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選句です。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 8月30日(水)17時30分4秒
  2017/08/30(水) 13:45
○海に向くスターバックスカフェ秋暑
夏の名残の海を見ながらブラックコーヒー&読書タイム

○乾いたアサガオ海岸線の記憶
海岸線の記憶に成るほどと。

○手鏡に秋冷の海もちかえる
下五のもちかえる、の展開が巧み。

○さはやかに「横浜」告ぐるアナウンス
横浜という地名のインパクト大ですね。

○芝浜や談志のこゑのだだちゃ豆
だだちゃ豆、香りも味も深みあり、そして談志の芝浜も。

○秋灯のうすうす透きて鯨幕
秋灯の雰囲気ですね。

○第二幕あをき霧よりはじまりぬ
あをき霧が幻想的。

○菊日和父のいつもの一張羅
一張羅があれば万能な父。

○山の水旨し桔梗の蕾張る
沢の水で育つ桔梗の美しき。

○星飛んでファイルに知らぬ拡張子
星飛んでが正にきっかけ。

○どの道を通れど続く阿波踊
あっちの道もこっちの道も踊り三昧。

○靴下と戻り鰹を買ひにけり
なんでもそろうアーケード商店街っていいなぁ。

○信号の複眼蜩のいない街
油蝉はよく鳴いているが、蜩がなかなかいないのが残念。

○地下を裂くサックス全都台風裡
台風裡の外とまた違った地下のサックスの音の嵐の対比。
 
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 8月30日(水)17時02分56秒
  〇深海に半透明な茄子の馬
う。水漬く〇〇〇であらせられましたか。

〇長き夜の死海の泥に包む肌
使用前、使用後。写真では塗ってない肌の部分もつるんと!?

〇幕ふわり落ちて出づるやお月さま
人形劇の一シーン。かわいい。

〇やつ張り行く竜胆を跨いで行く
野菊でなく竜胆。どんな所かしらん。

〇菊日和父のいつもの一張羅
母はいくつも持っているけれど。

〇栗ごはん月は地球に引っ張られ
栗名月。

〇山の水旨し桔梗の蕾張る
掬って飲める辺りの桔梗、清純なかんじ。

〇星飛んでファイルに知らぬ拡張子
うわ、危ない危ない。星の王子さまではなさそうなので、うっかり開かないように。

〇かき氷食べ自信家の赤き舌
青でなく緑でなく、赤。

〇どの道を通れど続く阿波踊
横丁から覗いてあるく阿波踊。人の山で見えない。

〇喰ふ口の言ふ口となり秋の風
なにか言わないといけない関係って。。

〇警備員多すぎるなり月の夜
なんのデモでしょうか。

〇月の出を待つや森にある窪み
森で待つ月の出。最高。

〇栞紐ながなが釣瓶落しかな
あ、もう夕ご飯の支度しなきゃ、とか?
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年 8月30日(水)16時12分17秒
  ○手鏡に秋冷の海もちかえる
蓋を開けるたび海が冷たく輝くのですね。

○颱風の海がみたいと言ふ女
面倒そうな奴なとこがよいです。

○横浜に買ふシウマイや秋の雲
買わねば。

○横浜の雨の匂ひといふ秋思
一昔前の歌謡曲っぽい秋思。

○浜荻の声の高さの夕べかな
浜荻の揺れる様が見えます。

○月あかり人形劇の幕ひらく
たったひとりのための人形劇を想像。

○秋灯のうすうす透きて鯨幕
お通夜ですね。

○幕ふわり落ちて出づるやお月さま
村芝居っぽい。

○ラケットのガットの張りや秋澄めり
ぴーんと秋ですね。

○栗ごはん月は地球に引っ張られ
栗ごはんの黄が月の黄を呼び出す感じが面白い。

○星飛んでファイルに知らぬ拡張子
宇宙人侵略の合図では。

○つるかめ算旅人算の夜長かな
夏休み最終日。

○警備員多すぎるなり月の夜
なにかあれば警備警備の世の中です。仕方ないにしても、なんだかなの気分。

○秋の日をのせワッフルの出来上がり
ふわふわほかほか。美味しい匂いも。
 

選句です。

 投稿者:由季  投稿日:2017年 8月30日(水)10時52分15秒
  ○海せまき町を蜻蛉と坂道と
小さな湾を囲む町をイメージ。

○颱風の海がみたいと言ふ女
やっかいだけれど、ほっておけない女。

○さはやかに「横浜」告ぐるアナウンス
やはり横花がふさわしいかと。

○黒髪は風です秋の浜あゆむ
風です、の言い切りに一票。

○煙幕を突つ切るやうに芒原
芒原を突っ切る感じ、わかります。

○秋灯し喪服を畳む幕の裏
静かな時間。幕、でいろいろ思わされます。

○天幕に影慌ただしき月夜かな
ドラマチックですね。

○麒麟草でる幕のないワンピース
とっておきのワンピースなのです。

○栗ごはん月は地球に引っ張られ
栗ごはんが絶妙です。

○星飛んでファイルに知らぬ拡張子
それヤバイやつだ。

○どの道を通れど続く阿波踊
本場の阿波踊はこんな感じなのでしょうか。

○プテラノドン飛んで秋天広がりぬ
プテラノドンのプが効いている。

○喰ふ口の言ふ口となり秋の風
ずっと観察していたのですね。

○月の出を待つや森にある窪み
窪みに弱い。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 8月30日(水)10時28分22秒
  ○海は日を上げ子離れの菊日和
新しい出発。晴れた海と菊日和が清々しい。

○乾いたアサガオ海岸線の記憶
夏の思い出のようでもあります。

○手鏡に秋冷の海もちかえる
「もちかえる」がよかった。

○颱風の海がみたいと言ふ女
道行の前触れのよう。

○横浜に買ふシウマイや秋の雲
崎陽軒。あの硬いごはんと一緒にたまに食べたくなる。

○幕ふわり落ちて出づるやお月さま
学校の劇みたい。お月さま、で物語の始まりを感じます。

○やつ張り行く竜胆を跨いで行く
頑固な娘の手洗いしぐさが見えるようです。

○ラケットのガットの張りや秋澄めり
目の付け所がいいなあ。季語もいい。

○喰ふ口の言ふ口となり秋の風
辛いこと言われていそう。喰ふ口、からの導入なので、
言葉を発する相手は親しいひとなのでしょうね。

○警備員多すぎるなり月の夜
いい晩なのに。怖い。

○秋の日をのせワッフルの出来上がり
香ばしきお茶の時間★

○信号の複眼蜩のいない街
「の」はなくてもよいかも。皮肉な実景が見える。

○変はりたるギターの音色秋彼岸
転調の音が聴こえます。

○栞紐ながなが釣瓶落しかな
暗くなった後から物語は佳境へ。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 8月29日(火)07時14分30秒
  ◯海に向くスターバックスカフェ秋暑
APAに向くシアトルズベストコーヒー。

◯地蔵盆誰もなんにもゐない海
トワ・エ・モワッと。

◯庭は海原月光は棒となり
海原お浜小浜VS月亭八光。

◯さはやかに「横浜」告ぐるアナウンス
よこはま たそがれ 火照るのワタシ。

◯横浜の横のひときは天高し
横浜の邪な横山。

◯黒髪は風です秋の浜あゆむ
鬘は禿です真由子です。

◯秋の浜子連れ狼めく父子
乳母車秋の怒濤にチャンとあり。

◯良夜横浜崎陽軒に寄るべし
無月なら神戸来来軒。

◯幕切れの爽やかエンドロールの薄明り
尻切れのシッカロールの薄ぼこり。

◯麒麟草でる幕のないワンピース
麒麟児が突っ張る幕内の土俵。

◯やつ張り行く竜胆を跨いで行く
奴鍼に行く国道を跨いで行く。

◯栗ごはん月は地球に引っ張られ
月9は野球に引っ張られ。

◯鷹渡るイヤと言ひ張る子もあらん
嫌よ嫌よもキスのうち。

◯夜長こそわが恥かしき住処なれ
煙立ち籠め万年布団こそ。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 8月27日(日)17時54分36秒
編集済
  ◎海は日を上げ子離れの菊日和
早い方がいい。18歳かなあ。

◎深海に半透明な茄子の馬
それは最早茄子の馬ではありません。

◎横浜に買ふシウマイや秋の雲
よき風情。シウマイ表記もいい。

◎横浜の横のひときは天高し
あそこかなあ。

◎芝浜や談志のこゑのだだちゃ豆
ふむ、懐かしい。

◎月あかり人形劇の幕ひらく
ひとりぼっちの羊飼いパチパチパチ。あのヨーデルが響く。

◎第二幕あをき霧よりはじまりぬ
ちょっとドキドキします。

◎幕ふわり落ちて出づるやお月さま
いっぺんに夜になるお約束。

◎幕間をバジリコの香や涼あらた
幕間にジェノヴェーゼパスタ。いい御身分です。

◎揚花火今のにて幕かもしれず
これが最後の一発かなあ、わかりにくいですよね。

◎ラケットのガットの張りや秋澄めり
55ポンドぐらい?

