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左旋偏波句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月24日(日)00時32分19秒
  投句一覧です。

【左】
セーター着て左の目から眠くなる
とつぷりと暮れ左から刻む葱
右折して左折をすれば年の暮
左より続く暖房暖房車
左岸から来て冬凪の河口かな
左手が右手にふれて柚子湯かな
左折車の饒舌極月のまひる
左腕より放る直球冬夕焼
差し出した左の頬に雪ひとひら
冬の日や左から乗る遊園地
湯豆腐の左岸に集ふ葱太し
煤逃げや守護霊左ききらしき
風止んで寒暮左官の鏝うごく
万華鏡覗く左眼風花す
六林男忌の左眼悪霊ふわふわと

【旋】
クリスマス街は旋律くり返し
ドーナツ盤走る旋律クリスマス
煙突がなくてサンタへ施錠解く
寒星の凱旋門を抜けてきし
居眠りの旋毛見下ろし暖房車
犬小屋の施工図ひろげクリスマス
降る雪や旋盤工として停年
旋回も途中下車あり冬の鵙
旋風の真中にある聖樹かな
旋律の少し控え目聖歌隊
旋律は聖樹の緑ときに銀
冬の蝶螺旋を描きみづうみへ
螺旋的回帰と云ふて悴めり
絨毯に旋毛を遺し逝きにけり

【偏】
クリスマスツリーの横の偏頭痛
ステンドグラスの偏る厚みクリスマス
極月の偏光レンズ虹色に
結氷期シュークリームを偏愛
鯛焼の腹へ餡子の偏りぬ
鯛焼の餡の偏るほう齧る
大嚔ひびき偏平なる水面
偏愛の末のにんべん雪催ひ
偏愛の侘助会津の陶芸家
偏愛を隠さぬ祖父や竜の髯
偏屈な親方辺境の師走
偏向報道から初場所は産まれない
偏頭痛ガラスの皿の冬苺
偏頭痛始まりさうや枯蓮
弁当の偏り鳰の沈みゆく

【波】
寒波らし海みえてくる長いバス
荒星へ立つ波平の髪一本
行く橇の波乗りに似て樹氷林
指の間の指輪の硬き寒波急
自転車を薙いでシベリア寒波かな
窓際に電波を探すクリスマス
地上波の広告の波年の暮
電磁波の渦巻いてをり冬の海
冬オリオン電波時計の針眠る
冬椿ちひさく波を作りをり
日本海の波わたりくる白うさぎ
熱燗の京都府経由胃の腑へと
風邪の床波打際にあるごとし
北斎のべらぼうな波寒の富士

【当季雑詠】
ヨーコ若し貼りつぱなしの古暦
去年今年ペットボトルを開くる音
紅潮の頬あり天皇誕生日
歳晩や座席に向かひ合ふ他人
新聞と真冬のエッグベネディクト
青海波柄繰り返し年詰まる
雪もよい西にかたまる従姉妹たち
探梅をスパイ教育として行ふ
短日や吊革なべて握られて
冬のリヴィエラかすれ声選手権
冬銀河ピノキオが人間となる
冬靄の襟のブローチ銀の馬
年の暮回収されぬことばかり
半分で売られて冬至かぼちやかな
朴落葉いちまい冬のすべてがある
溶接の錆びし鉄面枇杷の花

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:12月27日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 
 

月犬さん

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年12月22日(金)08時16分13秒
  いつも集計ありがとうございます。どうぞ、お大事に!  

お大事に。

 投稿者:海太  投稿日:2017年12月21日(木)13時25分27秒
  毎度まいどご苦労様でございます。
インフルエンザ大変でしたね。
お大事にしてください。
 

まったく

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月21日(木)13時23分11秒
  インフルエンザでした:笑
フラフラしながらの集計申し訳ないッス。
皆様もお気をつけください。
 

修正

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月21日(木)06時58分5秒
  集計の修正をしています。  

朝さま

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月21日(木)06時49分19秒
  すみません。至急修正いたしますが、昨日から風邪で高熱。しばらくお待ちください。  

ありゃ

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年12月20日(水)23時30分31秒
  当方の選が無きものとなっているような…  

いやあ

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月20日(水)22時50分22秒
  苑をさんでありましたか(^^);

ちなみには私は巨神兵俳句が無点句だったのでがっくりきています。
 

お詫び

 投稿者:苑を  投稿日:2017年12月20日(水)22時11分20秒
編集済
  幾度となく間違いを繰り返して誠に申し訳ございません。
最初は「永」で考えていたのでしたが。。何時の間にか「氷」に。

力業。。日に日に「痴呆力」「老眼力」を蓄えております。


 

左旋偏波句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月20日(水)21時32分27秒
   出題します。

【左】
【旋】
【偏】
【波】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:12月23日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

永世七冠句会

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月20日(水)20時46分2秒
編集済
  結果発表です。間違いありましたらご一報ください。

永六と八大がゐる外は雪       なむ  月海洋亞苑
狐火や観世のシテの足拍子      なむ  月苑
初七日もお七夜も風邪なので欠    なむ  裕
あれ此処にあつた冠鷲の剥製は    なむ  け
寒波来る怒つた猫のやうに来る    なむ  裕あぽ苑け

永井豪の好みさうなる耳袋      朝比古 む海洋け
沢庵をしづかに噛みて世帯主     朝比古 百亜由ぽ苑け
ジャンパーを出でたる七つ道具かな  朝比古 裕百あ洋亞け
霜の夜の瓶より離れゆく王冠     朝比古 け
愚かなる人の愛しき闇汁会      朝比古

永遠は短いことば冬銀河       ぽぽな
雪の目を閉じて世界ゆっくり消す   ぽぽな 裕ゆ
あめつちの初めの七日冬の雷     ぽぽな む
にわとりの鶏冠に雪が降っている   ぽぽな 裕月亜あ苑
親指を入れて蜜柑の香りかな     ぽぽな 百亜

永遠の次の永遠毛糸編む       月犬  百むてゆ由亞
来世では白鳥と云ひし女かな     月犬
七色にすこし足りない冬の虹     月犬  朝百亜あゆ由亞
竃猫冠婚葬祭熟知せり        月犬  て海
雪沓やしづかに濡れてゆく三和土   月犬  む亜ゆ

羽いちまい冬日の海に永らへる    海太  裕亜ぽ
生き生きと彼の世へ向かふ日向ぼこ  海太  て
善人に無くて七癖ちやんちやんこ   海太  ゆ由け
治まりの良き冬薔薇を戴冠す     海太
畠冬ざれても永ちやんなら聴ける   海太  月
田畑みな見渡す限り綿虫の世     海太  ぽ
理由は聞くな七色仮面の中は冬    海太
恵まれて鷲も私も無位無冠      海太  て苑

くり返し永という字を書く寒夜    亞子  てけ
行列の佐世保バーガー風花す     亞子  む亜ぽ
ポコちゃんは七三分けや日向ぼこ   亞子  百亜て洋ぽ苑
少年は王冠蒐め寒昴         亞子  むてぽ
冬のバス永代橋より水面見て     亞子  朝あ海洋け

牡蠣食うて永井荷風の革鞄      洋子
なまこ食ひ観世音見てぼんやりす   洋子  百
ショール深く七難隠すかもしれぬ   洋子  海
ひれ酒の冠動脈に沁みるなり     洋子  月ゆ由
クリスマス磁石と砂鉄みたいな日   洋子  朝裕月ゆ亞苑

寛永通宝ざくざくと出て冬ぬくし   由季  百海
冬日差す世慣れし貌のマントヒヒ   由季  むてゆ
年詰まる七曲署の黒電話       由季  朝亞苑
シャンパンの金の王冠十二月     由季  朝ぽ亞
環七のアップダウンや寒波来る    由季  海

エンジェルの姓は森永クリスマス   百花  む由洋
寒の水一滴に書く世尊二字      百花  月海
七つめの破軍星こそ三島の忌     百花
鶏冠外して丸ごとのクリスマス    百花  月由
鎮火の鉦こずゑに一花のこしつつ   百花

よく吹いて氷見食堂の鰤味噌汁    苑を  月亜あゆ
この世からあの世の隅へ隙間風    苑を  朝百む亜あゆ亞
七人の侍未だ枯野を抜けられぬ    苑を  朝け
戴冠式の画に梟の紛れ込む      苑を  裕百海洋ぽ
極月の底にちひさく光るもの     苑を  裕あ

冬の星何度も削る永久歯       裕美  朝百亜て由海洋ぽけ
一世帯一個限りの大白菜       裕美  月
七日だけポインセチアを飾り置く   裕美  朝あ由
冬深し古書の雨冠に欠け       裕美  む
コンパクトディスク吊るされ冬日和  裕美  朝むて

上を向いて歩こう永遠に冬銀河    亜紀  月亞け
おでん酒世代の違ふ話など      亜紀  月苑
世界観なべて平面日向ぼこ      亜紀  ゆ
七三に分けたることも冬木立     亜紀
折り紙で作る王冠冬ぬくし      亜紀  て洋ぽけ
食卓の真ん中に置く冬林檎      亜紀  朝由海亞
伝へゆく言葉つぎつぎ息白し     亜紀  あ
ホチキスの針を装填霜の夜      亜紀  む海洋ぽ亞

短日の永久機関めく欠伸       けんじ 裕あゆ由海亞
世話好きの集まつてくる日向ぼこ   けんじ 朝裕百亜あ由洋ぽ苑
七つ目のお地蔵さまに耳袋      けんじ 朝裕百むてあ由洋
手袋の置かれ冠の形         けんじ 裕百む由苑
パソコンの起動鯨の会話かな     けんじ ゆ

