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選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2018年 4月15日(日)10時26分46秒
  ☆蝶の昼高まる調べラジオより
 ビバリー昼ズ的蝶の昼。

☆少し風ある野遊びの明るさよ
 少しが効いている。

☆よろしかつたら味の素ぢやなくて蝌蚪を
 御遠慮申し上げます。

☆素うどんに添へ菜の花のごまよごし
 この1品で急にゴージャスに。

☆味の素ほどの春愁理髪店
 わたしにとって理髪店は春興なのだけれど。

☆りえちやんは十八歳で胡瓜蒔く
 こういう娘を嫁に迎えたい。

☆十二支で応ふる齢松の芯
 団塊の世代よりも上の世代って感じ。

☆鉢植ゑの向き替へ八十八夜かな
 渋いなぁ。俳句でしか言い得ない世界観。

☆美しい十代歌ふ日永かな
 では高校三年生をかぶせます。

☆たましひを薄くのばしてひこばゆる
 ひこばえもここまで詠われれば幸せ。

☆首筋のタグのちくちく夏隣
 クリーニング屋さんに付けられたアレね。

☆青空は広くて虚ろ鳥帰る
 中7、意外と言われてない感。
 
 

高野素十句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 4月15日(日)09時36分48秒
  遅くなりまして、すみません。投句一覧です。
ちょっとした操作ミスにより、今回世話人ゆかりの投句は
ありません(^^);

【高】
エイプリルフール高級つぶあんぱん
ふらここの高きところの錆びてをり
見るからにのどか高尾山トレイン
言ふなりに座高を測る四月かな
春の闇高野豆腐に染みてゐる
春宵の椅子に高村光太郎
初夏や混み合うてゐる等高線
丈夫です高卒の春日傘だから
雪解けの始まる高嶺桜かな
対岸は高層の街抱卵期
蝶の昼高まる調べラジオより
方針よ高い海胆から食べるのは
裏山を高く鈴鳴る遅日かな

【野】
おとなしき雨おりてくる焼野原
のんきに野遊をしてる場合です
而して春野は死骸積むところ
春暑しサービス券は外野席
春野菜たんと食べよし言はれても
少し風ある野遊びの明るさよ
大野伴睦に睨まれた殿様蛙
昼過ぎの子供は春の野の匂い
味噌汁の具を摘みにゆく春野かな
紋黄蝶野点の傘へまつしぐら
野に遊び首に縫帶して帰る
野遊びの碧青蒼と暮れてゆく
孕鹿触れて少女に野生の眼

【素】
つばくらめ素描の街を滑りゆく
よろしかつたら味の素ぢやなくて蝌蚪を
亀鳴きし後に素面にもどりけり
元素記号唱へてをりぬ水の春
春愁は酸素カプセル入るまで
春夕べ素描のように口づけ
素うどんに添へ菜の花のごまよごし
素焼鉢あふるるみづよ春休み
天かすを乗せて長閑の素うどんは
入院の素気なき粥燕くる
庇つてやらう素直な寄居虫なら
味の素ほどの春愁理髪店
余花の雨素直な人と歩き行く

【十】
りえちやんは十八歳で胡瓜蒔く
十ほどの一人静を遠目にす
十戒以後神のたふとき夕雲雀
十姉妹三羽程度に春寒し
十字架のすこし傾ぎし暮春かな
十二音技法で行こう蜷の道
十二支で応ふる齢松の芯
十返りの花潮騒と他人の死
十返舎 一九と記して春の夢
春なのか十字架なのか森伊蔵
日は花の上十戒は石の上
鉢植ゑの向き替へ八十八夜かな
美しい十代歌ふ日永かな
朧夜のぎつしりとゐる十姉妹

【当季雑詠】
シクラメン咀嚼の音のよどみなく
たましひを薄くのばしてひこばゆる
のほほんと諸子を釣つてサラダ国
ペン皿の拭くまでもなき春の塵
街路樹の存在感や風光る
荒き手の買ひたる勿忘草かな
首筋のタグのちくちく夏隣
春の夜のソファーに沈みゆく寝息
春昼や青信号を飛ぶカラス
床の間を背負うて座る木の芽和
青空は広くて虚ろ鳥帰る
台紙から剥がす名刺や新社員
蝶のやうな象と象のやうな茶筅
鳥曇外野席から埋まりけり
入園児乳とびとびのひとならび
飯蛸の首を吊せし箸の先

(以上)

12句選(特選、逆選なし)
選句締切:4月18日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

高野素十句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 4月11日(水)22時30分29秒
   出題します。

【高】
【野】
【素】
【十】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:4月14日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

大谷翔平句会

 投稿者:月犬  投稿日:2018年 4月11日(水)10時16分30秒
  今回も早めの選句ありがとうございました。
集計結果です。間違いありましたら、ご一報ください。



大ぶりの方の浅蜊は酒で蒸す     なむ  朝ゆら百裕海亞け由亜
トニー谷春の楽器を振り鳴らす    なむ  朝ゆら裕苑亞け
黒鹿毛の牝馬なり翔けゆけり春    なむ  ゆら
平たく云へば田鼠化して鶉だな    なむ  月
傷刻むごとく干潟に鳥の遺書     なむ  海火

春驟雨大歩危小歩危落石す      さち
山笑ふ谷へ涙を流しつつ       さち  裕
散る桜中田翔こそ残りけれ      さち  月亞
鏡文字の平仮名の窓涅槃西風     さち  ら月海
入社式ハードキャッスル・エリザベス さち

行く春の大学藷のとろみかな     朝比古 洋さ亜
桜守谷へ帰つてゆきにけり      朝比古 ゆ月裕亞由
しばらくは翔け鳥を見て入学す    朝比古
つばくろのぶつかつてゆく平方根   朝比古 洋亞け亜
冷房車あかんぼ二人泣き始む     朝比古 む百裕苑海火

夜の隅の箱に仔猫の大あくび     亞子  百亜
山に折り谷に折りハリセンの春    亞子  むけ
翔け翔けててふてふ地中海を越ゆ   亞子  さ
春眠より戻る平たい顔をして     亞子  朝ゆら百月苑海洋さ由亜
桜吹雪くや平成の終りへと      亞子  百

花の種蒔き終へ大きな手に煙草    月犬  む朝ら裕苑け由火
ゆらり来て彼の誘ひは朧谷      月犬
初蝶の飛翔つたなき流人塚      月犬  ら由
春の雨屋根を濡らして平和な夜    月犬  百
抽出しに玩具の拳銃啄木忌      月犬  む海亜

羊の毛刈りに大人もこどもの国    らくだ
阿佐ヶ谷で雉子を連れて待っている  らくだ 朝洋
胡瓜植う哀川翔の高い声       らくだ む裕苑海洋け由
陽炎や鬼平犯科帳未完        らくだ 海亞
パトカーのうしろを走る朧月     らくだ 朝ゆ苑洋亞さけ亜

大つぶのすももマルセルデュシャン語録 洋子 ゆ月苑由火
谷あひのクウネルトコロ新茶古茶    洋子
夏めきてウエットティッシュ翔んでくる 洋子 火
金魚すくひ挙動不審の平野ノラ     洋子 亞
鳥曇りカニクリームコロッケ旨し    洋子 裕火

大阪の女やさかい百千鳥       苑を  むゆらさ
渋谷地下三〇メートル蜂一匹     苑を  むら
柴田翔なる名を耳にする暮春     苑を  む月海
花は葉に平日の川べりをゆく     苑を  朝裕火
青空の見えて花梨のはなざかり    苑を

大きくてやさしいひととしやぼんだま 百花  朝ら苑海さ亜
湧き上がる谷底からの花の雲     百花  ゆ
たんぽぽの絮型ドローン飛翔せり   百花  裕由亜
雪解けて浄土のごとき平泉      百花  むら月苑海さ
桜湯や先に死ぬわけにはいかぬ    百花  朝月苑海火

何もかも大なり入学の子には     裕美  むら苑海亞さ由亜火
桜蘂降る入谷にも谷中にも      裕美  むゆら亞火
翔といふ漢字眩しく卒業す      裕美  む朝
子猫の寝息平らかに長やかに     裕美
馬刀貝の穴から生まれ直します    裕美  朝ゆら苑海洋亞由亜火

大谷石採掘場の春灯         由季  ゆ
谷底に着くまで落花抵抗す      由季  朝ゆ百海け亜
ドローンの飛翔してゐる野に遊ぶ   由季  朝ゆ百
天平の衣装一対うららかに      由季
清明や冷凍ご飯平らかに       由季  朝百海洋亞亜

大勢の一人となりて入学す      亜紀  朝月洋亞け由
階段に谷中の猫や暮の春       亜紀  むゆ苑由
晴天の飛翔の間より紋白蝶      亜紀
伸びきつて猫の平らぐ日永かな    亜紀  月け
大いなる川の名前や花吹雪      亜紀
猫の子のゲージを越えて来る手足   亜紀
コードレス掃除機軽ろし蝶の昼    亜紀  む朝百苑洋火
引継ぎの遅々と進まぬ葱坊主     亜紀  月裕洋け由

大股で廊下歩きし入学児       けんじ 月洋亞さ
悪友としばらく疎遠木の実植う    けんじ 百洋
春の日の西の空より飛翔体      けんじ 百苑
末黒のすすき扁平足の男来し     けんじ 洋
桜蘂降る方位磁石が止まらない    けんじ 裕亞さ由亜火

春の虹消え大陸の集音器       火尖  月裕け
谷折りの裏側の山春深し       火尖  百裕さ
葉桜や龍翔閃を練習す        火尖
春陰や平らなインドカレー来る    火尖  むゆ百裕苑洋亞け由
花冷や裏地汚れし小銭入れ      火尖  む百さけ

春の蟻大きなことからどしどしと   海太  さ火
谷間とは乳房もあれば百合もある   海太  月洋さ
翔べるだけ翔んでも結果が鞦韆    海太  ら
蜷の道平たく言へば一筆書き     海太  月さ

大の字で寝返りを打つ春の夢     ゆかり
電波飛ぶ春や谷川俊太郎       ゆかり け由火
花は葉に飛ばなくなりし飛翔体    ゆかり け火
平和的快傑黒頭巾朧         ゆかり 裕亜
春およそ二六番吹き荒れて      ゆかり ら百さ亜
 

選句しました

 投稿者:火尖  投稿日:2018年 4月11日(水)00時33分26秒
編集済
  ○何もかも大なり入学の子には
ここまで大きくなったという感慨の裏返し

○花の種蒔き終へ大きな手に煙草
かっこいい

○春の蟻大きなことからどしどしと
面倒ごとをさきに。

○大つぶのすももマルセルデュシャン語録
語録あるのか。気になる。

○桜蘂降る入谷にも谷中にも
広範囲

○電波飛ぶ春や谷川俊太郎
今風リレー

○夏めきてウエットティッシュ翔んでくる
真夏には至らない感じがいい。

○花は葉に飛ばなくなりし飛翔体
ぱったりと

○花は葉に平日の川べりをゆく
正常化

○コードレス掃除機軽ろし蝶の昼
蝶の昼のかろやかさ。

○桜湯や先に死ぬわけにはいかぬ
湯を両手で掬ったりしてそう

○桜蘂降る方位磁石が止まらない
桜とは違って、ポトポトと落とす

○傷刻むごとく干潟に鳥の遺書
上五はちょっとやりようがありそうだが、鳥の遺書の発想がすごく面白い

○鳥曇りカニクリームコロッケ旨し
旨しとはっきりいったところでコロッケがくっきり浮き立ち、鳥曇の背景感も良く感じた

○馬刀貝の穴から生まれ直します
確かにちょうどいい穴

○冷房車あかんぼ二人泣き始む
連鎖してしまう。
 

選句しました。

 投稿者:亜紀  投稿日:2018年 4月10日(火)22時50分19秒
  ○何もかも大なり入学の子には
初めてという新鮮な気持ちが今となっては懐かしい。

○行く春の大学藷のとろみかな
飴状のとろみが極上。

○大きくてやさしいひととしやぼんだま
しゃぼん玉も大きくてなかなか割れないよ。

○大ぶりの方の浅蜊は酒で蒸す
食べ応え十分!

