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選句しました。

 投稿者:苑を  投稿日:2018年 5月28日(月)15時09分17秒
  ○注連縄のうねる太さよ夏来たる
ぶっとい注連縄と夏。いい取り合わせ。

○連なりの薄きところも蟻の列
うんうん。ばらばらと。

○連弾の始めうなづく鳳蝶
発表会か。ドレスの二人。

○会見のまだ続きをり扇風機
嫌になる会見なんだろうな。

○続々と入場したるサングラス
壮観そう。

○続柄なら屁糞葛と書いておけ
屁糞葛には負けます。

○群れるほど淋し金魚も教室も
巧い。

○新幹線群馬を通るとき夕立
栃木ではなく群馬に降る雨。

○利根川に群馬の馬を冷やしけり
利根川はそうです。

○ゆふぐれをみづのながれて栗の花
栗の花、ぴったりですね。

○夏の月ピアノ一音づつ響き
上手なピアノではなさそうなところがいいです。

○指先のだんだん黒き草むしり
日々体験しています。

○上州のこれはぶつといはたた神
群馬もよいが上州と呼べばなおさらに。

○前列に顔を揃へてアロハシャツ
サングラスとともにアロハも揃えば迫力が。どちらも微妙にアホな感じもよいですなァ。

○風呂敷に包まれてゆく五月闇
闇も一緒に包まれる動きが見えてきます。

 
 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2018年 5月28日(月)10時14分7秒
編集済
  ◯連なりの薄きところも蟻の列
 見ているとたしかにそうですね。空白さえも繋がりを感じさせます。

◯連弾の始めうなづく鳳蝶
 合図するわけですか。

◯一本の竹皮脱げば続々と
 あ、たしかにそう思わせますね。うまい。

◯続投を期待されゐる炎天下
 そしてまた高校生ピッチャーが肩を壊す。監督、コーチが悪いな。

◯続柄なら屁糞葛と書いておけ
 なにをヤケになっているのか。

◯群れるほど淋し金魚も教室も
 うまいなあ、金魚と教室、いいですね。

◯十薬の群生白雪姫の目覚め
 妖しい白雪姫目覚める、って感じ。

◯あぢさゐや非論理的に嫌はるる
 嫌われる、嫌うはいつも非論理的。論理的に嫌われたらどうなんだろうなあ。

◯激論になるところてん黒蜜派
 ところてんに黒蜜~~、信じられん、と、まあこんな感じで激論。

◯風鈴は風にまはりて論客の死
 多摩川のあの人のことでせうか。どうでもいいけど、ふと。

◯論戦の果ての毛虫を焼いてをり
 苦々しい思いで焼いてをるのね。毛虫もいい迷惑。

◯だぶだぶと生きて幼稚園の金魚
 肥満金魚でしょうか。転覆病に気をつけてください。

◯ゆふぐれをみづのながれて栗の花
 なんだかあの生愚生栗の花が美しく詠まれているなあ、いいですね。

◯上州のこれはぶつといはたた神
 「ぶつといはたた神」が強烈な印象。音もデカイだろう。

◯宵闇や梔子の香へ後ろ髪
 宵闇とクチナシの香、そして後ろ髪の官能性、お見事!
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2018年 5月27日(日)16時16分17秒
  ゆかりさん、ファイルお願いします。


○地球儀のビーチボールのソ連かな
 なつかしきソ連。

○注連縄のうねる太さよ夏来たる
 蛇の大きいの・・

○連なりの薄きところも蟻の列
 薄きところとは言い得て妙。

○連れションの行きと帰りの草いきれ
 分かりませんが・・そういうところで、なのでしょうね。

○お祈りの続きの螢袋かな
 なんとなくシンとする蛍袋。

○一本の竹皮脱げば続々と
 まさにまさに。

○続かない会話にでんでん虫が這う
 その間、みんなで見ているでんでん虫。

○誘蛾灯三夜続けて同じ夢
 同じとは言ってもなにげに進展して。

○ごはんにも論法のある麦の秋
 ごはんはお米の飯です、云々。

○論戦の果ての毛虫を焼いてをり
 負けたのね。ふむふむ。

○ゆふぐれをみづのながれて栗の花
 静か。平仮名がすてき。

○卯の花腐し日大腐しと言ふべきか
 時事句。そうだそうだ。。。って。

○上州のこれはぶつといはたた神
 ぶっとい・いいですねえ。。

○前列に顔を揃へてアロハシャツ
 ハワイでの結婚式、アロハは正装。

○風呂敷に包まれてゆく五月闇
 結わえるのではなく、くるっと包んで。
 

選句しました

 投稿者:らくだ  投稿日:2018年 5月27日(日)14時42分29秒
  ◯よく日焼けして連投の長女次女
 心身ともに健康的。球技のチームより、この家族をイメージしました。あるいは、ボールを受けているのがお父ちゃんなのか。

◯影の連なりが鯰を構成す
 陽がさしても鯰が消えるわけじゃないんだろうが、なんか、もわーっと影が鯰になっていて、何かの加減で影の連なりが霧消して鯰が消えてしまうような、怪しくて不思議な感じを受けた。

◯地球儀のビーチボールのソ連かな
 こんなソ連が出てくるとは!物置の整理かなにかで古いのを見つけたんでしょうか。

◯お祈りの続きの螢袋かな
 主体の祈りがホタルブクロのつぼみとなって、花が開くと祈りが届く、そんな優しい感じがした。

◯続柄なら屁糞葛と書いておけ
 なるほどー、続柄なら納得しちゃうかも。

◯続編のやうに垂れたる蛇の衣
 この続編は尻すぼみで打ち切りです。

◯誘蛾灯三夜続けて同じ夢
 怖い。誘蛾灯と相まって、4日めには何かが来る恐怖しかない。

◯いっせいに群舞の男女滝になる
 なんか、暑かった(熱かった?)のがすーっと涼しくなった。たとえ舞台の上の滝であっても、滝ってすごいなぁと改めて思う。

◯一日に二回水着の群が来る
 黄色い声のスクール水着と見た。もうそんな季節ですね。そして水泳の授業がはじまると、なんだか肌寒い日が続いたりするのが皮肉。

◯新幹線群馬を通るとき夕立
 あっという間に終わっちゃう。群馬って俳味があるのかないのか微妙、でもそこがいいのか。

◯蜜豆の群れて口いつぱいの冷え
 しあわせ~!!蜜豆を食べる句として秀逸と思いますです。

◯利根川に群馬の馬を冷やしけり
 今どき「馬冷やす」は現実感ない季語と思うが、こういう景ならぜひ見たいと思う。
 と、読んでいるうちに、超でかい「群馬」という文字の馬の部分が川に浸かっている、というシュールな一コマ漫画を連想してしまい、笑ってしまってスミマセン。

◯ゆふぐれをみづのながれて栗の花
 はあー、美しい。栗の花でこんな美しい句が詠めるなんて嫉妬します。

◯前列に顔を揃へてアロハシャツ
 なんか、部活のやんちゃなOBが試合の応援にでも来たっぽい。応援される方はちょっと困る的な。

◯腸の一族として水中り
 「腸の一族」に一票。とにかく下腹がたまらんことになっとるのね。ともあれお大事に。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2018年 5月27日(日)12時08分55秒
  ◎影の連なりが鯰を構成す
人間の影と限定していないところがいい。不思議発見。

◎地球儀のビーチボールのソ連かな
ずいぶん物持ちのいい家だなあ。感心感心。

◎敦盛の連銭芦毛草茂る
萌葱匂の鎧着て金覆輪の鞍置いて、ってヤツですね。いいね平家物語。

◎墓石に連なる名前油照
安政とか文久とかの年号のヤツ、ありまする。

◎連弾の始めうなづく鳳蝶
目配せ、うなづき。そして最初の一音。いいね。

◎連弾の腕の交差や緑の夜
上野の文化会館で上原ひろみと矢野顕子の連弾を聴きました。圧巻のひとこと。緑の夜はいいですね。

◎続かない会話にでんでん虫が這う
角も槍も出ない会話、あるなあ。

◎続柄なら屁糞葛と書いておけ
アカネ科ヘクソカズラ属一家の長男かも。

◎誘蛾灯三夜続けて同じ夢
季語が素晴らしい。

◎一日に二回水着の群が来る
学校のプール脇に住んでるのかな。眼福。

◎群れるほど淋し金魚も教室も
たしかに淋しいね。教室を持ってきたところが秀逸。

◎かたばみの花墓石の何処より
引っこ抜くのも大変そう。

◎ひろみより秀樹が好きでソーダ水
この世には五郎派ってのもいるらしい。

◎指先のだんだん黒き草むしり
軍手の先と見た。手袋なしだと爪が真黒。

◎生来の祭野郎で早とちり
わが下町根岸界隈にはいっぱいいます。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2018年 5月27日(日)05時44分39秒
  ☆下連雀にクレマチス這ひ上る
 下連雀、前々からいい地名だなぁと思っていたけれど、なかなか詠えなかった。ヤラレタ感横溢。

☆連なりの薄きところも蟻の列
 「薄き」が上手。

☆連れションの行きと帰りの草いきれ
 連れション、すでに懐かしい響き。

☆お祈りの続きの螢袋かな
 蛍袋、たしかに「お祈り」っぽい形。

☆一本の竹皮脱げば続々と
 最初に脱ぐのは勇気が要るかも。

☆続々と入場したるサングラス
 会場中央には花氷がどーんと立っていたりする。

☆仲見世に続く小路やラムネ抜く
 ラムネを頂いたあとはホッピー通りへ。

☆一日に二回水着の群が来る
 ビキニだと嬉しい。

☆簡単に論破されたり金魚売
 言い訳や言い逃れはしない。

☆結論を知つてゐるのは海月のみ
 確かにそんな気がしてくるのが不思議。

☆論文に共著の数多夏蒲団
 共著って何となく学術的な響きがするのは、これが理由だったのか。

☆指先のだんだん黒き草むしり
 ほどよきあるある感。

☆上州のこれはぶつといはたた神
 「ぶっとい」面白い。

☆生来の祭野郎で早とちり
 長屋住まい、江戸前の漢。

☆前列に顔を揃へてアロハシャツ
 色合いが派手でイイかも。

 

