋契約す
 そうそう、カーテンもないし薄暑光溢れて空っぽ。

◯緋目高に分相応の空ありぬ
 そうかもしれない。

◯鳰の巣へ円空仏のやうなもの
 それはいったいなんなのでせうか。

◯湖沼学語り尽くして糸蚯蚓
 湖沼学がグー!

◯梅雨寒や錦糸卵を散りばめる
 う~む、不思議な句。

◯ひきがへる横隔膜のありさうな
 たしかにそんな感じ。

◯鼓膜からつながるこの世蝉丸忌
 これやこの……鼓膜だけが頼りの蝉丸さん。

◯昼寝覚からだに膜の残りたる
 そんな感じはたしかにある。

◯キャラメルの一粒重し蟻の列
 ちょっと重すぎるけど、みんなでがんばるね。

◯しばらくは蛍袋に閉ぢ籠もる
 ずっと閉じ籠っていたら。

◯怖ろしき生き物のゐる夜店かな
 背後にそんな気配ある夜店。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 5月28日(日)09時58分42秒
  ◎ここからが中野サンプラザの日陰
おもしろい発見。

◎中華飯店までの坂道緑さす
明るいなあ。すごく明るい。

◎中盤の長き中座よ五月闇
あまり長いとソフト利用を疑われます。

◎恋遠し冷し中華に紅生姜
いいえて妙。

◎空つぽの水筒の中夏めきて
振ってみてのぞいてみて諦める。

◎青空を仰ぎて浴ぶるシャワーかな
夏ですねえ。

◎鳰の巣へ円空仏のやうなもの
ありそう。

◎しつけ糸ゆつくり引いて更衣
洗い張りに出したやつね。

◎やさぐれて吹かれてゐたり蜘蛛の糸
蜘蛛のやさぐれ。そりゃあ吹かれるわ。

◎一本の糸引き抜きて初浴衣
できたて。

◎麦の秋体操着から垂れる糸
見えます。

◎キャラメルの一粒重し蟻の列
諦めずになんとかするんですね、あの人たち。

◎小博打に負け釣堀に来てをりぬ
わっかるなあ。

◎釣堀や加藤一二三のやうな雲
うん、後ろからのぞきこむかたち。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 5月28日(日)07時54分45秒
  ☆経理部の中山さんと著莪の花
 ちょっと屈んだ感じにほのかな恋心。

☆土曜日の冷し中華の酸つぱくて
 最近はごまだれタイプを所望。

☆梅雨兆すウルトラマンの中の人
 これから一年で一番辛い季節。

☆雲の峰いつそう空を大きくす
 俳句らしい断定。

☆空想科学読本虹の架かりをり
 読んだことないけど、ちょっと興味あり。

☆薄暑光空つぽの部屋契約す
 店舗は居抜きもあるけれど、普通の部屋は確かに空っぽ。

☆麦の秋体操着から垂れる糸
 体操着に郷愁。

☆昼寝覚からだに膜の残りたる
 確かに昼寝覚らしい。

☆しばらくは蛍袋に閉ぢ籠もる
 メルヘンだけれど、ちょっと大人の事情も見え隠れ。

☆小博打に負け釣堀に来てをりぬ
 だめだめサラリーマンのペーソス。

☆釣堀や加藤一二三のやうな雲
 釣堀に弱い。加藤一二三、将棋界のレジェンドだけれど意外と敵も多い。

☆麦の秋かつての職場仲間かな
 かつての職場仲間とは悲しい場面で再会することが多いけれど、麦秋がイイね。

☆怖ろしき生き物のゐる夜店かな
 店主のことだったりして。
 

中空糸膜句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 5月28日(日)00時29分7秒
  投句一覧です。数字を詠み込んだ句が多いのは、どこかの副産物なのでしょうか。