○夜の隅の箱に仔猫の大あくび
自由気ままなところに癒されて。

○谷底に着くまで落花抵抗す
なんとか着地しないようにしている様子が見えてきますね。

○たんぽぽの絮型ドローン飛翔せり
ふわふわとメルヘンチックな世界。

○つばくろのぶつかつてゆく平方根
果敢にトライも勢いあまって。

○春眠より戻る平たい顔をして
寝ても寝ても寝足りないのです。

○平和的快傑黒頭巾朧
昭和的レトロ感。

○パトカーのうしろを走る朧月
もどかしさが上手い。

○桜蘂降る方位磁石が止まらない
桜の木の下の磁場ですね。

○春およそ二六番吹き荒れて
今年はそんな感じ~。

○清明や冷凍ご飯平らかに
冷凍庫の中もきっちり整頓されて。

○抽出しに玩具の拳銃啄木忌
季語の宜しきつき具合。

○馬刀貝の穴から生まれ直します
なんか説得力あります。
 

選句です

 投稿者:由季  投稿日:2018年 4月10日(火)21時59分49秒
  ○何もかも大なり入学の子には
すぐ大きくなるから。

○花の種蒔き終へ大きな手に煙草
このような人も絶滅していくのでしょうか。

○大つぶのすももマルセルデュシャン語録
語録の内容は知らないけれど。

○大ぶりの方の浅蜊は酒で蒸す
美味しそうです。

○大勢の一人となりて入学す
なんだか切ないですね。

○階段に谷中の猫や暮の春
谷中が階段でなく猫にかかるのが良い。

○桜守谷へ帰つてゆきにけり
伝説の花守。

○電波飛ぶ春や谷川俊太郎
湧き上がる谷底からの花の雲

○たんぽぽの絮型ドローン飛翔せり
タケコプターみたい?

○胡瓜植う哀川翔の高い声
カブトムシだけではないのですね。

○初蝶の飛翔つたなき流人塚
ムードあります。

○春陰や平らなインドカレー来る
注文したから運ばれてきたのでしょうが、唐突に来たような不思議感あり。

○春眠より戻る平たい顔をして
納得感あります。

○引継ぎの遅々と進まぬ葱坊主
引き継ぐほうか、引き継がれるほうか、いずれにしてもストレス。

○桜蘂降る方位磁石が止まらない
パターンはありそうですが、よくわかります。

○馬刀貝の穴から生まれ直します
マニアックな転生の仕方ですね。

 

選句しました

 投稿者:けんじ  投稿日:2018年 4月10日(火)21時42分6秒
  ○花の種蒔き終へ大きな手に煙草
一仕事終えたあとの一服は格別らしい。

○春の虹消え大陸の集音器
何やら怪しげな雰囲気。出来れば穏便に。

○大ぶりの方の浅蜊は酒で蒸す
急遽酒のつまみに昇格。

○大勢の一人となりて入学す
特に一人っ子はこれから荒波に揉まれるでしょう。

○トニー谷春の楽器を振り鳴らす
春といえばそろばんですから。とか。

○山に折り谷に折りハリセンの春
以上ハリセンのつくり方でした。

○谷底に着くまで落花抵抗す
悪あがきと言われても。

○電波飛ぶ春や谷川俊太郎
谷川さんなら電波が見えているかも。

○花は葉に飛ばなくなりし飛翔体
また来年。

○胡瓜植う哀川翔の高い声
アンバランスな組み合わせが面白い。

○つばくろのぶつかつてゆく平方根
このとんがりに妙に惹かれます。

○春陰や平らなインドカレー来る
でも本格的ですごくからそう。

○伸びきつて猫の平らぐ日永かな
どんな形でも変幻自裁。

○パトカーのうしろを走る朧月
たまには追われるのいいのでは。

○引継ぎの遅々と進まぬ葱坊主
葱坊主だったらしょうがないかも。

○花冷や裏地汚れし小銭入れ
たんまり貯まってまっせ。

 

選句しました。

 投稿者:京野さち  投稿日:2018年 4月10日(火)20時37分45秒
  ○何もかも大なり入学の子には
小学生。卒業の時には何もかも小となる。

○行く春の大学藷のとろみかな
卒業とは書いていないのに大いに卒業の感じが。

○春の蟻大きなことからどしどしと
「小さなことからこつこつと」を大胆にひっくり返してきましたね。

○大きくてやさしいひととしやぼんだま
きっとシャボン玉も大きいでしょうね。

○大股で廊下歩きし入学児
早くも大物感を漂わせていますね。

○大阪の女やさかい百千鳥
大きな声。地下鉄の終点・中百舌鳥(なかもず)まで。

○谷間とは乳房もあれば百合もある
百合=ガールズラブ=男子禁制の谷などと連想しました。

○谷折りの裏側の山春深し
谷折りで折り紙を連想させて山の実景へ。「春深し」の季語も谷間の深さが感じられて絶妙。

○翔け翔けててふてふ地中海を越ゆ
壮大な飛翔の旅。NHKの特集でありそう。

○春眠より戻る平たい顔をして
此処は日本。私達は平たい顔族。

○雪解けて浄土のごとき平泉
厳しい冬を超えて平穏な日々へ。中尊寺金色堂が神々しい。

○蜷の道平たく言へば一筆書き
平らな道にクッキリと。

○パトカーのうしろを走る朧月
どこからどう見ているのかも朧な感じ。

○花冷や裏地汚れし小銭入れ
冬に溜まった裏地の汚れが花の季節に見える程に。

○桜蘂降る方位磁石が止まらない
ここはどこ?ってパニックが止まらない。

○春およそ二六番吹き荒れて
二番以降は自分で数えるしかありませんからね。
 

選句です。

 投稿者:亞子  投稿日:2018年 4月10日(火)16時45分35秒
  ◯何もかも大なり入学の子には
ぶかぶかです。

◯大ぶりの方の浅蜊は酒で蒸す
ハマグリと化すか。

◯大股で廊下歩きし入学児
胸はって。

◯大勢の一人となりて入学す
親目線かしら。

◯トニー谷春の楽器を振り鳴らす
ひゃぁ 春の楽器!

◯桜守谷へ帰つてゆきにけり
下って行く感じがいいです。

◯桜蘂降る入谷にも谷中にも
地名の谷ですが、蘂がうんと溜まっていく実感が。

◯散る桜中田翔こそ残りけれ
「阪神に移籍」はなかった。それでよし。

◯つばくろのぶつかつてゆく平方根
つばくろのシャープな何かが平方根にバランスする。

◯金魚すくひ挙動不審の平野ノラ
なるほど。金魚すくいの動きは平野ノラ的だ!

◯春陰や平らなインドカレー来る
サラサラ系カレーはたしかに平たい。

◯陽炎や鬼平犯科帳未完
長谷川平蔵はいい男ベスト5に入ります。

◯パトカーのうしろを走る朧月
不思議な恍惚感と離人感がある。

◯桜蘂降る方位磁石が止まらない
ゆゆしき事態にパサリパサリと落ちる桜蘂。おもしろい。

◯清明や冷凍ご飯平らかに
存外季語が効いている。

◯馬刀貝の穴から生まれ直します
よくわからんが、その意気やよし。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2018年 4月10日(火)15時43分32秒
  ○行く春の大学藷のとろみかな
 大学藷おいしそう。

○大股で廊下歩きし入学児
 廊下が長いんですね。

○大勢の一人となりて入学す
 そうか。

○阿佐ヶ谷で雉子を連れて待っている
 あら。また。雉連れてる。

○悪友としばらく疎遠木の実植う
 どんぐりとか?

○谷間とは乳房もあれば百合もある
 そういえばそうですね。

○胡瓜植う哀川翔の高い声
 胡瓜も翔もとぼけてる。

○つばくろのぶつかつてゆく平方根
 平方根って屋根っぽいね。

○春陰や平らなインドカレー来る
 ときどきライスをこれでもかと平らにしたやつ出てくるね。

○春眠より戻る平たい顔をして
 こてられたのか。

○末黒のすすき扁平足の男来し
 扁平率って高いらしい。

○コードレス掃除機軽ろし蝶の昼
 この時間帯いいなぁ。

○パトカーのうしろを走る朧月
 パトカー何処へ。

○引継ぎの遅々と進まぬ葱坊主
 離れがたいのかも。

○清明や冷凍ご飯平らかに
 準備OK。

○馬刀貝の穴から生まれ直します
 あら。面白そう。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2018年 4月10日(火)08時06分40秒
  ◯何もかも大なり入学の子には
未来志向。

◯大きくてやさしいひととしやぼんだま
大物志向。

◯大ぶりの方の浅蜊は酒で蒸す
グルメ志向。

◯谷底に着くまで落花抵抗す
レジスタンス志向。

◯胡瓜植う哀川翔の高い声
路上志向。

◯柴田翔なる名を耳にする暮春
群像志向。

◯鏡文字の平仮名の窓涅槃西風
反逆志向。

◯春眠より戻る平たい顔をして
現実志向。

◯雪解けて浄土のごとき平泉
極楽志向。

◯陽炎や鬼平犯科帳未完
無頼派志向。

◯桜湯や先に死ぬわけにはいかぬ
不安志向。

◯傷刻むごとく干潟に鳥の遺書
スカトロ志向。

◯清明や冷凍ご飯平らかに
チン志向。

◯抽出しに玩具の拳銃啄木忌
破滅志向。

◯馬刀貝の穴から生まれ直します
棟方志功。

◯冷房車あかんぼ二人泣き始む
連れション志向。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2018年 4月 9日(月)20時42分29秒
編集済
  ○何もかも大なり入学の子には
可愛い。

○花の種蒔き終へ大きな手に煙草
日に焼けた皺の多い手が。

○大きくてやさしいひととしやぼんだま
幸せな時間。

○大つぶのすももマルセルデュシャン語録
なぜか大つぶのすももに納得させられる。あの時代の象徴のよう。

○トニー谷春の楽器を振り鳴らす
あれを春の楽器とは。確かに、確かに。

○階段に谷中の猫や暮の春
夕焼けだんだんの風景も少し変わったけど。

○胡瓜植う哀川翔の高い声
胡瓜でしょ。もちろん。

○春の日の西の空より飛翔体
西の空、飛翔。。。拝まないと。

○春陰や平らなインドカレー来る
平らなが凄くいい。

○春眠より戻る平たい顔をして
わかる。

○雪解けて浄土のごとき平泉
そんな光景が見える気がする。

○コードレス掃除機軽ろし蝶の昼
軽しは動きかな。昼の蝶がいい雰囲気。

○パトカーのうしろを走る朧月
ついてくるのではなく走っている。しかも朧。不思議な雰囲気。

○桜湯や先に死ぬわけにはいかぬ
老老介護でしょうか。桜湯がむしろ辛い。

○馬刀貝の穴から生まれ直します
変な奴。

○冷房車あかんぼ二人泣き始む
何人も赤ちゃんがいる車両なんでしょうか。
 

選句しました。

 投稿者:裕美  投稿日:2018年 4月 9日(月)13時10分38秒
  〇花の種蒔き終へ大きな手に煙草
一仕事終えた感がいいですね。

〇春の虹消え大陸の集音器
意味があまりとれなかったのですが、言葉の集まりとして好きです。

〇大ぶりの方の浅蜊は酒で蒸す
小ぶりは? ねえ、小ぶりは?