永遠を誓ふストーブ燃えてゐる    あんこ
大掃除ときどき世田谷線過ぎる    あんこ むてゆ海洋ぽ亞苑け
七巻を読んでより毛布の人に     あんこ てゆ洋け
冠をのせたき頭冬の空        あんこ 朝百月亜
温室を出てより時間動きだす     あんこ 裕百む亜苑

永田町駅一番出口から冬日      てふこ 洋苑
極月の世良公則のWikipedia??????    てふこ 海
ほぼ空の炬燵の卓の七味かな     てふこ 裕洋亞苑
霜柱踏んでわたしは無冠です     てふこ 朝月亜あゆ由亞
銅像にゆるくかぶせてサンタ帽    てふこ 朝亜あぽけ

寒晴や永遠のこと神のこと      ゆかり 海ぽ
極月の世界浴場日本風呂       ゆかり 月て
寒柝やなかんづく火の七日間     ゆかり
こひびとの不定冠詞の息白し     ゆかり て亞
冬日向少なき昼のホテル街      ゆかり 裕月由
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年12月20日(水)20時24分20秒
  ○くり返し永という字を書く寒夜
何かの願掛けでしょうか。

○永井豪の好みさうなる耳袋
デビルマンに似合うといいですね。

○上を向いて歩こう永遠に冬銀河
人生いろいろありますが、見上げれば冬銀河

○冬の星何度も削る永久歯
どこもかしこも虫歯。まさに永遠。

○大掃除ときどき世田谷線過ぎる
都会でもどこが長閑。

○沢庵をしづかに噛みて世帯主
だんだん甘味が出てきます。

○ジャンパーを出でたる七つ道具かな
すべてのポケットに道具を忍ばせてます。

○七巻を読んでより毛布の人に
ここまで読むともう最後まで寝られません。

○七人の侍未だ枯野を抜けられぬ
共通の欠点が方向音痴

○善人に無くて七癖ちやんちやんこ
悪人だともう数えきれませんから。

○あれ此処にあつた冠鷲の剥製は
そんなものありましたっけ。見栄か妄想。

○折り紙で作る王冠冬ぬくし
こたつに入っていろいろ話ながら作りました。

○霜の夜の瓶より離れゆく王冠
忘年会の最中によく見てましたね。

○寒波来る怒つた猫のやうに来る
どどど。まさに襲来

○冬のバス永代橋より水面見て
ちょっと寒くて、のんびりした休日。

○銅像にゆるくかぶせてサンタ帽
町のすべての銅像はサンタになります。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年12月20日(水)15時22分37秒
  ○永田町駅一番出口から冬日
数ある永田町出口の中でも一番出口は議事堂側。永田町駅利用者の思いはさまざまなれど薄い冬日へ向かって行くのですね。

○永六と八大がゐる外は雪
ピアノに向かう八大と寄りかかる永六。外は雪。。2人とももういないという思いも伝わります。

○おでん酒世代の違ふ話など
いつの世もの話題。おでん酒がぴったり。

○狐火や観世のシテの足拍子
狐火に音だけが響きます。

○世話好きの集まつてくる日向ぼこ
賑やかそうで暖かそう。だけど、ちと面倒くさそう(ごめんなさい)。

○大掃除ときどき世田谷線過ぎる
沿線の家。音も聞こえます。揺れもすこし。

○沢庵をしづかに噛みて世帯主
しづかに。でんと構えておられる主なのでしょうね。

○ポコちゃんは七三分けや日向ぼこ
ボコちゃん。ペコちゃんよりマイナーなとこもよいです。

○ほぼ空の炬燵の卓の七味かな
もう空になるからと片づけられずにぽつんとある赤。

○年詰まる七曲署の黒電話
モノクロ的世界。鳴るかも知れないが鳴らずあるのみ。

○にわとりの鶏冠に雪が降っている
鶏冠に雪。印象的な赤と白。

○恵まれて鷲も私も無位無冠
恵まれての堂々とした明るさがよいな。

○手袋の置かれ冠の形
おお!そうですね。

○クリスマス磁石と砂鉄みたいな日
どんな日なのかわからないけどわかる。

○温室を出てより時間動きだす
温室では時間が止まる。わかるなァ。

○寒波来る怒つた猫のやうに来る
怒った猫の比喩は面白い!

 

選句です。

 投稿者:亞子  投稿日:2017年12月20日(水)14時47分32秒
  ◯永遠の次の永遠毛糸編む
なにごとにも次があると。

◯永六と八大がゐる外は雪
六輔七転八倒 なんて言ってましたっけ。

◯上を向いて歩こう永遠に冬銀河
星になって今度は下を見ておられる。

◯短日の永久機関めく欠伸
欠伸の間延び感をうまく言えてる。

◯この世からあの世の隅へ隙間風
おもしろい。

◯大掃除ときどき世田谷線過ぎる
ときどき感がリアル。

◯ジャンパーを出でたる七つ道具かな
ポケットがたくさんありそう、このジャンパーは。

◯ほぼ空の炬燵の卓の七味かな
ぽつんと。

◯七色にすこし足りない冬の虹
かそけき感じ。

◯年詰まる七曲署の黒電話
な、なつかしい。黒電話時代。

◯こひびとの不定冠詞の息白し
あ、でしょうか? あん、でしょうか?

◯シャンパンの金の王冠十二月
シャンパンはほぼ金ですね。

◯霜柱踏んでわたしは無冠です
すがすがしい。

◯クリスマス磁石と砂鉄みたいな日
不思議なとりあわせ。でも説得力あり。

◯ホチキスの針を装填霜の夜
季語が効いてます。

◯食卓の真ん中に置く冬林檎
灯を点すように。
 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年12月20日(水)10時15分47秒
  ○羽いちまい冬日の海に永らへる
羽いちまいが謎めいて良いですね。

○寒晴や永遠のこと神のこと
果てしない気分になるほどの空。

○冬の星何度も削る永久歯
ほんとだ!

○行列の佐世保バーガー風花す
どんなバーガーだろう。

○世話好きの集まつてくる日向ぼこ
そんな気します。

○大掃除ときどき世田谷線過ぎる
窓を開け放して。

○沢庵をしづかに噛みて世帯主
ちょっとふふふな風格あり。

○田畑みな見渡す限り綿虫の世
綺麗。

○ポコちゃんは七三分けや日向ぼこ
ポコちゃんに脚光嬉しい。

○シャンパンの金の王冠十二月
米国31日は相当な量の王冠抜かれます。

○少年は王冠蒐め寒昴
少年感まんさい。

○折り紙で作る王冠冬ぬくし
丁寧に。冬ぬくしがいいですね。

○戴冠式の画に梟の紛れ込む
梟ならばできる。

○ホチキスの針を装填霜の夜
装填がピカイチ。

○寒波来る怒つた猫のやうに来る
大変だ。

○銅像にゆるくかぶせてサンタ帽
無事サンタ役を終えた帰り道。

ありがとうございました。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年12月20日(水)09時00分55秒
  ◯エンジェルの姓は森永クリスマス

 森永さんって苗字だったのね。

◯永井豪の好みさうなる耳袋

 あ!ハレンチ学園。

◯永田町駅一番出口から冬日

 一番出口に注目。

◯永六と八大がゐる外は雪

 雪のなかに銅像のように。ちょっと怖い。

◯冬の星何度も削る永久歯

 丈夫な歯です。

◯世話好きの集まつてくる日向ぼこ

 のんびりしていい風情。

◯大掃除ときどき世田谷線過ぎる

 お住まいは中町あたりかな。

◯ジャンパーを出でたる七つ道具かな

 空き巣?

◯ポコちゃんは七三分けや日向ぼこ

 ポコちゃんてサラリーマンですよね。

◯ほぼ空の炬燵の卓の七味かな

 そういえばたいてい空になってますふしぎです。

◯七つ目のお地蔵さまに耳袋

 ほかのはカラスが持っていきました。

◯七巻を読んでより毛布の人に

 毛布のなかで八巻め?

◯折り紙で作る王冠冬ぬくし

 作りましたね。

◯戴冠式の画に梟の紛れ込む

 なんだか不穏。

◯ホチキスの針を装填霜の夜

 ホチキスと霜の夜。

◯冬のバス永代橋より水面見て

 あのへんバスもゆっくりしてるような気がする。
 

続忠臣蔵

 投稿者:海太  投稿日:2017年12月20日(水)08時11分48秒
  ◯永井豪の好みさうなる耳袋
間瀬耳袋。

◯永六と八大がゐる外は雪
近松永六。

◯寒晴や永遠のこと神のこと
寒晴与五郎。

◯寛永通宝ざくざくと出て冬ぬくし
横川寛永通宝。

◯短日の永久機関めく欠伸
浅野欠伸頭。

◯冬の星何度も削る永久歯
杉野永久歯。

◯寒の水一滴に書く世尊二字
清水一滴。

◯極月の世良公則のWikipedia
世良上野介。

◯大掃除ときどき世田谷線過ぎる
大掃除内蔵助。

◯ショール深く七難隠すかもしれぬ
矢頭右衛門七難。

◯竃猫冠婚葬祭熟知せり
中村冠婚葬祭。

◯戴冠式の画に梟の紛れ込む
大野梟兵衛。

◯ホチキスの針を装填霜の夜
仙石ホチキス守。

◯環七のアップダウンや寒波来る
武林環七。

◯食卓の真ん中に置く冬林檎
大高冬林檎。

◯冬のバス永代橋より水面見て
義士御一行。
 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2017年12月19日(火)23時00分13秒
  ○エンジェルの姓は森永クリスマス
姓というのがとぼけていて可笑しいです。