選句しました

 投稿者:火尖  投稿日:2018年 5月27日(日)01時39分19秒
編集済
  【連】
○よく日焼けして連投の長女次女
継投の上手そうなチーム。

○地球儀のビーチボールのソ連かな
古いビーチボールなのかな、突いたり跳ねたりという遊びがしかし少し不穏なものも感じさせる。

○注連縄のうねる太さよ夏来たる
いきもの以上に生命力って感じがする

○蟷螂の生る連なりに連なりて
連なりに連なるという措辞が蟷螂の孵化の描写として優れているのと、背景にもっと遠大な生命的な連なりまで見渡している。

○減つてきた続きはwebでみどりの夜
そういえば確かに。住み分けが進みつつあるのか、そういった小さな変化に気付くのも瑞々しいみどりの夜ならではです。

○続篇の辻褄合はせ蚊を潰す
二番煎じばかりとそれを嘆く景ももはや世界の様式美といった感がある。蚊がいたずらに犠牲になってしまった感がでて面白い。

○誘蛾灯三夜続けて同じ夢
誘蛾灯が怪しげでコテコテなんだけど、これはいいホラーになりそう。

○若き群れ夕立を浴び叫びをり
書きなぐったような大雑把な把握の仕方が、この情景によく合っていると思います。

○蜜豆の群れて口いつぱいの冷え
群れてが同質の没個性的な集まりを指すのではなく、蜜豆の種々の素材の主張を感じさせる言葉として感じられる点が新鮮。多幸感、口福感にあふれる句。

○ごはんにも論法のある麦の秋
「詳しくは知らないけどそれはたしかにそうかもしれない」と思わせる前半部分が大らかな麦の秋の季語によって、さらに滋味深いおかしみがでた。

○簡単に論破されたり金魚売
今となっては論破されるだけ偉いというか、それを認めることはもはや誰にでもできることではなくて、もう無理金魚買お。

○鼻声の論説委員走り梅雨
暗い世相のニュースを独特の調子で説く人物が思い浮かんだ。じめっとした季節がすぐそこまで来ている。

○だぶだぶと生きて幼稚園の金魚
だぶだぶといわれるほどの長寿と、その生の退屈さ寂しさも少し。

○ゆふぐれをみづのながれて栗の花
フロー重視の美しい句。栗の花のむせ返る感じがいいアクセントになっていると思いました。

○絡まりておのれを無くす蜥蜴かな
あの良く分からない動きは確かに自分を見失ってると思うし主観に説得力がある。
 

選句しました。

 投稿者:裕美  投稿日:2018年 5月27日(日)00時38分11秒
編集済
  〇下連雀にクレマチス這ひ上る
下連雀は植物が合いますね。かわいい地名だなあ。

〇注連縄のうねる太さよ夏来たる
豪快!

〇連なりて杜鵑花眺むる三姉妹
小さい三姉妹だったらそのうち取っちゃったり蜜を吸ったりしちゃいますね。

〇連なりの薄きところも蟻の列
それでもつながっているんですよね。

〇お祈りの続きの螢袋かな
ホタルブクロにお祈りが封じ込められているみたいでとてもいい。

〇続柄なら屁糞葛と書いておけ
やけくそ感。いやなことでもあったのか。

〇誘蛾灯三夜続けて同じ夢
こんな状況、ぼーっとしてそれは誘蛾灯に目も行ってしまうだろう。

〇いっせいに群舞の男女滝になる
踊りのなだれるような勢いが感じられます。

〇群れるほど淋し金魚も教室も
教室! なるほど。

〇蜜豆の群れて口いつぱいの冷え
うーん、おいしそう。ぷりぷり。

〇論メンタンピンサンショク夏休
論の使い方に笑いました。だらっとした夏休みで、こういうのもあり。

〇蒲の穂を持ちて風上に居たり
決定的瞬間を待っている。

〇上州のこれはぶつといはたた神
北関東は雷がすごいんですよね。実家(栃木)のほうでもみんなテレビが壊れたりしていました。

〇前列に顔を揃へてアロハシャツ
ふふふ。ハワイアンズにでも行ったんでしょうか。

〇風呂敷に包まれてゆく五月闇
五月闇をスポット的なものととらえているところに面白さを感じました。確かに風呂敷の中は暗い闇だ。
 

連続群論句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 5月27日(日)00時07分20秒
編集済
  投句一覧です。

【連】
よく日焼けして連投の長女次女
影の連なりが鯰を構成す
下連雀にクレマチス這ひ上る
犬連れて海を渡りぬ夏の星
地球儀のビーチボールのソ連かな
注連縄のうねる太さよ夏来たる
敦盛の連銭芦毛草茂る
不連続青林檎殺人事件
墓石に連なる名前油照
連なりて杜鵑花眺むる三姉妹
連なりの薄きところも蟻の列
連れションの行きと帰りの草いきれ
連弾のたかまりに来る夏燕
連弾の始めうなづく鳳蝶
連弾の腕の交差や緑の夜
蟷螂の生る連なりに連なりて

【続】
お祈りの続きの螢袋かな
一本の竹皮脱げば続々と
会見のまだ続きをり扇風機
減つてきた続きはwebでみどりの夜
事件まだ続く気のする梅雨の入
続かない会話にでんでん虫が這う
続々と降り来る鳩よ街薄暑
続々と入場したるサングラス
続投を期待されゐる炎天下
続柄なら屁糞葛と書いておけ
続篇の辻褄合はせ蚊を潰す
続編のやうに垂れたる蛇の衣
続報の薄き内容誘蛾灯
仲見世に続く小路やラムネ抜く
誘蛾灯三夜続けて同じ夢

【群】
いっせいに群舞の男女滝になる
ソーランの群舞が行くよ五月晴
一日に二回水着の群が来る
群れたがる人の一列山開き
群れるほど淋し金魚も教室も
群衆と集団のゐる五月闇
群青となるまで泉汲まずおく
群青の空とラムネを飲み干せり
若き群れ夕立を浴び叫びをり
十薬の群生白雪姫の目覚め
新幹線群馬を通るとき夕立
青鷺のばらばらな方見つつ群れ
走り梅雨群青色の減りゆけり
蜜豆の群れて口いつぱいの冷え
利根川に群馬の馬を冷やしけり
冷房が効きすぎて魚群が出ない

【論】
あぢさゐや非論理的に嫌はるる
ごはんにも論法のある麦の秋
簡単に論破されたり金魚売
激論になるところてん黒蜜派
結論を知つてゐるのは海月のみ
梗概は麦酒各論としての枝豆
梅雨近し幸福論より不幸論
鼻声の論説委員走り梅雨
風鈴は風にまはりて論客の死
目論みの通り海辺のハンモック
目論見のはずれ白玉匙で追う
論メンタンピンサンショク夏休
論陣の三者三様皆蜜豆
論戦の果ての毛虫を焼いてをり
論敵がひとりふたりとまくはうり
論文に共著の数多夏蒲団

【当季雑詠】
かたばみの花墓石の何処より
だぶだぶと生きて幼稚園の金魚
ひろみより秀樹が好きでソーダ水
ほうたるの代はりの息になつて来し
ゆふぐれをみづのながれて栗の花
卯の花腐し日大腐しと言ふべきか
夏の月ピアノ一音づつ響き
蒲の穂を持ちて風上に居たり
指先のだんだん黒き草むしり
宵闇や梔子の香へ後ろ髪
上州のこれはぶつといはたた神
生来の祭野郎で早とちり
前列に顔を揃へてアロハシャツ
腸の一族として水中り
忍び音は褒美の如しほととぎす
風呂敷に包まれてゆく五月闇
絡まりておのれを無くす蜥蜴かな

(以上)

15句選(特選、逆選なし)
選句締切:5月30日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

連続群論句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 5月23日(水)22時21分43秒
  出題します。

【連】
【続】
【群】
【論】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:5月26日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

無限遠点句会集計

 投稿者:月犬  投稿日:2018年 5月23日(水)10時45分29秒
  今回も早めの選句ありがとうございました。
結果です。間違いありましたらご一報ください。


蛞蝓の虚無みるみるの縮みかた    なむ  百
父坐るベンチ青嵐の限り       なむ  海
ラムネ瓶がちゃがちゃ騒ぐ遠近法   なむ  あ
ドヤ街を一点突破して夕立      なむ  月
短夜の真ん中に置く大漢和      なむ  ら百

無駄なものはみ出してゐる水着かな  朝比古 裕らゆ
いろいろの期限ありけり冷蔵庫    朝比古 海け亜由
神木の遠くに揺るる山開       朝比古
衣擦れの音の涼しき点前かな     朝比古 裕らむ
楠の木に風ぶつかつて夏来る     朝比古 裕ゆ百苑

泡盛に案外無口な女なり       月犬  ゆ
限定的愛と十薬の花の夜       月犬  海あ
遠景にそつと描き足す蓮の花     月犬  裕百
点描のやうな日傘の婦人かな     月犬  朝裕苑由
ひそひそと人の声あり片陰り     月犬

とりあえずビールのあとは無礼講   らくだ
今もなお有限会社水を打つ      らくだ 海月あゆ
敬遠のボール打たれて雲の峰     らくだ む苑
ダービーです単勝一点勝負です    らくだ
青梅や土に還れぬ駐車場       らくだ けゆ

箱詰の無邪気で無垢なさくらんぼ   苑を  朝むけ亜
限界集落閉ぢては開く月見草     苑を  ら海月亜
近藤と遠藤のゐた夏の教室      苑を  裕あけ由
ナイターや点差ひらいてゆくばかり  苑を  亜百由
わらわらと神輿押し合ひへし合ひす  苑を  亜

虚無僧の尻に敷かれる夏座布団    海太  む
夏木立二百三百限りなし       海太
遠山の金さん蚊遣火で火傷      海太  裕
木下闇「点と線」にて顔被せ     海太
空蝉を子宮と思ふさう思ふ      海太  裕む苑

無風よりゆつくりと起つ蝉のこゑ   あんこ 月け
えごの花限界超えてスクワット    あんこ 朝裕海け由
ロボットの遠いまなざし青時雨    あんこ 朝ゆ亜百由
夜濯の点ほどの星見えはじむ     あんこ 亜
少年の中の少女や水中花       あんこ ら月亜百

無愛想なふりしてゐたり蟇蛙     亜紀  朝月苑
柔軟の限界越ゆるみどりの夜     亜紀  海月ゆ
蟻の列つぎつぎ漁る限定品      亜紀  海
アマリリス遠隔操作めきて咲く    亜紀  朝由
近づいて点る門灯かたつむり     亜紀  むあけゆ百苑由
転送の遅延郵便青嵐         亜紀  む苑
ゴムまりのやうなスキップ青田風   亜紀  朝裕あ苑
花ざくろ郵便物は今日も来ず     亜紀

