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選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年 2月28日(火)22時05分31秒
  ○しやぼん玉すぐにお終ひ繰返し
淡々と続く日常と同じ。

○青き踏む中途半端な終り方
まだ草が少なかったのでまた来ましょう。

○沈丁花終りのページ捲りをり
終わってしまう悲しさを感じます。

○端末の壁紙として残る鴨
よほどきれいだったのか可愛かったのか。変な顔だったとか。

○蕗味噌や末席に居る実力者
気が抜けません。味が分からない。

○末黒野や麓の街の光りだす
対比が美しい。時間の経過も感じます。

○紫雲英田にねてゐる犬の時間割
次の時間は公園です。

○春の雨父の時計を裏返す
いろいろな思い出が感じられます。

○貝寄風や計器の針が落ち着かぬ
きりがないので窓を閉めるか、針を手で止めましょう。

○水草生う砂時計の砂のひつそり
ゆっくりと流れる時間を感じます。

○わたくしの前で区切られ春の列
人気店でしょうか。また明日並びましょう。

○痕跡をなほし春一番と知る
春までに直ってよかったです。

○春の夢指のあはひを砂零れ
つかめそうでつかめないもどかしさ。何かの暗示か。
 
 

選句しました。

 投稿者:  投稿日:2017年 2月28日(火)18時54分1秒
  ○しやぼん玉すぐにお終ひ繰返し
小さくなれるキノコを囓り、大きなシャボン玉に入って浮遊したい。

○終刊となりし雑誌や春の雪
終刊となった魅力的名雑誌多々。

○ひりひりと末梢神経てふ朧
もはや朧で痛みも感じ無くなりましたとさ。

○端末の壁紙として残る鴨
壁紙でも残ればいいじゃん、かも。

○花時の安請け合ひをしてしまふ
頭にも花咲いてしまう季節です。

○紫雲英田にねてゐる犬の時間割
いっしょに寝ようハチ公。

○計画のまたも見直し二月尽
いつものことや。

○計算をせぬ物言ひや花菜漬
いい人だわ~。きっと漬け物上手。

○おほつぶのたんぽぽ地球は平たい
たんぽぽの原でうつぶせするとそう思う。

○チューリップ終りの方は寝てゐたり
春眠。

○わたくしの前で区切られ春の列
行列の好きな江戸の人。

○港すぐそこなる河津桜かな
すがすがしい希望に満ちた明るい春です。

○霾るや半音上げて歌ふ歌詞
ちょっと軽快に。





 

選句しました

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 2月28日(火)17時26分32秒
  2017/02/28(火) 16:11
○いろいろのこと終らせて猫の恋
変化を楽しみませう。

○つばくらめ終の住処へついてくる
覚えていてくれた嬉しさ。

○引鶴の声終幕の大団円
引き際はド派手に。

○終りあることの安らぎ揚雲雀
そう、安らぎと感じる年代になった。

○沈丁花終りのページ捲りをり
一端ここで一区切り。人生も。

○受付の椅子末端に花の冷
背中を風がすーすー。

○末黒野や麓の街の光りだす
生命の再生のように。

○紫雲英田にねてゐる犬の時間割
犬にだって予定があるんだす。

○春の雨父の時計を裏返す
なんとなく仕草まで似てきた。

○蛇穴を出れば時計狂いだし
動けば変化してゆく世。

○透明な計量カップ春の風邪
熱っぽくて気怠いけど陽気。

○わたくしの前で区切られ春の列
あ~ん、とさりげなく悔しがる。

○春の夢指のあはひを砂零れ
指に残る砂の感触。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 2月28日(火)16時10分48秒
  ◯いろいろのこと終らせて猫の恋

トイレも流しもぴかぴかにしたし金柑の甘露煮もつくったし。

◯くりかえす繰り言終わる木の芽時

木の芽時って何かがこわれだすのかな。

◯しやぼん玉すぐにお終ひ繰返し

やめどきを模索中。

◯うららかや漢方の名に末の文字

あ!肉桂もはいってる。

◯ひりひりと末梢神経てふ朧

このところ朧なことがふえてる。

◯行く末は暗いふらここ漕ぐばかり

漕ぐまえにまずふらここにすわる筋肉が残っているかいなか。

◯ある時は寄居虫ある時は羅漢

羅漢かわいい。

◯風車時折何か呟けり

そういわれると何か言ってる気がする。

◯蛇穴を出れば時計狂いだし

やはり時差あるでしょうね。

◯鳥曇血圧計に腕預け

おだやかな暮らしぶり。

◯透明な計量カップ春の風邪

体が熱っぽいときは計量カップが妙に魅力的に見えたりする。

◯チューリップ終りの方は寝てゐたり

たしかに最近はたいてい終わりのほう寝てる。

◯駒音に少し遅れて春の月

しぶい。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 2月28日(火)06時42分35秒
  ◯いろいろのこと終らせて猫の恋
猫水富美加。

◯くりかえす繰り言終わる木の芽時
木の芽ナナ。

◯つばくらめ終の住処へついてくる
小燕一茶。

◯引鶴の声終幕の大団円
高千穂引鶴

◯終りあることの安らぎ揚雲雀
美空揚雲雀

◯亀鳴かず春の時雨となりにけり
亀田降雨期。

◯紫雲英田にねてゐる犬の時間割
ミシェル・ワーントル。

◯時間です空欄のまま鳥帰る
鳥光子。

◯風車時折何か呟けり
中谷弥七。

◯計り売る蜆パックの一円差
グレゴリー・パック。

◯透明な計量カップ春の風邪
春風邪ますみ。

◯駒音に少し遅れて春の月
三浦冤罪行。

◯港すぐそこなる河津桜かな
河津清桜郎。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 2月27日(月)22時12分36秒
  ○つばくらめ終の住処へついてくる
のどやかで沁みる光景。

○なほ点る春闇最終退場す
なほ、で最後の煌めきが最終退場を描き出す。

○うららかや漢方の名に末の文字
そうですよね、多いですよね。季語がいいなあ。

○花の島正午の時報鳴りにけり
なんとも明るい。眩しいくらい明るい。

○花時の安請け合ひをしてしまふ
安請け合いという展開がいい。しちゃうかもしれない。

○風車時折何か呟けり
回る風車を見ながら、動く唇がよく見える。

○蛇穴を出れば時計狂いだし
体内時計も現実の時計も。

○水草生う砂時計の砂のひつそり
時間もひっそり。静かな空間。

○鳥曇血圧計に腕預け
季語もいいし、景色もいい。

○おほつぶのたんぽぽ地球は平たい
寝転がってたんぽぽを見ていて、あ、大きいな
そして、背中の地球は平たいなと思ったのかな。
なんだかリアルで、でもキュートな詠みぶり。

○港すぐそこなる河津桜かな
そうですよね、すぐ海ですよね。
そのままの実景なのに、なんて豊かで美しい河津桜。
春の波のうねりがよく見えるからでしょうね。
この句、すごく好き。

○春の夢指のあはひを砂零れ
夢から覚めた後も、砂が指に残っていそう。
そんな不思議なような、恐いような感触の句。

○朧夜のコロシアムから獅子の声
ローマ帝国にタイムスリップしたかのような。
朧夜が幻想へ誘う装置として効いている。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 2月26日(日)21時39分53秒
  〇しやぼん玉すぐにお終ひ繰返し
近頃、口で吹かないでお道具振っているだけだったりって淋しくない?

〇つばくらめ終の住処へついてくる
引っ越しのとき、燕の巣も移したのでしょうか。

〇週末は蜆を食べて生きてゐる
一週間ぶんのオルニチン。

〇世も末じゃ世も末じゃ世や虻唸る
なかなか最後の日は来ませんけど。

〇ある時は寄居虫ある時は羅漢
ある時は主婦、ある時は俳人。。。遊び放題。

〇紫雲英田にねてゐる犬の時間割
一緒に寝ているのかな?

〇春の雨父の時計を裏返す
じっくり眺めて紛い物であるのを確認。

〇風車時折何か呟けり
ちょっと風が吹いたときだけ廻る風車。楚々としてすてき。

〇中国四千年の計量スプーン春の風
「中国四千年の」は取ってつけたようでいてなかなか。

〇わたくしの前で区切られ春の列
並んでいるとつい並びたくなる方かも。

〇蛇出づと穴の次々塞がるる
後戻りのできない人生。??

