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選句しました。

 投稿者:京野さち  投稿日:2019年 7月10日(水)00時37分13秒
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  ○夏草や第二希望の旅先の
 集団旅行は大体第二希望。それでも充分楽しめるものです。この句に関しては「夏草や」と来ると平泉がやはり想起されます。

○向日葵といふ人望に似たるもの
 さんざん向日葵を見てきたはずなのに、なんで気付かなかったんだろう。参りました。

○グラナダの異郷の庭や花ざくろ
 グラナダに世界史要素が詰め込まれていて、しかも季語が動かない。

○みつ豆の本家本郷三丁目
 騙されたと思って行ってみな、と?

○西日濃し郷土史編纂事業室
 文字通りの斜陽。

○水やうかん横山エンタツ笑ふなり
 横には花菱アチャコ。元祖しゃべくり漫才ですね。テレビ黎明期の人でもあり、「水やうかん」が置かれた茶の間も見えてきます。

○世界の山ちやん取り敢へずビールと叫ぶ
 頭に固有名詞を大きく字余りで持ってきて、言わずもがなな気がしないでもない「叫ぶ」で締める。その大胆さは、そのまま居酒屋の客の態度か。叫んだ瞬間には世界の中心にいる気分になれるんだろうなぁ(笑)

○電波まだ届いてゐたる夏の山
 数年前には電波が届いていなかった場所に今は届いているとすれば技術の進歩のお陰ですが、俳句でそれを言うのは野暮ですね(笑)

○みちのくの河童見に行く夏の月
 おそらく北日本の人ではありませんね。相当な遠出になりそう。或いはそういう名目の被災地支援とか。

○血を洗ふごとき流れや河骨咲く
 人目につかない所を流れる小川は三途の川っぽいかも。

○昼顔や三河をんなの姦しき
 祖母が三河の出ですが、お盆などで親戚中が集まった時は、それはもう凄かったです。

○梅雨出水優しい川が河になり
 「川」と「河」。声で聞くと分からなくなってしまいますが字面の力というのは確かにあります。ネット句会はこの様な句の出しどころとして良いかもしれませんね。

○夜を喰らひ夏の河口は膨れけり
 一晩でとんでもない水量に。

○おおぞらやアイスの棒の捨て処
 「捨て処」を探すためだけに歩くので良い気分ではないけれども、イライラするでも途方に暮れるでもない微妙な心情。

○かき氷つんと頭に来ぬ度合
 自分に合った食べ方は、慣れて見つけるしかありません。

○ひとまづは名を調べ抜く夏の草
 学究肌ですね。俳人ではなく、その手の専門家になっては。

○もどりきて我に席なしなすび漬け
 お座敷の宴会っぽい。なすび漬けで残念感増し増し。

○裸婦像のそこんところを黒揚羽
 中七をぼかした事で逆にイヤらしい雰囲気になりましたね。私なら臆せず書いてしまいます。
 
 
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