ででむしの無理を通させてあげる   百花  朝らけ苑
早乙女の年齢制限聞かされず     百花  朝ら海ゆ
遠い目を籐椅子に置く高層階     百花  月
点眼のつつとながれて竹婦人     百花  朝ら月ゆ亜
簡単服うしみつどきを起きてゐる   百花  らあ

無理数を足せば無理数ありぢごく   けんじ ら月あ苑
五のつく日限定セール夏の雲     けんじ 海あ亜
釣堀の遠心力を捕らへをり      けんじ 由
小満の点字ブロックにて転ぶ     けんじ む百
噴水の向かうの人を見てゐたり    けんじ 朝裕あゆ苑由

乗らぬから無事故無違反ゆすらうめ  由季  むゆ
休講の多き二限目南風        由季  海ゆ
遠隔操作さるるパソコン走り梅雨   由季  裕百
麦秋の点眼薬のうす黄色       由季  け亜
点々と生えて爆発箒草        由季

無口なる子の描くお花畑かな     裕美  亜
無期限のポイントカード捨てる夏   裕美  海月け亜
夏の山遠近法を使えない       裕美  ら
点描の点は夏野になりたがる     裕美  朝む月あ
小満や音立てて噛むソーセージ    裕美  むあけ百由

夏蝶や主義といはれし三無主義    ゆかり 月百由
期限までなんにもしないソーダ水   ゆかり 朝ら海あけ苑由
長距離は陸上遠距離はろくぐわつ   ゆかり ら百
ふたつみつ消失点ある薄暑かな    ゆかり む
またしても増ゆ百均の夏帽子     ゆかり 裕むけ苑
 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2018年 5月23日(水)10時03分57秒
  ○夏蝶や主義といはれし三無主義
ただ、ひらひらと。

○いろいろの期限ありけり冷蔵庫
気なる人、ならぬ人。

○えごの花限界超えてスクワット
もはや目的を忘れて、体に悪そう。

○期限までなんにもしないソーダ水
それでもなんとかやっていける。

○アマリリス遠隔操作めきて咲く
くっきりした、どこか作り物めいた花が、そんな風に思わせます。

○ロボットの遠いまなざし青時雨
普通に、ある気がします。

○近藤と遠藤のゐた夏の教室
いましたね。

○釣堀の遠心力を捕らへをり
なかなか釣れない釣堀。釣れたんですね。

○ナイターや点差ひらいてゆくばかり
勢いというのはいかんともしがたい。

○近づいて点る門灯かたつむり
中七で切れるのでしょうが、かたつむりがびっくりしていそうで可愛い。

○点描のやうな日傘の婦人かな
類想はあるかもしませんが、いい景です。

○小満や音立てて噛むソーセージ
ジューシー感が小満にぴったり。

○噴水の向かうの人を見てゐたり
噴水越しで見るくらいがちょうどよい。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2018年 5月23日(水)09時42分36秒
  ○ででむしの無理を通させてあげる
どうぞどうぞ。

○無愛想なふりしてゐたり蟇蛙
照れ屋なのね。

○無理数を足せば無理数ありぢごく
ありぢごくがなかなか。

○期限までなんにもしないソーダ水
基本そうです。ソーダ水の泡のような生き方です。

○敬遠のボール打たれて雲の峰
野球は昼間の青空の下がいい。

○近づいて点る門灯かたつむり
点灯でかたつむりに気づく。焦点が定まる。

○点描のやうな日傘の婦人かな
セザンヌの絵のようなひとなのですね。

○ゴムまりのやうなスキップ青田風
少女というより女の子。

○またしても増ゆ百均の夏帽子
まとめていいのを買うのをお奨めします。

○空蝉を子宮と思ふさう思ふ
空蝉に崇高さもあったりして。

○転送の遅延郵便青嵐
青嵐がなにか普段と違うものを運んでくる感じ。

○楠の木に風ぶつかつて夏来る
大きな楠がざわざわと鳴って。

○噴水の向かうの人を見てゐたり
噴水ってそうなんのだよなァ。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2018年 5月23日(水)00時55分37秒
  ○夏蝶や主義といはれし三無主義
 あこがれます。

○蛞蝓の虚無みるみるの縮みかた
 蛞蝓は固くなるだけ。縮んでも無くならない虚無。

○ロボットの遠いまなざし青時雨
 とうとう人並に。

○遠隔操作さるるパソコン走り梅雨
 電話一本で私の代わりに設定してくれる有難さ。

○遠景にそつと描き足す蓮の花
 極楽の蓮華は遠いほど良い。

○長距離は陸上遠距離はろくぐわつ
 6月は祝日も無く、通勤の遠距離感。

○ナイターや点差ひらいてゆくばかり
 あ~あ。あ~あ。

○近づいて点る門灯かたつむり
 いえ、背負っているけどそういうことではありません。

○小満の点字ブロックにて転ぶ
 あ、見られた。

○小満や音立てて噛むソーセージ
 あ、食べたくなる。

○少年の中の少女や水中花
 翁の中の少年も。

○短夜の真ん中に置く大漢和
 短夜の真ん中! 漢字は忘れるからね。

○楠の木に風ぶつかつて夏来る
 あおあらし。
 

選句です。

 投稿者:亜紀  投稿日:2018年 5月22日(火)22時40分37秒
  〇箱詰の無邪気で無垢なさくらんぼ
無邪気、無垢でご立派そうで美味しそう。

〇無口なる子の描くお花畑かな
お花畑は雄弁なのだ。

〇いろいろの期限ありけり冷蔵庫
賞味期限やら、消費期限やら、いろんな食材入り乱れて。

〇限界集落閉ぢては開く月見草
月見草はいつでもマイペース。

〇五のつく日限定セール夏の雲
イオン系のスーパーかも。

〇無期限のポイントカード捨てる夏
思い切りよく、断捨離。夏だから!

〇ロボットの遠いまなざし青時雨
愁いを知るロボット。

〇ナイターや点差ひらいてゆくばかり
嘆き、ぼやきの立場なのでしょうか。

〇点眼のつつとながれて竹婦人
こちらの点眼は実感としれよく分かる。

〇麦秋の点眼薬のうす黄色
季語がよく響き合っている。

〇夜濯の点ほどの星見えはじむ
洗濯ものを干し終えて夜空を見上げれば。

〇わらわらと神輿押し合ひへし合ひす
わらわら、が独特で面白い。

〇少年の中の少女や水中花
少女の中の少年も。。
 

選句です。

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 5月22日(火)22時38分2秒
  ○乗らぬから無事故無違反ゆすらうめ
 上五中七の内容(無内容?)とゆすらうめの赤い実とどう響き合うのでしょうね。不思議な句です。

○泡盛に案外無口な女なり
 固定観念俳句ですね。

○無駄なものはみ出してゐる水着かな
 贅肉とか体毛とか露骨に言わないところが、奥ゆかしいです。

○休講の多き二限目南風
 五月に入り、大学に慣れてきた頃に感じるわけですね。「南風」が絶妙です。

○今もなお有限会社水を打つ
 そういう意味じゃないんだけど、可笑しいです。

○柔軟の限界越ゆるみどりの夜
 べたっと開脚できないわけですね。

○早乙女の年齢制限聞かされず
 乙女ですから。

○ロボットの遠いまなざし青時雨
 ロボットに黒目や白目があったら、もう少し表情があるのかもしれません。

○近づいて点る門灯かたつむり
 人感センサーとかいう奴ですね。住んでる人には便利だけど、そうでない人にはぶしつけですよね。かたつむりや猫には反応しないように微妙な設定をしているはずです

○点眼のつつとながれて竹婦人
 t音で頭韻を揃えてうつくしいです。

○青梅や土に還れぬ駐車場
 舗装された面に落ちる梅の実は不憫です。

○楠の木に風ぶつかつて夏来る
 大木なのでしょう。

○噴水の向かうの人を見てゐたり
 噴水に見え隠れしているのですね。
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2018年 5月22日(火)22時24分33秒
編集済
  ○ででむしの無理を通させてあげる
一度だけ許可したら次々来て大変なことに。

○箱詰の無邪気で無垢なさくらんぼ
もはや無邪気も無垢なのもさくらんぼだけ。

○無風よりゆつくりと起つ蝉のこゑ
おもむろに真打登場。待ってました。

○いろいろの期限ありけり冷蔵庫
では紙に書いてドアに張っておきましょう。

○えごの花限界超えてスクワット
アキレス腱傷めないように。

○期限までなんにもしないソーダ水
それまでに圧力を高めておきましょう。

○無期限のポイントカード捨てる夏
これが意外と捨てられない。

○近藤と遠藤のゐた夏の教室
どちらも藤原氏の分家だそうな。

○近づいて点る門灯かたつむり
しまった見つかった。

○麦秋の点眼薬のうす黄色
ビタミン配合ですから。

○またしても増ゆ百均の夏帽子
せめて色違いを揃えましょう。

○小満や音立てて噛むソーセージ
いかにもうまそうな音。

○青梅や土に還れぬ駐車場
では干し梅になりませう。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2018年 5月22日(火)21時05分18秒
  ○無理数を足せば無理数ありぢごく
不毛な感じが何とも言えない。

○期限までなんにもしないソーダ水
大らかな気持ちよさ。

○限定的愛と十薬の花の夜
十薬が限定的愛と不思議と合います。

○五のつく日限定セール夏の雲
次々に来店のスーパーと夏雲。

○今もなお有限会社水を打つ
老舗の小さい会社ですかね。

○ラムネ瓶がちゃがちゃ騒ぐ遠近法
ラムネ瓶と遠眼鏡のイメージが重なります。
遠近法と直接関係ないかもしれませんが、
なんだか擬音で繋がりを感じます。

○近藤と遠藤のゐた夏の教室
学生時代の思い出のよう。

○近づいて点る門灯かたつむり
かたつむりにズームアップして、ほんのりと灯る風情がいいです。

○点描の点は夏野になりたがる
勢いのよい新鮮な色と夏野が気持ちよく呼び合っています。

○ゴムまりのやうなスキップ青田風
思わずスキップしちゃったんですね。その気持ちの良さがよい。

○簡単服うしみつどきを起きてゐる
何? 何なの? 簡単服が妙にリアル。

○小満や音立てて噛むソーセージ
よい音。

○噴水の向かうの人を見てゐたり
巧み。風景がよく見える。
 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2018年 5月22日(火)11時53分37秒
  ようやく帰京。ゆかりさん、ファイルよろしくです。