〇春の季語ほとんど酒の名となりぬ
寒造りの新酒は春先出るので、なのかしらん。。

〇春の夢指のあはひを砂零れ
春愁ですねえ。
 

選句です。

 投稿者:松本てふこ  投稿日:2017年 2月26日(日)17時00分28秒
  ◯スケート場終日流すビートルズ
ビートルズの句って大抵作り手のノスタルジーが色濃く出過ぎて
「う、うん…そうか…」ってなることが多いのですが、
この句のビートルズは「単なる素材」という感じがして
いいなと思います。

◯つばくらめ終の住処へついてくる
もう人生の終わりを見据えている自分の側に
ひたむきな若い命がいる面映さ。
ちょっと色っぽさもあり。

◯終刊となりし雑誌や春の雪
紙媒体の美学。

◯世も末じゃ世も末じゃ世や虻唸る
呪文のよう。

◯蕗味噌や末席に居る実力者
「実力者」という言い方に諧謔味を感じます。

◯花の島正午の時報鳴りにけり
二句切れがちょっと気になるけど、
桜が咲き乱れる島に時報が響く空気の
まったりとした質感が伝わります。

◯貝寄風や計器の針が落ち着かぬ
貝寄風って難しいなーと思ってたんですが、
こういう取り合わせ方があったか、と。
風と落ち着かなさはちょっとつきすぎかなと思うんですが。

◯計る人ちよいちよい春の競技場
春ひとり、の能村登四郎の句が反転したような。

◯鳥曇血圧計に腕預け
遥かなところへ意識を飛ばす感じ、分かるなあ。

◯透明な計量カップ春の風邪
「春の風邪」で甘さがちょっと足されるところが
いいですね。

◯チューリップ終りの方は寝てゐたり
のどかなコンサートかしら。
チューリップという季語が持つ喚起力をうまく利用している。

◯駒音に少し遅れて春の月
ファンタジック。この時期に将棋の句を出されると
すぐ取っちゃいますね…。

◯朧夜のコロシアムから獅子の声
帝政ローマのような世界!
 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月26日(日)13時05分24秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯いろいろのこと終らせて猫の恋
 またいろいろやっかいなことが始まります。

◯引鶴の声終幕の大団円
 大団円にふさわしい引鶴の声。

◯終りあることの安らぎ揚雲雀
 幸せな一生だったのか、それとも不幸せな一生だったのか。どちらにしても終りは来る。

◯末法の世にもいくつも木の実植う
 まだ未来にかける気持ちがあってよろしいかと。

◯紫雲英田にねてゐる犬の時間割
 はい、犬にも時間割があるのですよ。

◯時間です空欄のまま鳥帰る
 はい、もう時間なのです、どうしようもないね。

◯春の雨父の時計を裏返す
 うむ、いい感じ。春の雨がふさわしい。

◯白梅や時計ちらちら見る男
 次の予定が気になってしょうがないのね、風流とは正反対の男も梅見:笑

◯計画のまたも見直し二月尽
 なんの計画?

◯計算をせぬ物言ひや花菜漬
 それがいいね、計算ばかりしてしゃべる人ときどきいる。

◯蛇穴を出れば時計狂いだし
 ありゃ、なんかおかしいぞ。

◯中国四千年の計量スプーン春の風
 大きく出ましたね、たかが「塩:小さじ1/2」なのに:笑

◯鳥曇血圧計に腕預け
 病院にいくとつい無料の血圧計に腕を差し込む私。血圧は一応正常です。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 2月26日(日)08時14分39秒
編集済
  ◎しやぼん玉すぐにお終ひ繰返し
だから、どんどん作って空じゅう埋め尽くしたいと思ったなあ。

◎スケート場終日流すビートルズ
1960年頃だと終日「美しき青きドナウ」とかウインナワルツが流れていたなあ。

◎終刊となりし雑誌や春の雪
いま思えば、いい雑誌はすべて廃刊になってしまったなあ。

◎世も末じゃ世も末じゃ世や虻唸る
この虻知っています。「じゃ世や」の部分がいい。

◎端末の壁紙として残る鴨
苦吟の労に一票。

◎ある時は寄居虫ある時は羅漢
変わり身の人生こうあるべき。

◎紫雲英田にねてゐる犬の時間割
よきかな、大型犬。

◎計り売る蜆パックの一円差
ありそう。

◎計る人ちよいちよい春の競技場
いるいる。ブルーのジャケットに白ズボンみたいな人々。

◎虫出しの雷や深夜の大時計
これは巧い。

◎わたくしの前で区切られ春の列
ありそう。

◎駒音に少し遅れて春の月
まさに本日0時を越して、佐藤天彦名人(29)への挑戦者は稲葉陽八段(28)に決まりました。

◎霾るや半音上げて歌ふ歌詞
ほんの少しキイが低いこと、あるね。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 2月26日(日)07時30分2秒
  ☆しやぼん玉すぐにお終ひ繰返し
 すこしだけアンニュイに。

☆スケート場終日流すビートルズ
 日本が一番幸せだった頃のような気がする。

☆つばくらめ終の住処へついてくる
 うい奴。

☆芋植うることも今年で終りとす
 芋植える他に終わらせることは何だったのだろう。

☆終りあることの安らぎ揚雲雀
 何にしろだらだら続くのは苦行かも。

☆終刊となりし雑誌や春の雪
 主宰が逝去された結社だろうか。

☆週末は蜆を食べて生きてゐる
 蜆、健康的。

☆花時の安請け合ひをしてしまふ
 頼まれると嫌と言えない性格、治らないね。

☆春の雨父の時計を裏返す
 しっとりとした情感。

☆計画のまたも見直し二月尽
 年度末までには決めてね。

☆鳥曇血圧計に腕預け
 あの心音のどくどくする違和感。

☆チューリップ終りの方は寝てゐたり
 何かの講演だろうか。つまらなかったんだねぇ。

☆わたくしの前で区切られ春の列
 昨今はラーメン食べるにも並んだりする。

 

終末時計句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月26日(日)03時01分34秒
  投句一覧です。

【終】
いろいろのこと終らせて猫の恋
くりかえす繰り言終わる木の芽時
しやぼん玉すぐにお終ひ繰返し
スケート場終日流すビートルズ
つばくらめ終の住処へついてくる
なほ点る春闇最終退場す
芋植うることも今年で終りとす
引鶴の声終幕の大団円
終りあることの安らぎ揚雲雀
終刊となりし雑誌や春の雪
終電の無人の窓の春の燭
終日禁煙てふ看板やかぎろへる
青き踏む中途半端な終り方
沈丁花終りのページ捲りをり

【末】
うららかや漢方の名に末の文字
ひりひりと末梢神経てふ朧
行く末は暗いふらここ漕ぐばかり
受付の椅子末端に花の冷
週末は蜆を食べて生きてゐる
世も末じゃ世も末じゃ世や虻唸る
端末の壁紙として残る鴨
蕗味噌や末席に居る実力者
末つ子が可愛いなんて塾朧
末吉をそつと上巳の段に置く
末黒野や麓の街の光りだす
末席に控へてをればつくしんぼ
末法の世にもいくつも木の実植う

【時】
ある時は寄居虫ある時は羅漢
バリヤーのごとく固有時ねこやなぎ
花の島正午の時報鳴りにけり
花時の安請け合ひをしてしまふ
亀鳴かず春の時雨となりにけり
午後四時の再放送や春眠し
紫雲英田にねてゐる犬の時間割
時価といふ今に価値あり草萌ゆる
時間です空欄のまま鳥帰る
春の雨父の時計を裏返す
浅春のめくるトランプ時事ニュース
白梅や時計ちらちら見る男
風車時折何か呟けり

【計】
オギノ式計算機あゝひなまつり
永き日の計器の針の恙なし
貝寄風や計器の針が落ち着かぬ
計り売る蜆パックの一円差
計る人ちよいちよい春の競技場
計画のまたも見直し二月尽
計算をせぬ物言ひや花菜漬
蛇穴を出れば時計狂いだし
水草生う砂時計の砂のひつそり
中国四千年の計量スプーン春の風
虫出しの雷や深夜の大時計
鳥曇血圧計に腕預け
透明な計量カップ春の風邪

【当季雑詠】
おほつぶのたんぽぽ地球は平たい
チューリップ終りの方は寝てゐたり
まだ早いいやもう遅いクロッカス
わたくしの前で区切られ春の列
下萌や野草の名札ならび立ち
駒音に少し遅れて春の月
港すぐそこなる河津桜かな
高音の発声練習冴返る
痕跡をなほし春一番と知る
蛇出づと穴の次々塞がるる
春の季語ほとんど酒の名となりぬ
春の夢指のあはひを砂零れ
早春の少年少女眼嵌め
朧夜のコロシアムから獅子の声
霾るや半音上げて歌ふ歌詞

(以上)

13句選(特選、逆選なし)
選句締切:3月1日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

感謝。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 2月23日(木)20時08分15秒
  百花さんお手数ありがとうございます。
これからきを付けます。
 

改定版・UP・しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 2月23日(木)11時56分10秒
  起毛素材句会・選者発表は、訂正してありますので、ご覧ください。
洋子さん、インフルエンザでなくて良かったですね。
 

遅刻しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 2月23日(木)07時58分17秒
  きのうはてっきり火曜日と思いこんでいました。
もういろいろトンチンカンになってきているもようです。
百花さんいつもおせわさまです。
選句発表ぎりぎりまで待っていただいてありがとうございます。


◯遠くより火の起きあがる野焼かな

小さな野焼きがみえます。

◯起上り小法師の揺れて梅見茶屋

梅見茶屋がなんとものんびり。

◯春昼の毛繕ひして猿と猿

なかよし。

◯春眠し毛羽立つてゐる通学路

何かもやもや。

◯羊の毛刈つて名刺を交換す

さてさて商談。

◯素うどんを腹へ納める針供養

素うどんが敬虔なものに思えてきました。

◯暗きより春炬燵見え石材店

ガラス戸ごしのぼんやりとしたひかり。

◯資材課のふたりがをらぬ梅見茶屋

あら。

◯夢のごと材木屋ある日永かな

映画のワンシーンのような。

◯さわらびの水の匂ひを摘みにゆく

草の匂いも。

◯どかどかと農夫レンゲを踏み歩む

どかどか農夫!

