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初恋相手句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 1月 3日(水)20時18分18秒
   出題です。

【初】
【恋】
【相】
【手】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:1月6日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 
 

光学迷彩句会

 投稿者:月犬  投稿日:2018年 1月 3日(水)18時24分20秒
  結果発表です。間違いありましたらご一報ください。

蜜柑真つ白な光の皿に坐す      なむ
寒鮃大口鰈御学友          なむ
迷走の鯨震へ声のララバイ      なむ
彩度とは距離のことなりかじけ鳥   なむ  海
寅彦忌歌ふいろはに金平糖      なむ  あ洋百

姫始お利口さんの光くん       海太
初夢や学が無いから肝が無い     海太
元旦ノート博士は思ひ切り迷ふ    海太  裕あ
彩りの薄くて困る三茄子       海太  む
さうよたまたま出逢つただけの初雀  海太  裕月ゆ亜

凍蝶の毀れるときの光かな      月犬  朝京亜百
狐狸学に秘史あり無人の冬座敷    月犬  京
雪原に迷はぬ馬とゐて愉し      月犬  け由百
淑気充つ唐三彩の女人像       月犬  む京海
一本の裸木として待つてゐる     月犬  朝む裕あ京亜由百

一点に光集まる冬館         裕美  あ京け
白鳥や重ねて捨てて科学本      裕美  あ洋
玉子酒迷路を抜けてまた迷路     裕美  あ京洋
長々と葱の青さよ水彩画       裕美  海け亜百
三寒四温あかるき音のタイプミス   裕美  あ亜由

ポインセチア光つてゐる靴きゆうくつ 洋子
手を洗ふ解剖学者みそさざい     洋子  裕ゆ由百
熱燗かめろんぱんの皮か迷ふ     洋子  月ゆ
冬靄へ水彩ゑのぐはこぶ箱      洋子  裕海
木菟の夜をお裁縫のじかん      洋子  裕あけ

天も地も人も光らせ宝舟       朝比古
学食に並びし人の白き息       朝比古 洋け
古暦すこし迷ひて外しけり      朝比古 む裕京ゆ洋由百
霜の夜の蒼き水彩絵具かな      朝比古 海亜由
食積を詰めをる母の漲れり      朝比古 あゆ由

小晦日東京駅へ光る靴        あんこ ゆ洋亜由
英会話学校コートを膝に待つ     あんこ け
迷宮のはじまつてゆく毛糸玉     あんこ む裕ゆ洋亜
霜の声極彩色の女神かな       あんこ 月海け百
うつすらと顔を濡らせし関東煮    あんこ 朝

逆光の鎌鼬になら勝てる       けんじ 月ゆ
雑学の一つ増えたる叔父の冬     けんじ
迷走の末にいつもの晦日蕎麦     けんじ 朝由
虹彩の中に溢れてゐる音符      けんじ 朝む京海亜由百
冬の夜の街に置かれてゐるピアノ   けんじ 朝むあ京ゆ亜由

宴終へ電光板に寒波の字       京急  む月ゆ
臍下に蜜柑の汁や地政学       京急
精力剤迷はず買ひて濃霧に出     京急
彩色の模型戦車霜柱の初試練     京急  月海
隣家より咳この町を住み家とす    京急  朝裕月け由

煤払ひ光と闇を行き来して      由季  京洋け
学食に冬日の当たる席見つけ     由季  朝む裕ゆ洋け亜百
冬鳥のゐて益々の迷路かな      由季
彩色を最後に残す年賀状       由季  朝あ京ゆ海百
日の光あるうちはゐる飾売      由季  朝け百
採光の高窓遠く年詰まる       由季  海

電子レンジの四角き光去年今年    百花  む京亜
学び合ふ楽しさに鍋囲みけり     百花
宛先の生死を迷ふ賀状かな      百花  む月洋由
髪に置く彩りひとつ喪正月      百花  あ月海
人参の飾り切り置く節料理      百花  洋亜

大枯野光の量のあふれたる      亜紀  裕
学園の玄関口や冬木の芽       亜紀
ターミナル駅に迷へる年の暮     亜紀  朝月け
冬夕焼彩の国へと入る走者      亜紀  む海
また増ゆる録画映像年惜しむ     亜紀  朝あ京ゆ
魂の声が歌ふよ初明かり       亜紀  月
県境の鉄橋渡る去年今年       亜紀

大いなる冬日陰てふ間接光      ゆかり
二学期が終はりまつたりしてゐたる  ゆかり 朝む裕洋百
迷ふのは三秒までぞ年用意      ゆかり け
けふもある多賀谷彩子のブーツかな  ゆかり 月海洋
冬芝や田山花袋と聖歌隊       ゆかり 裕月
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2018年 1月 3日(水)18時04分23秒
  新年おめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。


〇凍蝶の毀れるときの光かな
最後が光であるのは ちょっと慰め。

〇学食に冬日の当たる席見つけ
日が当たってなくても元気な学生がいっぱい。

〇手を洗ふ解剖学者みそさざい
ホテルの大広間で 解剖実習することがあるそうですね。洗えないので手を前に出したままで廊下へ出る方もあるそうで、なんだかなあ。。

〇二学期が終はりまつたりしてゐたる
まったり、ぴったり。

〇古暦すこし迷ひて外しけり
晦、大晦、架け替えの日はまだ古暦にある日ですものね。

〇雪原に迷はぬ馬とゐて愉し
迷わぬ馬。りっぱ。

〇彩色を最後に残す年賀状
まとめて順番に作業。良く出来たものから宛先が決まる??

〇霜の声極彩色の女神かな
霜に朝日がそっと当たる頃。

〇長々と葱の青さよ水彩画
長々と川ひとすぢや雪の原、なんて浮かんできます。

〇虹彩の中に溢れてゐる音符
音符!

〇一本の裸木として待つてゐる
最後の審判を?

〇寅彦忌歌ふいろはに金平糖
とても楽しい。

〇日の光あるうちはゐる飾売
売り切ったら、終りね。
 

選句

 投稿者:由季  投稿日:2018年 1月 3日(水)12時49分34秒
  あけましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。
本年もよろしくお願いいたします。


○小晦日東京駅へ光る靴
帰省する靴でしょうか。大晦日じゃないところがよいです。

○手を洗ふ解剖学者みそさざい
念入りに洗っていそうです。

○宛先の生死を迷ふ賀状かな
だんだんこういうことになってきます。

○古暦すこし迷ひて外しけり
愛着があったんですね。

○雪原に迷はぬ馬とゐて愉し
神話的な感じのする馬で頼もしいです。

○迷走の末にいつもの晦日蕎麦
いつものが一番ですね。

○霜の夜の蒼き水彩絵具かな
あえて寒色を。

○虹彩の中に溢れてゐる音符
幸福感も溢れています。

○一本の裸木として待つてゐる
こういうのは既にあるかなぁ、と思ったけれどやはり一票。

○三寒四温あかるき音のタイプミス
反省していない感じが面白いですね。

○食積を詰めをる母の漲れり
漲るとは・・・母の強さがすごい。

○冬の夜の街に置かれてゐるピアノ
あれっと思わせる。ちょっと洒落ている。

○隣家より咳この町を住み家とす
咳にも聞き覚えがあるのです。
 

選句しました。

 投稿者:亜紀  投稿日:2018年 1月 2日(火)22時41分22秒
  ゆかりさん、皆さま、本年もどうぞよろしくお願いいたします。

〇小晦日東京駅へ光る靴
ぱりっときめて里帰り。

〇電子レンジの四角き光去年今年
稼働する四角き光る箱。

〇凍蝶の毀れるときの光かな
毀れるときの光が印象的。

〇学食に冬日の当たる席見つけ
自分なりのお気に入り席。

〇迷宮のはじまつてゆく毛糸玉
こんがらがりの始まりですね。

〇霜の夜の蒼き水彩絵具かな
冷え冷えとした蒼。

〇長々と葱の青さよ水彩画
写実性に優れた水彩画。

〇虹彩の中に溢れてゐる音符
初見の楽譜でもなんのその。

〇さうよたまたま出逢つただけの初雀
偶然の出会いといふ必然。

〇一本の裸木として待つてゐる
裸木といふありのままの覚悟を持って待つ。

〇三寒四温あかるき音のタイプミス
軽やかなタイプ音と三寒四温の取り合わせが良い。

〇人参の飾り切り置く節料理
お節料理の最後の仕上げとして。

〇冬の夜の街に置かれてゐるピアノ
桑田さんの白い恋人達の世界~。
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2018年 1月 2日(火)21時03分24秒
  皆様、昨年はお世話になりました。
今年もよろしくお願いします。