◯夏蝶や主義といはれし三無主義
 そうね、主義ってほどのもんじゃないね。

◯無愛想なふりしてゐたり蟇蛙
 そうかもしれぬが、ほんとに不愛想なのかもしれん。蟇蛙の気持ちはわからぬ。

◯無風よりゆつくりと起つ蝉のこゑ
 そして暑い一日が始まる。

◯無理数を足せば無理数ありぢごく
 数学のことはよく分からないが、ありぢごくに落ちたね:笑

◯限界集落閉ぢては開く月見草
 月見草はそんな集落によく似合っていると思う。

◯今もなお有限会社水を打つ
 有限会社ってもう新設できないのね。合名会社って昔よく見たけど今もあるのかなあ。小さな会社の事務所と水を打つがよく響き合っている。

◯柔軟の限界越ゆるみどりの夜
 「柔軟の限界」というのがよくわからん。でも面白いからいただきまする。

◯無期限のポイントカード捨てる夏
 結局ポイントたまらない。財布の中で腐っていく、捨てませう。

◯遠い目を籐椅子に置く高層階
 TO、TO、O、KOがよろしいかと。

◯ドヤ街を一点突破して夕立
 はは、ここで一点突破出てくるとはね。

◯点眼のつつとながれて竹婦人
 T音、とくに「つつと」がいいですね。

◯点描の点は夏野になりたがる
 たしかになりたがると思う。

◯少年の中の少女や水中花
 こういう水中花句には初めてお会いしました。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2018年 5月22日(火)06時16分16秒
  ◯いろいろの期限ありけり冷蔵庫
杏。

◯えごの花限界超えてスクワット
森光子。

◯期限までなんにもしないソーダ水
青山華子。

◯蟻の列つぎつぎ漁る限定品
BEGA・・・修人。

◯休講の多き二限目南風
洋子。

◯限界集落閉ぢては開く月見草
野村克也。

◯限定的愛と十薬の花の夜
寿美花夜。

◯五のつく日限定セール夏の雲
五木ひろし&五輪真弓&五月みどり

◯今もなお有限会社水を打つ
趙顕ミン。

◯柔軟の限界越ゆるみどりの夜
五月~畠山~田代~五嶋~木之内。

◯早乙女の年齢制限聞かされず
愛。

◯父坐るベンチ青嵐の限り
寛寿郎。

◯無期限のポイントカード捨てる夏
初代コロムビア・ローズ。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2018年 5月21日(月)09時52分31秒
編集済
  ◎虚無僧の尻に敷かれる夏座布団
こないだ虚無僧軍団お稚児さんお坊さん御詠歌隊の隊列順で行道しました。上野公園観音堂の控室では尺八の手入れをしたり編笠のチェックなど座布団に坐って忙しい様子でした。

◎乗らぬから無事故無違反ゆすらうめ
よっゴールド免許。SDカードももらえる。

◎箱詰の無邪気で無垢なさくらんぼ
桐箱入りの山形ものも無垢で無邪気だけど、すっごく高価だよ。

◎敬遠のボール打たれて雲の峰
槇原から新庄が打ったサヨナラヒット。あれは痛快だった。

◎ふたつみつ消失点ある薄暑かな
ユークリッドのバニシングポイント。ふたつみつじゃ大変。

◎衣擦れの音の涼しき点前かな
畳を膝がキュッキュする。よき風情。

◎近づいて点る門灯かたつむり
あの方式増えたよね。

◎小満の点字ブロックにて転ぶ
見えてる人こそ危ない。

◎点描の点は夏野になりたがる
描いてるときの感覚。

◎またしても増ゆ百均の夏帽子
私も三つ持っています。

◎空蝉を子宮と思ふさう思ふ
ふむ。さう思ふ、ことにする。

◎小満や音立てて噛むソーセージ
パキッとくる。いい感じ。

◎転送の遅延郵便青嵐
こないだ台東区から大田区へ出した葉書に函館の消印があった。郵便番号を機械が逆さに読んだらしい。62円で北海道まで行って戻ったのだからたいしたもんだ。
 

選句しました

 投稿者:らくだ  投稿日:2018年 5月20日(日)20時23分41秒
  ◯ででむしの無理を通させてあげる
 ででむしの無理なんて、かわいいもんです、たぶん。

◯無駄なものはみ出してゐる水着かな
 やめてー!見ないでー! じゃなくて、もうはみ出していても全然気にしない!(かなりやばい

◯無理数を足せば無理数ありぢごく
 うう、まるで金縛りのように息苦しい。

◯期限までなんにもしないソーダ水
 気楽に言ってますが、期限が来たとき大丈夫なんでしょうか?開き直るのかな。それとも一夜漬けでなんとかなるのか。

◯限界集落閉ぢては開く月見草
 微妙にわびしい感じがある月見草が似合いすぎ。

◯早乙女の年齢制限聞かされず
 んー、腰が曲がっているのはちょっと……^^;

◯夏の山遠近法を使えない
 ベタでいいです。ヘタでいいです。夏の山なので、心意気が大事。

◯長距離は陸上遠距離はろくぐわつ
 いやー、遠距離は恋愛だよね。ということで、ろくぐわつは離れてまだ2ヶ月、なのに寂しい、みたいな。

◯衣擦れの音の涼しき点前かな
 渋くて美しい。所作すべて満点のお点前なんでしょう。

◯点眼のつつとながれて竹婦人
 ぜったい流れますよね。竹婦人、ぴったり。

◯簡単服うしみつどきを起きてゐる
 この起きてゐるは、好きなことに目をランランとさせている感じ。簡単服だし、人の目なんて気にしない感丸出しで、オタクっぽい。オンラインゲームで徹夜か。

◯少年の中の少女や水中花
 腐女子方面がすきそうなエロティシズム。それにしても水中花ってやっぱり素直な美しさじゃないイメージなんですね。

◯短夜の真ん中に置く大漢和
 試験勉強か、調べものか。とにかく専門的。そしてあっという間に夜が明ける。お疲れ様です。
 

選句しました。

 投稿者:裕美  投稿日:2018年 5月20日(日)16時53分53秒
  ○無駄なものはみ出してゐる水着かな
やだー。

○えごの花限界超えてスクワット
えごの花の垂れる感じとうまく合っている。

○遠隔操作さるるパソコン走り梅雨
自然に動いていくパソコン、少し不安になって季語に合う。

○遠景にそつと描き足す蓮の花
そのプラスアルファがいい。

○遠山の金さん蚊遣火で火傷
お大事に。

○近藤と遠藤のゐた夏の教室
佐藤はいたでしょうか。

○衣擦れの音の涼しき点前かな
すてきな時間ですね。

○点描のやうな日傘の婦人かな
涼しげ。

○ゴムまりのやうなスキップ青田風
元気いっぱい!

○またしても増ゆ百均の夏帽子
百均のものは増えますよね………

○空蝉を子宮と思ふさう思ふ
上五が念押しで、逆に本当はそう思っていなさそう。

○楠の木に風ぶつかつて夏来る
捉え方、爽やかでとてもいい。

○噴水の向かうの人を見てゐたり
噴水なんて目に入らない。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2018年 5月20日(日)11時45分4秒
  ☆ででむしの無理を通させてあげる
 たまにはそんなことも。

☆箱詰の無邪気で無垢なさくらんぼ
 つやつやの高級品。

☆無愛想なふりしてゐたり蟇蛙
 本当は結構愛嬌があるのにね。

☆えごの花限界超えてスクワット
 先輩のしごき。

☆期限までなんにもしないソーダ水
 そして間際にばたばたするのが癖。

☆早乙女の年齢制限聞かされず
 容姿端麗ならば可。

☆アマリリス遠隔操作めきて咲く
 めいてるね。

☆ロボットの遠いまなざし青時雨
 ロボットも感傷に浸る時代。

☆点眼のつつとながれて竹婦人
 竹婦人句としてかなり秀逸と思う。

☆点描のやうな日傘の婦人かな
 しっかり丁寧に扱われている。

☆点描の点は夏野になりたがる
 詩的だね。

☆ゴムまりのやうなスキップ青田風
 村上茉愛的動作。

☆噴水の向かうの人を見てゐたり
 なんやかやと人は水辺に集うのです。
 

無限遠点句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 5月20日(日)11時27分59秒
  遅くなりましてすみません。投句一覧です。

【無】
ででむしの無理を通させてあげる
とりあえずビールのあとは無礼講
夏蝶や主義といはれし三無主義
虚無僧の尻に敷かれる夏座布団
乗らぬから無事故無違反ゆすらうめ
箱詰の無邪気で無垢なさくらんぼ
泡盛に案外無口な女なり
無愛想なふりしてゐたり蟇蛙
無口なる子の描くお花畑かな
無駄なものはみ出してゐる水着かな
無風よりゆつくりと起つ蝉のこゑ
無理数を足せば無理数ありぢごく
蛞蝓の虚無みるみるの縮みかた

【限】
いろいろの期限ありけり冷蔵庫
えごの花限界超えてスクワット
夏木立二百三百限りなし
期限までなんにもしないソーダ水
蟻の列つぎつぎ漁る限定品
休講の多き二限目南風
限界集落閉ぢては開く月見草
限定的愛と十薬の花の夜
五のつく日限定セール夏の雲
今もなお有限会社水を打つ
柔軟の限界越ゆるみどりの夜
早乙女の年齢制限聞かされず
父坐るベンチ青嵐の限り
無期限のポイントカード捨てる夏

【遠】
アマリリス遠隔操作めきて咲く
ラムネ瓶がちゃがちゃ騒ぐ遠近法
ロボットの遠いまなざし青時雨
遠い目を籐椅子に置く高層階
遠隔操作さるるパソコン走り梅雨
遠景にそつと描き足す蓮の花
遠山の金さん蚊遣火で火傷
夏の山遠近法を使えない
近藤と遠藤のゐた夏の教室
敬遠のボール打たれて雲の峰
神木の遠くに揺るる山開
長距離は陸上遠距離はろくぐわつ
釣堀の遠心力を捕らへをり

【点】
ダービーです単勝一点勝負です
ドヤ街を一点突破して夕立
ナイターや点差ひらいてゆくばかり
ふたつみつ消失点ある薄暑かな
衣擦れの音の涼しき点前かな
近づいて点る門灯かたつむり
小満の点字ブロックにて転ぶ
点眼のつつとながれて竹婦人
点描のやうな日傘の婦人かな
点描の点は夏野になりたがる
麦秋の点眼薬のうす黄色
木下闇「点と線」にて顔被せ
夜濯の点ほどの星見えはじむ