◎新走り張詰めるまで酌みにけり
表面張力の美学。

◎どの道を通れど続く阿波踊
メインを通らないと審査から外れます。

◎靴下と戻り鰹を買ひにけり
この不思議な生活感に惹かれます。
 

選句です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 8月27日(日)11時13分18秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯海せまき町を蜻蛉と坂道と
 こういう町に住みたいと思うけど、年寄りに坂道はつらいな。

◯乾いたアサガオ海岸線の記憶
 海岸線の記憶がグー。

◯庭は海原月光は棒となり
 なんだかかっこいいですね。

◯ずかと来て浜の無月と呟きぬ
 ずかと来ましたか、それで無月、きっといい男(たぶん)だな。

◯歌途切れ浜辺いつしか月の色
 月の色の浜辺がグー。

◯秋の浜子連れ狼めく父子
 目が離せない。そのうち柳生の追っ手があらわれそう。

◯第二幕あをき霧よりはじまりぬ
 霧からはじまる第二幕、観たいです。

◯やつ張り行く竜胆を跨いで行く
 さっさと行きなさい。

◯栗ごはん月は地球に引っ張られ
 栗、月、地球の出会いよろしいかと。

◯新走り張詰めるまで酌みにけり
 受け皿ににたっぷりこぼしたあとね。

◯星飛んでファイルに知らぬ拡張子
 危ないファイル。開くとPCクラッシュします。

◯乳糖も破れたら夜なべして張れ
 なんのことやらさっぱりわからん。威張っておるのか。

◯つるかめ算旅人算の夜長かな
 子どもに教えているのかな、できの悪い子でいつまでたっても理解できない。

◯月の出を待つや森にある窪み
 森にはあちこちに窪みがありますね。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 8月27日(日)06時45分31秒
  ☆手鏡に秋冷の海もちかえる
 ひやひやと。家に着いた途端、儚く消える。

☆長き夜の死海の泥に包む肌
 全身パックだろうか。結構ブルジョア感あり。

☆颱風の海がみたいと言ふ女
 こういう女性嫌いじゃないけれど、危ういかも。

☆横浜の雨の匂ひといふ秋思
 ちょっと饐えたような潮の匂いとともに。

☆秋の浜子連れ狼めく父子
 中村錦之助ですな。冥府魔道。

☆煙幕を突つ切るやうに芒原
 煙幕とは言い得て妙。

☆月あかり人形劇の幕ひらく
 人形劇ってなぜか切ない感じがあるのは何故。

☆秋灯し喪服を畳む幕の裏
 なぜだか妙に艶っぽい。

☆天幕に影慌ただしき月夜かな
 慌ただしき、上手。できれば全体17音に収めたいところ。

☆ラケットのガットの張りや秋澄めり
 テニスかバドミントンかスカッシュか。

☆菊日和父のいつもの一張羅
 お気に入りなのだ。そして、一張羅だと、周りの人が感ずいていることを本人は知らない。

☆栗ごはん月は地球に引っ張られ
 栗ごはん句として異色。発想の飛ばし方に独自の感性。

☆どの道を通れど続く阿波踊
 これは徳島ではなくて、高円寺の感じがする。元地元民として、首肯するばかり。

☆月の出を待つや森にある窪み
 周りを伺いながら、静かに待つ。月見の風情というより狼男っぽい。
 

海浜幕張句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 8月27日(日)00時35分7秒
  投句一覧です。

【海】
海せまき町を蜻蛉と坂道と
海に向くスターバックスカフェ秋暑
海は日を上げ子離れの菊日和
海風の淋しかりけり赤とんぼ
海坊主チャンドラボース鳥黐に
乾いたアサガオ海岸線の記憶
手鏡に秋冷の海もちかえる
秋の海コーヒーミルの手に軽し
秋落暉東京臨海副都心
深海に半透明な茄子の馬
逝く夏のわたせせいぞう色の海
地蔵盆誰もなんにもゐない海
長き夜の死海の泥に包む肌
庭は海原月光は棒となり
颱風の海がみたいと言ふ女

【浜】
さはやかに「横浜」告ぐるアナウンス
ずかと来て浜の無月と呟きぬ
横浜に買ふシウマイや秋の雲
横浜の雨の匂ひといふ秋思
横浜の横のひときは天高し
歌途切れ浜辺いつしか月の色
黒髪は風です秋の浜あゆむ
芝浜や談志のこゑのだだちゃ豆
秋の浜子連れ狼めく父子
浜荻の声の高さの夕べかな
浜辺より始まつてゐし秋思かな
良夜横浜崎陽軒に寄るべし
林火忌や浜に小き火を焚いて
殷賑の浜にドドンパ馬肥ゆる

【幕】
煙幕を突つ切るやうに芒原
月あかり人形劇の幕ひらく
秋灯し喪服を畳む幕の裏
秋灯のうすうす透きて鯨幕
秋風のテントひとつや鯨幕
処除幕を掲げドゥテルテ秋の航
第二幕あをき霧よりはじまりぬ
天幕に影慌ただしき月夜かな
幕の内弁当松茸のうすうすと
幕ふわり落ちて出づるやお月さま
幕間のシャンパンの泡秋兆す
幕間をバジリコの香や涼あらた
幕切れの爽やかエンドロールの薄明り
揚花火今のにて幕かもしれず
麒麟草でる幕のないワンピース

【張】
やつ張り行く竜胆を跨いで行く
ラケットのガットの張りや秋澄めり
菊日和父のいつもの一張羅
弓張月棺の上のサキソフォン
栗ごはん月は地球に引っ張られ
山の水旨し桔梗の蕾張る
新走り張詰めるまで酌みにけり
星飛んでファイルに知らぬ拡張子
鷹渡るイヤと言ひ張る子もあらん
仲秋やギターの張りの緩みゆく
張りのある音して秋の花火かな
張り強き弦に替へたる夜半の秋
乳糖も破れたら夜なべして張れ
鵙声を張り上げ天に抗ひぬ

【当季雑詠】
かき氷食べ自信家の赤き舌
つるかめ算旅人算の夜長かな
どの道を通れど続く阿波踊
プテラノドン飛んで秋天広がりぬ
喰ふ口の言ふ口となり秋の風
靴下と戻り鰹を買ひにけり
警備員多すぎるなり月の夜
月の出を待つや森にある窪み
秋の日をのせワッフルの出来上がり
秋刀魚より宮尊旨し直虎忌
信号の複眼蜩のいない街
地下を裂くサックス全都台風裡
天国は白衣に交じる酔芙蓉
変はりたるギターの音色秋彼岸
夜長こそわが恥かしき住処なれ
栞紐ながなが釣瓶落しかな

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:8月30日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

まにょんさん

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 8月24日(木)19時53分51秒
   いらっしゃいませ。こちらは初めまして、でしたよね。よろしかったらぜひ次回から投句して下さいませ。

シュッ!

 

まにょんさま

 投稿者:亞子  投稿日:2017年 8月24日(木)10時47分1秒
  わかっていただけてうれしー。  

たぶん

 投稿者:まにょん  投稿日:2017年 8月24日(木)00時27分37秒
  秋晴れて横断歩道の四人かな    亞子

は、これね。素敵な句。
 

海浜幕張句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 8月23日(水)23時15分16秒
  出題です。

【海】
【浜】
【幕】
【張】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:8月26日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

断層鏡肌句会

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 8月23日(水)22時21分9秒
  結果発表です。間違いありましたらご一報ください。

断れぬ母鬼灯を吹いてゐる     朝比古 海あぽ苑亞ゆ
パイの層ケーキの層や秋の昼    朝比古 ぽ
手探りの先の眼鏡や昼寝覚     朝比古 む
肌の色いろいろ里の祭かな     朝比古 亜苑ゆ
存外に大きく秋の金魚かな     朝比古 月海由亜洋亞

きみの見たそれは断じて流れ星   なむ  海
シャトルバス層雲峡の天高し    なむ
蚊の名残鏡の国のチェスボード   なむ
その夕べ肌理の細かい虫時雨    なむ
朝餉夕餉げに一刻の木槿かな    なむ  亜

英断のあとの眼差し鳥渡る     ぽぽな 朝む由
肉厚なパイの断層秋うらら     ぽぽな
鏡から出て満月となりにけり    ぽぽな 朝海む由洋苑ゆ
秋光や鏡に触れるあかんぼう    ぽぽな 朝亞ゆ
秋星や素肌にのせる化粧水     ぽぽな 亜亞