◯一点に光集まる冬館
何か召喚されるか。燃えるのか。

◯煤払ひ光と闇を行き来して
闇で留まれば煤の勝ち。

◯英会話学校コートを膝に待つ
ちょっと緊張、でもわくわく。

◯学食に冬日の当たる席見つけ
どうせなら暖かいところで。

◯学食に並びし人の白き息
冬日が当たらないらしい。

◯ターミナル駅に迷へる年の暮
大丈夫。みんなで迷えば怖くない。

◯雪原に迷はぬ馬とゐて愉し
存分に雪を楽しみましょう。

◯迷ふのは三秒までぞ年用意
これ以上かかるなら並び直してください。

◯霜の声極彩色の女神かな
アジアの女神。なんとなく優雅。

◯長々と葱の青さよ水彩画
九条葱ですか。おいしそう・

◯日の光あるうちはゐる飾売
縁起物は日のあるうちに買いましょう。

◯木菟の夜をお裁縫のじかん
もくもくと編み進めます。

◯隣家より咳この町を住み家とす
薄い壁。でもちょっと安心。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2018年 1月 2日(火)19時38分46秒
  新年おめでとうございます。
本年も宜しくお願いいたします。

◯小晦日東京駅へ光る靴
 やっぱり光る靴ですね。

◯煤払ひ光と闇を行き来して
 家のなかは闇ほどじゃないけど暗がりが案外多い。

◯学食に冬日の当たる席見つけ
 やったね。

◯学食に並びし人の白き息
 ふたりともカレーかな。

◯二学期が終はりまつたりしてゐたる
 脱力してます。

◯白鳥や重ねて捨てて科学本
 なげやりな気配のなかに白鳥のインパクト。

◯宛先の生死を迷ふ賀状かな
 近頃 迷います。

◯玉子酒迷路を抜けてまた迷路
 酔ってしまった。

◯古暦すこし迷ひて外しけり
 思えばいろいろあったし。

◯迷宮のはじまつてゆく毛糸玉
 あれを迷宮というんですね。

◯けふもある多賀谷彩子のブーツかな
 なんだかリアル。

◯人参の飾り切り置く節料理
 いつもとちょっと違う人参。

◯寅彦忌歌ふいろはに金平糖
 寅彦先生金平糖の研究家だったらしいですね。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2018年 1月 2日(火)08時05分43秒
  ◯けふもある多賀谷彩子のブーツかな
お っ声楽家のマドンナ。

◯彩色の模型戦車霜柱の初試練
め りめり霜柱を破壊しながら。

◯彩色を最後に残す年賀状
で きるだけよく目立つ色で。

◯彩度とは距離のことなりかじけ鳥
と んでもないこじつけ。

◯採光の高窓遠く年詰まる
う んと高くしたら目が届かない。

◯淑気充つ唐三彩の女人像
ご 立派ついでに馬も。

◯霜の声極彩色の女神かな
ざ らざらの霜つるつるの女神。

◯霜の夜の蒼き水彩絵具かな
い つも空ばかり描いています。

◯長々と葱の青さよ水彩画
ま るで本物そっくりに。

◯冬夕焼彩の国へと入る走者
す でに後ろには誰も居ない。

◯冬靄へ水彩ゑのぐはこぶ箱
お 菓子の空箱かもしれぬ。

◯虹彩の中に溢れてゐる音符
年 がいもなく感激。

◯髪に置く彩りひとつ喪正月
玉 は光れど心は寂し。
 

選句です。

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 1月 1日(月)00時26分17秒
   旧年中はありがとうございました。今年もよろしくお願いします。

○宴終へ電光板に寒波の字
 一昔前の電球複数個で文字を灯し流れて行く電光ニュースですね。

○逆光の鎌鼬になら勝てる
 惜しい、字足らずであなたの負け。

○小晦日東京駅へ光る靴
 小晦日なんて言葉がありましたね。そういえば今でもルミナリエとかミレナリオとかいう電飾は各地でやっているのでしょうか、と思わせる「光る靴」です。

○学食に冬日の当たる席見つけ
 今どきの学食は、生徒数の減少で誰でも日の当たる席にありつけるような気がします。

○手を洗ふ解剖学者みそさざい
 二物衝撃なのか、解剖対象なのか、ううむ。

○古暦すこし迷ひて外しけり
 これはそうですね。新年が来る前にはずすとなにかが分からなくなるような気がします。

○熱燗かめろんぱんの皮か迷ふ
 熱燗を持つ指が分厚くなってめろんぱんの皮状になっているんだと思うけど、ここまで酩酊したくないです。

○迷宮のはじまつてゆく毛糸玉
 こんがらがってしまったのですね。

○彩色を最後に残す年賀状
 これは版画ではなくて、手作業で彩色するのですね。すごい手間です。

○さうよたまたま出逢つただけの初雀
 俳句における歌謡曲的抒情と異種婚姻譚の邂逅の金字塔とも言うべき句である。

○また増ゆる録画映像年惜しむ
 「録画映像」というのが古風な言い回しですね。デジタル化されていないのか。

○食積を詰めをる母の漲れり
 なにかの拍子にスイッチの入る老いた母を思い浮かべました。

○冬の夜の街に置かれてゐるピアノ
 指が悴んで弾けないと思います。


 

選句します。

 投稿者:京急  投稿日:2017年12月31日(日)23時38分24秒
  ◯一点に光集まる冬館
   オールナイトでエロ事さ。

◯電子レンジの四角き光去年今年
   それをあたためてから、越年情事。

◯凍蝶の毀れるときの光かな
   エロエロ

◯煤払ひ光と闇を行き来して
   いい句ですねえ。

◯狐狸学に秘史あり無人の冬座敷
   意味が分からなかったのですが、エロい。

◯玉子酒迷路を抜けてまた迷路
   うーむ、奥深い。

◯古暦すこし迷ひて外しけり
    すこし が色っぽい。

◯彩色を最後に残す年賀状
    色は最後の楽しみに。

◯淑気充つ唐三彩の女人像
   濡れてくる。

◯虹彩の中に溢れてゐる音符
   いやあ、参りました。

◯また増ゆる録画映像年惜しむ
   結局、死ぬまで見ない。

◯一本の裸木として待つてゐる
  絶倫である。瘤もある。

◯冬の夜の街に置かれてゐるピアノ
  猫踏んじゃった♪を弾く酔漢
  
 

選句です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月31日(日)22時24分9秒
  一年ありがとうございました。そろそろ除夜の鐘撞きにいきます。
よいお年をお迎えください。

◯宴終へ電光板に寒波の字
 体感よりも情報の方が優先する現在、という感じかなあ。

◯逆光の鎌鼬になら勝てる
 勝ち負けか、鎌鼬には勝てないと思う。

◯ターミナル駅に迷へる年の暮
 ターミナル駅で迷わなかったことがない私。頭クラクラ。

◯宛先の生死を迷ふ賀状かな
 で、この歳になると私は年賀状は出さないことにしました。私の生死も不明なり。

◯熱燗かめろんぱんの皮か迷ふ
 どっちでもいいと思うが、比較するふたつの取り合わせが可笑しくてよろしいかと。

◯けふもある多賀谷彩子のブーツかな
 多賀谷彩子って誰よ。知らない名前が出てきて可笑しい。いい句だと思うです。

◯彩色の模型戦車霜柱の初試練
 おっと、いいね。プラモの戦車に色をつけるの難しいよね。で、霜柱が最初の敵ね。

◯霜の声極彩色の女神かな
 う~む、女神には弱いわたし:笑

◯髪に置く彩りひとつ喪正月
 しみじみ。せめてもの彩り。

◯さうよたまたま出逢つただけの初雀
 そうよ、たまたまよ。

◯魂の声が歌ふよ初明かり
 ソウルね。上手いだけのカラオケは聞き飽きた。魂の声こそ大事。

◯冬芝や田山花袋と聖歌隊
 なんだかなあ、でもすごい句だと思う。

◯隣家より咳この町を住み家とす
 わかるなあ。ところが私の住処では隣の物音さえ聞こえない。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年12月31日(日)16時10分43秒
  今年もありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします★

○一点に光集まる冬館
高台の古い瀟洒な洋館を想像しました。
冬の日を柔らかく浴びていそうです。

○白鳥や重ねて捨てて科学本
面白い取り合わせ。

○玉子酒迷路を抜けてまた迷路
玉子酒で酔ってしまったのでしょうか。でも、楽しそう。

○元旦ノート博士は思ひ切り迷ふ
一年の計は元旦から。博士、研究でしょうか。

○彩色を最後に残す年賀状
一枚ずつ、相手を思いながら。

○髪に置く彩りひとつ喪正月
沁みる句。

○また増ゆる録画映像年惜しむ
うちのことのようだ。見るのが追い付かないまま、増えていく。

○一本の裸木として待つてゐる
冬木でなく、裸木というところに、ひたすらな思いの強さを感じます。

○三寒四温あかるき音のタイプミス
大した誤字変換ではなさそう。全体のあっけらかんとしたリズムの良さが魅力。

○食積を詰めをる母の漲れり
息子のため、という感じがする。漲る母の全身の表情がいい。

○冬の夜の街に置かれてゐるピアノ
あ、ドキュメント72時間・2017年年間2位。

○寅彦忌歌ふいろはに金平糖
こちらの句もリズムよろし。寅彦忌も何か飄々としてよい。

○木菟の夜をお裁縫のじかん
木菟と裁縫の紡ぎ出す不思議な世界。
 

選句しました。

 投稿者:裕美  投稿日:2017年12月31日(日)14時27分29秒
  ○大枯野光の量のあふれたる
明るい枯野ですね。

○学食に冬日の当たる席見つけ
特別な席を見つけました。

○手を洗ふ解剖学者みそさざい
このミソサザイの斡旋がこわい!

