teacup. [ 掲示板 ] [ 掲示板作成 ] [ 有料掲示板 ] [ ブログ ]

 投稿者
  題名
  内容 入力補助画像・ファイル<IMG> youtubeの<IFRAME>タグが利用可能です。(詳細)
    
 URL
[ ケータイで使う ] [ BBSティッカー ] [ 書込み通知 ] [ 検索 ]


外来生物句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 8月 2日(水)21時18分16秒
  出題です。

【外】
【来】
【生】
【物】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:8月5日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 
 

事情聴取句会・作者発表

 投稿者:百花  投稿日:2017年 8月 2日(水)15時18分23秒
編集済
  事情聴取句会・作者発表です。
早めの選句のご協力、ありがとうございました。

あれは事故言い張る裏の百日紅     なむ   海
探索のここ情の濃い草いきれ      なむ
西瓜にも胸と腹あり聴診す       なむ   百亞
掻き氷キラキラ取手市の蕎麦屋     なむ
しゅのーけるびーさんうきわせいろがん なむ   月由

はるかより家事の音くる昼寝覚     ぽぽな  朝百ゆ海亞
扇風機首を振りつづける情事      ぽぽな  む月由亜海
胎の子に聴かす平泳ぎの鼓動      ぽぽな
夕焼の手紙を取りに行ったきり     ぽぽな  あ海亞
夏帽子ぬいでは次の夏帽子       ぽぽな  む百由ゆ亞

海月から頼まれ事をされにけり     朝比古  月
たたまれて情婦のやうな日傘かな    朝比古  む月ゆぽ亞
聴衆の西日まみれとなりにけり     朝比古  月あ由
塵取に蝉の骸と空蝉と         朝比古  ゆ亞
空蝉の渇きゆく夜の白さかな      朝比古

青葉木菟事の次第は知らぬふり     月犬
薄情な女の部屋の金魚玉        月犬   ゆぽ
補聴器のノイズ静まる緑の夜      月犬
取扱い注意のをんな泥鰌鍋       月犬
古き墓新き墓蝉しぐれ         月犬   あ亜亞

揚花火事業部長と見守りぬ       由季   むゆぽ海
昼顔を伝ひ情報漏れてゐる       由季   百あぽ亞
秋近し聴力検査用個室         由季   朝あ亜ゆぽ
取りてすぐ食べる胡瓜や花も食ぶ    由季
情報はラジオからのみ朝曇       由季   む亜ゆぽ
日雷感情線のうすきひと        由季   ぽ海亞

遠雷や背文字掠れし大事典       あんこ  む朝亜亞
薄情な音よ日傘のひらかるる      あんこ
青ぶだう背中にこつと聴診器      あんこ  亜亞
石段に蚊取線香残る朝         あんこ  亜
走馬灯しばらく眺め消されをり     あんこ

ががんぼの網戸に事件の匂いあり    亞子
ラムネしゅぽぽん純情商店街      亞子   朝百あ由亜
水を打つ越路吹雪を聞きながら     亞子   朝あ海
関取が関取と見る揚花火        亞子   朝月ぽ海
夕立よスティックサラダの棒立ちよ   亞子   朝百亜

異な事と言はれてしまふ海月かな    亜紀   む月由海
強情を張つて烏瓜の花         亜紀
聴衆のどよめく記録夏の雲       亜紀   ぽ
取つ手すぐ付け替へられて夏館     亜紀   む朝百由
透明な傘を預けて盆踊         亜紀   朝百由ゆぽ
空缶を袋に詰めて朝曇         亜紀   む百あぽ
あつぱつぱ夕餉分厚きハンバーグ    亜紀   朝百あ由

私事ですが夏座蒲団を新調です     百花
夏惜しむ若き詩情をおしむごと     百花
冷酒くむ耳順過ぎたる聴講生      百花   海
取り扱ひ注意の妻と熟れトマト     百花   む由亜ゆ海
時系列予報に冷房切つて寝る      百花

朝日より地方紙詳し薔薇事件      海太   月ゆ
鮮血を吸ひ山蛭は仕事場へ       海太   月
戦場カメラマン事成してより黒揚羽   海太
争ひは情ない話だが蟹         海太
休日は玉葱一個薄情ね         海太   月
戦争と情事は同じ日輪草        海太   百

凌霄の花やぶら下がりの情事      ゆかり  む月由
情報は情けと報ひ夏の雲        ゆかり
聴診器あてられてゐるはだかかな    ゆかり  朝
鉄橋は夏の音なり次は取手       ゆかり  あ亜
無免許の夢の続きや明易し       ゆかり  あ
 

選句です。

 投稿者:亞子  投稿日:2017年 8月 2日(水)12時51分29秒
  ◯はるかより家事の音くる昼寝かな
距離感はそんな感じかも。

◯遠雷や背文字掠れし大事典
大事典などもうどこのお宅にもないのでは? 図書館かな。

◯たたまれて情婦のやうな日傘かな
夢二の女が持つ日傘のよう。

◯昼顔を伝ひ情報漏れてゐる
やはり漏洩には昼顔が関与か?

◯日雷感情線のうすきひと
でも強情だったり、ね。

◯西瓜にも胸と腹あり聴診す
そうか叩くのも聴診。

◯青ぶだう背中にこつと聴診器
こつ、がなつかしい。

◯塵取に蝉の骸と空蝉と
塵取のおかげでそれぞれの軽さがすごく強調された。

◯夕焼の手紙を取りに行ったきり
不思議な味わい。

◯夏帽子ぬいでは次の夏帽子
まあこういうことです、試着は。

◯古き墓新き墓蝉しぐれ
お盆ですねえ。そういえば墓参りに行ってないなあ。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 8月 2日(水)05時16分49秒
  ◯あれは事故言い張る裏の百日紅
おもてなし。

◯はるかより家事の音くる昼寝かな
おとなし。

◯異な事と言はれてしまふ海月かな
こともなし。

◯揚花火事業部長と見守りぬ
まもなし。

◯扇風機首を振りつづける情事
せんなし。

◯日雷感情線のうすきひと
ひとでなし。

◯水を打つ越路吹雪を聞きながら
ろくでなし。

◯冷酒くむ耳順過ぎたる聴講生
せいなし。

◯関取が関取と見る揚花火
すきまなし。

◯取り扱ひ注意の妻と熟れトマト
とりなし。

◯夕焼の手紙を取りに行ったきり
きりもなし。
 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年 8月 1日(火)22時38分56秒
  ○揚花火事業部長と見守りぬ
見守るが可笑しみです。

○たたまれて情婦のやうな日傘かな
綺麗なのだけれど、うまくたたみきれないところとか、置き所にちょっと困るところとか、そうかもです。

○情報はラジオからのみ朝曇
携帯します。

○昼顔を伝ひ情報漏れてゐる
漏れそう。

○日雷感情線のうすきひと
ああ、切ない情愛。

○薄情な女の部屋の金魚玉
金魚には超愛情をかけているかも。

○秋近し聴力検査用個室
秋近しがいいです。

○聴衆のどよめく記録夏の雲
水泳でしょうか。見えるよう。

○関取が関取と見る揚花火
関取が効いています。

○空缶を袋に詰めて朝曇
淡々と言えて佳。

○透明な傘を預けて盆踊
透明な傘が良かったです。

https://ja-jp.facebook.com/PoponaTsukino/

 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 8月 1日(火)21時51分15秒
  ○はるかより家事の音くる昼寝かな
 別に家事の音源が移動したりドップラー効果があったりするわけではなく、眠りから覚める様子の描写だと思うのですが、「はるかより」「くる」がいいですね。

○朝日より地方紙詳し薔薇事件
 さすが神戸新聞です。

○揚花火事業部長と見守りぬ
 もちろん作中主体が社長とか会長とか、事業部長より偉い可能性もないわけではないし、事業部長が愛人である可能性もないわけではないけど、平生口をきくこともないような人としばし花火を見届ける共感と読みたいです。