○永遠の次の永遠毛糸編む
編み物をしているときの時間感覚は独特です。

○短日の永久機関めく欠伸
欠伸をそういう風に見る発想は面白いです。

○冬の星何度も削る永久歯
つらい。痛い。

○世話好きの集まつてくる日向ぼこ
類は友を呼ぶ。

○沢庵をしづかに噛みて世帯主
世帯主と言っても一人暮らしだったり。

○七つ目のお地蔵さまに耳袋
耳袋、可愛らしいです。

○七色にすこし足りない冬の虹
夏でもなかなか七色は見えない。

○七日だけポインセチアを飾り置く
ポインセチアってそんなものかも。

○善人に無くて七癖ちやんちやんこ
善人に、という駄目押しが効いています。

○ひれ酒の冠動脈に沁みるなり
危なそうな感じがします。

○鶏冠外して丸ごとのクリスマス
着目点に意表を突かれました。

○手袋の置かれ冠の形
外した手袋の句は見たことがありますが、これはキラキラ。

○霜柱踏んでわたしは無冠です
無冠を喜んでいるよう。

○食卓の真ん中に置く冬林檎
食べ物というよりはオブジェとして。

○冬日向少なき昼のホテル街
心理的な少なさかも。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月19日(火)22時11分4秒
  ○よく吹いて氷見食堂の鰤味噌汁
 【永】の題で「氷」って、すごい力業ですね。

○永遠の次の永遠毛糸編む
 忍耐強い作業です。

○短日の永久機関めく欠伸
 だまし絵のように終わらないのですね。

○この世からあの世の隅へ隙間風
 すごく長大な隙間のような気がします。

○世界観なべて平面日向ぼこ
 本から得た知識だからでしょうか。

○雪の目を閉じて世界ゆっくり消す
 紫外線にやられてしまったのですね。

○大掃除ときどき世田谷線過ぎる
 いいですねえ。

○冬日差す世慣れし貌のマントヒヒ
 動物園でしょうか。マントヒヒの顔をした人間のようでもあります。

○七巻を読んでより毛布の人に
 八巻目からは毛布の中で結局全部読むのですね。

○七色にすこし足りない冬の虹
 虹が七色あるというのは、ニュートンが教会音楽の音階の音の数および波長の比例関係で宇宙を説明しようとして、なかば強引にそこに色があるかのように断定したからで、冬の虹でなくてももともと虹は肉眼では七色に見えないのです。

○善人に無くて七癖ちやんちやんこ
 悪人だって無くて七癖ではあるのですが、善人はほかに突っ込みどころがなくて目立ってしまうのですね。

○ひれ酒の冠動脈に沁みるなり
 俳句詠んでる場合じゃないでしょう。

○霜柱踏んでわたしは無冠です
 元気が溢れていてよいです。

○クリスマス磁石と砂鉄みたいな日
 くっついて始末に負えないのですね。

○パソコンの起動鯨の会話かな
 ぐおおおおん、ぐおおおおん。

○雪沓やしづかに濡れてゆく三和土
 底冷えが感じられますね。

 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年12月19日(火)19時17分22秒
  ○よく吹いて氷見食堂の鰤味噌汁
腹が、減ったのゴロさんがいそう。おいしそうだ。アツアツだ。

○短日の永久機関めく欠伸
すんごい長い欠伸なんですね。短日の取り合わせがいい。

○この世からあの世の隅へ隙間風
違うものを呼ぶ風になるのでしょうか。

○世話好きの集まつてくる日向ぼこ
上五中七が言えそうで言えない。

○ジャンパーを出でたる七つ道具かな
何をやるのでしょう。

○七つ目のお地蔵さまに耳袋
笠地蔵の耳袋版? 何かお返ししてくれる?

○七色にすこし足りない冬の虹
空も綺麗そうです。

○七日だけポインセチアを飾り置く
自己主張強いですからね。
だから、クリスマス前の一週間だけなのですね。

○にわとりの鶏冠に雪が降っている
鶏冠が鮮やかに見えてくる。

○手袋の置かれ冠の形
なるほどそんな感じもしますね、あの形。

○霜柱踏んでわたしは無冠です
音と台詞のよさ。

○寒波来る怒つた猫のやうに来る
怒った猫、例えが面白い。

○極月の底にちひさく光るもの
極月と光の取り合わせはありますが、
「ちひさく」が何かリアルで頂きました。

○伝へゆく言葉つぎつぎ息白し
何を伝えているのだろう。必死な感じが息白しで切ない。

○冬のバス永代橋より水面見て
寒いけど緩やかな時間。

○銅像にゆるくかぶせてサンタ帽
うちの近所の公園のようだ。
 

ゆかりさん

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月19日(火)19時04分39秒
  PCの具合いかがですか。  

選句しました。

 投稿者:松本てふこ  投稿日:2017年12月19日(火)11時38分9秒
  ◎くり返し永という字を書く寒夜
書道や漢字の練習など、子供の勉強の風景かな。
あの字、バランス取って書くの難しいですよね。

◎永遠の次の永遠毛糸編む
軽やかさと着実さを併せ持った時間感覚が素敵。

◎冬の星何度も削る永久歯
「永久」という言葉へのちょっとシニカルな眼差し。
冬の星が歯の輝き(?)とリンクしていて楽しい。

◎極月の世界浴場日本風呂
「世界浴場」というと大阪のスパワールドを思い出しますが、
あそこには日本風呂あったっけ…。
世界の中の日本ってこういうもんかいな、という気持ち。

◎生き生きと彼の世へ向かふ日向ぼこ
日向ぼこの詠み方として王道。

◎大掃除ときどき世田谷線過ぎる
世田谷線のあっせんが最高。

◎冬日差す世慣れし貌のマントヒヒ
「世慣れし貌」の発見が手柄。

◎ポコちゃんは七三分けや日向ぼこ
あ、そういえば。軽くて楽しい発見。

◎七つ目のお地蔵さまに耳袋
現代のかさこじぞうのよう。

◎七巻を読んでより毛布の人に
七巻がちょうどいい。ちょっと寒くなってきたけど
まだまだ読むぞっていうところですよね。マンガで想像しました。

◎こひびとの不定冠詞の息白し
特別ではないものにつく言葉が、
特別な人が言うと特別なものに思えるってことかな。

◎竃猫冠婚葬祭熟知せり
「お祝いのお金は奇数にした方がいいわよ」
とか教えてくれるんですね。

◎恵まれて鷲も私も無位無冠
上五がなんとも非凡。
鷲を持ってきたところは一人称の「わし」がかかっているんでしょうね。

◎少年は王冠蒐め寒昴
寒昴を取り合わせたことによって、
この少年は何か見所のある少年なのでは?
という感じが出ますね。

◎折り紙で作る王冠冬ぬくし
冬ぬくしのあっせんが脱力感があっていいなあと。

◎コンパクトディスク吊るされ冬日和
略さないで言ってるだけなのに漂うおかしみ。
もうみんな買わないみたいですね、コンパクトディスク。
 

選句します

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年12月18日(月)17時35分11秒
  ○よく吹いて氷見食堂の鰤味噌汁
外の寒さとは対照的なあつあつが美味しそう。

○羽いちまい冬日の海に永らへる
羽いちまいにズームアップして詩情が生まれた。

○冬の星何度も削る永久歯
削るときのあの音が耳を離れない。。

○この世からあの世の隅へ隙間風
あの世の隅へ、がいいですね。

○行列の佐世保バーガー風花す
順番待ちの間も心うきうき、きらきら。

○世話好きの集まつてくる日向ぼこ
いかにも集まってきそうですね~。

○沢庵をしづかに噛みて世帯主
ぽりぽりととても良い音がします。

○ポコちゃんは七三分けや日向ぼこ
経年劣化にもめげず、ご活躍。

○七色にすこし足りない冬の虹
めったに見れない貴重な冬の虹だからそれでも嬉しい。

○にわとりの鶏冠に雪が降っている
せはしなく動く鶏と雪の降るスピードのコラボレーション。

○冠をのせたき頭冬の空
頭の形がよくて座りよさそう。

○霜柱踏んでわたしは無冠です
そうです私も、気楽です。w

○温室を出てより時間動きだす
温室の中では止まっていたかのような時間。
確かに気温と時間ってリンクしていそう。

○親指を入れて蜜柑の香りかな
ちょっと固めの蜜柑を剥くときの作法。

○雪沓やしづかに濡れてゆく三和土
じわ~んとゆっくりゆっくり。。

○銅像にゆるくかぶせてサンタ帽
ちょっとした遊び心が嬉しい楽しい。
 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月18日(月)11時33分25秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯よく吹いて氷見食堂の鰤味噌汁
 行ってみたい。アラ汁好き。