○二学期が終はりまつたりしてゐたる
こどもが入園して初めてのの二学期、いろいろありました…。

○元旦ノート博士は思ひ切り迷ふ
優柔不断な博士。

○古暦すこし迷ひて外しけり
なんとなく未練がありますよね。

○迷宮のはじまつてゆく毛糸玉
本当にそうです。出口が見つからず、結局適当に切ってしまうこと多し。

○冬靄へ水彩ゑのぐはこぶ箱
絵の具が鮮やかに浮かび上がる。

○さうよたまたま出逢つただけの初雀
ちょっと歌謡曲調ですね。

○一本の裸木として待つてゐる
裸木のところに切実さがある。

○冬芝や田山花袋と聖歌隊
かたい、かたいのリフレインがたのしい。

○木菟の夜をお裁縫のじかん
じっくり裁縫したいものです。

○隣家より咳この町を住み家とす
いろいろ思うところはあるけれど、生きてゆく。

今年は大変お世話になりました。
来年もどうぞよろしくお願いいたします!
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年12月31日(日)09時58分46秒
編集済
  ◎宴終へ電光板に寒波の字
渋谷新宿、忘年会の宴のあと。

◎電子レンジの四角き光去年今年
大晦日も元旦もレジ。これ温めますか。うん。

◎学食に冬日の当たる席見つけ
実感あるなあ。

◎二学期が終はりまつたりしてゐたる
二学期って理不尽に長いよね。

◎宛先の生死を迷ふ賀状かな
年賀状あるある。あれ、あの家の旦那の方、確か死んだと聞いたような。。。連名取るか。

古暦すこし迷ひて外しけり
一年分の愛着。

◎迷宮のはじまつてゆく毛糸玉
慌てずほぐして助手を探して巻きなおす。

◎彩りの薄くて困る三茄子
なるほど。一富士二鷹の色と比べるわけね。

◎淑気充つ唐三彩の女人像
よきかな。

◎冬夕焼彩の国へと入る走者
ちょっと調べてみたのですが、さいたま国際マラソンとか東日本実業団駅伝とか、スタートからゴールまでずーっと彩の国です。そうか二つの自治体をまたぐのは実際には開催が難しいんだ。ってことを教えてくださったので一票(ただし箱根は六郷橋中継点で警視庁から神奈川県警へ、警備責任のタスキが渡るし、熱田神宮から伊勢神宮へ行く全日本大学だと、愛知県警から三重県警なのだと思う)

◎虹彩の中に溢れてゐる音符
飛蚊症。

◎一本の裸木として待つてゐる
よき覚悟なり。

◎冬の夜の街に置かれてゐるピアノ
なにかが始まりそうな気がして、少し立ち止まって見守る。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年12月31日(日)07時59分20秒
  本年もお世話役の方々始め、連衆の皆様もろもろありがとうございました。
良いお年をお迎えください。

☆凍蝶の毀れるときの光かな
 切ない光。

☆学食に冬日の当たる席見つけ
 そして手招きで友を呼ぶ。

☆二学期が終はりまつたりしてゐたる
 この感じはまさしく二学期終わり。

☆ターミナル駅に迷へる年の暮
 何度言っても迷ってしまう駅がある。

☆迷走の末にいつもの晦日蕎麦
 その家の定番でいいんだよね。

☆彩色を最後に残す年賀状
 こういう年賀状、受け取った方は嬉しいだろうな。

☆虹彩の中に溢れてゐる音符
 メルヘンだなぁ。無季句もたまにはよろしき味わい。

☆うつすらと顔を濡らせし関東煮
 美味しそうな湯気でね。

☆また増ゆる録画映像年惜しむ
 撮り始めるとやめられない。

☆一本の裸木として待つてゐる
 「木」があってよかった。

☆冬の夜の街に置かれてゐるピアノ
 野外コンサート会場だろうか。

☆日の光あるうちはゐる飾売
 年の瀬の風物詩。わが町では最近見なくなったなぁ。

☆隣家より咳この町を住み家とす
 住み慣れた町に聞き覚えのある音。
 

光学迷彩句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月31日(日)01時15分43秒
  今年もありがとうございました。投句一覧です。

【光】
ポインセチア光つてゐる靴きゆうくつ
一点に光集まる冬館
宴終へ電光板に寒波の字
逆光の鎌鼬になら勝てる
小晦日東京駅へ光る靴
大いなる冬日陰てふ間接光
大枯野光の量のあふれたる
天も地も人も光らせ宝舟
電子レンジの四角き光去年今年
凍蝶の毀れるときの光かな
煤払ひ光と闇を行き来して
姫始お利口さんの光くん
蜜柑真つ白な光の皿に坐す

【学】
英会話学校コートを膝に待つ
学び合ふ楽しさに鍋囲みけり
学園の玄関口や冬木の芽
学食に冬日の当たる席見つけ
学食に並びし人の白き息
寒鮃大口鰈御学友
狐狸学に秘史あり無人の冬座敷
雑学の一つ増えたる叔父の冬
手を洗ふ解剖学者みそさざい
初夢や学が無いから肝が無い
二学期が終はりまつたりしてゐたる
白鳥や重ねて捨てて科学本
臍下に蜜柑の汁や地政学

【迷】
ターミナル駅に迷へる年の暮
宛先の生死を迷ふ賀状かな
玉子酒迷路を抜けてまた迷路
元旦ノート博士は思ひ切り迷ふ
古暦すこし迷ひて外しけり
精力剤迷はず買ひて濃霧に出
雪原に迷はぬ馬とゐて愉し
冬鳥のゐて益々の迷路かな
熱燗かめろんぱんの皮か迷ふ
迷ふのは三秒までぞ年用意
迷宮のはじまつてゆく毛糸玉
迷走の鯨震へ声のララバイ
迷走の末にいつもの晦日蕎麦

【彩】
けふもある多賀谷彩子のブーツかな
彩りの薄くて困る三茄子
彩色の模型戦車霜柱の初試練
彩色を最後に残す年賀状
彩度とは距離のことなりかじけ鳥
採光の高窓遠く年詰まる
淑気充つ唐三彩の女人像
霜の声極彩色の女神かな
霜の夜の蒼き水彩絵具かな
長々と葱の青さよ水彩画
冬夕焼彩の国へと入る走者
冬靄へ水彩ゑのぐはこぶ箱
虹彩の中に溢れてゐる音符
髪に置く彩りひとつ喪正月

【当季雑詠】
うつすらと顔を濡らせし関東煮
さうよたまたま出逢つただけの初雀
また増ゆる録画映像年惜しむ
一本の裸木として待つてゐる
県境の鉄橋渡る去年今年
魂の声が歌ふよ初明かり
三寒四温あかるき音のタイプミス
食積を詰めをる母の漲れり
人参の飾り切り置く節料理
冬の夜の街に置かれてゐるピアノ
冬芝や田山花袋と聖歌隊
寅彦忌歌ふいろはに金平糖
日の光あるうちはゐる飾売
木菟の夜をお裁縫のじかん
隣家より咳この町を住み家とす

(以上)

13句選(特選、逆選なし)
選句締切:1月3日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

月犬さん、有り難うございました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年12月28日(木)07時09分45秒
編集済
  皆さまも、早めの選句の御協力、有り難うございました。
来年もよろしくお願い申し上げます。

ゆかりさん、有り難うございました。
 

光学迷彩句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月27日(水)23時44分41秒
   151回目の出題です。

【光】
【学】
【迷】
【彩】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:12月30日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。