一面の向日葵彼は断念す      月犬  海あ亜洋亞
秋の声地層あらはな岸辺かな    月犬  朝由亞
秋の蝶鏡を過ぎて消えにけり    月犬  あ洋
蛇皮線の夜肌の涼しき嫗かな    月犬
暑き夜のかくも痩せたる脚二本   月犬

あらかじめ入れる断り夜の桃    由季  海ぽ
秋めくやショートケーキは層を見せ 由季  百
神鏡を囲む人々夏の月       由季  月
八月の木肌の熱に触れてをり    由季  亜
木と紙を隔てて聞きぬ鹿の声    由季  朝あ洋百亞ゆ
水槽の底土に層秋きざす      由季  む亜ぽ亞
人肌にミルク温め夜の秋      由季  朝むぽ百ゆ

糸瓜垂れ油断ならない十姉妹    洋子  月由
十六夜のゑのぐの層のもりあがる  洋子  朝あ苑
長き夜の鏡のなかへ猫背かな    洋子  月由ゆ
肌色にふれる肌色ほおずきの実   洋子
糞尿にこだはる理論すいつちよ   洋子  百

秋晴れて横断歩道の四人かな    亞子  む洋ゆ
登高の中高年が層をなす      亞子  由百ゆ
小鳥来る三面鏡の中に母      亞子  月海あぽ苑
肌脱ぎの男突っ立つ月明り     亞子  月百
朝顔に何か言われて謝りぬ     亞子  朝あ苑

断崖に垂れからすうり愉しさう   苑を  月あ亜洋百亞
月光を高層階へ昇りゆく      苑を  ぽ
新涼や鏡のやうな風が吹く     苑を  むあ亜ぽ亞ゆ
クレヨンの肌色で描く衣かつぎ   苑を  む由亜百
釣瓶落し御飯ですよと路地の声   苑を  海あ

断岸の佐渡を橋脚天の川      百花
幾層の智の重なりや月夜茸     百花  月
やや寒の鏡に見入る天照大神(あまてらす) 百花
秋澄むや水もしたたるカバの肌   百花  む亜
王朝の再び三たび濁り酒      百花  海む

正確に言ふなら油断西日焼け    海太
私上層階級ですの案山子      海太  月洋
小鳥来る三面鏡の三番池      海太  む
肌理の荒い新豆腐出戻りの姉    海太  洋
生前は枝豆死後はくノ一で     海太  朝洋

雨音の断続的や鶏頭花       亜紀  ぽ苑
層塔をぐるりと回る秋燕      亜紀  亞
洗面所の鏡よく拭く無月かな    亜紀  朝海由洋苑
鈴虫や肌ざはり良きアイマスク   亜紀  朝あ洋ぽ百
天井画うすうす釣瓶落しかな    亜紀  由ぽ苑
体育館の床てかてかと秋暑し    亜紀  あ
工期また見直されたる秋の蝶    亜紀  海由ぽゆ
給茶機で淹るる珈琲いわし雲    亜紀  月苑

休暇明け横断幕の光りたる     あんこ 朝由
踊りつつ光の層となりにけり    あんこ 月む洋ぽ苑ゆ
秋蝉のこゑ地層から細き水     あんこ 月海む亜苑
初潮の夜よ鏡を遠ざけて      あんこ
湯上がりの肌へ月光満たしけり   あんこ 海亜百苑亞
しぼんでも白粉花の賑やかに    あんこ 由百ゆ

禁断の鯖雲そして鰯雲       ゆかり
虫の夜の高層階を思ふべし     ゆかり 朝
長き夜の写真機といふ鏡責め    ゆかり 月
肌色で働いてゐる残暑かな     ゆかり 百亞
虫の夜の左に曲がる救急車     ゆかり あ百
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 8月23日(水)21時55分38秒
  ○秋晴れて横断歩道の四人かな
 シュッ!

○断れぬ母鬼灯を吹いてゐる
 弱くて断れないように見えて本当は強くて断れないような…。

○登高の中高年が層をなす
 生きながらにして屍累々感があります。

○踊りつつ光の層となりにけり
 ちび黒サンボの虎的恍惚があります。

○鏡から出て満月となりにけり
 フレームの制約がなくなったのですね。

○新涼や鏡のやうな風が吹く
 生死の境のような風を感じます。

○長き夜の鏡のなかへ猫背かな
 待て、そこはあの世だ。

○秋光や鏡に触れるあかんぼう
 好奇心で自分に触っているのですね。

○人肌にミルク温め夜の秋
 弱っているときは人肌くらいがいちばんです。

○肌の色いろいろ里の祭かな
 外国人労働者が地域に根ざしているのですね。

○しぼんでも白粉花の賑やかに
 なるほど、こう詠めばいいのですね。

○工期また見直されたる秋の蝶
 認可が下りず工事が先延ばしになっている現場なのですね。

○木と紙を隔てて聞きぬ鹿の声
 その紙、鹿に食べられます。怖いです。
 

選句です。

 投稿者:亞子  投稿日:2017年 8月23日(水)16時34分6秒
  ◯一面の向日葵彼は断念す
ヘンリー・マンシーニのSTが流れて・・・。

◯断れぬ母鬼灯を吹いてゐる
ツライ母、でもかわいい。

◯断崖に垂れからすうり愉しさう
愉の字がよろしいと思う。

◯秋の声地層あらはな岸辺かな
むかしはよく見かけました。

◯水槽の底土に層秋きざす
ガラスだから見えるのですね。

◯層塔をぐるりと回る秋燕
どこへ帰るのかな。

◯新涼や鏡のやうな風が吹く
わかります。

◯秋光や鏡に触れるあかんぼう
手を伸ばすのが見えます。

◯湯上がりの肌へ月光満たしけり
むむむ、贅沢な。

◯肌色で働いてゐる残暑かな
「で」が変な味わい。

◯秋星や素肌にのせる化粧水
「のせる」に秋感あり。

◯存外に大きく秋の金魚かな
夏バテどころか一回り大きく・・・。

◯木と紙を隔てて聞きぬ鹿の声
奈良感あり。奈良の日本旅館感ありあり。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年 8月23日(水)12時17分19秒
編集済
  ○雨音の断続的や鶏頭花
鶏頭が印象的。

○断れぬ母鬼灯を吹いてゐる
その母上を知っている気がします。

○秋蝉のこゑ地層から細き水
見えます。

○十六夜のゑのぐの層のもりあがる
月光の射し込むアトリエかな。

○踊りつつ光の層となりにけり
佃の盆踊りが浮かびました。

○鏡から出て満月となりにけり
納得。

○小鳥来る三面鏡の中に母
後ろを横切ったのでしょうか。明るい秋の日。

○洗面所の鏡よく拭く無月かな
洗面所の鏡よく拭くがとてもよいです。

○湯上がりの肌へ月光満たしけり
気持ちよさそう。素裸でがいいな。

○肌の色いろいろ里の祭かな
最近はことにありそう。

○給茶機で淹るる珈琲いわし雲
仕事中のつかのまの時間。

○朝顔に何か言われて謝りぬ
謝るしかないです。

○天井画うすうす釣瓶落しかな
薄暗い天井画が迫ってきます。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 8月23日(水)12時11分19秒
  〇断崖に垂れからすうり愉しさう
アトのことは考えず。

〇秋めくやショートケーキは層を見せ
食欲の秋。まずショートケーキに目が行って。

〇登高の中高年が層をなす
登山でなく登高でOK。

〇クレヨンの肌色で描く衣かつぎ
そのこころは・・衣を脱げば肌色。

〇人肌にミルク温め夜の秋
赤ちゃんに熱いのはいけないのですね。いつも哺乳瓶を肌へ当てて確かめて。

〇湯上がりの肌へ月光満たしけり
超高層マンションの上階のテラスかしらん。露天風呂では月並み。

〇肌色で働いてゐる残暑かな
肌の色が特定されないのがグッド。暑中の外の労働も想像されます。
もしかしたら、家の中でたんと肌を出している女性?