【中】
あまがえる中原中也あふれてる
ここからが中野サンプラザの日陰
このたびは中有の祭囃子かな
哀しみは中位なりサングラス
海中の都も梅雨に入るころか
経理部の中山さんと著莪の花
中に居るゴリラが笑ふ夏の雨
中華街路地裏深く金魚売
中華飯店までの坂道緑さす
中盤の長き中座よ五月闇
土曜日の冷し中華の酸つぱくて
梅雨兆すウルトラマンの中の人
白々とまなぶた閉ぢし水中り
雷にピクリともせず読書中
恋遠し冷し中華に紅生姜

【空】
闇に脱ぎ抛れば虚空白浴衣
雲の峰いつそう空を大きくす
空が落ち滅ぶ妄想風薫る
空つぽの水筒の中夏めきて
空席のすぐになくなる夏の雲
空想科学読本虹の架かりをり
空欄の消えぬ消し跡草苺
空欄を埋めんと蜘蛛の子の生るる
初夏の空間知覚あしのうら
上空に北京から来た暑さゐて
青空を仰ぎて浴ぶるシャワーかな
薄暑光空つぽの部屋契約す
緋目高に分相応の空ありぬ
鳰の巣へ円空仏のやうなもの

【糸】
しつけ糸ゆつくり引いて更衣
やさぐれて吹かれてゐたり蜘蛛の糸
一本の糸引き抜きて初浴衣
羽化終えて風が攫ひし糸蜻蛉
湖沼学語り尽くして糸蚯蚓
香水に辿り着きたる赤い糸
糸からまる足踏みミシンゆすらうめ
糸が出て壊れ始める薄暑光
糸屑を拾ひ集めて閑古鳥
糸通しすぐにこはれて薄暑光
糸電話夏を購買する程か
梅雨寒や錦糸卵を散りばめる
麦の秋体操着から垂れる糸
夕さりの縦糸として枇杷の雨

【膜】
ひきがへる横隔膜のありさうな
角膜の覚えてゐたるダリヤの?
牛乳の被膜のやうや夏霞
鼓膜からつながるこの世蝉丸忌
行行子かたいそざいの鼓膜かな
水中花ゆつくりひらく鼓膜に穴
青蘆や虚実皮膜の恋愛論
前梅雨や我のどこかに横隔膜
昼寝覚からだに膜の残りたる
薄膜を壊さぬやうに田水沸く
半透膜ありし記憶や夏の空
膜出来て清涼飲料水を飲む
夜振火に粘膜騒ぐふたりかな
緑蔭のふたりを分かつ薄き膜

【当季雑詠】
キャラメルの一粒重し蟻の列
しばらくは蛍袋に閉ぢ籠もる
にせものの空本物の揚羽蝶
夏闇へ灰皿なげてゐたりけり
夏帽子旧街道を行く一行
薫風や土に気配をデッサンす
自転車の巡査へ茅花流しかな
十分に乾ひてゐたり蟻地獄
小博打に負け釣堀に来てをりぬ
水音の速きへ蔦の茂りけり
短夜に辣油一滴落としけり
釣堀や加藤一二三のやうな雲
二合半や感極まつて流す汗
麦の秋かつての職場仲間かな
怖ろしき生き物のゐる夜店かな
黙し来てずぶりと抉る真桑瓜
緑蔭の三・三・二・一・昼餉どき


(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:5月31日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

中空糸膜句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 5月24日(水)23時41分48秒
  出題です。

【中】
【空】
【糸】
【膜】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:5月27日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

いらっしゃいませ

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 5月24日(水)23時30分10秒
  みやさとさん、いらっしゃいませ。
よろしかったら差し支えない範囲で簡単な自己紹介と初参加のご感想をお願いします。
 

吸汗速乾句会結果

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 5月24日(水)23時15分13秒
  結果です。間違いありましたらご一報ください。

吸ふひとと吸はれるひとと夏柳    なむ   朝ゆ海由
汗だくの汁だくを抱くダクト下    なむ   月百せ
今朝からは通勤快速の卯月      なむ
光琳と乾山ティーシャツ五百円    なむ   月洋せ
マロニエの花マカロニに犬の鼻    なむ