○たたまれて情婦のやうな日傘かな
 たたまれると日陰者となるのですね。

○情報はラジオからのみ朝曇
 テレビばっかり見ていると馬鹿になると言って、連続テレビ小説が終わるやいなやテレビを消す人っていましたよね。今でもいるのかなあ。

○薄情な女の部屋の金魚玉
 かつて部屋に上げてもらったことを回想しているのですね。金魚の尾のような未練です。

○秋近し聴力検査用個室
 「秋近し」が絶妙な斡旋ですね。

○取り扱ひ注意の妻と熟れトマト
 ジューシーな奥様なのでしょう。

○塵取に蝉の骸と空蝉と
 即物的ですね・

○夏帽子ぬいでは次の夏帽子
 迷っているのですね。

○透明な傘を預けて盆踊
 預けるものの選択がすばらしいですね。

 

選句です

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 8月 1日(火)08時21分8秒
  ○遠雷や背文字掠れし大事典
使い込まれて愛着のある大事典

○ラムネしゅぽぽん純情商店街
駄菓子屋に始まり、立ち寄る店のルーティン

○情報はラジオからのみ朝曇
情報に踊らされず、心は平穏

○扇風機首を振りつづける情事
扇風機は見ていた

○秋近し聴力検査用個室
微かな音も良く聞き取れて

○青ぶだう背中にこつと聴診器
贅肉のなき若き背中が美しい

○取り扱ひ注意の妻と熟れトマト
さわらぬ神に、ですね

○石段に蚊取線香残る朝
昨夜の密談の後か、はたまた

○鉄橋は夏の音なり次は取手
鉄橋の音に季節感あり、確かに

○古き墓新き墓蝉しぐれ
蝉時雨とのマッチングに共感

○夕立よスティックサラダの棒立ちよ
立ち往生感が上手い
 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2017年 7月31日(月)23時02分4秒
  ○異な事と言はれてしまふ海月かな
海月なら言われてしまうかもしれません。

○凌霄の花やぶら下がりの情事
つきすぎなようなふざけているような、でも可笑しい。

○ラムネしゅぽぽん純情商店街
高円寺ですか。しゅぽぽんの勢いでいただきました。

○扇風機首を振りつづける情事
昭和の映画とかドラマでよくあったような。

○聴衆の西日まみれとなりにけり
屋外ライブでしょうか。熱気を感じます。

○取つ手すぐ付け替へられて夏館
優秀な執事がいます。

○取り扱ひ注意の妻と熟れトマト
妻が自分のことをそう言っているのかもしれません。

○あつぱつぱ夕餉分厚きハンバーグ
ケチャップっぽいソースがかかっている。

○しゅのーけるびーさんうきわせいろがん
正露丸のコピーにいかがでしょうか。

○夏帽子ぬいでは次の夏帽子
うまくはぐらかされました。

○透明な傘を預けて盆踊
ちょっと良いビニ傘が流行っていますね。
こう書かれると、不思議なもののように見えます。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 7月31日(月)21時48分3秒
  ○ラムネしゅぽぽん純情商店街
ガード潜って細い路地裏、高円寺の懐かしい雰囲気。

○昼顔を伝ひ情報漏れてゐる
昼顔って言われてみるとそんな感じ。

○秋近し聴力検査用個室
ボタン押す奴ですね。

○水を打つ越路吹雪を聞きながら
風情よし。

○聴衆の西日まみれとなりにけり
盛り上がっていそう。

○鉄橋は夏の音なり次は取手
次は取手、にグッときました。

○夕焼の手紙を取りに行ったきり
不思議な句。夕焼が手紙のようでもあるし、
夕焼が手紙を攫って行ったようでもあり。

○あつぱつぱ夕餉分厚きハンバーグ
懐かしい家庭の。

○空缶を袋に詰めて朝曇
飲みすぎ?

○古き墓新き墓蝉しぐれ
シンプルだけど景が見えます。

○無免許の夢の続きや明易し
暑くて何度も起きちゃう夜に見る夢っぽい。
 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 7月31日(月)12時24分50秒
  毎日暑いですね。

◯異な事と言はれてしまふ海月かな
 なんか言い返せよ。

◯海月から頼まれ事をされにけり
 大したことでなければきいてあげたら。

◯鮮血を吸ひ山蛭は仕事場へ
 なんか嫌だなあ、けど採ってしまふ。

◯朝日より地方紙詳し薔薇事件
 中央では問題にならない事件こそ面白い。とりわけ薔薇がからむなら。

◯凌霄の花やぶら下がりの情事
 ぶら下がりの情事ってなんですか。

◯たたまれて情婦のやうな日傘かな
 これは可笑しい。

◯休日は玉葱一個薄情ね
 ホント薄情ね:笑

◯扇風機首を振りつづける情事
 ストーブじゃなかった、扇風機蹴飛ばさないようにね。

◯聴衆の西日まみれとなりにけり
 野外のライブか。お疲れ様。

◯関取が関取と見る揚花火
 暑苦しいなあ。

◯しゅのーけるびーさんうきわせいろがん
 びーさんって、ビーチサンダルのことだったのか!
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 7月31日(月)12時01分13秒
  〇はるかより家事の音くる昼寝かな
はるか、ですか。作者は女性だったりして。

〇ラムネしゅぽぽん純情商店街
近頃こぎれいな店が増えましたね。

〇戦争と情事は同じ日輪草
作者が男性ならふふんと納得。

〇昼顔を伝ひ情報漏れてゐる
「ひるがほに電流かよひゐはせぬか」というのは現実だったのですね。

〇西瓜にも胸と腹あり聴診す
それぞれ音が違います。

〇取つ手すぐ付け替へられて夏館
いいな。うちの玄関ノブなども、直して欲しい。

〇あつぱつぱ夕餉分厚きハンバーグ
めんどいので、ひとり一つだと分厚くなります。

〇夏帽子ぬいでは次の夏帽子
買い溜めたものがどれも合わなくなった?

〇空缶を袋に詰めて朝曇
缶ビール・・一週間分て、あんがい嵩張りますね。

〇透明な傘を預けて盆踊
雨天決行の盆踊り。

〇夕立よスティックサラダの棒立ちよ
スパゲッティの出来上がるのを待つ風情。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 7月30日(日)11時59分43秒
  ☆はるかより家事の音くる昼寝かな
 平和で健康な日常。

☆遠雷や背文字掠れし大事典
 ありがちっちゃありがちの取り合わせのような気もするけれど。手堅い一句。

☆ラムネしゅぽぽん純情商店街
 なぜか後引く韻律。数えると17音だけど、読むと音足らずに感じる。

☆秋近し聴力検査用個室
 そうかぁ。あれって聴力検査用個室って言うのか。ピー。ピッピッピッピッピ。

☆水を打つ越路吹雪を聞きながら
 打水のBGM、確かにゴージャスな方がいいかも。

☆聴診器あてられてゐるはだかかな
 よろしき脱力感。ここまで季感の無い裸句は初めて読んだような気がする。

☆関取が関取と見る揚花火
 いい香りがしそう。少々男色っぽい雰囲気も。

☆取つ手すぐ付け替へられて夏館
 何でもできる執事がいそう。

☆あつぱつぱ夕餉分厚きハンバーグ
 手作りっぽさ横溢。

☆透明な傘を預けて盆踊
 帰りには無くなっていることを想定しつつ。

☆夕立よスティックサラダの棒立ちよ
 自宅至近のスナック。雨宿り代わりにちょいと寄らせてもらう。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 7月30日(日)06時23分29秒
  ○異な事と言はれてしまふ海月かな
これは異なこと異なところ。

○遠雷や背文字掠れし大事典
取り合わせ、よろしき加減。

○揚花火事業部長と見守りぬ
ひとまず企画成功。

○凌霄の花やぶら下がりの情事
オードリーか。

○たたまれて情婦のやうな日傘かな
見えるようだ。

○情報はラジオからのみ朝曇
むかしの山岳部。

○扇風機首を振りつづける情事
今村昌平的ワンカット。

○取つ手すぐ付け替へられて夏館
営繕の対応早し夏館。

○取り扱ひ注意の妻と熟れトマト
どの家にも洩れなくひとりいます。

○夏帽子ぬいでは次の夏帽子
これは笑いました。秀逸。

○空缶を袋に詰めて朝曇
ビン、カン、資源の日。
 

事情聴取句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月30日(日)01時03分33秒
編集済
  投句一覧です。
(文字化け問題は解決しました。)

