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選句しました。

 投稿者:裕美  投稿日:2018年11月18日(日)22時34分49秒
  ○隙あれば冬眠
あとの間は寝息なのかも。

○寒紅梅間口の狭き京の家
ああ、和だなあ。

○間際まで迷ふ出立小夜時雨
結局行ってしまったのか、留まったのか。今回、小夜時雨の句が3つもあっめ面白かったです。

○はつふゆは脳が収縮したがるの
したがりますね。まだ寒さに慣れなくて。

○ふくろふの声を収集する男
不思議な人が現れた。

○収支簿閉づ窓に点滅するツリー
早く業務を終えて帰ってくださいね。

○収拾のつかぬ言ひ訳冬椿
言い訳するほどに椿がうつくしい。

○八本の足を収めて炬燵かな
4人なんですね。でも、蛸壺みたいです。

○黄落の真只中の納車かな
いいなあ。いい日ですね。

○納品の青き複写の文字冴えて
きれいです。年末が近づいているからか、なんとなくお仕事関係の句が多い感じがして焦ります。年末進行!

○一匹の小鬼そだてて小六月
この小鬼、邪気がない感じです。

○今朝からの生涯ありつたけの咳
ああー、苦しいですね。お大事に。

○山茶花になつたつもりで咲いてゐる
本当は君は誰なんだい。

○初霜やサンダル履きの指曲げて
庭にでも出たのでしょうか。さむいさむい。
 
 

選句です

 投稿者:月犬  投稿日:2018年11月18日(日)21時08分26秒
  ゆかりさん、ファイル送ってください。

◯こたつから這い出して猫隙だらけ
 よ~くわかる、猫灰だらけと言ったのは寅さんか:笑

◯隙あらば入る冬の日の野良猫
 また出たね、猫:笑。出ると入るでは大違いだけど。

◯隙があるから綿虫の飛んでくる
 隙みせるなよ。

◯頭髪や遠慮もなしに隙間風
 髪(上)五の切れが切ないね:笑

◯間の悪い神さまと酌む寝酒かな
 あ、出雲に行くの忘れていましたね:笑。

◯終電に間に合わせないホットワイン
 ちょっとヤバいけど、いいじゃない:笑

◯八本の足を収めて炬燵かな
 九本だったらどうするよ。

◯かんたんに納得できぬかまいたち
 そうだよ、真空状態だとかなんとか分かったようなこと言うんじゃないよ。妖怪なんだよ!

◯ついでとはいへど納骨日の熊手
 ついでに酉の市に行ったのか、バカ!

◯キスひとつ盗まれました神の留守
 ひゃあ、川島雄三「接吻泥棒」。たいした映画じゃないけどね。

◯犬連れて一巡りする枯野かな
 犬の散歩に枯野がある環境っていいですね。子供の頃を思い出します。

◯今朝からの生涯ありつたけの咳
 もうおしまい。

◯冬ぬくし干潟の杭に憩ふ鳥
 この何気無さが秀逸。

◯路地裏で紅ひき直す雪女郎
 これはいいなあ。路地裏と雪女郎の取り合わせがなんとも貧乏くさくていいです。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2018年11月18日(日)17時20分59秒
編集済
  〇隙あらば入る冬の日の野良猫
体を細くして、温まりにきたのですね。

〇隙多き男マントを着て来る
残念感もユーモアに。

〇間延びした猫の鳴き声小夜時雨
雨に当たらないでいますように。

〇狐火集ふ間奏の口笛に
本演奏はどんな旋律なのでしょうか。興味津々。

〇冬の雲間違ひ探しのやうにあり
お互いにはぐれあっているような、形のとらえ方が面白い。

〇冬晴れのごみ収集車口開けて
冬晴れと口がいい。あっけらかんと気持ち良い。

〇八本の足を収めて炬燵かな
四人座っているというのをこういう風にとらえるのは
なかなかできません。

〇納骨の背中に雪は降つてをり
はるかな鎮魂。

〇柚子湯して猿の気持ちに納得し
猿の気持ち、面白い。

〇ジャグラーの真紅のスーツ冬めきぬ
派手に技を魅せて、空気が乾いて澄んだ感じもよい。

〇一匹の小鬼そだてて小六月
小鬼の跳び方の面白さ。小六月との踏韻の快さ。

〇犬連れて一巡りする枯野かな
お互いに冷えて家路へ。

〇今朝からの生涯ありつたけの咳
出るときはつらい咳。お大事に。

〇丹念に生きて動ぜぬ枯蟷螂
丹念に、が何とも味わい深い
 

選句しました

 投稿者:らくだ  投稿日:2018年11月18日(日)14時35分6秒
  ◯隙あれば冬眠
 できるならそうしたい。

◯竜の玉時間の隙間より拾ふ
 「時間の隙間」と言われると異次元の入口が開いているみたいで、拾った瞬間パラレルワールドに放り込まれそうな怪しさ。SFに不似合いそうな竜の玉がまた奇妙な感じを醸し出している。

◯間男の息の白さの残りをり
 冬は間男には不向きかと。色気より寒気。お疲れ様。

◯冬の雲間違ひ探しのやうにあり
 なんとなくあっちとこっちが似ているような似ていないような。寒い季節でも空を見上げるのはいいことと思います。

◯ふくろふの声を収集する男
 なかなか聞けませんから。とはいえ、今どきはyoutubeにいろんなものがあります。でもこの主体はぜったいそういうところにアップロードしないひと。

◯収支とは別途勤労感謝の日
 うん、気持ちは収支とは別途。お疲れ様です。

◯鮟鱇の闇を収めて腹太し
 鮟鱇の闇、なるほど。それをパクパク食べてしまった腹の中も闇。

◯玄米も納豆汁も冷めてをり
 なにがあったの~!!修羅場のあとか? ドラマのシーンみたい。

◯神前に納める冬の日の光
 神々しいような、静謐な冬の光。神前にもいろいろ儀式がありますが、おめでたく結婚式と読みました。

◯納品書ファイルに閉ぢて冬夕焼
 あっという間に日が暮れる、その一瞬の冬夕焼が窓から。今日も一日お疲れ様でした。

◯一匹の小鬼そだてて小六月
 ひそかに飼っております。そのうち小鬼と言えないほどになります。おーこわ。ほんとならホッとする「小六月」という季語が、恐ろしい笑顔の女性を連想させて更に怖い。

◯山茶花になつたつもりで咲いてゐる
 たまにはそういう気持ちもいいのでは。ただ、山茶花は花びらが散るので掃除が大変ですが^^;

◯冬ぬくし干潟の杭に憩ふ鳥
 杭の数だけ鳥が止まっている写真を何かで見たことがあります。鳥ってやっぱり癒やされます。

◯路地裏で紅ひき直す雪女郎
 雪女も戦闘モードがあるんだろうか。なんとなく応援したくなる。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年11月18日(日)14時03分32秒
  ○隙あれば冬眠
 すごいな、残りの8音分だけでも冬眠しようという…。
○枯園の隙間に顔のある写真
 フェイスブックとかで、ちょっとした隙間に点がふたつあったりすると、もう顔認識してしまいカーソルがあたって名前の入力を促してくること、ありますよね。この句のどこにもそんなことは書いてないのですが、時代時代によって読み手の感性は塗り替えられてしまうものだなあと、つい思いました。

○告白にちょうどいい隙冬帽子
 という頃合いを気づいていて巧みに隙を作る相手だとめんどくさいですね。

○終電に間に合わせないホットワイン
 温めているうちに終電が行っちゃうのですね。手の込んだ籠絡だなあ。

○返杯や間接キスの忘年会
 三十年くらい前には普通に言っていましたが、きょうびそんなこと言ったら通報されてしまうのでは?

○はつふゆは脳が収縮したがるの
 俳句でしかお目にかからない音数合わせの「はつふゆ」と下五の口語体の絶妙なアンバランスがいいですね。
○収支とは別途勤労感謝の日
 そうそう、お金のことは置いておいて休みたいときもありますよね。

○収入は蝉の脱け殻あまり無い
 まったくもう、ここの句会は貨幣経済外というか、すぐどんぐりとか蝉の脱け殻とか…。ぶつぶつ。

○八本の足を収めて炬燵かな
 人間四人なのか猫二匹なのか蛸一匹なのか。どうとでも読めるように書いてあって楽しいです。

○黄落の真只中の納車かな
 真っ赤なポルシェがいいな。

○外套に見覚えのなき名刺かな
 酔っ払ってつい知らない人と名刺交換しちゃったんですね。

○今朝からの生涯ありつたけの咳
 なにかのアレルギーかも知れません。

○初霜やサンダル履きの指曲げて
 指曲げてもあたたかくなるわけじゃないんですけどね。
○路地裏で紅ひき直す雪女郎
 妙に風俗っぽい雪女郎ですね。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2018年11月18日(日)11時20分9秒
  ◎間隙の菱形の口朴落葉
魔夜峰央のマンガみたいでいい。