〇トニー谷春の楽器を振り鳴らす
この句で初めてトニー谷のことを知りました。知る前の中七下五も好きだったけど、知ってからはもっと好きになりました。

〇桜守谷へ帰つてゆきにけり
桜守はシーズンオフのときは谷に住んでいるのか。

〇山笑ふ谷へ涙を流しつつ
笑いすぎて泣いてるのかな、それとも人知れずの涙かな。

〇谷折りの裏側の山春深し
そうだ。谷折りの裏側は山だ。目を開かされます。

〇たんぽぽの絮型ドローン飛翔せり
この書き方、いいですね。これはきっとたんぽぽの絮なんだろうな。

〇胡瓜植う哀川翔の高い声
きゅうり植えてる姿、似合うな~

〇花は葉に平日の川べりをゆく
のんびりと、本当に貴重な時間。

〇春陰や平らなインドカレー来る
インドカレーは平ら。さらりとしているし、入れ物もあのランプみたいなのじゃないし。

〇平和的快傑黒頭巾朧
言葉が流れていく感じに笑っちゃいました。

〇引継ぎの遅々と進まぬ葱坊主
焦るでしょうね。葱坊主が、呑み込みの悪い引継ぎ相手を表しているようでもあって。

〇桜蘂降る方位磁石が止まらない
桜にはそういう力がある。

〇鳥曇りカニクリームコロッケ旨し
外で食べているのかな。おいしくてなによりです。

〇冷房車あかんぼ二人泣き始む
これ本当焦るんですよね。二人だったら、ちょっと気が楽。
 

選句しました

 投稿者:月犬  投稿日:2018年 4月 8日(日)21時08分2秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯春の虹消え大陸の集音器
 わからぬ、わからない私が未熟:笑

◯大つぶのすももマルセルデュシャン語録
 ロシアアバンギャルドの次はデュシャンか。次はウォーホルか。

◯大股で廊下歩きし入学児
 ほお、番長候補か:笑

◯大勢の一人となりて入学す
 だよね、これまでは大事に育てられていたのだけど、大勢の中のひとりとなりにけり。

◯桜守谷へ帰つてゆきにけり
 また来年もよろしくお願いいたします。

◯谷間とは乳房もあれば百合もある
 太宰とバルザックですかあ。

◯散る桜中田翔こそ残りけれ
 中田選手、ダメね。阪神にでも行けばいいのにね。それもできない意外と小心者:笑

◯柴田翔なる名を耳にする暮春
 うん、でもこちらの翔ちゃん、もう誰も知らないね。

◯鏡文字の平仮名の窓涅槃西風
 なんだかくどいね、面白いです。

◯春眠より戻る平たい顔をして
 あ、そうかも、その一。

◯伸びきつて猫の平らぐ日永かな
 あ、そうかも、その二。

◯雪解けて浄土のごとき平泉
 行ったことないけど、あ、そうかも、その三。

◯平たく云へば田鼠化して鶉だな
 平たく言われてもよーわからぬが面白い:笑

◯蜷の道平たく言へば一筆書き
 あ、そうかも、その四。

◯引継ぎの遅々と進まぬ葱坊主
 とりあえず葱坊主置いてみると言った俳人いました:笑

◯桜湯や先に死ぬわけにはいかぬ
 私は先に死ぬね。
 

選句しました。

 投稿者:百花  投稿日:2018年 4月 8日(日)20時43分29秒
  ○大ぶりの方の浅蜊は酒で蒸す
 で、お気に入りの熱燗ももちろん。

○夜の隅の箱に仔猫の大あくび
 猫って小さめの入れ物に入るの好きなんですね。仔猫も。

○悪友としばらく疎遠木の実植う
 あいつどうしてるかなあ・・とか聞こえそう。

○谷折りの裏側の山春深し
 裏側の山・だって。楽しい。

○谷底に着くまで落花抵抗す
 楽しんで抵抗。

○ドローンの飛翔してゐる野に遊ぶ
 いつかそれも当たり前になりそう。

○春の日の西の空より飛翔体
 孫悟空かしら。

○春の雨屋根を濡らして平和な夜
 ああ、平和です。

○春陰や平らなインドカレー来る
 発見。

○春眠より戻る平たい顔をして
 どこ行ってました?

○コードレス掃除機軽ろし蝶の昼
 そうなんだ。。。

○花冷や裏地汚れし小銭入れ
 でも気に入っているのです。

○桜吹雪くや平成の終りへと
 終わりですねえ。

○春およそ二六番吹き荒れて
 とにかく毎日吹いてますね。

○清明や冷凍ご飯平らかに
 平らにして冷凍しますから。

○冷房車あかんぼ二人泣き始む
 二人で良かった。一人では肩身が狭いから。
 

選句しました

 投稿者:らくだ  投稿日:2018年 4月 8日(日)17時38分4秒
  ◯何もかも大なり入学の子には
 ぴかぴかの一年生。小さい体にはランドセルがまだまだ大きくて。

◯花の種蒔き終へ大きな手に煙草
 農家のおっちゃんはまだまだ喫煙率高そうです。仕事終わりの一服は格別。

◯大きくてやさしいひととしやぼんだま
 お題でなければ「おおきくて」と表記したいかも。ファンタジーっぽいけど理想。

◯大ぶりの方の浅蜊は酒で蒸す
 旨そう!そして小ぶりの方は、と思わせるところがまた上手い。

◯大阪の女やさかい百千鳥
 歌のようなカッコいい方面でなく、百千鳥=かしましいと捉えると、ヒョウ柄パンチパーマ風おばちゃんに早変わりで笑ってしまいました。

◯トニー谷春の楽器を振り鳴らす
 あれは春の楽器だったのか。なるほどほのぼの。

◯桜蘂降る入谷にも谷中にも
 桜が似合うところは桜蘂も似合う。

◯渋谷地下三〇メートル蜂一匹
 渋谷駅、ますますすごいことになってますが。そんなところにも蜂がいるのか。

◯黒鹿毛の牝馬なり翔けゆけり春
 春駒とか仔馬と言っていないけど、仔馬と読みました。もしかしたら牡馬の方がよかったのか?
 でも「牝馬なり翔けゆけり」という言い方が晴れ晴れしていておめでたい感じ。何はともあれ無事生まれてきてよかったです。

◯初蝶の飛翔つたなき流人塚
 流人塚とまだつたない蝶。渋い。

◯翔べるだけ翔んでも結果が鞦韆
 「結果が鞦韆」とはまた、なんだかちょっと投げやりで心配。

◯鏡文字の平仮名の窓涅槃西風
 すごく特殊な職業の事務所か何かをイメージしました。

◯春眠より戻る平たい顔をして
 テルマエ・ロマエをみて以来、日本人は平たい顔族なんだと納得しています。春眠から目覚めたら、ボーッとした顔がより「平たい顔族」らしいと思う。

◯雪解けて浄土のごとき平泉
 なんだかありがたい景色。

◯春およそ二六番吹き荒れて
 よく数えましたね^^;というわけではなく、だいたいそれくらい吹いてるんじゃない?というざっくり感。およそとはいえ二六番てやっぱり可笑しい。

◯馬刀貝の穴から生まれ直します
 真面目なんだか不真面目なんだか。でも生まれ直せるなら……と考えつつ、馬刀貝の穴はやっぱりないよね^^;
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 4月 8日(日)14時00分31秒
  ○大つぶのすももマルセルデュシャン語録
 デュシャンのことはそんなに知っている訳ではないけど、かの「泉」の作者の語録というだけでただならぬものだとは察しがつき、それと取り合わせるのが「大つぶのすもも」という、このざっくり感がじつによいです。

○大ぶりの方の浅蜊は酒で蒸す
 「の方の」がじつに効いていて、句には書かれていない「小ぶりの方」が気になって気になって、「ぬおおおおおおおっ」と叫びたくなるのでした。

○大阪の女やさかい百千鳥
 天童よしみになんだかロカ・バラードがあったような気がしますが、あらゆる情感を無効にして単にかしましいだけの「百千鳥」が可笑しいです。

○大谷石採掘場の春灯
 大谷石採掘場のような殺風景なものを強引になまめかしくする「春灯」がすごいですね。

○トニー谷春の楽器を振り鳴らす
 ううう、「春の楽器」…。

○階段に谷中の猫や暮の春
 谷中の階段に谷中の猫がいたのでしょうけれど、「谷中の」の置き具合が絶妙ですね。

○桜守谷へ帰つてゆきにけり
 標高によって開花時期がずれる、今の季節ならではの微妙な感じをうまく詠んで虚構を完成させていますね。

○桜蘂降る入谷にも谷中にも
 地名の勝利ですね。渋谷や四谷ではこうは詠めません。

○谷底に着くまで落花抵抗す
 「抵抗す」の諧謔がいいですね。

○湧き上がる谷底からの花の雲
 豪快ですね。

○ドローンの飛翔してゐる野に遊ぶ
 あんまり積極的に共存したいものではないですよね。

○黒鹿毛の牝馬なり翔けゆけり春
 二度切れるところに感慨がありますね。

○春陰や平らなインドカレー来る
 周囲は滝になっていて裏を象が支えているのです。いや、つまらぬ冗談はさておき、「平らな」がとろみのない質感を捉えてみごとです。

○春眠より戻る平たい顔をして
 そのうちに起伏も戻ります。

○パトカーのうしろを走る朧月
 電車や車から見る月が追いかけてくるようだという句は腐るほどありますが、作中人物がパトカーに乗っている句はあまりないのではないでしょうか。なんでパクられたのかは分かりませんが、今後の身の振り方とかではなく、そんなときまで俳句のことを考えて朧月など詠んでいるところを見習いたいです(誤読)。

○馬刀貝の穴から生まれ直します
 「生まれ直します」が可笑しいですね。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2018年 4月 8日(日)10時13分18秒
  ☆花の種蒔き終へ大きな手に煙草
 「今日も元気だたばこがうまい!」は秀逸なコピーだなぁ。このご時世、煙草を喫っている人の方が意志が強い。