◯春眠し急須の口を見てをれば

トンボの気分。

◯身体回復す草餅が食へるまで

草餅というけっこうハードル高いものをクリアしたんですね。

◯青空を余寒と思ふ日向かな

青いそら。
 

終末時計句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月23日(木)00時13分5秒
  出題です。

【終】
【末】
【時】
【計】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:2月25日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

起毛素材句会・作者発表

 投稿者:百花  投稿日:2017年 2月22日(水)23時34分27秒
編集済
  起毛素材句会・作者発表です。
★洋子さんの選を足しました。

うつむくも起きるもありて菫かな    なむ   月ら由あて苑
春眠の手足となりて毛が生える     なむ   らて
ぶつかけの素うどんでつせ梅日和    なむ   月亜苑
印材に鶏の血の色夜半の春       なむ   百
むめと読む梅の一字名うららけし    なむ   苑

春起動して賑やかな田畑かな      月犬
鞭毛の忙しそうな春の水        月犬   由ゆ
穴を出た蛇の素直な眼と合ひぬ     月犬   海あゆ
資材課のふたりがをらぬ梅見茶屋    月犬   む由亜て苑洋
どかどかと農夫レンゲを踏み歩む    月犬   朝百由あ苑洋

起きるまで犬になめられ春の夢     らくだ  む由海ゆ亜
三毛猫に雄はまれなりしゃぼん玉    らくだ
北窓を開いて酸素足しにけり      らくだ  百ゆ
春一番取材撮影お断り         らくだ  百
ぜんまいの綿から糸を紡ぎましょう   らくだ

飯蛸をゆすり起こしてゐたりけり    洋子   朝ら由
花さんしゅゆ読んだことない赤毛のアン 洋子
まんさくの花を素どほりしてきたり   洋子   ら
あらせいとう材木座から裏のはう    洋子   む亜苑
リラ冷えの服を着せあふ更衣室     洋子   あて

起上り小法師に梅の日和あり      百花
きはやかに命毛の跡雛の眉       百花
素うどんを腹へ納める針供養      百花   朝月あて洋
山毛欅芽吹く心材失せし淋しさに    百花
湧水に春を喜ぶ音ありぬ        百花   あ亜

自動起床装置の後の菠薐草       由季   月ゆ亜せ
春眠し毛羽立つてゐる通学路      由季   朝洋
ときどきは素にもどりつつ猫の恋    由季   朝百ゆ
春の闇緩衝材としてありぬ       由季   朝百ら
そのなかに起承転結春の夢       由季   せ
涅槃西風もう毛のことは気にするな   由季   朝月ら海ゆ亜て

起業家の放つ風船太平洋        亜紀   百む海て
毛繕ひしてゐる猫や水温む       亜紀   せ
ベテランも素人もゐて種を蒔く     亜紀   せ
材質の違ひを述べて春の服       亜紀   ら由ゆてせ
土地土地のお国言葉やあたたかし    亜紀
軽トラの荷台うつすら霾れる      亜紀   あ
ふらここや順番待ちといふ習ひ     亜紀   百由

白梅紅梅起きるにはまだ早い      苑を   海て
北窓開く鶏小屋に羽毛舞ふ       苑を   あ
春昼やぢいぢの好きな味の素      苑を   む月あせ
人材派遣亀鳴く昼のベンチかな     苑を   亜
さわらびの水の匂ひを摘みにゆく    苑を   朝百ら亜洋

起きなさい春の夢なら電車で見よ    海太
羊の毛刈つて名刺を交換す       海太   ら洋
蝶と蛾の違ひ素振と空振ほど      海太   せ
材木の一つに蜃気楼の梁        海太   朝らあ
身体回復す草餅が食へるまで      海太   朝月あ洋

起上り小法師の揺れて梅見茶屋     朝比古  む洋
春昼の毛繕ひして猿と猿        朝比古  百月らあ亜て苑せ洋
素魚の生き急ぎたるかたちかな     朝比古  月ゆ
春闘の人の立ち寄る画材店       朝比古  むゆて苑
仲春や街のひらひらしてきたる     朝比古  ら由あゆ亜て苑

起き上がれ春風今や吹き渡り      せせい  せ
毛利氏が心の支え春浅し        せせい  由海て
素心より大志が湧けり春の雪      せせい
グラタンは心材を成し木の芽かな    せせい
グラタンや春光今や大望に       せせい  ゆ

遠くより火の起きあがる野焼かな    あんこ  月ら海苑洋
汚れたる毛のまま眠る恋猫よ      あんこ
春の旅ましろき富士を素通りす     あんこ  朝百む由海亜苑せ
暗きより春炬燵見え石材店       あんこ  朝む月亜洋
冴返る回転展望レストラン       あんこ  朝む海ゆ亜て苑

起床即春愁のおしよせてくる      てふこ  朝百月ら由海ゆ
卒業や毛玉にまみれぬひぐるみ     てふこ  せ
雨水かな買ひこんできて水素水     てふこ
東風吹きて材木店に人をらず      てふこ  む由海苑せ
春眠し急須の口を見てをれば      てふこ  百月由海あ洋

手で探る勃起の角度余寒なほ      ゆかり  む海
ふとければ手穴のおほき春炬燵     ゆかり  せ
風花や小脇に素十全句集        ゆかり  む
夢のごと材木屋ある日永かな      ゆかり  む月苑洋
青空を余寒と思ふ日向かな       ゆかり  百海せ洋
 

選句します

 投稿者:せせい  投稿日:2017年 2月22日(水)22時59分11秒
  ○起き上がれ春風今や吹き渡り
季語は「春風」。やる気の元。
○自動起床装置の後の菠薐草
季語は「菠薐草」。そういうタイトルの小説もありましたね。
○ふとければ手穴のおほき春炬燵
季語は「春炬燵」。ふとければにどきっとしました。
○春昼の毛繕ひして猿と猿
サル同志。
○卒業や毛玉にまみれぬひぐるみ
ぬいぐるみの運命。
○毛繕ひしてゐる猫や水温む
猫が盛ってくる季節。
○ベテランも素人もゐて種を蒔く
混在状態。
○春の旅ましろき富士を素通りす
白い富士。
○春昼やぢいぢの好きな味の素
味の素の威力。
○蝶と蛾の違ひ素振と空振ほど
凄い違い。
○材質の違ひを述べて春の服
説明が印象的です。
○東風吹きて材木店に人をらず
閑散としている
○そのなかに起承転結春の夢
揃って居る。
○青空を余寒と思ふ日向かな
いいですね、満天の青空。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年 2月22日(水)08時53分9秒
  ○うつむくも起きるもありて菫かな
菫だなー。

○遠くより火の起きあがる野焼かな
そして迫ってくる。

○昼の毛繕ひして猿と猿
猿山好きには堪りません。

○ぶつかけの素うどんでつせ梅日和
美味しそう。梅日和がなかなか。

○春の旅ましろき富士を素通りす
素通り、上手い。

○あらせいとう材木座から裏のはう
なんだかお洒落。

○資材課のふたりがをらぬ梅見茶屋
あとは全員。大きい会社じゃなさそう。

○春闘の人の立ち寄る画材店
春闘のことが可笑しい。

○東風吹きて材木店に人をらず
材木は積んであるのにいつ通っても人がいないイメージ。

○夢のごと材木屋ある日永かな
材木屋の匂い、日永のぼんやり感。春の非日常な感覚。

○どかどかと農夫レンゲを踏み歩む
レンゲをこう詠むか。いいな。

○むめと読む梅の一字名うららけし
むめさん。味があります。

○冴返る回転展望レストラン
回転展望レストラン。。。

○仲春や街のひらひらしてきたる
ひらひらした街。わかる。
 

選句です。

 投稿者:松本てふこ  投稿日:2017年 2月22日(水)01時55分7秒
  ◯うつむくも起きるもありて菫かな
うつむく菫、という切り取り方にぐっときました。

◯起業家の放つ風船太平洋
わざと下手に詠んだように見えますねえ。
トランプ大統領をブラックに祝った句かも…?

◯白梅紅梅起きるにはまだ早い
なんと幸福な二度寝!