◎冬の雲間違ひ探しのやうにあり
ただ雲をじっと見ているその姿がいい。

◎ふくろふの声を収集する男
いるでしょうね。

◎収集車より速き男ら冬ざるる
車の前へ前へ走っていますねえ。

◎鮟鱇の闇を収めて腹太し
闇の太さ、巧い。

◎黄落の真只中の納車かな
このままCMポスターになる絵。

◎大納言小豆くつくつ冬立てり
美味しそう。たまらんね。

◎納骨の背中に雪は降つてをり
カロートに潜り込む石屋さん。

◎キスひとつ盗まれました神の留守
あ。

◎にんじん畑お迎へのバス待つてをり
たまには絵本もいい。

◎ぼろぼろの遊具の塗装冬銀河
うちの傍の十坪くらいの遊園地にもあるなあ。

◎一匹の小鬼そだてて小六月
怖いよー。

◎外套に見覚えのなき名刺かな
あるある。しわくちゃになって出てくる。

◎路地裏で紅ひき直す雪女郎
惜しくも亡くなった米倉斉加年が描きそうな景。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2018年11月18日(日)08時22分1秒
  ☆隙多き男マントを着て来る
 隙を見せて逆襲。

☆竜の玉時間の隙間より拾ふ
 なんとなく解るような。

☆間男の息の白さの残りをり
 うまく逃げたと思ったら。

☆冬の雲間違ひ探しのやうにあり
 四季のうち冬が最もふさわしいのだろうか。

☆ふくろふの声を収集する男
 見るだけでは飽き足らず。

☆収拾のつかぬ言ひ訳冬椿
 だんだん荒唐無稽に。

☆玄米も納豆汁も冷めてをり
 そしてひとり。

☆大納言小豆くつくつ冬立てり
 何でもとろ火で炊いていると冬の季感。

☆納骨の背中に雪は降つてをり
 喪服の黒々とした背中に白い雪とのコントラスト。

☆キスひとつ盗まれました神の留守
 ほんとは差し出したくせに。

☆にんじん畑お迎へのバス待つてをり
 たまにはこういうメルヘンも。

☆ぼろぼろの遊具の塗装冬銀河
 一度劣化した鉄部塗装は2年に一度はやらないと・・・

☆外套に見覚えのなき名刺かな
 名刺に見覚えは無いけれど、その源氏名には覚えあり。次回指名したりする。

☆丹念に生きて動ぜぬ枯蟷螂
 丹念に生きてきた感あり。
 

初参加、選句です。

 投稿者:あおい月影(ツッキー)  投稿日:2018年11月18日(日)06時03分37秒
  ○隙あれば冬眠
   短い俳句に冬眠を描いている。

○隙のなき目をして鷹の飛び立てり
   鷹の鋭い目をよく捉えている。

○告白にちょうどいい隙冬帽子
   恋っていいな。

○冬の雲間違ひ探しのやうにあり
   冬の雲を使って遊べるのがいい。

○冬日差指の間をこぼれけり
   光がこぼれる感じが好き。

○返杯や間接キスの忘年会
   あるあるを俳句にしてうまい。

○はつふゆは脳が収縮したがるの
  寒さに脳が縮みそうです。

○木枯のこころ体に収まらず
  ほんとうに、そのように思います。

○黄落の真只中の納車かな
   新車の色が気になります。

○納品書ファイルに閉ぢて冬夕焼
  冬夕焼がきれい。

○キスひとつ盗まれました神の留守
   こんな恋をしたい。

○にんじん畑お迎へのバス待つてをり
  かわいい、情景が浮かびます。

○一行の短詩を読み解く冬日和
  冬日和に一行の短詩を自分も読み解きたい。

○間隔をあけず柊香りをり
  柊の香りが今にもしそうです。
 

隙間収納句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年11月18日(日)00時30分40秒
  投句一覧です。

【隙】
こたつから這い出して猫隙だらけ
間隙の菱形の口朴落葉
隙あらば入る冬の日の野良猫
隙あれば冬眠
隙があるから綿虫の飛んでくる
隙のなき目をして鷹の飛び立てり
隙の無き構へとなりぬ竈猫
隙見せる珊瑚の島の月明かり
隙多き男マントを着て来る
枯園の隙間に顔のある写真
告白にちょうどいい隙冬帽子
手間隙をかけて手編みの腹巻よ
頭髪や遠慮もなしに隙間風
竜の玉時間の隙間より拾ふ

【間】
ポインセチア間接的に断りぬ
寒紅梅間口の狭き京の家
間の悪い神さまと酌む寝酒かな
間延びした猫の鳴き声小夜時雨
間際まで迷ふ出立小夜時雨
間男の息の白さの残りをり
狐火集ふ間奏の口笛に
終電に間に合わせないホットワイン
電柱の等間隔に冬に入る
冬の雲間違ひ探しのやうにあり
冬滝と散り透きにけりお茶仲間
冬日差指の間をこぼれけり
返杯や間接キスの忘年会
裸木よりも人間の多くをり

【収】
はつふゆは脳が収縮したがるの
ふくろふの声を収集する男
羽少し収めそこねてかいつぶり
収まりの良き日となりぬ小夜時雨
収支とは別途勤労感謝の日
収支簿閉づ窓に点滅するツリー
収拾のつかぬ言ひ訳冬椿
収集車より速き男ら冬ざるる
収入は蝉の脱け殻あまり無い
冬晴れのごみ収集車口開けて
八本の足を収めて炬燵かな
木枯のこころ体に収まらず
閨の声一重障子の床収め
鮟鱇の闇を収めて腹太し

【納】
かんたんに納得できぬかまいたち
ついでとはいへど納骨日の熊手
黄落の真只中の納車かな
玄米も納豆汁も冷めてをり
神前に納める冬の日の光
大納言小豆くつくつ冬立てり
朝一番納豆ご飯の美味さかな
納骨の背中に雪は降つてをり
納豆をただ掻き回す日向ぼこ
納品の青き複写の文字冴えて
納品書ファイルに閉ぢて冬夕焼
平成了る納期の迫るカレンダー
木戸銭を冬青空へ納めけり
柚子湯して猿の気持ちに納得し

【当季雑詠】
キスひとつ盗まれました神の留守
ジャグラーの真紅のスーツ冬めきぬ
にんじん畑お迎へのバス待つてをり
フェルメールブルーの空や冬桜
ぼろぼろの遊具の塗装冬銀河
一行の短詩読み解く冬日和
一匹の小鬼そだてて小六月
外套に見覚えのなき名刺かな
間隔をあけず柊香りをり
犬連れて一巡りする枯野かな
今朝からの生涯ありつたけの咳
山茶花になつたつもりで咲いてゐる
初霜やサンダル履きの指曲げて
丹念に生きて動ぜぬ枯蟷螂
冬ぬくし干潟の杭に憩ふ鳥
北風に負けそう自転車通勤
路地裏で紅ひき直す雪女郎

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:11月21日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

隙間収納句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年11月14日(水)21時58分7秒
  出題します。

【隙】
【間】
【収】
【納】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:11月17日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

七言絶句句会

 投稿者:月犬  投稿日:2018年11月14日(水)18時03分17秒
  集計です。間違いありましたらご一報ください。

鍋焼へ七味蓋ごと身投げせり      なむ  さ月天
信頼の一言主の杜氏来たる       なむ  月
絶品の舌の加減や神の留守       なむ  さ月
半分はへべれけ三の酉句会       なむ  朝月苑由百
アボットもコステロもゐて冬木立    なむ

冬薔薇七つの顔の使い方        天道  ら裕あけ百亜
言の葉の枯れ逝く如く終わる恋     天道
冬銀河ロンダの絶壁かけ登る      天道
凄まじきゲルニカに絶句虎落笛     天道
月冴ゆるしじまに映えし赤き城     天道
フラメンコ達磨さんが転んだふう    天道  らあゆ

七ッの子歌つて古希の冬夕焼      苑を  さ
言語学から棉虫の溢れ出す       苑を  む
絶体絶命とりあへず冬眠す       苑を  ら裕天百
句集並んで古本屋の小春日       苑を  天
ポリ袋どこまで飛べど冬の街      苑を  裕むあけ天亜

七転びして八回目冬眠す        裕美  天
寒桜きみの遺言らしきもの       裕美  さら
絶食ののちの重湯や冬浅し       裕美  ら月む苑由ゆ亞百亜
初冬の句点小さき手紙かな       裕美  あ苑由け亞
東日本にて大根を厚く剥く       裕美  朝月

海鼠腸をすするや七代目は無口     亞子  月亜
むささびが伝言ゲームに出ては消え   亞子  朝ら裕あ苑
水仙の吹かれ絶壁へと続く道      亞子  らあけ
風吹いて枯野に落ちる句読点      亞子  むゆ百
冬ぬくし焼そばパンに紅生姜      亞子  朝月むあ苑由亜

七福神ひとつ欠けたる霜夜かな     月犬  朝
山茶花に夕闇のきてひとり言      月犬  らあ苑百亜
絶壁の枯蟷螂となつてをり       月犬  朝亜
ふと一句浮かびて去りし夜長かな    月犬  さ朝天ゆ
母いまだ早寝早起き花八手       月犬  さ朝あゆ亞

七人の前に二つのちやんこ鍋      朝比古 月裕む苑けゆ百
漆黒の伝言板や山眠る         朝比古 さむ亞
気絶することのなかりし浮寝鳥     朝比古 由
先生の決まり文句や小六月       朝比古
短日やパイロン並び立つ舗道      朝比古 む由

嚔して切り間違えし七対子       らくだ さ天ゆ
かつてここに伝言板や日短       らくだ さ裕苑由け百亜
絶好のカラオケ日和帰り花       らくだ 朝
マスクしておちるすべるを禁句とす   らくだ さ亞百
上も下もウールの毛布にして気が済んだ らくだ け