☆大きくてやさしいひととしやぼんだま
 こういう人に私はなりたい。

☆大ぶりの方の浅蜊は酒で蒸す
 蜆っぽい小ぶりの方は味噌汁に。

☆大勢の一人となりて入学す
 あぁ、ついに。何か切ないね。殆どの子は少なくとも義務教育期間中は団体生活を送る。

☆トニー谷春の楽器を振り鳴らす
 春の楽器とは…算盤?人気凋落してからのトニー谷しか知らないから春愁感横溢。

☆阿佐ヶ谷で雉子を連れて待っている
 あ、南口に時々出没するあのおじさんね。

☆谷底に着くまで落花抵抗す
 一部確かにそう見えることも。

☆ドローンの飛翔してゐる野に遊ぶ
 なにやら監視されているよう。ドローン、技術の進歩を感じる機械だけれど、なんとなく気持ち悪い。

☆翔といふ漢字眩しく卒業す
 「明日への飛翔」的な横断幕でもあったのだろうか。

☆花は葉に平日の川べりをゆく
 平和な一日の始まり。

☆春眠より戻る平たい顔をして
 寝覚めって、大概険しい顔をしていたりするから、こういう顔を見られるのは結構幸せな人。

☆コードレス掃除機軽ろし蝶の昼
 コードレス、確かに使い勝手がイイ。我が家も先日11年ぶりに掃除機買い替えたのでよく分る。

☆パトカーのうしろを走る朧月
 なかなか追い抜く勇気がない。

☆桜湯や先に死ぬわけにはいかぬ
 対象は親御さんか配偶者か。いずれにせよ結構重い決意。

☆清明や冷凍ご飯平らかに
 冷凍するときは炊立て御飯にしよう。冷めてから冷凍すると温め直した時にとても不味い。

☆馬刀貝の穴から生まれ直します
 そんなところからじゃなくても。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2018年 4月 8日(日)10時03分50秒
  ◎何もかも大なり入学の子には
制服、ランドセル。何もかも。

◎花の種蒔き終へ大きな手に煙草
その人、見えてきます。

◎大阪の女やさかい百千鳥
これで青春も終わりかな、と呟く。

◎階段に谷中の猫や暮の春
夕焼け段々。

◎桜蘂降る入谷にも谷中にも
台東区性に一票。

◎山に折り谷に折りハリセンの春
ははは、そうやって折るんだろうな。「の春」は如何にも苦しいが。

◎渋谷地下三〇メートル蜂一匹
見たのでしょうね。見たんじゃ仕方ない。

◎胡瓜植う哀川翔の高い声
カブトムシの餌用かな。

◎柴田翔なる名を耳にする暮春
されど。。。

◎翔といふ漢字眩しく卒業す
確かに、この字眩しい。作りにくかったなあ。

◎春陰や平らなインドカレー来る
スープ状。旨そう。

◎雪解けて浄土のごとき平泉
よきかな。

◎コードレス掃除機軽ろし蝶の昼
実感すごくある。

◎花冷や裏地汚れし小銭入れ
良く気が付いたなあ。

◎抽出しに玩具の拳銃啄木忌
少し付き過ぎな感じもあるが、それでもいい感じ。

◎冷房車あかんぼ二人泣き始む
にこにこして我慢ですぞ。
 

大谷翔平句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 4月 8日(日)08時57分28秒
  遅くなりまして、すみません。投句一覧です。

【大】
何もかも大なり入学の子には
花の種蒔き終へ大きな手に煙草
行く春の大学藷のとろみかな
春の蟻大きなことからどしどしと
春の虹消え大陸の集音器
春驟雨大歩危小歩危落石す
大きくてやさしいひととしやぼんだま
大つぶのすももマルセルデュシャン語録
大の字で寝返りを打つ春の夢
大ぶりの方の浅蜊は酒で蒸す
大股で廊下歩きし入学児
大阪の女やさかい百千鳥
大勢の一人となりて入学す
大谷石採掘場の春灯
夜の隅の箱に仔猫の大あくび
羊の毛刈りに大人もこどもの国

【谷】
トニー谷春の楽器を振り鳴らす
ゆらり来て彼の誘ひは朧谷
阿佐ヶ谷で雉子を連れて待っている
悪友としばらく疎遠木の実植う
階段に谷中の猫や暮の春
桜守谷へ帰つてゆきにけり
桜蘂降る入谷にも谷中にも
山に折り谷に折りハリセンの春
山笑ふ谷へ涙を流しつつ
渋谷地下三〇メートル蜂一匹
谷あひのクウネルトコロ新茶古茶
谷間とは乳房もあれば百合もある
谷折りの裏側の山春深し
谷底に着くまで落花抵抗す
電波飛ぶ春や谷川俊太郎
湧き上がる谷底からの花の雲

【翔】
しばらくは翔け鳥を見て入学す
たんぽぽの絮型ドローン飛翔せり
ドローンの飛翔してゐる野に遊ぶ
夏めきてウエットティッシュ翔んでくる
花は葉に飛ばなくなりし飛翔体
胡瓜植う哀川翔の高い声
黒鹿毛の牝馬なり翔けゆけり春
散る桜中田翔こそ残りけれ
柴田翔なる名を耳にする暮春
春の日の西の空より飛翔体
初蝶の飛翔つたなき流人塚
晴天の飛翔の間より紋白蝶
葉桜や龍翔閃を練習す
翔け翔けててふてふ地中海を越ゆ
翔といふ漢字眩しく卒業す
翔べるだけ翔んでも結果が鞦韆

【平】
つばくろのぶつかつてゆく平方根
花は葉に平日の川べりをゆく
鏡文字の平仮名の窓涅槃西風
金魚すくひ挙動不審の平野ノラ
子猫の寝息平らかに長やかに
春の雨屋根を濡らして平和な夜
春陰や平らなインドカレー来る
春眠より戻る平たい顔をして
伸びきつて猫の平らぐ日永かな
雪解けて浄土のごとき平泉
天平の衣装一対うららかに
平たく云へば田鼠化して鶉だな
平和的快傑黒頭巾朧
末黒のすすき扁平足の男来し
陽炎や鬼平犯科帳未完
蜷の道平たく言へば一筆書き

【当季雑詠】
コードレス掃除機軽ろし蝶の昼
パトカーのうしろを走る朧月
引継ぎの遅々と進まぬ葱坊主
花冷や裏地汚れし小銭入れ
桜吹雪くや平成の終りへと
桜湯や先に死ぬわけにはいかぬ
桜蘂降る方位磁石が止まらない
春およそ二六番吹き荒れて
傷刻むごとく干潟に鳥の遺書
清明や冷凍ご飯平らかに
青空の見えて花梨のはなざかり
大いなる川の名前や花吹雪
抽出しに玩具の拳銃啄木忌
鳥曇りカニクリームコロッケ旨し
入社式ハードキャッスル・エリザベス
猫の子のゲージを越えて来る手足
馬刀貝の穴から生まれ直します
冷房車あかんぼ二人泣き始む

(以上)

16句選(特選、逆選なし)
選句締切:4月11日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

すみません

 投稿者:苑を  投稿日:2018年 4月 7日(土)22時16分41秒
編集済
  なんか酔っぱらって間違ったようです。  

大谷翔平句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 4月 4日(水)20時00分47秒
   出題します。

【大】
【谷】
【翔】
【平】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:4月7日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

特別列車句会

 投稿者:月犬  投稿日:2018年 4月 3日(火)22時52分27秒
  集計です。驚くほどの早い選句、本当にありがとうございました。
間違いありましたらご一報ください。

特に藍あそこぼくらの四月だよ    なむ  火月海
別離のち白く海市の墓に舞ふ     なむ  月
二列目の猫の子嗅いでまたぐだけ   なむ
蒙昧といへば車間の花あかり     なむ  ら洋
飛花落花バラ科モモ亜科スモモ属   なむ  ら京苑洋由

特急に越され長閑けし吉野線     さち  海百
別珍に揺れて眠れよ花の昼      さち  火
園児らの二列さくらの二番線     さち  裕
富士を背に見る春潮の車窓かな    さち  裕
春の宵二度と行かないこの駅舎    さち  裕

特別に花守にしてもらひけり     朝比古 ら月苑由海
別々に蟻穴を出て合流す       朝比古 火むら月ゆ亜由百
行列のしんがりといふ朧かな     朝比古 裕
ぴかぴかの霊柩車行く花曇      朝比古 む京洋百
飛花落花風に抗ふひとひらも     朝比古 む京

特別な夜凡庸な桜散る        月犬  京苑海
別杯もかねて今宵の桜かな      月犬  ら亜
行列の最後の男鳥雲に        月犬  洋由
春の灯を点せば戦車来てをりぬ    月犬  火朝む百
蟇穴を出てまず姫に挨拶す      月犬  火百

花吹雪特売セール終わりけり     らくだ 京海
春宵をひとり別冊マーガレット    らくだ 火む苑亜洋
春の海までは整列乗車する      らくだ 朝
自転車で突っ込む桜吹雪かな     らくだ 朝苑ゆ亜
花びらの旅よ手のひら通過して    らくだ

特出しにM字とV字目貼剥ぐ     海太  月
寄居虫の婚姻は別居婚らし      海太  火裕百
一列に並ぶダンサー青き踏む     海太  朝
囀のひとつに車寅次郎        海太  朝ら洋
本命は追はぬがよろし桜花賞     海太

年間購読特別付録春ショール     裕美  海
春愁を別アカウントにてこぼす    裕美  ら亜由
遠足の列の痩せたり太つたり     裕美  むらゆ洋由
飛花落花静止してゐる救急車     裕美  京百
月日貝目の中の明るきを見る     裕美

金魚鉢ロシアアヴァンギャルド特集  洋子  ゆ海
おとうとと別れてきたり桜餅     洋子  火朝月苑ゆ由海
白シャツと水玉模様ながい列     洋子
チューリップ廃車のとなり愛車かな  洋子  裕
毎日まるを描くアネモネアネモネ   洋子  月苑

行く春や追悼特集厚くあり      百花  京苑亜由海
ワリカンで別れる花見疲れかな    百花  ゆ
鳥雲に保育園児の列しづか      百花  月洋
海市へと真直ぐ自動運転車      百花  火亜
春キャベツ野菜炒めが得意です    百花  京月ゆ

履歴書の特技の欄の種浸し      火尖  裕朝らゆ亜洋海百
鳥の巣の別売りパーツらしきもの   火尖  裕ら京ゆ洋
春暑し列島状の鳥の糞        火尖  裕む京苑亜洋由
鳥雲に入る幅寄せの教習車      火尖  ゆ由
片耳のイヤホン花見疲れかな     火尖  朝苑亜洋

われわれの特技を当てよしやぼん玉  亜紀  火朝ら海
別添の資料分厚し鳥雲に       亜紀
列席の皆々様へ春の雪        亜紀  火朝む京苑百
車道より狭き歩道や入学す      亜紀  裕由
壊れたる学習機能花疲れ       亜紀  京月ゆ由
東京の激辛カレー暮の春       亜紀  京ゆ洋
レシートを三枚集めつばくらめ    亜紀
永き日の地下鉄の口ぽつかりと    亜紀  裕朝むゆ洋由

特別な人に亀鳴く日のありぬ     由季  京月亜海
別館へ傾斜の廊下花の昼       由季  火裕朝む月苑亜洋百
彼岸西風列強国の旗並ぶ       由季  火百
初蝶の横切つてゆく車道かな     由季
特殊詐欺被害報告金瘡小草      由季

春昼の特養さくら荘静か       苑を  裕海百
然別紋別津別春百千鳥        苑を  洋
花ふヾき日本列島巻き上げよ     苑を  月
たんぽぽが一番偉い駐車場      苑を  朝ら洋由百
ぶらんこにいもうとの靴ゆれてをり  苑を  朝むゆ亜洋

終点は暮春快特久里浜行き      ゆかり 火む亜海
別にといふをんなの着衣三鬼の忌   ゆかり むら月百
直列の婆菜の花の黄を疾走す     ゆかり 裕苑洋
菜の花に静態保存の車輪かな     ゆかり
水温む弁財天の呪ひほど       ゆかり ら
 