◯春昼の毛繕ひして猿と猿
「猿と猿」と詠むことで異化効果が生まれて
句がいい感じに変になった気がする。

◯春眠の手足となりて毛が生える
共感。どうせならもふもふになってしまいたい…。

◯毛利氏が心の支え春浅し
毛利氏もちょっと迷惑じゃないかしら(笑)
唐突なところがいい句です。

◯涅槃西風もう毛のことは気にするな
気にするなって言われたって無理無理!涅槃西風の斡旋がいい。

◯素うどんを腹へ納める針供養
やわらかいものと針供養を取り合わせるの、怖い。

◯材質の違ひを述べて春の服
「春の服」という、ちょっとこなれてない表現が
初々しくてよい。服の材質の違いが楽しいのは春ならではだと思う。

◯資材課のふたりがをらぬ梅見茶屋
梅見茶屋の妙なリアリティ。
大丈夫なの?このふたり。道ならぬ恋ではないの?

◯春闘の人の立ち寄る画材店
クリエイティヴィティと政治。
そんなにかけ離れたものでもないのにね。という。

◯リラ冷えの服を着せあふ更衣室
「リラ冷え」の清潔なエロス。

◯冴返る回転展望レストラン
懐かしさ。80年代後半から90年代の近郊都市の休日。

◯仲春や街のひらひらしてきたる
把握がちょっと軽いんだけどそこがいい。
 

選句します

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 2月21日(火)23時33分54秒
  〇起きるまで犬になめられ春の夢
春眠暁を覚えずですね。

〇自動起床装置の後の菠薐草
とにかく朝はビタミン補給。

〇春昼の毛繕ひして猿と猿
猿と猿で景がはっきり見えます。

〇涅槃西風もう毛のことは気にするな
腹は決まった。

〇ぶつかけの素うどんでつせ梅日和
お四国のうどん県。

〇春の旅ましろき富士を素通りす
新幹線であっという間に。

〇あらせいとう材木座から裏のはう
湘南の海というブランド。

〇暗きより春炬燵見え石材店
まだまだ寒い、休憩時間はぬくぬくと。

〇資材課のふたりがをらぬ梅見茶屋
直行直帰に一日。

〇人材派遣亀鳴く昼のベンチかな
雇用主は便利屋さん。

〇さわらびの水の匂ひを摘みにゆく
みずみずしい匂い。

〇冴返る回転展望レストラン
懐かしい記憶が呼び覚まされました。

〇仲春や街のひらひらしてきたる
街ゆく女性のファッション、色もデザインも軽やかになって。

〇湧水に春を喜ぶ音ありぬ
心も浮き立ちますね。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月21日(火)22時39分16秒
  ○起きるまで犬になめられ春の夢
 官能的ですね。

○起床即春愁のおしよせてくる
 春の夢の中にいたかったのですね。

○自動起床装置の後の菠薐草
 自動起床装置ってじつはただの目覚まし時計でしょうか、

○鞭毛の忙しそうな春の水
 ペイズリーのようなものがうごめいているのですね。

○涅槃西風もう毛のことは気にするな
 言っている人と言われている人の間柄が気になりますね。

○ときどきは素にもどりつつ猫の恋
 発情したままだったら死んでしまいます。

○穴を出た蛇の素直な眼と合ひぬ
 そうやって騙されるんです。

○素魚の生き急ぎたるかたちかな
 シロウオとシラウオがあるのですね。「生き急ぎたるかたち」がいいですね。

○北窓を開いて酸素足しにけり
 春という感じがします。

○材質の違ひを述べて春の服
 新素材なので聞いてほしいのですね。

○春闘の人の立ち寄る画材店
 春闘で早く退社できたんですね。

○グラタンや春光今や大望に
 なんだかすごいグラタンです。

○冴返る回転展望レストラン
 これ、「ブラタモリ」観ながら作ったでしょう。

○仲春や街のひらひらしてきたる
 蝶とか着衣とかじゃなくて街がひらひらするのがいいと思います。

 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 2月21日(火)21時10分10秒
  ○うつむくも起きるもありて菫かな
色が見えてきます。

○春昼の毛繕ひして猿と猿
のんびり平和。

○北窓開く鶏小屋に羽毛舞ふ
開いた先に鶏小屋があるんでしょうか。
羽毛が光っています。

○穴を出た蛇の素直な眼と合ひぬ
思いもかけぬ綺麗な目。

○春昼やぢいぢの好きな味の素
皆でお昼。

○素うどんを腹へ納める針供養
針供養が合っています。

○材木の一つに蜃気楼の梁
春の幻のよう。

○どかどかと農夫レンゲを踏み歩む
荒っぽいけど健康的です。

○リラ冷えの服を着せあふ更衣室
何を着せ合っているのでしょう?

○軽トラの荷台うつすら霾れる
霾る中を過ぎていく。

○春眠し急須の口を見てをれば
ほんと眠いって感じ。

○身体回復す草餅が食へるまで
回復をお祈りします。

○仲春や街のひらひらしてきたる
ひらひらと仲春、いい感じ。

○湧水に春を喜ぶ音ありぬ
春を喜ぶ音っていいですね。言われてみると納得。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 2月21日(火)05時48分45秒
  ◯遠くより火の起きあがる野焼かな
遠くの野焼より近くの鯛焼。

◯起きるまで犬になめられ春の夢
犬も舐めれば棒に当たる。

◯起業家の放つ風船太平洋
大変よぉひとり勃起。

◯起床即春愁のおしよせてくる
起床鮮血。

◯手で探る勃起の角度余寒なほ
一念勃起。

◯白梅紅梅起きるにはまだ早い
早漏の甚六。

◯毛利氏が心の支え春浅し
三支の教え。

◯涅槃西風もう毛のことは気にするな
坊主丸儲け。

◯穴を出た蛇の素直な眼と合ひぬ
蛇心なき眼。

◯春の旅ましろき富士を素通りす
そうだ京都、行こう。

◯東風吹きて材木店に人をらず
あるじなしとて客な忘れそ。

◯冴返る回転展望レストラン
悲しけりゃここでお回りよ。

◯春眠し急須の口を見てをれば
急須に一升。

◯青空を余寒と思ふ日向かな
余寒あたま。
 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2017年 2月20日(月)19時50分49秒
  ○うつむくも起きるもありて菫かな
可憐ですね。起きてもさほど主張しない。

○起きるまで犬になめられ春の夢
体験は無いがあるあるな気がします。

○起床即春愁のおしよせてくる
これはきついね。よくわかる。

○飯蛸をゆすり起こしてゐたりけり
飯蛸のふにゃふにゃ感がでています。

○鞭毛の忙しそうな春の水
顕微鏡でみたのでしょうか。

○毛利氏が心の支え春浅し
地元愛?渋いですね。

○春の旅ましろき富士を素通りす
素通りに納得感あり。

○材質の違ひを述べて春の服
淡々と説明されていて可笑しい。

○資材課のふたりがをらぬ梅見茶屋
うわさのふたりですか。

○東風吹きて材木店に人をらず
材木の小売店を良く知りませんがきっと人はいないでしょう。

○どかどかと農夫レンゲを踏み歩む
単なる肥料なので・・・。

○ふらここや順番待ちといふ習ひ
最初の試練。

○春眠し急須の口を見てをれば
あのかたちはそんな気がします。

○仲春や街のひらひらしてきたる
ひらひら、してきますね。
 

選句しました

 投稿者:らくだ  投稿日:2017年 2月20日(月)15時52分2秒
  ◯うつむくも起きるもありて菫かな
 控えめな菫もいるのです。

◯遠くより火の起きあがる野焼かな
 野焼きの壮大な景。渋い。

◯起床即春愁のおしよせてくる
 あらら、気の毒に。ずっと寝ていられればいいですけどね、そうもいかない。

◯飯蛸をゆすり起こしてゐたりけり
 にゅる~っと動かして、じーっと観察して、最後は料理して食べちゃう。

◯春昼の毛繕ひして猿と猿
 のどか。猿もぼーっとしている。

◯春眠の手足となりて毛が生える
 春眠の夢の話なのか、春眠から目覚める感覚なのか、どちらとも取れる気がしますが「毛が生える」のが可笑しい。

◯羊の毛刈つて名刺を交換す
 なんか、刈られた羊が名刺交換しているような可笑しさが好き。

◯涅槃西風もう毛のことは気にするな
 彼岸に行けばもう誰も気にしない。という心で、此岸でも気にしない。

◯まんさくの花を素どほりしてきたり
 派手さのない花ですから。他に目立つ花に目が行っちゃえばどこにあった?というところ。

◯材質の違ひを述べて春の服
 春ですから、やわらかくてかるくてすべすべした感じのがいい。そうなるとお高いですが^^;

◯材木の一つに蜃気楼の梁
 むむ、蜃気楼の梁とは壮大な。材木と言うことでなんだか蜃気楼に重さが出る気がしました。

◯春の闇緩衝材としてありぬ
 何とも言えない密度、決して嫌な感じではなく。

◯さわらびの水の匂ひを摘みにゆく
 清々しい。まだ冷たさの残る感じがいい。

◯仲春や街のひらひらしてきたる
 なるほど、着膨れていたら「ひらひら」はしないですからね。だんだん花木も咲いてきてそこらへんも「ひらひら」。春らしい。
 

選句しました。

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月20日(月)11時54分24秒
  ◯うつむくも起きるもありて菫かな
 うつむいた菫が好きだけど、毅然とした菫もいいですね。