枇杷の花横に向かふや七回忌      さち  ゆ
EDと言はれた帰り銀杏散る      さち  む
絶えさうで絶えぬ木の葉の車窓かな   さち  亞百
冬来る徴に句集買ひにけり       さち
黒帝の色した鳥がカァと鳴く      さち

七つの子歌ふ中年小春空        亜紀  裕
風邪声に言ひ負かされてしまひけり   亜紀  朝あ由け天ゆ亞百
絶海の孤島のコナン冬の雷       亜紀
文句言ふ泉谷しげる日向ぼこ      亜紀  さあ苑由け天
枯蟷螂らせんに上る外階段       亜紀  む
おにぎりの中身いろいろ花八つ手    亜紀  朝月裕む苑由亞
謹呈の句集積み上げ冬に入る      亜紀  む天亞百
しぐるるや渋滞中の路線バス      亜紀  朝

七転び七起き竈猫のハイ        百花  さ
マスク外さず口紅が言ふ何か      百花
星冴ゆる一枚岩の絶壁群        百花  裕け天
風花のやうに俳句の降りて来よ     百花  朝ら天
石蕗の黄や色に出ること憚らず     百花  ら

環七も環八も越え冬の蝶        由季  朝らゆ
母国語の渦の中なる酉の市       由季  らむあけゆ亞百
絶壁のラストシーンの冬萌ゆる     由季  朝け
句碑よりも歌碑多き島冬すみれ     由季  さ
小春日の句のたまりゆく袋かな     由季  朝むけ亜
翻訳の女言葉や冬に入る        由季  裕あゆ百

七人も居て誰も葱買わぬとは      けんじ さら月裕あ苑由ゆ亞亜
言ひ訳が下手で白菜の芯を食む     けんじ ら月苑亜
絶妙な配分となり木の葉髪       けんじ ら由天亜
冬めくやアムロの台詞は慣用句     けんじ あ
小春日や鉛筆削り錆びてゐて      けんじ 朝裕天亜

まづ七のカードを並べ冬ざるる     あんこ 裕む苑由ゆ亞亜
きらきらと言葉の降りし饂飩すき    あんこ 月裕
絶対に百年生きる竈猫         あんこ 亞
社会鍋同じ文句を繰り返し       あんこ 月百
古暦の裏に吊るせし暦かな       あんこ 朝苑由ゆ亞

七癖を並べるうちに時雨去る      ゆかり け
言論の自由の女神冬の斧        ゆかり け天
百回は絶交したね石蕗の花       ゆかり 裕苑由亞
おとなしくしてゐた句会狸汁      ゆかり さ月亜
色鳥のこゑのいろいろ溢れをり     ゆかり 朝
 

選句です。

 投稿者:亜紀  投稿日:2018年11月14日(水)17時35分43秒
  〇まづ七のカードを並べ冬ざるる
七並べ、いい持ちカードがあると嬉しかった。w

〇海鼠腸をすするや七代目は無口
すする音がリアルに響く。

〇七人も居て誰も葱買わぬとは
そんな時もあるよ。

〇冬薔薇七つの顔の使い方
美しきものの角度。

〇かつてここに伝言板や日短
駅のあの位置の黒板。

〇言ひ訳が下手で白菜の芯を食む
煮しまるとくたくたになって。

〇山茶花に夕闇のきてひとり言
山茶花の白と独白と。

〇絶食ののちの重湯や冬浅し
まずは胃にやさしい重湯から。

〇絶壁の枯蟷螂となつてをり
吹けば飛ぶような。

〇絶妙な配分となり木の葉髪
バーコードとはまた違う配分。

〇おとなしくしてゐた句会狸汁
二次会ではいつものように。

〇小春日の句のたまりゆく袋かな
即吟の句がざっくざっく。

〇ポリ袋どこまで飛べど冬の街
街の色合いは木枯らし色。

〇小春日や鉛筆削り錆びてゐて
それでも愛着があるんです。

〇冬ぬくし焼そばパンに紅生姜
紅生姜の赤が冬っぽい。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2018年11月14日(水)16時52分54秒
  〇七人の前に二つのちやんこ鍋
ちゃんと四人分と三人分に具が揃えてある・・・。

〇冬薔薇七つの顔の使い方
なかなか、冬薔薇も負けていませんね。

〇かつてここに伝言板や日短
日短、そして一年も終りに。

〇山茶花に夕闇のきてひとり言
山茶花の時期こそですね・・。

〇風邪声に言ひ負かされてしまひけり
なにげに遠慮してしまう優しさ。

〇翻訳の女言葉や冬に入る
女言葉といってもいろいろ。お里の知れること。

〇絶えさうで絶えぬ木の葉の車窓かな
そういう時期ですね。でも必ず絶えるときが。

〇絶食ののちの重湯や冬浅し
お大事に。

〇絶体絶命とりあへず冬眠す
冬眠とまでいかなくとも、まあ取り敢えず、寝ましょ。

〇マスクしておちるすべるを禁句とす
マスクしないとつい口に出てしまう。

〇謹呈の句集積み上げ冬に入る
なんで積みっぱなしになるのかしらん。

〇社会鍋同じ文句を繰り返し
何十年も同じ文句ですね。

〇半分はへべれけ三の酉句会
ほんとに半分?

〇風吹いて枯野に落ちる句読点
意外と難しい句読点。

〇母国語の渦の中なる酉の市
上野駅ではなく酉の市へ。
 

選句です。

 投稿者:亞子  投稿日:2018年11月14日(水)14時19分10秒
  ◯まづ七のカードを並べ冬ざるる
七並べ、やってないなー。
炬燵でやっていたせいか冬のものという感じ。

◯七人も居て誰も葱買わぬとは
おやまあ。

◯漆黒の伝言板や山眠る
駅前とかにあったような・・・。

◯風邪声に言ひ負かされてしまひけり
妙な迫力、あります。

◯絶えさうで絶えぬ木の葉の車窓かな
いつまでも舞っている。

◯絶食ののちの重湯や冬浅し
たまには、ね。

◯絶対に百年生きる竈猫
顔がそう思わせる。

◯百回は絶交したね石蕗の花
「ね」がいまの仲良しを思わせて。

◯マスクしておちるすべるを禁句とす
そろそろ季節でしょうか。

◯謹呈の句集積み上げ冬に入る
まさしくその通り。

◯初冬の句点小さき手紙かな
クセがこんなところにも。

◯おにぎりの中身いろいろ花八つ手
いまや無限と言ってよろしいかと。

◯古暦の裏に吊るせし暦かな
料亭の帳場とかを想像します。

◯母いまだ早寝早起き花八手
Ha音がきれいにならびました。

◯母国語の渦の中なる酉の市
いろんな母国語です。
 

ゆかりさん

 投稿者:月犬  投稿日:2018年11月14日(水)13時47分36秒
  届いていました。  

あれ

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年11月14日(水)13時32分7秒
  あとから送った「みしみし第二ネット句会 (自動保存済み).xls」の方を見て下さい。変なファイル名でごめんなさい。  

ゆかりさん

 投稿者:月犬  投稿日:2018年11月14日(水)13時16分31秒
  昨日送ってもらったファイル、古いやつです。
今回の投句が入っているファイルをお願いします。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年11月14日(水)12時09分51秒
  ○まづ七のカードを並べ冬ざるる
 「冬ざるる」がいかにもつまらなそうですね。

○環七も環八も越え冬の蝶
 韃靼海峡を渡るのに比べれば大したことないはずなのに、あの交通量を思うとやっぱりすごいです。ましてや冬の蝶だし。

○七人の前に二つのちやんこ鍋
 じゃ、こっちは小食だから四人で、とか、お若い方はそちらでどうぞ、とか、ありきたりな会話が想定できない「ちやんこ鍋」が妙に可笑しいです。

○七人も居て誰も葱買わぬとは
 具材は各自持ち寄りで、とか言ってたら、そうなっちゃったのですね。

○枇杷の花横に向かふや七回忌
 季節の花が位置の目印に咲いているのですね。

○嚔して切り間違えし七対子
 いや、嚔のせいにしてはいけません。

○風邪声に言ひ負かされてしまひけり
 風邪声ならではの一生懸命感ってありますよね。

○翻訳の女言葉や冬に入る
 さいでござあますか。

○絶食ののちの重湯や冬浅し
 なにかの修行でしょうか。「冬浅し」に救われた感があります。

○ふと一句浮かびて去りし夜長かな
 逃した魚はでかく、忘れてしまった句は名句です。

○風吹いて枯野に落ちる句読点
 句読点が落ちて、文章がががんぼのように壊れて行くのですね。

○フラメンコ達磨さんが転んだふう
 音楽が鳴っているあいだは踊り、音楽が止むとともに客席に視線を飛ばして静止するんでしょうか。ふう…。
○古暦の裏に吊るせし暦かな
 毎年この壁にはこの会社のみたいに決まっていると、新しいのが届いたらそうなりますよね。