〇肌脱ぎの男突っ立つ月明り
男が羨ましい・・・。

〇鈴虫や肌ざはり良きアイマスク
鈴虫の音がヘッドホンから。

〇しぼんでも白粉花の賑やかに
相当なご年齢の厚化粧を想像してしまいました。

〇虫の夜の左に曲がる救急車
救急車が近所に泊まると、つい出てみますね。ご無事で。

〇糞尿にこだはる理論すいつちよ
ヒトは生まれてから死ぬまで、出すものが健康のバロメイター。出ないと死にます。
すいつちよ、は、どういうことかしら。

〇木と紙を隔てて聞きぬ鹿の声
風情あります。たまにはそんな所ですごしたい。
 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年 8月23日(水)05時56分52秒
  ○あらかじめ入れる断り夜の桃
深呼吸深呼吸。

○雨音の断続的や鶏頭花
降ったり止んだり。鶏頭の赤が印象的。

○断れぬ母鬼灯を吹いてゐる
優しさからなんでしょうね。

○パイの層ケーキの層や秋の昼
別腹ですよね。美味しそう。

○月光を高層階へ昇りゆく
外階段でしょうか。儀式の匂い。

○水槽の底土に層秋きざす
この視線いいですね。

○踊りつつ光の層となりにけり
皆エネルギー。

○小鳥来る三面鏡の中に母
小さくなったお母さん。

○新涼や鏡のやうな風が吹く
キラキラ。

○人肌にミルク温め夜の秋
人肌がいいです。

○鈴虫や肌ざはり良きアイマスク
耳に目に気持ちいい。

○工期また見直されたる秋の蝶
こういう建物ありそうです。季節が移ります。

○天井画うすうす釣瓶落しかな
ヨーロッパっぽい。

https://ja-jp.facebook.com/PoponaTsukino/

 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 8月22日(火)23時34分46秒
  ◯一面の向日葵彼は断念す

ソフィアローレンでてきそう。

◯秋晴れて横断歩道の四人かな

四人ともスマホやってます。

◯断崖に垂れからすうり愉しさう

ゆらゆら。

◯私上層階級ですの案山子

言ってれば。

◯踊りつつ光の層となりにけり

シンプルなリピート。

◯鏡から出て満月となりにけり

いいかんじ。

◯秋の蝶鏡を過ぎて消えにけり

なんかいいもの見た。

◯洗面所の鏡よく拭く無月かな

拭くという所作が祈祷のよう。

◯肌理の荒い新豆腐出戻りの姉

二人の子連れ。

◯鈴虫や肌ざはり良きアイマスク

いい夢みられそう。

◯生前は枝豆死後はくノ一で

自由自在。

◯存外に大きく秋の金魚かな

出目金とか大きいと驚く。

◯木と紙を隔てて聞きぬ鹿の声

うとうと眠られぬ夜。
 

選句しました。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 8月22日(火)22時24分53秒
  〇一面の向日葵彼は断念す
向日葵の圧倒的なパワーにやられたのね。

〇断崖に垂れからすうり愉しさう
思う存分風に吹かれて気持ち良さげ。

〇秋蝉のこゑ地層から細き水
微妙な響き合いがナイス。

〇水槽の底土に層秋きざす
いつも水槽をよく見ているからこその気づき。

〇新涼や鏡のやうな風が吹く
鏡のやうな風が繊細。

〇クレヨンの肌色で描く衣かつぎ
クレヨンの肌色はこういう時にこそ使うのだ。

〇秋澄むや水もしたたるカバの肌
水もしたたるイケメンカバなのだ。

〇湯上がりの肌へ月光満たしけり
少し火照った肌が妖しく光る。

〇肌の色いろいろ里の祭かな
祭り好きは人種、肌の色を問わず、ワッショイ。

〇八月の木肌の熱に触れてをり
こんなにも太陽の熱を蓄えて。

〇秋星や素肌にのせる化粧水
のせる、の措辞がリアル~。

〇存外に大きく秋の金魚かな
夏の間にじわじわと育っていたの。

〇朝餉夕餉げに一刻の木槿かな
ちょっとしたくつろぎの時間、木槿に癒される。
 

選句しました

 投稿者:由季  投稿日:2017年 8月22日(火)20時53分17秒
  ○英断のあとの眼差し鳥渡る
英断というのは他者からの視点でしょうか。
自分のことだったら自画自賛で可笑しい。

○休暇明け横断幕の光りたる
休み中、母校が活躍したんですね。

○糸瓜垂れ油断ならない十姉妹
大人しそうで、確かに油断ならないかも。

○秋の声地層あらはな岸辺かな
そういう場所ありますね。秋の声も納得。

○登高の中高年が層をなす
よくみる景ですね。層が怖い。

○鏡から出て満月となりにけり
眩しくて素敵です。

○洗面所の鏡よく拭く無月かな
無月ならではでしょうか。わかる気がします。

○長き夜の鏡のなかへ猫背かな
入っていくように見えたのでしょう。

○クレヨンの肌色で描く衣かつぎ
人間を描く以外にも使えます。

○しぼんでも白粉花の賑やかに
白粉花らしいと思います。

○工期また見直されたる秋の蝶
秋の蝶がなんとなくあせっている感じ。

○存外に大きく秋の金魚かな
意外に存在感がありびっくりです。

○天井画うすうす釣瓶落しかな
消えそうなのか、暗くてよく見えないのか。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 8月22日(火)18時32分52秒
  〇一面の向日葵彼は断念す
断腸の思い。のっぴきならない気配が向日葵から感じられる。

〇断れぬ母鬼灯を吹いてゐる
現実にはこういう母困るんですけど、映像的には頼りなくてかわいい。

〇断崖に垂れからすうり愉しさう
下五が魅力的で頂きました。

〇十六夜のゑのぐの層のもりあがる
固まりかけているのか、もう固まっているのか。
絵が仕上がっていく感じ、夜の進行とともに。

〇秋の蝶鏡を過ぎて消えにけり
この秋蝶は不思議な使者。

〇小鳥来る三面鏡の中に母
ただ母が三面鏡の前にいるだけなんでしょうけど、
季語で何か物語を感じるのです。

〇新涼や鏡のやうな風が吹く
「鏡のやうな風」とは透明度が高い光る風なのか。
よくわからないけど、魅力的。季語は近いかもしれないけど、
この場合はいいかも。

〇鈴虫や肌ざはり良きアイマスク
鈴虫からの意外な飛躍。目のあたりに感じている
やわらかい体感がリアルです。

〇体育館の床てかてかと秋暑し
ワックスでしょうか。新学期の始まりのようでもあります。

〇虫の夜の左に曲がる救急車
サイレンが聞こえるようです。

〇朝顔に何か言われて謝りぬ
朝顔を見ている景でしょうか。なんともユーモア。

〇釣瓶落し御飯ですよと路地の声
答える声がそこまで来ている夜に響く。

〇木と紙を隔てて聞きぬ鹿の声
寂しい美しさ。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 8月21日(月)13時52分26秒
  ◎英断のあとの眼差し鳥渡る
誰? チャーチルか。

◎秋晴れて横断歩道の四人かな
園児の帽子が見えます。

◎秋蝉のこゑ地層から細き水
比較的新しい地層でも1千万年くらい前。

◎水槽の底土に層秋きざす
観察眼に一票。

◎踊りつつ光の層となりにけり
これは美しい。

◎鏡から出て満月となりにけり
よくわからない経過がなんとも佳い。

◎手探りの先の眼鏡や昼寝覚
わかりすぎる老人性に一票。

◎小鳥来る三面鏡の三番池
あの三面に番地を付けたのですね。面白い。

◎新涼や鏡のやうな風が吹く
言い得て妙。

◎クレヨンの肌色で描く衣かつぎ
最初の一塗。そこから味付け。

◎秋澄むや水もしたたるカバの肌
美人カバ。

◎人肌にミルク温め夜の秋
百点満点。酒なら千点。

◎王朝の再び三たび濁り酒
金王朝か。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 8月21日(月)07時41分5秒
  ◯あらかじめ入れる断り夜の桃
小夜福子。

◯きみの見たそれは断じて流れ星
流石星乃。

◯一面の向日葵彼は断念す
日向依念子。

◯断れぬ母鬼灯を吹いてゐる
吹田衣母美。

◯秋蝉のこゑ地層から細き水
細見秋子。

◯鏡から出て満月となりにけり
氷鏡志満子。

◯小鳥来る三面鏡の中に母
三鳥巴母子。

◯洗面所の鏡よく拭く無月かな
真面鏡子。

◯湯上がりの肌へ月光満たしけり
湯川光子。

◯王朝の再び三たび濁り酒
三朝花王佳。

◯工期また見直されたる秋の蝶
蝶野直美。

◯存外に大きく秋の金魚かな
外山黄金香

◯釣瓶落し御飯ですよと路地の声
一路真希。
 

選句です。

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 8月20日(日)17時58分7秒
  ゆかりさん、ファイルよろしくね。

◯糸瓜垂れ油断ならない十姉妹
 そう、ああ見えて油断ならないやつら:笑

◯断崖に垂れからすうり愉しさう
 いや、ほんとに愉しそうなからすうりだこと。

◯幾層の智の重なりや月夜茸
 毒もあるよ。どの層にも。

◯私上層階級ですの案山子
 はいはい、そこでツイートしてなさい。

◯秋蝉のこゑ地層から細き水
 末期の水を吸っているのでしょう。

◯踊りつつ光の層となりにけり
 光速ダンスか。

◯小鳥来る三面鏡の中に母
 三面鏡かあ、今でも家庭にあるのかなあ。古い旅館にはあるけど。

◯神鏡を囲む人々夏の月
 研究者かな。それとも昔々の人たち?