◯永六と八大がゐる外は雪
 九もいるだろうね。九が亡くなった年のディランの来日公演で、歌わなかったけどディランがギターでSUKIYAKIを演奏したのを思い出す。

◯上を向いて歩こう永遠に冬銀河
 おやここにも九ちゃんか。

◯畠冬ざれても永ちやんなら聴ける
 うむ、鈍臭いからね、永ちゃん:笑

◯おでん酒世代の違ふ話など
 つまんない話だけど、いるね。

◯一世帯一個限りの大白菜
 うちでは4分の1にカットしたものしか買わない。二人だから大白菜いらない。

◯寒の水一滴に書く世尊二字
 カッコよすぎ:笑

◯極月の世界浴場日本風呂
 高田馬場に世界湯という銭湯があるけど、そこのことだろうか。

◯狐火や観世のシテの足拍子
 舞台が見えてくるから不思議。

◯にわとりの鶏冠に雪が降っている
 たしかに降っているなあ。

◯ひれ酒の冠動脈に沁みるなり
 お酒やめた方がいいと思う、私は365日呑んでるけど。

◯冠をのせたき頭冬の空
 のせたらいいと思う。冬でも夏でも。

◯鶏冠外して丸ごとのクリスマス
 そうか、ローストチキンって鶏冠は外してあるね。焼くと溶けるのかなあ。

◯霜柱踏んでわたしは無冠です
 はい、私もそうです。無冠でよかった。

◯クリスマス磁石と砂鉄みたいな日
 磁石から砂鉄をとるのって大変だった。そんな感じの日なんかなあ。

◯冬日向少なき昼のホテル街
 そうだねえ、たしかに日向すくないよね、ラブホ街。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年12月18日(月)11時13分5秒
  ◎エンジェルの姓は森永クリスマス
♪だあれもいないと思っていてもどこかでどこかでエンジェルが。
あの名曲、作詩サトウハチロー 作曲芥川也寸志。

◎永井豪の好みさうなる耳袋
彼は童顔だからね。バイオレンスジャックは傑作。

◎永遠の次の永遠毛糸編む
巧い。

◎この世からあの世の隅へ隙間風
一部が「この世化」してるわけね。

◎行列の佐世保バーガー風花す
よき風景。

◎大掃除ときどき世田谷線過ぎる
玉電っぽくていい風景。

◎冬日差す世慣れし貌のマントヒヒ
わかるなあ。となりのおじさんみたいな貌。

◎あめつちの初めの七日冬の雷
奇妙に神話性あり。

◎七つ目のお地蔵さまに耳袋
六地蔵プラスワン。

◎手袋の置かれ冠の形
造形性あり。

◎少年は王冠蒐め寒昴
抽斗いっぱいに蒐めたなあ。

◎冬深し古書の雨冠に欠け
立松の『遠雷』とか。

◎コンパクトディスク吊るされ冬日和
くるくる反射。

◎ホチキスの針を装填霜の夜
装填の大袈裟がいい。

◎温室を出てより時間動きだす
植物と過ごすと時間を忘れる。あれもうこんな時間か。

◎雪沓やしづかに濡れてゆく三和土
雪国。しっとりした時間。佳句です。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年12月17日(日)17時46分38秒
  〇永遠の次の永遠毛糸編む
宇宙が膨張したり縮んだり。

〇寛永通宝ざくざくと出て冬ぬくし
福沢諭吉さんの方がいいです。

〇冬の星何度も削る永久歯
のこっているだけラッキー

〇この世からあの世の隅へ隙間風
いじめ? そんなに頑張らなくても。

〇なまこ食ひ観世音見てぼんやりす
いい旅ですね。

〇世話好きの集まつてくる日向ぼこ
世話好きって、あの人達のこと?

〇沢庵をしづかに噛みて世帯主
お坊さんでしょうか。

〇ジャンパーを出でたる七つ道具かな
鮟鱇じゃあるまいし。

〇ポコちゃんは七三分けや日向ぼこ
このぽこちゃん、1,000,000円で出ている・・

〇七つ目のお地蔵さまに耳袋
六つ目までは笠。

〇七色にすこし足りない冬の虹
足りないのは濃さだけ。。

〇冠をのせたき頭冬の空
帽子で我慢してください。

〇手袋の置かれ冠の形
皮手袋!

〇戴冠式の画に梟の紛れ込む
涅槃図に猫、みたいなノリ。

〇温室を出てより時間動きだす
別天地ですね。時間を忘れます。

〇親指を入れて蜜柑の香りかな
一瞬、良い香り。
 

選句しました。

 投稿者:裕美  投稿日:2017年12月17日(日)11時59分1秒
  どうぞよろしくお願いします。

○羽いちまい冬日の海に永らへる
波に乗って。

○短日の永久機関めく欠伸
いつでもねむたい。

○世話好きの集まつてくる日向ぼこ
こんな生活、したいです

○雪の目を閉じて世界ゆっくり消す
冬は一番世界の終わりに近い気がする。恐竜も絶滅した。

○ジャンパーを出でたる七つ道具かな
職人さんでしょうか。

○ほぼ空の炬燵の卓の七味かな
分かっているけど、こたつがあたたかくて出られない。

○七つ目のお地蔵さまに耳袋
やさしい。

○初七日もお七夜も風邪なので欠
うちもなんですけど、タイミングの悪さってありますよね。最近よく風邪でキャンセルすることが多くて…

○にわとりの鶏冠に雪が降っている
白と赤の対比があざやか。

○手袋の置かれ冠の形
あああ、本当だ!

○戴冠式の画に梟の紛れ込む
かっこいいですからね。絵になります。

○クリスマス磁石と砂鉄みたいな日
くっつくのか。離れるのか。気になります。

○温室を出てより時間動きだす
確かに温室は時間が止まっている。音もない感じですね。

○寒波来る怒つた猫のやうに来る
最初はじわじわと、そして一気に爆発という感じでしょうか。

○極月の底にちひさく光るもの
何かしら。つめたい光。

○冬日向少なき昼のホテル街
確かに、昼でも光が当たらないイメージです。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年12月17日(日)06時49分11秒
  ☆冬の星何度も削る永久歯
 虫歯痛いよねぇ。

☆この世からあの世の隅へ隙間風
 大仰な言い振りだけれど、隙間風っぽさ横溢。

☆世話好きの集まつてくる日向ぼこ
 なんだか平和的風景。

☆七つ目のお地蔵さまに耳袋
 六つ目までは涎掛け。

☆七色にすこし足りない冬の虹
 昔見た記憶だけれど、冬の虹って確かにそうだったような。

☆七人の侍未だ枯野を抜けられぬ
 映画はまだ観てないけれど、何だか詩的。

☆七日だけポインセチアを飾り置く
 ポインセチア、放置すると結構伸びて樹木っぽくなる。

☆年詰まる七曲署の黒電話
 何、弥生町で殺し?

☆シャンパンの金の王冠十二月
 ゴージャスに。

☆冠をのせたき頭冬の空
 高貴なふんいきなのだろうか。

☆霜柱踏んでわたしは無冠です
 その代わり帝王。

☆クリスマス磁石と砂鉄みたいな日
 解るようで解らない感じがイイ感じ。

☆コンパクトディスク吊るされ冬日和
 きらりきらりと鴉除け。

☆食卓の真ん中に置く冬林檎
 そこはかとなくいい香り。

☆冬のバス永代橋より水面見て
 きらきらとおだやかな日和。

☆銅像にゆるくかぶせてサンタ帽
 なぜかハナ肇氏を思い出す。
 

永世七冠句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月17日(日)00時30分33秒
  投句一覧です。

【永】
エンジェルの姓は森永クリスマス
くり返し永という字を書く寒夜
よく吹いて氷見食堂の鰤味噌汁
羽いちまい冬日の海に永らへる
永井豪の好みさうなる耳袋
永遠の次の永遠毛糸編む
永遠は短いことば冬銀河
永遠を誓ふストーブ燃えてゐる
永田町駅一番出口から冬日
永六と八大がゐる外は雪
牡蠣食うて永井荷風の革鞄
寒晴や永遠のこと神のこと
寛永通宝ざくざくと出て冬ぬくし
上を向いて歩こう永遠に冬銀河
短日の永久機関めく欠伸
冬の星何度も削る永久歯
畠冬ざれても永ちやんなら聴ける

【世】
おでん酒世代の違ふ話など
この世からあの世の隅へ隙間風
なまこ食ひ観世音見てぼんやりす
一世帯一個限りの大白菜
寒の水一滴に書く世尊二字
極月の世界浴場日本風呂
極月の世良公則のWikipedia
狐火や観世のシテの足拍子
行列の佐世保バーガー風花す
世界観なべて平面日向ぼこ
世話好きの集まつてくる日向ぼこ
生き生きと彼の世へ向かふ日向ぼこ
雪の目を閉じて世界ゆっくり消す
大掃除ときどき世田谷線過ぎる
沢庵をしづかに噛みて世帯主
田畑みな見渡す限り綿虫の世
冬日差す世慣れし貌のマントヒヒ
来世では白鳥と云ひし女かな

【七】
あめつちの初めの七日冬の雷
ジャンパーを出でたる七つ道具かな
ショール深く七難隠すかもしれぬ
ポコちゃんは七三分けや日向ぼこ
ほぼ空の炬燵の卓の七味かな
寒柝やなかんづく火の七日間
七つめの破軍星こそ三島の忌
七つ目のお地蔵さまに耳袋
七巻を読んでより毛布の人に
七三に分けたることも冬木立
七色にすこし足りない冬の虹
七人の侍未だ枯野を抜けられぬ
七日だけポインセチアを飾り置く
初七日もお七夜も風邪なので欠
善人に無くて七癖ちやんちやんこ
年詰まる七曲署の黒電話
理由は聞くな七色仮面の中は冬

【冠】
あれ此処にあつた冠鷲の剥製は
こひびとの不定冠詞の息白し
シャンパンの金の王冠十二月
にわとりの鶏冠に雪が降っている
ひれ酒の冠動脈に沁みるなり
竃猫冠婚葬祭熟知せり
冠をのせたき頭冬の空
恵まれて鷲も私も無位無冠
鶏冠外して丸ごとのクリスマス
治まりの良き冬薔薇を戴冠す
手袋の置かれ冠の形
少年は王冠蒐め寒昴
折り紙で作る王冠冬ぬくし
霜の夜の瓶より離れゆく王冠
霜柱踏んでわたしは無冠です
戴冠式の画に梟の紛れ込む
冬深し古書の雨冠に欠け