○母いまだ早寝早起き花八手
 頭韻がうつくしいですね。

○母国語の渦の中なる酉の市
 いろいろな母国語が渦を巻いているのですね。
 

選句です

 投稿者:本松天道  投稿日:2018年11月14日(水)00時30分37秒
  〇七転びして八回目冬眠す
起き上がるのも面倒くさいので、寝る

〇鍋焼へ七味蓋ごと身投げせり
よくある、よくある、おまけに汁がしみ込んで

〇嚔して切り間違えし七対子
チョンボで高い嚔になりそう

〇言論の自由の女神冬の斧
女神にも、言ってほしくない事もある

〇風邪声に言ひ負かされてしまひけり
本日のドタキャン引き受けました

〇星冴ゆる一枚岩の絶壁群
エアーズロックを連想します

〇絶体絶命とりあへず冬眠す
危ない時は、目を瞑る、問題は目覚められるか

〇絶妙な配分となり木の葉髪
バーコードの変形バージョン

〇ふと一句浮かびて去りし夜長かな
浮かべば、まだしも、浮かばずじまい

〇謹呈の句集積み上げ冬に入る
句集は枕の高さがいい

〇句集並んで古本屋の小春日
こんな日は衝動買い、家に戻れば同じ本

〇風花のやうに俳句の降りて来よ
頭の中に風花が降りずに吹き抜ける

〇文句言ふ泉谷しげる日向ぼこ
怒った顔しか印象にない

〇ポリ袋どこまで飛べど冬の街
侘しい、冬の光景が、場景見えました

〇小春日や鉛筆削り錆びてゐて
フリクションばかり使っていたのかな
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2018年11月14日(水)00時02分34秒
  〇七人の前に二つのちやんこ鍋
真ん中の人は両方から頂きますから大丈夫。

〇七癖を並べるうちに時雨去る
いたたまれない、でも反省はしないとか。

〇冬薔薇七つの顔の使い方
銀座を支配してそうです。

〇かつてここに伝言板や日短
今はタッチパネルの案内板とか。

〇言論の自由の女神冬の斧
お台場にいる方の女神様ですか。

〇風邪声に言ひ負かされてしまひけり
今は手加減してますから。風邪治っても変わらないかも。

〇水仙の吹かれ絶壁へと続く道
犯人を追ううちにピンチ。絶壁に気を付けて。

〇星冴ゆる一枚岩の絶壁群
と思ったらブラタモリ。

〇絶壁のラストシーンの冬萌ゆる
あ、やっぱりサスペンス劇場。だから気を付けてといったのに。

〇初冬の句点小さき手紙かな
たまに全く句点がない人もいます。あるだけ上等。

〇小春日の句のたまりゆく袋かな
エンドレスの袋回しだったとか。

〇文句言ふ泉谷しげる日向ぼこ
文句言わない時は気弱なおじさん。

〇ポリ袋どこまで飛べど冬の街
そろそろ休ませてあげてください。

〇上も下もウールの毛布にして気が済んだ
衣替え終了。天然ものだと安心なんです。

〇母国語の渦の中なる酉の市
当人の母国語なので日本語ではありません。売る方も多国語で案内しないと。

 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2018年11月13日(火)21時43分3秒
  〇まづ七のカードを並べ冬ざるる
よく覚えていませんが、あまり盛り上がらないゲームだった気がします。

〇七人も居て誰も葱買わぬとは
せっかくの鍋なのに・・・。

〇かつてここに伝言板や日短
いつの間に無くなったんでしょうね。
今の時代にはあわないですね。

〇風邪声に言ひ負かされてしまひけり
風邪声だから、かもしれません。

〇気絶することのなかりし浮寝鳥
寝ててもどこか覚醒しているのです。

〇絶食ののちの重湯や冬浅し
胃を労わりたい季節。

〇絶妙な配分となり木の葉髪
ポジティブな捉え方。

〇百回は絶交したね石蕗の花
すぐ絶交という子、いました。

〇初冬の句点小さき手紙かな
そういう文字の癖なのでしょうね。

〇半分はへべれけ三の酉句会
三の酉ともなれば。

〇文句言ふ泉谷しげる日向ぼこ
そういうキャラなのです。

〇おにぎりの中身いろいろ花八つ手
食べるまでなんだかわからないのも楽しい。

〇古暦の裏に吊るせし暦かな
あるあるです。今まさにそうなっています。

〇短日やパイロン並び立つ舗道
短日とパイロンは合いますね。

〇冬ぬくし焼そばパンに紅生姜
色も味も存在感あり。



 

ゆかりさん

 投稿者:月犬  投稿日:2018年11月13日(火)21時00分30秒
  ファイル送ってくださいな。  

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2018年11月12日(月)20時56分44秒
  ○まづ七のカードを並べ冬ざるる
七並べ。やらなくなったなァ。

○七人の前に二つのちやんこ鍋
むむ。四人と三人。どうするか他人事ながら気になります。

○七人も居て誰も葱買わぬとは
あはは。葱らしい。葱はいるでしょ。

○かつてここに伝言板や日短
なくなりましたね伝言板。

○むささびが伝言ゲームに出ては消え
ゲームの中を飛んでいるような。

○言ひ訳が下手で白菜の芯を食む
案外歯触りがよくて下手がいい。

○山茶花に夕闇のきてひとり言
闇に解けていくような山茶花ですものね。

○絶食ののちの重湯や冬浅し
重湯のもったりとした質感が。

○百回は絶交したね石蕗の花
幼なじみと石蕗の花。

○初冬の句点小さき手紙かな
書き癖なんでしょうね。人柄まで伝わってくるような。

○半分はへべれけ三の酉句会
いよいよ寒くなってくるし。

○文句言ふ泉谷しげる日向ぼこ
言えば言うほどほんわかな日差し。

○おにぎりの中身いろいろ花八つ手
花八つ手がいい感じ。

○古暦の裏に吊るせし暦かな
来年の暦が届く頃ですね。

○冬ぬくし焼そばパンに紅生姜
確かに冬にはあの紅色か似合う気がしてきました。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2018年11月12日(月)19時43分31秒
  ○七人も居て誰も葱買わぬとは
鍋じゃないのかな~

○冬薔薇七つの顔の使い方
怪盗のよう。魅惑的。

○むささびが伝言ゲームに出ては消え
伝言ごとに飛んでいるような、不思議な存在。

○山茶花に夕闇のきてひとり言
綺麗で静かな瞬間。

○風邪声に言ひ負かされてしまひけり
余計、凄みがある。

○翻訳の女言葉や冬に入る
女言葉がいいですね。

○水仙の吹かれ絶壁へと続く道
海も空も風に磨かれて。

○初冬の句点小さき手紙かな
字も小さいのでしょうか。内容がいろいろ想像できていいです。

○冬めくやアムロの台詞は慣用句
「殴ったね」ですかね。お約束。

○文句言ふ泉谷しげる日向ぼこ
日向ぼこがなんとも愛らしい。

○フラメンコ達磨さんが転んだふう
経験者としては、「オレ」の言葉がかかる時の
決めの振り返りのポーズかと。
こういう風に詠んで下さると嬉しい。

○ポリ袋どこまで飛べど冬の街
音も風圧も感じられる。空っ風。

○冬ぬくし焼そばパンに紅生姜
甘く辛く、学生時代。

○母いまだ早寝早起き花八手
花八手が動きそうで、動かないのでは。

○母国語の渦の中なる酉の市
賑わいもひときわ。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2018年11月12日(月)16時25分50秒
  ◎まづ七のカードを並べ冬ざるる
ふむ。冬ざるる、は七並べに似合う。

◎七人の前に二つのちやんこ鍋
三人前なのか四人前なのか。気になる。ひとり遅れてくるのかなあ。

◎EDと言はれた帰り銀杏散る
誰に言われたのかが問題、切ないねえ。

◎言語学から棉虫の溢れ出す
言語学という学問はそういうところあるかも。

◎漆黒の伝言板や山眠る
誰も通らない山側の改札。

◎絶食ののちの重湯や冬浅し
ひと匙ひと匙。結構重病だったんだなあ。

◎謹呈の句集積み上げ冬に入る
本年も溜まる一方です。

◎小春日の句のたまりゆく袋かな
袋回し。みなさまの御健吟を祈念いたします。

◎風吹いて枯野に落ちる句読点
落ちるねえ。

◎おにぎりの中身いろいろ花八つ手
楽しそう。

◎ポリ袋どこまで飛べど冬の街
信号から信号へ。

◎枯蟷螂らせんに上る外階段
見た目はいいんだよね。上がるとなるとしんどい。

◎短日やパイロン並び立つ舗道
カラーコーンね、短日感あり。

◎冬ぬくし焼そばパンに紅生姜
確かに、はみ出し風に入ってるね。

◎母国語の渦の中なる酉の市
母国語の響きがいい。
 

選句しました。

 投稿者:裕美  投稿日:2018年11月12日(月)13時28分17秒
  ○まづ七のカードを並べ冬ざるる
七並べ、いまだにルールがわからない。

○七つの子歌ふ中年小春空
どうしたのかしら。

○七人の前に二つのちやんこ鍋
足りるか、足りないか。

○七人も居て誰も葱買わぬとは
もうー、ちゃんと打ち合わせないから。

○冬薔薇七つの顔の使い方
咲き始めとあと、気候によっても表情が変わる薔薇が、うまく合っている

○かつてここに伝言板や日短
今はもう使わないですもんね。

○きらきらと言葉の降りし饂飩すき
みんなで楽しいうどんすきをきれいに詠みますねー!