明易や吸取紙に残る文字       朝比古  百み亜洋由
少々の汗浮いてをりビール瓶     朝比古  百む
速報のやうに流れて夏の雲      朝比古  由
冷奴乾きしところ無かりけり     朝比古  みむ亜洋
文士村氷掻く音とほくより      朝比古

血を吸ひて藪蚊身重く飛行せり    月犬   百ゆ海
初恋やシャツ汗臭き十五歳      月犬   百
失速の長距離走者雲の峰       月犬   朝む
遠雷や乾く河原の水蛭子       月犬   苑
もう誰も棲まぬ生家や額の花     月犬   朝みむ

B型の吸血鬼より夏見舞       みやさと 苑
夏の灯や呼吸を数へ終はりけり    みやさと
アンドロイドが汗疹は夏の季語と言ふ みやさと 洋
さみだるる低速ミキサーの虐殺    みやさと 月
乾笑を暴かるることなき五月     みやさと
炎帝の財布の中の写真かな      みやさと 百ゆむ亜由
ソーダ水私を嫌ふ人の指       みやさと 月ゆ
あひびきはいつも泉のあるところ   みやさと 朝む由せ

過呼吸にきづかれたらし子カマキリ  洋子   海せ
玉の汗きみの喰べるのを見てゐる   洋子   み由
高速でからだをめぐる梅酒かな    洋子   月海せ
乾草のにほい文豪のやうなこども   洋子   み苑せ
浮巣見てみんな歩いてゐるのだし   洋子   月みゆ苑

緑陰に棄てよ記憶と吸うた息     海太   洋
吉野家の汁だくこれは汗だくに    海太   せ
速記録調べてみれば蟻の塔      海太   せ
よく乾く言葉かき氷ひと匙      海太   月百苑む亜洋
微熱とは源氏蛍の熱さほど      海太   朝みゆ苑亜せ

薔薇の香を思ひ切り吸ふ日曜日    亜紀   朝百み
汗かいてだんだん楽になるパジャマ  亜紀   百ゆ海洋由
青葉風速達便を待つてゐる      亜紀   由
郭公や煎餅缶の乾燥剤        亜紀   む洋
休み時間に探す先頭蟻の列      亜紀
青梅雨やロボットがまた何か言ふ   亜紀   苑海洋

ナース等の黒き靴下吸蔓       由季   ゆ海せ
汗ばみて浜の夕日に間に合ひぬ    由季   亜
月見草島の時間を速めをり      由季   み苑洋
松葉牡丹咲く乾パンの缶が開く    由季   海
傷口の毒を吸ひ出す青芒       由季   朝百

白き薔薇空気の美味さを吸収し    せせい
スクワットインドの汗と思ひけり   せせい  月みゆ苑海由
速達は空気切り裂く風薫る      せせい
青嵐乾燥材に吹き付ける       せせい
ぼうたんや木の床靴が騒がして    せせい

修二忌やグラスの底を吸ふストロー  百花   苑む洋
汗拭の真白に紺のイニシアル     百花   朝苑
快速の止まらぬ父の日の出勤     百花   朝ゆ苑亜由
アヴェマリア色あざやかに乾く薔薇  百花   月海
就活の夏のスーツは立ったまま    百花

吸盤を噛み締めてをり夏料理     苑を   ゆむ
汗だくのまヽで飛び込む会議室 ゝ  苑を   朝月百亜
快速は鈍行となり若葉青葉      苑を   月ゆ
炎天や海辺の乾物屋昏し       苑を   朝月む亜洋由
岩魚跳ね原始人と手話で語る     苑を

税金を吸ひ上げてゐる雲の峰     ゆかり  海せ
汗といふ結界を張り生きてゐる    ゆかり  亜
麦秋を振り切れてゐる速度計     ゆかり  朝亜
夏の夜の底の積層乾電池       ゆかり  百
夏向きの音楽をかけ客を待つ     ゆかり  み海む亜由せ
 