選句しました

 投稿者:百花  投稿日:2018年 4月 3日(火)22時12分44秒
  ○春昼の特養さくら荘静か
 特養・・静かですよね。

○特急に越され長閑けし吉野線
 中千本の良い娘乗せて。

○履歴書の特技の欄の種浸し
 農業高校あるいは農大卒ですね・・

○寄居虫の婚姻は別居婚らし
 寄居虫には限らないけれど。

○別にといふをんなの着衣三鬼の忌
 着衣にだるいニュアンスあり。

○別館へ傾斜の廊下花の昼
 昼も夜も傾斜。伊豆あたり特に。

○別々に蟻穴を出て合流す
 なに示し合わせているんだか知らないけれど。

○彼岸西風列強国の旗並ぶ
 壮観です。

○列席の皆々様へ春の雪
 皆々様がインパクトあり。

○たんぽぽが一番偉い駐車場
 雑草取ってもたんぽぽは何気に残る。

○ぴかぴかの霊柩車行く花曇
 いつもぴかぴかにしてある霊柩車。

○春の灯を点せば戦車来てをりぬ
 ぞぞ・・・

○飛花落花静止してゐる救急車
 なかなか引き取ってくれる病院が見つからず発車できない。

○蟇穴を出てまず姫に挨拶す
 佐保姫に?
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2018年 4月 3日(火)21時32分27秒
  ◯われわれの特技を当てよしやぼん玉
祝儀泥棒。
◯花吹雪特売セール終わりけり
財をなす。
◯金魚鉢ロシアアヴァンギャルド特集
務めご苦労。
◯行く春や追悼特集厚くあり
省くものは省く。
◯終点は暮春快特久里浜行き
理屈じゃなく。
◯春昼の特養さくら荘静か
財産没収。
◯特に藍あそこぼくらの四月だよ
局部が痒い。
◯特急に越され長閑けし吉野線
資質隠すすべなく。
◯特別な人に亀鳴く日のありぬ
金じゃなくって。
◯特別な夜凡庸な桜散る
管理されないからこそ。
◯特別に花守にしてもらひけり
理想的境地。
◯年間購読特別付録春ショール
課金有ります。
◯履歴書の特技の欄の種浸し
勤務怠慢。
◯おとうとと別れてきたり桜餅
務めご苦労懲役三年。
 

選句です。

 投稿者:由季  投稿日:2018年 4月 3日(火)21時05分42秒
  ○行く春や追悼特集厚くあり
挨拶への挨拶。

○特別に花守にしてもらひけり
花守のいいとこ取り。

○おとうとと別れてきたり桜餅
ほどよく意味ありげ。

○春愁を別アカウントにてこぼす
春愁あるある。

○別々に蟻穴を出て合流す
嘘だと思うけれど映像が見える。

○遠足の列の痩せたり太つたり
俳句的な捉え方。

○行列の最後の男鳥雲に
アングルが面白い。

○春暑し列島状の鳥の糞
列島状、面白い。春暑しじゃなくてもいいかなと思いますけど・・。

○たんぽぽが一番偉い駐車場
黄色で目立っている。

○車道より狭き歩道や入学す
当たり前のことをあえて。歩道を行く子供たちに焦点。

○鳥雲に入る幅寄せの教習車
危なっかしいです。

○永き日の地下鉄の口ぽつかりと
類句はあるかもしれませんが良い感じ。

○壊れたる学習機能花疲れ
色々壊れているけれど、特に学習機能が。

○飛花落花バラ科モモ亜科スモモ属
いろいろな桜の品種が散っているようで楽しい。
 

選句しました。

 投稿者:洋子  投稿日:2018年 4月 3日(火)20時45分16秒
  ○履歴書の特技の欄の種浸し
 渋い特技。

○春宵をひとり別冊マーガレット
 マーガレットって今もあるのかな。
 おだいじんの女の子いました。

○然別紋別津別春百千鳥
 雰囲気ですね。

○鳥の巣の別売りパーツらしきもの
 パーツ何だろう。

○別館へ傾斜の廊下花の昼
 ミシミシ。

○遠足の列の痩せたり太つたり
 いつもみんなに遅れちゃう子だったなぁ。

○行列の最後の男鳥雲に
 行列って物悲しい。

○春暑し列島状の鳥の糞
 これ。ある。奔放すぎるわ。

○鳥雲に保育園児の列しづか
 列って哀愁あるね。

○直列の婆菜の花の黄を疾走す
 見苦しくてすいません自分もときどきやらかしてます。

○たんぽぽが一番偉い駐車場
 たんぽぽにこだわりがある人なのかな。

○ぴかぴかの霊柩車行く花曇
 あの仏壇乗っけた黒い車!最近見かけない。

○蒙昧といへば車間の花あかり
 蒙昧主義者。

○囀のひとつに車寅次郎
 そう思う。

○ぶらんこにいもうとの靴ゆれてをり
 靴が出てくると弱い。

○永き日の地下鉄の口ぽつかりと
 あの口ときどき怖いと感じる。

○東京の激辛カレー暮の春
 花粉症一網打尽の辛いカレー食べたい。

○飛花落花バラ科モモ亜科スモモ属
 モモスモモでバラバラに飛んで行く花だし。

○片耳のイヤホン花見疲れかな
 片耳だけでも違う世界へ。
 

選句しました。

 投稿者:亜紀  投稿日:2018年 4月 3日(火)17時34分13秒
  [○行く春や追悼特集厚くあり
厚く、に作者の熱い思いが。

○終点は暮春快特久里浜行き
暮春と久里浜の地名が響き会う。

○特別な人に亀鳴く日のありぬ
特異体質とも。w

○履歴書の特技の欄の種浸し
特技の欄ならでは。

○春愁を別アカウントにてこぼす
別人格になれるかも。

○春宵をひとり別冊マーガレット
懐かしいです~。

○別館へ傾斜の廊下花の昼
リアルなあるある感。

○別杯もかねて今宵の桜かな
何度でも乾杯。

○別々に蟻穴を出て合流す
合流す、で不思議さが増しました。

○春暑し列島状の鳥の糞
うまいこと落ちて形になりましたね。w

○海市へと真直ぐ自動運転車
勝手に運転されてゆくのが怖いです。

○自転車で突っ込む桜吹雪かな
舞台のフィナーレのようです。

○ぶらんこにいもうとの靴ゆれてをり
靴だけが揺れているような錯覚がミステリアス。

○片耳のイヤホン花見疲れかな
うたた寝の耳からぽとりと外れて。
 

選句です

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 4月 2日(月)23時03分35秒
  ○金魚鉢ロシアアヴァンギャルド特集
 すごい取り合わせですね。

○履歴書の特技の欄の種浸し
 即採用ですね。

○おとうとと別れてきたり桜餅
 「マナカナ解散」みたいなもので、そもそも弟と別れるってどういう状態なのでしょう。

○ワリカンで別れる花見疲れかな
 厳格割り勘主義の人と破局になったのですね。

○鳥の巣の別売りパーツらしきもの
 これは人間が組み立てる巣箱ですね。別売りパーツなんて考え出したら、デアゴスティーニ・ジャパンから「週刊・巣箱」とか出ていても不思議はない気がしてきました。

○別々に蟻穴を出て合流す
 一匹ずつだと密会っぽいけど、合流というと蟻の列がひとつになるような感じもします。

○遠足の列の痩せたり太つたり
 身長ではなく幅に目が行くところが面白いですね。せまい歩道をすれ違っているのでしょうか。

○自転車で突っ込む桜吹雪かな
 「藤棚の下に自転車ごと入る こしのゆみこ」が頭をよぎりましたが、どちらも豪快です。

○鳥雲に入る幅寄せの教習車
 季語との不思議な響き合い具合が絶妙ですね。

○ぶらんこにいもうとの靴ゆれてをり
 で、いもうとはいないのですね。怖いよ~。

○永き日の地下鉄の口ぽつかりと
 永き日感があります。

○壊れたる学習機能花疲れ
 人間をシステム的に捉えた感慨だと思うのですが、実感があります。

○春キャベツ野菜炒めが得意です
 春キャベツが自己紹介しているような気もします。人間が自己紹介しているなら、もっとすごいことをアピールしてほしいです。

○東京の激辛カレー暮の春
 「東京の」がじつに効いています。
 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2018年 4月 2日(月)12時16分44秒
  ○行く春や追悼特集厚くあり
挨拶とはこうだよなと。

○特別な夜凡庸な桜散る
桜はこうだし、それでよし。特別が特別に。

○特別に花守にしてもらひけり
俳人にしかわからない特別感。

○おとうとと別れてきたり桜餅
おとうとと桜餅は実につり合う。

○春宵をひとり別冊マーガレット
紙質とか厚さも春宵的。

○別館へ傾斜の廊下花の昼
俳句だ。

○春暑し列島状の鳥の糞
鳥の糞がどんなに困りものか。クソッて感じ。

○直列の婆菜の花の黄を疾走す
なにごとであろうか。婆さんが何人も疾走している。怖いものなしの婆さんは凄い。

○列席の皆々様へ春の雪
皆々様の滑稽感が明るい雪。

○自転車で突っ込む桜吹雪かな
青春もののアニメ的な場面。

○飛花落花バラ科モモ亜科スモモ属
もももすももも薔薇のうち。違うか。

○片耳のイヤホン花見疲れかな
微かな違和感のある片耳。

○毎日まるを描くアネモネアネモネ
狂気或いは幼児性。不安。
 

選句しました。

 投稿者:月犬  投稿日:2018年 4月 1日(日)23時25分40秒
  ゆかりさん、ファイルよろしく。

◯特に藍あそこぼくらの四月だよ
 ぼくらの四月がいいなあ。

◯特出しにM字とV字目貼剥ぐ
 まったく:笑 目貼りじゃないと思うけど:笑

◯特別な人に亀鳴く日のありぬ
 そんな地味な特別な人にワタシハナリタイ。

◯特別に花守にしてもらひけり
 よかったね。ワタシモナリタイ。

◯おとうとと別れてきたり桜餅
 「おとうと」としたところがいいです。わたしなら「をんなら」ととしてしまいます:笑

◯別にといふをんなの着衣三鬼の忌
 生意気そうなところがいいですね。けっこう好き:笑

◯別館へ傾斜の廊下花の昼
 たしかに別館への通路って傾斜してます。リアル!

◯別々に蟻穴を出て合流す
 なんだか、特殊部隊みたいでかっこいいなあ。

◯別離のち白く海市の墓に舞ふ
 よくわからないけど、海市の墓がおもしろいなあ。

◯花ふヾき日本列島巻き上げよ
 で、粉々にしてやろうぜ:笑。こんな国!

◯鳥雲に保育園児の列しづか
 そりゃいかん、子供だったらもっと手に負えないくらい騒げよ!

◯壊れたる学習機能花疲れ
 ずっと前から壊れています、私だけでなくてよかったあああ:笑

◯春キャベツ野菜炒めが得意です
 得意というほどのものではないね。

◯毎日まるを描くアネモネアネモネ
 ご苦労様です。お姉さんも一緒でよかった。
 

選句しました。

 投稿者:京野さち  投稿日:2018年 4月 1日(日)23時19分53秒
  ゆかり様、ありがとうございます。

〇花吹雪特売セール終わりけり
最後は出血大サービスの様な気がします。

〇行く春や追悼特集厚くあり
なるほど確かにこれは「行く春」の季語が一番合いますね。

〇特別な人に亀鳴く日のありぬ
それって本当ですか?エイプリル・フールのネタだったりしませんか?