○むささびが伝言ゲームに出ては消え
言い間違えなのか、でもちょっと実際に出てきそうでおもしろい。

○翻訳の女言葉や冬に入る
かしら? とか、だわ? とか。

○星冴ゆる一枚岩の絶壁群
かっこいいです。長瀞とかかなあ。

○絶体絶命とりあへず冬眠す
逃げるのも大事。

○百回は絶交したね石蕗の花
雨降って地固まってますね。

○おにぎりの中身いろいろ花八つ手
食べてる人もたくさんいるんでしょうね。

○ポリ袋どこまで飛べど冬の街
あります!飛んでるとき!冬が一番いいですね。

○小春日や鉛筆削り錆びてゐて
鉛筆、あまり使わないですね。故郷かな。
 

腹ペコで選句しました。

 投稿者:月犬  投稿日:2018年11月12日(月)11時38分25秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。糖質制限中。

◯海鼠腸をすするや七代目は無口
 なんの七代目か言わぬところがよろしいかと。

◯七人の前に二つのちやんこ鍋
 どこの部屋かなあ。七人か。いや、ちゃんこ屋の景色か。

◯七人も居て誰も葱買わぬとは
 ほっとけよ。

◯鍋焼へ七味蓋ごと身投げせり
 たんに落としただけでしょうが。

◯きらきらと言葉の降りし饂飩すき
 饂飩すきに言葉がふるとは、めずらしい現象。

◯言ひ訳が下手で白菜の芯を食む
 芯が美味いんさあ。

◯信頼の一言主の杜氏来たる
 う~む、飲み食い句に入れちゃえ:笑

◯絶食ののちの重湯や冬浅し
 染み渡ります。

◯絶品の舌の加減や神の留守
 何食って呑んでいるのかなあ。

◯おとなしくしてゐた句会狸汁
 句会で狸汁が出るのか!あ、狸汁を詠んだ句か。

◯社会鍋同じ文句を繰り返し
 社会鍋は食べ物じゃないな:笑

◯半分はへべれけ三の酉句会
 まともな奴が半分いるだけで立派な句会だと思う。

◯おにぎりの中身いろいろ花八つ手
 おいしくてつい何個も食べてしまうなあ。糖質制限なんて知ったことかと:笑

◯冬ぬくし焼そばパンに紅生姜
 炭水化物摂りすぎ、だと思うぜよ。

◯東日本にて大根を厚く剥く
 薄く剥きましょう。それとも厚く剥いた皮はキンピラにでもするのでしょうか。
 

選句しました

 投稿者:らくだ  投稿日:2018年11月12日(月)02時16分0秒
  ◯環七も環八も越え冬の蝶
 冬の蝶のわりには元気ですね。どこへ行きたいのかな。

◯七人も居て誰も葱買わぬとは
 いい葱だって力説したのに。「買わぬとは」というあきれた感が可笑しい。

◯冬薔薇七つの顔の使い方
 七つも顔を持っていることもすごいが、ちゃんとそれを使い分けるというのがプロっぽくておそろしい。冬薔薇ならなるほどそんな感じがする。

◯むささびが伝言ゲームに出ては消え
 「出ては消え」が可笑しい。はたしてはじめの伝言のなかにむささびはいたのかどうか。

◯寒桜きみの遺言らしきもの
 「らしきもの」から、今ここに二人でいて冗談のように言っている、というふうに読んだが、寒桜だと違う気もする。

◯言ひ訳が下手で白菜の芯を食む
 言い訳が下手ということは、正直者ということです。白菜の芯を食べるあたり、さらにお人好しっぽいです。

◯山茶花に夕闇のきてひとり言
 このひとり言はちょっと危うい感じがする。

◯水仙の吹かれ絶壁へと続く道
 水仙にはまだちょっと早いかもしれませんが、これは東尋坊だろうということで、いただきます。

◯絶食ののちの重湯や冬浅し
 この重湯はしみますね。まだ冬も浅いうちでよかったです。すぐに全粥、普通食と上がっていきますよ。お大事に。

◯絶体絶命とりあへず冬眠す
 すごい現実逃避!ほんとにこう出来たらいいんだけど。

◯絶妙な配分となり木の葉髪
 木の葉髪の絶妙な配分って、なんだか可笑しくて、そしてわびしい。

◯風花のやうに俳句の降りて来よ
 ふわふわゆっくり手のひらに、というイメージはきれい。でもすぐとけちゃうのは困る^^;

◯フラメンコ達磨さんが転んだふう
 「ふう」って^^;たとえが可笑しくて、今後フラメンコがだるまさんがころんだにしか見えなくなりそうで困る。

◯石蕗の黄や色に出ること憚らず
 石蕗は憚らなくて全然構いません。人の場合は、色と憚らなさ加減によると思う。

◯母国語の渦の中なる酉の市
 たくさんの母国語が渦巻く喧騒の酉の市。賑やかでいいと思います。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2018年11月12日(月)00時49分23秒
  ☆環七も環八も越え冬の蝶
 吉祥寺当りに。

☆七福神ひとつ欠けたる霜夜かな
 六福神はかたちにならない。

☆むささびが伝言ゲームに出ては消え
 何処へ。

☆風邪声に言ひ負かされてしまひけり
 悔しい。

☆絶好のカラオケ日和帰り花
 昼間から。

☆絶壁のラストシーンの冬萌ゆる
 火曜サスペンスだろうか・・・って古いね。

☆絶壁の枯蟷螂となつてをり
 しがみつくかたち。

☆ふと一句浮かびて去りし夜長かな
 こういう刹那がたくさん欲しい。

☆小春日の句のたまりゆく袋かな
 袋回しだろうか。

☆半分はへべれけ三の酉句会
 へべれけじゃない方の半分にいるのか、へべれけの方にいるのか。へべれけの方が幸せそうだ。

☆風花のやうに俳句の降りて来よ
 なかなか降りてこないんだこれが。

☆おにぎりの中身いろいろ花八つ手
 個人的には、ちょっと前まで鮭派だったのだけれど、最近は断然梅干し派。

☆しぐるるや渋滞中の路線バス
 これイライラする。

☆古暦の裏に吊るせし暦かな
 私は12月に入ると古暦捨てちゃいます。

☆小春日や鉛筆削り錆びてゐて
 鉛筆自体すでに懐かしい。

☆色鳥のこゑのいろいろ溢れをり
 いろいろだなぁ。

☆冬ぬくし焼そばパンに紅生姜
 この紅ショウガ、いらない。

☆東日本にて大根を厚く剥く
 西日本では薄いのだろうか。

☆母いまだ早寝早起き花八手
 母とは生涯そういうものかも。
 

選句しました。

 投稿者:京野さち  投稿日:2018年11月11日(日)23時06分23秒
  〇七ッの子歌つて古希の冬夕焼
 ベタベタですが、「人生七十古来稀なり」でもう一つ「七」が詠み込まれていて良いな、と。

〇七人も居て誰も葱買わぬとは
 七人を叱っているのか、七人の中に入っているのかで人間模様が変わってきますね。しかしどちらにしても買われなかった葱が店に残っている光景が映るのが上手い。

〇七転び七起き竈猫のハイ
 最後の「ハイ」が字面として異彩を放っていながら描写として的確。「灰」とかかっているのも良いですね。

〇鍋焼へ七味蓋ごと身投げせり
 手が滑ったんじゃなくて蓋が意思を持っているんです。

〇嚔して切り間違えし七対子
 人が集まって卓上で打っているとも、オンライン麻雀とも読めますね。

〇かつてここに伝言板や日短
 あの伝言板はもうないという感慨深さが「日短」に集約されています。

〇寒桜きみの遺言らしきもの
 遺言「らしきもの」なので「きみ」が死んでいるか否かがぼかされている。「寒桜」で分かれという事でしょうか。

〇漆黒の伝言板や山眠る
 こちらは現存しているが使われていない伝言板。「山眠る」で撤去すらされないという側面が前に出てきて、また違った寂れ具合が想像されます。

〇絶品の舌の加減や神の留守
 神様が出雲に行っている間の贅沢。

〇おとなしくしてゐた句会狸汁
 狸汁が出てきた瞬間はっちゃけるのですね。

〇ふと一句浮かびて去りし夜長かな
 浮かんだ句がどんな句だったか、今となっては当人すら分からない。しかしそのお陰でこの一句ができた。こういうメタなのも「あるある」ですね。

〇マスクしておちるすべるを禁句とす
 受験シーズン到来。

〇句碑よりも歌碑多き島冬すみれ
 自虐ですね。でも冬すみれは味方。

〇文句言ふ泉谷しげる日向ぼこ
 「俳句なんて性に合わねぇ」と言いながら、番組で頼まれたらちゃんと作ってくる律儀な人なんですよね(笑)

〇母いまだ早寝早起き花八手
 冬の早朝の光景が自然に浮かび上がってきます。「は」の韻も綺麗に響いてきますね。
 

七言絶句句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年11月11日(日)15時16分20秒
  遅くなりましてすみません。
投句一覧です。

【七】
まづ七のカードを並べ冬ざるる
海鼠腸をすするや七代目は無口
環七も環八も越え冬の蝶
七ッの子歌つて古希の冬夕焼
七つの子歌ふ中年小春空
七人の前に二つのちやんこ鍋
七人も居て誰も葱買わぬとは
七転びして八回目冬眠す
七転び七起き竈猫のハイ
七福神ひとつ欠けたる霜夜かな
七癖を並べるうちに時雨去る
冬薔薇七つの顔の使い方
鍋焼へ七味蓋ごと身投げせり
枇杷の花横に向かふや七回忌
嚔して切り間違えし七対子