【事】
あれは事故言い張る裏の百日紅
ががんぼの網戸に事件の匂いあり
はるかより家事の音くる昼寝かな
異な事と言はれてしまふ海月かな
遠雷や背文字掠れし大事典
海月から頼まれ事をされにけり
私事ですが夏座蒲団を新調です
青葉木菟事の次第は知らぬふり
戦場カメラマン事成してより黒揚羽
鮮血を吸ひ山蛭は仕事場へ
朝日より地方紙詳し薔薇事件
揚花火事業部長と見守りぬ
凌霄の花やぶら下がりの情事

【情】
たたまれて情婦のやうな日傘かな
ラムネしゅぽぽん純情商店街
夏惜しむ若き詩情をおしむごと
休日は玉葱一個薄情ね
強情を張つて烏瓜の花
情報はラジオからのみ朝曇
情報は情けと報ひ夏の雲
戦争と情事は同じ日輪草
扇風機首を振りつづける情事
争ひは情ない話だが蟹
探索のここ情の濃い草いきれ
昼顔を伝ひ情報漏れてゐる
日雷感情線のうすきひと
薄情な音よ日傘のひらかるる
薄情な女の部屋の金魚玉

【聴】
秋近し聴力検査用個室
水を打つ越路吹雪を聞きながら
西瓜にも胸と腹あり聴診す
青ぶだう背中にこつと聴診器
胎の子に聴かす平泳ぎの鼓動
聴衆のどよめく記録夏の雲
聴衆の西日まみれとなりにけり
聴診器あてられてゐるはだかかな
補聴器のノイズ静まる緑の夜
冷酒くむ耳順過ぎたる聴講生

【取】
関取が関取と見る揚花火
取つ手すぐ付け替へられて夏館
取りてすぐ食べる胡瓜や花も食ぶ
取り扱ひ注意の妻と熟れトマト
取扱い注意のをんな泥鰌鍋
塵取に蝉の骸と空蝉と
石段に蚊取線香残る朝
掻き氷キラキラ取手市の蕎麦屋
鉄橋は夏の音なり次は取手
夕焼の手紙を取りに行ったきり

【当季雑詠】
あつぱつぱ夕餉分厚きハンバーグ
しゅのーけるびーさんうきわせいろがん
夏帽子ぬいでは次の夏帽子
空缶を袋に詰めて朝曇
空蝉の渇きゆく夜の白さかな
古き墓新き墓蝉しぐれ
時系列予報に冷房切つて寝る
走馬灯しばらく眺め消されをり
透明な傘を預けて盆踊
無免許の夢の続きや明易し
夕立よスティックサラダの棒立ちよ

(以上)

11句選(特選、逆選なし)
選句締切:8月2日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

いえいえ

 投稿者:百花  投稿日:2017年 7月27日(木)13時06分48秒
  大丈夫よ~  

ありがとうございました

 投稿者:由季  投稿日:2017年 7月27日(木)12時37分52秒
  百花さん、お手数おかけしてすみませんでした。  

往復書簡句会・作者発表

 投稿者:百花  投稿日:2017年 7月27日(木)09時16分51秒
  由季さんの選を足して修正しましたので、ご覧ください。  

ああ

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月26日(水)23時55分54秒
   ご無事でよかった。事件に巻き込まれたのかと心配しちゃいましたよ、由季さん。  

選句・申し訳ありません。

 投稿者:由季  投稿日:2017年 7月26日(水)23時41分37秒
  選句したつもりだったのですが、書き込みしそこなってていたようです。
集計の百花さん、みなさま申し訳ありません。

○蝉時雨往々にして眠る猫
「往々にして」が味わいあります。

○町村を跨ぐ往診麦の秋
大変ですね。実際ありそう。

○山蟻の列の復刻版めきて
文字の列に見えてきます。

○蝉時雨修復されし女神像
女神の力強さを感じます。

○急ぎゆゑ鮎は要らぬとメモ書に
何故鮎なんだろうという可笑しさ。

○書類上曽祖父として浮いてこい
浮いてこいの前で切れるのでしょうが、つなげて読めて面白い。

○図書室に効く冷房の淡きかな
そのくらいがちょうど良いと思います。

○箱書の文字はじいちやん月涼し
じいちゃん、という親しさがいいですね。

○物書きといふひと水羊羹を食ぶ
少し怪しげな人なのでしょう。

○率直に佐藤錦が欲しと書く
それは書いたほうがいいですね。

○簡単に夕餉済ませて遠花火
夏の夜の雰囲気が出ています。

○いもうとの前に生まれて鳳仙花
当たり前なんですが、趣があります。

○サングラス少し浮かせて見る名刺
ずらす、ではなく浮かすのがいいですね。
 

事情聴取句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月26日(水)23時23分56秒
  出題です。

【事】
【情】
【聴】
【取】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:7月29日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

往復書簡句会・作者発表

 投稿者:百花  投稿日:2017年 7月26日(水)23時05分58秒
編集済
  往復書簡句会・作者発表です。
(由季さんの選を足しました。)

泡と出てこの世往還してラムネ    なむ
復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む   なむ   苑あ百ぽ洋亜
書類上曽祖父として浮いてこい    なむ   海由
簡単に別れたふりや心太       なむ   亜
ビールなう冷奴なう寂光土      なむ   月百

安ければ透けます往年の水着     海太
倍々ゲーム往き着くところ雲海に   海太
内縁の竹婦人往診は裏口から     海太   月け
閣下!土用鰻ですと三度復唱     海太   月
支店から支店夏つばめの復路     海太
持続力より復活力シャワー浴ぶ    海太   苑百亜ゆ
率直に佐藤錦が欲しと書く      海太   む月朝由
急ぎゆゑ鮎は要らぬとメモ書に    海太   月洋け由
降りしきる書斎に薔薇の鎮魂歌    海太   む
下級生諸君焼酎で簡単に済まそ    海太   ゆ
危険日なの簡単でいいから梅干    海太
険しい顔で蛍袋を簡略化       海太   け
水臭い鳳蘭より風蘭         海太   洋
域内にある蛍火をありつたけ     海太

往診の鞄と麦藁帽子かな       朝比古  百
山蟻の列の復刻版めきて       朝比古  由
図書室に効く冷房の淡きかな     朝比古  洋亜由
両腕を上げし婦人へ簡単服      朝比古
頂に滑落跡やかき氷         朝比古  海

扇風機だけある古書の往来座     月犬   百洋亜
早朝に発って復路の大西日      月犬   苑百
日盛りに部屋の書棚の暗さかな    月犬
簡単に夕餉済ませて遠花火      月犬   朝亜由
夕立や頭の中の遠い森        月犬   あ朝百亜海ゆ

町村を跨ぐ往診麦の秋        ぽぽな  苑け由
復活へ頁を捲る夜の秋        ぽぽな  あ
バナナ昏れゆく物を書く音の中    ぽぽな  苑あゆ
簡単服着て簡単な一日        ぽぽな  苑海
失われた時を求めて書を曝す     ぽぽな  む百海

サルビアや長々と書く既往症     由季   苑朝百ぽ洋
復元の蔵の真つ白蝉時雨       由季   む朝ぽ亜け
古書店の引き戸夕焼引き摺りぬ    由季   苑あ洋亜ゆ
簡潔な断り文や百日紅        由季   朝ぽ亜
三伏の書店にBGMうつすら     由季
簡素化はできずのうぜんかづらかな  由季   月ゆけ

昆虫採集ふたり静かに立往生     洋子   月
ピアニカをすこし復習ひややつこ   洋子   朝
古書店へ往きかふひとのゐて涼し   洋子
きゆりもみその了簡を叱るこゑ    洋子   月海
ねぶのはな僕はゆつくり映画が見たい 洋子