【当季雑詠】
ゴムまりのやうなスキップ青田風
ひそひそと人の声あり片陰り
またしても増ゆ百均の夏帽子
わらわらと神輿押し合ひへし合ひす
花ざくろ郵便物は今日も来ず
簡単服うしみつどきを起きてゐる
空蝉を子宮と思ふさう思ふ
小満や音立てて噛むソーセージ
少年の中の少女や水中花
青梅や土に還れぬ駐車場
短夜の真ん中に置く大漢和
転送の遅延郵便青嵐
点々と生えて爆発箒草
楠の木に風ぶつかつて夏来る
噴水の向かうの人を見てゐたり

(以上)

13句選(特選、逆選なし)
選句締切:5月23日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

無限遠点句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 5月17日(木)23時42分44秒
  出題します。

【無】
【限】
【遠】
【点】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:5月19日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

射影平面句会

 投稿者:月犬  投稿日:2018年 5月16日(水)00時25分13秒
  今回もほんとに早い選句、ありがとうございます。
集計です。間違いありましたら、ご一報ください。



じやりじやりと注射器踏んで梅雨の路地  なむ  苑月ゆ裕亜海由
小満の白衣揃ひて無影灯         なむ
海平らかにあれ父とパナマ帽       なむ  月ら海
面従も腹背も拭く蒸しタオル       なむ  苑裕百
黒猫の端午の節句日和かな        なむ  海
廃園の潜り戸へ卯の花腐し        なむ  月

河童忌の男を射るやうな眼つき      海太
影の薄い人ねだつて裸だもん       海太  ら裕
海水を平たく使ふ熱帯魚         海太  由
天下お面の向ふ見ずの早乙女       海太  むゆ
国境越え夏蝶と呼ばれたる        海太  苑

花石榴注射の前の脱脂綿         裕美  むゆあ百け由
めだかとも影ともしれず夏の朝      裕美  む苑海
雲の峰地図に平らな山と海        裕美  亜百
不真面目に作るカレーや夏の海      裕美  朝ゆてあ百海け由
緑蔭に隙間なく並べるシート       裕美

射的屋の男の帯の祭笛          月犬  ゆて百け
撮影所跡にアロハの男をり        月犬  朝む苑ゆて裕あ海け由
焼酎に平たく酔へば人恋し        月犬  ゆあ
面倒なこととなりたる蝸牛        月犬  朝け由
地に影の濃くなる時刻朴の花       月犬  朝亜由

射的場へ続いてゐたり蟻の列       朝比古 ゆて裕あ亜由
はつなつの象の影踏む遊びかな      朝比古 苑月ゆ裕由
平和堂貿易提供山開           朝比古 ら
香水の瓶が無限に三面鏡         朝比古 月ゆて亜
セキュリティカードを首に緑陰へ     朝比古 む苑あ亜百

星涼しロケット発射五秒前        らくだ
柿の花著者近影の硬い顔         らくだ 百由
青嵐昭和平成もうひとつ         らくだ む苑てあ百由
夕立や両面コピー機能せず        らくだ
けったいなところへ入る四十雀      らくだ 月海

光る地図最後に見えて日射病       あんこ 朝む苑ゆらて由
わが影の中を続きし蟻の列        あんこ 朝苑ゆ亜百
緑さす平たき場所は実家跡        あんこ 朝む月裕亜由
水面の旋律となり未草          あんこ 月
梅の実やスカイツリーへ天気雨      あんこ 苑

天蓋に射手座を探す夏の恋        苑を  ら
影絵には鳥を捕るひと夏はじまる     苑を  ゆあ
平凡な日のおしまひの豆御飯       苑を  朝月ら裕
面倒な奴が焼酎提げて来し        苑を  朝むら裕亜海け由
ケチャップを絞り尽くして夏に入る    苑を  朝ゆ亜

目にきつい日射しや日傘取りに戻る    百花  苑
ほととぎす声のあなたの影探す      百花
平行な街路樹高し青嵐          百花  け
葉桜や音を満たして洗面器        百花  らあ亜
桐咲いて君が忌日のあかるさよ      百花  亜

灯台が短く光射る立夏          由季
蟻の影と蟻の運びしものの影       由季  朝月ら裕亜百け
平らかな眼差しをして青蛙        由季  朝む亜百海け
茂りゐる島に裏面表面          由季  む海
裏面のやうに春蝉鳴いてゐる       由季  む

短夜の電柱に巻く反射板         けんじ 朝ら
峰雲の影を踏みたる左足         けんじ
平均的家族の夏の運動会         けんじ
内面をさらしてゐたる心太        けんじ 裕
落とし物注意燕の子がいます       けんじ

薔薇咲いて音の消えたる射撃場      亜紀  て海け
夏めきて平均台の影深し         亜紀  てあ海
麦秋や平たく伸してゆく麺棒       亜紀  月
面談の部屋を出でたる薄暑かな      亜紀  むてあ
ダイニングテーブル広し新樹光      亜紀  朝苑裕百
一日を終へし黒板薄暑光         亜紀  あけ
闘ひの最後の握手ラムネ抜く       亜紀  ら
多肉性植物増えてゆく夕焼        亜紀  月てけ

風薫る商店街に射的場          てふこ 月
影山と彼は名乗りて緑陰に        てふこ む苑海
はつなつの土産にもらふ金平糖      てふこ ら百
面出しのマンガを買つてアロハシャツ   てふこ
実桜を握り潰して楽しさう        てふこ 裕け

天井に乱反射する薄暑光         ゆかり ら
師の影の胸に及びて青嵐         ゆかり てあ
祭笛水平にして天女かな         ゆかり 月てあけ
面で受け力を逃がす夕薄暑        ゆかり
ひるがほが昼の電波を浴びてをり     ゆかり らて裕百海
 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2018年 5月15日(火)23時14分18秒
  ○じやりじやりと注射器踏んで梅雨の路地
場末感が漂っています。

○花石榴注射の前の脱脂綿
注射が苦手な人なのでしょう。

○光る地図最後に見えて日射病
想像で作ったと思うのですが上手い。

○射的場へ続いてゐたり蟻の列
続いていそうです。

○はつなつの象の影踏む遊びかな
危ないです。

○柿の花著者近影の硬い顔
真面目な内容の本なのでしょう。

○撮影所跡にアロハの男をり
関係者?

○海水を平たく使ふ熱帯魚
ディスカスのような魚でしょうか。

○青嵐昭和平成もうひとつ
この状況をよく詠みこみました。

○緑さす平たき場所は実家跡
寂しいですね。

○不真面目に作るカレーや夏の海
不真面目なほうがきっと美味しい。

○面倒なこととなりたる蝸牛
蝸牛のスローさが可笑しい。

○面倒な奴が焼酎提げて来し
でも結局一緒に飲む。

○地に影の濃くなる時刻朴の花
たたみかけるようなリズムが良いです。
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2018年 5月15日(火)21時54分14秒
  ◯花石榴注射の前の脱脂綿
いくつになっても緊張します。

◯射的屋の男の帯の祭笛
すごく似合うけど笛の腕前はいまいちとか。

◯薔薇咲いて音の消えたる射撃場
嫉妬に狂う女の完全犯罪。

◯蟻の影と蟻の運びしものの影
蟻よりはるかに大きいものの影が。象とか。

◯撮影所跡にアロハの男をり
元監督、元俳優、熱烈なファンのいづれか。

◯祭笛水平にして天女かな
厩戸皇子とか。

◯平らかな眼差しをして青蛙
常に冷静、冷淡。単に眠いのか。

◯平行な街路樹高し青嵐
そろそろサクッと切られますよ。

◯不真面目に作るカレーや夏の海
味が決まらなかったのでカレーに変更しました。

◯面倒なこととなりたる蝸牛
曲がった時空から出られないとか。

◯面倒な奴が焼酎提げて来し
お土産は頂くので、とっとと帰っていただきたい。

◯一日を終へし黒板薄暑光
お疲れ様。チョークの粉が舞ってます。

◯実桜を握り潰して楽しさう
かなり病んでますね。お大事に。

◯多肉性植物増えてゆく夕焼
田口トモロヲですね、ベランダー。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2018年 5月15日(火)17時44分46秒
  ◯じやりじやりと注射器踏んで梅雨の路地
じゃりン子チエ。

◯薔薇咲いて音の消えたる射撃場
マイク真木。

◯めだかとも影ともしれず夏の朝
池乃。

◯影山と彼は名乗りて緑陰に
民夫。

◯夏めきて平均台の影深し
村上茉愛。

◯撮影所跡にアロハの男をり
加山雄三。

◯海平らかにあれ父とパナマ帽
笠智衆。

◯平らかな眼差しをして青蛙
芥川龍之介。

◯不真面目に作るカレーや夏の海
松山容子。

◯面倒な奴が焼酎提げて来し
泉谷しげる。

◯茂りゐる島に裏面表面
城島茂。

◯けったいなところへ入る四十雀
藤本義一。

◯ひるがほが昼の電波を浴びてをり
三橋鷹女。

◯黒猫の端午の節句日和かな
皆川おさむ。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2018年 5月15日(火)16時24分32秒
編集済
  〇花石榴注射の前の脱脂綿
 しっかり見てしまいますね、脱脂綿。