選句します

 投稿者:せせい  投稿日:2017年 5月24日(水)22時55分37秒
  ○ナース等の黒き靴下吸蔓
季語は「吸蔓」。黒き靴下がヴィヴィッド。

○過呼吸にきづかれたらし子カマキリ
季語は「子カマキリ」。昆虫に対しても最重要警戒。

○税金を吸ひ上げてゐる雲の峰
季語は「雲の峰」。雷が発生しそうな雰囲気の中、「税金」がくきやか。

○汗だくの汁だくを抱くダクト下
季語は「汗」。「ダクト下」で大胆な。印象が深かったです。

○吉野家の汁だくこれは汗だくに
つゆだくですね。汗だくと言う組み合わせ。吉野家で句会をやるのもいいのかもと思いました。

○高速でからだをめぐる梅酒かな
季語は「梅酒」。高速でめぐる梅酒。俳味を感じました。

○速記録調べてみれば蟻の塔
季語は「蟻」。オーストラリア見聞録でしょうか。東南アジアなど熱帯地方であればありそうな蟻の塔。異国情緒を感じると共に、それを「速記録」から観取する、そこに俳句であると思いました。

○乾草のにほい文豪のやうなこども
季語は「乾草」。名前が龍之介とかだったのでしょうか。顔が村上春樹に似て居るとかいろいろと想像できる句だと思いました。

○光琳と乾山ティーシャツ五百円
季語は「ティーシャツ」?尾形光琳、尾形乾山らの御大のティーシャツ。500円がユーモラスですね。

○あひびきはいつも泉のあるところ
季語は「泉」。「あひびき」と言うとツルゲーネフの翻訳を思い出します。二葉亭四迷ですね。でもこの句ではそういった歴史的文脈を捨象して楽しめました。

○夏向きの音楽をかけ客を待つ
季語は「夏」。夏向きと言えばサザンとかでしょうか。「客を待つ」にハッとしました。

○微熱とは源氏蛍の熱さほど
季語は「螢」。比較の仕方がいいと思いました。源氏物語も想起できましたしね。
 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2017年 5月24日(水)16時48分18秒
  ○吸ふひとと吸はれるひとと夏柳
解釈は色々。夏柳でさらりと。

○明易や吸取紙に残る文字
ブルーブラックのインクで途切れ途切れに。

○スクワットインドの汗と思ひけり
インドの汗、面白いです。

○汗かいてだんだん楽になるパジャマ
馴染んでくる感じでしょうが「楽に」が巧み。

○玉の汗きみの喰べるのを見てゐる
何をしていても見てしまう年頃。

○快速の止まらぬ父の日の出勤
休日ダイヤ。母の日ではなく父の日であることに納得。

○青葉風速達便を待つてゐる
青葉風が運んできてくれますように。

○速報のやうに流れて夏の雲
そこだけ違う速さで流れていく雲、ありますね。

○炎天や海辺の乾物屋昏し
いかにもありそう。いかにも昏そう。

○あひびきはいつも泉のあるところ
あひびきという表記の怪しさ、泉の爽やかさ。

○炎帝の財布の中の写真かな
戦争映画などで若い兵士が家族や恋人の写真を出して見せると、たいていその人は死にますね。

○夏向きの音楽をかけ客を待つ
どんな音楽かは人それぞれ。

 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 5月24日(水)09時52分37秒
  ◯修二忌やグラスの底を吸ふストロー

ずずずず・・・。修司忌ではなくて修二忌?