蝉時雨往々にして眠る猫       亜紀   由
往年と言へば昭和といふ端居     亜紀
万緑の復元力やケーブルカー     亜紀   む百ぽゆ
箱書の文字はじいちやん月涼し    亜紀   む洋海由
ゆふぐれて簡単服でゆくお使い    亜紀   あ朝
いもうとの前に生まれて鳳仙花    亜紀   苑あぽ洋海ゆけ由
盆踊スマートホンを持ち替へて    亜紀   むあぽゆ
サングラス少し浮かせて見る名刺   亜紀   むぽ海け由

老年は往くのみの道雲の峰      百花   海
復員の夢さめぬまま南風吹く     百花   む月
短夜や俳句を書くといふ遊び     百花   朝
複雑な心をかくす簡単服       百花
大の字になる数分や冷房室      百花   海

炎天を黒き往診鞄ゆく        苑を   月ぽゆ
報復の連鎖こんなにも昼顔      苑を   月海ゆ
物書きといふひと水羊羹を食ぶ    苑を   け由
簡便なかたち蚯蚓もくちなはも    苑を   むゆ
ががんぼの夜の母からの宅急便    苑を   あ亜

往来のみるみる暗し竹夫人      あんこ  む朝洋
蝉時雨修復されし女神像       あんこ  朝け由
夕立を抜けて書店の新刊本      あんこ  け
揚花火簡易トイレへ子を抱いて    あんこ  苑百ぽ
川沿ひに連なつてゐる夜店の灯    あんこ  苑百洋亜

「往々にして」で始まる夏芝居    けんじ  あ
復唱の一文字違ふ閑古鳥       けんじ
図書館の貸出カード日雷       けんじ  苑洋
簡単に制服干され夏休み       けんじ  むあぽ海ゆ
帰省子のすぐ横になる畳かな     けんじ  む苑月あ朝百ぽ洋亜

往生の物語ある夏の雲        ゆかり  月
めざましき電池復活夜の秋      ゆかり
書類焼く地下四階や明易し      ゆかり  ぽけ
ぺらぺらな簡易書留朝曇       ゆかり  け
輿入の列したたりて日の盛り     ゆかり  あ朝
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2017年 7月26日(水)20時34分21秒
編集済
  ○町村を跨ぐ往診麦の秋
暑いので大忙し。お気をつけて。

○内縁の竹婦人往診は裏口から
ちょっと妄想癖が悪化しました。

○蝉時雨修復されし女神像
一層美人になりました。

○復元の蔵の真つ白蝉時雨
もっとリアリティに追及してください。

○急ぎゆゑ鮎は要らぬとメモ書に
ではこれから鰻を捌きます。

○書類焼く地下四階や明易し
時事句なのか、でも地下では窒息するかも。

○物書きといふひと水羊羹を食ぶ
たぶん自称。食べ終わってそそくさと帰ります。

○夕立を抜けて書店の新刊本
待ってました。帰りの電車で読みます。

○ぺらぺらな簡易書留朝曇
でもトップシークレットですから。

○簡素化はできずのうぜんかづらかな
かづら、ではどうでしょう。

○険しい顔で蛍袋を簡略化
簡易包装でお願いします。

○いもうとの前に生まれて鳳仙花
幼い姉妹の風景。

○サングラス少し浮かせて見る名刺
老眼?

 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月26日(水)20時03分44秒
  ○炎天を黒き往診鞄ゆく
 もちろん医師が持ち歩いているのだろうけれど、「往診鞄」だけがゆくような書きっぷりがいいですね。

○持続力より復活力シャワー浴ぶ
 また元気になっちゃったね。

○報復の連鎖こんなにも昼顔
 一見遠い「報復」と「昼顔」がみごとに衝突していますね。

○万緑の復元力やケーブルカー
 「ケーブルカー」という人工物との取り合わせが面白いですね。

○バナナ昏れゆく物を書く音の中
 「バナナ昏れゆく」が絶妙の措辞ですね。芳香が感じられます。

○古書店の引き戸夕焼引き摺りぬ
 ガラスに映った夕焼なのでしょうか。

○下級生諸君焼酎で簡単に済まそ
 こらこら、未成年になんてこというんだ。

○簡素化はできずのうぜんかづらかな
 引力によって複雑化しているような気もします。

○簡単に制服干され夏休み
 いかにも無造作な感じがいいです。

○簡便なかたち蚯蚓もくちなはも
 ひとみなどと異なり消化器そのままなかたちが残っていますよね。

○いもうとの前に生まれて鳳仙花
 「いもうとが先に生まれて鳳仙花」という代案を考えてみたんだけど、「当たり前の事実+季語」に軍配が上がりますね、やっぱり。

○盆踊スマートホンを持ち替へて
 なんかすごく複雑な踊りのような気がするのですが…。

○夕立や頭の中の遠い森
 耳鳴りのようです。

 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 7月26日(水)08時28分11秒
  ◯老年は往くのみの道雲の峰
ダグラス・マッカーサー。

◯報復の連鎖こんなにも昼顔
上戸彩。

◯書類上曽祖父として浮いてこい
安倍彪助。

◯箱書の文字はじいちやん月涼し
金田一耕助。

◯きゆりもみその了簡を叱るこゑ
吉永きゆり。

◯簡単に制服干され夏休み
ロミー・シュナイダー。

◯簡単服着て簡単な一日
櫂未知子。

◯いもうとの前に生まれて鳳仙花
小林麻耶。

◯サングラス少し浮かせて見る名刺
タモリ。

◯失われた時を求めて書を曝す
横井庄一・小野田寛郎。

◯大の字になる数分や冷房室
永井大。

◯頂に滑落跡やかき氷
植村直己。

◯夕立や頭の中の遠い森
高屋窓秋。
 

選句です。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 7月25日(火)17時30分34秒
編集済
  ○扇風機だけある古書の往来座
一本気な店主とご常連。

○持続力より復活力シャワー浴ぶ
何事もどつぼに嵌ったら一旦リセットがいいですね。

○復元の蔵の真つ白蝉時雨
ちょっとした空々しさに響く蝉しぐれ。

○復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む
いかにも挟まれそう。

○古書店の引き戸夕焼引き摺りぬ
味わい深き古書の町。

○図書室に効く冷房の淡きかな
長時間滞在者のためのに。。

○簡潔な断り文や百日紅
きっぱり感が百日紅とよく合う。

○簡単に別れたふりや心太
ふりが出来るようになったら上等。

○簡単に夕餉済ませて遠花火
幼き頃のわくわく感を思い出す。

○ががんぼの夜の母からの宅急便
いつまでもなんやかんやと送ってくれる母。

○帰省子のすぐ横になる畳かな
取りあえず畳に大の字ですね。

○川沿ひに連なつてゐる夜店の灯
夏の夜の川沿いって情緒ありますね。

○夕立や頭の中の遠い森
遠き記憶か、何故かしら頭の中に立ち上がる森の景。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 7月25日(火)11時24分6秒
  ◯サルビアや長々と書く既往症

いろいろあったのね。

◯往来のみるみる暗し竹夫人

うつくしいオブジェみたいな竹夫人。

◯扇風機だけある古書の往来座

手のり文鳥の籠もあります。

◯復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む

蚊も本望ですね。

◯急ぎゆゑ鮎は要らぬとメモ書に

鮎?要らないの?