◯遠くより火の起きあがる野焼かな
 遠くにちらちら見える炎、なんだか夢幻的な光景。

◯起床即春愁のおしよせてくる
 憂鬱というより、なんだかおかしな一日になりそうですね。

◯自動起床装置の後の菠薐草
 辺見庸さんですか、若かりし頃の。

◯春昼の毛繕ひして猿と猿
 ただそれだけのことなのに、なんとも可笑しい。

◯涅槃西風もう毛のことは気にするな
 自分に言い聞かせているのか、それとも誰かに説いているのか。

◯ぶつかけの素うどんでつせ梅日和
 おお、梅日和と素うどんの出会いの妙。「でつせ」で繋いだところが絶妙。

◯春昼やぢいぢの好きな味の素
 味の素舐める子どももいたなあ、それだけではおいしくもないのに。

◯素うどんを腹へ納める針供養
 またしても素うどん登場。なんか乗せたらどうなのよ。

◯素魚の生き急ぎたるかたちかな
 たしかにそんな気もする。

◯暗きより春炬燵見え石材店
 たしかに石材店って、なんとなく暗い感じがするね。墓石扱っているせいばかりではないような。

◯夢のごと材木屋ある日永かな
 最近材木屋って見ないなあ。昔はけっこう見かけたものだけど。たしかに夢のごと、ですねえ。

◯春眠し急須の口を見てをれば
 おかしなもの見てるのね、そりゃあ眠くもなりますな。

◯身体回復す草餅が食へるまで
 よかったね。食欲が健康のバロメーター。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 2月20日(月)09時03分5秒
  ◎起きるまで犬になめられ春の夢
よき朝。

◎起業家の放つ風船太平洋
景気はいいが、この人失敗しそう。

◎起上り小法師の揺れて梅見茶屋
見えます。

◎手で探る勃起の角度余寒なほ
アチャー。朝立ちは小便までの命かななんだけど、あれ俳句にするか?

◎春の旅ましろき富士を素通りす
うん、よくする。

◎春昼やぢいぢの好きな味の素
昭和の昼餉。

◎風花や小脇に素十全句集
永田書房。

◎あらせいとう材木座から裏のはう
ふむ海岸から入った脇道ね。

◎暗きより春炬燵見え石材店
この石屋知ってる。

◎資材課のふたりがをらぬ梅見茶屋
また、あの二人か。

◎春闘の人の立ち寄る画材店
いいね、デモの途中の寄り道。

◎東風吹きて材木店に人をらず
そういえば人がいるのを見たことない。

◎夢のごと材木屋ある日永かな
よきかな。

◎冴返る回転展望レストラン
閑散、不味そう。潰れそう。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 2月19日(日)21時20分13秒
  〇起業家の放つ風船太平洋
風船爆弾。トランプさんには負けますね。

〇起床即春愁のおしよせてくる
朝寝ができない現役さん。

〇春昼の毛繕ひして猿と猿
自分の生活を振り返ると、なんだか猿が羨ましいときも。

〇ときどきは素にもどりつつ猫の恋
ときどき、、、ねえ。

〇春の旅ましろき富士を素通りす
素通りと言いつつ、しっかり見ている。

〇北窓を開いて酸素足しにけり
そんな効果が目的ではありませんが。ありそう。。。

〇印材に鶏の血の色夜半の春
鶏血石ですか。本物? すごいな。寝られませんね。

〇春の闇緩衝材としてありぬ
その柔らかさが決め手。

〇春一番取材撮影お断り
俳人はいい?

〇さわらびの水の匂ひを摘みにゆく
さわらび、と読んだだけで「石走る垂水の上の」が出て来る、やまひ。

〇どかどかと農夫レンゲを踏み歩む
地に漉き込む仕事を始めるのですね。

〇ふらここや順番待ちといふ習ひ
小さいときから、確かに。

〇春眠し急須の口を見てをれば
なんで急須の口を見ているのか知らないけど、この句を読んで眠くなる。

〇青空を余寒と思ふ日向かな
まだ冬青空の感じが残るのですね。風が寒いとか。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 2月19日(日)17時58分35秒
  ☆起床即春愁のおしよせてくる
 そんな朝もありんす。

☆飯蛸をゆすり起こしてゐたりけり
 ご無体な。

☆春眠し毛羽立つてゐる通学路
 毛羽立っているのは作者の心持だったりする。

☆涅槃西風もう毛のことは気にするな
 当人にとってはなかなか無理な話。

☆ときどきは素にもどりつつ猫の恋
 素に戻ったときちょいと恥ずかしそう。

☆春の旅ましろき富士を素通りす
 素通りは勿体ないね。

☆素うどんを腹へ納める針供養
 針供養、渋いなぁ。

☆暗きより春炬燵見え石材店
 妙なリアリティー。

☆材木の一つに蜃気楼の梁
 しっかり支える。

☆春の闇緩衝材としてありぬ
 痛まぬように。

☆さわらびの水の匂ひを摘みにゆく
 俳句的措辞のよろしさ。

☆どかどかと農夫レンゲを踏み歩む
 農作には邪魔なのね。

☆冴返る回転展望レストラン
 あぁ、昭和の薫り。

☆身体回復す草餅が食へるまで
 よかったよかった。次はステーキが食べられるまで。
 

起毛素材句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月19日(日)16時00分42秒
  たいへんお待たせしました。投句一覧です。

【起】
うつむくも起きるもありて菫かな
遠くより火の起きあがる野焼かな
起きなさい春の夢なら電車で見よ
起きるまで犬になめられ春の夢
起き上がれ春風今や吹き渡り
起業家の放つ風船太平洋
起床即春愁のおしよせてくる
起上り小法師に梅の日和あり
起上り小法師の揺れて梅見茶屋
自動起床装置の後の菠薐草
手で探る勃起の角度余寒なほ
春起動して賑やかな田畑かな
白梅紅梅起きるにはまだ早い
飯蛸をゆすり起こしてゐたりけり

【毛】
きはやかに命毛の跡雛の眉
ふとければ手穴のおほき春炬燵
汚れたる毛のまま眠る恋猫よ
花さんしゅゆ読んだことない赤毛のアン
三毛猫に雄はまれなりしゃぼん玉
春昼の毛繕ひして猿と猿
春眠し毛羽立つてゐる通学路
春眠の手足となりて毛が生える
卒業や毛玉にまみれぬひぐるみ
鞭毛の忙しそうな春の水
北窓開く鶏小屋に羽毛舞ふ
毛繕ひしてゐる猫や水温む
毛利氏が心の支え春浅し
羊の毛刈つて名刺を交換す
涅槃西風もう毛のことは気にするな

【素】
ときどきは素にもどりつつ猫の恋
ぶつかけの素うどんでつせ梅日和
ベテランも素人もゐて種を蒔く
まんさくの花を素どほりしてきたり
雨水かな買ひこんできて水素水
穴を出た蛇の素直な眼と合ひぬ
春の旅ましろき富士を素通りす
春昼やぢいぢの好きな味の素
素うどんを腹へ納める針供養
素魚の生き急ぎたるかたちかな
素心より大志が湧けり春の雪
蝶と蛾の違ひ素振と空振ほど
風花や小脇に素十全句集
北窓を開いて酸素足しにけり

【材】
あらせいとう材木座から裏のはう
グラタンは心材を成し木の芽かな
暗きより春炬燵見え石材店
印材に鶏の血の色夜半の春
材質の違ひを述べて春の服
材木の一つに蜃気楼の梁
山毛欅芽吹く心材失せし淋しさに
資材課のふたりがをらぬ梅見茶屋
春の闇緩衝材としてありぬ
春一番取材撮影お断り
春闘の人の立ち寄る画材店
人材派遣亀鳴く昼のベンチかな
東風吹きて材木店に人をらず
夢のごと材木屋ある日永かな

【当季雑詠】
グラタンや春光今や大望に
さわらびの水の匂ひを摘みにゆく
ぜんまいの綿から糸を紡ぎましょう
そのなかに起承転結春の夢
どかどかと農夫レンゲを踏み歩む
ふらここや順番待ちといふ習ひ
むめと読む梅の一字名うららけし
リラ冷えの服を着せあふ更衣室
軽トラの荷台うつすら霾れる
冴返る回転展望レストラン
春眠し急須の口を見てをれば
身体回復す草餅が食へるまで
青空を余寒と思ふ日向かな
仲春や街のひらひらしてきたる
土地土地のお国言葉やあたたかし
湧水に春を喜ぶ音ありぬ

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:2月22日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

修正

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月15日(水)23時46分47秒
  集計に間違いがありましたので、
直しています。
申し訳ありませんでした。
 

起毛素材句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月15日(水)21時27分55秒
  出題です。

【起】
【毛】
【素】
【材】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:2月18日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