〇特別な夜凡庸な桜散る
桜を凡庸扱いとは、どれだけ特別な夜だったんでしょう。

〇鳥の巣の別売りパーツらしきもの
そう言われると、道端にあるどれもこれもがそう見えてきますね。

〇春暑し列島状の鳥の糞
どちらがどちらの比喩なのか。考えるより先に臭さが押し寄せてきました。これも春なのでしょう。

〇列席の皆々様へ春の雪
空からのアナウンスがあったりして。

〇ぴかぴかの霊柩車行く花曇
「ぴかぴかの」が「花」のイメージ、「霊柩車」が「曇」のイメージ。この上ない取り合わせだと思います。

〇飛花落花静止してゐる救急車
書いてある事以上に周りの人々の在りようが、これでもかと見えてきます。

〇壊れたる学習機能花疲れ
受験勉強で力を使い果たしたのでしょうか。これだと志望校に合格しても入ってからが大変。

〇春キャベツ野菜炒めが得意です
新入社員歓迎会での自己紹介みたいで面白いと思いました。

〇東京の激辛カレー暮の春
上京したての人でしょうか。東京暮らしが長いなら、もっと具体的な地名を言う筈。

〇飛花落花バラ科モモ亜科スモモ属
外国人から見た日本の光景ってこんな感じなんでしょうかね。

〇飛花落花風に抗ふひとひらも
ぱっと目についた個性的に見えたひとひら「も」結局は飛花落花の内に収まってしまう。人間の運命に似ているかも。
 

選句しました

 投稿者:らくだ  投稿日:2018年 4月 1日(日)18時27分5秒
  ◯われわれの特技を当てよしやぼん玉
 たぶん特技なんてないと思う。しゃぼん玉ならすぐ壊れるところなんだけど。

◯特別に花守にしてもらひけり
 いいなぁ。そういうコネならほしいなぁ。

◯履歴書の特技の欄の種浸し
 就農するなら、これはかなりアピールする点ではなかろうか。

◯春愁を別アカウントにてこぼす
 うん、ネットにはわたしが3人います。

◯鳥の巣の別売りパーツらしきもの
 上手い!鳥の巣がプラモデルみたいに思えて可笑しい。

◯別にといふをんなの着衣三鬼の忌
 今ならツンデレというところか。着衣という言い方が、今はもう女はいなくて回想シーンみたいに思える。

◯別杯もかねて今宵の桜かな
 春は別れの季節でもあります。でもまた、いつか会える。

◯別々に蟻穴を出て合流す
 なるほど。あちこちに小さな砂山が出来るんですけど、場所が違っても仕事は同じなのね。

◯遠足の列の痩せたり太つたり
 上手い!子どものわらわらした感じがよく出ています。

◯たんぽぽが一番偉い駐車場
 草むしりの体験上、たんぽぽはヒジョーに刈りづらいんです。そして毎年生えてくる。「偉い」というのは俳な言い方ですね。

◯蒙昧といへば車間の花あかり
 なんだか単語ひとつですごい話のような気がしてくる。

◯囀のひとつに車寅次郎
 人名句としてとっても明るくて好き。あの口上が聞こえてくる。

◯水温む弁財天の呪ひほど
 もしやアベックで行きませんでしたか?

◯飛花落花バラ科モモ亜科スモモ属
 上手いこと七五になってますね~^^; でもまるで他の花みたい。さくらはさくらってことで、分類はなしにしましょう。
 

選句です。

 投稿者:なむ。  投稿日:2018年 4月 1日(日)08時00分58秒
  ◎終点は暮春快特久里浜行き
スカセン性、いいね。

◎春宵をひとり別冊マーガレット
別間の別マ。

◎別にといふをんなの着衣三鬼の忌
綺麗だし才能もある女優ですよね。

◎別館へ傾斜の廊下花の昼
継ぎ足し継ぎ足しの旅館が髣髴。

◎別々に蟻穴を出て合流す
文春砲に注意せよ。

◎遠足の列の痩せたり太つたり
ふむ、巧い。

◎春暑し列島状の鳥の糞
汚いけど実感。

◎列席の皆々様へ春の雪
言い得て妙。

◎ぴかぴかの霊柩車行く花曇
見事な桜咲く斎場。

◎自転車で突っ込む桜吹雪かな
思い切り突っ込め。

◎春の灯を点せば戦車来てをりぬ
東欧性あり。

◎ぶらんこにいもうとの靴ゆれてをり
谷中霊園五重塔跡公園で昨日目撃しました。

◎永き日の地下鉄の口ぽつかりと
そういわれればそうだなあ。

◎飛花落花風に抗ふひとひらも
抗ってるわけじゃなくて、なんていうか風の隙間へ流れこむひとひらですね。巧い。
 

選句

 投稿者:朝比古  投稿日:2018年 4月 1日(日)06時41分16秒
  ☆われわれの特技を当てよしやぼん玉
 そんな命令口調で言われても・・・

☆履歴書の特技の欄の種浸し
 趣味欄に記載した方がよいかも。

☆おとうとと別れてきたり桜餅
 すぐにまた会う、軽い別れ。

☆別館へ傾斜の廊下花の昼
 客室露天風呂付部屋への誘い。

☆一列に並ぶダンサー青き踏む
 ラインダンスってすでに懐かしい。

☆春の海までは整列乗車する
 横須賀線のイメージ。

☆列席の皆々様へ春の雪
 雪は吉兆。

☆たんぽぽが一番偉い駐車場
 偉そうにしてないところも好感。

☆自転車で突っ込む桜吹雪かな
 健康的な遊び。

☆春の灯を点せば戦車来てをりぬ
 来てほしくない。

☆囀のひとつに車寅次郎
 BGM的映画鑑賞。

☆ぶらんこにいもうとの靴ゆれてをり
 春の幻影。

☆永き日の地下鉄の口ぽつかりと
 大阪御堂筋線のイメージ。

☆片耳のイヤホン花見疲れかな
 片方はぶるさがっている。


 

選句しました。

 投稿者:裕美  投稿日:2018年 4月 1日(日)04時33分8秒
編集済
  ○春昼の特養さくら荘静か
うん、静かそう。

○履歴書の特技の欄の種浸し
何を書いてるんだ。

○寄居虫の婚姻は別居婚らし
ふふふ。ですねー。

○鳥の巣の別売りパーツらしきもの
あれもそれぞれの鳥によってカスタマイズされてますからね。

○別館へ傾斜の廊下花の昼
よくある温泉ホテルとかの、本館と別館に分かれているあの長い廊下、結構好きです

○園児らの二列さくらの二番線
遠足かなあ。電車のなか、こどもたちはわくわく、先生たちは大変ですね。

○行列のしんがりといふ朧かな
朧はそういうことをしそうなんですよ。

○春暑し列島状の鳥の糞
季語と合っているし、こんなものまで見てるなんて俳人だなあ。

○直列の婆菜の花の黄を疾走す
なに、なに、すごい! はやい!

○チューリップ廃車のとなり愛車かな
なんだか、いずれ愛車も廃車になってしまいそうで…

○車道より狭き歩道や入学す
田舎の学校なのでしょうか。

○富士を背に見る春潮の車窓かな
旅行のわくわく感がありますね。

○永き日の地下鉄の口ぽつかりと
こわい描かれ方だ。

○春の宵二度と行かないこの駅舎
廃線になってしまうのかな。しかし中七の言葉の強さから、何か嫌なことあったようにも取れる。
 

選句しました

 投稿者:火尖  投稿日:2018年 4月 1日(日)02時21分27秒
  ○われわれの特技を当てよしやぼん玉
しゃぼん玉には映りこむ

○終点は暮春快特久里浜行き
京急線の加速は気持ちがいい

○特に藍あそこぼくらの四月だよ
ぼくらの四月という希少性

○おとうとと別れてきたり桜餅
あのおとうとが桜餅を出してきた。そういう疎遠さ

○寄居虫の婚姻は別居婚らし
機知的写生

○春宵をひとり別冊マーガレット
LaLaでも花とゆめでもなく

○別館へ傾斜の廊下花の昼
薄い絨毯張りの下にミミズ腫れのような段差があったり

○別珍に揺れて眠れよ花の昼
こういう別珍の使い方好き

○別々に蟻穴を出て合流す
よっ

○彼岸西風列強国の旗並ぶ
彼岸西風が意外としっくりくる

○列席の皆々様へ春の雪
顔面や眉毛に春の雪が絡んでちょっと大変そうな景

○海市へと真直ぐ自動運転車
自動運転でそこへたどりつけるか試験中

○春の灯を点せば戦車来てをりぬ
気付かなかった

○蟇穴を出てまず姫に挨拶す
しきたり
 

特別列車句会・投句一覧

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 4月 1日(日)01時12分48秒
  投句一覧です。

【特】
われわれの特技を当てよしやぼん玉
花吹雪特売セール終わりけり
金魚鉢ロシアアヴァンギャルド特集
行く春や追悼特集厚くあり
終点は暮春快特久里浜行き
春昼の特養さくら荘静か
特に藍あそこぼくらの四月だよ
特急に越され長閑けし吉野線
特出しにM字とV字目貼剥ぐ
特別な人に亀鳴く日のありぬ
特別な夜凡庸な桜散る
特別に花守にしてもらひけり
年間購読特別付録春ショール
履歴書の特技の欄の種浸し

【別】
おとうとと別れてきたり桜餅
ワリカンで別れる花見疲れかな
寄居虫の婚姻は別居婚らし
春愁を別アカウントにてこぼす
春宵をひとり別冊マーガレット
然別紋別津別春百千鳥
鳥の巣の別売りパーツらしきもの
別にといふをんなの着衣三鬼の忌
別館へ傾斜の廊下花の昼
別珍に揺れて眠れよ花の昼
別添の資料分厚し鳥雲に
別杯もかねて今宵の桜かな
別々に蟻穴を出て合流す
別離のち白く海市の墓に舞ふ

【列】
一列に並ぶダンサー青き踏む
園児らの二列さくらの二番線
遠足の列の痩せたり太つたり
花ふヾき日本列島巻き上げよ
行列のしんがりといふ朧かな
行列の最後の男鳥雲に
春の海までは整列乗車する
春暑し列島状の鳥の糞
鳥雲に保育園児の列しづか
直列の婆菜の花の黄を疾走す
二列目の猫の子嗅いでまたぐだけ
白シャツと水玉模様ながい列
彼岸西風列強国の旗並ぶ
列席の皆々様へ春の雪

【車】
たんぽぽが一番偉い駐車場
チューリップ廃車のとなり愛車かな
ぴかぴかの霊柩車行く花曇
海市へと真直ぐ自動運転車
菜の花に静態保存の車輪かな
自転車で突っ込む桜吹雪かな
車道より狭き歩道や入学す
春の灯を点せば戦車来てをりぬ
初蝶の横切つてゆく車道かな
鳥雲に入る幅寄せの教習車
飛花落花静止してゐる救急車
富士を背に見る春潮の車窓かな
蒙昧といへば車間の花あかり
囀のひとつに車寅次郎

【当季雑詠】
ぶらんこにいもうとの靴ゆれてをり
レシートを三枚集めつばくらめ
永き日の地下鉄の口ぽつかりと
花びらの旅よ手のひら通過して
壊れたる学習機能花疲れ
月日貝目の中の明るきを見る
春キャベツ野菜炒めが得意です
春の宵二度と行かないこの駅舎
水温む弁財天の呪ひほど
東京の激辛カレー暮の春
特殊詐欺被害報告金瘡小草
飛花落花バラ科モモ亜科スモモ属
飛花落花風に抗ふひとひらも
片耳のイヤホン花見疲れかな
本命は追はぬがよろし桜花賞
毎日まるを描くアネモネアネモネ
蟇穴を出てまず姫に挨拶す

(以上)

14句選(特選、逆選なし)
選句締切:4月4日(水)23時(JST)

投稿先:みしみし第二
http://6911.teacup.com/3434/bbs
(返信とかスレッドとか難しいことを考えないで、そのまま書き込んで下さい。)

題に関わらず全体から選句数分選句にてお願い致します。
★整理の都合上、句の順番はそのままにして下さい。
(人力で集計しているので、順番を変えられると大変なんです!)