◯古書店の引き戸夕焼引き摺りぬ

ゆっくりしか動かない古いガラス戸かな。

◯図書館の貸出カード日雷

こんなことあった気がする。

◯図書室に効く冷房の淡きかな

経費節減かな。

◯箱書の文字はじいちやん月涼し

そういえば箱書すきなばあちゃんっていない。


◯いもうとの前に生まれて鳳仙花

ご縁ですね。

◯帰省子のすぐ横になる畳かな

きもちよさそう。

◯水臭い鳳蘭より風蘭

そりゃ風蘭でしょ。

◯川沿ひに連なつてゐる夜店の灯

見たことある景色。
 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年 7月25日(火)04時52分58秒
  ○サルビアや長々と書く既往症
既往症、が良かったです。

○炎天を黒き往診鞄ゆく
黒き、が効いていますね。

○復元の蔵の真つ白蝉時雨
暑そう。

○復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む
ドグラ・マグラがいいです。

○万緑の復元力やケーブルカー
山火事跡でしょうか。

○書類焼く地下四階や明易し
地下4階というのがすごい。相当な秘密度。

○簡潔な断り文や百日紅
百日紅で強い余韻。

○簡単に制服干され夏休み
制服の夏休み。

○揚花火簡易トイレへ子を抱いて
母はたくましい。簡易トイレありがたい。

○いもうとの前に生まれて鳳仙花
ご縁というもの。

○サングラス少し浮かせて見る名刺
ふん、という感じでしょうか。

○帰省子のすぐ横になる畳かな
そのためにあります、畳。

○盆踊スマートホンを持ち替へて
自撮りも忘れずに。

https://ja-jp.facebook.com/PoponaTsukino/

 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 7月24日(月)22時53分12秒
  月犬さん、有難うございます。みなさま、ご無理の無いように。

○サルビアや長々と書く既往症
既往症は随分前のは書かないで良いそうなので、長々となると、お大事に、としか言いようがありません。サルビアの血の色など。

○往診の鞄と麦藁帽子かな
自転車でいらしたのかな。

○扇風機だけある古書の往来座
あと、猫。

○持続力より復活力シャワー浴ぶ
両方欲しいです。

○早朝に発って復路の大西日
明るいうちの日帰りとはいえ、お疲れ様。

○復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む
復刻版ですか。それならページに血が残ってもまあいいですか。

○万緑の復元力やケーブルカー
復元力とは、味のある。

○揚花火簡易トイレへ子を抱いて
行くのも帰るのも大変。一人ならともかく、です。

○ビールなう冷奴なう寂光土
手酌でしょうか、寂光土。。

○帰省子のすぐ横になる畳かな
ワンルームマンションからの帰宅。和室がある!

○失われた時を求めて書を曝す
物忘れの世界・・・。

○川沿ひに連なつてゐる夜店の灯
川沿いって風情がありますね。

○夕立や頭の中の遠い森
白い森でなく。遠い森って素敵ですね。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 7月24日(月)20時04分39秒
  サルビアや長々と書く既往症
 根治しているのが救い。

往来のみるみる暗し竹夫人
 夕立が近い。

ピアニカをすこし復習ひややつこ
 ひややっこ、渋くてなぜか滑稽。

蝉時雨修復されし女神像
 ああいうものはそのままにしておいて味わいが深まるものじゃないのかな。

復元の蔵の真つ白蝉時雨
 漆喰ね。左官屋さんが手練の職人技を。

短夜や俳句を書くといふ遊び
 遊ぼう遊ぼう。

率直に佐藤錦が欲しと書く
 じゃぁ私はでんすけ西瓜を。

ゆふぐれて簡単服でゆくお使い
 普段の心で。

簡潔な断り文や百日紅
 「申し訳ありませんがお断りします」とだけ。

簡単に夕餉済ませて遠花火
 待ちきれない。

帰省子のすぐ横になる畳かな
 あ、あのCMね。

夕立や頭の中の遠い森
 頭の中のって反則技。

輿入の列したたりて日の盛り
 なぜだか名古屋っぽく感じる。
 

投句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2017年 7月24日(月)19時55分49秒
  ○「往々にして」で始まる夏芝居
なんか、下北沢の地下小劇場っぽい。

○復活へ頁を捲る夜の秋
はやる気持ちを抑えて。

○復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む
「蚊を挟む」の落とし方、いいなあ。これはドグラ・マグラ効いてます。

○バナナ昏れゆく物を書く音の中
全体の雰囲気がすき。

○古書店の引き戸夕焼引き摺りぬ
最期の「夕焼引き摺りぬ」で、神保町あたりの風情を一層感じました。

○ゆふぐれて簡単服でゆくお使い
小さい子どものはじめてのおつかいのよう。

○簡単に制服干され夏休み
いかにも夏休みって感じ。

○いもうとの前に生まれて鳳仙花
おねいちゃんは大変なのです。

○ががんぼの夜の母からの宅急便
これは息子視点のような気がしてしょうがない。

○帰省子のすぐ横になる畳かな
そうそう、なんだか転がるんですよね。

○盆踊スマートホンを持ち替へて
今の時代の盆踊りの風景。

○夕立や頭の中の遠い森
音がよく聞えてくる。いいなあ。

○輿入の列したたりて日の盛り
太陽の光がしたたるだけでなく、列までしたたるようで、
この世ならぬ輿入れ?

 

選句です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 7月24日(月)18時52分31秒
  今回の集計は百花さんです。できればお早めの選句よろしくお願いしますね。


◯炎天を黒き往診鞄ゆく
 黒い鞄に焦点を合わせたところがよいかと。鞄を持つ医者は志村喬か:笑

◯往生の物語ある夏の雲
 たぶんそんな物語はだれでもひとつくらいは抱えているのだと思う。

◯昆虫採集ふたり静かに立往生
 もう帰って来ません、この二人。

◯内縁の竹婦人往診は裏口から
 まあ、竹夫人だろうが生身の人間だろうが、ふたりがそれでよければ結構かと。

◯閣下!土用鰻ですと三度復唱
 きっと愛称なんだろうね。恰幅がよくて髭生やして、軍服が似合いそうなオヤヂ。

◯復員の夢さめぬまま南風吹く
 たいへんな思いで帰国されたのでしょうねえ。

◯報復の連鎖こんなにも昼顔
 よくわからぬが、可笑しいね。で、なおかつ危なげ。

◯急ぎゆゑ鮎は要らぬとメモ書に
 そんなもん、メモするかい?可笑しい。

◯率直に佐藤錦が欲しと書く
 佐藤錦ってさくらんぼのブランド名だったのか、知らなかった、貧乏人だから。

◯きゆりもみその了簡を叱るこゑ
 どんな了簡かなあ、手抜きしてるわけね。それともほかのオカズはなし?

◯簡素化はできずのうぜんかづらかな
 たしかにできぬな。

◯ビールなう冷奴なう寂光土
 ハイハイ。今日も一日暑かったからね。

◯帰省子のすぐ横になる畳かな
 ああ、この畳に横になりたくて帰って来たんだよ~~、なんて言ってるのかな。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2017年 7月24日(月)18時00分13秒
  ○サルビアや長々と書く既往症
サルビアが目に滲みる。

○町村を跨ぐ往診麦の秋
ご苦労様です。

○持続力より復活力シャワー浴ぶ
説得されました。

○早朝に発って復路の大西日
お仕事ご苦労さんな感じ。

○復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む
バカバカしくてよし。

○バナナ昏れゆく物を書く音の中
バナナが匂います。

○古書店の引き戸夕焼引き摺りぬ
俳句っぽくて古臭くてよい光景。

○図書館の貸出カード日雷
図書館と日雷は年歳関係なく青春性。

○簡単服着て簡単な一日
のんびりとした昭和な一日

○揚花火簡易トイレへ子を抱いて
ご苦労様。幸せな時間だったといつか思います。

○いもうとの前に生まれて鳳仙花
鳳仙花がよろしい塩梅。

○帰省子のすぐ横になる畳かな
故郷っていいですね。

○川沿ひに連なつてゐる夜店の灯
既視感にしみじみ。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 7月23日(日)21時33分40秒
  ○往来のみるみる暗し竹夫人
往来はなんとなく見るもの。みるみる暗し、がいい。

○復員の夢さめぬまま南風吹く
この心的経験に一票。

○復元の蔵の真つ白蝉時雨
うん、白すぎるよね。

○万緑の復元力やケーブルカー
これは巧い。

○降りしきる書斎に薔薇の鎮魂歌
遺したのは医学書と美術書。

○箱書の文字はじいちやん月涼し
じいちゃん、いいね。

○率直に佐藤錦が欲しと書く
そりゃ書いたほうがいい。

○簡単に制服干され夏休み
ハンガーに掛けてささっと風通し。

○簡便なかたち蚯蚓もくちなはも
たしかに簡便。

○サングラス少し浮かせて見る名刺
不動産屋か芸能プロか。

○帰省子のすぐ横になる畳かな
なるなる。

○失われた時を求めて書を曝す
可笑しい。

○盆踊スマートホンを持ち替へて
踊りの振りのように左右の手で交互に。
 

往復書簡句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月23日(日)20時06分56秒
  たいへんお待たせしました。投句一覧です。