【当季雑詠】
クリスマス磁石と砂鉄みたいな日
コンパクトディスク吊るされ冬日和
パソコンの起動鯨の会話かな
ホチキスの針を装填霜の夜
温室を出てより時間動きだす
寒波来る怒つた猫のやうに来る
環七のアップダウンや寒波来る
極月の底にちひさく光るもの
愚かなる人の愛しき闇汁会
食卓の真ん中に置く冬林檎
親指を入れて蜜柑の香りかな
雪沓やしづかに濡れてゆく三和土
鎮火の鉦こずゑに一花のこしつつ
伝へゆく言葉つぎつぎ息白し
冬のバス永代橋より水面見て
冬日向少なき昼のホテル街
銅像にゆるくかぶせてサンタ帽

(以上)

16句選(特選、逆選なし)
選句締切:12月20日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

永世七冠句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月13日(水)19時52分23秒
   出題します。

【永】
【世】
【七】
【冠】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:12月16日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

巡業部長句会

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月13日(水)09時40分44秒
編集済
  結果発表です。師走のお忙しい中、早めの選句ありがとうございます。
間違いありましたら、ご一報ください。


焚火跡囲むものものしき巡査       なむ  朝け
業界の黒服並ぶ雪の通夜         なむ  朝てけゆ
持ち上げて火事の患部を特定す      なむ
はて長考す鍋焼に決めて来たのに     なむ  月あ苑
実篤の南瓜の下の蒲団かな        なむ  朝百苑

貴方、逡巡しないで!湯豆腐あ~ん・・  海太
乃木坂46、業務命令の青鮫        海太  あ
花のある日の八角部屋の竃猫       海太
光引く影イコール短日の部長       海太
司葉子に極月のアンニュイ        海太  朝

天空を天体巡る風邪心地         ぽぽな 朝裕
原色の風邪ひいている軽業師       ぽぽな 朝月て海百苑由ゆ洋
クリスマスケーキとは分からぬ部分    ぽぽな む裕百苑由け
岩岩は眠る氷柱を長くして        ぽぽな 海百
紅葉散る寿司職人の手の動き       ぽぽな

駆け巡る狐一匹撃たれけり        月犬  洋
職業欄なしと記して指の冷え       月犬  海ぽ
ひと部屋にひとつ壺置く冬館       月犬  朝て裕百苑由けゆぽ洋
雪女戸口で長い話かな          月犬  裕百苑亜
冬霧をそつと押しやるラムプの灯     月犬  あ裕亜

焼藷の売声にまた逡巡す         朝比古 月あ洋
朴落葉業務委託の人掃けり        朝比古 むあ裕苑由洋
営業部事業部そして日向ぼこ       朝比古
吊るされて鮟鱇長くなりにけり      朝比古 ゆぽ
子の鼻に聖夜の生クリームかな      朝比古 あ
売る気なぞ微塵も無くて暦売       朝比古 け

おでん分け巡査部長と巡査長       裕美  百由亜ゆ洋
戻り来て営業車から出すジャンパー    裕美  む
黄ばみたる部室の壁や十二月       裕美  朝て亜ゆ洋
校長はやさしくて鮟鱇が好き       裕美  てけ
幸せに分類される百合鴎         裕美  月あ由

血の巡り思い巡らすちゃんちゃんこ    洋子  亜
極月の木靴のならぶ作業室        洋子  む月あ裕け亜ぽ
沼涸れて織部茶碗のかけらかな      洋子  む月て海苑
着ぶくれてひみつをふやす長電話     洋子  裕由ゆ
冬靄に忘れてゐた牛の匂ひ        洋子  月あ裕由亜

巡礼のルルドのみやげ冬泉        百花  海
窓にある冬青空や授業中         百花  む朝月裕苑亜ぽ洋
部屋中の本のどこから大掃除       百花  海
長々と交す挨拶師走の村         百花  け
クリスマスカードサンタの小さき声    百花  海け

カップ麺冷えゆく夜間巡回中       苑を  亜
都電停車場から三業地枯葉舞ふ      苑を
野球部員最後の一打寒落暉        苑を
牡蠣鍋や部長課長の席に俺        苑を  て裕亜
人参の葉の真青なり絶好調        苑を  て裕亜洋

狐火の太き柱を巡りたる         あんこ 月裕苑由け洋
コート脱ぐ間もなく別れ副業へ      あんこ てけ
制作部不在の椅子のカーディガン     あんこ む朝亜ゆ
細長き部屋に集へり燗熱し        あんこ て海苑由
乙女なりサンタクロース脱ぎをれば    あんこ

逡巡の帰路となりけり冬銀河       亜紀  む月海百
マフラーの巡回したる甘味店       亜紀
業界紙の帯封を解く師走かな       亜紀  む朝苑
室咲や初めて食す希少部位        亜紀  由けぽ
言ひ訳の長々冬の灯を灯す        亜紀
冬木立ダンクシュートを決めてより    亜紀  む朝
手袋の指に押さるる認印         亜紀  あて
あかぎれを掠めて紙を折りにけり     亜紀  あ海
靴音の同時に止まる冬銀河        亜紀  朝あ苑ゆ

一草をくまなく巡り冬の蜂        由季  月て海裕百け亜ぽ
着膨れて業務をすこし逸脱す       由季  ゆぽ
出番まで小部屋に集ふ聖歌隊       由季  むあ百苑ゆぽ洋
長州の男次々冬館            由季  朝ゆ
看護師の巡るベッドの冬日かな      由季  む月海洋
業務用マヨネーズ買ふ寒さかな      由季  月あ百苑けゆぽ洋

巡回の警官冬桜をくぐる         てふこ
筆圧強く業務日誌や年詰まる       てふこ 由ぽ
水涸れて口笛上手きサッカー部      てふこ 由ぽ
枯芝に坊主頭の部長かな         てふこ 由ゆ
モンゴルのウォッカで割つてクリスマス  てふこ 海ぽ

巡り来る通奏低音からの冬        けんじ
業務連絡明日の朝には冬木立       けんじ あて海
部員三名同窓会の雪催          けんじ 裕
長文の短き和訳冬館           けんじ むて百亜ゆぽ
感情は記憶のかけら波の花        けんじ 百

聖地巡礼のごとジョンの忌の珈琲店    ゆかり て海
業深きをんなと極月の湯舟        ゆかり む月
部外者の立入つた話や師走        ゆかり 月
ストーブをまづ寄せてから長電話     ゆかり む朝百由け亜洋
スーパーのおでんを鍋で温める      ゆかり 百洋
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年12月13日(水)09時05分9秒
  ◯おでん分け巡査部長と巡査長

 男子校ぽい。

◯看護師の巡るベッドの冬日かな

 ほんのひとときのおだやかなひかり。

◯駆け巡る狐一匹撃たれけり

 あ!命中。

◯狐火の太き柱を巡りたる

陰陽師?

◯焼藷の売声にまた逡巡す

 たしかにもたもたしてしまう。

◯業務用マヨネーズ買ふ寒さかな

 大量のマヨネーズ!なんだか怖い。

◯原色の風邪ひいている軽業師

 衣装も風邪も原色。

◯窓にある冬青空や授業中

 サイコロみたいな青空。

◯朴落葉業務委託の人掃けり

 朴落葉掃く係やりたい。

◯ひと部屋にひとつ壺置く冬館

 スローモーションな儀式みたい。

◯黄ばみたる部室の壁や十二月

 ふと気がついてしまう十二月。

◯出番まで小部屋に集ふ聖歌隊

 小部屋の鼓笛隊っておかしい。

◯ストーブをまづ寄せてから長電話

 準備ばんたん。

◯スーパーのおでんを鍋で温める

 単身赴任のおとうさん。

◯人参の葉の真青なり絶好調

 とんと葉を見ないから葉がついてたらうれしいかも。

 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年12月13日(水)08時19分20秒
  ○一草をくまなく巡り冬の蜂
飛ばない様子がよく出ていますね。一草がよく出ました。

○業務用マヨネーズ買ふ寒さかな
うん、ボディーがどーんと寒さ感。

○極月の木靴のならぶ作業室
具体的には浮かびませんが、極月の木靴っていいですね。

○職業欄なしと記して指の冷え
指のみならず、心まで。

○窓にある冬青空や授業中
授業中、って終わり方が良かった。

○着膨れて業務をすこし逸脱す
この遊びは成功してます。

○筆圧強く業務日誌や年詰まる
几帳面な人なのですね。

○ひと部屋にひとつ壺置く冬館
全部で100個くらい!

○室咲や初めて食す希少部位
希少部位がいいです。

○出番まで小部屋に集ふ聖歌隊
見えますね。ドキドキワクワク。

○水涸れて口笛上手きサッカー部
うまそう!

○長文の短き和訳冬館
はは、超意訳!

○吊るされて鮟鱇長くなりにけり
ドロロォォン、とね。

○モンゴルのウォッカで割つてクリスマス
強そう!モンゴルが良かったです。
○靴音の同時に止まる冬銀河
スリリング!