【言】
EDと言はれた帰り銀杏散る
かつてここに伝言板や日短
きらきらと言葉の降りし饂飩すき
マスク外さず口紅が言ふ何か
むささびが伝言ゲームに出ては消え
寒桜きみの遺言らしきもの
言の葉の枯れ逝く如く終わる恋
言ひ訳が下手で白菜の芯を食む
言語学から棉虫の溢れ出す
言論の自由の女神冬の斧
山茶花に夕闇のきてひとり言
漆黒の伝言板や山眠る
信頼の一言主の杜氏来たる
風邪声に言ひ負かされてしまひけり
翻訳の女言葉や冬に入る

【絶】
気絶することのなかりし浮寝鳥
水仙の吹かれ絶壁へと続く道
星冴ゆる一枚岩の絶壁群
絶えさうで絶えぬ木の葉の車窓かな
絶海の孤島のコナン冬の雷
絶好のカラオケ日和帰り花
絶食ののちの重湯や冬浅し
絶体絶命とりあへず冬眠す
絶対に百年生きる竈猫
絶品の舌の加減や神の留守
絶壁のラストシーンの冬萌ゆる
絶壁の枯蟷螂となつてをり
絶妙な配分となり木の葉髪
冬銀河ロンダの絶壁かけ登る
百回は絶交したね石蕗の花

【句】
おとなしくしてゐた句会狸汁
ふと一句浮かびて去りし夜長かな
マスクしておちるすべるを禁句とす
謹呈の句集積み上げ冬に入る
句集並んで古本屋の小春日
句碑よりも歌碑多き島冬すみれ
社会鍋同じ文句を繰り返し
初冬の句点小さき手紙かな
小春日の句のたまりゆく袋かな
凄まじきゲルニカに絶句虎落笛
先生の決まり文句や小六月
冬めくやアムロの台詞は慣用句
冬来る徴に句集買ひにけり
半分はへべれけ三の酉句会
風花のやうに俳句の降りて来よ
風吹いて枯野に落ちる句読点
文句言ふ泉谷しげる日向ぼこ

【当季雑詠】
アボットもコステロもゐて冬木立
おにぎりの中身いろいろ花八つ手
しぐるるや渋滞中の路線バス
フラメンコ達磨さんが転んだふう
ポリ袋どこまで飛べど冬の街
月冴ゆるしじまに映えし赤き城
古暦の裏に吊るせし暦かな
枯蟷螂らせんに上る外階段
黒帝の色した鳥がカァと鳴く
小春日や鉛筆削り錆びてゐて
上も下もウールの毛布にして気が済んだ
色鳥のこゑのいろいろ溢れをり
石蕗の黄や色に出ること憚らず
短日やパイロン並び立つ舗道
冬ぬくし焼そばパンに紅生姜
東日本にて大根を厚く剥く
母いまだ早寝早起き花八手
母国語の渦の中なる酉の市

(以上)

15句選(特選、逆選なし)
選句締切:11月14日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

デビュー挨拶

 投稿者:菅原慎矢  投稿日:2018年11月 8日(木)06時52分39秒
  南風所属の菅原と申します
初参加させていただきました。淡々とやっていく無常観が面白いですね。この短期間の題詠で面白いものが量産できる方はすごいなと思いました。今回は不発でしたがまたリベンジに来ますのでよろしくお願いします
選句時にも書きましたが、前衛ネット句会というものを始めたので、ご興味あればぜひ(リンク変更につき下記からお越しください)
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdF4-8U1BiEP92lxvY_VR7IzZJuwBgiNHazyyGDhsz52ZwQRQ/viewform
 

七言絶句句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年11月 7日(水)22時27分43秒
  出題します。

【七】
【言】
【絶】
【句】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:11月10日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

慎矢さん

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年11月 7日(水)22時23分54秒
  慎矢さん、いらっしゃいませ。
よろしかったら簡単な自己紹介と初参加のご感想をお願いします。
 

群集心理句会

 投稿者:月犬  投稿日:2018年11月 7日(水)19時39分27秒
  集計です。間違いありましたらご一報ください。
天道さん、選句ありがとうございました。
ただ、この句会は出題にさいにありますように互選です。
投句のみ、選句のみはご遠慮ねがっています。
次からは投句してからの選句をお願いしますね。

雨後の根に群れて茸の白帽子     なむ  月ら百慎亜由
集会を終へし団栗風の朝       なむ
心眼に焼いて秋刀魚を注文す     なむ  月ゆ
その父に一理もあらず薄散る     なむ  月慎け
セーターをツンツル着たらテンでした なむ

秋うらら暴徒の群になつていく    慎矢  む百け
神の旅孤島に集ふ古灯台       慎矢
塔の月心さやけき拷問者       慎矢  月
「もう秋は来ない」理事会フロムヘル 慎矢
火口より出づる光ゆ鷹柱       慎矢  月

椋鳥の群れゆふぐれを占拠せり    らくだ 苑天百けち由
朝寒へなにか落として収集車     らくだ 朝苑慎亜けち由
文化の日さわり心地のいい句集    らくだ む朝百ゆけち由
秋惜しむ理研のふえるわかめちゃん  らくだ む朝苑亜
いま龍が通ったところ鱗雲      らくだ む苑百慎由

かけくらべ群馬に群れる鬼やんま   苑を  月
NHK集金人へ散るいてふ      苑を  月ゆ由
立冬の心霊写真うすれをり      苑を  天慎
干柿をちぎつて郷土料理なる     苑を  むけち由
初冬といふ日の匂ひしておはやう   苑を  朝月ら百慎亜由

群馬よりパン届きけり暮の秋     千佳  朝苑ゆ
木犀や二階はバーの集会所      千佳
黄落や心理テストのイエス・ノー   千佳  天由
秋澄むや物理教師の長き鼻      千佳
父方の酒呑みの血や菊なます     千佳  む百ゆ由

群るるまで息潜めたる蝗かな     朝比古 む月百慎け
人恋ふるやうに落葉の集まれり    朝比古 む百ゆち
副都心線は枯野に行けぬらし     朝比古 らけ
理科室の銀杏落葉と静電気      朝比古 天
紅葉かつ散れる京となりにけり    朝比古 む苑

君ハ羊晩秋ノ野ニ放ツ        月犬  慎亜
五六人をんな集まり茸汁       月犬  朝苑天慎
みな小き心臓をもち鳥渡る      月犬  む朝苑ら慎亜ゆ
理容師の鋏冷たき小春かな      月犬  天亜けち
晩秋の川ひそひそと声流る      月犬  む朝天ら慎亜ゆけ

群れぬ生き方放屁虫とか放哉とか   百花  月
水旨き冬の温泉宿(ゆやど)の集客力 百花
深秋を巡る信心うたごころ      百花
蒟蒻の柚子味噌の色義理堅き     百花  らゆ
秋蝶にベルの形の花たわわ      百花

小春日や群青色の海描けば      亜紀
集会所の灯り消えゆく霜夜かな    亜紀
細心の注意ゐのこづちの小道     亜紀  ら
理系文系混ざり合うたる草紅葉    亜紀
冬初め小さきノートの備忘録     亜紀  苑
鉄棒のファイナリストや蜜柑食ぶ   亜紀
長すぎる助走に惑ふ落葉かな     亜紀  天
半身をひねるポーズや秋惜しむ    亜紀  ゆ由

群青を焦がしてゐたる秋あかね    けんじ 天百
毬栗の毬のところに触れて悦     けんじ 天ら百
心から謝罪してから穴まどひ     けんじ 月
紅葉且つ散る理由は言へない     けんじ 苑ら
UターンIターンJターン鳥渡る    けんじ ち

鰯雲群れを大きくしてゐたり     由季  亜ゆ
集落にロケ隊の来る柿の秋      由季  朝苑ら百亜けち
冬隣犬の心音聞いてをり       由季  む朝苑ゆち
鵯の後からしたる理由付け      由季  ら
B面の方が売れたり鴨の群      由季  けち

医師団と重機群待つ天下の秋     ゆかり 慎
こそばゆき過去やセーター図案集   ゆかり 天月ら亜ち由
重婆の老婆心半そぞろ寒       ゆかり
一定の理解を示す鰯雲        ゆかり
木漏れ日の色づいてゐる文化の日   ゆかり 朝天亜ち
 

選句です。

 投稿者:由季  投稿日:2018年11月 7日(水)19時16分57秒
  〇雨後の根に群れて茸の白帽子
気が付けばたくさん。

〇椋鳥の群れゆふぐれを占拠せり
群れと言えば椋鳥ですね。

〇NHK集金人へ散るいてふ
いろいろご苦労がおありかと。

〇こそばゆき過去やセーター図案集
なんともいえずノスタルジック。

〇朝寒へなにか落として収集車
朝寒が効いています。

〇黄落や心理テストのイエス・ノー
一瞬ためらいながら。

〇文化の日さわり心地のいい句集
触感はだいじですね。

〇干柿をちぎつて郷土料理なる
見たことないのですが、そんな料理もあるのでしょう。

〇いま龍が通ったところ鱗雲
鱗がすこし乱れて。

〇初冬といふ日の匂ひしておはやう
ハ行がすごい。

〇半身をひねるポーズや秋惜しむ
冬に入る前に体を伸ばしておく

〇父方の酒呑みの血や菊なます
つい血筋のせいにしたくなる。
 

すみませんが

 投稿者:月犬  投稿日:2018年11月 7日(水)16時44分13秒
  現在12名の選句が終わっていますが、
これですべてではありません。
事情は集計の際に書きますが、
あとおひとりの選句待ちです。
 