【往】
「往々にして」で始まる夏芝居
サルビアや長々と書く既往症
安ければ透けます往年の水着
炎天を黒き往診鞄ゆく
往診の鞄と麦藁帽子かな
往生の物語ある夏の雲
往年と言へば昭和といふ端居
往来のみるみる暗し竹夫人
昆虫採集ふたり静かに立往生
蝉時雨往々にして眠る猫
扇風機だけある古書の往来座
町村を跨ぐ往診麦の秋
内縁の竹婦人往診は裏口から
倍々ゲーム往き着くところ雲海に
泡と出てこの世往還してラムネ
老年は往くのみの道雲の峰

【復】
ピアニカをすこし復習ひややつこ
めざましき電池復活夜の秋
閣下!土用鰻ですと三度復唱
山蟻の列の復刻版めきて
支店から支店夏つばめの復路
持続力より復活力シャワー浴ぶ
蝉時雨修復されし女神像
早朝に発って復路の大西日
復員の夢さめぬまま南風吹く
復活へ頁を捲る夜の秋
復元の蔵の真つ白蝉時雨
復刻のドグラ・マグラで蚊を挟む
復唱の一文字違ふ閑古鳥
報復の連鎖こんなにも昼顔
万緑の復元力やケーブルカー

【書】
バナナ昏れゆく物を書く音の中
急ぎゆゑ鮎は要らぬとメモ書に
古書店の引き戸夕焼引き摺りぬ
古書店へ往きかふひとのゐて涼し
降りしきる書斎に薔薇の鎮魂歌
三伏の書店にBGMうつすら
書類焼く地下四階や明易し
書類上曽祖父として浮いてこい
図書館の貸出カード日雷
図書室に効く冷房の淡きかな
短夜や俳句を書くといふ遊び
日盛りに部屋の書棚の暗さかな
箱書の文字はじいちやん月涼し
物書きといふひと水羊羹を食ぶ
夕立を抜けて書店の新刊本
率直に佐藤錦が欲しと書く

【簡】
きゆりもみその了簡を叱るこゑ
ぺらぺらな簡易書留朝曇
ゆふぐれて簡単服でゆくお使い
下級生諸君焼酎で簡単に済まそ
簡潔な断り文や百日紅
簡素化はできずのうぜんかづらかな
簡単に制服干され夏休み
簡単に別れたふりや心太
簡単に夕餉済ませて遠花火
簡単服着て簡単な一日
簡便なかたち蚯蚓もくちなはも
危険日なの簡単でいいから梅干
険しい顔で蛍袋を簡略化
複雑な心をかくす簡単服
揚花火簡易トイレへ子を抱いて
両腕を上げし婦人へ簡単服

【当季雑詠】
いもうとの前に生まれて鳳仙花
ががんぼの夜の母からの宅急便
サングラス少し浮かせて見る名刺
ねぶのはな僕はゆつくり映画が見たい
ビールなう冷奴なう寂光土
域内にある蛍火をありつたけ
帰省子のすぐ横になる畳かな
失われた時を求めて書を曝す
水臭い鳳蘭より風蘭
川沿ひに連なつてゐる夜店の灯
大の字になる数分や冷房室
頂に滑落跡やかき氷
盆踊スマートホンを持ち替へて
夕立や頭の中の遠い森
輿入の列したたりて日の盛り

(以上)

13句選(特選、逆選なし)
選句締切:7月26日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

すみません

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月23日(日)01時28分36秒
  ちょっと取り込んでおりまして、投句一覧を公開するのが18:00くらいになりそうです。まだの方も、よろしくお願いします。  

往復書簡句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月20日(木)00時15分42秒
  出題です。

【往】
【復】
【書】
【簡】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:7月22日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

渡辺直美句会結果発表

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 7月19日(水)21時55分2秒
  早めの選句ありがとうございました。
結果です。間違いありましたら、ご一報ください。

南風吹く元渡し場に老船頭        海太
在りし日の渡瀬恒彦水喧嘩        海太
白南風が吹くぞ関係者渡航        海太  月
辺張の七万で栄和(ロン)三光鳥     海太
蟻の塔の天辺に立つ足二本        海太
底辺掛ける高さ割る二雲海        海太
垂直に降り水となる翡翠よ        海太
ニニンガシニサンガロク計算づくの尺取虫 海太
直美とは鉄砲百合が縁でした       海太  亞由ゆ
飴細工米国美国虎が雨          海太
瑠璃蜥蜴の肉体美より精神美       海太
尾張から美濃へとアロハシャツを着て   海太  由ゆ
滴りや和音和音和音和音無音       海太  亜
同窓会とは人生の片蔭          海太
土用鰻の日そ損な金なでうふふ      海太

すずしさやバリスタの声ゆき渡る     ぽぽな
短夜のスマートフォンに辺四つ      ぽぽな
参道の一直線の蝉時雨          ぽぽな む朝百亜亞由
日焼の子語尾美しく去りにけり      ぽぽな む百亜洋
砂日傘しばらくはボサノバでいい     ぽぽな む朝亜由

ゆらゆらと日暮里渡る夏の月       亞子  洋
白くともる愛の岸辺の冷奴        亞子  月
カンナ立つ直情型と言われても      亞子  海
鬼百合の鬼であること美しく       亞子  百海ゆ
蚊遣火や日に三回のイルカショー     亞子  海ゆ

生活を渡つてゆける蟻の列        朝比古 百亜ぽ
天辺をくづさぬやうにかき氷       朝比古 む月亞ぽ
よく唸る宿直室の冷蔵庫         朝比古 む百亞由ぽゆ
美しく水の打たれて蔵の町        朝比古
純喫茶近藤の宇治金時ぞ         朝比古 洋

除草機の渡る三叉路葛飾区        なむ  百
避暑地とは名ばかりでしてただ辺鄙    なむ  亜月
冷房の強と直交して瞑る         なむ  洋
後厄の女子美の人と納涼舟        なむ  朝洋ゆ
捕虫網勝つてくるぞと板橋区       なむ  洋ゆ

順番に蛇を手渡す遊びかな        月犬  朝亜海亞由ぽゆ
その辺りすこし怪しい蝸牛        月犬  朝洋由
驟雨あと少年素直な目となりぬ      月犬  朝ぽ
夏の月少女の鼻緒美しき         月犬
炎天を腹わた重く歩きけり        月犬  朝由

軽鳧の子と渡る横断歩道の横       百花
一辺の光年夏の大三角          百花  海月ぽ
直ぐ失せる初恋の味かき氷        百花  月由
美味しいといへばまた出る砂糖水     百花  海ぽ
七夕の月皓々と寝間へ入る        百花

恐竜の折りがみ渡す夏休み        洋子  む亜月亞
ふうりんや岸辺シローのこゑ古り     洋子  亞
吉右衛門ま直にみてる玉の汗       洋子
日焼けして炎症にあふ美少年       洋子
水虫の足フランスから郵便        洋子  ゆ

徒歩でゆく渡月橋なり夏の月       亜紀  百
風死して矢切の渡しまで歩く       亜紀  朝海亞由ぽ
神田駅周辺のカフェ大夕立        亜紀  洋
はしごして選び直してゐる水着      亜紀  朝百
虹の橋つなぎ直してゐる手と手      亜紀  海
水打つて美しきゆふぐれ神楽坂      亜紀  む海ぽ
虹の橋架かりしところ観覧車       亜紀  む朝
ガラクタの山高々と蝉の声        亜紀  亞

夏帽のふたり何かを受け渡し       由季  む朝月洋ゆ
夾竹桃身辺調査来たらしく        由季  月ぽ
次々と直立をして花蓮          由季  百
冷房に美容部員の微笑みぬ        由季  亜亞
まくなぎの辺縁系に棲んでゐる      由季  ゆ
完成の箱庭更に橋を足す         由季  百月洋亞