ありがとうございました。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月12日(火)23時40分10秒
  ○おでん分け巡査部長と巡査長
 ただならぬ関係ですね。

○業界の黒服並ぶ雪の通夜
 知る人ぞ知るその業界のビッグネームが大勢急な知らせに駆けつけたのでしょう。

○業務用マヨネーズ買ふ寒さかな
 マヨネーズって玉子を油脂が包んでいて賞味期限というものが存在しないとどこかで聞きました。だったら業務用マヨネーズでもいいかも知れません。

○原色の風邪ひいている軽業師
 「原色の風邪」、すばらしいですね。

○着膨れて業務をすこし逸脱す
 いけません、逸脱しては…。

○ひと部屋にひとつ壺置く冬館
 千両とか渋いものが活けてありそうです。

○黄ばみたる部室の壁や十二月
 学園祭が終わってなにもやることがない、ただたむろするだけの部室を感じます。

○出番まで小部屋に集ふ聖歌隊
 岡田由季さんの贋作みたいな待機ならではの情景を感じます。

○制作部不在の椅子のカーディガン
 「制作部」が五音ならなんでもよさそうでいて動きませんね、これ。

○枯芝に坊主頭の部長かな
 凶器は氷柱でしょうか。

○着ぶくれてひみつをふやす長電話
 これ、すばらしいですね。「ひみつ」というひらがな表記がたまりません。

○長州の男次々冬館
 「男たちの悪巧み」というやつでしょうか。

○長文の短き和訳冬館
 これはみごとですね。ばしっと決まっています。

○吊るされて鮟鱇長くなりにけり
 口にがばがば水を入れてから切るのでしたよね。

○靴音の同時に止まる冬銀河
 ストーカー俳句ですね。足を速めれば靴音も速まる、という…。怖いです。

 

選句です。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年12月12日(火)22時32分52秒
  〇おでん分け巡査部長と巡査長
コンビニおでんもなかなか。

〇カップ麺冷えゆく夜間巡回中
巡回終えてよりしんしん。

〇一草をくまなく巡り冬の蜂
くまなく巡り、本当にそんな感じ。

〇血の巡り思い巡らすちゃんちゃんこ
背中ぬくぬくあっためて。

〇極月の木靴のならぶ作業室
年の瀬に仕上げを急ぐ、急ぐ。

〇窓にある冬青空や授業中
窓いっぱいにひと色の青が広がる。

〇黄ばみたる部室の壁や十二月
年代と歴史を感じる壁。

〇制作部不在の椅子のカーディガン
今日は不在の椅子に主を待つカーディガン。

〇ストーブをまづ寄せてから長電話
今日はひとしきり話すぞ~。

〇牡蠣鍋や部長課長の席に俺
なんとなく落ち着かないけど、まぁいいっか。

〇雪女戸口で長い話かな
話が途切れるタイミングが。。。

〇長文の短き和訳冬館
要点をギュッとまとめて。w

〇人参の葉の真青なり絶好調
勢いの良い葉っぱで人参の生りもよさそう。

〇冬霧をそつと押しやるラムプの灯
中七が上手いですね。

〇冬靄に忘れてゐた牛の匂ひ
遠き日の記憶が嗅覚によって蘇る。
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年12月12日(火)22時19分4秒
  ○一草をくまなく巡り冬の蜂
定時偵察なのか。律儀です。

○狐火の太き柱を巡りたる
何かの儀式が始まりそう。

○焚火跡囲むものものしき巡査
こっそり焼き芋を回収します。

○コート脱ぐ間もなく別れ副業へ
副業の方が本業だったり。

○業界の黒服並ぶ雪の通夜
ハイヤーとか、メン・イン。ブラックとか。

○業務用マヨネーズ買ふ寒さかな
貴重な栄養源かヘビーなマヨラーか。

○極月の木靴のならぶ作業室
いい仕事しそうです。

○クリスマスケーキとは分からぬ部分
スポンジのところかな。

○ひと部屋にひとつ壺置く冬館
いろいろ仕込んであります。気をつけて。

○室咲や初めて食す希少部位
美味しいとは限らない。個性的な味とかいいます。

○ストーブをまづ寄せてから長電話
お菓子も用意しておきましょう。

○校長はやさしくて鮟鱇が好き
もちろん校長が捌きます。

○長々と交す挨拶師走の村
年始はもっと長いですよ。

○クリスマスカードサンタの小さき声
開くと声がするカードですか。ほっほっほ。

○売る気なぞ微塵も無くて暦売
年明けに安くなったら自分で買う気かも。
 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2017年12月12日(火)21時46分4秒
  ○おでん分け巡査部長と巡査長
嘘っぽいけれどそれはそれで味わい。

○狐火の太き柱を巡りたる
太い柱が何か意味ありげで迫力を感じます。

○原色の風邪ひいている軽業師
原色の風邪というのが新鮮でした。

○筆圧強く業務日誌や年詰まる
律儀な人柄を思いました。

○朴落葉業務委託の人掃けり
シニアの方でしょうか。丁寧に掃いていそう。

○クリスマスケーキとは分からぬ部分
それでもクリマス気分は伝わります。

○ひと部屋にひとつ壺置く冬館
冷えた空気とがらんと広い冬館。

○室咲や初めて食す希少部位
おそるおそる食べたら美味しかった。

○水涸れて口笛上手きサッカー部
これはモテますね。

○ストーブをまづ寄せてから長電話
昔々このような光景があったように思います。

○枯芝に坊主頭の部長かな
寒々とした組み合わせが可笑しい。

○細長き部屋に集へり燗熱し
親密な感じ。燗熱美味しそう。

○着ぶくれてひみつをふやす長電話
「ふやす」が上手いのでしょうね。

○幸せに分類される百合鴎
その分類に賛成です。

○冬靄に忘れてゐた牛の匂ひ
冬靄だから、いいですね。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年12月12日(火)21時25分54秒
  ○狐火の太き柱を巡りたる
その狐火を見たことがあるような。

○業界紙の帯封を解く師走かな
年末感あるある。

○業務用マヨネーズ買ふ寒さかな
重そう。

○原色の風邪ひいている軽業師
原色の風邪っていいね。

○窓にある冬青空や授業中
誰の心にもある四角いあの青空。

○朴落葉業務委託の人掃けり
契約社員ですらない業務委託の人。もくもくと掃く。

○クリスマスケーキとは分からぬ部分
そっちの方が美味しい。飾りより中身。

○ひと部屋にひとつ壺置く冬館
壺は冬の季語だと思った。

○出番まで小部屋に集ふ聖歌隊
わかる。わかる。

○沼涸れて織部茶碗のかけらかな
いろんなもののひとつとして。

○はて長考す鍋焼に決めて来たのに
はてが可笑しい。いちど決められなくなると長くなってしまうのだ。

○細長き部屋に集へり燗熱し
とてもわかる。あそことかあそことか。

○雪女戸口で長い話かな
ここは雪女がよく来る。また来て、こんどは長話かよ。

○靴音の同時に止まる冬銀河
ミステリーっぽい。

○実篤の南瓜の下の蒲団かな
白い蒲団カバーのかかった和蒲団。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年12月12日(火)21時25分30秒
  〇おでん分け巡査部長と巡査長
夜勤のふたり。巡査はいないのね。

〇一草をくまなく巡り冬の蜂
ほかの草に飛ぶに飛べない。。

〇逡巡の帰路となりけり冬銀河
次に頑張りましょうね。

〇業務用マヨネーズ買ふ寒さかな
ごはんとマヨネーズで一か月・・寒・・

〇原色の風邪ひいている軽業師
お会いして確認したい。

〇クリスマスケーキとは分からぬ部分
サンタさんの乗っているところが欲しかったのね。

〇ひと部屋にひとつ壺置く冬館
一部屋に時計がひとつずつ、というのはありますが。

〇出番まで小部屋に集ふ聖歌隊
え? 最初から最後まで出番ですが。

〇ストーブをまづ寄せてから長電話
足で寄せたんでしょ!

〇岩岩は眠る氷柱を長くして
山眠る、ではなく、岩眠る。。

〇雪女戸口で長い話かな
入るか帰るか早く決めてください。戸が開いてたら寒いです。

〇長文の短き和訳冬館
俳句にしたのかしら。

〇スーパーのおでんを鍋で温める
スーパーのよりコンビニのほうが・・。

〇感情は記憶のかけら波の花
感情の伴った記憶は、はっきりしてますね。

〇実篤の南瓜の下の蒲団かな
仲良きことは・・・と書いてあるのかな。
 

選句しました。

 投稿者:裕美  投稿日:2017年12月12日(火)06時49分19秒
  どうぞよろしくお願いいたします。

○一草をくまなく巡り冬の蜂
その草も枯れていそうだなあ。

○狐火の太き柱を巡りたる
何か気になったのかなあ。

○天空を天体巡る風邪心地
発熱していますね。早く治りますよう。

○極月の木靴のならぶ作業室
しっかりした革靴、一足は欲しいです。

○窓にある冬青空や授業中
完全によそ見している。

○朴落葉業務委託の人掃けり
マンションにも幼稚園にも。寒いのにお疲れ様です。

○クリスマスケーキとは分からぬ部分
切ってしまえばただのケーキ。おいしいですけどね。

○ひと部屋にひとつ壺置く冬館
旅館とかでしょうか。

○部員三名同窓会の雪催
でも、意外にこれくらいでも盛り上がるかも。

○牡蠣鍋や部長課長の席に俺
俺、は牡蠣の部分をきちんと食べられたでしょうか…

○雪女戸口で長い話かな
あたたかい家の中に入ったら溶けてしまうのではないでしょうか。

○着ぶくれてひみつをふやす長電話
ここだけの話がどんどん増える。

○人参の葉の真青なり絶好調
絶好調!楽しくてよい。

○冬霧をそつと押しやるラムプの灯
そよそよと。

○冬靄に忘れてゐた牛の匂ひ
この句を見て、思い出しました。
 

忠臣蔵

 投稿者:海太  投稿日:2017年12月12日(火)06時22分46秒
  ◯一草をくまなく巡り冬の蜂
一草貝十郎左衛門。

◯看護師の巡るベッドの冬日かな
看護師与五郎。

◯巡礼のルルドのみやげ冬泉
ルルド伝八郎。

◯聖地巡礼のごとジョンの忌の珈琲店
小野寺ジョン内。

◯逡巡の帰路となりけり冬銀河
帰路上野介。

◯業務連絡明日の朝には冬木立
明日の内匠頭。

◯原色の風邪ひいている軽業師
不破風邪右衛門。

◯職業欄なしと記して指の冷え
指の十平次。

◯沼涸れて織部茶碗のかけらかな
織部安兵衛。

◯部屋中の本のどこから大掃除
大掃除内蔵助。

◯岩岩は眠る氷柱を長くして
大石氷柱。

◯細長き部屋に集へり燗熱し
細長越中守綱利。

◯あかぎれを掠めて紙を折りにけり
あかぎれ源蔵。

◯クリスマスカードサンタの小さき声
村松サンタ夫(ゆう)。

◯モンゴルのウォッカで割つてクリスマス
ウオッカ源五右衛門。
 

選句しました

 投稿者:松本てふこ  投稿日:2017年12月12日(火)01時20分9秒
  久々にお邪魔しております。
投句した時はちょっと緊張しましたが、
選句の時は既にここの句会独特のゆるゆる感を思い出してきてて、
リラックスして臨めました。