◯長き夜の鏡のなかへ猫背かな
 ちょっと怖いね。

◯長き夜の写真機といふ鏡責め
 最近はミラーレスが主流。

◯肌脱ぎの男突っ立つ月明り
 ただ突っ立っているだけか、それとも踊り出すのか?

◯給茶機で淹るる珈琲いわし雲
 オフィスでのコーヒーブレイク。明日から三連休さ。

◯存外に大きく秋の金魚かな
 夏の間に太った金魚。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 8月20日(日)09時30分47秒
  ☆英断のあとの眼差し鳥渡る
 陶酔の真っ最中。

☆休暇明け横断幕の光りたる
 母校の甲子園出場とか。

☆秋の声地層あらはな岸辺かな
 貝塚らしき。

☆十六夜のゑのぐの層のもりあがる
 油絵の具の匂い。

☆虫の夜の高層階を思ふべし
 素直に従う。

☆鏡から出て満月となりにけり
 なんとなくわかるようで、わからない。

☆洗面所の鏡よく拭く無月かな
 無月がイイね。

☆秋光や鏡に触れるあかんぼう
 自らの姿に興味津々。

☆人肌にミルク温め夜の秋
 ふっと感じる夏の終わり。人肌は秋の風合い。

☆鈴虫や肌ざはり良きアイマスク
 アイマスクってしたことないけれど、肌触りがいいのかぁ。

☆生前は枝豆死後はくノ一で
 訳わからんけれど、なんとも言えない魅力。

☆朝顔に何か言われて謝りぬ
 夕方しぼむまでに。

☆木と紙を隔てて聞きぬ鹿の声
 日本家屋の情緒。
 

断層鏡肌句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 8月20日(日)00時48分45秒
  投句一覧です。

【断】
あらかじめ入れる断り夜の桃
きみの見たそれは断じて流れ星
一面の向日葵彼は断念す
雨音の断続的や鶏頭花
英断のあとの眼差し鳥渡る
休暇明け横断幕の光りたる
禁断の鯖雲そして鰯雲
糸瓜垂れ油断ならない十姉妹
秋晴れて横断歩道の四人かな
正確に言ふなら油断西日焼け
断れぬ母鬼灯を吹いてゐる
断崖に垂れからすうり愉しさう
断岸の佐渡を橋脚天の川

【層】
シャトルバス層雲峡の天高し
パイの層ケーキの層や秋の昼
幾層の智の重なりや月夜茸
月光を高層階へ昇りゆく
私上層階級ですの案山子
秋の声地層あらはな岸辺かな
秋めくやショートケーキは層を見せ
秋蝉のこゑ地層から細き水
十六夜のゑのぐの層のもりあがる
水槽の底土に層秋きざす
層塔をぐるりと回る秋燕
虫の夜の高層階を思ふべし
登高の中高年が層をなす
肉厚なパイの断層秋うらら
踊りつつ光の層となりにけり

【鏡】
やや寒の鏡に見入る天照大神(あまてらす)
蚊の名残鏡の国のチェスボード
鏡から出て満月となりにけり
手探りの先の眼鏡や昼寝覚
秋の蝶鏡を過ぎて消えにけり
初潮の夜よ鏡を遠ざけて
小鳥来る三面鏡の三番池
小鳥来る三面鏡の中に母
新涼や鏡のやうな風が吹く
神鏡を囲む人々夏の月
洗面所の鏡よく拭く無月かな
長き夜の鏡のなかへ猫背かな
長き夜の写真機といふ鏡責め

【肌】
クレヨンの肌色で描く衣かつぎ
その夕べ肌理の細かい虫時雨
蛇皮線の夜肌の涼しき嫗かな
秋光や鏡に触れるあかんぼう
秋澄むや水もしたたるカバの肌
人肌にミルク温め夜の秋
湯上がりの肌へ月光満たしけり
肌の色いろいろ里の祭かな
肌色で働いてゐる残暑かな
肌色にふれる肌色ほおずきの実
肌脱ぎの男突っ立つ月明り
肌理の荒い新豆腐出戻りの姉
八月の木肌の熱に触れてをり
鈴虫や肌ざはり良きアイマスク

【当季雑詠】
しぼんでも白粉花の賑やかに
王朝の再び三たび濁り酒
給茶機で淹るる珈琲いわし雲
工期また見直されたる秋の蝶
秋星や素肌にのせる化粧水
暑き夜のかくも痩せたる脚二本
生前は枝豆死後はくノ一で
存外に大きく秋の金魚かな
体育館の床てかてかと秋暑し
虫の夜の左に曲がる救急車
朝顔に何か言われて謝りぬ
朝餉夕餉げに一刻の木槿かな
釣瓶落し御飯ですよと路地の声
天井画うすうす釣瓶落しかな
糞尿にこだはる理論すいつちよ
木と紙を隔てて聞きぬ鹿の声

(以上)

13句選(特選、逆選なし)
選句締切:8月23日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

断層鏡肌句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 8月17日(木)00時23分0秒
  出題です。

【断】
【層】
【鏡】
【肌】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:8月19日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

間違いありました。

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 8月16日(水)23時17分18秒
  集計修正いたしました。ごめんなさい。  

面従腹背句会

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 8月16日(水)23時00分39秒
編集済
  結果発表です。間違いありましたらご一報ください。

裏面なき離婚届や今朝の秋      なむ  海苑百由けゆ
父の忌に見知らぬ従姉妹酔芙蓉    なむ  海ぽ
中トロもコハダもイカも腹上死    なむ
茄子漬の背の茄子紺の美しきこと   なむ
花合歓の雨の家路となりにけり    なむ  亜洋
野分なか墓へ家紋を確かめに     なむ  海月由ぽ

爽籟の水面に雲の流れけり      朝比古 月百
冷房を消して出てゆく従弟かな    朝比古 海洋由け
ステテコの腹筋割れてゐたりけり   朝比古 海亜百
背泳ぎの近づいて来る怖さかな    朝比古 月百洋けゆ
種採の指のさらさらしてきたり    朝比古 苑

ベネチアの仮面は冷やかに笑う    ぽぽな
ちゃん付けで呼ぶ従兄弟の名盆の月  ぽぽな 朝
秋の昼赤子の足の指の腹       ぽぽな 苑月
バス停に集まる秋風の背中      ぽぽな むあ由
どこからか運動会の聞こえくる    ぽぽな 朝苑あ百洋由

向日葵に面と向ひて訊ねけり     月犬  朝海む亜洋由ゆ
母歩けば影が従ふ盆の月       月犬  朝あ由
戦争や秋の緋鯉の腹の太る      月犬
立ち去るは背中痩せたる解夏の僧   月犬
夕闇のところどころに韮の花     月犬  朝苑亜百洋由

地面からダリアおそく起きる習慣   洋子  海月あ
従姉妹たちひそひそ紅花隠元豆    洋子  苑月由ぽ
腹に一物夕顔の実のよこたはる    洋子  む
空蝉の背骨スナーク狩りの地図    洋子  月あ
ひぐらしへゴム手袋がのびてゆく   洋子  む亜あけ

面倒な姉と見てゐる秋の海      海太  苑亜洋由けゆ
役員二人従業員一人柿日和      海太  む亜あ由ゆ
腹痛によく効く体操桃吹けり     海太  ぽ
君が知る背中の黒子真葛原      海太  あぽ
さやけしやこの世は文庫本の中    海太  朝ぽ

水のごと願の糸の正面へ       あんこ
台風や従兄弟の読んでくれる本    あんこ 洋け
とんぼうに追ひ抜かれをり腹の鳴る  あんこ け
背中からはじまつてゐる天の川    あんこ 朝苑亜洋由ゆ
不器用な声の混じれる夕かなかな   あんこ け

後戸の翁面より秋の声        百花
女系にて従妹ばかりや生身魂     百花
腹八分とはいへ必ずとる夜食     百花
胸よりも豪華にかざる案山子の背   百花
鬼百合の鬼といはれて俯ける     百花  月ぽゆ

面識のなき人と見し走馬灯      けんじ 海苑亜あ洋
従来と違ふ形の秋の声        けんじ 朝
空腹なままに蜩の夕         けんじ 亜
背骨から軋み始めし秋刀魚かな    けんじ む
新涼の空を大きく放つ窓       けんじ 苑

夜の秋面相筆のしなりかな      由季  亜百
前例に従ふばかりねこじやらし    由季
ペンギンがお腹で滑る涼新た     由季  朝苑む亜百ぽゆ
天の川鰐が背筋使ふとき       由季  む百ぽ
侍従長花火揚がるを告げにくる    由季