◯明易や吸取紙に残る文字

吸取紙っていろいろなノイズひろうからひかれる。

◯緑陰に棄てよ記憶と吸うた息

なにも緑陰に棄てていくことないのに。

◯アンドロイドが汗疹は夏の季語と言ふ

うるさがたのアンドロイド。

◯汗かいてだんだん楽になるパジャマ

ライナスの毛布のようなかんじかな。

◯月見草島の時間を速めをり

たしかにこういうことできそう。

◯よく乾く言葉かき氷ひと匙

よく喋るひとなのかな。口がカラカラ。

◯炎天や海辺の乾物屋昏し

渋いおじいさん座ってそう。

◯郭公や煎餅缶の乾燥剤

シリカゲルとかいろんな音。

◯光琳と乾山ティーシャツ五百円

はぁい~。買います。

◯冷奴乾きしところ無かりけり

絹ごし豆腐でしょうか。

◯青梅雨やロボットがまた何か言ふ

話かけると反応しなくて無視してるとボソボソ言ってくるスーパー銭湯のロボット知ってます。
 

選句しました。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 5月23日(火)21時51分11秒
  〇明易や吸取紙に残る文字
昨晩の奮闘努力の結果なのです。

〇汗だくのまヽで飛び込む会議室
そのまま会議突入で汗の引く間もなく。

〇汗といふ結界を張り生きてゐる
そうか、汗は結界だったのね。

〇汗ばみて浜の夕日に間に合ひぬ
その一瞬に間に合って良かった。

〇快速の止まらぬ父の日の出勤
父の日であろうと父は出勤。

〇麦秋を振り切れてゐる速度計
麦秋を爆走。

〇よく乾く言葉かき氷ひと匙
乾きし言の葉をかき氷ひと匙が潤す。

〇炎天や海辺の乾物屋昏し
光の明暗を描いてうまし。

〇冷奴乾きしところ無かりけり
冷奴の冷奴たる所以。

〇炎帝の財布の中の写真かな
写真も汗をかいて。

〇夏向きの音楽をかけ客を待つ
音楽は、ハワイアンはたチューブ。

〇微熱とは源氏蛍の熱さほど
繊細な感性。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 5月23日(火)16時11分4秒
  ◎吸盤を噛み締めてをり夏料理
酢蛸に冷酒。

◎修二忌やグラスの底を吸ふストロー
ズズーと音がする。

◎少々の汗浮いてをりビール瓶
すぐ飲も、はやく呑も。

◎失速の長距離走者雲の峰
棄権したほうがいい。命にかかわります。

◎よく乾く言葉かき氷ひと匙
ふむ、ありそう。

◎炎天や海辺の乾物屋昏し
光と影の、これでもか的コントラスト。

◎郭公や煎餅缶の乾燥剤
缶を開ける音カッコン。

◎冷奴乾きしところ無かりけり
当たり前だけど、なんとも雅味あり。

◎あひびきはいつも泉のあるところ
ラブホテル『泉』か。

◎もう誰も棲まぬ生家や額の花
静寂。

◎炎帝の財布の中の写真かな
じっと見てしまう。

◎夏向きの音楽をかけ客を待つ
Bob Marley - One Love
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 5月23日(火)11時55分39秒
  ◯ナース等の黒き靴下吸蔓
黒木香でございます。

◯過呼吸にきづかれたらし子カマキリ
かまきり夫人の五月みどりですわよ。

◯吸ふひとと吸はれるひとと夏柳
もっと吸ってえ、柳ゆり菜よーん。

◯血を吸ひて藪蚊身重く飛行せり
Hey、アシュリー・グリーン。

◯税金を吸ひ上げてゐる雲の峰
米倉涼子、金を追う。

◯スクワットインドの汗と思ひけり
真理アンヌもびっくり。

◯汗かいてだんだん楽になるパジャマ
パジャマー、伴淳三郎。

◯高速でからだをめぐる梅酒かな
ウメッシュ、大島優子。

◯アヴェマリア色あざやかに乾く薔薇
阿部マリアと申します。よろしくお願いします。

◯松葉牡丹咲く乾パンの缶が開く
松葉牡丹博徒、矢野竜子こと藤純子。

◯夏向きの音楽をかけ客を待つ
日野てる子の想い出。

◯青梅雨やロボットがまた何か言ふ
励ましロボット、いとうまい子。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年 5月23日(火)11時21分44秒
  ○B型の吸血鬼より夏見舞
陽気そうな吸血鬼じゃないですか。ご用心。