 150回までの出題はこちらでご覧になれます。
http://misimisi2.blogspot.jp/2017/12/blog-post.html
 

左旋偏波句会

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月27日(水)23時13分33秒
  結果発表です。間違いありましたらご一報ください。
一年間お疲れさまでした。
みなさま良いお年をお迎えください。

湯豆腐の左岸に集ふ葱太し     なむ  裕朝百洋亜け由亞ゆ
絨毯に旋毛を遺し逝きにけり    なむ  月ゆ
偏愛を隠さぬ祖父や竜の髯     なむ  裕苑百亜由海ゆ
自転車を薙いでシベリア寒波かな  なむ
冬のリヴィエラかすれ声選手権   なむ  洋亞

セーター着て左の目から眠くなる  裕美  朝洋亜けゆ
冬の蝶螺旋を描きみづうみへ    裕美  朝
弁当の偏り鳰の沈みゆく      裕美  朝苑む洋亞海
冬椿ちひさく波を作りをり     裕美  洋
冬銀河ピノキオが人間となる    裕美  む月

六林男忌の左眼悪霊ふわふわと   月犬  由
螺旋的回帰と云ふて悴めり     月犬  む
偏愛の侘助会津の陶芸家      月犬  海
風邪の床波打際にあるごとし    月犬  む洋亜由ぽ亞
溶接の錆びし鉄面枇杷の花     月犬  朝亜

差し出した左の頬に雪ひとひら   ぽぽな 月百亜ゆ
クリスマス街は旋律くり返し    ぽぽな 朝亜け由
鯛焼の餡の偏るほう齧る      ぽぽな む百洋亞海
指の間の指輪の硬き寒波急     ぽぽな
新聞と真冬のエッグベネディクト  ぽぽな む亞

左より続く暖房暖房車       朝比古
居眠りの旋毛見下ろし暖房車    朝比古 裕由
偏頭痛始まりさうや枯蓮      朝比古 け
荒星へ立つ波平の髪一本      朝比古 む百ぽ亞
短日や吊革なべて握られて     朝比古 けぽ

右折して左折をすれば年の暮    海太  裕朝苑百亜由ぽ
旋回も途中下車あり冬の鵙     海太
偏向報道から初場所は産まれない  海太
熱燗の京都府経由胃の腑へと    海太  裕ゆ
探梅をスパイ教育として行ふ    海太  裕月洋由

とつぷりと暮れ左から刻む葱    苑を  む洋けゆ
降る雪や旋盤工として停年     苑を  洋亜
偏頭痛ガラスの皿の冬苺      苑を  むぽ海
電磁波の渦巻いてをり冬の海    苑を
朴落葉いちまい冬のすべてがある  苑を  裕

左手が右手にふれて柚子湯かな   洋子  苑亜け由ゆ
犬小屋の施工図ひろげクリスマス  洋子  月ぽ亞
結氷期シュークリームを偏愛    洋子  亞海
寒波らし海みえてくる長いバス   洋子  裕苑け亞
冬靄の襟のブローチ銀の馬     洋子  裕

風止んで寒暮左官の鏝うごく    亞子  むぽゆ
寒星の凱旋門を抜けてきし     亞子  朝苑
大嚔ひびき偏平なる水面      亞子  裕海
北斎のべらぼうな波寒の富士    亞子  苑む百け由ゆ
雪もよい西にかたまる従姉妹たち  亞子  朝月洋けぽゆ

万華鏡覗く左眼風花す       亜紀  百由
左腕より放る直球冬夕焼      亜紀  朝苑
ドーナツ盤走る旋律クリスマス   亜紀  け
偏愛の末のにんべん雪催ひ     亜紀  朝海
地上波の広告の波年の暮      亜紀  裕
去年今年ペットボトルを開くる音  亜紀
歳晩や座席に向かひ合ふ他人    亜紀  朝苑百けぽ
半分で売られて冬至かぼちやかな  亜紀  朝苑む由亞

冬の日や左から乗る遊園地     けんじ 裕苑ゆ
旋律の少し控え目聖歌隊      けんじ 百由
クリスマスツリーの横の偏頭痛   けんじ 苑月洋亜由ぽ亞海
冬オリオン電波時計の針眠る    けんじ 裕亜
年の暮回収されぬことばかり    けんじ 月百亜ゆ

煤逃げや守護霊左ききらしき    百花  月
煙突がなくてサンタへ施錠解く   百花  裕苑
ステンドグラスの偏る厚みクリスマス百花  朝洋亞海
日本海の波わたりくる白うさぎ   百花  月洋
紅潮の頬あり天皇誕生日      百花  ぽ

左岸から来て冬凪の河口かな    由季  月ぽ亞
旋風の真中にある聖樹かな     由季
鯛焼の腹へ餡子の偏りぬ      由季  け海
窓際に電波を探すクリスマス    由季  む百ぽゆ
青海波柄繰り返し年詰まる     由季
極月の偏光レンズ虹色に      由季  海

左折車の饒舌極月のまひる     ゆかり
旋律は聖樹の緑ときに銀      ゆかり 月百亜け
偏屈な親方辺境の師走       ゆかり 月海
行く橇の波乗りに似て樹氷林    ゆかり む月亞
ヨーコ若し貼りつぱなしの古暦   ゆかり 苑百ぽ
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月27日(水)22時33分49秒
編集済
  ○セーター着て左の目から眠くなる
 ストーブがあった頃の空気感を感じます。

○とつぷりと暮れ左から刻む葱
 左利きなのですね。今どきあまり季感はありませんが…。

○左手が右手にふれて柚子湯かな
 これ、自分の左手と右手なのでしょうか。なんだか柚子も浮いていつもと違う触感があるのでしょう。

○差し出した左の頬に雪ひとひら
 マタイ5:39

○冬の日や左から乗る遊園地
 そういえばそうですね。身長制限のための110センチの棒が乗り場に立っていて、小さい子は乗れない、という。

○湯豆腐の左岸に集ふ葱太し
 人工島の妄想でもしているのでしょうか。

○風止んで寒暮左官の鏝うごく
 こういう職業名の使い方ってすごく月犬さんっぽい。どなたの句か存じませんが…。

○絨毯に旋毛を遺し逝きにけり
 これ「まきげ」じゃなくて「つむじ」ですよね。つむじ以外の部分はどこへ行ってしまったのでしょう。不完全犯罪のにおいが…。

○偏愛を隠さぬ祖父や竜の髯
 二物衝撃ではなく竜の髯に偏愛しているような気もします。

○窓際に電波を探すクリスマス
 つまらないパーティーなのでしょうか。

○熱燗の京都府経由胃の腑へと
 ふふふ。伏見の酒でしょうか。

○北斎のべらぼうな波寒の富士
 それがジャポニズムというものなのぢゃ。

○雪もよい西にかたまる従姉妹たち
 「かたまる」が「雪」と響き合って、札幌雪まつりのような様相を呈していますね。

○年の暮回収されぬことばかり
 さまざまな困難や試練がゴミのように回収されるといいですね。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年12月27日(水)13時12分58秒
  ◯クリスマスツリーの横の偏頭痛
本 当は扁桃腺よ。

◯ステンドグラスの偏る厚みクリスマス
年 中同じ場所に。

◯極月の偏光レンズ虹色に
は っきりと色盲。

◯結氷期シュークリームを偏愛
お んぶに抱っこ。

◯鯛焼の腹へ餡子の偏りぬ
世 の中の歪みか。

◯鯛焼の餡の偏るほう齧る
話 が逸れました。

◯大嚔ひびき偏平なる水面
に んにきにきに。

◯偏愛の末のにんべん雪催ひ
な りふり構わず。

◯偏愛の侘助会津の陶芸家
り きゅうの下僕。

◯偏愛を隠さぬ祖父や竜の髯
ま さしく盲愛者。

◯偏屈な親方辺境の師走
し ごとは出来る。

◯偏頭痛ガラスの皿の冬苺
た だでも要らん。

◯偏頭痛始まりさうや枯蓮
寸 詰まりの池で。

◯弁当の偏り鳰の沈みゆく
志 半ばで敢無く。
 

選句です。

 投稿者:亞子  投稿日:2017年12月27日(水)12時20分22秒
  ◯左岸から来て冬凪の河口かな
左岸がよいのだろうなあ。

◯湯豆腐の左岸に集ふ葱太し
この左岸はおもしろい。

◯犬小屋の施工図ひろげクリスマス
できあがるのは年明けです。

◯クリスマスツリーの横の偏頭痛
キラキラには頭痛を促すものがあるのでしょう。

◯ステンドグラスの偏る厚みクリスマス
よく見えてます。

◯結氷期シュークリームを偏愛
意外性ある季語とのとりあわせ。
あ、でもシューアイスもあるからね。

◯鯛焼の餡の偏るほう齧る
どこと言わないテクニシャン。

◯弁当の偏り鳰の沈みゆく
左右と上下の動きですが、このふたつしっくりくるなあ。

◯寒波らし海みえてくる長いバス
長いバスで「やっと見えて来る」実感があります。

◯荒星へ立つ波平の髪一本
荒星と拮抗できる一本の髪アッパレ。

◯行く橇の波乗りに似て樹氷林
橇からの動画を見たらまさにそんな感じだったなあ。

◯風邪の床波打際にあるごとし
「床」と言って正解かと。


◯新聞と真冬のエッグベネディクト
古いカフェ。老紳士の朝食。格調あり。

◯冬のリヴィエラかすれ声選手権
いいです。バカバカしくて。

◯半分で売られて冬至かぼちやかな
丸ごとはいろんな意味でたいへん。

 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年12月27日(水)01時17分53秒
  ○右折して左折をすれば年の暮
ちょうど今の感じですね。