面の皮厚くなりたる案山子かな    亜紀  朝海月百洋由ゆ
面映ゆき同級会や鳳仙花       亜紀  海
従へる部下のやうなる秋の蝶     亜紀  海月む
腹太き投手力投生ビール       亜紀  朝苑むけゆ
夕焼を背負うて来たる三輪車     亜紀  朝苑月ぽけ
おもざしの子規似てゐる秋の雲    亜紀  む
グローブを転がるボール秋夕焼    亜紀  あ
生身魂炭水化物ひかへをり      亜紀  朝百

面倒な奴へどろりと濁酒酌む     苑を  海むゆ
桔梗挿す社長と従業員二名      苑を  ゆ
天の川異腹の妹からメール      苑を
秋気満つ背面跳びの湾曲に      苑を  海あけゆ
真昼間の桃滴つて遠のく湖      苑を  月あ百洋ぽ

地面から生えぬ植物秋の空      ゆかり 亜ぽけ
生徒みな縦に従ひ天高し       ゆかり む百洋
片腹に痛みのありて秋暑し      ゆかり
栗飯や夫が使ふ背理法        ゆかり あぽけ
紙に書く脳の広さや秋の水      ゆかり 月
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 8月16日(水)22時37分48秒
編集済
  ○向日葵に面と向ひて訊ねけり
 向日葵の怖さのようなものを捉えていると思います。

○面の皮厚くなりたる案山子かな
 罵倒語としての「案山子」だとするとちょっと面白くないかも知れませんね。

○面倒な姉と見てゐる秋の海
 いや、もうこの歳になると面倒で面倒で…。

○面倒な奴へどろりと濁酒酌む
 眠らせてしまう作戦に出ましたね。

○裏面なき離婚届や今朝の秋
 貰ってきたことはあるのですが、忘れてしまいました。裏面、ありませんでしたっけ。

○桔梗挿す社長と従業員二名
○役員二人従業員一人柿日和
 同じ人の句じゃないのだとしたら、すごいですね。

○ペンギンがお腹で滑る涼新た
 新涼感が横溢しています。

○腹太き投手力投生ビール
 ある時期から腹太き投手、増殖していませんか。

○秋気満つ背面跳びの湾曲に
 見えるようです。

○背泳ぎの近づいて来る怖さかな
 見えてない怖さってあります。泳いでいる方も怖いです。

○背中からはじまつてゐる天の川
 なんだかすごく、言われた感があります。

○鬼百合の鬼といはれて俯ける
 はい、鬼百合ってとても失礼な名前です。でも毅然とした感もあります。

 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年 8月16日(水)19時09分33秒
編集済
  ◯地面から生えぬ植物秋の空
ラピュタとか。

◯面倒な姉と見てゐる秋の海
切っても切れない縁。

◯裏面なき離婚届や今朝の秋
裏には証人が名を連ねます。

◯台風や従兄弟の読んでくれる本
帰省の時限定。いつもと違う本、違う声。

◯冷房を消して出てゆく従弟かな
嫌がらせかも。

◯とんぼうに追ひ抜かれをり腹の鳴る
そろそろ夕食の時間です。

◯腹太き投手力投生ビール
若いときは名投手。今も強肩は健在。

◯栗飯や夫が使ふ背理法
いいから黙って食べてください。

◯秋気満つ背面跳びの湾曲に
美しいラインが見えます。

◯背泳ぎの近づいて来る怖さかな
サメとかクラゲとか。

◯夕焼を背負うて来たる三輪車
将来大物になりそう。

◯ひぐらしへゴム手袋がのびてゆく
早く逃げて。

◯不器用な声の混じれる夕かなかな
それは私の声真似です。
 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年 8月16日(水)00時57分21秒
  ○地面から生えぬ植物秋の空
エアプラントかな。水栽培。空見えて綺麗。

○従姉妹たちひそひそ紅花隠元豆
女の子たち感満載です。

○父の忌に見知らぬ従姉妹酔芙蓉
んー。ありそう。これもご縁です。

○ペンギンがお腹で滑る涼新た
いいですねー。

○腹痛によく効く体操桃吹けり
腹痛に体操していいのかな。お大事に。

○栗飯や夫が使ふ背理法
理屈の好きなパートナー。耳になってあげるのもお布施ですね。

○君が知る背中の黒子真葛原
真葛原がすごい。

○天の川鰐が背筋使ふとき
見えました見えました!

○夕焼を背負うて来たる三輪車
一日漕いでました。

○さやけしやこの世は文庫本の中
これも幸せのかたち。

○鬼百合の鬼といはれて俯ける
そうだったのね。

○真昼間の桃滴つて遠のく湖
感覚的感がいいですね。

○野分なか墓へ家紋を確かめに
なんだか劇的。お疲れ様でした。

https://ja-jp.facebook.com/PoponaTsukino/

 

選句しました

 投稿者:由季  投稿日:2017年 8月15日(火)15時06分21秒
  ○向日葵に面と向ひて訊ねけり
それまで、どきどきします。

○面の皮厚くなりたる案山子かな
風雨に耐えるためそうなりました。

○面倒な姉と見てゐる秋の海
姉はいませんがわかる気がします。

○裏面なき離婚届や今朝の秋
なるほど。別れはあっさりと。

○従姉妹たちひそひそ紅花隠元豆
子どもの頃も、大人になっても。

○母歩けば影が従ふ盆の月
母の貫禄。

○役員二人従業員一人柿日和
柿日和のローカル感がよいです。

○冷房を消して出てゆく従弟かな
いつのまにか大人に。

○バス停に集まる秋風の背中
あ行の繰り返しがいいですね。

○背中からはじまつてゐる天の川
映像的にも納得できました。

○どこからか運動会の聞こえくる
運動会、という省略が上手くいっている。

○野分なか墓へ家紋を確かめに
なぜ家紋を確かめようと思ったのか。
野分のなか、尋常ではない。

○夕闇のところどころに韮の花
韮の花、可憐です。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 8月15日(火)13時59分28秒
  ◯向日葵に面と向ひて訊ねけり

向日葵って聞いてくれそうな佇まい。

◯面の皮厚くなりたる案山子かな

雨にもまけず風にもまけずですから。

◯面識のなき人と見し走馬灯

何かご縁があるんでしょうね。

◯面倒な姉と見てゐる秋の海

言っとくけど姉は面倒よ。姉と弟のループ。

◯生徒みな縦に従ひ天高し

縦は美しい。

◯台風や従兄弟の読んでくれる本

どんな本だろう。ワクワク。

◯冷房を消して出てゆく従弟かな

みょうにきっちりした従弟。

◯背泳ぎの近づいて来る怖さかな

バシンとかぶつかってくるし追いこしてゆくし。

◯背中からはじまつてゐる天の川

背中ってパワースポットかも。

◯どこからか運動会の聞こえくる

運動会はどこかからか聞こえてくるものになった。

◯花合歓の雨の家路となりにけり

しっとりと花合歓。

◯真昼間の桃滴つて遠のく湖

湖の残像が桃に滴っています。

◯夕闇のところどころに韮の花

ぼんやりあかりのようです。

 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 8月15日(火)01時43分41秒
  〇爽籟の水面に雲の流れけり
流れ方がゆっくりなのが分かります。

〇面の皮厚くなりたる案山子かな
老けちゃったのかしらん。

〇夜の秋面相筆のしなりかな
しなりますね。集中力が見えます。

〇裏面なき離婚届や今朝の秋
あら、そうなんですか?

〇生徒みな縦に従ひ天高し
運動会の整列。今日だけよ、みたいな。

〇ステテコの腹筋割れてゐたりけり
見てみたい。

〇ペンギンがお腹で滑る涼新た
見てみたい。

〇天の川鰐が背筋使ふとき
見てみたい。

〇背泳ぎの近づいて来る怖さかな
近づいてくるのは岩とか。なにせ見えないので怖い。

〇どこからか運動会の聞こえくる
我が家では、裏のほうの運動会が前の建物に反射して、両面から聞こえてきます。

〇真昼間の桃滴つて遠のく湖
せっかく来た湖だけど、食べるときはやっぱり桃を見るので。

〇生身魂炭水化物ひかへをり
即身成仏の準備。

〇夕闇のところどころに韮の花
夕闇が良いですね。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 8月14日(月)19時51分0秒
  ○地面からダリアおそく起きる習慣
けだるい感じとダリアの鮮やかさの対比がもたらすイメージが好きです。