〇射的屋の男の帯の祭笛
 いつの時代の射的屋かしらん。粋ですね。

〇わが影の中を続きし蟻の列
 立ち止まって、わたしが蟻さんを見てるのね。

○柿の花著者近影の硬い顔
 何回出しても。。。近影、要るのかなあ。

○蟻の影と蟻の運びしものの影
 ありやなしやの影。

○はつなつの土産にもらふ金平糖
 それが似合うと思われている。

○雲の峰地図に平らな山と海
 出先で見る地図。

○青嵐昭和平成もうひとつ
 大正だったりして。

○平らかな眼差しをして青蛙
 半眼。

○不真面目に作るカレーや夏の海
 きゃあきゃあ言いながら男が。

○面従も腹背も拭く蒸しタオル
 おんなじ人じゃん??と。

○セキュリティカードを首に緑陰へ
 外したら?とも思うけど、無くすと大変だから、ね。

○ダイニングテーブル広し新樹光
 つるんと拭きたいダイニングテーブル。

○ひるがほが昼の電波を浴びてをり
 電気ではなく電波。今風。
 

選句です。

 投稿者:亜紀  投稿日:2018年 5月14日(月)21時59分42秒
  〇じやりじやりと注射器踏んで梅雨の路地
じゃりじゃりの感触がよくわかるなぁ。

〇射的場へ続いてゐたり蟻の列
蟻の列はその秋に何があるか察知しているのだ。

〇わが影の中を続きし蟻の列
蟻の列も日影が嬉しいよね。

〇蟻の影と蟻の運びしものの影
すべてのものに影があり。

〇雲の峰地図に平らな山と海
そうそうそうなんだよ~。

〇平らかな眼差しをして青蛙
達観している青蛙。

〇緑さす平たき場所は実家跡
これからまた建て直すのかな。

〇香水の瓶が無限に三面鏡
三面鏡に奥は無限の世界。

〇面倒な奴が焼酎提げて来し
うわ~っ、今日は眠れないよ。w

〇葉桜や音を満たして洗面器
心地よい気分すきっと良い季節。

〇ケチャップを絞り尽くして夏に入る
もう出ないというところまで絞り尽くして。

〇セキュリティカードを首に緑陰へ
セキュリティカードが何気に面白い効果。

〇桐咲いて君が忌日のあかるさよ
桐の花の凛とした美しさと下五のあかるさよ、またいい。

〇地に影の濃くなる時刻朴の花
朴の花の白さが際立ちます。
 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2018年 5月14日(月)21時26分43秒
  ○花石榴注射の前の脱脂綿
ツーンとアルコールの匂いが再現されるのは、季語が良いからだと思います。

○射的場へ続いてゐたり蟻の列
蟻の列がリアルに見えてくる。射的場もよい景。

○影絵には鳥を捕るひと夏はじまる
アジアの昔話のよう。夏が秘密めいている。

○夏めきて平均台の影深し
手堅い作品。幅の細い平均台のくっきりした影が夏のはじまりのようです。

○撮影所跡にアロハの男をり
リリー・フランキーの顔が鵜阿武。

○師の影の胸に及びて青嵐
万感に満ちる、を句にするとこういう光景かもしれないと思います。

○祭笛水平にして天女かな
そのまま昇天するような美しさ。祭笛でこういう句は初めて見ました。

○焼酎に平たく酔へば人恋し
「平たく酔へば」にやられました。一杯飲み屋でしょうか。

○青嵐昭和平成もうひとつ
明治も大正もさらに遠く。時代は動きます。青嵐とともに。

○不真面目に作るカレーや夏の海
いろいろ適当に足したり、入れてみたり。

○面談の部屋を出でたる薄暑かな
面談後に感じる、心理的なじんわり暑さも感じます。

○葉桜や音を満たして洗面器
顔や食器、洗濯物。。。いろいろな音が明るく響く、夏が来た。

○セキュリティカードを首に緑陰へ
実感ある季語の良さと素材の良さ。

○一日を終へし黒板薄暑光
色々書かれてお疲れ様。また明日。
 

選句しました。

 投稿者:裕美  投稿日:2018年 5月14日(月)13時02分30秒
  〇じやりじやりと注射器踏んで梅雨の路地
この書き方だと注射器は何本もあるのでしょう。スラム街というか、荒れている感じですね。

〇射的場へ続いてゐたり蟻の列
蟻にも人気の射的場。

〇はつなつの象の影踏む遊びかな
象だって遊びたいよね。

〇影の薄い人ねだつて裸だもん
「だって」と言ってるけど、意味がつながらないところが面白い。

〇蟻の影と蟻の運びしものの影
上手だし、細かいところを見てるなー。

〇撮影所跡にアロハの男をり
いそう。かなりいそう~。

〇平凡な日のおしまひの豆御飯
ささやかなる幸せ。

〇緑さす平たき場所は実家跡
実家がなくなって更地になるって、思ったよりかなり喪失感があります。

〇内面をさらしてゐたる心太
確かに大きいところてんの塊を切ってるのだから内面がさらされている。新たな気づきだし、痛々しい感じがする。

〇面従も腹背も拭く蒸しタオル
どうもどうも、いやはやいやはやって感じです。

〇面倒な奴が焼酎提げて来し
あー、あー。これから長くなるぞ。

〇ダイニングテーブル広し新樹光
良かったですね! お引越し直後かな。うれしさと新鮮さが伝わる。

〇ひるがほが昼の電波を浴びてをり
ぴきぴきと浴びて、それで大きくなるんですね。

〇実桜を握り潰して楽しさう
残酷な感じもするけれど、さくらんぼだと思ったら食べられないし、そんな楽しみ方くらいしかないのかもしれないなとも思う。
 

選句です

 投稿者:松本てふこ  投稿日:2018年 5月13日(日)15時29分8秒
  ○射的場へ続いてゐたり蟻の列
射的に行こうとしているわけではないけれどね。笑える。

○光る地図最後に見えて日射病
くらりとする感覚。

○射的屋の男の帯の祭笛
カメラワークが決まっている。

○薔薇咲いて音の消えたる射撃場
薔薇の、音を吸い込んでいくような存在感。

○夏めきて平均台の影深し
青春の陰り。

○撮影所跡にアロハの男をり
アロハがめちゃくちゃ効いてますね。
渋いおじさまを想像しました。
元大道具の人とかなんですよきっと。

○師の影の胸に及びて青嵐
心酔の深さが思われるけど、
ちょっと危険な匂いも感じる。
自分の胸のことを言っているはずなのに、
どこか他人事なのが不思議。

○祭笛水平にして天女かな
吹き始める前の一瞬をこう捉えるとは。

○青嵐昭和平成もうひとつ
作者自身が青嵐なのだ、きっと。

○香水の瓶が無限に三面鏡
がっしりとした昔ながらというか、
きちんとした香水を想像しました。
「無限」ってそんなに細かく言ってないところもいい。

○不真面目に作るカレーや夏の海
海の家の食べ物の美味しくなさそうな感じが
よく出ている句ってつい取ってしまうのですが、
作り手の意識の問題、と定義した句は初めて読んだかも。
そういうことか!

○面談の部屋を出でたる薄暑かな
ちょっとすっきりした気持ちがそれとなく出ている。

○ひるがほが昼の電波を浴びてをり
鷹女の気配。

○多肉性植物増えてゆく夕焼
生命力だらけ。
 

選句しました

 投稿者:らくだ  投稿日:2018年 5月13日(日)15時04分9秒
  ◯光る地図最後に見えて日射病
 気を失う瞬間、見ていた地図が光るというのは経験したから言えるのかも。

◯短夜の電柱に巻く反射板
 こういうところにも働くひとがおります。短夜なのでせっつかれているような感じがして気の毒。

◯天井に乱反射する薄暑光
 あのなんとも言えないゆらめき。ちょっと異界の入口っぽい。

◯天蓋に射手座を探す夏の恋
 きゅーん。初デートのプラネタリウムか。そして相手は射手座なのね!夏で終わらないようにがんばって~!!

◯影の薄い人ねだつて裸だもん
 いやいや、裸は関係ないと思うが。ていうか、どういう状況?という可笑しさ。

◯蟻の影と蟻の運びしものの影
 渋い。とっても俳句的。蟻は理屈なんて関係なく生きているだけなんだけれども。

◯はつなつの土産にもらふ金平糖
 初夏らしい色合い。こんぺいとうの音も相まって明るくて好き。

◯海平らかにあれ父とパナマ帽
 故人を偲んでいるのでしょうか。

◯平凡な日のおしまひの豆御飯
 なんでもない日がなんでもなく終わるありがたさ。豆ご飯が効いています。

◯平和堂貿易提供山開
 なんだか懐かしくなって一票。クイズ番組でよく聞いた会社名。昔の、なんだかワイワイしているテレビ番組の山開きの映像が浮かんでくる。

◯面倒な奴が焼酎提げて来し
 あはは、でも嫌いじゃないんですね。

◯葉桜や音を満たして洗面器
 水を満たしている音を満たしている。すばらしい! 雨漏りを受けている景と、梅とかなにか落ちものを受けている、というのも浮かべましたが、やっぱりちょっと違う気がする。

◯ひるがほが昼の電波を浴びてをり
 まるで、電波を浴びて昼顔が変化しそうな言いぶりですが、昼顔のたよりなさは変わらず。

◯闘ひの最後の握手ラムネ抜く
 どんなスポーツでも終わればオフサイドということで、握手。ラムネの泡が明るく気持ちよさそう。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 5月13日(日)14時25分37秒
  ○じやりじやりと注射器踏んで梅雨の路地
 43年ほど前、できたばかりの硬式テニス同好会で某大病院のコートを借りたとき、途中の径がそんな感じでした。恐ろしいので、二度と借りませんでした。

○花石榴注射の前の脱脂綿
 上五は極めて個人的な体験によって結びついているのでしょう。

○光る地図最後に見えて日射病
 その後回復したのでこの句が残っているのですね。

○射的屋の男の帯の祭笛
 射落とすと「バロック・ホウダウン」を吹いてくれるとか、そんな訳はないか。

○射的場へ続いてゐたり蟻の列
 甘いものをこぼしてしまったのですね。

○はつなつの象の影踏む遊びかな
 象が自身の影を踏もうとしていると見立てたものと受け取りました。

○わが影の中を続きし蟻の列
 鬼城が憑依したのですね。

○影絵には鳥を捕るひと夏はじまる
 賢治ですね。

○撮影所跡にアロハの男をり
 ちゃらちゃらした芸能人が旧跡を訪ねたり大食いしたりする番組のロケですね。

○焼酎に平たく酔へば人恋し
 焼酎って季語なんですね。びっくりポンです。しどけなくて愛くるしいです。

○香水の瓶が無限に三面鏡
 香水の香とともに幼年時の記憶をがりがりアクセスします。

○天下お面の向ふ見ずの早乙女
 「天下御免の向こう傷」ですね。早乙女のほっかむりを指しているようにも見えますが、ノンセンスで可笑しいです。

○不真面目に作るカレーや夏の海
 いいよいいよ、全部入れちゃえ、とか言いながら男子ばかりで怪しげなものを作っている図を思い浮かべました。「南風吹くカレーライスに海と陸 櫂未知子」みたいな皿の上の海ではないのでしょう。

○ケチャップを絞り尽くして夏に入る
 季節を越えるのも気力が必要です。
 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2018年 5月13日(日)12時48分3秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯じやりじやりと注射器踏んで梅雨の路地
 う~ん、なんだか荒んだ感じがひしひしと伝わってくるなあ。

◯風薫る商店街に射的場
 商店街の客集めでしょうか。ぐっと身をのりだして、タンと撃つ。

◯はつなつの象の影踏む遊びかな
 象に踏まれないように気をつけてください。

◯蟻の影と蟻の運びしものの影
 マクロ撮影みたい。

◯海平らかにあれ父とパナマ帽
 航海の無事を祈っての一句でしょうか。パナマ帽好き。

◯祭笛水平にして天女かな
 仏像の横で笛を吹いてる天女像、いいですね。

◯麦秋や平たく伸してゆく麺棒
 のんびりしてます。

◯平凡な日のおしまひの豆御飯
 それがいちばんのごちそう。

◯緑さす平たき場所は実家跡
 駐車場じゃなくてよかった。

◯香水の瓶が無限に三面鏡
 無限です、ついでに自分の姿も無限に映し出されます。

◯水面の旋律となり未草
 きれいですね。

◯けったいなところへ入る四十雀
 ソレハドンナトコロデスカ?