○左岸から来て冬凪の河口かな
フランスかな。

○風止んで寒暮左官の鏝うごく
職人好き。

○犬小屋の施工図ひろげクリスマス
楽しみ。

○クリスマスツリーの横の偏頭痛
現れやすい場所です。

○偏頭痛ガラスの皿の冬苺
ここも出現しやすい。

○荒星へ立つ波平の髪一本
ああ、懐かしい。

○窓際に電波を探すクリスマス
wifi助かります。

○風邪の床波打際にあるごとし
漂います。

○ヨーコ若し貼りつぱなしの古暦
どうぞお元気で。

○紅潮の頬あり天皇誕生日
どうぞ穏やかな日々を。

○歳晩や座席に向かひ合ふ他人
それもまたご縁。

○雪もよい西にかたまる従姉妹たち
関西弁聞こえてきそう。

○短日や吊革なべて握られて
ふとした乗車風景がいいです。

14句選(特選、逆選なし)

ありがとうございました。
 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2017年12月26日(火)23時11分41秒
  ○右折して左折をすれば年の暮
年詰まる感じが伝わってきます。

○左手が右手にふれて柚子湯かな
柚子湯に入って身体を意識している。

○湯豆腐の左岸に集ふ葱太し
この左岸はなかなか味わい深いです。

○万華鏡覗く左眼風花す
万華鏡って普通どちらで覗くかな?と考えてしまいました。

○六林男忌の左眼悪霊ふわふわと
『悪霊』変わった句集でしたね。

○クリスマス街は旋律くり返し
単にクリスマスソングのことを言っているのではないと思います。

○居眠りの旋毛見下ろし暖房車
暖房車の中、誰もが眠いです。

○旋律の少し控え目聖歌隊
聖歌賛美歌はそんなに複雑な旋律はないですからね。

○クリスマスツリーの横の偏頭痛
大人のクリスマスってこんなもの。

○偏愛を隠さぬ祖父や竜の髯
いっそ隠さぬほうが許せます。

○風邪の床波打際にあるごとし
熱が随分ありそう。

○北斎のべらぼうな波寒の富士
べらぼうがいいですね。

○探梅をスパイ教育として行ふ
よく状況がわからないが面白い。

○半分で売られて冬至かぼちやかな
その通りですね。
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年12月26日(火)21時41分16秒
  ○セーター着て左の目から眠くなる
暖かくてついうとうと。

○とつぷりと暮れ左から刻む葱
つまり左きき。何故か不思議な風景。

○左手が右手にふれて柚子湯かな
エロい。または自分の手か。

○湯豆腐の左岸に集ふ葱太し
具材のレイアウトは重要。

○クリスマス街は旋律くり返し
待ち合わせでしばらく聞いていると完全に覚えます。

○ドーナツ盤走る旋律クリスマス
名曲はドーナツ盤から。

○旋律は聖樹の緑ときに銀
心やすらか時々ピカリ。

○鯛焼の腹へ餡子の偏りぬ
では最後まで楽しみに残しておきましょう。

○偏頭痛始まりさうや枯蓮
それは枯蓮の怨念。

○寒波らし海みえてくる長いバス
観光バスからの日本海。

○北斎のべらぼうな波寒の富士
まさにべらぼう。

○歳晩や座席に向かひ合ふ他人
ボックス席は膝があたって気まずい。

○雪もよい西にかたまる従姉妹たち
東に何かいるようです。

○短日や吊革なべて握られて
淡々と過ぎる年末。
 

選句します

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年12月26日(火)17時25分52秒
  ○セーター着て左の目から眠くなる
セーターのぬくもりに片目づつうとうとと。

○右折して左折をすれば年の暮
あっという間の年の暮。

○左手が右手にふれて柚子湯かな
すべすべと良き手触り。

○差し出した左の頬に雪ひとひら
紅潮した頬に雪のひとひらが綺麗。

○湯豆腐の左岸に集ふ葱太し
ミクロからマクロの視点が面白い。

○クリスマス街は旋律くり返し
クリスマスソングのリピート激しですね。

○降る雪や旋盤工として停年
一つの仕事をずっとやり続けてやり遂げた感。

○旋律は聖樹の緑ときに銀
音楽と視覚聴覚のコラボレーション。

○クリスマスツリーの横の偏頭痛
突然に来る偏頭痛。。。

○偏愛を隠さぬ祖父や竜の髯
頑固さと律儀さと。

○冬オリオン電波時計の針眠る
電波時計を眠りにさそう冬オリオン。

○風邪の床波打際にあるごとし
ざわざわと心もとなき心地。

○年の暮回収されぬことばかり
残務感があるある。

○溶接の錆びし鉄面枇杷の花
枇杷の花が絶妙なつき具合。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年12月25日(月)21時05分19秒
  ◯セーター着て左の目から眠くなる
 そう。たいてい左目から。

◯とつぷりと暮れ左から刻む葱
 黒と白のコントラスト。

◯湯豆腐の左岸に集ふ葱太し
 葱太し。いいですね。

◯降る雪や旋盤工として停年
 おとうさん!

◯クリスマスツリーの横の偏頭痛
 ケーキたべるとそうなる。

◯ステンドグラスの偏る厚みクリスマス
 吹きガラスのかな。

◯鯛焼の餡の偏るほう齧る
 たいてい真ん中にない?

◯弁当の偏り鳰の沈みゆく
 鳰の沈みゆく!おしゃれ。

◯冬椿ちひさく波を作りをり
 そうね。

◯日本海の波わたりくる白うさぎ
 大きなウサギ。なんか怖い。

◯風邪の床波打際にあるごとし
 たしかに無力感。

◯雪もよい西にかたまる従姉妹たち
 奈良とか大阪のほう。

◯探梅をスパイ教育として行ふ
 ありそう。

◯冬のリヴィエラかすれ声選手権
 かすれ声選手権!今だったら優勝しそう。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年12月24日(日)18時58分59秒
  〇右折して左折をすれば年の暮
右往左往でなくて良かったですね。

〇差し出した左の頬に雪ひとひら
?っと気持ちの良い句。

〇湯豆腐の左岸に集ふ葱太し
左岸!

〇万華鏡覗く左眼風花す
つい、利き目で。

〇旋律の少し控え目聖歌隊
会衆の声の大きいほうが良い日も。

〇旋律は聖樹の緑ときに銀
音色とはよく言ったものです。

〇鯛焼の餡の偏るほう齧る
餡の偏るほうはお楽しみに残したい。

〇偏愛を隠さぬ祖父や竜の髯
古今隠さぬ方多し。

〇荒星へ立つ波平の髪一本
荒星へ、ね。なみへいさん、なにをお考えなのでしょうか。

〇窓際に電波を探すクリスマス
ラインに夢中? 宇宙人からの電波?

〇北斎のべらぼうな波寒の富士
べらぼう・が良かったです。

〇ヨーコ若し貼りつぱなしの古暦
どこのヨーコさんでしょうか。20年くらい前のだったりして。

〇歳晩や座席に向かひ合ふ他人
相席でおねがいします、なんて言われて。

〇年の暮回収されぬことばかり
毎年やり残すことのなんと多いこと。モノでなくコト。
 

選句です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月24日(日)13時50分59秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯左岸から来て冬凪の河口かな
 なにげない句だけど左岸から来たところがいい。右岸じゃ話にならん。

◯差し出した左の頬に雪ひとひら
 ビンタくるかと思ったら雪でした。右はもう打たれたあとね:笑

◯煤逃げや守護霊左ききらしき
 左利きがいい。右利きでは話にならん。

◯犬小屋の施工図ひろげクリスマス
 サンタのプレゼントは仔犬だったのかな?