○面識のなき人と見し走馬灯
味わい深い風景。

○母歩けば影が従ふ盆の月
母の人生のような影と月。

○役員二人従業員一人柿日和
柿日和で仕事場や仕事ぶりがいろいろ想像できて、楽しいです。

○バス停に集まる秋風の背中
哀愁がありますね。

○空蝉の背骨スナーク狩りの地図
スナーク狩りと空蝉の取り合わせがいい。

○栗飯や夫が使ふ背理法
妻は涼しい顔で栗飯を食べているのでしょうか。

○君が知る背中の黒子真葛原
静かな艶っぽさ。

○秋気満つ背面跳びの湾曲に
シャッターが捉えた鮮やかな瞬間。

○グローブを転がるボール秋夕焼
部活でしょうか。頑張れ。

○どこからか運動会の聞こえくる
運動会ってそういう感じあります、大人になると。

○ひぐらしへゴム手袋がのびてゆく
農作業の一場面でしょうか。こう書かれると、不思議な感じがします。

○真昼間の桃滴つて遠のく湖
この湖は桃から引き出されるパーソナルな画のようです。
 

選句です

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 8月14日(月)17時17分32秒
  ○向日葵に面と向ひて訊ねけり
訊ねてみたくなる背丈。

○地面から生えぬ植物秋の空
エアープランツといふ不可思議なもの。

○面識のなき人と見し走馬灯
それぞれがそれぞれの気持ちで。

○面倒な姉と見てゐる秋の海
それはお互い様かもですね。

○夜の秋面相筆のしなりかな
美しき顔の生まるる夜の秋。

○役員二人従業員一人柿日和
家内工業的小規模経営。

○ステテコの腹筋割れてゐたりけり
このギャップがなかなか。

○ペンギンがお腹で滑る涼新た
涼新たでペンギンも嬉しそう。

○空腹なままに蜩の夕
夢中になって遊んでいて、かなかなの声で空腹に気づく。

○背中からはじまつてゐる天の川
360度サラウンドな天の川、見てみたい。

○ひぐらしへゴム手袋がのびてゆく
油蝉ではなくひぐらしと言うところがセンスの違い。

○花合歓の雨の家路となりにけり
花合歓が健気にも咲いている。

○夕闇のところどころに韮の花
あの白い花が夕闇の中で意外に目立っている。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 8月14日(月)08時16分24秒
  ○向日葵に面と向ひて訊ねけり
あの花の前に出るとなぜか少し恥しくて、
面と向かったことがない。

○面倒な奴へどろりと濁酒酌む
どんどん酔わせて潰すに限る。

○従へる部下のやうなる秋の蝶
小林桂樹のような蝶。

○生徒みな縦に従ひ天高し
前に従うじゃなくて縦にが面白い。

○役員二人従業員一人柿日和
夫婦経営、社員1名。この会社知っています。

○ペンギンがお腹で滑る涼新た
見たことあるような。

○腹に一物夕顔の実のよこたはる
背に荷物。

○腹太き投手力投生ビール
晩年の江夏。

○バス停に集まる秋風の背中
不思議な場所からの観察。

○天の川鰐が背筋使ふとき
見たことあるような。

○背骨から軋み始めし秋刀魚かな
焼き加減が勝負。

○おもざしの子規似てゐる秋の雲
子規に似てゐるの「に」が抜けたが、句意を優先して一票。

○ひぐらしへゴム手袋がのびてゆく
ビビらずに上からバッと掌をかぶせれば捕獲できます。
 

選句しました。

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 8月13日(日)12時14分47秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯爽籟の水面に雲の流れけり
 いろんな季語があるものだと、勉強になります。さわやかです。

◯地面からダリアおそく起きる習慣
 あまりよい習慣ではないですねえ:笑。年とると早起きになります。

◯面の皮厚くなりたる案山子かな
 そこまで言うと案山子がかわいそう。一所懸命やっております。

◯従へる部下のやうなる秋の蝶
 あまり元気のない部下:笑

◯従姉妹たちひそひそ紅花隠元豆
 なんだか字面もひそひそひそひそ。

◯秋の昼赤子の足の指の腹
 見つけた小さなしあわせ。そんなときもあったなあ。

◯空蝉の背骨スナーク狩りの地図
 わ、スナーク狩り!空蝉の背骨!!いいですね!!!

◯背泳ぎの近づいて来る怖さかな
 それはたしかに怖いなあ。

◯夕焼を背負うて来たる三輪車
 ちっちゃな子なのに、夕焼け背負って一生懸命ね。かわいい姿が見えてきます。

◯鬼百合の鬼といはれて俯ける
 そりゃ、俯向くね。ひどいこという奴じゃなあ。

◯紙に書く脳の広さや秋の水
 ちいさな紙で間に合うね、わたしの場合。

◯真昼間の桃滴つて遠のく湖
 こういう句は好き。遠のく湖がとてもいいなあ。

◯野分なか墓へ家紋を確かめに
 ご苦労なことです。明日にはできないのか。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年 8月13日(日)07時56分59秒
  ○面識のなき人と見し走馬灯
ただ黙って見る外なく。

○面倒な姉と見てゐる秋の海
あふれる姉性。こちらも黙って見るにしかず。

○裏面なき離婚届や今朝の秋
あっさりがいいです。

○従姉妹たちひそひそ紅花隠元豆
字面だけでも女たちのひそひそ感が。

○ペンギンがお腹で滑る涼新た
すいーすいーと秋。

○秋の昼赤子の足の指の腹
かわいい!

○腹太き投手力投生ビール
この辺に注目するのはテレビ観戦だと思う。

○背中からはじまつてゐる天の川
納得。

○夕焼を背負うて来たる三輪車
そろそろおうちに帰ろうね。

○どこからか運動会の聞こえくる
くるくる。

○種採の指のさらさらしてきたり
やった人ならではの感触。

○新涼の空を大きく放つ窓
空を大きく、おお俳句。

○夕闇のところどころに韮の花
韮の花がなんともよいです。

 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 8月13日(日)06時11分15秒
  ◯向日葵に面と向ひて訊ねけり
認知症。

◯地面からダリアおそく起きる習慣
倦怠症。

◯面の皮厚くなりたる案山子かな
象皮症。

◯面映ゆき同級会や鳳仙花
小心症。

◯面識のなき人と見し走馬灯
厚釜症。

◯面倒な奴へどろりと濁酒酌む
依存症。

◯裏面なき離婚届や今朝の秋
一面症。

◯従へる部下のやうなる秋の蝶
妄想症。

◯父の忌に見知らぬ従姉妹酔芙蓉
健忘症。

◯冷房を消して出てゆく従弟かな
神経症。

◯ステテコの腹筋割れてゐたりけり
見栄症。

◯秋気満つ背面跳びの湾曲に
独鈷症。

◯野分なか墓へ家紋を確かめに
心配症。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 8月13日(日)05時18分8秒
  ☆向日葵に面と向ひて訊ねけり
 向日葵だったらちゃんと応えてくれそう。

☆面の皮厚くなりたる案山子かな
 最初はちょっと恥ずかしそうだったのね。

☆ちゃん付けで呼ぶ従兄弟の名盆の月
 これよく解るなぁ。

☆従来と違ふ形の秋の声
 温暖化が進んでいたりする。

☆母歩けば影が従ふ盆の月
 盆の月の明るさと情緒。

☆ペンギンがお腹で滑る涼新た
 微笑ましい平和的な景のよろしさ。

☆腹太き投手力投生ビール
 晩年の江夏を思う。まぁ力投派では無かったけれど。

☆背中からはじまつてゐる天の川
 確かに腹からじゃなさそう。

☆夕焼を背負うて来たる三輪車
 きこきこと。

☆さやけしやこの世は文庫本の中
 大胆な断定。

☆どこからか運動会の聞こえくる
 祭笛と運動会ってこういうもの。

☆生身魂炭水化物ひかへをり
 糖質制限ダイエット。ライザップかも。

☆夕闇のところどころに韮の花
 韮の花、意外と可憐。
 

面従腹背句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 8月13日(日)02時33分36秒
  投句一覧です。

【面】
ベネチアの仮面は冷やかに笑う
後戸の翁面より秋の声
向日葵に面と向ひて訊ねけり
水のごと願の糸の正面へ
爽籟の水面に雲の流れけり
地面からダリアおそく起きる習慣
地面から生えぬ植物秋の空
面の皮厚くなりたる案山子かな
面映ゆき同級会や鳳仙花
面識のなき人と見し走馬灯
面倒な姉と見てゐる秋の海
面倒な奴へどろりと濁酒酌む
夜の秋面相筆のしなりかな
裏面なき離婚届や今朝の秋

【従】
ちゃん付けで呼ぶ従兄弟の名盆の月
桔梗挿す社長と従業員二名
従へる部下のやうなる秋の蝶
従姉妹たちひそひそ紅花隠元豆
従来と違ふ形の秋の声
女系にて従妹ばかりや生身魂
生徒みな縦に従ひ天高し
前例に従ふばかりねこじやらし
台風や従兄弟の読んでくれる本
父の忌に見知らぬ従姉妹酔芙蓉
母歩けば影が従ふ盆の月
役員二人従業員一人柿日和
冷房を消して出てゆく従弟かな