◯多肉性植物増えてゆく夕焼
 なんだか不思議な世界に入っていく感じ。多肉性植物流行ってますね。

◯廃園の潜り戸へ卯の花腐し
 これもそんな感じ。廃園と潜り戸、卯の花腐しの三つで不思議な世界へ。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2018年 5月13日(日)10時20分0秒
編集済
  ○じやりじやりと注射器踏んで梅雨の路地
いつの時代、どこの国の路地。でもドラマあるな。

○光る地図最後に見えて日射病
レトロな日射病の呼び方も効いている。

○目にきつい日射しや日傘取りに戻る
わかる。

○はつなつの象の影踏む遊びかな
象の影。フィクションとしてこの影踏みはいいな。

○めだかとも影ともしれず夏の朝
絶滅危惧種となりつつあるめだか。川沿いを散策のすゞやかさ。

○わが影の中を続きし蟻の列
普通だけどすごくよくわかる。

○影山と彼は名乗りて緑陰に
景山ではなく影山。この世の人だったのだろうか。

○撮影所跡にアロハの男をり
跡か。このアロハもこの世の人ではないかも。

○青嵐昭和平成もうひとつ
まさかここまで生きるとはなという感慨。

○面従も腹背も拭く蒸しタオル
頭まで拭いたよね、このおぢさん。

○セキュリティカードを首に緑陰へ
昼休みの日比谷公園だな。

○ダイニングテーブル広し新樹光
木々に囲まれたセレブな生活感。羨ましい。

○国境越え夏蝶と呼ばれたる
アフリカ大陸か、東南アジアか。

○梅の実やスカイツリーへ天気雨
近景と遠景。見上げればスカイツリーの日常。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2018年 5月13日(日)08時36分46秒
編集済
  ◎花石榴注射の前の脱脂綿
なんかのオマジナイみたいだよね、あれ。

◎光る地図最後に見えて日射病
倒れる寸前。よく詠んだなあ。

◎めだかとも影ともしれず夏の朝
薄い薄い印象。

◎影山と彼は名乗りて緑陰に
高校の友人影山くんは東大行って自殺しました。

◎撮影所跡にアロハの男をり
誰なんだろう。気になる。

◎青嵐昭和平成もうひとつ
元号三つをまたぐ世代になるのか。

◎平らかな眼差しをして青蛙
するする。

◎緑さす平たき場所は実家跡
あーあ、更地になっちまったか。

◎天下お面の向ふ見ずの早乙女
お、旗本退屈男。お面じゃなくて御免だけどね。なるほどこの早乙女は季語かも。

◎面談の部屋を出でたる薄暑かな
巧い。

◎面倒な奴が焼酎提げて来し
今日の日曜日来るんですよ。あーあ。

◎茂りゐる島に裏面表面
舟の着くほうが表なんだろうな。

◎セキュリティカードを首に緑陰へ
ビジネス街、よく見る風景。

◎裏面のやうに春蝉鳴いてゐる
ふむ、言い得て妙。
 

投句

 投稿者:朝比古  投稿日:2018年 5月13日(日)05時51分21秒
  ☆光る地図最後に見えて日射病
 卒倒直前のデジャブ。

☆短夜の電柱に巻く反射板
 あれ反射板って言うんだ。短夜だと公共の仕事じゃない感じがする。

☆わが影の中を続きし蟻の列
 中は心情的な感覚の発露。

☆蟻の影と蟻の運びしものの影
 見えてくるなぁ。俳句らしい俳句。

☆撮影所跡にアロハの男をり
 俳優気取り。

☆平らかな眼差しをして青蛙
 人間より蛙の方が達観しているかも。

☆平凡な日のおしまひの豆御飯
 継続は力なり。継続すれば平凡も平凡なる非凡へ昇華。

☆緑さす平たき場所は実家跡
 解体されちゃったのね。寂しさと切なさと。

☆不真面目に作るカレーや夏の海
 これが結構おいしく出来上がるから不思議。

☆面倒なこととなりたる蝸牛
 面倒なことはさっさと片づけたいのだけれど。

☆面倒な奴が焼酎提げて来し
 向こうもこちらを面倒と思っていたりする。

☆ケチャップを絞り尽くして夏に入る
 ぼふっと。

☆ダイニングテーブル広し新樹光
 白いテーブルクロスが掛かっているような気がする。

☆地に影の濃くなる時刻朴の花
 朴の花の高さと大きさが見えてくる。


 

射影平面句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 5月13日(日)00時12分38秒
  投句一覧です。

【射】
じやりじやりと注射器踏んで梅雨の路地
河童忌の男を射るやうな眼つき
花石榴注射の前の脱脂綿
光る地図最後に見えて日射病
射的屋の男の帯の祭笛
射的場へ続いてゐたり蟻の列
星涼しロケット発射五秒前
短夜の電柱に巻く反射板
天井に乱反射する薄暑光
天蓋に射手座を探す夏の恋
灯台が短く光射る立夏
風薫る商店街に射的場
目にきつい日射しや日傘取りに戻る
薔薇咲いて音の消えたる射撃場

【影】
はつなつの象の影踏む遊びかな
ほととぎす声のあなたの影探す
めだかとも影ともしれず夏の朝
わが影の中を続きし蟻の列
影の薄い人ねだつて裸だもん
影絵には鳥を捕るひと夏はじまる
影山と彼は名乗りて緑陰に
夏めきて平均台の影深し
柿の花著者近影の硬い顔
蟻の影と蟻の運びしものの影
撮影所跡にアロハの男をり
師の影の胸に及びて青嵐
小満の白衣揃ひて無影灯
峰雲の影を踏みたる左足

【平】
はつなつの土産にもらふ金平糖
雲の峰地図に平らな山と海
海水を平たく使ふ熱帯魚
海平らかにあれ父とパナマ帽
祭笛水平にして天女かな
焼酎に平たく酔へば人恋し
青嵐昭和平成もうひとつ
麦秋や平たく伸してゆく麺棒
平らかな眼差しをして青蛙
平均的家族の夏の運動会
平行な街路樹高し青嵐
平凡な日のおしまひの豆御飯
平和堂貿易提供山開
緑さす平たき場所は実家跡

【面】
香水の瓶が無限に三面鏡
水面の旋律となり未草
天下お面の向ふ見ずの早乙女
内面をさらしてゐたる心太
不真面目に作るカレーや夏の海
面で受け力を逃がす夕薄暑
面従も腹背も拭く蒸しタオル
面出しのマンガを買つてアロハシャツ
面談の部屋を出でたる薄暑かな
面倒なこととなりたる蝸牛
面倒な奴が焼酎提げて来し
茂りゐる島に裏面表面
夕立や両面コピー機能せず
葉桜や音を満たして洗面器

【当季雑詠】
ケチャップを絞り尽くして夏に入る
けったいなところへ入る四十雀
セキュリティカードを首に緑陰へ
ダイニングテーブル広し新樹光
ひるがほが昼の電波を浴びてをり
一日を終へし黒板薄暑光
桐咲いて君が忌日のあかるさよ
国境越え夏蝶と呼ばれたる
黒猫の端午の節句日和かな
実桜を握り潰して楽しさう
多肉性植物増えてゆく夕焼
地に影の濃くなる時刻朴の花
闘ひの最後の握手ラムネ抜く
廃園の潜り戸へ卯の花腐し
梅の実やスカイツリーへ天気雨
落とし物注意燕の子がいます
裏面のやうに春蝉鳴いてゐる
緑蔭に隙間なく並べるシート

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:5月16日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

射影平面句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 5月 9日(水)22時20分11秒
  出題します。

【射】
【影】
【平】
【面】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:5月12日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

位相空間句会

 投稿者:月犬  投稿日:2018年 5月 9日(水)12時09分32秒
  集計です。今回も早めの選句ありがとうございました。
間違いありましたらご一報ください。

卯波濃し父は位の低い霊       なむ  百月ゆ由け火
コンビニに寝相の悪い柏餅      なむ  海
空室の割れ窓紙の鯉のぼり      なむ
間諜の駒の目玉や走り梅雨      なむ
菖蒲湯のあとの菖蒲となりにけり   なむ  朝月てあ由火

木下闇ベンチの位置の整然と     朝比古
相対性理論の中のかたつむり     朝比古 百月て由け火亜
初夏の海に溶けゆく空の色      朝比古
水虫や指に間の四つほど       朝比古 らな百ゆ亜
楠新樹吹かれて何か呼ぶごとし    朝比古 あ

ハンザキの位置の確かさ水生館    月犬
夜ごと来る窓の守宮が呑み相手    月犬  朝な百あ
空つぽのアタマのなかのかたつむり  月犬  な
人間を終へて水母となりにけり    月犬  朝百て海ゆ由火亜
包丁の研師の前を揚羽過ぐ      月犬  なてあけ火亜

縁のない単位のなまえ聖五月     らくだ 月け火
不機嫌を相殺さるる緑かな      らくだ 海
バラの花束は空気を読んでから    らくだ 海
はつなつの隙間もれなくコンバット  らくだ なけ
かわせみをみたので今日はいいことが らくだ 朝

さるすべり位置情報のずれてゐる   あんこ 朝百てゆ由火亜
相席の卓より眺む青葉雨       あんこ 亜
木耳や空想の国から戻る       あんこ な月海ゆけ火
天と地の間を統べるハンモック    あんこ ら亜
ソーダ水一息に海飲み干しぬ     あんこ 海