◯旋律は聖樹の緑ときに銀
 銀と緑の取り合わせって、この時期ならでは。

◯絨毯に旋毛を遺し逝きにけり
 逝っちゃいましたか、巻き毛の犬か猫。この7月に逝っちゃったうちのクロネコの部屋に残っていた毛も4ヶ月も経つと無くなってしまいました。

◯クリスマスツリーの横の偏頭痛
 うちはインフル:笑

◯偏屈な親方辺境の師走
 辺境じゃなくても親方はおおむね偏屈ね。

◯行く橇の波乗りに似て樹氷林
 景色が見えてきます。ガンガンスピード出してます。

◯日本海の波わたりくる白うさぎ
 これもよく見える。白兎走っています。

◯雪もよい西にかたまる従姉妹たち
 で、み~んな悪い魔女になっちゃうんだ。

◯探梅をスパイ教育として行ふ
 ほんとに探梅って文字はそんなイメージをかきたてます。

◯冬銀河ピノキオが人間となる
 人形の方がいいのになあ。人間はつまらぬかもよ。

◯年の暮回収されぬことばかり
 はい、あれもこれも投げ出されたままでする。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年12月24日(日)11時37分37秒
  ◎とつぷりと暮れ左から刻む葱
どんな場合でも葱だけはたっぷりほしい。

◎風止んで寒暮左官の鏝うごく
熟練の技。鏝絵ならなおさら。

◎螺旋的回帰と云ふて悴めり
60年代的党派性言語。確かに悴む。

◎鯛焼の餡の偏るほう齧る
髣髴。

◎偏頭痛ガラスの皿の冬苺
痛み沁みます。

◎弁当の偏り鳰の沈みゆく
ぎゅうぎゅうに詰めたドカ弁にすれば偏らない。

◎荒星へ立つ波平の髪一本
嗚呼、波平。

◎行く橇の波乗りに似て樹氷林
スピード感あり。

◎窓際に電波を探すクリスマス
聖夜の盗聴器探し。

◎風邪の床波打際にあるごとし
発熱・悪寒。

◎北斎のべらぼうな波寒の富士
言い得て妙。

◎新聞と真冬のエッグベネディクト
もちろん朝刊だね。特に二日酔いの朝の。

◎冬銀河ピノキオが人間となる
♪星に願いを。

◎半分で売られて冬至かぼちやかな
核家族対応。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年12月24日(日)11時04分7秒
  ○右折して左折をすれば年の暮
いくつかの角を曲がればもう歳晩ですね。

○左手が右手にふれて柚子湯かな
いい湯!だな。

○左腕より放る直球冬夕焼
冬夕焼が綺麗なのは部活か草野球かな。

○冬の日や左から乗る遊園地
観覧車をイメージ。

○煙突がなくてサンタへ施錠解く
どうかサンタでありますように。

○寒星の凱旋門を抜けてきし
来そう。

○クリスマスツリーの横の偏頭痛
きらきらツリーじんじん偏頭痛。

○偏愛を隠さぬ祖父や竜の髯
そういうお祖父さんいるいる。

○弁当の偏り鳰の沈みゆく
池の畔のベンチで食べている。私的には不忍池。

○寒波らし海みえてくる長いバス
海岸線を走る「長い」バス。なんだか長い生き物に変じそう。

○北斎のべらぼうな波寒の富士
あれはべらぼう。

○ヨーコ若し貼りつぱなしの古暦
それは古い!壁の色も!

○歳晩や座席に向かひ合ふ他人
歳晩感溢れてます。

○半分で売られて冬至かぼちやかな
ほんにほんに。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年12月24日(日)06時36分21秒
  ☆セーター着て左の目から眠くなる
 片目から眠くなることあるねぇ。

☆右折して左折をすれば年の暮
 ほどよき脱力感。

☆左腕より放る直球冬夕焼
 金田か江夏か。

☆湯豆腐の左岸に集ふ葱太し
 几帳面な雰囲気。

☆クリスマス街は旋律くり返し
 クリスマスソングってやつね。

☆寒星の凱旋門を抜けてきし
 凱旋感が無いところがよろしき風合い。

☆冬の蝶螺旋を描きみづうみへ
 幻想的で美しい。

☆ステンドグラスの偏る厚みクリスマス
 俳句実作者的視点。

☆偏愛の末のにんべん雪催ひ
 鰹節のにんべんか、人偏の文字か不明なところもどかしい。

☆弁当の偏り鳰の沈みゆく
 詰まっていないすかすかのお弁当。

☆歳晩や座席に向かひ合ふ他人
 ふっと気恥ずかしくなることも。

☆雪もよい西にかたまる従姉妹たち
 ご両親のどちらかが関西出身なのでしょう。関係が今一つなのかな。

☆半分で売られて冬至かぼちやかな
 どうってことない日常だけれど、凝視するちょっとした発見。

☆溶接の錆びし鉄面枇杷の花
 あの鉄面、確かに冬の季感。
 

選句しました。

 投稿者:裕美  投稿日:2017年12月24日(日)02時21分51秒
  どうぞよろしくお願いいたします。

○右折して左折をすれば年の暮
頭の中でついつい歩いてみてしまいました。年の暮は何かとばたばたと。

○冬の日や左から乗る遊園地
自分も自然に左のアトラクションから乗っていることに気づきました。
暖かそうで、待つのもしんどくなさそうですね。

○湯豆腐の左岸に集ふ葱太し
中七の表現の仕方、面白いです。

○煙突がなくてサンタへ施錠解く
まずインターフォンを鳴らして、オートロックを開けてもらってエレベーターに乗って。
都会のサンタさんは手順が多いですね。

○居眠りの旋毛見下ろし暖房車
この時期の電車、足元があたたかくて眠くなるんですよね。

○大嚔ひびき偏平なる水面
くしゃみくらいではびくともしない。

○偏愛を隠さぬ祖父や竜の髯
おお、妹びいきだったわたしの祖父のようだ(笑)
そうそう、家にはリュウノヒゲ、たくさん生えていました。

○寒波らし海みえてくる長いバス
バスに乗っていて、もうすぐ海が見えそうなときのあのわくわく。
なのに冬の海はどこか濁っていて、さむざむしくて、なんとなく肩すかし感があるんですよね。

○地上波の広告の波年の暮
「福よこいこい、福よこい♪」
何度も繰り返されるあのCMを見ると、否応なしに年末気分にさせられ、なぜか少しだけ憂鬱になります。

○冬オリオン電波時計の針眠る
静謐。冬オリオンと電波時計は合いますね。

○熱燗の京都府経由胃の腑へと
「ふ」の繰り返しが気持ちいい。ふーっと、息を吐き出す音にもつながりますね。

○探梅をスパイ教育として行ふ
なんだか、おもしろいことをやっている。

○冬靄の襟のブローチ銀の馬
ブローチははっきりと見えたのですね。

○朴落葉いちまい冬のすべてがある
そうかもしれない。
 

左旋偏波句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月24日(日)00時32分19秒
  投句一覧です。

【左】
セーター着て左の目から眠くなる
とつぷりと暮れ左から刻む葱
右折して左折をすれば年の暮
左より続く暖房暖房車
左岸から来て冬凪の河口かな
左手が右手にふれて柚子湯かな
左折車の饒舌極月のまひる
左腕より放る直球冬夕焼
差し出した左の頬に雪ひとひら
冬の日や左から乗る遊園地
湯豆腐の左岸に集ふ葱太し
煤逃げや守護霊左ききらしき
風止んで寒暮左官の鏝うごく
万華鏡覗く左眼風花す
六林男忌の左眼悪霊ふわふわと

【旋】
クリスマス街は旋律くり返し
ドーナツ盤走る旋律クリスマス
煙突がなくてサンタへ施錠解く
寒星の凱旋門を抜けてきし
居眠りの旋毛見下ろし暖房車
犬小屋の施工図ひろげクリスマス
降る雪や旋盤工として停年
旋回も途中下車あり冬の鵙
旋風の真中にある聖樹かな
旋律の少し控え目聖歌隊
旋律は聖樹の緑ときに銀
冬の蝶螺旋を描きみづうみへ
螺旋的回帰と云ふて悴めり
絨毯に旋毛を遺し逝きにけり

【偏】
クリスマスツリーの横の偏頭痛
ステンドグラスの偏る厚みクリスマス
極月の偏光レンズ虹色に
結氷期シュークリームを偏愛
鯛焼の腹へ餡子の偏りぬ
鯛焼の餡の偏るほう齧る
大嚔ひびき偏平なる水面
偏愛の末のにんべん雪催ひ
偏愛の侘助会津の陶芸家
偏愛を隠さぬ祖父や竜の髯
偏屈な親方辺境の師走
偏向報道から初場所は産まれない
偏頭痛ガラスの皿の冬苺
偏頭痛始まりさうや枯蓮
弁当の偏り鳰の沈みゆく