◎一草をくまなく巡り冬の蜂
まだ枯れきっていない草なのだろう。
愛おしむように、隅から隅まで。なんだか切ない。

◎聖地巡礼のごとジョンの忌の珈琲店
選曲も有線じゃなくて、淹れ方にこだわったコーヒーが出て。
そういう店を見つけたらもう、ありがたいったらありゃしない。
私が思うジョンは、ポップスターでありながら
偏屈さを失わなかった人というイメージなのでよくわかる。

◎コート脱ぐ間もなく別れ副業へ
副業を持たない人が見送っている感じ。
忙しそうっすね、という。都会の忙しさ。

◎業界の黒服並ぶ雪の通夜
その人の「仕事」を強く感じさせる通夜だったのだな。
ずらりと並んでいる景色にちょっと気圧される気分。

◎業務連絡明日の朝には冬木立
「は」が要らない気もするのだけれど、
ちょっと不条理なことに巻き込まれそうな予感の匂わせ方が面白い。



◎原色の風邪ひいている軽業師
風邪を色で表す視点が新鮮。
私とは違う色の風邪なのだろう、と少し眩しく眺めている作者の姿を感じる。

◎ひと部屋にひとつ壺置く冬館
冷え冷えと確かに、それぞれの部屋に置かれている壺。

◎黄ばみたる部室の壁や十二月
何も言っていないのにいろんな思いが勝手にくっついてきてしまう
「十二月」を、勇気を持って使っている。

◎沼涸れて織部茶碗のかけらかな
何やら壮大な物語が始まりそうな、そうでもないただの冬の景色のような。

◎牡蠣鍋や部長課長の席に俺
こんなところにいるはずじゃない、
いるべきじゃないような気がする「俺」。


◎校長はやさしくて鮟鱇が好き
丸々と太って、伸び伸びやんなさいよ~なんて言ってくれる校長が
鮟鱇鍋を美味しそうに食べている姿を見て、
「と、共食い」なんて思ってしまってはいけない…と苦悩する
若き青年教師を想像しました。

◎細長き部屋に集へり燗熱し
部屋の細長さを不自然に感じるところが、
いかにもこの時期の飲み会という気がする。

◎長文の短き和訳冬館
別荘というよりも、観光地めいた洋館を想像して
山形の文翔館に行った時のことを思い出しました
(和訳のある展示物があったかどうかは記憶が定かでないのですが)。
これ、本当にちゃんと訳せてるの?なんて
ちょっと意地悪なことを思っちゃったのかも。
冬館の句を今回ちょくちょく見たように思いましたが
この句が一番好きですね。

◎手袋の指に押さるる認印
微かな違和感。

◎人参の葉の真青なり絶好調
下五が全く訳がわからなくて取るしかなかった。
元気ですかー!と呼びかけられて振り向くしかない、そんな気分。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年12月11日(月)19時09分5秒
  ○焼藷の売声にまた逡巡す
あの郷愁を誘う声が曲者。

○業務用マヨネーズ買ふ寒さかな
ビッグサイズと寒さがいい。

○業務連絡明日の朝には冬木立
句から漂うなにやら乾いた義務感がよい。

○極月の木靴のならぶ作業室
冷たい感触が好きでした。

○乃木坂46、業務命令の青鮫
妙に迫力があって取ってしまった。乃木坂46と青鮫、不思議なマッチ。

○朴落葉業務委託の人掃けり
淡々とした詠みぶりですが、落葉の音や降る様子が見えるのです。

○出番まで小部屋に集ふ聖歌隊
ゴスペルの本番直前、輪になって小さい声合わせたのを思い出しました。

○はて長考す鍋焼に決めて来たのに
いざとなると、そういうもんかも。

○あかぎれを掠めて紙を折りにけり
気をつけながら。紙の音が聴こえる。

○靴音の同時に止まる冬銀河
複数で同時に見上げている、広がりを感じます。

○幸せに分類される百合鴎
幸せに分類、というところが気に入りました。

○子の鼻に聖夜の生クリームかな
小さい子でしょうかね。つまみ食いですかね。

○手袋の指に押さるる認印
寒々と事務的風景。

○冬霧をそつと押しやるラムプの灯
懐かしい温かい色と温度。

○冬靄に忘れてゐた牛の匂ひ
この調べからほんと、懐かしさを感じます。
 

選句です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月11日(月)12時55分24秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯一草をくまなく巡り冬の蜂
 最後のお別れに。

◯看護師の巡るベッドの冬日かな
 窓際のベッドならいいね。サナトリウムとか。

◯狐火の太き柱を巡りたる
 怖いね。

◯焼藷の売声にまた逡巡す
 さっさと買っちゃえば。

◯逡巡の帰路となりけり冬銀河
 あれこれ思い巡らしながら。

◯業深きをんなと極月の湯舟
 この男も業が深いんじゃなかろうか。

◯業務用マヨネーズ買ふ寒さかな
 マヨラーか。ごはんにかけたりするのかなあ。

◯極月の木靴のならぶ作業室
 木靴っていいですね。でも痛そう。

◯原色の風邪ひいている軽業師
 そうそう、軽業師なら原色の風邪だよね。

◯窓にある冬青空や授業中
 授業中といってもなんも聞いてはおらんね、この生徒。

◯沼涸れて織部茶碗のかけらかな
 涸沼の底から少しだけ顔だした残欠。案外いい絵が描かれていたりする。

◯部外者の立入つた話や師走
 立ち入るな、とも言えず。

◯はて長考す鍋焼に決めて来たのに
 いるよね、鍋焼き食べに来たのにいざ注文というときに迷うヤツ。

◯幸せに分類される百合鴎
 たしかにはかない幸せに分類されると思う。

◯冬靄に忘れてゐた牛の匂ひ
 牛の匂い? 牛舎じゃなくて? なんだかありそう。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年12月10日(日)10時36分25秒
  ☆天空を天体巡る風邪心地
 一点をみつめている。あったかくしてお休みなさい。

☆焚火跡囲むものものしき巡査
 消防法違反かはたまたもっと重大犯罪か。お巡りさんが交番以外の場所に二人以上いたらそれだけでものものしい。

☆業界の黒服並ぶ雪の通夜
 何業界だろう。亡くなった方のご冥福をお祈りいたします。

☆業界紙の帯封を解く師走かな
 帯封に妙なリアリティ。

☆原色の風邪ひいている軽業師
 軽業師、たしかに原色っぽい。

☆窓にある冬青空や授業中
 うわの空。

☆ひと部屋にひとつ壺置く冬館
 なにやら宗教がらみっぽい。

☆黄ばみたる部室の壁や十二月
 隠れて煙草を吸うのは部室。

☆制作部不在の椅子のカーディガン
 テレビ局のADだろうか。一昔前は完全なブラック企業だったと思う。

☆ストーブをまづ寄せてから長電話
 最近では珍しい、固定電話なのね。

☆長州の男次々冬館
 集まりにはいろいろあるけれど、長州だと何故か政っぽい。

☆靴音の同時に止まる冬銀河
 二人連れなのか、追われているのか。

☆司葉子に極月のアンニュイ
 全盛の頃は美しかったなぁ。

☆実篤の南瓜の下の蒲団かな
 蒲団の中で仲良くしているような気がしてくる。

☆冬木立ダンクシュートを決めてより
 3ON3かな。思いの外日本が強かったりする。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年12月10日(日)07時44分48秒
  看護師の巡るベッドの冬日かな
見えます。

逡巡の帰路となりけり冬銀河
しかし決めるときは決めなきゃ、ね。

業界紙の帯封を解く師走かな
なんともリアル。

業深きをんなと極月の湯舟
また、よりを戻しちゃったのね。

極月の木靴のならぶ作業室
木靴、いいね。

窓にある冬青空や授業中
見ます。

朴落葉業務委託の人掃けり
マンション管理業務。

戻り来て営業車から出すジャンパー
リアリティあるなあ。

クリスマスケーキとは分からぬ部分
切り分けると、どの部分もそうなる。

出番まで小部屋に集ふ聖歌隊
のど飴を配る。

沼涸れて織部茶碗のかけらかな
ありそう。

制作部不在の椅子のカーディガン
巧い。

ストーブをまづ寄せてから長電話
準備万端。

長文の短き和訳冬館
見たことあります。

冬木立ダンクシュートを決めてより
ウェストサイドのあのバスケットコート。
 

巡業部長句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月10日(日)02時00分38秒
編集済
  投句一覧です。
【当季雑詠】の八句目の文字化けは「鴎」でした。
では選をお願いします。