表彰の最終順位夏の雲        亜紀  な海
相容れぬ言ひ分のあり蟇蛙      亜紀
空き箱を潰し卯の花腐しかな     亜紀  火
練り切りてふけふの間食濃紫陽花   亜紀  ゆ
五月来るスプレーボトル詰め替へて  亜紀  火
焙煎の珈琲淹るる五月闇       亜紀
回答は二音二文字夜の新樹      亜紀  あ
ふつくりと裸足の覗く乳母車     亜紀  な月てあ

四位から氏名省略ソーダ水      けんじ らてあ亜
絶妙な相槌雨の青蛙         けんじ 朝ら月亜
空つぽぢやないよ亀の子いれてある  けんじ ら百月亜
間奏の旋律が好き花葵        けんじ
捌かるるやうに吊られし鯉幟     けんじ 朝あ

麦の秋百の位の銭洗ふ        百花  月海け火
夏の山相思の杖を一歩づつ      百花
大空の下の卯浪の惚れ易き      百花  海ゆ
茶の間には味噌餡こし餡柏餅     百花
こどもの日大きな子供が増えてゐる  百花  亜
やれ洗へ干せとよ聖母月の風     百花  ら月由

撮り鉄の待機する位置つばくらめ   由季  亜
あたたかな住宅相談会の雨      由季  なて火
五位鷺の一声空気呑むやうに     由季  海
行間を読めばジゴクノカマノフタ   由季  ら
黄金週間イルカのプール揺れつづく  由季  朝あ
朴の花遠くに咲いて相聞歌      由季  ら百あゆ

メーデーや打率の高き下位打線    てふこ 朝らなゆ由け亜
藤棚を抜けて結婚相談所       てふこ らゆ由火
空港を走り八十八夜かな       てふこ あ
カラオケの間奏長きみどりの日    てふこ 朝な百海由
愛人のやうに蛙を飼つてをり     てふこ 朝な月海ゆ由け

水打つて位置情報を無効にす     火尖  百ゆ由
相席で良いかと聞かれ五月闇     火尖  朝らな百て由け
一斉に崩るる空気椅子や初夏     火尖  て由
字幕<間奏二十秒>夕焼ける     火尖  てあゆけ
七曜の回転木馬みなみかぜ      火尖  百あ

黴を穿く位の覚悟あるにはある    海太
相部屋をお願ひしますぼうたんと   海太  朝て
夏の浜空はないけど空はある     海太
間男が慌てて逃げる蟻の道      海太  らて
一キロ二キロバンドゥビキニまで遠い 海太

仮の世の位置さだまらぬ夏帽子    ゆかり 月
相席の女通信する万緑        ゆかり
ごみ箱を空にしますか夏ですか    ゆかり ら月海け
隙間から植物と動物と夏       ゆかり 百け
惑星の地表付近を夏の風       ゆかり
 

選句です

 投稿者:亜紀  投稿日:2018年 5月 9日(水)11時46分4秒
編集済
  ○さるすべり位置情報のずれてゐる
微妙なずれがさるすべり。

○メーデーや打率の高き下位打線
注目度アップで上昇志向。

○撮り鉄の待機する位置つばくらめ
絶好の位置をきゃつらは知ってゐる。

○四位から氏名省略ソーダ水
シュワーっとの気分。

○絶妙な相槌雨の青蛙
絶妙な間合いを彼は知ってゐる。

○相席の卓より眺む青葉雨
リラックスしているようないないような。。

○相対性理論の中のかたつむり
じわりじわりと。

○空つぽぢやないよ亀の子いれてある
宝物はこんなところに。

○人間を終へて水母となりにけり
次の世へのつながるいのち&たましい。

○水虫や指に間の四つほど
この間をきれいに保たねば。w

○天と地の間を統べるハンモック
ここちよき揺らぎ。

○こどもの日大きな子供が増えてゐる
いくつになっても童心を、いい意味で。w

○包丁の研師の前を揚羽過ぐ
集中の時空間の中に一瞬のやすらぎ。
 

選句しました

 投稿者:火尖  投稿日:2018年 5月 9日(水)00時57分11秒
  ○さるすべり位置情報のずれてゐる
さるすべりのわさっとした感じ、位置情報がずれてもどうしようもできない。

○卯波濃し父は位の低い霊
波被って消えちゃうような

○縁のない単位のなまえ聖五月
縁のない単位っていいよなぁ、知らない世界の量り方。聖五月の明るさも。

○麦の秋百の位の銭洗ふ
麦の秋いいっすなぁ。百の位だとちょっと大きい気がするけど。

○あたたかな住宅相談会の雨
人は、当然少ない、閑散としてるけど、説明は人が少ない分丁寧

○相対性理論の中のかたつむり
あの渦巻、あの渦巻なんだよ。

○藤棚を抜けて結婚相談所
これも、さっきの相談会と同じように、ひっそりとしたところにあるように思います。

○空き箱を潰し卯の花腐しかな
淡々と、唯々淡々と。

○木耳や空想の国から戻る
そう、木耳ならね。

○人間を終へて水母となりにけり
やりきった。

○五月来るスプレーボトル詰め替へて
しっかりと期待している

○菖蒲湯のあとの菖蒲となりにけり
役割を果たした菖蒲だけが菖蒲になれる

○包丁の研師の前を揚羽過ぐ
包丁を研ぐ、繰り返しの動きと、蝶のひらひらと予測のつかない動きの対比が面白いです
 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2018年 5月 8日(火)22時58分45秒
  ◯メーデーや打率の高き下位打線
監督の采配ミスでは。

◯卯波濃し父は位の低い霊
お坊さん以外は大差ありません。

◯縁のない単位のなまえ聖五月
カンデラとかダインとかエールステッドとか。でも問題ありません。

◯麦の秋百の位の銭洗ふ
お札を洗ってもいいらしいので次回はぜひ。

◯相席で良いかと聞かれ五月闇
では名前を書いて待ちます、といってからすでに1時間。

◯相対性理論の中のかたつむり
時空の曲がりくねったところを器用に進みます。

◯ごみ箱を空にしますか夏ですか
パソコンですかね。いい機会なので完全消去しましょう。

◯木耳や空想の国から戻る
木耳らしい、得体の知れない感じがします。

◯はつなつの隙間もれなくコンバット
何事も先手必勝。

◯隙間から植物と動物と夏
だからコンバットしないと。

◯字幕<間奏二十秒>夕焼ける
これがカラオケで表示されないとドキドキします。

◯愛人のやうに蛙を飼つてをり
いろいろあったのでしょうね。どうかお幸せに。

◯包丁の研師の前を揚羽過ぐ
斬鉄剣だったら真っ二つですよ。気をつけて。

 

選句

 投稿者:由季  投稿日:2018年 5月 8日(火)22時37分39秒
  ○さるすべり位置情報のずれてゐる
暑いからでしょうか。

○メーデーや打率の高き下位打線
メーデーあまり関係無さそうだけど頼もしいですね。

○卯波濃し父は位の低い霊
切ないです。

○水打つて位置情報を無効にす
水没しちゃったんでしょうか。

○相席で良いかと聞かれ五月闇
あまり歓迎したくない感じの人だったのでしょうか。

○相対性理論の中のかたつむり
わからないけれどわかったような気になる。

○藤棚を抜けて結婚相談所
堅実な人を紹介してくれるかも。

○一斉に崩るる空気椅子や初夏
崩れるときはそうですね。

○カラオケの間奏長きみどりの日
手持ち無沙汰な感じが可笑しい。

○人間を終へて水母となりにけり
輪廻転生というよりなりゆきまかせな感じ。

○やれ洗へ干せとよ聖母月の風
洗濯日和は他のこともしたいので気ぜわしい。

○愛人のやうに蛙を飼つてをり
蛙がほどよいかと。

○菖蒲湯のあとの菖蒲となりにけり
でがらしとなり寂しいです。
 

ゆかり

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 5月 8日(火)22時18分42秒
  ○さるすべり位置情報のずれてゐる
 真夏に百日も咲いているのだから、見当識もおかしくなります。

○メーデーや打率の高き下位打線
 個人の意見としてはメーデーってもっとだらだらしたものと取り合わせるような気がするのですが、やたら元気がありそうで、これはこれでありです。

○卯波濃し父は位の低い霊
 妙にブラックですね。

○水打つて位置情報を無効にす
 なんか逃げ水みたいな感じで、どんどん動いて位置が分からなくなるような気がします。こういう、科学無視で把握に揺さぶりをかける句、好きです。

○藤棚を抜けて結婚相談所
 藤は花期が短いので、時期を逸すると鬱陶しく葉が茂っていたり、幹がよじれてひん曲がっていたりで、ご縁がないような気がします。

○朴の花遠くに咲いて相聞歌
 水平方向ではなく垂直方向に遠くな気がします。

○大空の下の卯浪の惚れ易き
 真砂女が下敷になっているような気がします。

○木耳や空想の国から戻る
 木耳の字面が効いています。

○字幕<間奏二十秒>夕焼ける
 明るいうちからカラオケでしょうか。いいなあ。

○人間を終へて水母となりにけり
 輪廻ですね。

○水虫や指に間の四つほど
 植木算ですね。

○練り切りてふけふの間食濃紫陽花
 旧仮名だとつい字面にだまされるのですが、音読するとチョーとかキョーとかインパクトがあります。

○愛人のやうに蛙を飼つてをり
 飼育しているのですね。

 

選句しました。

 投稿者:あんこ  投稿日:2018年 5月 8日(火)21時25分48秒
  ○四位から氏名省略ソーダ水
言えそうで言えない。発見。

○朴の花遠くに咲いて相聞歌
切ない愛情。

○夜ごと来る窓の守宮が呑み相手
映像がいい。

○空港を走り八十八夜かな
空港のぐるぐる感をリアルに感じます。季語がいい。

○黄金週間イルカのプール揺れつづく
黄金週間としたところがよかった。

○字幕<間奏二十秒>夕焼ける
カラオケですね。恋愛の歌でしょうか。夕焼けるが不思議に合います。

○ふつくりと裸足の覗く乳母車
触りたい幸せ。

○回答は二音二文字夜の新樹
そっけなさと夜の新樹の取り合わせが好きですs。

○捌かるるやうに吊られし鯉幟
最近縦に吊られているのよく見ます。泳がせてやれよ。よく見てますな。

○七曜の回転木馬みなみかぜ
不思議な明るい旋回。

○菖蒲湯のあとの菖蒲となりにけり
句姿がいい。

○楠新樹吹かれて何か呼ぶごとし
遠いものを呼んでいる。

○包丁の研師の前を揚羽過ぐ
研いでもらったらよく切れそう。揚羽の存在感の大きさ。
 

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