【波】
寒波らし海みえてくる長いバス
荒星へ立つ波平の髪一本
行く橇の波乗りに似て樹氷林
指の間の指輪の硬き寒波急
自転車を薙いでシベリア寒波かな
窓際に電波を探すクリスマス
地上波の広告の波年の暮
電磁波の渦巻いてをり冬の海
冬オリオン電波時計の針眠る
冬椿ちひさく波を作りをり
日本海の波わたりくる白うさぎ
熱燗の京都府経由胃の腑へと
風邪の床波打際にあるごとし
北斎のべらぼうな波寒の富士

【当季雑詠】
ヨーコ若し貼りつぱなしの古暦
去年今年ペットボトルを開くる音
紅潮の頬あり天皇誕生日
歳晩や座席に向かひ合ふ他人
新聞と真冬のエッグベネディクト
青海波柄繰り返し年詰まる
雪もよい西にかたまる従姉妹たち
探梅をスパイ教育として行ふ
短日や吊革なべて握られて
冬のリヴィエラかすれ声選手権
冬銀河ピノキオが人間となる
冬靄の襟のブローチ銀の馬
年の暮回収されぬことばかり
半分で売られて冬至かぼちやかな
朴落葉いちまい冬のすべてがある
溶接の錆びし鉄面枇杷の花

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:12月27日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

月犬さん

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年12月22日(金)08時16分13秒
  いつも集計ありがとうございます。どうぞ、お大事に!  

お大事に。

 投稿者:海太  投稿日:2017年12月21日(木)13時25分27秒
  毎度まいどご苦労様でございます。
インフルエンザ大変でしたね。
お大事にしてください。
 

まったく

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月21日(木)13時23分11秒
  インフルエンザでした:笑
フラフラしながらの集計申し訳ないッス。
皆様もお気をつけください。
 

修正

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月21日(木)06時58分5秒
  集計の修正をしています。  

朝さま

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月21日(木)06時49分19秒
  すみません。至急修正いたしますが、昨日から風邪で高熱。しばらくお待ちください。  

ありゃ

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年12月20日(水)23時30分31秒
  当方の選が無きものとなっているような…  

いやあ

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月20日(水)22時50分22秒
  苑をさんでありましたか(^^);

ちなみには私は巨神兵俳句が無点句だったのでがっくりきています。
 

お詫び

 投稿者:苑を  投稿日:2017年12月20日(水)22時11分20秒
編集済
  幾度となく間違いを繰り返して誠に申し訳ございません。
最初は「永」で考えていたのでしたが。。何時の間にか「氷」に。

力業。。日に日に「痴呆力」「老眼力」を蓄えております。


 

左旋偏波句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年12月20日(水)21時32分27秒
   出題します。

【左】
【旋】
【偏】
【波】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:12月23日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

永世七冠句会

 投稿者:月犬  投稿日:2017年12月20日(水)20時46分2秒
編集済
  結果発表です。間違いありましたらご一報ください。

永六と八大がゐる外は雪       なむ  月海洋亞苑
狐火や観世のシテの足拍子      なむ  月苑
初七日もお七夜も風邪なので欠    なむ  裕
あれ此処にあつた冠鷲の剥製は    なむ  け
寒波来る怒つた猫のやうに来る    なむ  裕あぽ苑け

永井豪の好みさうなる耳袋      朝比古 む海洋け
沢庵をしづかに噛みて世帯主     朝比古 百亜由ぽ苑け
ジャンパーを出でたる七つ道具かな  朝比古 裕百あ洋亞け
霜の夜の瓶より離れゆく王冠     朝比古 け
愚かなる人の愛しき闇汁会      朝比古

永遠は短いことば冬銀河       ぽぽな
雪の目を閉じて世界ゆっくり消す   ぽぽな 裕ゆ
あめつちの初めの七日冬の雷     ぽぽな む
にわとりの鶏冠に雪が降っている   ぽぽな 裕月亜あ苑
親指を入れて蜜柑の香りかな     ぽぽな 百亜

永遠の次の永遠毛糸編む       月犬  百むてゆ由亞
来世では白鳥と云ひし女かな     月犬
七色にすこし足りない冬の虹     月犬  朝百亜あゆ由亞
竃猫冠婚葬祭熟知せり        月犬  て海
雪沓やしづかに濡れてゆく三和土   月犬  む亜ゆ

羽いちまい冬日の海に永らへる    海太  裕亜ぽ
生き生きと彼の世へ向かふ日向ぼこ  海太  て
善人に無くて七癖ちやんちやんこ   海太  ゆ由け
治まりの良き冬薔薇を戴冠す     海太
畠冬ざれても永ちやんなら聴ける   海太  月
田畑みな見渡す限り綿虫の世     海太  ぽ
理由は聞くな七色仮面の中は冬    海太
恵まれて鷲も私も無位無冠      海太  て苑

くり返し永という字を書く寒夜    亞子  てけ
行列の佐世保バーガー風花す     亞子  む亜ぽ
ポコちゃんは七三分けや日向ぼこ   亞子  百亜て洋ぽ苑
少年は王冠蒐め寒昴         亞子  むてぽ
冬のバス永代橋より水面見て     亞子  朝あ海洋け

牡蠣食うて永井荷風の革鞄      洋子
なまこ食ひ観世音見てぼんやりす   洋子  百
ショール深く七難隠すかもしれぬ   洋子  海
ひれ酒の冠動脈に沁みるなり     洋子  月ゆ由
クリスマス磁石と砂鉄みたいな日   洋子  朝裕月ゆ亞苑

寛永通宝ざくざくと出て冬ぬくし   由季  百海
冬日差す世慣れし貌のマントヒヒ   由季  むてゆ
年詰まる七曲署の黒電話       由季  朝亞苑
シャンパンの金の王冠十二月     由季  朝ぽ亞
環七のアップダウンや寒波来る    由季  海

エンジェルの姓は森永クリスマス   百花  む由洋
寒の水一滴に書く世尊二字      百花  月海
七つめの破軍星こそ三島の忌     百花
鶏冠外して丸ごとのクリスマス    百花  月由
鎮火の鉦こずゑに一花のこしつつ   百花

よく吹いて氷見食堂の鰤味噌汁    苑を  月亜あゆ
この世からあの世の隅へ隙間風    苑を  朝百む亜あゆ亞
七人の侍未だ枯野を抜けられぬ    苑を  朝け
戴冠式の画に梟の紛れ込む      苑を  裕百海洋ぽ
極月の底にちひさく光るもの     苑を  裕あ

冬の星何度も削る永久歯       裕美  朝百亜て由海洋ぽけ
一世帯一個限りの大白菜       裕美  月
七日だけポインセチアを飾り置く   裕美  朝あ由
冬深し古書の雨冠に欠け       裕美  む
コンパクトディスク吊るされ冬日和  裕美  朝むて

上を向いて歩こう永遠に冬銀河    亜紀  月亞け
おでん酒世代の違ふ話など      亜紀  月苑
世界観なべて平面日向ぼこ      亜紀  ゆ
七三に分けたることも冬木立     亜紀
折り紙で作る王冠冬ぬくし      亜紀  て洋ぽけ
食卓の真ん中に置く冬林檎      亜紀  朝由海亞
伝へゆく言葉つぎつぎ息白し     亜紀  あ
ホチキスの針を装填霜の夜      亜紀  む海洋ぽ亞

短日の永久機関めく欠伸       けんじ 裕あゆ由海亞
世話好きの集まつてくる日向ぼこ   けんじ 朝裕百亜あ由洋ぽ苑
七つ目のお地蔵さまに耳袋      けんじ 朝裕百むてあ由洋
手袋の置かれ冠の形         けんじ 裕百む由苑
パソコンの起動鯨の会話かな     けんじ ゆ

永遠を誓ふストーブ燃えてゐる    あんこ
大掃除ときどき世田谷線過ぎる    あんこ むてゆ海洋ぽ亞苑け
七巻を読んでより毛布の人に     あんこ てゆ洋け
冠をのせたき頭冬の空        あんこ 朝百月亜
温室を出てより時間動きだす     あんこ 裕百む亜苑

永田町駅一番出口から冬日      てふこ 洋苑
極月の世良公則のWikipedia??????    てふこ 海
ほぼ空の炬燵の卓の七味かな     てふこ 裕洋亞苑
霜柱踏んでわたしは無冠です     てふこ 朝月亜あゆ由亞
銅像にゆるくかぶせてサンタ帽    てふこ 朝亜あぽけ