○修二忌やグラスの底を吸ふストロー
ちゅるちゅると音がして。吸い尽くすってとこあるかも。

○スクワットインドの汗と思ひけり
インドの汗ってのが秀逸。

○汗拭の真白に紺のイニシアル
明るい日差しが見えるよう。

○快速の止まらぬ父の日の出勤
休日出勤ご苦労さましです。

○月見草島の時間を速めをり
月見草の時間というのはある気がします。

○よく乾く言葉かき氷ひと匙
冷たいのか、サッパリしてるのか。

○遠雷や乾く河原の水蛭子
河原の石と乾涸らびてゆく生物。

○乾草のにほい文豪のやうなこども
こどものような文豪は溢れているけど、ここをひっくりかえすと俳句になる。

○青梅雨やロボットがまた何か言ふ
喋るロボットってうるさいのよね。

○微熱とは源氏蛍の熱さほど
平家蛍だと熱はない「感じ」は確かに。

○浮巣見てみんな歩いてゐるのだし
「見て」で切るのか切らぬのか、それが問題だ。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 5月22日(月)22時18分30秒
  ○ナース等の黒き靴下吸蔓
 なんとも淫靡ですね。ピンピンしてるぜ、という状態でしょうか。

○吸ふひとと吸はれるひとと夏柳
 夏柳がめちゃくちゃ暑苦しそうですね。

○吸盤を噛み締めてをり夏料理
 すずしげですね。

○血を吸ひて藪蚊身重く飛行せり
 血を吸うのはメスの蚊だという、知識がうっとうしい気もしますが、身重とまで言ったところがよいのでしょう。

○スクワットインドの汗と思ひけり
 ヒンズースクワットって、どこがヒンズーなんだろうと釈然としない気持ちを納得させているのですね。

○汗かいてだんだん楽になるパジャマ
 身になじんでくる感じでしょうか。

○快速の止まらぬ父の日の出勤
 中央線でしょうか。

○快速は鈍行となり若葉青葉
 京王線でしょうか。

○ソーダ水私を嫌ふ人の指
 ソーダの緑色を包む指が見えるようです。

○炎帝の財布の中の写真かな
 炎帝って擬人法だから押し進めると財布を持っていても不思議はないのですが、写真に写る炎帝の妻も子も暑いのでしょうね。

○微熱とは源氏蛍の熱さほど
 よく知らないのですが、螢って発熱するのでしょうか。だまされてしまいそうです。

○浮巣見てみんな歩いてゐるのだし
 そりゃ歩いているんだから見るくらいの余裕はあるかもしれないけど、いったい誰が語りかけているのでしょう? 鳥?

 

初選句です!

 投稿者:みやさと  投稿日:2017年 5月22日(月)14時05分30秒
  〇薔薇の香を思ひ切り吸ふ日曜日
こんな日曜日、ぜいたくでいいなあ。五月の薔薇の甘い香りを感じました。

〇明易や吸取紙に残る文字
何の文字が残っていたのでしょう。

〇スクワットインドの汗と思ひけり
インドの汗にふしぎなリアリティを感じました。壮大です。

〇玉の汗きみの喰べるのを見てゐる
きみのことが好きなんだ。でも、たぶんきみは見られたくないと思ってそうです。ちょっとどきどきします。

〇乾草のにほい文豪のやうなこども
どの文豪かでだいぶイメージが変わります。

〇よく乾く言葉かき氷ひと匙
乾くと軽くなります。そんなふうに届いて欲しい言葉なのかな、と思いました。

〇月見草島の時間を速めをり
SF俳句だ!確かに月見草ってそういうところがあるように思います。島の外側と内側とで時間の流れが違うんですね。

〇冷奴乾きしところ無かりけり
つ……つややかです。思わず食べたくなります。

〇微熱とは源氏蛍の熱さほど
ほのかな光と熱と儚さが好きです。熱いような冷たいような。

〇もう誰も棲まぬ生家や額の花
かなしい。もう誰もいない家に、額の花だけは咲いているのかも。

〇浮巣見てみんな歩いてゐるのだし
私も歩いていかなくちゃ。

〇夏向きの音楽をかけ客を待つ
どの音楽かで世代がバレそうです。夏が似合う音楽ってありますね。
 

そうか

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 5月22日(月)12時51分55秒
  扇子だったのか。  