結果発表

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月15日(水)21時23分0秒
編集済
  点滴静注句会結果発表です。早めの選句ありがとうございました。
間違いありましたら、ご一報ください。

点々と梅点々と傘の人         なむ  らあ由ゆ洋
梅の夜の和紙一滴の筆を噛む      なむ  海苑七
獺祭のあと静寂に戻る病室       なむ
薄氷にぼーっと注ぐ暁の闇       なむ  月
薔薇の芽の第二関節ほどの距離     なむ  海あ七

点したき灯のありぬ雛かな       朝比古 け
薄氷を包みてゆける滴かな       朝比古
うすらひの傷み静かに増えゆきぬ    朝比古
針の無き注射器並ぶ余寒かな      朝比古 月むらゆ亜洋七け
立呑の店に立ちたる朧かな       朝比古 月あ洋

点描の尖塔に春揺らぎをり       苑を  亜
水滴のグラスに春の兆しあり      苑を  朝ら百
春月や静かの海に砂あらし       苑を
正座してをり特注の蕨餅        苑を  朝
アネモネの癖に元気を出しなさい    苑を  月むら海由ゆ亜洋

重機濡れ春は名のみの氷点下      らくだ 月む
一滴ですまぬ目薬よなぐもり      らくだ 朝百苑由洋け
朧夜は静かにまわる洗濯機       らくだ 朝あ由亜洋七け
注文と違う品来て鳥帰る        らくだ 朝海洋
流氷の旅のおわりの海の色       らくだ 朝百苑あゆけ

点描の春の日傘の婦人かな       月犬  朝百由ゆ洋
一滴の血からはじまる謝肉祭      月犬  海七
春の雪ページ静かに繰る女       月犬  あ由亜七け
注文の多い女と木の芽和        月犬  朝百由亜洋七
スー族の踊りで春を迎へけり      月犬  海由ゆ洋

きだちるりそう蜜蝋点す夜なりけり   洋子  月七
一滴のユーカリオイル鳥ぐもり     洋子  朝由亜
青饅の鳴りを静める暮らしかな     洋子
ちりめん雑魚注目されてゐたりけり   洋子
すかんぽ噛むサイモン&ガーファンクル 洋子  ら海苑あ

点眼の前に挿木がルーティーン     海太
春灯の滴一滴と湖水化す        海太
静脈は菠薐草で水脈は妻        海太  らゆ七
きみの足厳重注意春炬燵        海太  月苑
三鬼忌と虚子忌のあはひオカマの日   海太

点すごと歌ひはじむる卒業生      あんこ む
一滴のたちまち春の雨となり      あんこ け
春寒やドアノブ走る静電気       あんこ け
注がれては注ぐ繰り返す春の昼     あんこ
銭湯ののれんの白字春ゆふべ      あんこ 月む百苑け

濁点の少し混ざりし初音かな      けんじ 月らゆ七
始まりはいつも一滴春の水       けんじ
静かなる海も満るか春の月       けんじ 苑
注釈のアスタリスクよ春時雨      けんじ 月ら海
末黒の芒なにかかばつていたやうな   けんじ 百あ由亜七

講堂に点呼の声や忘れ霜        亜紀  苑
一滴に集約したる春の川        亜紀
静止画となつてしまひし春の雪     亜紀  朝ら由ゆ
高きより注ぐ紅茶や春の宵       亜紀  むらあ由ゆ
特別な注文はせず春炬燵        亜紀  海百苑
物干しの雨粒ひかる二月尽       亜紀  むあ
佐保姫の発声練習ラララララ      亜紀
抽斗の中の混沌木の芽時        亜紀  ら由洋

春の夢はるかに点る俳句の火      百花
一滴のつくる薄墨西行忌        百花  むらゆ
チケットの割引二人静かな       百花  海
均等に注ぐ煎茶や椿餅         百花  苑け
佐保姫のゑくぼへ蒔くや花の種     百花  海あゆ亜

春寒のバレエ支点と作用点       由季  ゆ亜
雪の果一滴垂らすブランデー      由季  朝む海苑亜七け
しやぼんだま中に静かな人のゐる    由季  朝あ洋
野遊びに注意事項のひとつだけ     由季  朝ら百洋
大試験ひとり静かに挙手をせり     由季  朝月む百苑

朝練の点呼するたび鷽の声       七   海百け
一滴の墨垂らし入れ朧月        七   百ゆ
湊町静潟に棲む猫の恋         七   む
春めくや幸福論を受注する       七   月
うららかや鳥語の人とお茶をする    七   むら百苑洋

一点を見つめて春のゆまりかな     ゆかり む海亜七
一滴のきけんな液や春の闇       ゆかり 月
静脈の隆起してゐる余寒かな      ゆかり む百苑亜け
三人に注目される春炬燵        ゆかり 月あ由け
読みやすき頁のやうに梅しろし     ゆかり あ亜七
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年 2月15日(水)20時47分9秒
  ◯朝練の点呼するたび鷽の声
いつも何人か多くカウントされます。

◯点したき灯のありぬ雛かな
豪華な雛段なのでしょう。あるいは暗いと怖いのか。

◯一滴ですまぬ目薬よなぐもり
よくわかる。電車の中とかでも目薬がさせる人がうらやましい。

◯一滴のたちまち春の雨となり
降り始めの一瞬の描写がいい。

◯雪の果一滴垂らすブランデー
隠し味として必需品。余っても飲まないように。

◯春の雪ページ静かに繰る女
雪女なのか佐保姫なのか。

◯春寒やドアノブ走る静電気
乾燥が続きますので。もう少しの辛抱です。

◯静脈の隆起してゐる余寒かな
誰か温めてあげてください。

◯朧夜は静かにまわる洗濯機
もしかして怪奇現象とか。

◯均等に注ぐ煎茶や椿餅
濃過ぎず薄すぎずが重要。

◯三人に注目される春炬燵
四人いて男が一人でなんか落ち着かない。あるいはその逆。

◯針の無き注射器並ぶ余寒かな
針がなくても怖いものは怖い。

◯銭湯ののれんの白字春ゆふべ
なぜかほっとする。

◯流氷の旅のおわりの海の色
巨大な海流の循環。いつかまた新たな旅路へ。
 

選句しました。

 投稿者:  投稿日:2017年 2月15日(水)19時41分40秒
  ○きだちるりそう蜜蝋点す夜なりけり
なんとも、濃厚でミステリアス。

○一点を見つめて春のゆまりかな
村山 槐多の「尿する僧」と言う絵があったな。

○濁点の少し混ざりし初音かな
練習してるのです。

○一滴の血からはじまる謝肉祭
ジビエ料理に舌鼓。

○雪の果一滴垂らすブランデー
寒い日にはこれ、ブランデ-に火を点して。

○梅の夜の和紙一滴の筆を噛む
緊張する世界だなあ。

○春の雪ページ静かに繰る女
試験の最中でしょうか。

○静脈は菠薐草で水脈は妻
よくわからないけど、蒼ざめた関係なのですか。

○朧夜は静かにまわる洗濯機
ほかの夜は不協和音をがなり立てるのか。

○針の無き注射器並ぶ余寒かな
ん-!怖い。

○注文の多い女と木の芽和
可愛い女なんじゃないの。

○読みやすき頁のやうに梅しろし
的皪、ってやつですね。

○末黒の芒なにかかばつていたやうな
そうだったのか、芒、えらいね。

○薔薇の芽の第二関節ほどの距離
うつくしい距離かも。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 2月15日(水)12時53分51秒
  ◯点々と梅点々と傘の人

梅の点傘の点雨粒の点。それぞれの点々がチャーミング。

◯点描の春の日傘の婦人かな

あたたかそうな点々色。

◯一滴ですまぬ目薬よなぐもり

ついつい。

◯しやぼんだま中に静かな人のゐる

静かなひとはどこにいても静かなのか。

◯朧夜は静かにまわる洗濯機

あ!また回ってる。

◯針の無き注射器並ぶ余寒かな

針がついてない。ほ。

◯注文と違う品来て鳥帰る

鳥帰るがとぼけてる。

◯注文の多い女と木の芽和

無駄な抵抗はしない。

◯野遊びに注意事項のひとつだけ

ハイヒール禁止。

◯アネモネの癖に元気を出しなさい

ふはぁーい。

◯うららかや鳥語の人とお茶をする

頭は鳥で胴体が英国紳士のようなみなり人がやってくるよ。

◯スー族の踊りで春を迎へけり

鳥の羽根の冠とフリンジふりふりシャツ!いいことありそう。

◯抽斗の中の混沌木の芽時

そういえば各部屋に混沌とした抽斗がある。

◯立呑の店に立ちたる朧かな

赤羽あたりの朝から湯気がたってるおでん立呑屋。
夜勤あけのおじさんがほっとするところ。
 

選句しました。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 2月14日(火)23時21分20秒
  ○一点を見つめて春のゆまりかな
どこを見るともなく見て。