寒晴や永遠のこと神のこと      ゆかり 海ぽ
極月の世界浴場日本風呂       ゆかり 月て
寒柝やなかんづく火の七日間     ゆかり
こひびとの不定冠詞の息白し     ゆかり て亞
冬日向少なき昼のホテル街      ゆかり 裕月由
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年12月20日(水)20時24分20秒
  ○くり返し永という字を書く寒夜
何かの願掛けでしょうか。

○永井豪の好みさうなる耳袋
デビルマンに似合うといいですね。

○上を向いて歩こう永遠に冬銀河
人生いろいろありますが、見上げれば冬銀河

○冬の星何度も削る永久歯
どこもかしこも虫歯。まさに永遠。

○大掃除ときどき世田谷線過ぎる
都会でもどこが長閑。

○沢庵をしづかに噛みて世帯主
だんだん甘味が出てきます。

○ジャンパーを出でたる七つ道具かな
すべてのポケットに道具を忍ばせてます。

○七巻を読んでより毛布の人に
ここまで読むともう最後まで寝られません。

○七人の侍未だ枯野を抜けられぬ
共通の欠点が方向音痴

○善人に無くて七癖ちやんちやんこ
悪人だともう数えきれませんから。

○あれ此処にあつた冠鷲の剥製は
そんなものありましたっけ。見栄か妄想。

○折り紙で作る王冠冬ぬくし
こたつに入っていろいろ話ながら作りました。

○霜の夜の瓶より離れゆく王冠
忘年会の最中によく見てましたね。

○寒波来る怒つた猫のやうに来る
どどど。まさに襲来

○冬のバス永代橋より水面見て
ちょっと寒くて、のんびりした休日。

○銅像にゆるくかぶせてサンタ帽
町のすべての銅像はサンタになります。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年12月20日(水)15時22分37秒
  ○永田町駅一番出口から冬日
数ある永田町出口の中でも一番出口は議事堂側。永田町駅利用者の思いはさまざまなれど薄い冬日へ向かって行くのですね。

○永六と八大がゐる外は雪
ピアノに向かう八大と寄りかかる永六。外は雪。。2人とももういないという思いも伝わります。

○おでん酒世代の違ふ話など
いつの世もの話題。おでん酒がぴったり。

○狐火や観世のシテの足拍子
狐火に音だけが響きます。

○世話好きの集まつてくる日向ぼこ
賑やかそうで暖かそう。だけど、ちと面倒くさそう(ごめんなさい)。

○大掃除ときどき世田谷線過ぎる
沿線の家。音も聞こえます。揺れもすこし。

○沢庵をしづかに噛みて世帯主
しづかに。でんと構えておられる主なのでしょうね。

○ポコちゃんは七三分けや日向ぼこ
ボコちゃん。ペコちゃんよりマイナーなとこもよいです。

○ほぼ空の炬燵の卓の七味かな
もう空になるからと片づけられずにぽつんとある赤。

○年詰まる七曲署の黒電話
モノクロ的世界。鳴るかも知れないが鳴らずあるのみ。

○にわとりの鶏冠に雪が降っている
鶏冠に雪。印象的な赤と白。

○恵まれて鷲も私も無位無冠
恵まれての堂々とした明るさがよいな。

○手袋の置かれ冠の形
おお!そうですね。

○クリスマス磁石と砂鉄みたいな日
どんな日なのかわからないけどわかる。

○温室を出てより時間動きだす
温室では時間が止まる。わかるなァ。

○寒波来る怒つた猫のやうに来る
怒った猫の比喩は面白い!

 

選句です。

 投稿者:亞子  投稿日:2017年12月20日(水)14時47分32秒
  ◯永遠の次の永遠毛糸編む
なにごとにも次があると。

◯永六と八大がゐる外は雪
六輔七転八倒 なんて言ってましたっけ。

◯上を向いて歩こう永遠に冬銀河
星になって今度は下を見ておられる。

◯短日の永久機関めく欠伸
欠伸の間延び感をうまく言えてる。

◯この世からあの世の隅へ隙間風
おもしろい。

◯大掃除ときどき世田谷線過ぎる
ときどき感がリアル。

◯ジャンパーを出でたる七つ道具かな
ポケットがたくさんありそう、このジャンパーは。

◯ほぼ空の炬燵の卓の七味かな
ぽつんと。

◯七色にすこし足りない冬の虹
かそけき感じ。

◯年詰まる七曲署の黒電話
な、なつかしい。黒電話時代。

◯こひびとの不定冠詞の息白し
あ、でしょうか? あん、でしょうか?

◯シャンパンの金の王冠十二月
シャンパンはほぼ金ですね。

◯霜柱踏んでわたしは無冠です
すがすがしい。

◯クリスマス磁石と砂鉄みたいな日
不思議なとりあわせ。でも説得力あり。

◯ホチキスの針を装填霜の夜
季語が効いてます。

◯食卓の真ん中に置く冬林檎
灯を点すように。
 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年12月20日(水)10時15分47秒
  ○羽いちまい冬日の海に永らへる
羽いちまいが謎めいて良いですね。

○寒晴や永遠のこと神のこと
果てしない気分になるほどの空。

○冬の星何度も削る永久歯
ほんとだ!

○行列の佐世保バーガー風花す
どんなバーガーだろう。

○世話好きの集まつてくる日向ぼこ
そんな気します。

○大掃除ときどき世田谷線過ぎる
窓を開け放して。

○沢庵をしづかに噛みて世帯主
ちょっとふふふな風格あり。

○田畑みな見渡す限り綿虫の世
綺麗。

○ポコちゃんは七三分けや日向ぼこ
ポコちゃんに脚光嬉しい。

○シャンパンの金の王冠十二月
米国31日は相当な量の王冠抜かれます。

○少年は王冠蒐め寒昴
少年感まんさい。

○折り紙で作る王冠冬ぬくし
丁寧に。冬ぬくしがいいですね。

○戴冠式の画に梟の紛れ込む
梟ならばできる。

○ホチキスの針を装填霜の夜
装填がピカイチ。

○寒波来る怒つた猫のやうに来る
大変だ。

○銅像にゆるくかぶせてサンタ帽
無事サンタ役を終えた帰り道。

ありがとうございました。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年12月20日(水)09時00分55秒
  ◯エンジェルの姓は森永クリスマス

 森永さんって苗字だったのね。

◯永井豪の好みさうなる耳袋

 あ!ハレンチ学園。

◯永田町駅一番出口から冬日

 一番出口に注目。

◯永六と八大がゐる外は雪

 雪のなかに銅像のように。ちょっと怖い。

◯冬の星何度も削る永久歯

 丈夫な歯です。

◯世話好きの集まつてくる日向ぼこ

 のんびりしていい風情。

◯大掃除ときどき世田谷線過ぎる

 お住まいは中町あたりかな。

◯ジャンパーを出でたる七つ道具かな

 空き巣?

◯ポコちゃんは七三分けや日向ぼこ

 ポコちゃんてサラリーマンですよね。

◯ほぼ空の炬燵の卓の七味かな

 そういえばたいてい空になってますふしぎです。

◯七つ目のお地蔵さまに耳袋

 ほかのはカラスが持っていきました。

◯七巻を読んでより毛布の人に

 毛布のなかで八巻め?

◯折り紙で作る王冠冬ぬくし

 作りましたね。

◯戴冠式の画に梟の紛れ込む

 なんだか不穏。

◯ホチキスの針を装填霜の夜

 ホチキスと霜の夜。

◯冬のバス永代橋より水面見て

 あのへんバスもゆっくりしてるような気がする。
 

続忠臣蔵

 投稿者:海太  投稿日:2017年12月20日(水)08時11分48秒
  ◯永井豪の好みさうなる耳袋
間瀬耳袋。

◯永六と八大がゐる外は雪
近松永六。

◯寒晴や永遠のこと神のこと
寒晴与五郎。

◯寛永通宝ざくざくと出て冬ぬくし
横川寛永通宝。

◯短日の永久機関めく欠伸
浅野欠伸頭。

◯冬の星何度も削る永久歯
杉野永久歯。

◯寒の水一滴に書く世尊二字
清水一滴。

◯極月の世良公則のWikipedia
世良上野介。

◯大掃除ときどき世田谷線過ぎる
大掃除内蔵助。

◯ショール深く七難隠すかもしれぬ
矢頭右衛門七難。

◯竃猫冠婚葬祭熟知せり
中村冠婚葬祭。

◯戴冠式の画に梟の紛れ込む
大野梟兵衛。

◯ホチキスの針を装填霜の夜
仙石ホチキス守。

◯環七のアップダウンや寒波来る
武林環七。

◯食卓の真ん中に置く冬林檎
大高冬林檎。

◯冬のバス永代橋より水面見て
義士御一行。
 

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