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 5月22日(月)12時28分21秒
  〇血を吸ひて藪蚊身重く飛行せり
血を分けたという陳腐な身重。

〇明易や吸取紙に残る文字
吸取紙だけは売ってないので、入っている便箋を買いました。暑い。

〇薔薇の香を思ひ切り吸ふ日曜日
見て通るだけじゃ済まないご近所の薔薇。犬連れて。

〇汗かいてだんだん楽になるパジャマ
新品がなじむまで。

〇汗だくのまヽで飛び込む会議室 ゝ
最後のゝは扇子ですね。

〇汗だくの汁だくを抱くダクト下
そこしか空いていなかった昼。

〇初恋やシャツ汗臭き十五歳
汗といっても臭いではなく匂いだった十五歳。

〇少々の汗浮いてをりビール瓶
う~ん、美味そう。開会の挨拶は早く切り上げてください。

〇よく乾く言葉かき氷ひと匙
信用できない言葉でしょうか。

〇夏の夜の底の積層乾電池
自分で処置できない何モノかが暑苦しい夜。

〇炎帝の財布の中の写真かな
身分証明書になる写真付のものを常に携帯。

〇傷口の毒を吸ひ出す青芒
傷付けたヒトが吸い出してくれるのを待つココロ。
 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 5月22日(月)09時51分54秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯スクワットインドの汗と思ひけり
 インドの汗か。暑苦しいなあ。

◯汗だくのまヽで飛び込む会議室 ゝ
 外回りの営業はたいへんだろうね。誰もいない会議室でクーラーガンガン。末尾のゝはなんだろう。

◯汗だくの汁だくを抱くダクト下
 駄句:笑

◯さみだるる低速ミキサーの虐殺
 怖!

◯快速は鈍行となり若葉青葉
 田舎。

◯高速でからだをめぐる梅酒かな
 たかが梅酒とあなどってはいかん。

◯アヴェマリア色あざやかに乾く薔薇
 アヴェマリアがよろしいかと。

◯よく乾く言葉かき氷ひと匙
 乾く言葉がよろしいかと。

◯炎天や海辺の乾物屋昏し
 うん、けっこう暗いよね。

◯光琳と乾山ティーシャツ五百円
 光琳買う、乾山いらない。

◯ソーダ水私を嫌ふ人の指
 そんな奴とソーダ水飲むなよ。

◯浮巣見てみんな歩いてゐるのだし
 吟行ですか、みんな浮巣の句ばかり詠んだりして。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 5月21日(日)15時07分36秒
  ☆吸ふひとと吸はれるひとと夏柳
 吸われている…何故か昭和のころの大谷直子を思い出してしまった。

☆薔薇の香を思ひ切り吸ふ日曜日
 酒と薔薇の日々。傍らにはFour Roses。

☆汗だくのまヽで飛び込む会議室 ゝ
 外回りご苦労様。これ、会議やってるのかな、ただ涼んでいるような気も。

☆汗拭の真白に紺のイニシアル
 清潔感とそこはかとない青春性。

☆快速の止まらぬ父の日の出勤
 高円寺または阿佐ヶ谷在住の作者。

☆失速の長距離走者雲の峰
 ロスオリンピックのときの瀬古利彦だろうか。

☆麦秋を振り切れてゐる速度計
 アウトバーンをBMWで。「麦秋を」ってところ、とても俳句的な措辞。

☆炎天や海辺の乾物屋昏し
 乾物屋、もうすでに懐かしい響き。今の若人は乾物屋って何を売ってるのかも分からないのでは。

☆あひびきはいつも泉のあるところ
 これ、逢引きか合挽きかいずれかで大きく解釈が違うけれど、前者だとちょっとつまらないかな。

☆もう誰も棲まぬ生家や額の花
 センチメンタルには額の花がよく似合う。

☆傷口の毒を吸ひ出す青芒
 「水曜スペシャル川口浩探検隊」のワンシーンのような。ハブに噛まれてしまった隊員。

☆微熱とは源氏蛍の熱さほど
 平家は平熱って感じなのだろうか。
 

吸汗速乾句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 5月21日(日)13時48分36秒
  たいへんお待たせしました。投句一覧です。