○春寒のバレエ支点と作用点
まずは基礎練習。

○点描の尖塔に春揺らぎをり
点描の根気良き点々。

○一滴のユーカリオイル鳥ぐもり
一滴でもすぐわかる効果。

○雪の果一滴垂らすブランデー
紅茶でまったりと。

○春の雪ページ静かに繰る女
美しい人は所作もまた。

○静脈の隆起してゐる余寒かな
筋張った感じが実は好み。

○朧夜は静かにまわる洗濯機
邪魔しない音って大事。

○針の無き注射器並ぶ余寒かな
ずらりと並んでいるとやはり余寒かな

○注文の多い女と木の芽和
甲斐甲斐しいのだけれど、ね。

○アネモネの癖に元気を出しなさい
たまにはそういうことも。。

○佐保姫のゑくぼへ蒔くや花の種
えくぼの窪みとは!面白い。


○読みやすき頁のやうに梅しろし
梅の花の白さが美しい。

○末黒の芒なにかかばつていたやうな
その姿かたちがいじらしい。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月14日(火)22時06分10秒
  ○春寒のバレエ支点と作用点
 読みながらバレエの動きをどんなのだったか頭の中で考えさせられます。梃子の動きになっているか分からないけど、支点は間違いなくありますね。春寒がなんだかぎこちなさを想起させます。

○濁点の少し混ざりし初音かな
 ノイズが乗っているのですね。

○点々と梅点々と傘の人
 点描だとは書いてないけど、梅からインスパイアされたような気がします。

○点描の春の日傘の婦人かな
 こちらは点描だと書いてありますね。

○一滴のつくる薄墨西行忌
 西行忌が効いているのか付きすぎなのか迷うのですが、頂きました。

○一滴の墨垂らし入れ朧月
 季語の離れ具合がいいですね。

○静止画となつてしまひし春の雪
 止んだんでしょうか。

○静脈は菠薐草で水脈は妻
 前半は菠薐草で鉄分を取るイメージでしょうか。後半は勢いだと思います。

○高きより注ぐ紅茶や春の宵
 紅茶とミルクを同時に高くから注いで自然に攪拌する、あれでしょうか。

○針の無き注射器並ぶ余寒かな
 映画のワンシーンのようです。

○アネモネの癖に元気を出しなさい
 すみません。

○スー族の踊りで春を迎へけり
 春なのでラン族とミキ族も踊りそうです。

○佐保姫のゑくぼへ蒔くや花の種
 からだじゅうから発芽するのですね。

○流氷の旅のおわりの海の色
 ガリンコ号の帰還でしょうか。

 

選句しました。

 投稿者:由季  投稿日:2017年 2月14日(火)21時01分21秒
  ○点々と梅点々と傘の人
まだ梅見には少し早かった。

○点描の春の日傘の婦人かな
全体に柔らかな感じ。

○一滴ですまぬ目薬よなぐもり
外したりたくさん出てしまったり。

○一滴のユーカリオイル鳥ぐもり
あの香りは嫌いじゃない。

○春の雪ページ静かに繰る女
それが絵になる人であって欲しい。

○静止画となつてしまひし春の雪
止んだ後の雪景色?

○朧夜は静かにまわる洗濯機
そうであって欲しいように思います。

○高きより注ぐ紅茶や春の宵
ビジュアルが肝心。

○三人に注目される春炬燵
爆弾発言でもしたか。

○注文の多い女と木の芽和
木の芽和ならば許せてしまう気も。

○アネモネの癖に元気を出しなさい
好きでアネモネに生まれたわけではないのです。

○スー族の踊りで春を迎へけり
youtubeで探しました。

○抽斗の中の混沌木の芽時
いつも混沌ですが、木の芽時にはさらに。

○末黒の芒なにかかばつていたやうな
健気な芒です。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 2月14日(火)17時57分55秒
  ○点々と梅点々と傘の人
句に出ていない雨が静かに描かれて、梅と人が美しく見えてきます。

○しやぼんだま中に静かな人のゐる
不思議、かつ面白い発想。

○春の雪ページ静かに繰る女
静けさゆえに本に気持ちが入り込んでいるようです。

○朧夜は静かにまわる洗濯機
朧夜をこう形容したのは面白い。

○高きより注ぐ紅茶や春の宵
右京さんだ~!

○三人に注目される春炬燵
な、なに?? アタシ??!

○すかんぽ噛むサイモン&ガーファンクル
サイモン&ガーファンクがなんともいい。

○佐保姫のゑくぼへ蒔くや花の種
佐保姫のゑくぼ、といったところが
ユニークでかつ大らか。

○読みやすき頁のやうに梅しろし
白梅をこう言われるとそうかも、と思える。

○物干しの雨粒ひかる二月尽
物干しの雨粒という何気ないところの観察眼が光っています。
二月ならではの光が見えてきます。

○末黒の芒なにかかばつていたやうな
季語の導入がなんだかおもしろい表現を引き出している。
それで、妙に胸に響く。

○立呑の店に立ちたる朧かな
立呑の店と朧の合わせ方がいいなあ。独特な朧感。

○流氷の旅のおわりの海の色
この海の色は静かで深いのだろうなあ。

○薔薇の芽の第二関節ほどの距離
第二関節という語の選択がリアルっぽく感じさせます。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年 2月14日(火)11時54分9秒
  ○講堂に点呼の声や忘れ霜
学校という郷愁。

○一滴ですまぬ目薬よなぐもり
二滴、三滴でもすまなそう。

○雪の果一滴垂らすブランデー
紅茶のよい香り。寒いけど春。

○梅の夜の和紙一滴の筆を噛む
そう、噛むんですよね。

○静かなる海も満るか春の月
春が満るのですね。

○静脈の隆起してゐる余寒かな
年取るととみに。寒さもとみに。

○きみの足厳重注意春炬燵
この性もなさが春炬燵。

○均等に注ぐ煎茶や椿餅
手つきが見えます。

○うららかや鳥語の人とお茶をする
いかにも春の午後。

○すかんぽ噛むサイモン&ガーファンクル
すかんぽの響きで「Scarborough Fair」が流れ始め、ダスティ・フォフマンが。。。

○銭湯ののれんの白字春ゆふべ
春宵のはじまり。

○大試験ひとり静かに挙手をせり
受験会場という特別な空気感が効果的。

○特別な注文はせず春炬燵
まったり。

○流氷の旅のおわりの海の色
春の海へと変わるのですね。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 2月12日(日)23時49分17秒
  〇朝練の点呼するたび鷽の声
鷽と嘘を掛けたのかもしれないけれど、森の奥でのトレーニングに励む学生が居るのね。

〇点描の春の日傘の婦人かな
点描画ではないけれど、モネの「パラソルを差す女」を思い浮かべました。

〇一滴ですまぬ目薬よなぐもり
下手ネ。入れてあげようか?

〇一滴の墨垂らし入れ朧月
月の形に蝋で囲みをつくり、中に朱墨をたらして朧月。

〇水滴のグラスに春の兆しあり
水滴にも暖かさが。

〇静脈の隆起してゐる余寒かな
心臓より下へあるとき目立つのです。

〇注文の多い女と木の芽和
愛していればこそ嬉しい注文の多さ。

〇野遊びに注意事項のひとつだけ
ひとつ。指定の時刻に集まること。

〇うららかや鳥語の人とお茶をする
ピーチク・パーチク、良くしゃべる方なのね。

〇銭湯ののれんの白字春ゆふべ
夕方から夜にかけての時間帯にゆったり感。

〇大試験ひとり静かに挙手をせり
静かに、静かに。

〇特別な注文はせず春炬燵
一緒に居てくれるだけでいい春炬燵。甘いなあ・・・。

〇末黒の芒なにかかばつていたやうな
虫も沢山死んだでしょうし。

〇流氷の旅のおわりの海の色
春の色でしょうか。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 2月12日(日)19時11分26秒
編集済
  ◯一点を見つめて春のゆまりかな
一点豪華主義。

◯朝練の点呼するたび鷽の声
軍国主義。

◯一滴の血からはじまる謝肉祭
肉食主義。

◯雪の果一滴垂らすブランデー
耽美主義。

◯梅の夜の和紙一滴の筆を噛む
国粋主義。

◯チケットの割引二人静かな
吝嗇主義。

◯注釈のアスタリスクよ春時雨
スターリン主義。

◯注文と違う品来て鳥帰る
射精×写生主義。

◯アネモネの癖に元気を出しなさい
印象主義。

◯スー族の踊りで春を迎へけり
国際主義。

◯すかんぽ噛むサイモン&ガーファンクル
菜食主義。

◯佐保姫のゑくぼへ蒔くや花の種
妄想主義。

◯特別な注文はせず春炬燵
事勿れ主義。

◯薔薇の芽の第二関節ほどの距離
男色主義。
 

選句しました

 投稿者:らくだ  投稿日:2017年 2月12日(日)18時33分57秒
  ◯濁点の少し混ざりし初音かな
 まだまだ春が浅いから。もう少ししたらきれいになります。