ではよろしくお願い致します。
 

選評

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 3月29日(木)21時34分26秒
   遅くなりましたが、選評です。

○てふてふの窓を飛び立つ暗殺史
 てふてふの窓を飛び立つ刹那に歴史が回転するような味わいがありますね。

○暗がりを脱いだり着たり卯波かな
 卯波に揺れる舟の上で光の変化を感じているのでしょうか。ダイナミックです。

○暗算のあらら蛙の目借り時
 「あらら」が絶妙ですね。

○桜餅の最も暗き箇所を食む
 どことなく淫靡な味わいもあります。

○耳奥の暗がりほどの桜冷え
 明暗と寒暖という別の感覚の響き合いがいいですね。

○大川を暗くしてゐる桜かな
 まさかライトアップでは…。

○葉は少し暗き塩味桜餅
 ひょっとして桜餅って暗い食べ物なのか…。皆さんの句に触れそう感じ始めた私がいることを否定できません。

○翼去る巣箱に暗闇を残し
 雛、食べられちゃったんですね。

○2号車の13のE春の海
 窓際なのですね。

○号令を聞かぬペンギン春の雲
 これはかわいいです。「春の雲」の離れ具合がいいですね。

○復号の秘密鍵ならつくしんぼ
 情報処理技術者試験の勉強でもしているんでしょうか。

○花衣ぬいで鐘紡資生堂
 妙に高級感のないものを並べましたね。モンローはシャネルの5番でしたっけ。

○球根を植う脈々と資本主義
 邪悪ですね。

○エンゼル・フィッシュ楽器のやうに産むらしい
 「楽器のやうに産む」というあり得ない比喩がすばらしいですね。

○桜咲く世界遺産へ徒歩10分
 世界遺産に境界線があるという認識をあらたにしました。

○産婦いま桜吹雪を噴き出して
 妖怪みたいですね。

○コーヒーメーカーの水のなくなる遅日かな
 この長大な上五字余り、いいですね。

○花守のヘ音記号のやうな顔
 顎がない人なのですね。

○卒業に我在りと座すピアノかな
 学年に一人くらいそういうのがいますよね。

 

特別列車句会・ご案内

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 3月29日(木)21時11分0秒
   出題します。

【特】
【別】
【列】
【車】
【当季雑詠】(何句でも。無季可。他季不可)

投句締切:3月31日(土)24:00(JST)
投句宛先:掲示板http://6911.teacup.com/3434/bbs
     下の方の「管理者へメール」からお願いします。

★整理の都合上、俳句の行には俳句以外の題とか記号とか俳号とか本名とかを
 書かないで下さい。
 また、空白行や題の行を置かず出題順に左詰で列挙願います。
 メールアドレスだけだとどなたか分らないので、★タイトルに俳号とか本名とか
お書き添えください。

この句会は互選です。投句のみ、選句のみの参加はご遠慮下さい。

 よろしくどうぞ。
 

暗号資産句会・作者発表

 投稿者:百花  投稿日:2018年 3月28日(水)15時30分56秒
  暗号資産句会・作者発表です。
間違いありましたら、ご連絡ください。
早めの選句のご協力、ありがとうございました。


葉は少し暗き塩味桜餅          なむ   百ゆぽ哲
号泣のあとの静寂桜餅          なむ   ぽ
山裾の遊糸や水資源の村         なむ
爺婆の背や産院の春炬燵         なむ
卒業の朝の口笛なのである        なむ   朝百あさ亜火苑哲

暗殺の計頓挫せり花吹雪         さち   裕月け哲
鷹鳩やこだま650号          さち
桜さくら資源大国ニッポンよ       さち
蛇穴を出づとは土の蛇を産む       さち   裕
紙で手を切って痛まぬ花の昼       さち   月あけ
卒業に我在りと座すピアノかな      さち   むら由けゆ海

翼去る巣箱に暗闇を残し         ぽぽな  むら百洋ゆ海
鳥雲つぎの年号なんだろう        ぽぽな  海
野をゆけば紋白蝶の来る資質       ぽぽな  朝ら洋
産みたての卵と親と陽炎えり       ぽぽな  ら洋海
おんどりを焦らすめんどり山笑う     ぽぽな  海

牛蛙鳴いて天地の暗転す         月犬   海ぽ亞
号令の飛び交ふ花見となりにけり     月犬   朝由け亜
資材課の花見ひつそり終はりけり     月犬   朝むら裕由け亜火苑
つぎつぎと産声あがる春の産院      月犬   洋
たましひのはなしなどして松のはな    月犬   らけ海苑

桜餅の最も暗き箇所を食む        裕美   朝由ゆ苑ぽ亞
春の闇大きく低く呼ぶ屋号        裕美   ら火
しづけさや復活祭の資生堂        裕美   哲
産婦いま桜吹雪を噴き出して       裕美   月さゆ
卵白の固く泡立つまで霞む        裕美   ら哲

大川を暗くしてゐる桜かな        朝比古  月ゆ亜火亞
花の昼テレビにコント55号       朝比古  さ由火苑亞
資産家の家の大きな桜かな        朝比古  百あさ苑哲
身籠りし人が桜の下ゆけり        朝比古  け亜火
みなしごを集めるやうに花筏       朝比古  む百火海ぽ哲亞

暗算のあらら蛙の目借り時        らくだ  裕月あさ洋ゆ火亞
復号の秘密鍵ならつくしんぼ       らくだ  けゆ
花衣ぬいで鐘紡資生堂          らくだ  むゆ火
桜咲く世界遺産へ徒歩10分       らくだ  朝百由ゆ
落第の記念号外縮刷版          らくだ  さ

暗幕をつま先覗き卒業期         あんこ  む百由ぽ
夏みかん三号で終はる同人誌       あんこ  朝百裕月さ亜苑亞
資源ごみ名残の雪とともに捨つ      あんこ  さ
揚ひばり地産地消のレストラン      あんこ  朝百裕け海ぽ
花の夜アルファベットのビスケット    あんこ  むけ洋火海哲

暗がりを脱いだり着たり卯波かな     洋子   さ由ゆ海苑
すもも散る号泣のやう椅子がある     洋子   あ由
金魚買ふこのごろ資生堂パーラー     洋子   哲
エンゼル・フィッシュ楽器のやうに産むらしい 洋子 朝百裕由ゆ火哲
さえづりを溺れるやうに眠るかな     洋子   むら百裕亜

春分の日や暗室の赤き影         けんじ  むさ亜海
春暁の三号室からの悲鳴         けんじ  裕さ苑
球根を植う脈々と資本主義        けんじ  ゆ火
国産にこだはつてゐる木ノ芽和      けんじ  朝ら百さ
唐桃の花秒針のない時計         けんじ  あ洋亜海

春陰に暗記したものみな落とす      亞子   むら百裕さ由洋火ぽ
100号のキャンバスに落つ白椿     亞子   む
車両部・資材部合同花見会        亞子   けぽ
産直の幟はためく花曇          亞子   む月
水引の綺麗な張りも花の昼        亞子   百亜哲

とつとつと暗渠を辿り沈丁花       由季   朝洋亜哲
号令を聞かぬペンギン春の雲       由季   むら百裕月あ洋ゆ亜火苑亞
資生堂パーラーへ消ゆ花衣        由季   あ
霾れる産業道路猛進す          由季   朝月
花守のヘ音記号のやうな顔        由季   朝ら裕あゆ苑亞

暗渠から暗渠へ春の雪しんしん      亜紀   む由哲
号泣のあとの晴ればれ春の星       亜紀
資源ごみ置き場へ桜吹雪かな       亜紀   百月さ由海苑ぽ亞
産土の水の匂ひや風光る         亜紀   百ぽ
同じ曲また繰り返し花疲れ        亜紀   らあ
花三分ノートに我名書き足せる      亜紀
花疲れフォークギターを掻き鳴らし    亜紀   由
蜃気楼高層ビルも神殿も         亜紀   裕

暗闇に伸べし手足かきらん草       百花
2号車の13のE春の海         百花   朝む裕ゆ苑亞
蛇穴を出づ六桁の軍資金         百花   ら亜火ぽ
三鬼忌の産声に歯のなかりけり      百花   む裕洋亜海哲
月日貝師恩の海にさす光         百花   ぽ

暗号が土筆の下と言つてゐる       哲哉   朝ら百裕け火ぽ亞
十号の指輪や春の三越にて        哲哉
春うれひ資料の隅のドラえもん      哲哉   朝裕あ由け洋火苑
産休の先生に鷽鳴きにけり        哲哉   洋
コーヒーメーカーの水のなくなる遅日かな 哲哉   朝月あけ洋ゆ苑

耳奥の暗がりほどの桜冷え        火尖   月あゆ苑ぽ亞
「花吹雪でしたね」トしばらく号泣    火尖   洋ぽ
配られて使はぬ資料鳥雲に        火尖   朝らあさ由亜苑哲亞
春の月京産大は山の上          火尖   月さけ海亞
兄弟の振りをしてゐる四月馬鹿      火尖   月あ由け洋海苑ぽ哲亞

みほとりのだんだん暗く落椿       海太   む
嗚咽して号泣きみは雪解水か       海太   裕火
融資なら染井吉野が散る頃に       海太   さ
蜷の道転んで産気づいてをり       海太   朝百月さ洋

てふてふの窓を飛び立つ暗殺史      苑を   月けゆ亜海哲亞
号令の近づいて来る春満月        苑を   月けぽ
朧夜や施錠されたる資料室        苑を   むらあ亜哲
パンヂーがこつちを向いてゐる産院    苑を   あ洋
夜桜の囁き身動きが取れぬ        苑を   ら月あさけ亜海

暗箱を凝視す卒業生一同         ゆかり  亞
全員が号外を待つ飛花落花        ゆかり  由ぽ哲
資料1 クビアカツヤカミキリ幼虫によるサクラ被害 ゆかり  む裕月洋火亞
花冷えや建替を待つ旧産院        ゆかり  あ由亜苑
ここからが河岸段丘花あまた       ゆかり

 

選句です。

 投稿者:亞子  投稿日:2018年 3月28日(水)13時28分22秒
  ゆかりさん。さすがピアニスト。風邪を「弾かれ」たとか。
お大事に。
月犬さんお世話さまです。

◯てふてふの窓を飛び立つ暗殺史
華麗になりました。

◯暗号が土筆の下と言つてゐる
暗号は土筆のかたちと親和性あり。

◯暗算のあらら蛙の目借り時
調子がよろしい。

◯暗箱を凝視す卒業生一同
古い大型カメラですな。

◯牛蛙鳴いて天地の暗転す
大袈裟でいいです。
牛蛙の声、低く木管の音のようだった(youtube)。

◯桜餅の最も暗き箇所を食む
餡は暗いのです。

◯耳奥の暗がりほどの桜冷え
微妙なたとえですが、気分はわかる。

◯大川を暗くしてゐる桜かな
ライトアップしようとも。

◯2号車の13のE春の海
窓側ですね。

◯夏みかん三号で終はる同人誌
明るいから大丈夫、また出せばいいんです。

◯花の昼テレビにコント55号
バランスのよいコンビでした。

◯号令を聞かぬペンギン春の雲
聞く耳にはみえません。

◯資源ごみ置き場へ桜吹雪かな
都会の、あたりまえでせつない景。

◯資料1 クビアカツヤカミキリ幼虫によるサクラ被害
ほんとだ(ググった)。
首が赤い! 樹木を内部から喰う!