【吸】
B型の吸血鬼より夏見舞
ナース等の黒き靴下吸蔓
夏の灯や呼吸を数へ終はりけり
過呼吸にきづかれたらし子カマキリ
吸ふひとと吸はれるひとと夏柳
吸盤を噛み締めてをり夏料理
血を吸ひて藪蚊身重く飛行せり
修二忌やグラスの底を吸ふストロー
税金を吸ひ上げてゐる雲の峰
白き薔薇空気の美味さを吸収し
明易や吸取紙に残る文字
緑陰に棄てよ記憶と吸うた息
薔薇の香を思ひ切り吸ふ日曜日

【汗】
アンドロイドが汗疹は夏の季語と言ふ
スクワットインドの汗と思ひけり
汗かいてだんだん楽になるパジャマ
汗だくのまヽで飛び込む会議室 ゝ
汗だくの汁だくを抱くダクト下
汗といふ結界を張り生きてゐる
汗ばみて浜の夕日に間に合ひぬ
汗拭の真白に紺のイニシアル
吉野家の汁だくこれは汗だくに
玉の汗きみの喰べるのを見てゐる
初恋やシャツ汗臭き十五歳
少々の汗浮いてをりビール瓶

【速】
さみだるる低速ミキサーの虐殺
快速の止まらぬ父の日の出勤
快速は鈍行となり若葉青葉
月見草島の時間を速めをり
高速でからだをめぐる梅酒かな
今朝からは通勤快速の卯月
失速の長距離走者雲の峰
青葉風速達便を待つてゐる
速記録調べてみれば蟻の塔
速達は空気切り裂く風薫る
速報のやうに流れて夏の雲
麦秋を振り切れてゐる速度計

【乾】
アヴェマリア色あざやかに乾く薔薇
よく乾く言葉かき氷ひと匙
炎天や海辺の乾物屋昏し
遠雷や乾く河原の水蛭子
夏の夜の底の積層乾電池
郭公や煎餅缶の乾燥剤
乾笑を暴かるることなき五月
乾草のにほい文豪のやうなこども
光琳と乾山ティーシャツ五百円
松葉牡丹咲く乾パンの缶が開く
青嵐乾燥材に吹き付ける
冷奴乾きしところ無かりけり

【当季雑詠】
あひびきはいつも泉のあるところ
ソーダ水私を嫌ふ人の指
ぼうたんや木の床靴が騒がして
マロニエの花マカロニに犬の鼻
もう誰も棲まぬ生家や額の花
炎帝の財布の中の写真かな
夏向きの音楽をかけ客を待つ
岩魚跳ね原始人と手話で語る
休み時間に探す先頭蟻の列
就活の夏のスーツは立ったまま
傷口の毒を吸ひ出す青芒
青梅雨やロボットがまた何か言ふ
微熱とは源氏蛍の熱さほど
浮巣見てみんな歩いてゐるのだし
文士村氷掻く音とほくより


(以上)

12句選(特選、逆選なし)
選句締切:5月24日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

只今投句十名

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 5月21日(日)00時28分28秒
  のど自慢が終わる頃まで待ちますので、まだの方はよろしくお願いします。  

訂正です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 5月17日(水)23時58分21秒
  元を直しました。すみません、ボケ進行中です。  

吸汗速乾句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 5月17日(水)23時40分28秒
  出題です。

【吸】
【汗】
【速】
【乾】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:5月20日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

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