選句です

 投稿者:ちか  投稿日:2018年11月 6日(火)21時23分58秒
  ☆椋鳥の群れゆふぐれを占拠せり
椋鳥はまさに占拠ですよね。

☆こそばゆき過去やセーター図案集
「セーター図案集」がなんともエモいです。

☆集落にロケ隊の来る柿の秋
情景が浮かびます。

☆人恋ふるやうに落葉の集まれり
シンプルに美しいです。

☆朝寒へなにか落として収集車
なにか落として、のざっくり感がいいですね。秋感あります。

☆冬隣犬の心音聞いてをり
犬の心音とは!犬の毛のあたたかさを感じました。

☆文化の日さわり心地のいい句集
触りごごち、大事ですよね。季語との取り合わせがぴったりです。

☆干柿をちぎつて郷土料理なる
柿ってサラダとかに入れると美味しいですよね。

☆理容師の鋏冷たき小春かな
目の付け所がいいですね。

☆B面の方が売れたり鴨の群
B面のほうが売れる、いいですね、エモいです。

☆UターンIターンJターン鳥渡る
田舎に住みたい願望があるので惹かれました。パワーのある句です。

☆木漏れ日の色づいてゐる文化の日
シンプル美しいです。黄色に見えます。

 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2018年11月 6日(火)21時23分16秒
  ○群るるまで息潜めたる蝗かな
ある日突然大発生。

○秋うらら暴徒の群になつていく
さっきの飛蝗ですね。

○椋鳥の群れゆふぐれを占拠せり
駅前の街路樹のインコとかもそう。ヒッチコック的。

○集落にロケ隊の来る柿の秋
しばらく聖地とか呼ばれますよ。

○朝寒へなにか落として収集車
ちゃんと回収してね。

○副都心線は枯野に行けぬらし
花野で勘弁してください。

○文化の日さわり心地のいい句集
というと中身は?

○その父に一理もあらず薄散る
そういう父の威厳みたいなものも今は昔。

○干柿をちぎつて郷土料理なる
すでに完全食ですから、とか。

○理容師の鋏冷たき小春かな
少し温めてから使ってほしい。

○B面の方が売れたり鴨の群
そのリスクを避けるため最近はオールA面とか言うらしい。

○晩秋の川ひそひそと声流る
河童ですね。この時期の風物詩ですね。とか。

 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年11月 6日(火)10時02分35秒
  ○鰯雲群れを大きくしてゐたり
 気がつけば雲が広がっているのですね。

○群馬よりパン届きけり暮の秋
 「より」「届き」に作者が都会の暮らしだと断定させる要素があるようです。物流費に糸目をつけず、ブルジョワなのでしょうか。でもチコちゃんは知っています、パンには旅をさせてはいけないのです。

○NHK集金人へ散るいてふ
 集金人への風当たりも強いのではないでしょうか。どうでもいいのですが、昔は「白黒契約でいいからお願いしますよ」という口上がありました。でも2007年秋から新規の白黒契約は廃止されました。

○人恋ふるやうに落葉の集まれり
 うつくしいです。

○みな小き心臓をもち鳥渡る
 目の句はあったような気がします。心臓という見えない臓器に着目しているのがいいですね。

○心眼に焼いて秋刀魚を注文す
 なにを心眼に焼いたのでしょうね。秋刀魚だけに「焼いて」が効いています。

○冬隣犬の心音聞いてをり
 あたたかそうです。

○文化の日さわり心地のいい句集
 布装が心地のいい季節になってきましたね。

○蒟蒻の柚子味噌の色義理堅き
 柚子のいろが残っていることを「義理堅き」と捉えているところが面白いです。

○半身をひねるポーズや秋惜しむ
 ヨガですね。公園で衆人環視のなかレオタードスーツのようなものに身を包み、やっている人を見たことがありますが、自信があるのでしょうね。

○晩秋の川ひそひそと声流る
 「川」と「声」が「流る」で結びつけられていて、面白いですね。

○父方の酒呑みの血や菊なます
 せっかく「父方」「血」と来たのだから「散紅葉」くらい行ってほしい気もします。
 

選句です。

 投稿者:亜紀  投稿日:2018年11月 5日(月)17時16分27秒
  〇鰯雲群れを大きくしてゐたり
広々と気持ちよく。

〇雨後の根に群れて茸の白帽子
いつの間にという感じで群れていますね。

〇君ハ羊晩秋ノ野ニ放ツ
色彩の対比が美しい。

〇こそばゆき過去やセーター図案集
時が経ってみると、若さゆえのあれこれがこそばゆくて。

〇集落にロケ隊の来る柿の秋
一時賑やかになりますね。

〇朝寒へなにか落として収集車
落とし物にも朝寒の清涼感。

〇みな小き心臓をもち鳥渡る
鳥渡るの季語が生きています。

〇秋惜しむ理研のふえるわかめちゃん
使い勝手がいいんですよ。

〇理容師の鋏冷たき小春かな
季節の移ろいを敏感に感じとる皮膚感覚。

〇初冬といふ日の匂ひしておはやう
初冬といふ雰囲気が好いですね。

〇晩秋の川ひそひそと声流る
聴覚が刺激される川音。

〇木漏れ日の色づいてゐる文化の日
晴れの日が多い文化の日です。
 

選句

 投稿者:菅原慎矢  投稿日:2018年11月 5日(月)07時11分17秒
  〇医師団と重機群待つ天下の秋
俳句を詠んでいる場合ではなさそうな大惨事ですが。
〇雨後の根に群れて茸の白帽子
白い傘のキノコの妙にかわいいところが出ていると思います
〇君ハ羊晩秋ノ野ニ放ツ
逃がしちゃうんですか。余韻がある句です。
〇群るるまで息潜めたる蝗かな
蝗害って突然来るらしいですね。
〇五六人をんな集まり茸汁
毒ですね。毒汁ですね。誰に飲ませるのでしょうか。
〇朝寒へなにか落として収集車
とても嫌なものを落としていきそうです。
〇みな小き心臓をもち鳥渡る
そういわれると気味が悪くなります。
〇立冬の心霊写真うすれをり
成仏しましたか。
〇その父に一理もあらず薄散る
父も老いました。少し寂しいです。
〇いま龍が通ったところ鱗雲
本体を見たかったです。
〇初冬といふ日の匂ひしておはやう
季語が動く気もしますが、「おはやう」は良いですね。
〇晩秋の川ひそひそと声流る
雰囲気のある句ですね。悪だくみが広がっていくのでしょうか。

前衛ネット句会やってます。ゆかりりもいるよ!
https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSdn_wIP6wl9uqbITyz3esOsvLtKeF_wVtaRoEugDHG2_UdmuQ/viewform?c=0&w=1
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2018年11月 4日(日)22時12分14秒
  〇雨後の根に群れて茸の白帽子
ちょっとかわいい。

〇群るるまで息潜めたる蝗かな
すぐ群れるのよ、凄い量。

〇群青を焦がしてゐたる秋あかね
目立ちます。

〇秋うらら暴徒の群になつていく
怖いです。

〇椋鳥の群れゆふぐれを占拠せり
あっという間に大樹に吸い込まれていきます。

〇集落にロケ隊の来る柿の秋
集落の一大事。

〇人恋ふるやうに落葉の集まれり
新しい落葉の道、踏んで行きたいですね。

〇毬栗の毬のところに触れて悦
ちょっとだけよ!って。

〇文化の日さわり心地のいい句集
それ、あります。見た目ではなく触り心地。

〇いま龍が通ったところ鱗雲
鱗の刻印。

〇初冬といふ日の匂ひしておはやう
初冬が新鮮。

〇父方の酒呑みの血や菊なます
それがお母さんでその子は「母方の」って詠む。
 

選句しました

 投稿者:らくだ  投稿日:2018年11月 4日(日)14時46分1秒
  ◯雨後の根に群れて茸の白帽子
 森に限らず、庭の植木の根本でも生えてきますよね。白くてちっちゃいの。かわいいんだか気持ち悪いんだか微妙なの^^;

◯こそばゆき過去やセーター図案集
 その昔、好きな人にあげようとせっせと編んだ(けど渡せなかった)とか?

◯集落にロケ隊の来る柿の秋
 今どきはどこにでも来るロケ隊。「柿の秋」という景を撮りたいなら集落でないとね。

◯毬栗の毬のところに触れて悦
 痛気持ちいいって、マゾですか^^;

◯みな小き心臓をもち鳥渡る
 その小さい心臓の強いこと!何百キロ飛ぶんだか。

◯細心の注意ゐのこづちの小道
 それでも着いちゃうのよね~、そして取るのたいへん。

◯副都心線は枯野に行けぬらし
 通勤通学で乗っていて、ふっと枯野に行きたくなったんだろうか。どっかで乗り換えて行っちゃえ!