炎昼を渡る世間の発条秤         ゆかり む亜海
身辺を整理してゐる夏の雲        ゆかり 百亜由ぽ
親友よ直線距離の茄子畑         ゆかり 月
百足虫だつてげじげじだつて美美美美   ゆかり 洋
夏雲やモンゴル力士勢唄ふ        ゆかり む海
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月19日(水)21時36分48秒
  ○夏帽のふたり何かを受け渡し
 腹心の友なのでしょうね。秘密の手紙か。

○順番に蛇を手渡す遊びかな
 手づかみできないと、どんな仕打ちが待っているのでしょう。

○よく唸る宿直室の冷蔵庫
 臨場感がありますね。もちろん宿直は仕事だから、冷蔵庫にビールなどなく…。

○鬼百合の鬼であること美しく
 人間だって鬼は美しいような気もします。

○後厄の女子美の人と納涼舟
 そう言って面白がっているけど、じつは後厄であることも女子美であることもなんとも思っていない生活感がいいですね。

○直美とは鉄砲百合が縁でした
 なんだか勝ち気な凜とした姐御肌を感じます。

○尾張から美濃へとアロハシャツを着て
 ドンバのビータでしょうか。

○まくなぎの辺縁系に棲んでゐる
 メニエール病かなにかだと思います。

○蚊遣火や日に三回のイルカショー
 ショーの合間のイルカがくつろいでいる様子が感じられます。

○水虫の足フランスから郵便
 すごい取り合わせですね。日本固有の湿度を感じます。

○捕虫網勝つてくるぞと板橋区
 「露営の歌」の替え歌なんぞが今なお出てくる世相なのでしょうか。

 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2017年 7月19日(水)06時53分53秒
  ご無沙汰しております。どうぞよろしくお願いいたします。

○順番に蛇を手渡す遊びかな
この前公園で見ました。

○生活を渡つてゆける蟻の列
生活を、が良かったです。

○風死して矢切の渡しまで歩く
いいところですよね。

○一辺の光年夏の大三角
一辺の光年が良かったです。

○身辺を整理してゐる夏の雲
雲の様とも自分とも。

○天辺をくづさぬやうにかき氷
ゆっくり食べられて良いかもです。

○夾竹桃身辺調査来たらしく
赤が効いています。

○よく唸る宿直室の冷蔵庫
宿直の退屈さ。

○驟雨あと少年素直な目となりぬ
自然と一体ですね。

○水打つて美しきゆふぐれ神楽坂
うう、美しいですね。

○美味しいといへばまた出る砂糖水
コールアンドリスポンスいいですね。

https://ja-jp.facebook.com/PoponaTsukino/

 

選句しました。

 投稿者:由季  投稿日:2017年 7月18日(火)22時49分39秒
  ○順番に蛇を手渡す遊びかな
危ない遊びは面白いのです。

○風死して矢切の渡しまで歩く
地名に説得力あり。

○その辺りすこし怪しい蝸牛
蝸牛は知らん顔していますが。

○身辺を整理してゐる夏の雲
そういう時期があってもよいです。

○よく唸る宿直室の冷蔵庫
無駄に電力を消費していそう。

○参道の一直線の蝉時雨
両側から聞こえてきて増幅される。

○直ぐ失せる初恋の味かき氷
カルピスかき氷でしょうか。

○直美とは鉄砲百合が縁でした
「鉄砲」の字が案外効いているのでは。

○尾張から美濃へとアロハシャツを着て
旧国名の渋さとアロハシャツの派手さのギャップ。

○炎天を腹わた重く歩きけり
夏バテでしょうか。

○砂日傘しばらくはボサノバでいい
よいと思います!
 

選句です。

 投稿者:亞子  投稿日:2017年 7月18日(火)11時15分39秒
  ◯恐竜の折りがみ渡す夏休み
夏休みですよね恐竜は。

◯順番に蛇を手渡す遊びかな
不気味のような、楽しいような。

◯風死して矢切の渡しまで歩く
リアル感あり。

◯ふうりんや岸辺シローのこゑ古り
ああ何もかもが古ります・・・。

◯天辺をくづさぬやうにかき氷
最近のかき氷はすごいことになっているらしい。

◯よく唸る宿直室の冷蔵庫
年季。

◯参道の一直線の蝉時雨
音を一直線と捉えたところが。

◯直美とは鉄砲百合が縁でした
むむむ、世の中にはそんなご縁もね。

◯冷房に美容部員の微笑みぬ
デパートの主に一階の、笑顔あふるる怖いエリア。

◯ガラクタの山高々と蝉の声
呆然感に?の声がシンクロ。

◯完成の箱庭更に橋を足す
引くより足したくなるものなのかも。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2017年 7月17日(月)22時32分54秒
  ◯ゆらゆらと日暮里渡る夏の月

あのお団子屋さんまだあるかなぁ。

◯夏帽のふたり何かを受け渡し

礼儀ただしくてシャイな空気。

◯その辺りすこし怪しい蝸牛

においます。

◯神田駅周辺のカフェ大夕立

じみーに純喫茶「近藤」とかもありそう。

◯冷房の強と直交して瞑る

しばしオアシス。

◯後厄の女子美の人と納涼舟

なんか大人っぽい女子美。

◯日焼の子語尾美しく去りにけり

さわやか。

◯百足虫だつてげじげじだつて美美美美

あのビビビビですか?

◯完成の箱庭更に橋を足す

地味にたのしそう。

◯純喫茶近藤の宇治金時ぞ

刻がとまっていそう。

◯捕虫網勝つてくるぞと板橋区

けなげな板橋区。
 

選句です

 投稿者:月犬  投稿日:2017年 7月17日(月)10時59分5秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯夏帽のふたり何かを受け渡し
 怪しいものではないだろう。夏帽かぶっているのだから。

◯恐竜の折りがみ渡す夏休み
 ね、折紙だったんだよ。

◯白南風が吹くぞ関係者渡航
 なんの関係者だよ。こちらは怪しいかも。

◯一辺の光年夏の大三角
 大きいなあ、大きすぎて手におえぬ。

◯天辺をくづさぬやうにかき氷
 あれ、まず天辺を崩すんじゃないのかなあ、そうか遊んでいるのか。

◯白くともる愛の岸辺の冷奴
 ハイハイ、そうですか。

◯避暑地とは名ばかりでしてただ辺鄙
 辺鄙なところがよろしいかと。避暑地はきらい。

◯夾竹桃身辺調査来たらしく
 ヤバいね:笑

◯親友よ直線距離の茄子畑
 なんのことやら。可笑しさ充満。

◯直ぐ失せる初恋の味かき氷
 あ、カルピスけちったのね。

◯完成の箱庭更に橋を足す
 あ、だめだめ。それをやると全体のバランスが崩れます。なにか少し足りない感じの方がいいのさ。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2017年 7月17日(月)10時02分39秒
  ◯炎昼を渡る世間の発条秤
角野卓造&近藤春菜。

◯順番に蛇を手渡す遊びかな
毒蝮三太夫&田中邦衛(青大将)。

◯風死して矢切の渡しまで歩く
ちあきなおみ&細川たかし。

◯一辺の光年夏の大三角
福田赳夫&中曽根康弘。

◯カンナ立つ直情型と言われても
神津カンナ&菅直人(?)。

◯虹の橋つなぎ直してゐる手と手
清川虹子&橋幸夫。

◯鬼百合の鬼であること美しく
小池&吉高&宮本(?)。

◯水打つて美しきゆふぐれ神楽坂
はん子&浮子。

◯美味しいといへばまた出る砂糖水
佐藤江梨子&さとう珠緒&佐藤かよ(?)。

◯夏雲やモンゴル力士勢唄ふ
白鵬&日馬富士&鶴竜(休場不戦敗)。

◯蚊遣火や日に三回のイルカショー
神部としえ&蘇我入鹿。
 

選句しました。

 投稿者:亜紀  投稿日:2017年 7月16日(日)20時19分22秒
  〇炎昼を渡る世間の発条秤
発条秤が良い味出しています。

〇恐竜の折りがみ渡す夏休み
帰省先での出会いと別れ。

〇順番に蛇を手渡す遊びかな
言い出しっぺは誰だ!