【巡】
おでん分け巡査部長と巡査長
カップ麺冷えゆく夜間巡回中
マフラーの巡回したる甘味店
一草をくまなく巡り冬の蜂
看護師の巡るベッドの冬日かな
貴方、逡巡しないで!湯豆腐あ~ん・・
駆け巡る狐一匹撃たれけり
血の巡り思い巡らすちゃんちゃんこ
狐火の太き柱を巡りたる
巡り来る通奏低音からの冬
巡回の警官冬桜をくぐる
巡礼のルルドのみやげ冬泉
焼藷の売声にまた逡巡す
聖地巡礼のごとジョンの忌の珈琲店
天空を天体巡る風邪心地
焚火跡囲むものものしき巡査
逡巡の帰路となりけり冬銀河

【業】
コート脱ぐ間もなく別れ副業へ
業界の黒服並ぶ雪の通夜
業界紙の帯封を解く師走かな
業深きをんなと極月の湯舟
業務用マヨネーズ買ふ寒さかな
業務連絡明日の朝には冬木立
極月の木靴のならぶ作業室
原色の風邪ひいている軽業師
職業欄なしと記して指の冷え
窓にある冬青空や授業中
着膨れて業務をすこし逸脱す
都電停車場から三業地枯葉舞ふ
乃木坂46、業務命令の青鮫
筆圧強く業務日誌や年詰まる
朴落葉業務委託の人掃けり
戻り来て営業車から出すジャンパー

【部】
クリスマスケーキとは分からぬ部分
ひと部屋にひとつ壺置く冬館
営業部事業部そして日向ぼこ
黄ばみたる部室の壁や十二月
花のある日の八角部屋の竃猫
持ち上げて火事の患部を特定す
室咲や初めて食す希少部位
出番まで小部屋に集ふ聖歌隊
沼涸れて織部茶碗のかけらかな
水涸れて口笛上手きサッカー部
制作部不在の椅子のカーディガン
部員三名同窓会の雪催
部屋中の本のどこから大掃除
部外者の立入つた話や師走
野球部員最後の一打寒落暉

【長】
ストーブをまづ寄せてから長電話
はて長考す鍋焼に決めて来たのに
牡蠣鍋や部長課長の席に俺
岩岩は眠る氷柱を長くして
言ひ訳の長々冬の灯を灯す
枯芝に坊主頭の部長かな
光引く影イコール短日の部長
校長はやさしくて鮟鱇が好き
細長き部屋に集へり燗熱し
雪女戸口で長い話かな
着ぶくれてひみつをふやす長電話
長州の男次々冬館
長々と交す挨拶師走の村
長文の短き和訳冬館
吊るされて鮟鱇長くなりにけり

【当季雑詠】
あかぎれを掠めて紙を折りにけり
クリスマスカードサンタの小さき声
スーパーのおでんを鍋で温める
モンゴルのウォッカで割つてクリスマス
乙女なりサンタクロース脱ぎをれば
感情は記憶のかけら波の花
靴音の同時に止まる冬銀河
幸せに分類される百合鴎
紅葉散る寿司職人の手の動き
司葉子に極月のアンニュイ
子の鼻に聖夜の生クリームかな
実篤の南瓜の下の蒲団かな
手袋の指に押さるる認印
人参の葉の真青なり絶好調
冬霧をそつと押しやるラムプの灯
冬木立ダンクシュートを決めてより
冬靄に忘れてゐた牛の匂ひ
売る気なぞ微塵も無くて暦売

(以上)

15句選(特選、逆選なし)
選句締切:12月13日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

巡業部長句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月 6日(水)21時42分55秒
   出題します。

【巡】
【業】
【部】
【長】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:12月9日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

すみません

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月 6日(水)19時55分8秒
  間違いがありました。
元を修正しています。
ゆかりさん、ごめんなさい。
 

出前一丁句会

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月 6日(水)15時28分42秒
編集済
  結果発表です。早めの選句ありがとうございました。
間違いありましたらご一報ください。

ひさかたの冬日を浴びて出土品     裕美  む百亜ぽ由ゆ亞
鯛焼食む前歯の熱を上げながら     裕美  海
一括変換にて咲かせる寒桜       裕美  亜け由
丁寧におりがみを折る冬やすみ     裕美  朝け
湯たんぽのあはれ島流しとなりぬ    裕美  あ
冬銀河製造機たるトイピアノ      裕美
同じ姓持つや毛糸を編んでゐる     裕美  む海あ由ゆ

その場所に綿虫も出る花嫁も      海太  由
れんこんを日の出る前に掘りにけり   海太  亞
ははの前で葛湯吹いてはなりませぬ   海太  朝京
日の当る午前がよろし枯木山      海太  裕月亜由亞
本心は一切見せず懐手         海太  月ぽけ
のんびりとおでん頬ばり一本気     海太
常吉に丁半博打風花す         海太  む
識見は丁目随一や木の葉髪       海太
でもでもと二の足踏んで冬ざれて    海太  京
すてきねと呼ばれてみても隙間風    海太

出奔のやうに蟷螂枯れにけり      朝比古 京
前貼りはなべて手作り小六月      朝比古 む海月亞
冬蜂に一筆箋の広さかな        朝比古 月京亜由亞
丁字路に終はりし銀杏落葉かな     朝比古 あ
二の酉の短き距離に迷ひけり      朝比古 あけゆ

出入口閉ざして雪の伽藍かな      月犬  京
弘前の雪は昏いといふ女        月犬  苑海百京け亞
一群の男ら囲む夜の焚火        月犬  京ゆ
丁寧なお辞儀で消えし雪女       月犬  朝苑海ぽけ由
焼芋の皮むきながら聞く話       月犬  苑亜あけ

おもちゃ箱出てゆくおもちゃ冬の星   ぽぽな 朝む苑海百亜け亞
前の人風邪ひいている電車かな     ぽぽな 裕朝百京あけ亞
十字架に一人残して冬暮れる      ぽぽな 海京
花柄の泣くのに丁度いい布団      ぽぽな 朝月あけゆ亞
古暦名画の女立ち通し         ぽぽな 百京ゆ

たましひの出口入口吸入器       なむ  裕月亜あゆ
金沢のあたり前田のくりすます     なむ  裕海百ゆ
一連の土葬許可証冬の虹        なむ
太葱と豆腐一丁らしき湯気       なむ  裕苑月亜ぽ
山眠る音のひとつにがらんどう     なむ  裕苑月亜

駅からの夜道出窓に聖樹光       京急  む百
寄鍋に前傾したり無意識下       京急
一声や魚跳ねたる冬市場        京急  裕
横丁は寒風真直ぐみな住居       京急
冬日浴ぶ囲碁盤女系の応接間      京急  む

玄関にポインセチアの出っ張れり    亞子  裕海月け由ゆ
雪雲の近づいてくる不動前       亞子  あ
歳末の仏頂面の一張羅         亞子  裕む苑由
八丁堀へ行く海鼠喰うために      亞子  朝苑
曖昧な水辺に終わる芋煮会       亞子  あ

寒気来よ姓は出光名は佐三       苑を  裕む
冬ひばり前方後円墳頭上        苑を
一二三んのまんまる笑顔ふゆぬくし   苑を  海
冬うらら番頭はんと丁稚どん      苑を  む海亜ぽ
霙降る明るい未来降るごとく      苑を  裕百

寒柝の小さく聞こえ出版社       あんこ 朝苑京ぽ由亞
十二月星のひかりの食前酒       あんこ 百ぽゆ
暮れてゆく一本の道狐罠        あんこ 月亞
しぐるるや八丁堀の印刷所       あんこ む苑亜由
ジーンズのまつすぐ乾く冬の月     あんこ 裕朝む苑百月ぽゆ亞

外出と書いて直帰や黒マフラー     亜紀  朝
皇居前広場の松や冬青空        亜紀  ぽ
ラグビーの一番速き男かな       亜紀  朝ゆ
丁字路を右に折れたる冬の川      亜紀  京
また今日も布団ひろげる六畳間     亜紀  朝苑百京
信号の変はるを待つてゐるマスク    亜紀  ぽ
短冊の文字の不揃ひ初時雨       亜紀
自転車の空気満タン冬うらら      亜紀

出る杭の打たれ強さや霜柱       百花
炉火の前炎うごくを見て眠し      百花  む月
前山の狐へ一枚後ろへ二枚       百花  月
一丁を二人で食べる十二月       百花  朝む苑海京亜ぽあ由ゆ亞
画素数の増ゆる水面や冬日差し     百花  ゆ

出口から入る店内黒コート       けんじ 由
駅前の小さきケーキ屋夕時雨      けんじ 朝む苑亜ぽ
小六月一枚買ひし葉書かな       けんじ あ
丁度良い固さに手袋の馴染む      けんじ 朝
寒柝の遠くなつてから眠る       けんじ 裕苑海百亞

入出場記録の合はず冬帽子       由季  け
水面の上飛ぶ鴨の前のめり       由季  月け
一張羅着て集まりて薬喰        由季  あ
丁寧に素早く作る葛湯かな       由季  裕京亜亞
一文字に結びマスクの中の口      由季  百ぽ

出口しかない駅からの冬銀河      ゆかり あ
以前から好意を持つて花八手      ゆかり 海月ぽあ由
一般の人に紛れて河豚頼む       ゆかり 亜ぽけ由
丁度いいポインセチアの現はるる    ゆかり 裕百
入口にまづ焼藷の香のありて      ゆかり 海百け
 

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