◯紅葉且つ散る理由は言へない
 そうか。別に理由なんていらないけど。

◯蒟蒻の柚子味噌の色義理堅き
 食べ物で、しかも色で義理堅いっていう発想が可笑しい。

◯鵯の後からしたる理由付け
 甘いもの大好きとか、ムクドリと違ってみかんなんか意外ときれいに食べるとか、いろいろあるけど、ぴえーと鳴いてすいすい泳ぐように飛ぶ、ひよはそれだけでいいんです。

◯初冬といふ日の匂ひしておはやう
 春とも秋ともちがう冬の、しかも朝の匂い。何となく分かる。

◯晩秋の川ひそひそと声流る
 よくよく考えるとホラーなんですが^^;晩秋の薄日が光る水の流れ、落ち葉などが川面を流れる、そんな景を音声にするとひそひそなのかも。
 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2018年11月 4日(日)11時42分38秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯かけくらべ群馬に群れる鬼やんま
 群れた鬼やんまは見たことがないなあ、群馬では群れるのか。

◯雨後の根に群れて茸の白帽子
 出る出る。うちのオリーブの鉢、根元から次々に白い茸。

◯群るるまで息潜めたる蝗かな
 映画『エクソシスト』の最初の方のイナゴの群れ、怖いよね。

◯群れぬ生き方放屁虫とか放哉とか
 いさぎよく、ね。

◯NHK集金人へ散るいてふ
 来るんだよね、突然。

◯こそばゆき過去やセーター図案集
 セーター図案集っていいですね。なんだか郷愁的。

◯心から謝罪してから穴まどひ
 ほんとかよ。

◯心眼に焼いて秋刀魚を注文す
 なんだか、うるさそうな客だな:笑

◯塔の月心さやけき拷問者
 こっわー。俳句で拷問者って始めて。

◯その父に一理もあらず薄散る
 すみません、重々わかってはおります。

◯火口より出づる光ゆ鷹柱
 やたらかっこいい句ですね。

◯初冬といふ日の匂ひしておはやう
 おはやう、がいいね。こんにちはも言って小津安二郎映画:笑
 

選句です

 投稿者:本松天道  投稿日:2018年11月 4日(日)11時08分43秒
  ご無沙汰しました
今回よりボチボチと参加させて頂きます
西班牙の固い敷石で膝を痛めて加療中!

●群青を焦がしてゐたる秋あかね
谷内六郎のよふな場景が目に浮かびます

●椋鳥の群れゆふぐれを占拠せり
一瞬空が真っ暗になったりしますね

●こそばゆき過去やセーター図案集
着てもらいたい人への甘酸っぱい思い出の図柄かな?

●五六人をんな集まり茸汁
姦しく、茸の傘の部分から口にほうばる情景が見えます

●毬栗の毬のところに触れて悦
あのチクチク感がたまりません

●黄落や心理テストのイエス・ノー
秋は花弁でなく黄落で、イエス・ノー

●立冬の心霊写真うすれをり
涼しさを誘う心霊写真も冬休み

●理科室の銀杏落葉と静電気
教室の窓から入った落葉の不思議な動き

●理容師の鋏冷たき小春かな
冷たき鋏の感触、冬間近

●長すぎる助走に惑ふ落葉かな
今の政権のようで、戸惑う国民みたいですね

●晩秋の川ひそひそと声流る
やがて、ひそひそ声も凍えて、途絶えるのでしょうね

●木漏れ日の色づいてゐる文化の日
オーソドックスですが、いかにも文化の日ですね
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2018年11月 4日(日)10時05分6秒
  ○群馬よりパン届きけり暮の秋
『群馬のおいしいパン屋さん』て本もあるのね。いまはネットで注文できる時代。きっとお洒落なパンなんだろうな。

○椋鳥の群れゆふぐれを占拠せり
椋鳥は凄い。まさに占拠。

○五六人をんな集まり茸汁
話が弾んでいそう。

○集落にロケ隊の来る柿の秋
静かな集落がいっとき賑やかに。

○朝寒へなにか落として収集車
そう。なにか。

○みな小き心臓をもち鳥渡る
生きとし生けるものが渡る。

○冬隣犬の心音聞いてをり
ぬくとい。

○紅葉且つ散る理由は言へない
言えないのか。わかった。

○秋惜しむ理研のふえるわかめちゃん
味噌汁にしますか。

○いま龍が通ったところ鱗雲
そういうことだったのね。

○紅葉かつ散れる京となりにけり
そうだ!京都に行こう。

○冬初め小さきノートの備忘録
小さきノートがいかにも。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2018年11月 4日(日)07時14分50秒
  ☆群馬よりパン届きけり暮の秋
 第一パンだろうか。

☆五六人をんな集まり茸汁
 おしゃべり三昧。楽しそうで美味しそう。

☆集落にロケ隊の来る柿の秋
 ロケ隊、なにやら懐かしい響きがするのは、季語の効用。

☆朝寒へなにか落として収集車
 なにを落としていったのか。

☆みな小き心臓をもち鳥渡る
 若干類句の有無が怖いけれど、素直に首肯できる佳句と思う。

☆冬隣犬の心音聞いてをり
 あたたかい世界観。

☆文化の日さわり心地のいい句集
 結構なお金が掛かった装丁。

☆秋惜しむ理研のふえるわかめちゃん
 あれは増えるねぇ。

☆初冬といふ日の匂ひしておはやう
 気持ちのよい冬青空が広がる朝。

☆晩秋の川ひそひそと声流る
 行く秋の風情あり。

☆父方の酒呑みの血や菊なます
 そうそう、母方は下戸だったりする。

☆木漏れ日の色づいてゐる文化の日
 文化の日が程よき照応。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2018年11月 4日(日)01時52分45秒
編集済
  ◎群るるまで息潜めたる蝗かな
あいつらって、そうなのかも。

◎秋うらら暴徒の群になつていく
蝗もそうだけど、ひとりひとりは暴徒と思ってないんだよね。

◎人恋ふるやうに落葉の集まれり
なんか綺麗に言い過ぎてるとも思うが、この綺麗はいい。

◎みな小き心臓をもち鳥渡る
いい感じ。つまりハツね。

◎冬隣犬の心音聞いてをり
可愛い。うちのは抱いて病院に近づくと震えだして、心臓ドッキドキになります。

◎文化の日さわり心地のいい句集
せめてさわり心地ぐらいはいい句集でありたい。

◎干柿をちぎつて郷土料理なる
なんだか分らないけど、ありそう。

◎秋惜しむ理研のふえるわかめちゃん
むかしCMソングもあったな。

◎いま龍が通ったところ鱗雲
そう見たか。いいかも。

◎紅葉かつ散れる京となりにけり
京(みやこ)感あり。秋はかなしき、ですな。

◎晩秋の川ひそひそと声流る
なぜかリバー・ランズ・スルー・イットを思い出しました。モンタナ感、フライフィッシング感がある。

◎父方の酒呑みの血や菊なます
思い当たるなあ。
 

群集心理句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年11月 4日(日)00時19分7秒
  投句一覧です。

【群】
かけくらべ群馬に群れる鬼やんま
医師団と重機群待つ天下の秋
鰯雲群れを大きくしてゐたり
雨後の根に群れて茸の白帽子
君ハ羊晩秋ノ野ニ放ツ
群るるまで息潜めたる蝗かな
群れぬ生き方放屁虫とか放哉とか
群青を焦がしてゐたる秋あかね
群馬よりパン届きけり暮の秋
秋うらら暴徒の群になつていく
小春日や群青色の海描けば
椋鳥の群れゆふぐれを占拠せり

【集】
NHK集金人へ散るいてふ
こそばゆき過去やセーター図案集
五六人をんな集まり茸汁
集会を終へし団栗風の朝
集会所の灯り消えゆく霜夜かな
集落にロケ隊の来る柿の秋
神の旅孤島に集ふ古灯台
人恋ふるやうに落葉の集まれり
水旨き冬の温泉宿(ゆやど)の集客力
朝寒へなにか落として収集車
木犀や二階はバーの集会所
毬栗の毬のところに触れて悦

【心】
みな小き心臓をもち鳥渡る
黄落や心理テストのイエス・ノー
細心の注意ゐのこづちの小道
重婆の老婆心半そぞろ寒
心から謝罪してから穴まどひ
心眼に焼いて秋刀魚を注文す
深秋を巡る信心うたごころ
冬隣犬の心音聞いてをり
塔の月心さやけき拷問者
副都心線は枯野に行けぬらし
文化の日さわり心地のいい句集
立冬の心霊写真うすれをり

【理】
「もう秋は来ない」理事会フロムヘル
その父に一理もあらず薄散る
一定の理解を示す鰯雲
干柿をちぎつて郷土料理なる
紅葉且つ散る理由は言へない
秋澄むや物理教師の長き鼻
秋惜しむ理研のふえるわかめちゃん
理科室の銀杏落葉と静電気
理系文系混ざり合うたる草紅葉
理容師の鋏冷たき小春かな
蒟蒻の柚子味噌の色義理堅き
鵯の後からしたる理由付け

【当季雑詠】
B面の方が売れたり鴨の群
UターンIターンJターン鳥渡る
いま龍が通ったところ鱗雲
セーターをツンツル着たらテンでした
火口より出づる光ゆ鷹柱
紅葉かつ散れる京となりにけり
秋蝶にベルの形の花たわわ
初冬といふ日の匂ひしておはやう
長すぎる助走に惑ふ落葉かな
鉄棒のファイナリストや蜜柑食ぶ
冬初め小さきノートの備忘録
半身をひねるポーズや秋惜しむ
晩秋の川ひそひそと声流る
父方の酒呑みの血や菊なます
木漏れ日の色づいてゐる文化の日



(以上)

12句選(特選、逆選なし)
選句締切:11月7日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

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