【腹】
ステテコの腹筋割れてゐたりけり
とんぼうに追ひ抜かれをり腹の鳴る
ペンギンがお腹で滑る涼新た
空腹なままに蜩の夕
秋の昼赤子の足の指の腹
戦争や秋の緋鯉の腹の太る
中トロもコハダもイカも腹上死
天の川異腹の妹からメール
腹に一物夕顔の実のよこたはる
腹太き投手力投生ビール
腹痛によく効く体操桃吹けり
腹八分とはいへ必ずとる夜食
片腹に痛みのありて秋暑し

【背】
バス停に集まる秋風の背中
茄子漬の背の茄子紺の美しきこと
胸よりも豪華にかざる案山子の背
空蝉の背骨スナーク狩りの地図
栗飯や夫が使ふ背理法
君が知る背中の黒子真葛原
秋気満つ背面跳びの湾曲に
天の川鰐が背筋使ふとき
背泳ぎの近づいて来る怖さかな
背骨から軋み始めし秋刀魚かな
背中からはじまつてゐる天の川
夕焼を背負うて来たる三輪車
立ち去るは背中痩せたる解夏の僧

【当季雑詠】
おもざしの子規似てゐる秋の雲
グローブを転がるボール秋夕焼
さやけしやこの世は文庫本の中
どこからか運動会の聞こえくる
ひぐらしへゴム手袋がのびてゆく
花合歓の雨の家路となりにけり
鬼百合の鬼といはれて俯ける
紙に書く脳の広さや秋の水
侍従長花火揚がるを告げにくる
種採の指のさらさらしてきたり
新涼の空を大きく放つ窓
真昼間の桃滴つて遠のく湖
生身魂炭水化物ひかへをり
不器用な声の混じれる夕かなかな
野分なか墓へ家紋を確かめに
夕闇のところどころに韮の花

(以上)

13句選(特選、逆選なし)
選句締切:8月16日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

面従腹背句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 8月 9日(水)23時03分31秒
  出題です。

【面】
【従】
【腹】
【背】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:8月12日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

外来生物句会結果です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 8月 9日(水)22時53分23秒
  結果発表です。
間違いありましたらご一報ください。


生ビール思ひの外に気が付いて      海太  ゆ
態度改めよ外面が金蠅          海太  月
系譜なら森鴎外か雛罌粟か        海太
被害者面して来てください(なすび)   海太
害虫は今週黴は来週まで待つよ      海太
防人が来るとの噂落し文         海太
止血剤の生々しくて空蝉         海太
東生はのぼる先生はすべる蛾       海太
京大生に落花生あれば満足        海太
都から鄙へと物流の南瓜         海太
環状の物かも直情の胡瓜         海太
境界に夏物の女あつ糸瓜         海太
局部見せなさい先生に蕃茄の       海太

あの日からベゴニアのある第二外科    なむ  月由洋ゆ
蟹の子が来てぷくぷくと手招きす     なむ  海月由亞
生まれては驟雨死しては虹の橋      なむ
ただならぬ物件として蟇         なむ  海月由洋ゆ
誘蛾灯ここにあつたか百円め       なむ  あ

甚平やいつも外れの籤ばかり       月犬  朝む亜亞
ひとり酒ひつそり蟇の来てをりぬ     月犬  由
肩に触れ凌霄の花生々し         月犬
熱帯夜物々交換的愛           月犬  あ
湾黯し遠くに花火あがりけり       月犬

外国の人の身の丈三尺寝         朝比古
運動会来賓席のつまらなし        朝比古 百
生煮のもののよろしきキャンプかな    朝比古
逝く夏の物売の声伸びやかに       朝比古 あ亜
涼やかや薄紙に透く京の菓子       朝比古 百

夕立のすぐ外側にいるらしく       ぽぽな む海あ亜亞ゆ
笑い声あげて水着の胸達来        ぽぽな 海
遠雷やガーゼの下に物もらい       ぽぽな むあ洋亜亞百
生きている人にも麦茶渡しけり      ぽぽな 朝む月由洋亜亞百ゆ
夏果の舌に都会の薄あかり        ぽぽな 亜

日焼子の眠りぬ外の匂ひさせ       あんこ 由洋
夕焼の在来線へ乗り継ぎぬ        あんこ 朝む月ぽ亞ゆ
生身魂ときどき何か呟きぬ        あんこ 朝海月由亞百ゆ
峰雲を越えて動物園のバス        あんこ 由
チェロの音のこぼれて烏瓜の花      あんこ む海亜ぽ

釣り針を外してゐたり星祭        洋子  朝む由亜
遠花火イナゴの佃煮来てゐたり      洋子  百
先生の鸚鵡がゐないこほりみづ      洋子  亜
ひぐらしを聴いて異物になつてゐる    洋子  むあ亜亞百
泣きながら蜜豆ややこしい詩集      洋子  あ

朝顔や外階段を上りつめ         由季  朝月洋ぽゆ
来るときはいつも西瓜を提げてゐる    由季  朝むあ洋亞百ゆ
学生服十名乗せて遊び舟         由季  ぽ
放物線よりは頑張る蛍かな        由季  朝
夏痩せて次々と釣る外来魚        由季  海洋亞

外国語飛び交ふカフェや夜の秋      亜紀  朝洋
湾岸の外気に触るる遠花火        亜紀
来歴を語り終へたる泉かな        亜紀  む海由洋ぽ
生憎と言はれてしまふソーダ水      亜紀  あ
青年の生年月日宵まつり         亜紀
万物に物音ありて百物語         亜紀  由亞
太ももを上げて快走雲の峰        亜紀  朝洋ぽ百ゆ
オルゴールの蓋ゆつくりと星涼し     亜紀  朝あぽ亞百

大西日ヤジのもつれる外野席       亞子  朝
てんとむし小指の先に来て止まる     亞子  海
蚊に生まれ今日蚊柱となりにけり     亞子  む月由百ゆ
日盛の放物線を行くボール        亞子  む百
夕立を走るよ楽しい嘘ついて       亞子  月あ亜ぽ

空蝉やじぶんの足で外へ出る       百花  ぽゆ
梧桐へ青き風来て実のたわわ       百花  海
爽やかや生れて初めて触るる布      百花  ぽ
物いへばいくさのにほひ敬老日      百花  海月ぽ
さるすべり花も歴史もただ重し      百花  月

炎昼の場外馬券売場かな         ゆかり あ
夜の秋の来夢来人の戸の開いて      ゆかり 海亜ぽ
足はやき生ものとゐる夜涼かな      ゆかり
未確認飛行物体草田男忌         ゆかり 洋
二編成しかなかった頃の冷房車      ゆかり
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 8月 9日(水)22時27分19秒
  ○あの日からベゴニアのある第二外科
 根付いてしまったのですね。

○空蝉やじぶんの足で外へ出る
 いいですね。

○生ビール思ひの外に気が付いて
 一時の気の迷いだと思います。

○朝顔や外階段を上りつめ
 朝顔感があります。

○夕立のすぐ外側にいるらしく
 ラピュタ的です。

○夕焼の在来線へ乗り継ぎぬ
 目的地まであと少しです。

○来るときはいつも西瓜を提げてゐる
 西瓜が好きだと思われているのです。

○蚊に生まれ今日蚊柱となりにけり
 求愛行動に参加できる年齢に達したのですね。

○生身魂ときどき何か呟きぬ
 生存の証明なのでしょう。

○ただならぬ物件として蟇
 地縛霊みたいな主なのでしょうか。

○生きている人にも麦茶渡しけり
 故人が好きだったのですね。

○太ももを上げて快走雲の峰
 中学校の部活あたりではそういうトレーニングをするのですが、じつはあまり効果的ではないのです。

 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 8月 9日(水)20時13分38秒
  〇運動会来賓席のつまらなし
敬老席も。周りから見ていたときは、テントの下でイス席で良さそうに思えたけど。

〇遠花火イナゴの佃煮来てゐたり
「来て」で、イナゴの佃煮の脚が殺到。わあ・・・・

〇来るときはいつも西瓜を提げてゐる
最近はカット西瓜でしょうか。

〇遠雷やガーゼの下に物もらい
物もらいのムズムズを思い出しました。遠雷、ね。

〇蚊に生まれ今日蚊柱となりにけり
仲間のいる心強さ。

〇生身魂ときどき何か呟きぬ
生身魂なら、まあまあ良いです。

〇ひぐらしを聴いて異物になつてゐる
異物になっている自分を感じている自分。異物80%。

〇生きている人にも麦茶渡しけり
あの・お菊さん・が配っているのかしら??

〇日盛の放物線を行くボール
空にある放物線上を行くボール!

〇オルゴールの蓋ゆつくりと星涼し
「ゆっくり」が、オルゴールそのものですね。

〇太ももを上げて快走雲の峰
状況に応じての適度な上げ方。快走ですね。

〇涼やかや薄紙に透く京の菓子
やさしい美味しさ。
 

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