〇生活を渡つてゆける蟻の列
生活、でいろいろな場面が見える。

〇身辺を整理してゐる夏の雲
夏の雲で次へのステップへ。

〇避暑地とは名ばかりでしてただ辺鄙
甘い言葉にご注意。

〇参道の一直線の蝉時雨
蝉時雨がサラウンドで迫力。

〇日焼の子語尾美しく去りにけり
素朴で健康的なくりくり坊主頭の少年。

〇冷房に美容部員の微笑みぬ
営業スマイルを崩さずに。

〇砂日傘しばらくはボサノバでいい
アンニュイな気分でいたい午後。

〇滴りや和音和音和音和音無音
最後の無音で一気に余韻が。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2017年 7月16日(日)12時49分31秒
  ○除草機の渡る三叉路葛飾区
葛飾や桃の籬も水田べり・の頃からの三叉路かしら?

○生活を渡つてゆける蟻の列
以前は生活そのものの台所に蟻の列でしたが、最近は蟻を見ません。どうしちゃったのでしょうね。

○徒歩でゆく渡月橋なり夏の月
徒歩でこそ。時空を超えて。

○身辺を整理してゐる夏の雲
あ、それでスッキリしているのですね、雲の峰。

○はしごして選び直してゐる水着
しかも試着もやり直し??

○よく唸る宿直室の冷蔵庫
便利なように置いてあるのだけれど。その度に目覚めてしまいそう。

○参道の一直線の蝉時雨
一直線の参道に蝉時雨が一直線に。気持ち良いです。

○次々と直立をして花蓮
直立ですね、ほんとに。

○鬼百合の鬼であること美しく
すてき。気品を感じます。

○日焼の子語尾美しく去りにけり
お育ちの良いお子さん。見習わねば。

○完成の箱庭更に橋を足す
完成だったはずが。でも橋がかかって良かったですね。未来が開けますよう。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2017年 7月16日(日)09時46分1秒
  ☆夏帽のふたり何かを受け渡し
 何か、気になる。たぶん健康的な代物かと想像。

☆順番に蛇を手渡す遊びかな
 だめな子はだめだろうな。こういう遊びでガキ大将が決まったりする。

☆風死して矢切の渡しまで歩く
 当方これ実際に経験あり。柴又からぶらぶらと、暑かったなぁ。途中に旨い蕎麦屋があったような記憶。

☆その辺りすこし怪しい蝸牛
 蝸牛による捜索、ありそう。

☆はしごして選び直してゐる水着
 結局同じようなものに落ち着く。

☆参道の一直線の蝉時雨
 お暑い盛り。

☆驟雨あと少年素直な目となりぬ
 きらきら輝いて。こちらがはっとしたりする。

☆後厄の女子美の人と納涼舟
 女性の後厄、数えで20・34・38・62才ということらしい。女子美術大學は1900年創設だから、いずれの年齢の方も可能性あり。以上、プロファイリング完了。

☆炎天を腹わた重く歩きけり
 あぁ、この感じ嫌だねぇ。水中だろうか。

☆砂日傘しばらくはボサノバでいい
 リゾート気分にはボサノバがよく似合う。

☆虹の橋架かりしところ観覧車
 グッドタイミング。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2017年 7月16日(日)08時08分20秒
  ○炎昼を渡る世間の発条秤
ばねばかり、巧い。「世間は」のほうがいいかも。

○夏帽のふたり何かを受け渡し
怪しい。薬物かそれともカブトムシか。

○恐竜の折りがみ渡す夏休み
ステゴザウルス。

○天辺をくづさぬやうにかき氷
うん、サイドから攻めるね。

○よく唸る宿直室の冷蔵庫
巧い。廊下まで聞こえる。

○参道の一直線の蝉時雨
いっそ気持がいい。

○水打つて美しきゆふぐれ神楽坂
デキスギの景だが、ここまであっけらかんに言えばそれも妙。

○日焼の子語尾美しく去りにけり
いい子に会いましたね。うらやましい。

○夏雲やモンゴル力士勢唄ふ
なんというか牧歌的な大きさがある。

○砂日傘しばらくはボサノバでいい
うん、いい。

○虹の橋架かりしところ観覧車
デキスギの景だが、ここまでカマトトに言えばそれも妙。
 

渡辺直美句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月16日(日)00時19分1秒
  投句一覧です。

【渡】
すずしさやバリスタの声ゆき渡る
ゆらゆらと日暮里渡る夏の月
炎昼を渡る世間の発条秤
夏帽のふたり何かを受け渡し
恐竜の折りがみ渡す夏休み
軽鳧の子と渡る横断歩道の横
在りし日の渡瀬恒彦水喧嘩
順番に蛇を手渡す遊びかな
除草機の渡る三叉路葛飾区
生活を渡つてゆける蟻の列
徒歩でゆく渡月橋なり夏の月
南風吹く元渡し場に老船頭
白南風が吹くぞ関係者渡航
風死して矢切の渡しまで歩く

【辺】
その辺りすこし怪しい蝸牛
ふうりんや岸辺シローのこゑ古り
一辺の光年夏の大三角
蟻の塔の天辺に立つ足二本
神田駅周辺のカフェ大夕立
身辺を整理してゐる夏の雲
短夜のスマートフォンに辺四つ
底辺掛ける高さ割る二雲海
天辺をくづさぬやうにかき氷
白くともる愛の岸辺の冷奴
避暑地とは名ばかりでしてただ辺鄙
辺張の七万で栄和(ロン)三光鳥
夾竹桃身辺調査来たらしく

【直】
カンナ立つ直情型と言われても
はしごして選び直してゐる水着
よく唸る宿直室の冷蔵庫
吉右衛門ま直にみてる玉の汗
参道の一直線の蝉時雨
次々と直立をして花蓮
親友よ直線距離の茄子畑
垂直に降り水となる翡翠よ
直ぐ失せる初恋の味かき氷
虹の橋つなぎ直してゐる手と手
冷房の強と直交して瞑る
驟雨あと少年素直な目となりぬ

【美】
飴細工米国美国虎が雨
夏の月少女の鼻緒美しき
鬼百合の鬼であること美しく
後厄の女子美の人と納涼舟
水打つて美しきゆふぐれ神楽坂
直美とは鉄砲百合が縁でした
日焼けして炎症にあふ美少年
日焼の子語尾美しく去りにけり
尾張から美濃へとアロハシャツを着て
美しく水の打たれて蔵の町
美味しいといへばまた出る砂糖水
百足虫だつてげじげじだつて美美美美
瑠璃蜥蜴の肉体美より精神美
冷房に美容部員の微笑みぬ

【当季雑詠】
ガラクタの山高々と蝉の声
ニニンガシニサンガロク計算づくの尺取虫
まくなぎの辺縁系に棲んでゐる
炎天を腹わた重く歩きけり
夏雲やモンゴル力士勢唄ふ
蚊遣火や日に三回のイルカショー
完成の箱庭更に橋を足す
砂日傘しばらくはボサノバでいい
七夕の月皓々と寝間へ入る
純喫茶近藤の宇治金時ぞ
水虫の足フランスから郵便
滴りや和音和音和音和音無音
土用鰻の日そ損な金なでうふふ
同窓会とは人生の片蔭
虹の橋架かりしところ観覧車
捕虫網勝つてくるぞと板橋区

(以上)

11句選(特選、逆選なし)
選句締切:7月19日(水)23時(JST)
            ↑
 ★集計の方のご負担を考慮し時間を繰り上げました。
投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★★★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。★★★
(人力で集計しているので、順番を変えられるとほんとに大変なんです!!!)

ではよろしくお願い致します。
 

渡辺直美句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2017年 7月12日(水)22時22分8秒
  出題です。

【渡】
【辺】
【直】
【美】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:7月15日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

レンタル掲示板
/55