◯配られて使はぬ資料鳥雲に
はなはだしい日常感あり。

◯春の月京産大は山の上
丘ではなく山、がいい。

◯みなしごを集めるやうに花筏
そうだったのかと、ヒザを打つ。

◯花守のヘ音記号のやうな顔
「ト」じゃないところ、なんとなくわかる。

◯兄弟の振りをしてゐる四月馬鹿
何故だろうと考えさせるところがいいです。
 

選句です。

 投稿者:哲哉  投稿日:2018年 3月28日(水)12時10分21秒
  ○てふてふの窓を飛び立つ暗殺史
この蝶もだれかを殺しに行くのかな。

○とつとつと暗渠を辿り沈丁花
水の匂いと沈丁花の匂いがふわっと混ざる。

○暗渠から暗渠へ春の雪しんしん
牡丹雪ってときどき逆流する、わかります。

○暗殺の計頓挫せり花吹雪
花が吹雪くなら頓挫してもまあいっか。

○葉は少し暗き塩味桜餅
餅の部分はあかるい甘味。

○全員が号外を待つ飛花落花
なんの号外だろう。裁判かな。

○しづけさや復活祭の資生堂
休業かな。周りにエッグがおいてあったり。

○金魚買ふこのごろ資生堂パーラー
「飼ふ」の方が面白いのではないかな。資生堂パーラーのビーフシチューが美味しい。(めっちゃ高い)

○資産家の家の大きな桜かな
代々伝わるタイプのやつ。

○配られて使はぬ資料鳥雲に
帰り道でゴミ箱にダンクシュート。

○朧夜や施錠されたる資料室
このあと鍵を探しに行くが、恐らく見つからない。

○エンゼル・フィッシュ楽器のやうに産むらしい
きっとチェンバロのように。

○三鬼忌の産声に歯のなかりけり
産声に歯がない、面白い。

○みなしごを集めるやうに花筏
僕も連れてって。

○花の夜アルファベットのビスケット
子どもに英語を教えるやつ。

○兄弟の振りをしてゐる四月馬鹿
じつは親子?恋人?

○水引の綺麗な張りも花の昼
誰か結婚したのかしら。

○卒業の朝の口笛なのである
もっともらしく言ってるのが可愛い。

○卵白の固く泡立つまで霞む
ツノが立つまで泡立てます。
 

選句です

 投稿者:ぽぽな  投稿日:2018年 3月28日(水)10時10分50秒
  ゆかりさんお大事に。月犬さんいつも感謝です。

○暗号が土筆の下と言つてゐる
範囲広いです。これからが本番。

○暗幕をつま先覗き卒業期
隠されて入るものは知りたくなりますね。

○牛蛙鳴いて天地の暗転す
牛蛙が効いています。

○桜餅の最も暗き箇所を食む
青春です。

○耳奥の暗がりほどの桜冷え
くすぐったい。

○春陰に暗記したものみな落とす
落ちます落ちます。

○葉は少し暗き塩味桜餅
暗き塩味がうまい!

○「花吹雪でしたね」トしばらく号泣
俳の使い方が面白いです。

○号泣のあとの静寂桜餅
豊かです。

○号令の近づいて来る春満月
子供が起きます。

○全員が号外を待つ飛花落花
待望の良き知らせ!でありますように。

○資源ごみ置き場へ桜吹雪かな
ダンボールとかにはなかなか綺麗。

○車両部・資材部合同花見会
ミングルは楽しい。

○蛇穴を出づ六桁の軍資金
穴っぽいです。

○産土の水の匂ひや風光る
秩父な感じ。

○揚ひばり地産地消のレストラン
有機栽培でマクロビで。

○みなしごを集めるやうに花筏
ある意味みなみなしご。

○兄弟の振りをしてゐる四月馬鹿
面白い!楽しい。

○月日貝師恩の海にさす光
光であります。しみじみと。

ありがとうございました。

http://www.facebook.com/PoponaTsukino

 

選句です。

 投稿者:苑を  投稿日:2018年 3月28日(水)09時53分42秒
  ○暗がりを脱いだり着たり卯波かな
波頭が見える。

○桜餅の最も暗き箇所を食む
最も暗きと言われると確かに。

○耳奥の暗がりほどの桜冷え
しーんと。

○2号車の13のE春の海
E席に奥まる感じで海を。旅に出たくなる。

○夏みかん三号で終はる同人誌
三号、確かに。

○花の昼テレビにコント55号
そうそう、まさに花の昼だったね。

○号令を聞かぬペンギン春の雲
かわいいのー。

○春暁の三号室からの悲鳴
事件か。

○資源ごみ置き場へ桜吹雪かな
花屑も溜まっていく。

○資材課の花見ひつそり終はりけり
地味なのね。

○資産家の家の大きな桜かな
家も庭も木も大きい。手入れ大変とか貧乏人の感想。

○春うれひ資料の隅のドラえもん
落書きなんだろな。シールってこともある。

○配られて使はぬ資料鳥雲に
よくある。

○花冷えや建替を待つ旧産院
ある。

○コーヒーメーカーの水のなくなる遅日かな
事務所かな。

○たましひのはなしなどして松のはな
はなしとはな。

○花守のヘ音記号のやうな顔
花守っぽい。

○兄弟の振りをしてゐる四月馬鹿
どうでもよさ加減がよいです。

○卒業の朝の口笛なのである
なのであるか。卒業おめでとう。
 

選句

 投稿者:海太  投稿日:2018年 3月28日(水)03時44分14秒
  ◯てふてふの窓を飛び立つ暗殺史
松本。

◯暗がりを脱いだり着たり卯波かな
鈴木。

◯牛蛙鳴いて天地の暗転す
真里。

◯春分の日や暗室の赤き影
伊賀。

◯翼去る巣箱に暗闇を残し
北大路。

◯鳥雲つぎの年号なんだろう
小渕。

◯資源ごみ置き場へ桜吹雪かな
遠山。

◯三鬼忌の産声に歯のなかりけり
加藤。

◯産みたての卵と親と陽炎えり
暁。

◯春の月京産大は山の上
鶴瓶。

◯揚ひばり地産地消のレストラン
美空。

◯おんどりを焦らすめんどり山笑う
谷岡。

◯たましひのはなしなどして松のはな
池田。

◯みなしごを集めるやうに花筏
ハッチ。

◯花の夜アルファベットのビスケット
MORINAGA。

◯兄弟の振りをしてゐる四月馬鹿
ぴんから。

◯卒業に我在りと座すピアノかな
ベーコン。

◯唐桃の花秒針のない時計
十郎。

◯夜桜の囁き身動きが取れぬ
お七。
 

選句しました

 投稿者:火尖  投稿日:2018年 3月28日(水)02時00分13秒
  ○暗号が土筆の下と言つてゐる
解いて楽しい暗号

○暗算のあらら蛙の目借り時
本当にあららという感じ

○春陰に暗記したものみな落とす
ぽとぽとと

○大川を暗くしてゐる桜かな
桜の存在感

○花の昼テレビにコント55号
つきっぱなしのテレビ

○号令を聞かぬペンギン春の雲
ペンギン性がすごい

○春の闇大きく低く呼ぶ屋号
呼ぶ方にも迫力

○嗚咽して号泣きみは雪解水か
どことなく折笠美秋

○花衣ぬいで鐘紡資生堂
大企業だけあってさすがの語呂の良さ

○球根を植う脈々と資本主義
もう刷り込まれてるし

○資材課の花見ひつそり終はりけり
すみっこ感

○資料1 クビアカツヤカミキリ幼虫によるサクラ被害
サクラがカタカナなのがまたそれっぽくていいですね。

○蛇穴を出づ六桁の軍資金
微妙な額

○春うれひ資料の隅のドラえもん
ドラえもんが決まりすぎて却って春愁でいいかちょっと悩むがそれにしてもドラえもんの見事さ

○エンゼル・フィッシュ楽器のやうに産むらしい
見てみたい

○身籠りし人が桜の下ゆけり
懶い

○みなしごを集めるやうに花筏
集めても離れていってしまう

○花の夜アルファベットのビスケット
シンプルイズベスト

○卒業の朝の口笛なのである
同じような卒業の句は多いと思うが「なのである」がいいのである
 

選句しました。

 投稿者:亜紀  投稿日:2018年 3月27日(火)22時57分58秒
  ゆかりさん、どうぞお大事にされてください。

○てふてふの窓を飛び立つ暗殺史
てふてふが象徴的で効いている。

○とつとつと暗渠を辿り沈丁花
とつとつが良い味をだしている。

○春分の日や暗室の赤き影
暗室の独特の匂いまで再現。

○大川を暗くしてゐる桜かな
桜の明るさとの対比が効果的。

○夏みかん三号で終はる同人誌
ありゃりゃ。。残念。

○号令の飛び交ふ花見となりにけり
老若男女、団体様の引率は大変~。

○号令を聞かぬペンギン春の雲
行列はいつのまにか拡散中。

○資材課の花見ひつそり終はりけり
静かにでもじっくりと花を愛でました。

○蛇穴を出づ六桁の軍資金
六桁というところが少々心もとないですね。w

○配られて使はぬ資料鳥雲に
パンフレット類をやたらと手渡されて。

○朧夜や施錠されたる資料室
お宝の資料が見つかりそう。

○花冷えや建替を待つ旧産院
代々お世話になった産院なのでしょう。

○三鬼忌の産声に歯のなかりけり
改まって言われると可笑しい。

○身籠りし人が桜の下ゆけり
脈々と続いてゆく命。

○さえづりを溺れるやうに眠るかな
春はとにかくよく眠れますよ。

○水引の綺麗な張りも花の昼
ぱりっと晴れの日ですね。

○卒業の朝の口笛なのである
うきうきなのか、惜別なのか。

○唐桃の花秒針のない時計
相乗効果で何故か響き合っている。

○夜桜の囁き身動きが取れぬ
妖しき夜桜に金縛り状態。
 

選句です。静臥中につき選評はいずれ

 投稿者:ゆかり  投稿日:2018年 3月27日(火)22時15分11秒
  ○てふてふの窓を飛び立つ暗殺史
○暗がりを脱いだり着たり卯波かな
○暗算のあらら蛙の目借り時
○桜餅の最も暗き箇所を食む
○耳奥の暗がりほどの桜冷え
○大川を暗くしてゐる桜かな
○葉は少し暗き塩味桜餅
○翼去る巣箱に暗闇を残し
○2号車の13のE春の海
○号令を聞かぬペンギン春の雲
○復号の秘密鍵ならつくしんぼ
○花衣ぬいで鐘紡資生堂
○球根を植う脈々と資本主義
○エンゼル・フィッシュ楽器のやうに産むらしい
○桜咲く世界遺産へ徒歩10分
○産婦いま桜吹雪を噴き出して
○コーヒーメーカーの水のなくなる遅日かな
○花守のヘ音記号のやうな顔
○卒業に我在りと座すピアノかな
 

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