◯点々と梅点々と傘の人
 雨の梅見はちょっと寒そうですが、梅らしい趣。

◯一滴のつくる薄墨西行忌
 渋い。しんとした和室、姿勢の良い背中、墨の匂いがただよう。

◯水滴のグラスに春の兆しあり
 春の訪れとともに、グラスの中身の味わいにも変化があるかも。

◯静止画となつてしまひし春の雪
 ところによってはしっかり積もっちゃいましたね。

◯静脈は菠薐草で水脈は妻
 なんだか分からない可笑しさ。水脈というからには主導権は妻にあり、でしょうか。

◯高きより注ぐ紅茶や春の宵
 相棒の杉下右京かも。

◯針の無き注射器並ぶ余寒かな
 これはまさしく「余寒」。

◯注釈のアスタリスクよ春時雨
 その度に本文からそれるので頭に入らなくなる。

◯野遊びに注意事項のひとつだけ
 おやつは500円まで(笑)

◯アネモネの癖に元気を出しなさい
 あはは、いいなぁ、こういう励まし方。

◯うららかや鳥語の人とお茶をする
 うらやましい、鳥語の人。なんともうららか。

◯すかんぽ噛むサイモン&ガーファンクル
 にが酸っぱい感じが合っていると思う。

◯抽斗の中の混沌木の芽時
 整理しようとは思っているんですけどね。木の芽時の気だるい感じがして好き。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 2月12日(日)16時30分33秒
編集済
  ◎一点を見つめて春のゆまりかな
当たり所、男だと見つめます。

◎重機濡れ春は名のみの氷点下
重機のでかさが見えます。

◎点すごと歌ひはじむる卒業生
ぽつりぽつりと歌いだし、やがて大合唱となるあの課題曲。

◎一滴のつくる薄墨西行忌
よきかな。

◎雪の果一滴垂らすブランデー
ゲレンデから帰ってきてロッジの暖炉前の紅茶。

◎静脈の隆起してゐる余寒かな
加齢による現象です。

◎湊町静潟に棲む猫の恋
猪苗代、会津若松! こりゃ採るしかない。

◎高きより注ぐ紅茶や春の宵
よきかな。

◎針の無き注射器並ぶ余寒かな
まさに余寒。

◎アネモネの癖に元気を出しなさい
アネモネ感あり。

◎銭湯ののれんの白字春ゆふべ
「ゆ」だけか、あるいは「男」「女」か。

◎うららかや鳥語の人とお茶をする
いいなあ、紹介してほしい。

◎大試験ひとり静かに挙手をせり
こういう状況、なにか覚えがあるような。

◎物干しの雨粒ひかる二月尽
「四季の雨」という古い古い大正期の唱歌を思い出しました。
 

選句しましたよ

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 2月12日(日)11時32分36秒
  ◯きだちるりそう蜜蝋点す夜なりけり
 きだちるりそう、ってなんだろうと思って調べた。木立瑠璃草と書くのか。ヘリオトロープなんだ。蜜蝋点す夜というのが素敵かと。

◯重機濡れ春は名のみの氷点下
 なんだかあちこち散らばったような句だけど、それが魅力か。

◯濁点の少し混ざりし初音かな
 まだ下手なんです、そのうち濁点混ざらなくなります。

◯一滴のきけんな液や春の闇
 ありゃ、魔ゼルな規犬でしょうか。

◯きみの足厳重注意春炬燵
 行儀の悪いヤツが混じっておるのか。そりゃ厳重注意やね:笑

◯三人に注目される春炬燵
 厳重注意されたヤツか。

◯春めくや幸福論を受注する
 ●●の科学なんぞに入会しないようにね。

◯針の無き注射器並ぶ余寒かな
 冷え冷えとステンレスのトレーの上に置かれているのね、針があったら余寒ではすまない寒さ。

◯注釈のアスタリスクよ春時雨
 注釈の多い本は好きではないなあ、アスタリスクうるさいね。

◯薄氷にぼーっと注ぐ暁の闇
 「ぼーっと注ぐ」でいいのか悪いのか、ちょっと悩んだ末いただきます。

◯アネモネの癖に元気を出しなさい
 だよね、と答えてくれるかもね。ホント、元気出せよ。

◯銭湯ののれんの白字春ゆふべ
 週2回、リハビリかねて行ってます。ゆふべじゃなくて、開店そうそう、けっこう混んでいる。

◯大試験ひとり静かに挙手をせり
 お!大胆やね。

◯立呑の店に立ちたる朧かな
 あまりはやらない店。朧が呑んでおるよ、いい感じ。
 

文字化けの件

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月12日(日)08時58分57秒
  蜜蠟(みつろう)です。
蝋燭のロウです。

とのことです。よろしくお願いします。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 2月12日(日)08時16分28秒
  ☆点描の春の日傘の婦人かな
 細密に。なぜだか艶っぽい。

☆一滴ですまぬ目薬よなぐもり
 両目に入れるから、あるいは下手で何度も。

☆一滴のユーカリオイル鳥ぐもり
 花粉症の季節。

☆水滴のグラスに春の兆しあり
 朧げに。

☆雪の果一滴垂らすブランデー
 春待つ隠し味。

☆しやぼんだま中に静かな人のゐる
 七彩にくるくると。上質のファンタジー。

☆静止画となつてしまひし春の雪
 おおぶりの雪。

☆朧夜は静かにまわる洗濯機
 その代わり脱水機は激しく。

☆正座してをり特注の蕨餅
 特注の蕨餅、ご相伴に預かりたい。

☆注文と違う品来て鳥帰る
 発注主が間違えていることも。

☆注文の多い女と木の芽和
 意外と可愛かったりする。

☆野遊びに注意事項のひとつだけ
 遊びは鷹揚に。

☆大試験ひとり静かに挙手をせり
 緊張と静寂。用を足すにも慎重な所作で。

☆流氷の旅のおわりの海の色
 旅情。「遠くへ行きたい」的映像。
 

点滴静注句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 2月12日(日)00時27分46秒
  投句一覧です。
【点】一句目に文字化けがあり問い合わせ中ですが、取り急ぎ公開します。

【点】
きだちるりそう蜜?点す夜なりけり
一点を見つめて春のゆまりかな
講堂に点呼の声や忘れ霜
重機濡れ春は名のみの氷点下
春の夢はるかに点る俳句の火
春寒のバレエ支点と作用点
濁点の少し混ざりし初音かな
朝練の点呼するたび鷽の声
点したき灯のありぬ雛かな
点すごと歌ひはじむる卒業生
点眼の前に挿木がルーティーン
点々と梅点々と傘の人
点描の春の日傘の婦人かな
点描の尖塔に春揺らぎをり

【滴】
一滴ですまぬ目薬よなぐもり
一滴に集約したる春の川
一滴のきけんな液や春の闇
一滴のたちまち春の雨となり
一滴のつくる薄墨西行忌
一滴のユーカリオイル鳥ぐもり
一滴の血からはじまる謝肉祭
一滴の墨垂らし入れ朧月
始まりはいつも一滴春の水
春灯の滴一滴と湖水化す
水滴のグラスに春の兆しあり
雪の果一滴垂らすブランデー
梅の夜の和紙一滴の筆を噛む
薄氷を包みてゆける滴かな

【静】
うすらひの傷み静かに増えゆきぬ
しやぼんだま中に静かな人のゐる
チケットの割引二人静かな
春の雪ページ静かに繰る女
春寒やドアノブ走る静電気
春月や静かの海に砂あらし
青饅の鳴りを静める暮らしかな
静かなる海も満るか春の月
静止画となつてしまひし春の雪
静脈の隆起してゐる余寒かな
静脈は菠薐草で水脈は妻
湊町静潟に棲む猫の恋
朧夜は静かにまわる洗濯機
獺祭のあと静寂に戻る病室

【注】
きみの足厳重注意春炬燵
ちりめん雑魚注目されてゐたりけり
均等に注ぐ煎茶や椿餅
高きより注ぐ紅茶や春の宵
三人に注目される春炬燵
春めくや幸福論を受注する
針の無き注射器並ぶ余寒かな
正座してをり特注の蕨餅
注がれては注ぐ繰り返す春の昼
注釈のアスタリスクよ春時雨
注文と違う品来て鳥帰る
注文の多い女と木の芽和
薄氷にぼーっと注ぐ暁の闇
野遊びに注意事項のひとつだけ

【当季雑詠】
アネモネの癖に元気を出しなさい
うららかや鳥語の人とお茶をする
スー族の踊りで春を迎へけり
すかんぽ噛むサイモン&ガーファンクル
佐保姫のゑくぼへ蒔くや花の種
佐保姫の発声練習ラララララ
三鬼忌と虚子忌のあはひオカマの日
銭湯ののれんの白字春ゆふべ
大試験ひとり静かに挙手をせり
抽斗の中の混沌木の芽時
特別な注文はせず春炬燵
読みやすき頁のやうに梅しろし
物干しの雨粒ひかる二月尽
末黒の芒なにかかばつていたやうな
立呑の店に立ちたる朧かな
流氷の旅のおわりの海の色
薔薇の芽の第二関節ほどの距離

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:2月15日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

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